JP2019022047A - 光通信システムおよびそのデータ通信方法 - Google Patents

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Emiko Ozeki
恵美子 大関
憲明 勝俣
Noriaki Katsumata
憲明 勝俣
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Abstract

【課題】高利得を持ち、且つダイナミックレンジを広くとることのできる構成によってデータの通信が行える光通信システムを提供する。
【解決手段】送信回路側で、元のクロックよりもn倍の周波数の送信クロックを用いて、送信データのパルス幅TをT/nに狭くしておく。受信回路側では、前記T/n幅の送信データを受信したVin1を受信アンプ51およびコンデンサC1によりAC結合してAGCinとし、該AGCinを増幅するAGCアンプ52において、AGCアンプ52の出力信号の正の信号パルスを抽出した第1の信号(AMP1out)と、前記AGCアンプ52の出力信号の負の信号パルスを反転した信号を、前記正の信号パルスと負の信号パルスの波高値の比に相当する倍数の利得で増幅した第2の信号(AMP3out)とを合成し、該合成信号によって前記AGCアンプ52の出力信号をピークホールドする。
【選択図】 図6

Description

本発明は、高感度データ通信用送受信方式を採用した光通信システムおよびそのデータ通信方法に関する。
光通信システムにおいて、光信号の受信の様な、高感度な受信器の場合、利得を稼ぐために、アンプを縦続接続する必要がある。この場合、直流アンプの縦続接続を行うと、DCオフセットが後段で増幅されるため、全体の利得が制限される。この為、高感度アンプを構成するためには、例えば非特許文献1に記載のようにコンデンサカップリングによるACアンプで構成するのが一般的である。
光通信システムにおける受信回路側の、コンデンサカップリングによるACアンプの基本構成例を図9に示す。図9において、図示省略の送信回路側では、送信データを発光ダイオード等の発光素子により変換した光信号が送信され、受信回路側のフォトダイオード等の受光素子により受信した前記光信号を電圧信号に変換した電圧Vin1がアンプ101(A1)に入力される。
アンプ101で増幅された出力電圧Vout1は、コンデンサCを通すことにより電圧Vin2となりアンプ102(A2)に入力される。アンプ102は電圧Vin2を増幅して電圧Vout2を出力する。
尚、光信号を正確に受信し検出する光信号受信装置は、従来、例えば特許文献1に記載のものが提案されていた。
特開2004−363678号公報
「光半導体素子ハンドブック/第4章フォトIC」、インターネット<URL:http://www.hamamatsu.com/resources/pdf/ssd/04handbook.pdf>[平成29年7月3日検索]
図10は図9の各部(Vin1,Vout1,Vin2,Vout2)のパルス信号の波形を示しており、アンプ101の出力Vout1(図10(b))はピークV1のレベルの信号である。
この信号をカップリングコンデンサCを介してアンプ102に入力した場合、信号のピーク電圧は図10(c)のようにV1/2になる。このため、図9のようなACカップリングによるアンプの場合、波高値の半分が有効な信号レベルになり、ダイナミックレンジが狭くなる。
この理由は、ACカップリングの場合、直流は通さない為、信号は平均値がゼロになる点を中心に動作する為である。見方を変えると、ACカップリングでパルス信号を通過させる場合、動作点(信号の中心点)が自動的に平均値になる事を意味する。図10では平均値がV1/2の為、図10(c)のようにVin2では、0Vを中心に信号のピーク値がV1/2で動作することになる。
また、特許文献1の例えば図10に記載の装置では、光信号をフォトダイオード111で受け、トランスインピーダンスアンプ110Aで増幅し、信号出力を得ているが、この構成例は、信号をコンデンサで遮断せず、そのままポストアンプ112まで直結している。
この様な構成では入力信号の波高値がそのまま有効な信号レベルになり、ACカップリングの場合に生じる、ダイナミックレンジが半分になるような問題は発生しない。
しかし、この様な直結接続の場合、前段のアンプ(特許文献1の図10の124)が利得が大きければ大きいほど、温度、電源電圧の変動等により、出力信号にドリフト(アンプの動作点が、外乱の影響、素子自体のばらつきにより、信号が無い状態にも関わらず変動する現象)が発生する。
このドリフトは、後段で増幅され、最終的には、アンプが無信号の状態にも関わらずドリフトの影響で飽和してしまう場合が発生しうる。
以上の制約から、ACカップリングを用いないアンプ構成の場合(一般的にはDCアンプ、もしくは直結アンプ)、利得を大きく取ることは困難である。
この問題点は、ACカップリングによるACアンプ構成にすることで、ドリフトの影響はコンデンサで遮断されるため、改善可能である。
しかしながら、ACカップリングの場合、前述のように信号の有効波高値が低下する欠点が有った。
以上のように、従来の構成では、光通信システムの受信回路において、高い利得を持ち、且つダイナミックレンジを広く持つアンプの実現は困難であった。
本発明は、上記課題を解決するものであり、その目的は、高利得を持ち、且つダイナミックレンジを広くとることのできる構成によってデータの通信が行える光通信システムおよびそのデータ通信方法を提供することにある。
上記課題を解決するための請求項1に記載の光通信システムは、
送信データとしての電気信号を光信号に変換し、該光信号を送信する送信手段と、前記送信手段からの光信号を受信して電気信号に変換し、該電気信号をコンデンサを通してAC結合した信号から前記送信データを復調する受信手段と、を備えた光通信システムであって、
前記送信手段は、パルス幅Tを有する送信データと、該送信データと同期した所定周波数の第1の送信クロック信号との論理積を求めて得た信号を、前記第1の送信クロック信号のn倍(nは2以上の正数)の周波数の送信クロック信号によってサンプリングすることによって、パルス幅T/nを有する電気信号を得て、該電気信号を光信号に変換して送信し、
前記受信手段は、
前記受信して変換したパルス幅T/nを有する電気信号をコンデンサによってAC結合させるACカップリング回路と、
前記ACカップリング回路の出力信号を入力とし、ピークホールドにより自動利得調整が行われるAGCアンプと、
前記AGCアンプの出力のうち、設定した閾値以上の信号のパルス幅を、Tcycle>T1>Tcycle/2(Tcycleは第1の送信クロック信号の周期)の条件を満たすパルス幅T1に伸長するワンショット回路と、
前記ワンショット回路の出力信号を、該ワンショット回路の出力信号に同期した受信クロック信号によってサンプリングして復号データを得る復調回路と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の光通信システムは、請求項1において、
前記送信手段は、
パルス幅Tを有する送信データと、該送信データと同期した所定周波数の第1の送信クロック信号との論理積をとる第1の論理積回路と、
前記第1の論理積回路の出力信号を、前記第1の送信クロック信号の所定倍数の周波数の第2の送信クロック信号によってサンプリングする第1のサンプリング回路と、
前記第1のサンプリング回路の出力信号と前記第2の送信クロック信号との論理積をとる第2の論理積回路と、
前記第2の論理積回路の出力信号を、前記第2の送信クロック信号よりも高い周波数であり且つ第1の送信クロック信号のn倍の周波数の第3の送信クロック信号によってサンプリングする第2のサンプリング回路と、
備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の光通信システムは、請求項1又は2において、
前記受信手段は、前記AGCアンプの出力信号の正の信号パルスを抽出した第1の信号と、前記AGCアンプの出力信号の負の信号パルスを反転した信号を、前記正の信号パルスと負の信号パルスの波高値の比に相当する倍数の利得で増幅した第2の信号とを合成し、該合成信号によって前記AGCアンプの出力信号をピークホールドするピークホールド回路を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の光通信システムのデータ通信方法は、
送信データとしての電気信号を光信号に変換し、該光信号を送信する送信手段と、前記送信手段からの光信号を受信して電気信号に変換し、該電気信号をコンデンサを通してAC結合した信号から前記送信データを復調する受信手段と、を備えた光通信システムのデータ通信方法であって、
前記送信手段が、パルス幅Tを有する送信データと、該送信データと同期した所定周波数の第1の送信クロック信号との論理積を求めるステップと、
前記論理積を求めるステップによって得られた信号を、前記第1の送信クロック信号のn倍(nは2以上の正数)の周波数の送信クロック信号によってサンプリングするステップと、を備え、
前記サンプリングするステップにより得られたパルス幅T/nを有する電気信号を光信号に変換して送信することを特徴とする。
請求項5に記載の光通信システムのデータ通信方法は、請求項4において、
前記受信手段は、前記送信手段からの光信号を受信して変換したパルス幅T/nを有する電気信号をコンデンサによってAC結合させるACカップリング回路と、前記ACカップリング回路の出力信号を入力とし、ピークホールドにより自動利得調整が行われるAGCアンプと、前記AGCアンプの出力のうち、設定した閾値以上の信号のパルス幅を、Tcycle>T1>Tcycle/2(Tcycleは第1の送信クロック信号の周期)の条件を満たすパルス幅T1に伸長するワンショット回路と、前記ワンショット回路の出力信号を、該ワンショット回路の出力信号に同期した受信クロック信号によってサンプリングして復号データを得る復調回路と、を備え、
前記受信手段が、前記AGCアンプの出力信号の正の信号パルスを第1の信号として抽出するステップと、
前記AGCアンプの出力信号の負の信号パルスを反転した信号を、前記正の信号パルスと負の信号パルスの波高値の比に相当する倍数の利得で増幅して第2の信号を得るステップと、
前記第1の信号および第2の信号を合成した合成信号によって、前記AGCアンプの出力信号をピークホールドするステップと、
を備えたことを特徴とする。
(1)請求項1〜5に記載の発明によれば、高い利得を持ち、且つダイナミックレンジを広くとることのできる構成によってデータの通信が行える。送信側では、元の送信クロックのn倍の周波数の送信クロック信号を用いることにより、実際に送信されるデータの幅は元の送信データのT/nの狭いパルス幅となり、送信電力がn分の1に低減される。また、受信信号のピーク値が従来のピーク値よりも大きくなるため、ACカップリングを行っているにもかかわらず受信波形の有効な信号レベルの低下を防ぎ、広いダイナミックレンジで受信することができる。
(2)請求項3、5に記載の発明によれば、AGCアンプの出力信号の、正のパルスを抽出した第1の信号と、負の信号パルスの波高値を第1の信号の波高値に合わせるように増幅した第2の信号との合成信号によってAGCアンプの出力信号をピークホールドしているので、フラットなAGC電圧を得ることができる。
本発明の実施例1による送信回路の一例を示す回路図。 本発明の実施例1による送信回路の他の例を示す回路図。 本発明の実施例1による受信回路の回路図。 図2の回路の各部の信号波形図。 図3の回路の各部の信号波形図。 本発明の実施例2による受信回路の回路図。 図6の回路の各部の信号波形図。 本発明の実施例3による光通信システムの構成図。 従来のコンデンサカップリングによるACアンプの基本構成を示す回路図。 図9の各部の信号波形図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明するが、本発明は下記の実施形態例に限定されるものではない。
本実施形態例では、従来方式の欠点を改善するために、通信に用いる信号のデューティ比を大きく変える事で、ACカップリングによるACアンプを使用し、なおかつ、受信波形の有効な信号レベルの低下を防ぐことができるように、光通信システムの送信回路(送信手段)および受信回路(受信手段)を以下のように構成した。
図1は本発明の送信手段である送信回路の構成の一例を示し、図2は送信回路の構成の他の例を示し、図3は本発明の受信手段である受信回路の構成を示している。
図1において、11は、元の送信データTXDATAと所定周波数の送信クロックTXCLK(第1の送信クロック信号)との論理積をとるアンド回路(第1の論理積回路)である。
21は、アンド回路11の論理積により生成された出力信号Dinを、送信クロックTXCLKのn倍(nは2以上の正数)の周波数、この例では2倍の周波数の送信クロック2×TXCLK(第2の送信クロック信号)によってサンプリングするフリップフロップ(第1のサンプリング回路)である。
30は、フリップフロップ21によりサンプリングされた出力信号Doutにより図示省略の発光ダイオードを駆動するドライブ回路である。
ドライブ回路30の出力信号Vlineは発光ダイオードによって光信号に変換され通信ライン(例えば空間)を介して受信回路に伝送される。
図1の構成によれば、2倍の送信クロック2×TXCLKを使用することで、後述する図4の(a)〜(e)のように元の送信データ(TXDATA)の半分のパルス幅(T/2)の送信データDoutが得られる。
更に、図2では、4倍の送信クロック4×TXCLKを使用することで、元の送信データ(TXDATA)の4分の1パルス幅(T/4)の送信データを得ている。
図2において、図1と同一部分は同一符号をもって示し、アンド回路11およびフリップフロップ21は図1と同様に構成されている。12はフリップフロップ21の出力信号Doutと2倍の送信クロック2×TXCLKの論理積をとるアンド回路(第2の論理積回路)である。
22は、アンド回路12の論理積により生成された出力信号Din2を、送信クロックTXCLKの4倍の周波数の送信クロック4×TXCLK(第3の送信クロック信号)によってサンプリングするフリップフロップ(第2のサンプリング回路)である。
ドライブ回路30は、フリップフロップ22でサンプリングされた出力信号により図示省略の発光ダイオードを駆動する。
図2の送信回路の各部の信号波形を図4に示す。送信データTXDATAは一般的なマンチェスター符号等を想定し、送信クロックTXCLK、2×TXCLK、4×TXCLKは全て送信データTXDATAと同期しているものとする。
図4において、Tは送信データのパルス幅、Tcycleは送信クロックTXCLKの周期を各々示している。
図2および図4において、送信データTXDATAと送信クロックTXCLKの論理積をとった信号Dinには、図4(c)に示すようにハザードを含んでいる。
フリップフロップ21では、2倍の周波数の送信クロック2×TXCLK(図4(d)のように周期がTcycle/2)により図4(c)の信号Dinをサンプリングすることで、出力信号Doutは図4(e)に示すようにパルス幅がT/2となり図4(c)のハザードは除去されている。
アンド回路12において、図4(e)のDoutと図4(d)の2×TXCLKとの論理積がとられた結果、出力信号Din2は図4(f)のようにハザードを含んだ波形となっている。
このDin2は、フリップフロップ22において、4倍の周波数の送信クロック4×TXCLK(図4(g)のように周期がTcycle/4)によってサンプリングされることによって、図4(h)のようにパルス幅がT/4の送信データ(Vline)となり、図4(f)のハザードは除去されている。
このように、図1、図2の回路において、元の送信クロックTXCLKのn倍の周波数の送信クロックを使用することで、T/nのパルス幅の送信データが得られる。このため送信電力をn分の1に低減することができる。
受信回路の構成を示す図3の受信アンプ51には、図2の送信回路側で送信データVlineを電−光変換した光信号を、図示省略の受光素子により受光して電気信号に変換した電圧Vin1が入力される。
受信アンプ51で増幅された出力電圧Vout1はコンデンサC1を通すことにより電圧AGCinとなりAGCアンプ(自動利得調整増幅器)52に入力される。
AGCアンプ52は、入力されたAGCinを増幅しそのピーク値をホールドして自動利得調整が行われるアンプであり、出力信号AGCoutから、コンデンサC2および図示極性ダイオードD1によって半波整流した正の信号を取り出し、それをコンデンサC3および抵抗R1からなるAGC制御用時定数回路により積分することで、正の信号のピークホールドによるAGC電圧VAGCを作成している。AGCアンプ52は、AGC電圧VAGCが正方向に大きくなると、利得を低下させるものとする。
AGCアンプ52により一定レベルまで自動制御された出力信号AGCoutは、コンデンサC4を介してコンパレータ53に入力されて閾値Vthと比較判定される。コンパレータ53は閾値Vth以上の信号を判定結果Vcmpとして出力し、該Vcmpは、ワンショット回路54において所定時間伸長され、ワンショット回路54からはパルス幅T1の信号DATAが出力される。
この伸長されたDATAのパルス幅T1は、Tcycle>T1>Tcycle/2(Tcycleは元の送信クロック信号の周期)なる条件式を満たすパルス幅に設定しておく。
55は、ワンショット回路54の出力信号DATAに同期した受信クロック信号RXCLKを生成するPLL(フェーズロックループ)回路である。
ワンショット回路54の出力信号DATAは、フリップフロップ56において、PLL55で生成された受信クロックRXCLKによってサンプリングされて、復号データRXDが出力される。
次に上記のように構成された受信回路の動作を、各部の信号波形を示す図5とともに説明する。
入力された、パルス幅がT/4である信号Vin1(図5(a))を増幅した受信アンプ51の出力信号Vout1のピーク値は、V1となる(図5(b))。
このVout1をコンデンサC1に通した信号AGCinは、図5(c)のように、0Vからのピーク値(正のピーク値)がV1×3/4であり、0Vから負側のピーク値(負のピーク値)がV1×1/4である。
このため、従来方式の図9の受信回路においてコンデンサCを通した後の信号Vin2の波形(図10(c))のピークがV1/2であるのに比べて、本実施例による信号波形(図5(c))の方が0Vからのピーク値(正のピーク値)が1.5倍大きい。
このように、コンデンサC1によるAC結合後の受信信号(AGCin)のピーク値を大きくできることの要因は、送、受信信号(図4(h)、図5(a))のパルス幅を小さく(本例ではT/4に)したことによるものであり、このパルス幅を更に小さくすれば、ピーク値は更に大きくすることができる。この事は、非常に微小なデータ通信の様な信号を受信する場合、AC結合のアンプのS/N比を大きく出来る事を意味し、従来方式に対する優位点になる。
AGC電圧VAGCを表す図5(e)は、AGCアンプ52の出力AGCoutの波形(破線で示す受信波形)と、コンデンサC2,C3ダイオードD1,抵抗R1によって生成されたAGC電圧(実線波形)と、コンパレータ53の閾値Vth(破線)とを図示している。
AGCアンプ52では、自動利得調整を行う為、出力信号AGCoutに対し、図5(e)のVAGCの様に、正の信号パルスのピークをホールドしてAGC電圧とする。
これは、AGCアンプ52の出力信号AGCoutは図5(d)に示す通り、信号は正側にあり、ベースラインが負側にある非対称の状態であり、平均化するだけでは、正しいAGC電圧が得られない為である。
AGCアンプ52により一定レベルまで増幅された信号は、コンパレータ53において閾値Vthと比較判定され、判定結果Vcmpを得る。コンパレータ53の閾値Vthは出力信号AGCoutのピーク値(正の部分)の真ん中に設定する。
出力信号AGCoutはAGCアンプ52において一定レベルの出力値に自動制御されるので、閾値は固定の値とすることができる。
コンパレータ53の判定結果Vcmpは、図5(f)のように、図5(d)のAGCoutのうち閾値Vth以上のレベルの信号波形となる。
図5(g)は、前記判定結果Vcmpをワンショット回路54によりパルス幅T1まで伸長した信号DATAを示している。
このT1は、元の信号周期であるTcycleより短くなる様に設定する。又、後段のフリップフロップ56で正しくサンプリングする為、Tcycle>T1>Tcycle/2の範囲に設定している。
図5(g)におけるT1は復調パルスのパルス幅を示す。図5(g)の信号DATAをもとにPLL回路55において受信クロックRXCLKが図5(h)のように生成される。
そして後段のフリップフロップ56において、受信クロックRXCLKによって図5(g)の信号DATAがサンプリングされ、図5(i)に示す、復号データである信号RXDが得られる。
この結果、元の送信データである図4(a)のTXDATAが最終的に図3の回路構成によって復調されたことになる。
以上の構成により一連の動作から、図2の送信回路によって図4(a)の送信データTXDATAを図5(a)のVin1に変換し、それを図3の受信回路に通すことで、元の送信データTXDATAと同等の図5(i)の復号データRXDが得られた事になる。
以上のように、本実施例1によれば、高い利得を持ち、且つダイナミックレンジを広くとることのできる構成によってデータの通信が行える。送信側では、元の送信クロックのn倍の周波数の送信クロック信号を用いることにより、実際に送信されるデータの幅は元の送信データのT/nの狭いパルス幅となり、送信電力がn分の1に低減される。また、受信信号のピーク値が従来のピーク値よりも大きくなるため、ACカップリングを行っているにもかかわらず受信波形の有効な信号レベルの低下を防ぎ、広いダイナミックレンジで受信することができる。
前記実施例1では、受信回路のAGCアンプ52のピークホールドは図5(d),(e)で説明したように出力信号AGCoutの正のピーク値をサンプルして行っていたが、この方式によるとAGC電圧に若干の変動が生じる可能性がある。AGC電圧は変動が少ない方が効果的であるので、本実施例2では、受信回路のAGCアンプ52の出力信号AGCoutを正、負で分離して各々独立に扱い、それらのレベル差を補正し(各信号の重み付けをし)た後の信号のピーク値をホールドするように構成した。
すなわち、出力信号AGCoutからAGC電圧VAGCを作成する回路を図6のように構成し、AGCアンプ52の出力信号の正の信号パルスを抽出した第1の信号と、前記AGCアンプの52の出力信号の負の信号パルスを反転した信号を、前記正の信号パルスと負の信号パルスの波高値の比に相当する倍数の利得で増幅した第2の信号とを合成し、該合成信号によって前記AGCアンプ52の出力信号をピークホールドする。
図6において図3と同一部分は同一符号をもって示している。図6のAGCアンプ52の出力信号AGCoutは、コンデンサC20を介してコンパレータ53に入力されており、受信アンプ51、コンデンサC1、AGCアンプ52、コンパレータ53、ワンショット回路54、PLL回路55およびフリップフロップ56は図3と同様に構成されている。
AGCアンプ52の出力信号AGCoutを、コンデンサC21、図示極性のダイオードD11および利得1倍のアンプ57(AMP1)に通すことで、半波整流により正のピーク信号が取り出されて信号AMP1out(第1の信号)が生成される。
また、AGCアンプ52の出力信号AGCoutを、コンデンサC22、図示極性のダイオードD12および利得1倍の反転アンプ58(AMP2)に通すことで、半波整流により負のピーク信号が取り出されて信号AMP2outが生成される。
前記正のピーク信号の波高値と負のピーク信号の波高値とを一致させるため、両者の比に相当する倍数の利得(本実施例では3倍)のアンプ59(AMP3)によって前記信号AMP2outを増幅し、信号AMP3out(第2の信号)を生成している。
前記生成した信号AMP1outおよび信号AMP3outは、ダイオードD13、D14を各々介して突き合わせ、コンデンサC3および抵抗R1からなる時定数回路をドライブすることで、最終的なAGC制御電圧であるVAGCが得られる。
次に、以上のように構成された受信回路の動作を図7の各部信号波形図とともに説明する。図7において、(a)は通信における時刻を表し、Tcycleは周期(通信レート)を示している。
AGCアンプ52の動作以外の各部の波形(図7の(b)〜(d)、(j)〜(m))は、実施例1における図5の(a)〜(c)、(f)〜(i)と同様であるので、その部分の説明は省略する。
AGCアンプ52の出力信号AGCoutを示す図7(e)において、正、負間の波高値をV2と規定すると、正のピーク値はV2×(3/4)であり、負のピーク値はV2×(1/4)である。
前記正のピーク値は利得1倍のアンプ57を通しているため、アンプ57の出力AMP1outは図7(f)のようにピーク値がV2×(3/4)となっている。
前記負のピーク値は、利得1倍の反転アンプ58を通しているため、反転アンプ58の出力AMP2outは図7(g)のようにピーク値がV2×(1/4)の正の信号となっている。
この出力AMP2outは更に利得3倍のアンプ59により増幅され、その出力AMP3outは図7(h)に示すようにピーク値がV2×(3/4)となる。アンプ59により3倍に増幅する理由は、図7(d)のAGCinに示すように、AGCアンプ52の入力信号の正側と負側のピーク値は等しくなく、3倍の違いが有るため、この差をなくすためである。
この処理によって、アンプ57の出力信号AMP1out(図7(f))とアンプ59の出力信号AMP3out(図7(h))は波高値が一致した信号になる。
そして前記ダイオードD13、D14、コンデンサC3、抵抗R1によってAMP1outおよびAMP3outの和が積分されることによって、図7(i)に示すAGC制御電圧が得られる。
図7(i)は、AGCアンプ52の出力AGCoutの波形(破線で示す受信波形)と、コンデンサC21,C22、ダイオードD11,D12、アンプ57〜59、ダイオードD13,D14、コンデンサC3、抵抗R1によって生成されたAGC電圧(実線波形)と、コンパレータ53の閾値Vth(破線)とを図示している。
本実施例2では、前述したようにAGCアンプ52の出力信号の正の信号パルスを抽出した第1の信号(AMP1out)と、負の信号パルスの波高値を第1の信号の波高値に合わせるように増幅した第2の信号(AMP3out)との合成信号によってAGCアンプの出力信号をピークホールドしているので、AGC電圧は図5(e)のようにギザギザな信号にはならず、図7(i)のように、よりフラットなAGC電圧が得られる。
特に、信号のデューティ比が大きく異なる本発明の通信方式ではAGC電圧が変動しやすいが、本実施例2によれば変動の極めて少ないAGC電圧が得られ、非常に有効である。
尚、図5(g)〜(i)の波形と同様となる図7(k)〜(m)の波形図では、RXCLKによりDATAがサンプリングされ、その出力がRXDとなる関係を表現し、RXCLKの立上りでサンプリングされるDATAの該当部分を円破線で図示した。また、DATAとRXDは、太線による矢印で関係を示し、DATAのどのタイミングでRXDが出力されるかを示した。
この結果、元の送信データである図4(a)のTXDATAが最終的に図6の受信回路により復調されたことになる。
以上の構成により一連の動作から、図2の送信回路によって図4(a)の送信データTXDATAを図6(a)のVin1に変換し、それを図6の受信回路に通すことで、元の送信データTXDATAと同等の図7(m)の復号データRXDが得られた事になる。
以上のように本実施例2によれば、AGCアンプの出力信号の、正のパルスを抽出した第1の信号と、負の信号パルスの波高値を第1の信号の波高値に合わせるように増幅した第2の信号との合成信号によってAGCアンプの出力信号をピークホールドしているので、よりフラットなAGC電圧を得ることができる。
通信システムの一例として、空間光送受信器を使用して、タブレットPC(パソコン)やノートPC等の電子機器間で空間光通信を行うシステムがある。本実施例3では、空間光通信システムにおける空間光送受信器に本発明を適用した。
空間光通信の場合、光信号が距離の2乗に反比例して減衰するため、受信信号の減衰、変化が激しい。この為、空間光通信を実用化するためには、高感度な受信器の実現が必要になる。
また、タブレットPCの様な電子機器は基本的にはバッテリー駆動が前提であり、本発明を適用する事で、送信部の消費電流の削減が図れる。更に、空間光通信の様な、高感度な受信器が必要な用途に関しても、本発明を適用する事で、感度が高めやすいACカップリングのアンプを使用して、なおかつ、受信信号の波高値を高くできる。これにより、より高感度なアンプが実現可能になる。
図8は、本実施例3による空間光通信システムの構成を示し、61は例えばタブレットPC等の第1の電子機器であり、71は、第1の電子機器61に接続され、電気信号を光信号に変換する発光ダイオードおよび受光した光信号を電気信号に変換する受光素子を有した空間光送受信器である。
62は、例えばノートPC等の第2の電子機器であり、72は、第2の電子機器62に接続され、電気信号を光信号に変換する発光ダイオードおよび受光した光信号を電気信号に変換する受光素子を有した空間光送受信器である。
第1の電子機器61および空間光送受信器71により第1の通信装置を構成し、第2の電子機器62および空間光送受信器72により第2の通信装置を構成している。
前記空間光送受信器71、72は、図1又は図2の送信回路と、図3又は図6の受信回路とを各々備えており、各送信回路、受信回路の動作は実施例1、2で説明した動作となる。
図8のように本発明を空間光通信に適用することで、消費電力削減、感度の向上などのメリットが見込まれる。
11,12…アンド回路
21,22,56…フリップフロップ
30…ドライブ回路
51…受信アンプ
52…AGCアンプ
53…コンパレータ
54…ワンショット回路
55…PLL回路
57〜59…アンプ
61…第1の電子機器
62…第2の電子機器
71,72…空間光送受信器
C1〜C4,C20〜C22…コンデンサ
D1,D11〜D14…ダイオード
R1…抵抗

Claims (5)

  1. 送信データとしての電気信号を光信号に変換し、該光信号を送信する送信手段と、前記送信手段からの光信号を受信して電気信号に変換し、該電気信号をコンデンサを通してAC結合した信号から前記送信データを復調する受信手段と、を備えた光通信システムであって、
    前記送信手段は、パルス幅Tを有する送信データと、該送信データと同期した所定周波数の第1の送信クロック信号との論理積を求めて得た信号を、前記第1の送信クロック信号のn倍(nは2以上の正数)の周波数の送信クロック信号によってサンプリングすることによって、パルス幅T/nを有する電気信号を得て、該電気信号を光信号に変換して送信し、
    前記受信手段は、
    前記受信して変換したパルス幅T/nを有する電気信号をコンデンサによってAC結合させるACカップリング回路と、
    前記ACカップリング回路の出力信号を入力とし、ピークホールドにより自動利得調整が行われるAGCアンプと、
    前記AGCアンプの出力のうち、設定した閾値以上の信号のパルス幅を、Tcycle>T1>Tcycle/2(Tcycleは第1の送信クロック信号の周期)の条件を満たすパルス幅T1に伸長するワンショット回路と、
    前記ワンショット回路の出力信号を、該ワンショット回路の出力信号に同期した受信クロック信号によってサンプリングして復号データを得る復調回路と、
    を備えたことを特徴とする光通信システム。
  2. 前記送信手段は、
    パルス幅Tを有する送信データと、該送信データと同期した所定周波数の第1の送信クロック信号との論理積をとる第1の論理積回路と、
    前記第1の論理積回路の出力信号を、前記第1の送信クロック信号の所定倍数の周波数の第2の送信クロック信号によってサンプリングする第1のサンプリング回路と、
    前記第1のサンプリング回路の出力信号と前記第2の送信クロック信号との論理積をとる第2の論理積回路と、
    前記第2の論理積回路の出力信号を、前記第2の送信クロック信号よりも高い周波数であり且つ第1の送信クロック信号のn倍の周波数の第3の送信クロック信号によってサンプリングする第2のサンプリング回路と、
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記受信手段は、前記AGCアンプの出力信号の正の信号パルスを抽出した第1の信号と、前記AGCアンプの出力信号の負の信号パルスを反転した信号を、前記正の信号パルスと負の信号パルスの波高値の比に相当する倍数の利得で増幅した第2の信号とを合成し、該合成信号によって前記AGCアンプの出力信号をピークホールドするピークホールド回路を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信システム。
  4. 送信データとしての電気信号を光信号に変換し、該光信号を送信する送信手段と、前記送信手段からの光信号を受信して電気信号に変換し、該電気信号をコンデンサを通してAC結合した信号から前記送信データを復調する受信手段と、を備えた光通信システムのデータ通信方法であって、
    前記送信手段が、パルス幅Tを有する送信データと、該送信データと同期した所定周波数の第1の送信クロック信号との論理積を求めるステップと、
    前記論理積を求めるステップによって得られた信号を、前記第1の送信クロック信号のn倍(nは2以上の正数)の周波数の送信クロック信号によってサンプリングするステップと、を備え、
    前記サンプリングするステップにより得られたパルス幅T/nを有する電気信号を光信号に変換して送信することを特徴とする光通信システムのデータ通信方法。
  5. 前記受信手段は、前記送信手段からの光信号を受信して変換したパルス幅T/nを有する電気信号をコンデンサによってAC結合させるACカップリング回路と、前記ACカップリング回路の出力信号を入力とし、ピークホールドにより自動利得調整が行われるAGCアンプと、前記AGCアンプの出力のうち、設定した閾値以上の信号のパルス幅を、Tcycle>T1>Tcycle/2(Tcycleは第1の送信クロック信号の周期)の条件を満たすパルス幅T1に伸長するワンショット回路と、前記ワンショット回路の出力信号を、該ワンショット回路の出力信号に同期した受信クロック信号によってサンプリングして復号データを得る復調回路と、を備え、
    前記受信手段が、前記AGCアンプの出力信号の正の信号パルスを第1の信号として抽出するステップと、
    前記AGCアンプの出力信号の負の信号パルスを反転した信号を、前記正の信号パルスと負の信号パルスの波高値の比に相当する倍数の利得で増幅して第2の信号を得るステップと、
    前記第1の信号および第2の信号を合成した合成信号によって、前記AGCアンプの出力信号をピークホールドするステップと、
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の光通信システムのデータ通信方法。
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