JP2019021540A - 電源ユニット、コンデンサユニット、電源装置、及び照明装置 - Google Patents

電源ユニット、コンデンサユニット、電源装置、及び照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与すること。【解決手段】電源ユニット4Aは、光源部3が電気的に接続される出力端子部43と、電源回路40と、接続部44と、を備える。電源回路40は、出力端子部43を介して光源部3に電力を供給する。接続部44には、少なくともコンデンサC3を有したコンデンサユニット4Bが着脱可能に接続される。接続部44は、コンデンサユニット4Bが接続されることによって、コンデンサC3と光源部3とを電気的に並列接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に電源ユニット、コンデンサユニット、電源装置、及び照明装置に関する。より詳細には、本発明は、光源部に電力を供給する電源回路を備えた電源ユニット、当該電源ユニットに接続されるコンデンサユニット、電源ユニット及びコンデンサユニットを備えた電源装置、並びに、光源部及び電源装置を備えた照明装置に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明装置を例示する。この従来例には、照明装置が光学的読み取り装置を使用する環境下において用いられることが記載されている。また、この従来例には、光学的読み取り装置が所与のサンプリング周波数で例えばバーコード、QRコード(登録商標)等の2次元バーコード、文字列といった識別符号を光学的に読み取る装置であることが記載されている。
この従来例の照明装置によれば、スイッチング電源回路の出力電流を、フィルタ部を介して発光ダイオード素子(光源部)が受け付けるので、発光ダイオード素子が受け付ける電流に含まれる高周波のノイズを抑制することができる。これによって、高周波のノイズに起因する照明装置の明るさの変動を抑制することができ、光学的読み取り装置の読み取りエラーを減らすことができる。
特開2014−175219号公報
しかしながら、特許文献1記載の照明装置におけるフィルタ部だけでは、出力電流に含まれる高周波のノイズ(リプル)を十分に抑制できるものではなく、更なる改善が望まれている。例えば、フィルタ部のコンデンサのキャパシタンスを増加させることで、よりリプルの抑制を図ることができる。しかし、キャパシタンスの増加はコンデンサの大型化を伴う。要するに、電源回路全体の大型化に繋がるという問題が生じてしまう。
特に、照明装置が光学的読み取り装置(バーコードリーダー)を使用しない照明環境に設置される場合、そのようなキャパシタンスの大きなコンデンサを有したフィルタ部は不要である。すなわち、照明装置が設置される照明環境によっては、リプル対策のために費やされたコストが無駄になってしまうという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされ、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することができる電源ユニット、コンデンサユニット、電源装置、及び照明装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る電源ユニットは、光源部が電気的に接続される出力端子部と、電源回路と、接続部と、を備える。前記電源回路は、前記出力端子部を介して前記光源部に電力を供給する。前記接続部には、少なくともコンデンサを有したコンデンサユニットが着脱可能に接続される。前記接続部は、前記コンデンサユニットが接続されることによって、前記コンデンサと前記光源部とを電気的に並列接続する。
本発明の一態様に係るコンデンサユニットは、前記電源ユニットの前記接続部に対して着脱可能に接続される接続部材と、前記コンデンサと、を備える。
本発明の一態様に係る電源装置は、前記電源ユニットと、前記コンデンサユニットと、を備える。
本発明の一態様に係る照明装置は、前記電源装置と、前記光源部と、を備える。
本発明は、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することができる、という利点がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る電源装置の回路図である。 図2Aは、同上の電源装置における電源ユニットの平面図である。図2Bは、同上の電源ユニットの側面図である。 図3は、図2AのA−A線断面図である。 図4は、同上の電源ユニットにおける接続部の斜視図である。 図5は、同上の電源装置におけるコンデンサユニットの部分断面図である。 図6は、同上の接続部に同上のコンデンサユニットが接続された状態における要部の側面図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図8Aは、本発明の一実施形態に係る照明装置の一部破断した上面図である。図8Bは、同上の照明装置の一部破断した下面図である。
(1)概要
以下の実施形態は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。以下の実施形態は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の照明装置2は、図1に示すように、光源部3及び電源装置4を備えている。照明装置2は、当該照明装置2を支持する器具本体10と共に照明器具1を構成する(図7参照)。
以下に説明する照明器具1は、天井に取り付けられる照明器具を例示するが、壁等の天井以外の場所に取り付けられる照明器具であってもかまわない。また、以下の説明では、特に断りのない限り、照明器具1の上下、左右、前後の方向を、図7に図示されている上下、左右、前後の矢印を用いて規定して説明する。これらの矢印は、単に説明を補助する目的で記載しているに過ぎず、実体を伴わない。また、上記の方向の規定は、本実施形態の照明器具1の使用形態を限定する趣旨ではない。
照明装置2の電源装置4は、図1に示すように、電源ユニット4Aとコンデンサユニット4Bとを備えている。電源ユニット4Aは、光源部3に電力を供給するための電源回路40を備えている。電源ユニット4Aは、光源部3が電気的に接続される出力端子部43と、接続部44と、を更に備えている。電源回路40は、出力端子部43を介して光源部3に電力を出力する。コンデンサユニット4Bは、少なくともコンデンサC3を有している。接続部44は、コンデンサユニット4Bが着脱可能に接続されるように構成されている。また、接続部44は、コンデンサユニット4Bが接続されることによって、コンデンサC3と光源部3とを電気的に並列接続する。
コンデンサユニット4BのコンデンサC3の種類は、特に限定されるものではない。ただし、コンデンサC3は、比較的キャパシタンスの大きい電解コンデンサであることが望ましい。
この構成によれば、電源ユニット4Aは、コンデンサユニット4Bが着脱可能に接続される接続部44を有している。そのため、例えばバーコードリーダーが使用されるような照明環境に照明装置2が設置される場合、電源ユニット4Aにコンデンサユニット4Bを取付けることで、後付けでリプルの抑制機能を付与することができる。すなわち、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することができる。
また、バーコードリーダーが使用されないような照明環境に照明装置2が設置される場合、コンデンサユニット4Bの接続を行わないことで、追加的なリプルの抑制機能を有さない照明装置2を提供することができる。すなわち、リプル対策のために費やされるコスト(コンデンサユニット4Bに掛かるコスト)を減らすことができる。
(2)詳細
(2.1)全体構成
以下、本実施形態の照明器具1について、図1〜図8Bを参照して詳しく説明する。照明器具1は、図7に示すように、照明装置2と器具本体10とで構成される。器具本体10は、2本の吊りボルト200に固定され、天井100に直付けされる。照明装置2は、器具本体10に対して着脱可能に取り付けられる。
(2.2)器具本体
器具本体10は、板金に曲げ加工を施すことで長尺かつ上面(天井100との対向面)が開口する扁平な箱状に形成される。また、器具本体10は、図7に示すように、天井100と反対側(下側)には照明装置2を収容するための矩形の凹部11が器具本体10長手方向(左右方向)の全長に亘って設けられている。また、器具本体10の幅方向(前後方向)における凹部11の両側には、それぞれ傾斜部12が設けられている。傾斜部12は、凹部11の開口端縁から器具本体10の幅方向(前後方向)に延出し、かつ、外側に向かって上方へ傾斜する。
また、凹部11の底板111には、電源線500を通すための孔111Aが長手方向(左右方向)におけるほぼ中央に設けられている。さらに、この底板111には、長手方向(左右方向)における両端寄りの位置に2本の吊りボルト200を通すための2つの孔111Bが設けられている。そして、底板111の下面には端子台25が取り付けられる。端子台25は、電源線500と電気的に接続される。また、端子台25から接地線を含む3本の電線250が引き出されている。さらに、これら3本の電線250の先端にプラグコネクタ251が電気的に接続されている。
(2.3)照明装置
照明装置2は、上記「(1)概要」の欄で説明したように、光源部3及び電源装置4を備えている。照明装置2は、取付部材21(図8A参照)及びカバー22(図7参照)等を更に備えている。
光源部3は、図8Bに示すように、例えば2つのLEDモジュール30を備えている。2つのLEDモジュール30は、長手方向(左右方向)に並んで配置されている。各LEDモジュール30は、長手方向(左右方向)に長い矩形板状に形成された基板301(図8B参照)を有している。基板301の下面には、複数のLED(Light Emitting Diode)300(図1参照)が長手方向(左右方向)に沿い、かつ、1列に並べて実装(配置)されている。また、2つのLEDモジュール30のいずれか1つに、一対の入力端子部302(図1参照)が設けられている。
また、各LEDモジュール30において隣接するLEDモジュール30と対向する端部には、電源供給用の一対のコネクタがそれぞれ実装されている。そして、互いに隣接する両LEDモジュール30の一対のコネクタ同士が電気的に接続されることで、一方のLEDモジュール30から他方のLEDモジュール30に点灯電力が中継される。
取付部材21は、板金に曲げ加工を施すことで、左右方向に沿って見たときにU字状に形成されている。取付部材21は、図8Aに示すように、長尺かつ矩形板状に形成された底板211と、底板211の左右方向(幅方向)における両端から上向きに延出される一対の側板212とで構成される。LEDモジュール30は、例えば取付部材21の底板211の一部を切り起こすことで形成された爪により取付部材21に固定される。
また、取付部材21は、図7に示すように、長手方向(左右方向)における両端寄りの位置において幅方向(前後方向)の一端側に延びる一対の引掛金具214と、幅方向の他端側に配置される一対の引掛ばね215とを有している。
カバー22は、光拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面(取付部材21側の面)が開口する長尺の箱形に形成されている。カバー22は、図7に示すように、前後方向(幅方向)において両端側から中央側に行くほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部を有している。カバー22は、取付部材21に配置されている2つのLEDモジュール30を覆うように取付部材21に組み付けられている。
(2.4)電源装置
(2.4.1)電源装置の全体構成
照明装置2の電源装置4は、上記「(1)概要」の欄で説明したように、電源ユニット4Aと、コンデンサユニット4Bと、を備えている(図1参照)。コンデンサユニット4Bは、電源ユニット4A(の後述する接続部44)に対して着脱可能に接続される。
(2.4.2)電源ユニット
電源ユニット4Aは、図2Aに示すように、プリント配線板(基板)41に電子部品が実装されて構成される電源回路40と、電源回路40を収容するケース42と、を備えている。電源ユニット4Aは、図1に示すように、光源部3が電気的に接続される一対の出力端子部43と、接続部44と、を更に備えている。電源回路40は、出力端子部43を介して光源部3に電力を出力する。コンデンサユニット4Bは、少なくともコンデンサC3を有している。接続部44は、コンデンサユニット4Bが着脱可能に接続されるように構成されている。また、接続部44は、コンデンサユニット4Bが接続されることによって、コンデンサC3と光源部3とを電気的に並列接続する。
電源回路40の回路図を図1に示す。電源回路40は、図1に示すように、例えば、電源入力部400、フィルタ回路401、整流部402、昇圧回路403、降圧回路404、制御回路405、一対の接続点406、及び信号入力部407(図2A参照)を備えている。
電源入力部400は、レセプタクルコネクタからなり、端子台25から引き出された電線250と電気的に接続されているプラグコネクタ251(図7参照)が差込接続される。フィルタ回路401は、コモンモードチョークコイル4010と、アクロス・ザ・ラインコンデンサ4011とで構成される。整流部402は、ダイオードブリッジで構成される。整流部402は、フィルタ回路401及び電源入力部400を介して交流電源6から入力される交流電圧(交流電流)を全波整流し、脈流電圧(脈流電流)を直流出力端子から出力する。
昇圧回路403は、チョークコイルL1、スイッチング素子Q1、整流素子D1、及び平滑コンデンサC1等で構成される、従来周知の昇圧チョッパ回路(力率改善回路)である。昇圧回路403は、整流部402から出力される脈流電圧を、当該脈流電圧のピーク値よりも高い直流電圧(例えば、400[V]の直流電圧)に変換する。
降圧回路404は、スイッチング素子Q2、インダクタL2、整流素子D2、平滑コンデンサC2等で構成される、従来周知の降圧チョッパ回路(バックコンバータ)である。降圧回路404は、昇圧回路403から出力される直流電圧(第1直流電圧)を、負荷であるLEDモジュール30に適した直流電圧(第2直流電圧)に降圧する。
一対の接続点406は、例えば、プリント配線板41(の上面)に形成されている2つのランドからなり、降圧回路404の出力端子(平滑コンデンサC2の両端)と、それぞれ電気的に接続される。また、一対の接続点406は、図1に示すように、一対の出力端子部43と、それぞれ電気的に接続される。
一対の出力端子部43は、LEDモジュール30の基板301に設けられている2つのエッジコネクタ端子である入力端子部302(図1参照)とかん合されるエッジソケットコネクタである。要するに、一対の出力端子部43が一対の入力端子部302とかん合されることで、電源回路40が光源部3の複数のLED300と電気的に接続される。更に、一対の接続点406は、プリント配線板41(の下面)に実装されている接続部44の一対の接続ピン440(図3及び図4参照)と、それぞれ電気的に接続される。
制御回路405は、昇圧回路403のスイッチング素子Q1並びに降圧回路404のスイッチング素子Q2をそれぞれスイッチングし、昇圧回路403の出力電圧を一定に維持するとともに、降圧回路404の出力電流を目標値に一致させるように構成される。電源回路40は、制御回路405を動作するための制御電圧(例えば、15[V]〜3[V]程度の直流電圧)を生成する制御電源回路を、更に備えていることが好ましい。
信号入力部407は、レセプタクルコネクタからなり、信号線を介して外部(例えば調光器)から伝送されてくる制御信号を受け取る。詳細な説明は省略するが、電源回路40は、例えば、調光制御回路及び消灯制御回路を、更に備えている。消灯制御回路は、制御信号に応じて、点灯中のLEDモジュール30を消灯させるための消灯信号を生成して制御回路405に出力する。制御回路405は、消灯信号を受け取ると、スイッチング素子Q2のスイッチングを中止して降圧回路404を停止させ、LEDモジュール30を消灯する。
調光制御回路は、制御信号に応じて、調光信号を生成して制御回路405に出力する。調光信号は、LEDモジュール30の光出力(調光レベル)を指示するための信号である。調光レベルは、定格電力が供給されているときのLEDモジュール30の光出力を100[%]としたとき、LEDモジュール30に供給される単位時間当たりの平均電力の定格電力に対する比率[%]で表される。制御回路405は、調光制御回路から受け取る調光信号に応じて、スイッチング素子Q2のデューティ比を調整するように構成されることが好ましい。
プリント配線板41は、図2Aに示すように、長尺の矩形平板状の絶縁基板の裏面に配線用の導体(銅はく)がプリントされて構成される。プリント配線板41の表面(下面)に、コネクタ、平滑コンデンサC1、C2、及びコモンモードチョークコイル4010等の、いわゆるリード部品が実装される。そして、プリント配線板41の裏面(上面)に、整流部402、制御回路405、調光制御回路、及び消灯制御回路等の表面実装部品が実装される。ここで、電源入力部400は、プリント配線板41の長手方向(左右方向)の端部の表面に実装される。一方、信号入力部407は、プリント配線板41の長手方向(左右方向)の他端部の表面に実装される。更に、接続部44も、プリント配線板41の他端部の表面に実装される。すなわち、接続部44は、プリント配線板41の周縁(左縁)に配置されている。信号入力部407と接続部44とは、プリント配線板41の表面上の左縁において、前後方向に沿って並んでいる。接続部44については、後の「(2.5)接続部)」の欄で詳しく説明する。
ケース42は、図2A及び図2Bに示すように、底板420と、底板420の短手方向に沿った端縁から立ち上がる一対の第1側板421A、421Bと、底板420の長手方向に沿った端縁から立ち上がる一対の第2側板422A、422Bとを有する。すなわち、ケース42は、底板420に対向する面(下面)が開放された長尺の箱形に形成されている。また、ケース42は、一対の第2側板422A、422Bの片方である第2側板422Aの先端から外向きに突出する固定板423を備えている。固定板423は、図2Bに示すように、角樋状に形成されている。
また、ケース42は、図2Bに示すように、一対の第1側板421A、421Bのうちの片方である第1側板421Aにおいて、矩形の第1窓孔424と矩形の第2窓孔425とを有している。第1窓孔424は、接続部44をケース42の外部に露出するための孔である。また、第2窓孔425は、信号入力部407をケース42の外部に露出するための孔である。第1窓孔424及び第2窓孔425は、いずれも第1側板421Aをその厚み方向に貫通している。
プリント配線板41は、裏面を底板420に対向させる向きでケース42内に収容され、一対の第2側板422A、422Bから切り起こされる4つの爪4220でケース42に固定される(図2A参照)。電源入力部400の差込口は、第1側板421Bに設けられた矩形の窓孔を通してケース42の外に突出する。
電源ユニット4Aは、図8Aに示すように、ケース42の底板420が上になるように、照明装置2の取付部材21の上面に取り付けられる。具体的には、第2側板422B及び固定板423がそれぞれ取付部材21の一対の側板212にねじ止めされることによって、ケース42が取付部材21に固定される。また、取付部材21に取り付けられた状態において、ケース42の開口が取付部材21の底板211で塞がれる。
(2.4.3)コンデンサユニット
コンデンサユニット4Bは、図5に示すように、プラグコネクタ45(接続部材)と、コンデンサC3と、ハウジング46と、一対の電線47と、を備えている。
コンデンサC3は、例えば電解コンデンサである。ハウジング46は、絶縁材料によって中空の矩形箱状に形成されており、その内部にコンデンサC3を収容している。一対の電線47の一端は、コンデンサC3の両端とそれぞれ電気的に接続されていて、ハウジング46は、一対の電線47を導出するための一対の孔460を有している。ハウジング46は、例えば、コンデンサC3全体(リードも含む)と電線47の一端とを覆う熱収縮チューブであってもよい。
プラグコネクタ45は、接続部44に挿入されたときに接続部44の一対の接続ピン440をそれぞれ受けるための一対の筒状のピン受け部(不図示)を有している。一対のピン受け部は、一対の電線47の他端とそれぞれ電気的に接続されている。また、プラグコネクタ45は、図6に示すように、ラッチ部48を有している。プラグコネクタ45は、接続部44に挿入された時、ラッチ部48が接続部44に引っ掛かることで接続部44に対して抜け止めされる。
(2.5)接続部
接続部44は、図3及び図4に示すように、例えばレセプタクルコネクタからなり、コンデンサユニット4B(のプラグコネクタ45)が着脱可能に接続される。具体的には、接続部44は、全体として一面(図3では右面)が開放された略矩形箱状に形成されていて、当該一面に差込口441(図4参照)を有している。接続部44は、図2Aに示すように、平滑コンデンサC1、C2及びコモンモードチョークコイル4010等のリード部品が実装されるプリント配線板41の下面に実装されている。接続部44は、差込口441がケース42の第1窓孔424からケース42の外部に露出するように配置されている。
接続部44は、図3及び図4に示すように、その内部において、一対の接続ピン440を有している。一対の接続ピン440の基端は、電源回路40の一対の接続点406と、それぞれ電気的に接続されている。つまり、出力端子部43及び接続部44は、電源回路40の一対の出力端(接続点406)間において、互いに並列に接続される。一対の接続ピン440の先端は、コンデンサユニット4Bのプラグコネクタ45が差込口441から接続部44内に挿入されることで、プラグコネクタ45のピン受け部内に入り込み、電気的に接続される。
また、接続部44は、図3及び図4に示すように、プラグコネクタ45のラッチ部48が引っ掛かるための突起部442を有している。接続部44は、図4に示すように、その上端部において前後方向の中央が下方向に凹んだ凹所443を有しており、突起部442は、その凹所443内の底面から上方向に突出している。突起部442は、図3に示すように、その一端(図3では右端)において他端(図3では左端)から離れるほど凹所443内の底面に近づくように緩やかに傾斜した傾斜面442Aを有している。プラグコネクタ45が接続部44内へ挿入される過程において、ラッチ部48の先端の爪(不図示)が傾斜面442A上を滑りながら反り上がり、突起部442の上記他端に到達することで弾性復帰して、突起部442へのラッチ部48の引っ掛りが達成される。
接続部44は、図4に示すように、その底部444において接続ピン440から離れる方向に突出する一対の係止爪445を有している。一方、プリント配線板41は、左縁においてその厚み方向に貫通する一対の係止孔410(図3参照、図3では1つのみ図示)を有している。接続部44は、一対の接続ピン440の基端をプリント配線板41の一対のスルーホール411(図3参照、図3では1つのみ図示)に挿入しつつ、一対の係止爪445を一対の係止孔410に係止させることで、プリント配線板41に取り付けられている。
ところで、本実施形態の電源ユニット4Aは、図3に示すように、接続部44の差込口441を覆うように装着可能な絶縁部材446を、更に備えている。絶縁部材446は、例えばシリコーン樹脂等の材料により角柱状に形成されている。接続部44がコンデンサユニット4Bと非接続状態にある時、絶縁部材446が接続部44に装着されていることが望ましい。この場合、一対の接続ピン440が露出したまま照明装置2が使用されることを防ぐことができる。
(2.6)コンデンサユニットの取付作業
以下、コンデンサユニット4Bを電源ユニット4Aに取り付けるための取付作業について説明する。この取付作業は、例えば、照明装置2又は照明器具1の納品先として、バーコードリーダーが使用される店舗等(コンビニエンスストア、スーパーマーケット等)に確定した段階で、その出荷時に行われてもよい。また、取付作業は、実際に照明装置2(又は照明器具1)が上記店舗等における照明空間へ施工される時に行われてもよいし、あるいは、既に当該照明空間に設置済みの照明装置2(又は照明器具1)に対して追加的に行われてもよい。以下では、一例として、照明装置2の出荷時に取付作業を行うことを想定して説明する。
まず、コンデンサユニット4Bの取付けを行う作業者(以下、単に「作業者」)は、例えば予め用意されているキャパシタンスの異なる複数のコンデンサユニット4Bの中から適切なものを1つ選択する。例えば同じ照明空間内においても、照明装置2が実際に配置される位置からレジカウンターまでの距離が比較的離れている場合、出力電流内のリプルに起因する光源部3の明るさの変動は、光がレジカウンターに到達するまでの間に減衰することが予想される。つまり、例えばレジカウンターの真上に設置されている照明装置2に比べると、比較的離れた照明装置2が、バーコードリーダーの読み取りエラーの原因となる可能性は低い。したがって、このような場合には比較的キャパシタンスの低い(つまりコストの安い)コンデンサC3を有したコンデンサユニット4Bが選択されてもよい。
次に、作業者は、照明装置2の取付部材21の上に固定されている電源ユニット4Aを確認する(図8A参照)。更に、作業者は、ケース42の第1側板421A(すなわち左側板)にある第1窓孔424から露出している接続部44の差込口441の位置を確認する。そして、取付部材21上におけるケース42の左横の収容スペース49(図8A参照)にコンデンサユニット4Bのハウジング46を載せ置く。このとき、接続部44の突起部442は下を向いているため、作業者は、プラグコネクタ45のラッチ部48が下を向くようにハウジング46の向きを整えて、プラグコネクタ45を把持する。
そして、作業者は、予め装着されていた絶縁部材446を接続部44から取り外し、プラグコネクタ45を差込口441から接続部44内へ挿入する。その結果、接続ピン440がプラグコネクタ45内のピン受け部と接触して電気的に接続される。この時、コンデンサユニット4BのコンデンサC3は、光源部3と並列に接続されることになる(図1参照)。
なお、プラグコネクタ45を接続部44内へ挿入する過程において、ラッチ部48の爪が突起部442に引っ掛かるため、プラグコネクタ45の抜け止めが成される。一方、ラッチ部48の爪が突起部442から離れるようにラッチ部48の爪とは反対側の一端を下へ押し下げることで、プラグコネクタ45を接続部44から引き抜くことができる。
このように、本実施形態の電源ユニット4Aは、コンデンサC3を有したコンデンサユニット4Bが着脱可能に接続される接続部44を備えているため、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することができる。また、バーコードリーダーが使用されない照明環境に照明装置2が設置される場合、コンデンサユニット4Bの取付けを行わないことで、追加的なリプルの抑制機能を有さない照明装置2を提供することができる。すなわち、リプル対策のために費やされるコスト(コンデンサユニット4Bに掛かるコスト)を減らすことができる。
また、本実施形態では、接続部44がプリント配線板41の周縁(図示例では左縁)に配置されている。そのため、既に取付部材21上に電源ユニット4Aが固定された状態においても、コンデンサユニット4Bを容易に電源ユニット4Aへ取り付けることができる。
ところで、本実施形態の接続部44は、コンデンサユニット4Bがプリント配線板41の実装面(下面)と平行する一方向(左右方向)に沿って接続部44に抜き差しされるように構成されている。要するに、接続部44は、差込口441がケース42の左横の収容スペース49と対向するように配置されている。したがって、ハウジング46を収容スペース49に配置させた状態でプラグコネクタ45の接続作業が出来るため、作業性の面で優れている。特に、例えばケース42の底板420に窓孔が形成され、底板420上にハウジング46が載せ置かれた状態で当該窓孔から露出する差込口441にプラグコネクタ45を接続する場合に比べて、プラグコネクタ45及び電線47等に掛かるストレスが抑えられる。
(3)変形例
以下に、いくつかの変形例について列記する。以下では上述した実施形態を「基本例」と呼ぶ。
基本例では、接続部44がレセプタクルコネクタからなり、コンデンサユニット4Bがプラグコネクタ45を有している。しかし、この限りではなく、例えば、接続部44がプラグコネクタからなり、コンデンサユニット4Bがレセプタクルコネクタを有していてもよい。
基本例では、コンデンサユニット4Bは、電子部品としてコンデンサC3のみを有し、コンデンサC3の両端に電線47が直接接続されている。しかし、この限りではなく、コンデンサユニット4Bは、その内部に、コンデンサC3以外の電子部品、及びコンデンサC3等が実装されるプリント配線板を有していてもよい。
基本例では、電源ユニット4Aが取付部材21の底板211の上面に固定されている。しかし、この限りではなく、例えば、電源ユニット4Aは、器具本体10の凹部11内に固定されていてもよい。
基本例では、コンデンサユニット4Bの不使用時に接続部44の差込口441を塞ぐための絶縁部材446が設けられている。しかし、絶縁部材446の代わりに、例えばケース42が、差込口441を開放する位置と塞ぐ位置との間でスライド移動(例えば上下方向に沿った移動)可能な扉を有していてもよい。
(4)利点
以上説明したように、第1の態様に係る電源ユニット4Aは、光源部3が電気的に接続される出力端子部43と、電源回路40と、接続部44と、を備える。電源回路40は、出力端子部43を介して光源部3に電力を供給する。接続部44には、少なくともコンデンサC3を有したコンデンサユニット4Bが着脱可能に接続される。接続部44は、コンデンサユニット4Bが接続されることによって、コンデンサC3と光源部3とを電気的に並列接続する。第1の態様によれば、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することができる。
第2の態様に係る電源ユニット4Aに関して、第1の態様において、出力端子部43及び接続部44は、電源回路40の一対の出力端(接続点406)間において、互いに並列に接続されることが好ましい。第2の態様によれば、簡単な回路構成でありながらも、リプルの抑制機能を付与することができる。
第3の態様に係る電源ユニット4Aは、第1の態様又は第2の態様において、電源回路40を構成する電子部品が実装される基板(プリント配線板41)を、更に備えることが好ましい。接続部44は、上記基板の周縁に配置されていることが好ましい。第3の態様によれば、例えば、接続部44が上記基板の中央付近に配置されている場合に比べて、コンデンサユニット4Bを容易に電源ユニット4Aへ取り付けることができる。
第4の態様に係る電源ユニット4Aに関して、第3の態様において、接続部44は、コンデンサユニット4Bが上記基板(プリント配線板41)の実装面と平行する一方向に沿って接続部44に抜き差しされるように構成されていることが好ましい。第4の態様によれば、コンデンサユニット4Bを取付けるための作業性の向上を更に図ることができる。
第5の態様に係る電源ユニット4Aは、第1の態様〜第4の態様のいずれか1つにおいて、接続部44がコンデンサユニット4Bと非接続状態にある時、接続部44を覆うように装着可能な絶縁部材446を、更に備えることが好ましい。第5の態様によれば、コンデンサユニット4Bの不使用時に、接続部44(の接続ピン440)が露出したまま電源ユニット4Aが使用されることを防ぐことができる。
第6の態様に係るコンデンサユニット4Bは、第1の態様〜第5の態様のいずれか1つの電源ユニット4Aの接続部44に対して着脱可能に接続される接続部材(プラグコネクタ45)と、コンデンサC3と、を備える。第6の態様によれば、電源ユニット4Aに対して、後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することができる。
第7の態様に係る電源装置4は、第1の態様〜第5の態様のいずれか1つの電源ユニット4Aと、コンデンサユニット4Bと、を備える。第7の態様によれば、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することが可能な電源装置4を提供することができる。
第8の態様に係る照明装置2は、第7の態様における電源装置4と、光源部3と、を備える。第8の態様によれば、照明環境に応じて後付けでリプルの抑制機能を容易に付与することが可能な照明装置2を提供することができる。
2 照明装置
3 光源部
4 電源装置
4A 電源ユニット
40 電源回路
406 接続点(出力端)
41 プリント配線板(基板)
43 出力端子部
44 接続部
446 絶縁部材
45 プラグコネクタ(接続部材)
4B コンデンサユニット
C3 コンデンサ

Claims (8)

  1. 光源部が電気的に接続される出力端子部と、
    前記出力端子部を介して前記光源部に電力を供給する電源回路と、
    少なくともコンデンサを有したコンデンサユニットが着脱可能に接続される接続部と、を備え、
    前記接続部は、前記コンデンサユニットが接続されることによって、前記コンデンサと前記光源部とを電気的に並列接続する
    ことを特徴とする電源ユニット。
  2. 前記出力端子部及び前記接続部は、前記電源回路の一対の出力端間において、互いに並列に接続される
    ことを特徴とする請求項1記載の電源ユニット。
  3. 前記電源回路を構成する電子部品が実装される基板を、更に備え、
    前記接続部は、前記基板の周縁に配置されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電源ユニット。
  4. 前記接続部は、前記コンデンサユニットが前記基板の実装面と平行する一方向に沿って前記接続部に抜き差しされるように構成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の電源ユニット。
  5. 前記接続部が前記コンデンサユニットと非接続状態にある時、前記接続部を覆うように装着可能な絶縁部材を、更に備える
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電源ユニット。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源ユニットの前記接続部に対して着脱可能に接続される接続部材と、
    前記コンデンサと、を備える
    ことを特徴とするコンデンサユニット。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電源ユニットと、前記コンデンサユニットと、を備える
    ことを特徴とする電源装置。
  8. 請求項7に記載の電源装置と、前記光源部と、を備える
    ことを特徴とする照明装置。
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