JP2019025237A - 医療施設の消火システム、および建物の消火システム - Google Patents
医療施設の消火システム、および建物の消火システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019025237A JP2019025237A JP2017150801A JP2017150801A JP2019025237A JP 2019025237 A JP2019025237 A JP 2019025237A JP 2017150801 A JP2017150801 A JP 2017150801A JP 2017150801 A JP2017150801 A JP 2017150801A JP 2019025237 A JP2019025237 A JP 2019025237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- pipe
- sprinkler
- supplying
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
Abstract
Description
一つの建物の消火システムは、スプリンクラーヘッドと、スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、建物内で用いる負圧を供給するための負圧用配管と、スプリンクラー用配管と負圧用配管に負圧を供給可能な負圧装置とを備える。
(医療施設の消火システムの構成)
図1は、実施の形態1に従った医療施設の消火システムの模式図である。図1で示すように、医療施設の消火システム1は、医療施設の建物10に設けられる。建物10は、下層階である第一区画11と、上層階である第二区画とを有する。
第二区画12で火災が発生すると、火災による熱または煙を火災検知器301が検知する。検知された情報は火災検知器301からコンピューター302に送られる。コンピューター302はバルブ105を開くようにバルブ105に信号を与える。コンピューター302は水ポンプ106を駆動させるか、水ポンプ106の駆動力を増大させる。これにより、常態では水が存在せず負圧状態であった二次配管102内に水が充填される。
このように構成された医療施設の消火システム1では、第一負圧ポンプ204は吸引用のポンプであり、かつ、二次配管102を負圧にするポンプでもある。吸引用のポンプは本来医療施設に備わっているものであるため、新たな装備を追加することなく、二次配管102内を負圧にすることができる。
実施の形態2の医療施設の消火システム1では、負圧用配管201に常態で水が充填されており負圧状態に保たれている。その他の構成は、実施の形態1の医療施設の消火システム1と共通している。
図2は、実施の形態3に従った医療施設の消火システムの模式図である。実施の形態3では、医療施設の消火システム1は、スプリンクラーヘッド103と、スプリンクラーヘッド103に水を供給するためのスプリンクラー用配管としての二次配管102とを有し、二次配管102が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステム100と、スプリンクラー用配管に負圧を供給可能な負圧装置としての第一負圧ポンプ204とを備える。接続点212において、配管211と二次配管102とが接続されている。配管211は第一負圧ポンプ204に接続されている。第一負圧ポンプ204が配管211および二次配管102に負圧を供給することができる。
図3は、実施の形態4に従った医療施設の消火システムの模式図である。実施の形態4では、医療施設の消火システム1は、スプリンクラーヘッド103と、スプリンクラーヘッド103に水を供給するためのスプリンクラー用配管としての二次配管102とを有し、スプリンクラー用配管としての二次配管102が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステム100と、医療施設内で用いる負圧を供給するための負圧用配管201と、二次配管102と負圧用配管201に負圧を供給可能な第一および第二負圧装置としての第一負圧ポンプ204および第二負圧ポンプ214とを備える。
図4は、実施の形態5に従った医療施設の消火システムの模式図である。実施の形態5では、医療施設の消火システム1は、スプリンクラーヘッド103と、スプリンクラーヘッド103に水を供給するためのスプリンクラー用配管としての二次配管102とを有し、スプリンクラー用配管としての二次配管102が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステム100と、医療施設内で用いる負圧を供給するための負圧用配管201と、負圧用配管201に負圧を供給可能な第一負圧装置としての第一負圧ポンプ204と、二次配管102と負圧用配管201に負圧を供給可能な第二負圧装置としての第二負圧ポンプ214とを備える。
図5は、実施の形態6に従った医療施設の消火システムの模式図である。実施の形態6では、医療施設の消火システム1は、スプリンクラーヘッド103と、スプリンクラーヘッド103に水を供給するためのスプリンクラー用配管としての二次配管102とを有し、二次配管102が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステム100と、医療施設内で用いる負圧を供給するための負圧用配管201と、負圧用配管201に負圧を供給可能な第一負圧装置としての第一負圧ポンプ204と、二次配管102と負圧用配管201に負圧を供給可能な第二負圧装置としての第二負圧ポンプ214と、二次配管102に負圧を供給可能な第三負圧装置としての第三負圧ポンプ218とを備える。
図6は、実施の形態7に従った医療施設の消火システムの模式図である。実施の形態7の建物の消火システム2はスプリンクラーヘッド103と、スプリンクラーヘッド103に水を供給するためのスプリンクラー用配管としての二次配管102とを有し、二次配管102が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステム100と、建物内で用いる負圧を供給するための負圧用配管201と、二次配管102と負圧用配管201に負圧を供給するための負圧装置としての第一負圧ポンプ204とを備える。
図7は、実施の形態8に従った建物の消火システムの模式図である。実施の形態8の建物の消火システム3において、建物は原子力発電所であり、スプリンクラーヘッドと、スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、スプリンクラー用配管に負圧を供給可能な負圧装置とを備える。外部放射線量が所定値以上であれば、二次配管102内に常態で水が充填されておらず負圧状態に保たれていてもよい。
図8は、実施の形態9に従った建物の消火システムの模式図である。実施の形態9に従った建物の消火システム4において、建物はアルカリ金属を扱う工場であり、スプリンクラーヘッド103と、スプリンクラーヘッド103に水を供給するためのスプリンクラー用配管としての二次配管102とを有し、二次配管102が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステム100と、二次配管102に負圧を供給するための負圧装置としての第一負圧ポンプ204とを備える。アルカリ金属は、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム、フランシウムである。
Claims (11)
- 医療施設の消火システムであって、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
医療施設内で用いる負圧を供給し、かつ前記スプリンクラー用配管に接続される負圧用配管と、
前記スプリンクラー用配管と前記負圧用配管に負圧を供給可能な第一および第二負圧装置とを備えた、医療施設の消火システム。 - 医療施設の消火システムであって、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
前記スプリンクラー用配管に負圧を供給可能な負圧装置とを備えた、医療施設の消火システム。 - 医療施設の消火システムであって、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
医療施設内で用いる負圧を供給するための負圧用配管と、
前記スプリンクラー用配管と前記負圧用配管に負圧を供給可能な第一および第二負圧装置とを備えた、医療施設の消火システム。 - 医療施設の消火システムであって、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
医療施設内で用いる負圧を供給するための負圧用配管と、
前記負圧用配管に負圧を供給可能な第一負圧装置と、
前記スプリンクラー用配管と前記負圧用配管に負圧を供給可能な第一および第二負圧装置とを備えた、医療施設の消火システム。 - 医療施設の消火システムであって、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
医療施設内で用いる負圧を供給するための負圧用配管と、
前記負圧用配管に負圧を供給可能な第一負圧装置と、
前記スプリンクラー用配管と前記負圧用配管に負圧を供給可能な第二負圧装置と、
前記スプリンクラー用配管に負圧を供給可能な第三負圧装置とを備えた、医療施設の消火システム。 - 前記スプリンクラー用配管内に常態で水が充填されており負圧状態に保たれている、請求項1から5のいずれか1項に記載の医療施設の消火システム。
- 前記スプリンクラー用配管内に常態で水が充填されておらず負圧状態に保たれている、請求項1から5のいずれか1項に記載の医療施設の消火システム。
- 温度が0℃超に保たれている区画内に前記スプリンクラーヘッドが設置される、請求項7に記載の医療施設の消火システム。
- 建物の消火システムであって、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
建物内で用いる負圧を供給するための負圧用配管と、
前記スプリンクラー用配管と前記負圧用配管に負圧を供給可能な負圧装置とを備えた、建物の消火システム。 - 建物の消火システムであって、前記建物は原子力発電所であり、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
前記スプリンクラー用配管に負圧を供給可能な負圧装置とを備えた、建物の消火システム。 - 建物の消火システムであって、前記建物はアルカリ金属を扱う施設であり、
スプリンクラーヘッドと、前記スプリンクラーヘッドに水を供給するためのスプリンクラー用配管とを有し、前記スプリンクラー用配管が常態で負圧状態に維持されている負圧スプリンクラーシステムと、
前記スプリンクラー用配管に負圧を供給可能な負圧装置とを備えた、建物の消火システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017150801A JP2019025237A (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 医療施設の消火システム、および建物の消火システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017150801A JP2019025237A (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 医療施設の消火システム、および建物の消火システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019025237A true JP2019025237A (ja) | 2019-02-21 |
Family
ID=65477208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017150801A Pending JP2019025237A (ja) | 2017-08-03 | 2017-08-03 | 医療施設の消火システム、および建物の消火システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019025237A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10306493A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Sekisui Chem Co Ltd | エア利用住宅ならびにその施工方法 |
JP2003126286A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-05-07 | Tokyo Bosai Setsubi Kk | 消火システム |
JP2013128547A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火設備 |
-
2017
- 2017-08-03 JP JP2017150801A patent/JP2019025237A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10306493A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-17 | Sekisui Chem Co Ltd | エア利用住宅ならびにその施工方法 |
JP2003126286A (ja) * | 2001-10-22 | 2003-05-07 | Tokyo Bosai Setsubi Kk | 消火システム |
JP2013128547A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Nohmi Bosai Ltd | スプリンクラ消火設備 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9237928B2 (en) | Mobile functional hospital unit for the temporary distribution of medical fluids | |
KR101923461B1 (ko) | 화재 대피실 | |
KR101204008B1 (ko) | 건물의 자동 화재감시 및 진압시스템 | |
CN209612047U (zh) | 一种消防系统 | |
KR102217555B1 (ko) | 소방화재 감시 시스템 | |
CN104282349B (zh) | 一种火灾情况下将核电厂引导至安全状态的方法 | |
KR20090042878A (ko) | 소화 시스템을 구비한 공기조화기 | |
EA001072B1 (ru) | Распределительный шкаф с системой тушения пожара | |
CN202715163U (zh) | 一种自动消防系统 | |
JP6691516B2 (ja) | 病院の消火システム | |
CN107569794B (zh) | 一种微模块化数据中心及其消防系统和控制方法 | |
CN113398510A (zh) | 一种用于电池簇的消防系统 | |
JP2019025237A (ja) | 医療施設の消火システム、および建物の消火システム | |
JP3832612B2 (ja) | クリーンルームにおける消火方法及びその装置 | |
CN107248255A (zh) | 一种电缆井智能火灾监控系统 | |
JP6189492B1 (ja) | 病院の消火システム | |
JP2019180924A (ja) | 負圧式スプリンクラーを用いた消火システム | |
CN207337600U (zh) | 一种电缆井智能火灾监控系统 | |
JP7475938B2 (ja) | 病院の消火システム | |
BRPI0715894B1 (pt) | Sistema e método de segurança do ar respirável contendo um subsistema de armazenamento de ar | |
JP2012128469A (ja) | 情報報知装置およびガス遮断装置 | |
CN205119371U (zh) | 一种机房温度控制装置 | |
JP2022150911A (ja) | 蓄電池設備室の消火システムおよび消火方法 | |
JP2020028411A (ja) | 消火システムおよびその製造方法 | |
CN110523027A (zh) | 一种基于泛在电力物联网的定向灭火系统 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200625 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210422 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210511 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211130 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220225 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20220225 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20220304 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20220308 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20220603 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20220607 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20220802 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20220913 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20221018 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20221018 |