JP2019022543A - 立体パズル - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、色合わせ遊びと形遊びを可能とした従来にない立体パズルを実現することを課題とする。
【解決手段】本発明は、正四面体1個と直角三角錐4個からなる立方体の基本キューブを8組使用した立体パズルで、基本キューブの回転構造と屈曲構造を組み合わせることで色合わせ遊びや形遊びが可能になり、完成した立方体の中に星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が目視できるという従来にない立体パズルであり、パーツとして正四面体や三角錐を用いるが、基本キューブは立方体であるため誤って部品に体重を掛けた場合でも比較的安全で、子供から大人まで楽しめる立体パズルとなる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、正四面体1個と直角三角錐4個からなる立方体の基本キューブを8組使用した立体パズルで、基本キューブの回転構造と屈曲構造を組み合わせることで色合わせ遊びや形遊びが可能になり、完成した立方体の中に星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が目視できるという従来にない立体パズルであり、パーツとして正四面体や三角錐を用いるが、基本キューブは立方体であるため誤って部品に体重を掛けた場合でも比較的安全で、子供から大人まで楽しめる立体パズルとなる。
【選択図】図1
Description
本発明は立体パズルに関する。特に変形可能な立体パズルで、完成時に立方体の中に、星形二重正四面体構造(メタトロン立体)を内包する色合わせ立体パズルに関する。
現在までに知られているルービック型パズルは、色合わせ遊びができるが自由に変形できるものは少なく、完成にはある程度の練習や解法が必要な場合がほとんどでパズルとして比較的難しく、また完成した立方体は各面の色や模様があるが、見た目はあまり変わらないものが多い。
また正四面体や直角三角錐をパズルのブロックとして利用する場合、尖っているので子供が扱うのには危険がある。
本発明は、基本キューブの回転構造と屈曲構造を組み合わせた形遊びも可能な立体パズルで、比較的に簡単に色合わせ遊びも可能で、さらに、透明または半透明素材を用いることで、完成立方体の中に、星形二重正四面体構造(メタトロン立体)を内包し、安全性も比較的高く、従来にない色合わせ立体パズルを実現することを課題とする。
本発明は、正四面体であるAパーツ1を1個と、透明または半透明素材の直角三角錐であるBパーツ2を4個からなる立方体の基本キューブ3を8組使用した、可変する色合わせ立体パズルである。
基本キューブ3を形成する、Aパーツ1である正四面体の各面の正三角形と、4個のBパーツ2の直角三角錐の底面は合同で、それぞれが接することで基本キューブの立方体を形成するが、Aパーツ1と各Bパーツ2は、その正三角形の中心を軸に、互いが回転する構造になっている。(回転構造)
基本キューブ3は8組使用するが、任意の場所で、隣り合う基本キューブと、キューブ結合用粘着テープ4で屈曲可能に連結する。(屈曲構造)
基本キューブ3を形成するBパーツ2は透明または半透明の素材か、枠だけの中空などの構造により、基本キューブに内包されるAパーツ1の正四面体は、外側から目視できるようになっている。これにより完成立方体5に正四面体の組み合わせでできた星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が目視できるようになる。
さらに、各Bパーツ2の各側面は、色ラインや、半透明シール、模様などで任意の色付けがしてあり、内包するAパーツ1の正四面体が目視可能でありながら、色合わせや模様をそろえて遊ぶことが可能な立体パズルになっている。
本発明は色合わせ遊びによって完成した立方体の中に星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が目視できるという従来にない立体パズルでありながら、基本キューブの回転構造と屈曲構造を組み合わせることで、パズル自体を様々な形に変形する形遊びも可能となり、また正四面体と直角三角錐をパーツにするが、これらを組み合わせてできた立方体を基本キューブとするので、誤って部品に体重を掛けた場合でも比較的安全であり、子供から大人まで楽しめる立体パズルとなる。
以下、本発明の実施の形態を実施例に基づき図面を参照して説明する。
図1は、本発明の概要を表しており、(a)は本発明の基本キューブ3の構造、(b)は基本キューブ3を8組連結したスタート図、(c)、(d)は本発明の動きを表し、(e)が完成図の完成立方体5である。
図1の(a)は、本発明の基本キューブ3の構造を表しており、正四面体であるAパーツ1を1個と、透明または半透明素材の直角三角錐であるBパーツ2を4個組み合わせて出来た立方体であり、Aパーツ1とBパーツ2は接する正三角形の中心を軸に回転する構造になっている。
図1の(b)は本発明のスタート図の一例であり、基本キューブ3を8組使用し、隣り合う基本キューブと、キューブ結合用粘着テープ4で屈曲可能に連結している。
図1の(c)、(d)は本発明の動きを表し、回転構造と屈曲構造によって変形と色合わせ遊びが可能である様子を表している。
図1の(e)は本発明の完成図の完成立方体5であり、Bパーツに透明または半透明素材を用いることで、Aパーツ1が外側から目視できるので、完成立方体5の中に、Aパーツ1が組み合わさって出来た星形二重正四面体構造(メタトロン立体)を目視できる。
図2は、本発明の回転構造を表している。
図2の(a)は基本キューブを構成する正四面体であるAパーツ1が1個と、直角三角錐であるBパーツ4個の位置関係と回転構造を表しているが、Aパーツの各面の正三角形とBパーツの底面の正三角形は合同になっており、Aパーツの正三角形の中心部7はBパーツの底面の中心部8は、軸および留め具6により結合しており、これにより互いに回転する構造となる。
図2の(b)はAパーツとBパーツの結合部の断面図であるが、Aパーツの正三角形の中心部7とBパーツの底面の中心部8が、軸および留め具6により結合しており、これによりAパーツとBパーツは左右どちらの向きにも回転する構造となる。
図2の(c)は基本キューブのBパーツのひとつが回転している様子であるが、Bパーツの各側面は任意に色付けされてありながら、透明または半透明の素材でできており、Aパーツが外側から目視でき、また回転しているBパーツ以外のBパーツは、回転しているBパーツにより回転を制限されるため、構造上同時に回転することはできない。
図3は基本キューブ3の回転構造による色の組み合わせの変化を表すため、わかりやすいようにBパーツを非透視図で表しているが、(a)、(b)、(c)とBパーツが三分の一回転するごとに、基本キューブ3の各面の色の組み合わせが変化し、一回転すると元の組み合わせに戻る。
図4は2組の基本キューブの屈曲構造を表しているが、(a)は基本キューブ3をお互いに、キューブ結合用粘着テープ4と屈曲可能に連結し、このときテープが回転構造を妨げないようになっており、(b)では屈曲によって位置関係が変化し、それにより一方向から見える色の組み合わせも変わる様子を表している。
図5は2組の基本キューブが屈曲と回転する様子を表しており、(a)は回転させたい位置を表しているが、回転しようとしても他のパーツが妨げるので、(b)のように先に回転が妨げられない角度まで屈曲することで回転可能となり、Bパーツ2を三分の一だけ回転させ、そして元の位置関係に屈曲すると、一方向から見える色の組み合わせが変化する様子を表している。
図6は連結した4組の基本キューブが回転構造により全体が変形することを表しており、(a)は回転させたい位置を表しているが、回転しようとしても他のパーツが妨げるので、(c)のよう回転が妨げられない角度まで屈曲することで回転可能となり、(d)、(e)では対象の部分を三分の一だけ奥側に回転させ、そして元の位置まで屈曲を戻すと、(f)では全体の形が変化することがわかる。
図7は図6と同様に、連結した4組の基本キューブが回転構造により全体が変形することを表しているが、(a)から(c)までは図6と同じであるが、(e)では三分の一だけ回転するとき、図6では奥側の方向だったが図7では手前側の方向に回転させると(f)において全体の形が変化するが、図6の(f)場合と違う位置関係になるのがわかる。
図8は完成立方体5における基本キューブ3の位置関係を表しており、完成立方体では、隣り合う基本キューブ同士が鏡像関係になることで、星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が内包されるようになる。
図8の(a)は2組の基本キューブ3が鏡像関係になる位置関係を表しているが、左の基本キューブ(左)9と右の基本キューブ(右)10のそれぞれのAパーツに別の模様をつけて表している。
図8の(b)は完成立方体には8組の基本キューブを用いるが、基本キューブ(左)9が4組と基本キューブ(右)10が4組を交互に配置することを表しており、これにより、星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が完成立方体に内包されることになる。
図8の(c)は組み合わさった8組の基本キューブが、隣り合う基本キューブと、キューブ結合用粘着テープ4で屈曲可能に連結する一例を表している。
図8の(d)は組み合わさった8組の基本キューブの各面を色分けする例をわかりやすいようにBパーツを非透視図で表している。
図8の(e)は完成立方体5で、Bパーツを透視図で表しているが、各面が色分けされてありながら、完成立方体に各基本キューブのAパーツで構成された星形二重正四面体構造(メタトロン立体)が目視できる。
図9は本発明のスタート時の一例を表しているが、(a)と同じものを、裏から見たのが(b)である。
図10は本発明の動きをわかりやすくするため、Bパーツを非透視図で表し、完成立方体の一面に「ア」「イ」「ウ」「エ」と記入したものであり、(a)から3組の基本キューブを屈曲させて開き、(d)の「ウ」と書いてある基本キューブの矢印のしめす場所を回転させたのが(e)と(f)であるが、回転構造や屈曲構造により形遊びや色合わせ遊びができることがわかる。
図11〜図15は本発明の形遊びをわかりやすくするため、Bパーツを非透視で色の違いとキューブ結合用粘着テープ4を省略して表したものである。
図11の(a)「H」、(b)「S」、(c)「U」は形遊びで文字を作っている例であり、(d)は「犬」を、(e)は(d)の「犬」を別の視点から表している。
図12はキューブ結合用粘着テープの位置によって基本キューブが斜めになることを利用して形遊びをしている様子であるが、(a)(b)は「学校」、(c)は「花」であるが、(d)はBパーツの回転構造を利用して「花」の花びら部分や葉っぱ部分を表している。
図13はキューブ結合用粘着テープによる屈曲構造とBパーツの回転構造を同時に利用することで、基本キューブ同士が斜めの位置になることを利用して形遊びをしている様子であるが、(a)は「半円」、(b)は「円」、(c)は(b)を真上から見た図である。
図14は(a)、(b)はどちらも形遊びで同じ「竜」を表しているが、(b)は屈曲構造と回転構造を利用しているため形が複雑で、全長も比較して伸びている様子を表している。
図14の(a)は、図11の(c)と同じ「U」の文字であるが、図14の(b)は屈曲構造を使って「U」の文字のカーブ部分を表し、(c)は屈曲構造と回転構造を同時に使って「U」の文字のカーブ部分を表しているが、工夫により複雑な形遊びが可能になることがわかる。
1 Aパーツ
2 Bパーツ
3 基本キューブ
4 キューブ結合用粘着テープ
5 完成立方体
6 軸および留め具
7 Aパーツ各面の中心部
8 Bパーツ底面の中心部
9 基本キューブ(左)
10 基本キューブ(右)
2 Bパーツ
3 基本キューブ
4 キューブ結合用粘着テープ
5 完成立方体
6 軸および留め具
7 Aパーツ各面の中心部
8 Bパーツ底面の中心部
9 基本キューブ(左)
10 基本キューブ(右)
Claims (3)
- 正四面体1個とその各面の正三角形と同一寸法の底面を持つ直角三角錐4個が、回転可能な構造で組み合わせてできた立方体である基本キューブ8組を、任意の場所で粘着テープ等により屈曲可能に結合させることで可変する立体パズル。
- 前記直角三角錐の各面に任意の模様や色をつけることより、完成した立方体の色合わせが可能な請求項1の立体パズル
- 前記直角三角錐素材部分を透明または半透明素材あるいは枠だけの構造を用いることにより、星形二重四面体構造を外部から目視できる立方体を完成できる請求項1の立体パズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017142248A JP2019022543A (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 立体パズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017142248A JP2019022543A (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 立体パズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019022543A true JP2019022543A (ja) | 2019-02-14 |
Family
ID=65368728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017142248A Pending JP2019022543A (ja) | 2017-07-21 | 2017-07-21 | 立体パズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019022543A (ja) |
-
2017
- 2017-07-21 JP JP2017142248A patent/JP2019022543A/ja active Pending
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