JP2019027443A - 十字軸及び十字軸式自在継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸部とニードルとの間に負の隙間を設定した自在継手を、低コストで得る。【解決手段】十字軸9を構成する4本の軸部23a〜23dのそれぞれに関して、外周面の母線形状を凸円弧状とし、軸方向先端部及び軸方向基端部の外径寸法を軸方向中間部の外径寸法よりも小さくする。また、胴部22を挟んで互いに反対側に設けられた1組の1対の軸部23a、23bに関して、中心軸C23a、C23b同士を互いに不一致にする。【選択図】図4

Description

本発明は、互いに同一直線上に存在しない回転軸同士を回転力の伝達を可能に連結するために使用する十字軸式自在継手、及び、十字軸式自在継手を構成する十字軸に関する。
例えば自動車用のステアリング装置では、同一直線上に存在しないステアリングシャフトとステアリングギヤを構成するピニオン軸との間で、回転力の伝達を行うため、これらステアリングシャフトとピニオン軸との間に、中間シャフトを設けるとともに、中間シャフトと、ステアリングシャフト及びピニオン軸とを、それぞれカルダン継手と呼ばれる十字軸式自在継手を介して連結することが行われている。
十字軸式自在継手は、1対のヨークを、十字軸を介して、トルク伝達を可能に連結することにより構成されている。具体的には、十字軸式自在継手は、それぞれが略U字状に構成された1対のヨークを、円周方向に関する位相を90度ずらして対向配置した状態で、これら両ヨークを構成する1対のアーム部にそれぞれ設けられた軸受孔の内側に、軸受カップとニードルから成るニードル軸受を介して、十字軸を構成する棒状の軸部を回転自在に支持することで構成されている。また、特開平4−87741号公報には、十字軸式自在継手の使用時のがたつきを抑えることを目的として、軸部とニードルとの間の隙間を負の隙間に設定する(締め代を設ける)技術が記載されている。
特開平4−87741号公報
ところで、上述のような構成を有する十字軸式自在継手は、アーム部に設けられた軸受孔の内側に、十字軸を構成する軸部を緩く挿入した後、軸部と軸受孔との間部分にニードル軸受を組み込む作業を行うことで組み立てられる。このため、軸部とニードルとの間に負の隙間を設定する場合には、ニードル軸受の組み込み時に、ニードルの外周面や軸部の外周面に、傷などの損傷を生じさせる可能性がある。
また、従来から、軸部とニードルとの間に負の隙間を設定する場合には、負の隙間の大きさ(絶対値)が適正となる十字軸とニードル軸受との組み合わせを、複数の十字軸及びニードル軸受の中から選択(マッチング)する作業が行われている。このため、組立工数が増加し、コスト上昇の原因になっている。また、軸部の外径寸法は、軸部とニードルとの間の隙間の大きさに直接影響を与えるため、軸部の外周面には、高い寸法精度を満足すべく研削加工を施すことが行われており、やはり加工コストが嵩む原因となっている。
本発明は、上述のような事情に鑑みて、軸部とニードルとの間に負の隙間を設定した十字軸式自在継手を、低コストで得られる構造を実現すべく発明したものである。
本発明の十字軸は、胴部と、該胴部の外周面から四方に突出した4本の軸部とを備える。
前記胴部を挟んで互いに反対側に設けられた少なくとも1組の1対の軸部に関して、中心軸同士を例えば傾斜又は平行偏心させるなどの態様で互いに不一致としている。
換言すれば、前記4本の軸部のうち少なくとも1本の軸部に関して、同軸度又は位置度を、通常生じ得る製造誤差よりも十分に大きく設定している。
また、少なくとも中心軸同士が互いに不一致の前記1対の軸部に関して、外周面の母線形状を凸円弧状とし、軸方向先端部及び軸方向基端部の外径寸法を軸方向中間部の外径寸法よりも小さくしている。
本発明の十字軸では、前記4本の軸部のそれぞれの軸方向先端面に、弾性材製のピンを挿入することができる。
あるいは、前記4本の軸部のそれぞれの軸方向先端面を、凸曲面とすることもできる。
本発明の十字軸式自在継手は、ヨークと、十字軸と、ニードル軸受とを備える。
このうちのヨークは、例えば円形状の軸受孔がそれぞれの先端部に設けられた1対のアーム部を有している。
前記十字軸は、胴部と、該胴部の外周面から四方に突出した4本の軸部を有している。
前記ニードル軸受は、前記各軸受孔に内嵌固定された有底円筒状の軸受カップと、これら各軸受カップの内周面と前記各軸部の外周面との間に転動自在に配置された複数本のニードルとを有している。
本発明の十字軸式自在継手では、前記十字軸として、本発明の十字軸を使用している。
本発明の十字軸式自在継手では、前記十字軸として、前記4本の軸部のそれぞれの先端面に弾性材製のピンを挿入したものを使用する場合には、これら各軸部の先端面から突出した前記各ピンの先端部を、前記各軸受カップの底部の内面に弾性的に当接させることができる。
あるいは、前記十字軸として、前記4本の軸部のそれぞれの先端面を凸曲面としたものを使用する場合には、前記各軸受カップの底部の内面を凹曲面とし、該凹曲面と前記各軸部の先端面である凸曲面とを、直接摺接させることもできる。
上述のような構成を有する本発明の十字軸及び十字軸式自在継手によれば、軸部とニードルとの間に負の隙間を設定した十字軸式自在継手を、低コストで得られる。
図1は、実施の形態の第1例の十字軸式自在継手を備えた自動車用操舵装置を示す断面図である。 図2は、図1のA部拡大図である。 図3は、図2のB−B断面図である。 図4は、図2のC−C断面図である。 図5は、図4の上部拡大図である。 図6は、実施の形態の第1例に関する自在継手の分解斜視図である。 図7は、実施の形態の第1例に関する変形例の第1例を示す、胴部の中心を通る中心軸に対し直交する仮想平面に関する十字軸の断面図である。 図8は、実施の形態の第1例に関する変形例の第2例を示す、図7と同様の図である。 図9は、実施の形態の第1例に関する変形例の第3例を示す、傾斜した軸部に隣接する軸部の軸方向先端面側から見た、十字軸の側面図である。 図10は、実施の形態の第1例に関する変形例の第4例を示す、図7と同様の図である。 図11は、実施の形態の第2例を示す、図7と同様の図である。 図12は、実施の形態の第2例に関して、十字軸式自在継手の組立状態を示す図である。 図13は、実施の形態の第2例に関する変形例を示す、胴部の中心を通る中心軸を含む仮想平面に関する十字軸の断面図である。 図14は、実施の形態の第3例を示す、図4に相当する図である。
[実施の形態の第1例]
本発明の実施の形態の第1例について、図1〜図6を用いて説明する。図示の自動車用操舵装置1は、ステアリングホイール2と、ステアリングシャフト3と、ステアリングコラム4と、1対の自在継手5a、5bと、中間シャフト6と、電動アシスト装置7とを備えている。
ステアリングホイール2は、ステアリングコラム4の内側に回転自在に支持されたステアリングシャフト3の後端部に取り付けられている。ステアリングシャフト3の前端部は、1対の自在継手5a、5b及び中間シャフト6を介して、ステアリングギヤユニットの入力軸に接続されている。このため、ステアリングホイール2を回転させることで、入力軸を回転させることができる。入力軸の回転は、図示しないラックの直線運動に変換され、1対のタイロッドを押し引きする。これにより、操舵輪にステアリングホイール2の操作量に応じた舵角を付与する。また、図示の例では、電動アシスト装置7を備えているため、電動モータなどの動力源から補助トルクを付与することで、ステアリングホイール2を操作するのに要する力の低減を図れる。
上述のような自動車用操舵装置1に組み込まれた1対の自在継手5a、5bは何れも、本発明の対象になる十字軸式のものであるが、これら1対の自在継手5a、5bは、連結対象となる軸が異なる以外、基本的な構成は同じである。このため、本例では、自在継手5aのみを対象に詳しい説明を行う。
自在継手5aは、一般的にカルダン継手と呼ばれ、同一直線上に存在しない1対の軸同士の間で回転力の伝達を可能にするもので、1対の金属製(例えば炭素鋼鋳鋼材製)のヨーク8a、8bと、十字軸9と、4個のニードル軸受10a〜10dとを備えている。
1対のヨーク8a、8bのうち、一方のヨーク8aは、全体が略U字状に構成されており、基部11aと、該基部11aの軸方向一端縁(図1及び図2の左端縁)から延出した1対のアーム部12a、12bとを備えている。
基部11aは、円周方向1個所を不連続部とした欠円筒状に構成されており、その内側に軸方向に貫通した取付孔13aが設けられている。そして、この取付孔13aに、電動アシスト装置7を構成する出力軸14の端部が挿入されている。また、基部11aのうち、円周方向に関して不連続部の両側に位置する部分に、互いに略平行に配置された1対の側板部15a、15bが設けられている。そして、このうちの一方の側板部15aに形成された通孔16aを挿通したボルト17aを、他方の側板部15bに形成された通孔16bの内周面に形成された雌ねじ、または通孔16bに内嵌固定されたナットに形成された雌ねじに螺合させている。これにより、基部11aを縮径して、出力軸14の端部外周面を取付孔13aの内周面により強く抑え付けている。また、出力軸14の端部とトーションバー18の端部とを跨いで設けられた連結軸19の一部を、1対の側板部15a、15b同士の間に配置して、ヨーク8aと出力軸14との相対回転を防止している。
アーム部12a、12bは、基部11aの軸方向一端部で径方向反対側となる2個所位置から軸方向に延出する状態で設けられており、それぞれが略平板状で、互いの内側面同士を対向させている。また、アーム部12a、12bの先端部には、アーム部12a、12bを板厚方向に貫通する、円形の貫通孔である軸受孔20a、20bが設けられている。これら1対の軸受孔20a、20bは、互いに同軸上に設けられている。
自在継手5aを構成する他方のヨーク8bも、基本的には、上述した一方のヨーク8aと同じ構成を有しており、基部11bと1対のアーム部12c、12dとを備えている。
基部11bは、円周方向1個所を不連続部とした欠円筒状に構成されており、その内側に軸方向に貫通した取付孔13bが設けられている。そして、この取付孔13bに、中間シャフト6を構成するインナシャフト21の端部が挿入されている。また、基部11bのうち、円周方向に関して不連続部の両側に位置する部分に、互いに略平行に配置された1対の側板部15c、15dが設けられている。そして、このうちの一方の側板部15cに形成された通孔を挿通したボルト17bを、他方の側板部15dに形成された通孔16cの内周面に形成された雌ねじ、または通孔16cに内嵌固定されたナットに形成された雌ねじに螺合させている。これにより、基部11bを縮径して、インナシャフト21の端部外周面を取付孔13bの内周面により強く抑え付けている。
アーム部12c、12dは、基部11bの軸方向他端部で径方向反対側となる2個所位置から軸方向に延出する状態で設けられており、それぞれが略平板状で、互いの内側面同士を対向させている。また、アーム部12c、12dの先端部には、アーム部12c、12dを板厚方向に貫通する、円形の貫通孔である軸受孔20c、20dが設けられている。これら1対の軸受孔20c、20dに関しても、互いに同軸上に設けられている。
十字軸9は、全体が十字状に構成されており、胴部22と、該胴部22の外周面から四方に突出した4本の軸部23a〜23dとを有している。4本の軸部23a〜23dは、胴部22の中心Oで互いに直交する2本の基準線である、第1基準線A又は第2基準線B上にそれぞれ存在している。具体的には、4本の軸部23a〜23dのうち、胴部22を挟んで互いに反対側に設けられた1対の軸部23a、23bは、第1基準線A上にそれぞれ存在しており、胴部22を挟んで互いに反対側に設けられた1対の軸部23c、23dは、第2基準線B上にそれぞれ存在している。第1基準線A及び第2基準線Bは、4本の軸部23a〜23dの中心軸C23a、C23b、C23c、C23dが本来同軸に配置されるはずの基準線である。
特に本例では、第1基準線A上に配置された2本の軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bを、第1基準線Aに対して同軸に配置せずに、第1基準線Aに対してそれぞれ傾斜させている。具体的には、軸部23aの軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部22の円周方向(図4の矢印α1方向)に傾けるように、軸部23aの中心軸C23aを、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aに対して反時計方向(左回り)に0.1〜2度程度傾斜させている。また、軸部23bの軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部22の円周方向(図4の矢印α2方向)に傾けるように、軸部23bの中心軸C23bを、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aに対して時計方向(右回り)に0.1〜2度程度傾斜させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23a、23bに関して、中心軸C23a、C23b同士を互いに傾斜させている。換言すれば、2本の軸部23a、23bのそれぞれの同軸度{データム軸直線(=第1基準線A)からのずれの大きさ}を、通常生じ得る製造誤差よりも十分に大きく設定している。これに対して、第2基準線上に配置された残りの2本の軸部23c、23dに関しては、それぞれの中心軸C23c、C23dを、第2基準線Bと同軸に配置し、互いに一致させている。
さらに本例では、4本の軸部23a〜23dを、外径寸法が全長にわたり変化しない円柱状ではなく、それぞれの外周面の母線形状が凸円弧状で、かつ、軸方向先端部及び軸方向基端部の外径寸法が軸方向中間部の外径寸法よりも小さくなった、樽形状(部分楕円球状)としている。
軸部23a〜23dの軸方向先端面は、これら各軸部23a〜23dの中心軸C23a、C23b、C23c、C23dに直交する仮想平面上に存在する平坦面であり、それぞれの中央部に開口する状態で、有底の挿入孔24が形成されている。そして、挿入孔24内に、弾性材製で略円柱状のピン25を、それぞれのピン25の先端部が軸部23a〜23dの軸方向先端面よりも軸方向に突出した状態で挿入(圧入)している。このようなピン25は、後述する軸受カップ26と軸部23a〜23dとの間で突っ張り、軸受カップ26の底部の内面と軸部23a〜23dの軸方向先端面との距離が縮まり過ぎることを防止する。
上述のような構成を有する軸部23a〜23dの先端部を、軸受孔20a〜20dの内側に、ニードル軸受10a〜10dを使用して回転自在に支持している。
ニードル軸受10a〜10dはそれぞれ、有底円筒状の軸受カップ26と、複数本のニードル27とを備えている。このうちの軸受カップ26は、金属板を深絞り加工などの塑性加工により曲げ形成して成るもので、円筒状の嵌合筒部28と、円板状の底部29と、内向鍔部30とを有している。
底部29は、嵌合筒部28の軸方向一端側(軸受孔20a〜20d内への組み付け状態で、アーム部12a〜12dの外側面側)を塞ぐもので、外径側部分の屈曲部31と、中央部の円弧部32とを有している。屈曲部31は、ニードル27の端面と対向する内面が凸面となるように屈曲している。これに対し、円弧部32は、軸部23a〜23dの先端面と対向する内面が凹面(軸方向一端側が凸面)となるように湾曲している。そして、自在継手5aの組立状態で、円弧部32の内面である凹曲面に対して、軸部23a〜23dに挿入されたピン25の先端部を弾性的に当接させるようにしている。また、円弧部32の内面の曲率半径は、ピン25の先端部の曲率半径よりも十分に大きくなっている。また、内向鍔部30は、嵌合筒部28の軸方向他端側(軸受孔20a〜20d内への組み付け状態で、アーム部12a〜12dの内側面側)から径方向内方に折れ曲がる状態で設けられており、ニードル27と対向する面が凹面となる方向に湾曲している。
ニードル27は、それぞれの転動面の母線形状が直線状で、嵌合筒部28の内周面と軸部23a〜23dの外周面との間に転動自在に配置される。
本例では、上述のようなニードル軸受10a〜10dを、軸受孔20a〜20dの内側に軸部23a〜23dをそれぞれ緩く挿入した状態で組み込む。すなわち、ヨーク8aに関して、同軸上に存在する1対の軸受孔20a、20bの内側に、それぞれの中心軸C23a、C23bが互いに傾斜するとともに、外周面の母線形状が凸円弧状となった軸部23a、23bをそれぞれ緩く挿入した状態で、アーム部12a、12bの外側面側からニードル軸受10a、10bを組み込む。同様に、ヨーク8bに関しても、同軸上に存在する1対の軸受孔20c、20dの内側に、それぞれの中心軸C23c、C23dが互いに同軸上に配置されるとともに、外周面の母線形状が凸円弧状となった軸部23c、23dをそれぞれ緩く挿入した状態で、アーム部12c、12dの外側面側からニードル軸受10c、10dを組み込む。
本例では、図4及び図5に示すように、ニードル軸受10a、10bの組み込み状態で、これらニードル軸受10a、10b(軸受孔20a、20b)の中心軸に対し、軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bが傾斜した状態になる。ただし、軸部23a、23bの外周面の母線形状が凸円弧状になっているため、ニードル27の外周面に対し軸部23a、23bの外周面を、軸部23a、23bの傾斜状態に応じた適正な位置で接触させることができる。したがって、軸部23a、23bは、ニードル軸受10a、10bの内側で、エッジロードの問題などを生じることなく回転可能となる。
さらに本例では、ニードル軸受10a、10bの中心軸に対し軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bが傾斜しているため、軸部23a、23bの外周面によってニードル軸受10a、10bに、内径を押し拡げるような径方向外向きの力を作用させられる。このため、軸部23a、23bとニードル27との間に負の隙間を設定することができ、これら軸部23a、23bとニードル27との間のがたつきを有効に防止できる。また、このような負の隙間の大きさは、第1基準線Aに対する軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bの傾斜角度や、軸部23a、23bの外径、母線の曲率半径の大きさなどを調整することで容易に設定することができる。
一方、本例では、ニードル軸受10c、10d(軸受孔20c、20d)の中心軸と軸部23c、23dの中心軸C23c、C23dとは同軸に配置される。このため、軸部23c、23dに関しては、上述した軸部23a、23bの場合のように、中心軸を傾斜させることに基づく径方向外向の力を、ニードル軸受10c、10dに作用させることはできない。ただし、軸部23c、23dに関しては、軸部23c、23dの外周面のうちの軸方向中間部に設けられた最大径部を、ニードル27の外周面に接触することで、軸部23c、23dとニードル27との間に負の隙間を設定することができる。また、このような負の隙間の大きさは、軸部23c、23dの最大径部の大きさを調整することで容易に調整できる。
また、本例では、軸部23a〜23dの軸方向先端部の外径寸法を、軸方向中間部(最大径部)の外径寸法よりも小さくしているため、ニードル軸受10a〜10dの組み込み時に、ニードル27の外周面や軸部23a〜23dの外周面に、傷などの損傷が生じることを有効に防止できる。
また、軸部23a、23bとニードル27との間に、軸部23a、23bの傾斜を利用して、負の隙間を設定できるため、軸部23a、23bの外周面に対して要求される寸法精度を低くすることができる。このため、従来から行われていたマッチング作業を省略したり、軸部23a、23bの外周面に対して行う切削加工や研削加工を省略したりすることも可能になる。つまり、軸部23a、23bに関しては、凸円弧状の外周面を含む全体を、成形加工の精度のまま使用することが可能になる。したがって、本例では、軸部23a〜23dとニードル27との間に負の隙間を設定した自在継手5aを、低コストで得ることができる。さらに、使用に伴って、軸部23a、23bの外周面に摩耗が生じた場合にも、ニードル27の外周面に対する軸部23a、23bの外周面の接触位置が変化することで、ニードル軸受10a、10bに対して径方向外向きの力を作用させることができる。
さらに、軸受カップ26を構成する底部29の内面に対し、軸部23a〜23dの先端面を直接摺接させず、軸部23a〜23dの先端部に設けられたピン25の先端部を摺接させられるため、軸部23a〜23dが軸受カップ26に対して相対回転する際の摺接トルクを低く抑えられる。しかも、底部29を構成する円弧部32の内面の曲率半径を、ピン25の先端部の曲率半径よりも十分に大きくしているため、軸部23a〜23dの中心軸とニードル軸受10a〜10dの中心軸とがずれている場合にも、軸部23a〜23dが軸受カップ26に対して相対回転する際の摺接トルクを低く抑えられる。
本発明を実施する場合に、胴部を挟んで反対側に設けられた1組の1対の軸部に関してのみ、中心軸同士を互いに傾斜させても良いし、2組の1対の軸部に関して、中心軸同士を互いに傾斜させても良い。また、この場合に、中心軸を基準線に対して傾斜させる軸部の数及び軸部の位置は、特に限定されない。例えば、4本の軸部のうち、何れか1本の軸部、胴部を挟んで互いに反対側に配置された2本の軸部、円周方向に隣り合う2本の軸部、3本の軸部、さらには、4本の軸部を対象として、中心軸を基準線に対して傾斜させることで、胴部を挟んで反対側に配置された1対の軸部同士の間で、中心軸同士を互いに傾斜させることができる。また、基準線に対する中心軸の傾斜方向に関しても、特に限定されない。軸部の軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部の円周方向(図4の矢印α1、α2方向)に傾けるように傾斜させても良いし、胴部の軸方向(図4の表裏方向、図9の矢印β1、β2方向)に傾けるように傾斜させても良い。さらには、軸部の軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部の円周方向かつ軸方向に傾けるように傾斜させても良い。また、本発明を実施する場合に、4本の軸部のそれぞれの外周面の母線形状を凸円弧状とする必要はなく、少なくとも中心軸同士が互いに傾斜した1対の軸部に関してのみ、外周面の母線形状を凸円弧状とすることができる。
図7には、実施の形態の第1例に関する変形例の第1例の十字軸9aを示している。十字軸9aは、4本の軸部23a〜23dのうち、1本の軸部23bに関してのみ、その中心軸C23bを、第1基準線Aに対して傾斜させている。具体的には、軸部23bの軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部22の円周方向(図7の矢印α2方向)に傾けるように、軸部23bの中心軸C23bを、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aに対して時計方向に0.1〜2度程度傾斜させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23a、23bに関して、中心軸C23a、C23b同士を互いに傾斜させている。
これに対して、図8に示した変形例の第2例の十字軸9bでは、4本の軸部23a〜23dのうち、1本の軸部23cに関してのみ、その中心軸C23cを、第2基準線Bに対して傾斜させている。具体的には、軸部23cの軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部22の円周方向(図8の矢印α1方向)に傾けるように、軸部23c中心軸C23cを、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第2基準線Bに対して反時計方向に0.1〜2度程度傾斜させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23c、23dに関して、中心軸C23c、C23d同士を互いに傾斜させている。
また、図9に示した変形例の第3例の十字軸9cでは、変形例の第2例と同様に、4本の軸部23a〜23dのうち、1本の軸部23cに関してのみ、その中心軸C23cを、第2基準線Bに対して傾斜させている。ただし、本例では、軸部23cの軸方向先端部を軸方向基端部に対して、胴部22の軸方向(図9の矢印β1方向)に傾けるように、軸部23c中心軸C23cを、第2基準線Bを含みかつ第1基準線Aに対して直交する仮想平面内にて、第2基準線Bに対して時計方向に0.1〜2度程度傾斜させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23c、23dに関して、中心軸C23c、C23d同士を互いに傾斜させている。
なお、上述した変形例の第1例から第3例のように、4本の軸部のうち、1本の軸部に関してのみ、その中心軸を基準線に対して傾斜させた場合には、当該傾斜した軸部に関してのみ、その外周面の母線形状を凸円弧状にしても良い。
さらに、図10に示した変形例の第4例の十字軸9dでは、実施の形態の第1例と同様に、4本の軸部23a〜23dのうち、2本の軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bを、第1基準線Aに対して傾斜させているが、軸部23bの傾斜方向が、実施の形態の第1例の場合とは異なる。具体的には、軸部23bの中心軸C23bを、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aに対して反時計方向(図10の矢印α1方向)に0.1〜2度程度傾斜させている。軸部23aの中心軸C23aに関しては、実施の形態の第1例と同様に、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aに対して反時計方向(図10の矢印α1方向)に0.1〜2度程度傾斜させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23a、23bに関して、中心軸C23a、C23b同士を互いに傾斜させている。なお、実施の形態の第1例では、軸部23aの中心軸C23aと軸部23bの中心軸C23bとの傾斜方向を逆位相としていたのに対し、本例では、軸部23aの中心軸C23aと軸部23bの中心軸C23bとの傾斜方向を同位相としている。
[実施の形態の第2例]
実施の形態の第2例について、図11及び図12を用いて説明する。本例では、十字軸9eを構成する4本の軸部23a〜23dのうち、2本の軸部23a、23bのそれぞれの中心軸C23a、C23bを、第1基準線Aに対して同軸に配置せずに、第1基準線Aに対してそれぞれ平行偏心(オフセット)させている。具体的には、軸部23aの中心軸C23aを、第1基準線Aから胴部22の円周方向(図11の矢印α1方向)に離隔させるように、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aから所定量だけ平行偏心させている。また、軸部23bの中心軸C23bを、第1基準線Aから胴部22の円周方向(図11の矢印α1方向)に離隔させるように、第1基準線A及び第2基準線Bを含む仮想平面内にて、第1基準線Aから所定量だけ平行偏心させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23a、23bに関して、中心軸C23a、C23b同士を互いに平行偏心させている。換言すれば、軸部23a、23bのそれぞれの位置度{データム軸直線(=第1基準線A)からのずれの大きさ}を、通常生じ得る製造誤差よりも十分に大きく設定している。これに対して、第2基準線B上に配置された残りの2本の軸部23c、23dに関しては、それぞれの中心軸C23c、C23dを、第2基準線Bと同軸に配置し、互いに一致させている。
また、4本の軸部23a〜23dを、外径寸法が全長にわたり変化しない円柱状ではなく、それぞれの外周面の母線形状が凸円弧状で、かつ、軸方向先端部及び軸方向基端部の外径寸法が軸方向中間部の外径寸法よりも小さくなった、樽形状(部分楕円球状)としている。
本例では、軸受孔20a、20bの内側に、軸部23a、23bをそれぞれ緩く挿入した状態では、軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bは、軸受孔20a、20bの中心軸に対して平行偏心した状態になるが、軸部23a、23bの外周面の母線形状を凸円弧状としているため、ニードル軸受10a、10bの組み込み時に、図12に示すように、十字軸9eは胴部22の中心O回りに傾斜する。具体的には、十字軸9eは、軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bと軸受孔20a、20bの中心軸とのずれを解消(調心)するように、時計方向に傾斜する。そして、このように十字軸9eが傾斜することで、ニードル27の外周面に対し軸部23a、23bの外周面を、軸部23a、23bの傾斜状態に応じた適正な位置で接触させる。
さらに、十字軸9eが傾斜することで、軸部23a、23bの外周面によって、ニードル軸受10a、10bに対して内径を押し拡げるような径方向外向きの力を作用させる。このため、軸部23a、23bとニードル27との間に負の隙間を設定することができ、これら軸部23a、23bとニードル27との間のがたつきを有効に防止できる。また、このような負の隙間の大きさは、第1基準線Aに対する軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bの偏心量や、軸部23a、23bの外径、母線の曲率半径の大きさなどを調整することで容易に設定することができる。その他の構成及び作用効果については、実施の形態の第1例と同じである。
本発明を実施する場合に、胴部を挟んで反対側に設けられた1組の1対の軸部に関してのみ、中心軸同士を互いに平行偏心させても良いし、2組の1対の軸部に関して、中心軸同士を互いに平行偏心させても良い。また、この場合に、中心軸を基準線に対して平行偏心(オフセット)させる軸部の数及び軸部の位置は、特に限定されない。例えば、4本の軸部のうち、何れか1本の軸部、胴部を挟んで互いに反対側に配置された2本の軸部、円周方向に隣り合う2本の軸部、3本の軸部、さらには、4本の軸部を対象として、中心軸を基準線に対して平行偏心させることで、胴部を挟んで反対側に配置された1対の軸部同士の間で、中心軸同士を互いに平行偏心させることができる。また、基準線に対する中心軸の偏心方向に関しても、特に限定されない。中心軸を、基準線から胴部の円周方向に離隔させるように偏心させても良いし、胴部の軸方向に離隔するように偏心させても良い。さらには、胴部の円周方向かつ軸方向に偏心させても良い。また、本発明を実施する場合に、4本の軸部のそれぞれの外周面の母線形状を凸円弧状とする必要はなく、少なくとも中心軸同士が互いに平行偏心した1対の軸部に関してのみ、外周面の母線形状を凸円弧状とすることができる。
図13には、実施の形態の第2例に関する変形例の十字軸9fを示している。変形例の十字軸9fは、4本の軸部23a〜23dのうち、2本の軸部23a、23bの中心軸C23a、C23bを、第1基準線Aに対して平行偏心させているが、偏心させる方向が、実施の形態の第2例とは異なる。具体的には、軸部23aの中心軸C23aを、第1基準線Aから胴部22の軸方向(図13のβ1方向)に離隔させるように、第1基準線Aを含みかつ第2基準線Bに対して直交する仮想平面内にて、第1基準線Aから所定量だけ平行偏心させている。また、軸部23bの中心軸C23bを、第1基準線Aから胴部22の軸方向(図13のβ2方向、中心軸C23aの偏心方向とは逆方向)に離隔させるように、第1基準線Aを含みかつ第2基準線Bに対して直交する仮想平面内にて、第1基準線Aから所定量だけ平行偏心させている。これにより、胴部22を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部23a、23bに関して、中心軸C23a、C23b同士を互いに平行偏心させている。
[実施の形態の第3例]
実施の形態の第3例について、図14を用いて説明する。本例では、実施の形態の第1例の構造に関して、十字軸9gを構成する軸部23a〜23dの先端部からピン25(図4及び図5参照)を省略し、軸部23a〜23dの先端面を、ニードル軸受10a〜10dを構成する軸受カップ26の底部29の内面に対し直接摺接させている。このために、本例では、軸部23a〜23dの先端面を、母線形状が凸円弧状の凸曲面33とし、その曲率半径を、底部29の中央部に設けられた凹曲面である円弧部32の内面の曲率半径よりも小さくしている。
以上のような本例では、軸部23a〜23dの中心軸とニードル軸受10a、10b(10c、10d)の中心軸とがずれた場合にも、円弧部32の内面に対して軸部23a〜23dの先端面をエッジ当たりさせずに済む。このため、軸部23a〜23dが軸受カップ26に対して相対回転する際の摺接トルクを低く抑えられる。また、軸部23a〜23dの先端部に挿入孔を形成する作業を省略できるとともに、ピンを省略できるため、加工コストの低減、及び、部品点数の低減に基づくコストの低減を図れる。その他の構成及び作用効果については、実施の形態の第1例と同じである。
本発明を実施する場合に、胴部を挟んで互いに反対側に配置された1対の軸部に関して、中心軸同士を互いに不一致にする態様としては、実施の形態の第1例及び第3例で示したように、軸部の中心軸同士を互いに傾斜させる態様の他、実施の形態の第2例で示したように、軸部の中心軸同士を互いに平行偏心させる態様や、傾斜と平行偏心とを同時に実施する態様などがあり、何れを実施しても良い。また、傾斜方向や偏心方向については、実施の形態の各例で示した方向に限定されない。さらに、本発明は、十字軸式自在継手を構成する1対のヨークのうち、一方のヨークにのみ本発明を適用しても良いし、両方のヨークに適用しても良い。また、本発明の対象となる十字軸式自在継手は、ステアリング装置に限らず、プロペラシャフトや各種トルク伝達機構に組み込んで使用することもできる。
1 自動車用操舵装置
2 ステアリングホイール
3 ステアリングシャフト
4 ステアリングコラム
5a、5b 自在継手
6 中間シャフト
7 電動アシスト装置
8a、8b ヨーク
9、9a〜9g 十字軸
10a〜10d ニードル軸受
11a、11b 基部
12a〜12d アーム部
13a、13b 取付孔
14 出力軸
15a〜15d 側板部
16a、16b、16c 通孔
17a、17b ボルト
18 トーションバー
19 連結軸
20a〜20d 軸受孔
21 インナシャフト
22 胴部
23a〜23d 軸部
24 挿入孔
25 ピン
26 軸受カップ
27 ニードル
28 嵌合筒部
29 底部
30 内向鍔部
31 屈曲部
32 円弧部
33 凸曲面

Claims (5)

  1. 胴部と、該胴部の外周面から四方に突出した4本の軸部とを有しており、
    前記胴部を挟んで互いに反対側に設けられた少なくとも1組の1対の軸部に関して、中心軸同士が互いに不一致であり、
    少なくとも中心軸同士が互いに不一致の前記1対の軸部は、外周面の母線形状が凸円弧状で、軸方向先端部及び軸方向基端部の外径寸法が軸方向中間部の外径寸法よりも小さくなっている、十字軸。
  2. 前記少なくとも1組の1対の軸部に関して、中心軸同士が互いに傾斜又は平行偏心している、請求項1に記載した十字軸。
  3. 前記4本の軸部のそれぞれは、軸方向先端面に弾性材製のピンが挿入されている、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した十字軸。
  4. 前記4本の軸部のそれぞれは、軸方向先端面が凸曲面である、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した十字軸。
  5. 軸受孔がそれぞれ設けられた1対のアーム部を有するヨークと、
    胴部と、該胴部の外周面から四方に突出した4本の軸部とを有する十字軸と、
    前記各軸受孔に内嵌固定された有底円筒状の軸受カップと、これら各軸受カップの内周面と前記各軸部の外周面との間に転動自在に配置されたニードルとを有するニードル軸受と、を備える十字軸式自在継手であって、
    前記十字軸が、請求項1〜4のうちの何れか1項に記載した十字軸である、十字軸式自在継手。
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