JP2019021221A - 安全走行情報生成システム及び安全走行情報生成方法 - Google Patents

安全走行情報生成システム及び安全走行情報生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】乗員の違和感を抑制しつつ、安全な運転や走行に貢献する。【解決手段】安全走行情報生成システム(センタ装置100)は、ドライバーによる車両(自動車130)の運転に伴うプローブ情報132を受信する通信装置と、受信したプローブ情報111を用いて安全走行ルートマップ117を生成する安全走行ルートマップセンタ装置110と、プローブ情報111及び安全走行ルートマップ117を学習データに用いて自動運転のための学習を行うことによって自動運転パラメータ125を生成する自動運転センタ装置120と、自動運転車両(自動車140)に自動運転パラメータ125を配信する配信装置と、を備える。ここで安全走行ルートマップセンタ装置110は、蓄積されるプローブ情報111に運転診断を行い、合格点に満たなかったプローブ情報を除外した安全運転プローブ情報114に基づいて安全走行ルートマップ117を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、安全走行情報生成システム及び安全走行情報生成方法に関し、ネットワークを介して車両と通信可能に接続され、安全な走行ルートを示す安全走行ルートマップを生成する安全走行情報生成システム及び安全走行情報生成方法に適用して好適なものである。
従来、車両(自動車)の安全な運転/走行を実現するための手法として、ドライバーの運転技術を向上させる方法が知られている。例えば特許文献1には、運転に対して診断を行うことにより、安全運転へのフィードバックをドライバーに行う運転特性診断装置が開示されている。
また近年では、自動車を安全に走行させる方法の1つとして自動運転技術が注目されている。自動運転技術では、例えば、車両に搭載されたカメラや各種センサによって得られた情報に基づいて空間認識を行い、車両が空間内を衝突せずに走行可能なルートを生成することによって、自動運転が実現される。
特開2016−081087号公報
しかし、上述したような従来の自動運転では、ルート生成において安全性ばかりが重視された結果、例えば過度に低速な走行を続ける等、乗員に違和感を与える走行になってしまうおそれがあった。このような課題に対しては、例えばドライバーによる運転データをそのまま教師データとして機械学習することによって自動運転の違和感を抑制することが考えられる。しかし、このような機械学習を行わせると、危険な運転データに基づいた学習が行われる可能性があることから、生成されたルートの安全性が低下するおそれがあった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、乗員の違和感を抑制しつつ、安全な運転や走行に貢献することが可能な安全走行情報生成システム及び安全走行情報生成方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、ネットワークを介して車両と通信可能な安全走行情報生成システムであって、ドライバーによる車両の運転に伴うプローブ情報を、当該車両からネットワークを介して受信する通信装置(通信部)と、通信装置が受信したプローブ情報を用いて、安全な走行ルートを示す安全走行ルートマップを生成する安全走行ルートマップセンタ装置と、プローブ情報及び安全走行ルートマップを学習データに用いて自動運転のための学習を行うことによって、自動運転の走行ルートを決定するために必要なパラメータによる自動運転パラメータを生成する自動運転センタ装置と、自動運転センタ装置で生成された自動運転パラメータを、自動運転機能を有する車両にネットワークを介して配信する配信装置(配信部)と、を備えることを特徴とする安全走行情報生成システムが提供される。この安全走行情報生成システムでは、安全走行ルートマップセンタ装置が、通信装置の受信によって蓄積されるプローブ情報に対して運転診断を行い、プローブ情報のうちから運転診断の結果が合格点に満たなかったプローブ情報を除外した安全運転プローブ情報を抽出し、安全運転プローブ情報に基づいて安全走行ルートマップを生成する。
また、かかる課題を解決するため本発明においては、ネットワークを介して車両と通信可能な安全走行情報生成システムによる安全走行情報生成方法であって、ドライバーによる車両の運転に伴うプローブ情報を、当該車両からネットワークを介して受信する通信ステップと、通信ステップで受信されたプローブ情報を用いて、安全な走行ルートを示す安全走行ルートマップを生成する安全走行ルートマップ生成ステップと、プローブ情報及び安全走行ルートマップを学習データに用いて自動運転のための学習を行うことによって、自動運転の走行ルートを決定するために必要なパラメータによる自動運転パラメータを生成する自動運転パラメータ生成ステップと、自動運転パラメータ生成ステップで生成された自動運転パラメータを、自動運転機能を有する車両にネットワークを介して配信する配信ステップと、を備えることを特徴とする安全走行情報生成方法が提供される。この安全走行情報生成方法では、安全走行ルートマップ生成ステップにおいて、通信ステップによる受信によって蓄積されるプローブ情報に対して運転診断を行い、プローブ情報のうちから運転診断の結果が合格点に満たなかったプローブ情報を除外した安全運転プローブ情報を抽出し、安全運転プローブ情報に基づいて安全走行ルートマップを生成する。
そしてこれらの本発明によれば、ドライバーによる安全な運転を学習して安全走行ルートマップ及び自動運転パラメータが生成されるため、人間(乗員)にとって違和感の少ない安全な運転や走行を可能とすることができる。
本発明によれば、乗員の違和感を抑制しつつ、安全な運転や走行に貢献することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成例を説明するための図である。 図1に示した自動運転学習装置の詳細な構成例を示す図である。 自動運転車で構成されるニューラルネットワークを説明するための図である。 運転診断処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 プローブ情報フィルタリング処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 安全走行ルートマップ生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 安全運転プローブ情報の追加紐付けのイメージを説明するための図である。 道路リンクとプローブ情報の近似式との関係を説明するための図である。 走行ルート生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成例を説明するための図である。 運転改善ポイント情報生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成例を説明するための図である。 危険地点マップ生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態に係る安全走行情報生成システム及び安全走行情報生成方法を説明する。本発明では、自動車からセンタ装置へ送られたプローブ情報及び空間識別情報を使って、地点ごとの安全運転の走行データである安全走行ルートマップを作成し、安全走行情報を生成する。そして、安全走行ルートマップから生成した安全走行情報から自動運転を学習することにより、人間の違和感を抑えた安全な自動運転を行うことができる。
(1)第1の実施の形態
(1−1)全体構成
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成例を説明するための図である。
なお、図1や後述する図2等、本発明に関する構成を説明する図では、主に処理を行う演算装置や通信装置等の構成を矩形で記載し(例えば、通信部101や自動運転学習装置121)、情報に相当する構成を円柱状で記載している(例えば、プローブ情報111や自動運転パラメータ125)。このうち「情報」は、実際には所定の記憶装置(例えばディスク装置やテープ装置等)に格納されるが、簡便のため、「情報」の取得や格納等の説明においては、対応する記憶装置の説明を省略する。
図1によれば、センタ装置100は、ネットワーク150を介して、自動車130,140と通信可能に接続される。図示は省略したが、自動車130,140は複数台数が想定される。
センタ装置100は、通信部101、配信部102、安全走行ルートマップセンタ装置110、及び自動運転センタ装置120を備えた構成となっており、本発明の第1の実施の形態に係る安全走行情報生成システムに相当する。
通信部101は、ネットワーク150を介してセンタ装置100に送信された情報を受信する機能を有し、受信した情報を安全走行ルートマップセンタ装置110または自動運転センタ装置120に転送する。
配信部102は、センタ装置100からネットワーク150に向けて情報を配信する機能を有する。具体的には例えば、配信部102は、自動運転センタ装置120が有する自動運転パラメータ125を、ネットワーク150を介して自動車140の通信部141に送信する。なお、センタ装置100は、通信部101及び配信部102の機能を統一した構成を備えるようにしてもよい。
安全走行ルートマップセンタ装置110は、自動車130で取得されたドライバーの運転に伴うプローブ情報132のうち、運転診断で安全と判定したものだけを用いて、安全な走行ルートが示されるルートマップ(安全走行ルートマップ117)を生成する装置である。
図1に示したように、安全走行ルートマップセンタ装置110は、プローブ情報111、運転診断装置112、プローブ情報フィルタリング装置113、安全運転プローブ情報114、安全走行ルートマップ生成装置115、地図データ116、及び安全走行ルートマップ117を備える。
プローブ情報111は、自動車130から受信したプローブ情報132が蓄積されたものである。運転診断装置112は、プローブ情報111に蓄積された自動車130のプローブ情報132に対して所定の運転診断を行って採点し(運転診断処理)、運転診断の結果はプローブ情報フィルタリング装置113に送られる。運転診断処理の詳細は、図4を参照しながら後述する。
プローブ情報フィルタリング装置113は、運転診断の結果(採点結果)に基づいて、プローブ情報111をフィルタリングし、フィルタリング後の情報を安全運転プローブ情報114に格納する(プローブ情報フィルタリング処理)。プローブ情報フィルタリング処理の詳細は、図5を参照しながら後述する。
そして安全走行ルートマップ生成装置115は、安全運転プローブ情報114と地図データ116とを用いて、安全走行ルートマップ117を生成する(安全走行ルートマップ生成処理)。安全走行ルートマップ117は、具体的には例えば、マップ上の道路位置を特定可能な道路リンク(リンク)と、当該リンクにおける安全な走行パターンに関するパラメータを示す安全走行ルート情報と、を含んで構成される。
自動運転センタ装置120は、自動車130で取得されたプローブ情報132や安全走行ルートマップセンタ装置110で生成された安全走行ルートマップ117に基づいて、自動運転のための学習を行い、自動運転に必要な所定の情報からなる自動運転パラメータ125を生成する装置である。
図1に示したように、自動運転センタ装置120は、自動運転学習装置121、位置情報取得装置122、位置情報123、空間識別情報124、及び自動運転パラメータ125を備える。
まず、位置情報取得装置122は、自動車130から受信したプローブ情報132のうちから位置情報のみを抽出して位置情報123に格納する。また、空間識別情報124には、自動車130から受信した空間識別情報133が格納される。
そして自動運転学習装置121は、位置情報123及び空間識別情報124と、安全走行ルートマップセンタ装置110(より厳密には、安全走行ルートマップ生成装置115)で生成された安全走行ルートマップ117とを用いて学習を行い、自動運転を行うための自動運転パラメータ125を生成する。生成された自動運転パラメータ125は、配信部102からネットワーク150を経由して自動車140の通信部141に配信される。なお、自動運転学習装置121については、学習におけるデータの流れや内部構成を図2に例示して後述する。
自動車130は、ドライバーによって運転される自動車であって、プローブカーとしての役割を担う。図1には、自動車130のうち、プローブカーとして必要な構成のみが例示されており、これらは具体的には例えば、通信機能を有する車載システムで実現できる。図1によれば、自動車130は、走行情報取得装置131、プローブ情報132、空間識別情報133、及び通信部134を備える。
走行情報取得装置131は、自車の走行に伴って、自動運転を学習するための基情報としてプローブ情報132及び空間識別情報133を取得する。ここで、プローブ情報132は、ドライバーによる運転走行に伴う位置情報や交通情報等で構成され、具体的には例えば、自車の緯度、経度、速度、加速度等である。また、空間識別情報133は、自車の周辺の空間状況を識別するための情報であって、例えば自車に搭載されたカメラやセンサ等によって取得される。そして通信部134が、走行情報取得装置131によって取得されたプローブ情報132及び空間識別情報133を、ネットワーク150を介してセンタ装置100の通信部101に送信する。
自動車140は、自動運転で走行可能な自動車であって、図1には自動車140のうち、自動運転に関連する構成のみが例示されている。これらは具体的には例えば、自動運転の機能を有する車載システムで実現できる。図1によれば、自動車140は、通信部141、自動運転更新装置142、自動運転パラメータ143、及び自動運転装置144を備える。
通信部141は、センタ装置100の配信部102からネットワーク150を経由して、自動運転センタ装置120の自動運転パラメータ125を取得し、自動運転更新装置142に転送する。そして自動運転更新装置142は、通信部141から受信した自動運転パラメータ125によって、自車の自動運転に関するパラメータ(自動運転パラメータ143)を更新する。
自動運転装置144は、自動車140の自動運転を制御・実行する機能を有する装置である。より具体的には、自動運転装置144は、図2で詳述する自動運転センタ装置120における識別層1212及び判断層1218と同等のニューラルネットワークとして識別層145及び判断層146を有する。そして、識別層145及び判断層146のパラメータに、自動運転更新装置142によって更新された自動運転パラメータ143(すなわち自動運転パラメータ125)が使用されることによって、自動運転パラメータ125に基づいた自動運転を実現することができる。
(1−2)自動運転学習装置
図2は、図1に示した自動運転学習装置の詳細な構成例を示す図である。図2において、矢印付きの実線は通常のデータの流れを表しており、矢印付きの一点鎖線はニューラルネットワークのパラメータ更新のためのデータの流れを表している。なお、この表示規則は後述する図3でも同様である。
図2に示したように、自動運転学習装置121は、識別層パラメータ更新装置1211、識別層1212、空間情報生成装置1213、空間情報1214、走行ルート生成装置1215、次リンク方向取得装置1216、判断層パラメータ更新装置1217、及び判断層1218を備える。
識別層パラメータ更新装置1211は、空間識別情報124から学習を行い、識別層1212を生成する装置である。識別層パラメータ更新装置1211による学習は、教師あり(半教師あり)/なしの何れであってもよい。
識別層1212は、空間識別情報124を入力とし、「空間の特徴点」を出力とするニューラルネットワークであって、識別層パラメータ1219をパラメータとする。識別層1212の学習は、識別層パラメータ更新装置1211が空間識別情報124を学習して識別層パラメータ1219を更新することによって行われる。
空間情報生成装置1213は、識別層1212から出力された「空間の特徴点」に基づいて、空間情報1214を生成する装置である。
走行ルート生成装置1215は、空間情報生成装置1213によって生成された空間情報1214、安全走行ルートマップ生成装置115によって生成された安全走行ルートマップ117(安全走行ルート情報)、及び位置情報取得装置122によって抽出された位置情報123に基づいて、空間内で衝突せずに自動走行するための走行ルートを生成する装置である。なお、走行ルート生成装置1215が走行ルートを生成する処理(走行ルート生成処理)の詳細は図9を参照しながら後述するが、走行ルート生成処理では、安全走行ルートマップ117が空間内で衝突しないと判断された場合は、そのまま「走行ルート」とされる。
次リンク方向取得装置1216は、位置情報123に基づいて、「次リンク方向」を取得する装置である。「次リンク方向」とは、走行ルートにおける進路を示す情報であって、リンク単位で走行進路を考えたときに、ある時点のリンクにおける次のリンクの方向を示すものである。この「次リンク方向」は、自動運転においてリアルタイムに走行ルートを生成していく場合に、分岐するリンクがあったときに進行先を区別するために特に必要となる(リンクの詳細は、図7,図8を参照)。なお、「次リンク方向」は、次のリンクへの角度で表されてもよい。
判断層パラメータ更新装置1217は、識別層1212の出力から走行ルートを生成する教師あり学習を行い、判断層1218を生成する装置である。
判断層1218は、識別層1212から出力された「空間の特徴点」と次リンク方向取得装置1216によって取得された「次リンク方向」とを入力とし、「走行ルート」を出力とするニューラルネットワークであって、判断層パラメータ1220をパラメータとする。判断層1218の学習は、判断層パラメータ更新装置1217が、走行ルート生成装置1215から出力される走行ルートを教師データとして「教師あり学習」を行って判断層パラメータ1220を更新することによって行われる。
以上のようにして、自動運転学習装置121では、空間識別情報124から走行ルートを生成する識別層1212及び判断層1218が生成される。すなわち、識別層1212と判断層1218とを繋ぎ合わせることで、空間識別情報124と「次リンク方向」とを入力とし、「走行ルート」を出力とするニューラルネットワークが構成される。そして、識別層1212及び判断層1218のパラメータ(識別層パラメータ1219及び判断層パラメータ1220)が、自動運転パラメータ125として取得される。
この自動運転パラメータ125が配信されることによって、自動車140ではセンタ装置100で学習されたパラメータを用いた自動運転を実現することができる。具体的なイメージを図3に例示する。
図3は、自動運転車で構成されるニューラルネットワークを説明するための図である。図3に例示したように、自動車140の自動運転装置144では、識別層145と判断層146とを繋ぎ合わせたニューラルネットワークが構成される。このニューラルネットワークのパラメータにセンタ装置100から配信された自動運転パラメータ125が用いられることによって、自動運転装置144は、識別層1212と判断層1218とを繋ぎ合わせたニューラルネットワークと同様の走行ルートを生成することができる。
以上、図1及び図2を参照して、本実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成について説明したが、以下では、センタ装置100による本実施の形態の特徴的な処理について、処理手順を例示して説明する。
(1−3)運転診断処理
図4は、運転診断処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。前述したように、運転診断処理は、運転診断装置112によって実行される。
図4によればまず、運転診断装置112は、プローブ情報111を参照して、所定の一定距離以上のプローブ情報を取得する(ステップS101)。
次に、運転診断装置112は、ステップS101で取得したプローブ情報の加速度から、急アクセルの頻度(ステップS102)、急ブレーキの頻度(ステップS103)、急な左折/右折の頻度(ステップS104)、及び左右のふらつき頻度(ステップS105)をそれぞれ算出する。
その後、運転診断装置112は、ステップS102〜S105の処理で算出した頻度のそれぞれに点数を付け、総合点を算出する(ステップS106)。なお、各頻度への点数付け(採点)では、頻度が低いほど高得点になるように、所定の配点規則が予め定められているとする。
以上の処理が完了すると、運転診断装置112は、ステップS106で算出された総合点を運転診断の結果としてプローブ情報フィルタリング装置113に送る。
(1−4)プローブ情報フィルタリング処理
図5は、プローブ情報フィルタリング処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。前述したように、プローブ情報フィルタリグ処理は、プローブ情報フィルタリング装置113によって実行される。
図5によればまず、プローブ情報フィルタリング装置113は、運転診断装置112による運転診断処理で算出された総合点が、所定の合格点以上であるか否かを判定する(ステップS201)。
ステップS201において合格点以上と判定された場合は(ステップS201のYES)、運転診断処理で扱われたプローブ情報が安全な運転によるものであると推定できるため、プローブ情報フィルタリング装置113は、当該プローブ情報をプローブ情報111から取得して安全運転プローブ情報114に格納し(ステップS202)、プローブ情報フィルタリング処理を終了する。
一方、ステップS201において合格点に満たないと判定された場合は(ステップS201のNO)、運転診断処理で扱われたプローブ情報が安全な運転によるものではない、すなわち、危険な運転によるプローブ情報であると推定できるため、プローブ情報フィルタリング装置113は、当該プローブ情報を安全運転プローブ情報114に格納することなく、プローブ情報フィルタリング処理を終了する。
以上の処理が行われることによって、ドライバーによる運転走行に伴って自動車130で取得されたプローブ情報132のうち、運転診断で安全と判定したものだけが安全運転プローブ情報114に格納される。
(1−5)安全走行ルートマップ生成処理
図6は、安全走行ルートマップ生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。前述したように、安全走行ルートマップ生成処理は、安全走行ルートマップ生成装置115によって実行される。
図6によればまず、安全走行ルートマップ生成装置115は、安全運転プローブ情報114の緯度及び経度と地図データ116とを用いて、マップマッチングを行う(ステップS301)。ステップS301の処理によって、安全運転プローブ情報114がどの地点におけるプローブ情報であるかを把握することができ、より具体的には、地図データ116に登録されたどの道路リンクに対応するかを識別することができる。
次に、安全走行ルートマップ生成装置115は、ステップS301でマップマッチングした道路について、隣接する道路リンクが分岐しているか否かを判定する(ステップS302)。なお、車両の進行方向が明確である場合、隣接する道路リンクは、進行方向に向けて隣接する道路リンクと読み替えてもよい。
ステップS302において分岐していないと判定された場合(ステップS302のNO)、安全走行ルートマップ生成装置115は、安全走行ルートマップ117を参照(または取得)して、ステップS301でマップマッチングされた道路リンクと同じ道路リンクのデータに対して、安全運転プローブ情報114を追加して紐付ける(ステップS303)。ここで、安全運転プローブ情報114は、道路リンク(または後述する道路リンクセット)ごとに複数項目の情報から構成されており、具体的には例えば、該当リンクについて、経過時間を示すリンク内時間、緯度、経度、速度、及び加速度等の項目を有する。
一方、ステップS302において分岐していると判定された場合(ステップS302のYES)、安全走行ルートマップ生成装置115は、安全走行ルートマップ117を参照(または取得)して、単独の道路リンクではなく、隣接する道路リンクと組み合わせたセット(道路リンクセット)のデータに対して、ステップS303と同様に安全運転プローブ情報114の追加紐付けを行う(ステップS304)。
図7は、安全運転プローブ情報の追加紐付けのイメージを説明するための図である。図7の左側には、マップ上の道路の一例が示され、安全運転プローブ情報114に記録された走行経路が矢印付きの破線で示されている。また図7の右側には、このマップ上の道路に割り振られた道路リンク(リンク1〜リンク5)が例示されている。
図7の場合、安全運転プローブ情報114に記録された走行経路は、リンク1からリンク2まで走行した後、リンク4側に分岐(右折)して、リンク4からリンク5に進行する走行経路である。このとき、安全運転プローブ情報114には、この走行経路におけるより詳細なプローブ情報として、走行情報(リンク内時間、緯度、経度、速度、及び加速度等)が記録されている。したがって、安全運転プローブ情報114の追加紐付けでは、安全走行ルートマップ117の道路リンクにそれぞれ対応する態様で、上記の各走行情報が紐付けられることとなる。
次いで、ステップS305では、安全走行ルートマップ生成装置115は、ステップS304またはステップS305で追加紐付けした安全運転プローブ情報114において、リンク内時間に関連付けた緯度、経度、速度、及び加速度等の各項目について、分散が一定以上のものを除外する。ここで、「一定」の値は予め定められた閾値とし、項目ごとに異なる閾値であったり、項目ごとに異なる算出式に基づいて決定される閾値であったりしても構わない。ステップS305の処理によって、上記各項目の変則的なデータが除外される。
ステップS306では、安全走行ルートマップ生成装置115は、上記各項目について、ステップS305で除外されなかったデータを用いて、時間(リンク内時間)を変数とする近似式を算出する。ステップS306の処理によって、追加紐付けされた安全運転プローブ情報114から変則的なデータを除外したプローブ情報を数式化することができる。
図8は、道路リンクとプローブ情報の近似式との関係を説明するための図である。図8に示したテーブル1710は、ステップS306の処理が行われたときの、道路リンク(リンク1711)と、各道路リンクに対応する安全走行ルート情報(近似式)1712とによって構成されている。なお、安全走行ルート情報(近似式)1712における変数tは、時間(リンク内時間)に相当し、緯度及び経度は、値が極めて小さいため1/1000にして表している。
具体的には例えば、図8のリンク「1」の場合、緯度の近似式として「0.05t+35561」、経度の近似式として「0.0015t+139657」、速度の近似式として「40」、加速度の近似式として「0」が算出されたことが分かる。ここで加速度の近似式が「0」とは、車両が一定速度で走行していることを意味する。
同様に、図8によれば、リンクごとに、対応する複数の項目において近似式が算出されていることが示されている。なお、リンク「2,4」とは、リンク2からリンク4に進む走行経路を意味しており、リンク「2,3」とは、リンク2からリンク3に進む走行経路を意味する。例えば図7に例示された走行経路はリンク2の先の分岐でリンク4に進んでおり、図8においてこの走行経路は、リンク「1」から、リンク「2,4」を経てリンク「5」となる。
そして、ステップS307では、安全走行ルートマップ生成装置115は、ステップS306で算出した各項目の近似式のパラメータを、安全走行ルート情報として安全走行ルートマップ117に格納する。
ステップS305〜S307の処理は、安全運転プローブ情報114に示された進行経路の道路リンクのそれぞれに対して行われ、ステップS301〜S307の処理が行われることによって、道路ごと(道路リンクごと)の安全走行ルート情報をもつ安全走行ルートマップ117を生成することができる。
(1−6)走行ルート生成処理
図9は、走行ルート生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。前述したように、走行ルート生成処理は、走行ルート生成装置1215によって実行される。
図9によればまず、走行ルート生成装置1215は、位置情報123を参照し、読み出した位置情報と同じ箇所の安全走行ルート情報を安全走行ルートマップ117から取得する(ステップS401)。なお、ステップS401では、読み出した位置情報に対応する空間情報も、空間情報1214から取得する。
次に、走行ルート生成装置1215は、ステップS401で取得した空間情報1214によって示される空間内において、ステップS401で取得した安全走行ルート情報に従ったルート及び速度によって、車両が衝突することなく走行できるか否かを判定する(ステップS402)。
ステップS402において衝突することなく走行できると判定された場合(ステップS402のYES)、ステップS401で取得した安全走行ルート情報を安全な「走行ルート」として利用できるため、走行ルート生成装置1215は、当該安全走行ルート情報に従ったルート及び速度に基づく「走行ルート」を生成する(ステップS403)。
一方、ステップS402において衝突することなく走行できると判定されなかった場合(ステップS402のNO)、ステップS401で取得した安全走行ルート情報を安全な「走行ルート」として利用できないため、走行ルート生成装置1215は、空間情報1214によって示される空間内において車両が衝突することなく走行できるルート及び速度を算出し、当該算出の結果に基づく「走行ルート」を生成する(ステップS404)。
このようにステップS401〜S404の処理が行われることによって、空間内で衝突せずに自動走行するための走行ルートが生成される。
以上、第1の実施の形態に係る安全走行情報生成システムによれば、ドライバーの運転に伴うプローブ情報111のうちから危険な運転によるものをフィルタリングした安全運転プローブ情報114に基づいて安全走行ルートマップ117を生成し、さらに、安全走行ルートマップ117を教師として学習して自動運転のパラメータ(自動運転パラメータ125)を生成することから、自動運転による走行時に乗員の違和感を抑制しながらも、危険な運転の学習を避けて安全な自動運転を実現させることができ、安全な運転や走行に貢献することができる。
(2)第2の実施の形態
上述した第1の実施の形態では、本発明の安全走行情報生成システムが、ドライバーによる安全な運転のプローブ情報に基づいて学習を行い、乗員の違和感を抑制しながらも安全な自動運転を実現可能な自動運転のパラメータ(自動運転パラメータ125)を生成することを説明した。しかし、本発明の用途は自動運転パラメータを生成することに限定されるものではない。そこで以下の第2の実施の形態では、ドライバーに安全な運転をフィードバックすることができる安全走行情報生成システムを開示する。また、第3の実施の形態では、ドライバーに危険な地点の注意喚起を行うことができる安全走行情報生成システムを開示する。
なお、第2または第3の実施の形態では、図1に例示された安全走行情報生成システムの構成を引き続き利用し、各実施の形態を説明するために必要となる構成等を新たに追加して説明を行う。したがって、各実施の形態で例示する構成図(図10,図12)では、図1に例示された構成と同一またはほぼ同一の構成については、同一の番号を付し、詳細な説明を省略する。
図10は、本発明の第2の実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成例を説明するための図である。
図10に例示された構成を図1と比較すると、センタ装置200(図1においてはセンタ装置100)において、運転改善ポイント情報センタ装置220が追加され、センタ装置100とネットワーク150を介して接続する構成として、表示端末240が追加されていることが分かる。なお、図10には、第2の実施の形態に関する説明で言及しない構成要素は記載を省略している。具体的には、自動運転センタ装置120及び自動車140は図10に不図示であり、また、第2の実施の形態では空間識別情報を必ずしも必要としないため、自動車130において空間識別情報133も不図示としている。
まず、図10で追加された構成について詳しく説明する。
運転改善ポイント情報センタ装置220は、ドライバーの運転に伴うプローブ情報111と、安全な運転のプローブ情報(安全運転プローブ情報114)に基づいて生成された安全走行ルート情報(安全走行ルートマップ117)とに基づいて、安全運転のためにドライバーが改善すべきポイントに関する運転改善ポイント情報222を生成する装置である。図10に例示したように、運転改善ポイント情報センタ装置220は、運転改善ポイント情報生成装置221及び運転改善ポイント情報222を備えて構成される。
運転改善ポイント情報生成装置221は、通信部101がネットワーク150を介して自動車130から受信したドライバーの運転に伴うプローブ情報111と、安全走行ルートマップ生成装置115によって生成された安全走行ルートマップ117とに基づいて、ドライバーの運転改善のためにフィードバックする運転改善ポイント情報222を生成する(運転改善ポイント情報生成処理)。生成された運転改善ポイント情報222は、配信部102からネットワーク150を介して表示端末240に配信される。運転改善ポイント情報生成処理の詳細は、図11を参照しながら後述する。
表示端末240は、通信部241及び運転改善ポイント情報表示部242を備えて構成される。表示端末240は、通信部及び表示部を有する一般的な端末であればよく、ドライバーが表示内容を確認できるものとする。具体的には例えば、表示端末240は、計算機やスマートフォンやタブレット端末、または自動車に配置されるカーナビゲーションシステム等に相当する。表示端末240において、通信部241は、配信部102から配信された運転改善ポイント情報222を受信し、運転改善ポイント情報表示部242は、通信部241が受信した運転改善ポイント情報222を表示する。
次に、本実施の形態による運転改善ポイント情報生成処理について詳しく説明する。
図11は、運転改善ポイント情報生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。前述したように、運転改善ポイント情報生成処理は運転改善ポイント情報生成装置221によって実行される。
図11によればまず、運転改善ポイント情報生成装置221は、ドライバーのプローブ情報111に対してマップマッチングを行う(ステップS501)。ステップS501のマップマッチングで用いる地図データは、特に限定しないが、例えば地図データ116を参照してもよい。
次いで、ステップS502において、運転改善ポイント情報生成装置221は、安全走行ルートマップ117に基づいて、ステップS501でマップマッチングした道路リンクに対応する安全走行ルートを生成する。
次に、運転改善ポイント情報生成装置221は、同じ地点(道路リンク)におけるプローブ情報111の速度と安全走行ルートによる速度とを比較し、プローブ情報111の速度が安全走行ルートによる安全な速度範囲を外れているか否かを判定する(ステップS503)。具体的には、プローブ情報111の速度が安全走行ルートによる安全な速度範囲の上限を超えているかを判定する場合には、プローブ情報111の速度と、安全走行ルートの速度に所定の速度閾値(安全な速度範囲の許容誤差)を加えた速度とを比較し、このときプローブ情報111の速度が上回っていれば、安全な速度範囲を外れている(速度が速すぎる)と判定される。同様に、プローブ情報111の速度が安全走行ルートによる安全な速度範囲の下限を下回っているかを判定する場合には、プローブ情報111の速度と、安全走行ルートの速度から所定の速度閾値を引いた速度とを比較し、このときプローブ情報111の速度が下回っていれば、安全な速度範囲を外れている(速度が低すぎる)と判定される。
ステップS503で安全な速度範囲を外れていると判定された場合(ステップS503のYES)、プローブ情報111の速度が安全ではないと判断できるため、運転改善ポイント情報生成装置221は、当該地点(道路リンク)を運転改善ポイントとして運転改善ポイント情報222に格納する(ステップS504)。このとき、運転改善ポイント情報222として、当該地点の安全走行ルートによる安全な速度(または速度範囲)を合わせて格納することが好ましい。ステップS504の処理が完了すると、ステップS505に進む。
一方、ステップS503で安全な速度範囲を外れていないと判定された場合(ステップS503のNO)は、当該地点を運転改善ポイントとして記録する必要がないため、特段の処理を行わずにステップS505に進む。
ステップS505では、運転改善ポイント情報生成装置221は、プローブ情報111と安全走行ルートとのさらなる比較判定として、プローブ情報111の走行の軌跡が安全走行ルートによる安全な軌跡の範囲を外れているか否かを判定する。具体的には例えば、プローブ情報111の速度が安全走行ルートによる安全な速度を超えており、かつ、プローブ情報111の走行の軌跡が、安全走行ルートによる軌跡と一定以上の差異を有している場合に、安全な軌跡の範囲外であると判定される。
そしてステップS505で安全な軌跡の範囲外であると判定された場合(ステップS505のYES)、プローブ情報111の軌跡が安全ではないと判断できるため、運転改善ポイント情報生成装置221は、当該地点(道路リンク)を運転改善ポイントとして運転改善ポイント情報222に格納する(ステップS506)。このとき、運転改善ポイント情報222として、当該地点の安全走行ルートによる安全な軌跡を合わせて格納することが好ましい。ステップS506の処理が完了すると、運転改善ポイント情報生成処理を終了する。
一方、ステップS505で安全な軌跡の範囲を外れていないと判定された場合(ステップS505のNO)は、当該地点を運転改善ポイントとして記録する必要がないため、運転改善ポイント情報生成処理を終了する。
以上、ステップS501〜S506の処理が行われることによって、マップマッチングされた道路リンクごとに、ドライバーの運転によるプローブ情報111を安全走行ルートと比較し、ドライバーが運転を改善するべきポイントに関する情報を運転改善ポイント情報222として生成することができる。
なお、図11における比較判定(ステップS503,S505)では、速度や軌跡に基づいて判定を行ったが、本実施の形態では、プローブ情報111と安全走行ルートとを比較できる基準であれば速度や軌跡に限定するものではなく、他にも例えば加速度に基づいた判定を行う等してもよい。
そして、本実施の形態では、ドライバーごとのプローブ情報111を用いて運転改善ポイント情報生成処理が行われ、ドライバーごとに生成された運転改善ポイント情報222が表示端末240に配信される。かくして、ドライバーは、表示端末240の運転改善ポイント情報表示部242に表示される運転改善ポイント情報を確認することによって、自身のこれまでの運転方法に対して、どの地点でどのような運転に改善すべきかを認識できることとなる。
すなわち、本実施の形態によれば、ドライバーによる運転を評価し、今後の運転に対して、安全な運転のフィードバックを行うことができる。ここでフィードバックされる安全な運転は自動運転に基づくものではなく、あくまでドライバーによる運転(プローブ情報)に基づくものであることから、人間にとって違和感の少ない運転方法をフィードバックするとともに、安全な運転や走行を促進する効果が得られる。
さらに、本実施の形態に係る安全走行情報生成システム(センタ装置200)は、第1の実施の形態に係る安全走行情報生成システム(センタ装置100)と同様に、自動運転センタ装置120を備えることから、ドライバーの安全な運転による安全運転プローブ情報114に基づいて安全走行ルートマップ117を生成し、さらに、安全走行ルートマップ117を教師として学習して自動運転パラメータ125を生成することができるため、自動運転による走行時に乗員の違和感を抑制しながらも、危険な運転の学習を避けて安全な自動運転を実現させることができ、安全な運転や走行に貢献する、という第1の実施の形態で説明した効果も得ることができる。
(3)第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態に係る安全走行情報生成システムは、ドライバーによる安全な運転のプローブ情報に基づいて危険な地点をまとめた危険地点マップを生成することで、表示端末を持つドライバーに危険な地点の注意喚起を行う。
図12は、本発明の第3の実施の形態に係る安全走行情報生成システムの構成例を説明するための図である。
図12に例示された構成を図1と比較すると、センタ装置300(図1においてはセンタ装置100)において、危険地点マップ生成センタ装置320が追加され、センタ装置100とネットワーク150を介して接続する構成として、表示端末340が追加されていることが分かる。なお、図12には、第3の実施の形態に関する説明で言及しない構成要素は記載を省略している。具体的には、自動運転センタ装置120及び自動車140は図10に不図示であり、また、第3の実施の形態では空間識別情報を必ずしも必要としないため、自動車130において空間識別情報133も不図示としている。
まず、図12で追加された構成について詳しく説明する。
危険地点マップ生成センタ装置320は、ドライバーの運転に伴うプローブ情報111から抽出した危険な運転のプローブ情報(危険運転プローブ情報321)と、安全な運転のプローブ情報(安全運転プローブ情報114)に基づいて生成された安全走行ルート情報(安全走行ルートマップ117)とに基づいて、ドライバーが運転する際に危険性が高いと想定される危険地点を示す危険地点マップ323を生成する装置である。図12に例示したように、危険地点マップ生成センタ装置320は、危険運転プローブ情報321、危険地点マップ生成装置322、及び危険地点マップ323を備えて構成される。
危険運転プローブ情報321は、ドライバーの運転に伴うプローブ情報132(プローブ情報111)のうちから、危険な運転に伴うプローブ情報(危険運転プローブ情報)が格納されたものである。
ここで、本実施の形態において安全走行ルートマップセンタ装置110のプローブ情報フィルタリング装置113は、プローブ情報フィルタリング処理(図5参照)を実行する際に、運転診断装置112による運転診断の総合点が所定の合格点に満たない場合に該当プローブを危険運転プローブ情報321に格納する処理を追加実行する。より具体的には、図5に例示したプローブ情報フィルタリング処理において、プローブ情報フィルタリング装置113は、ステップS201のNOと判定された場合に、当該プローブ情報を危険運転プローブ情報321に格納する。
危険地点マップ生成装置322は、上記のように蓄積された危険運転プローブ情報321と、安全走行ルートマップ117に格納された安全走行ルート情報とに基づいて、ドライバーが運転する際に危険性が高いと想定される危険地点をまとめた危険地点マップ323を生成する(危険地点マップ生成処理)。そして、生成された危険地点マップ323のうち、一定回数以上、危険地点として登録されている地点が、配信部102からネットワーク150を介して表示端末340に配信される。危険地点マップ生成処理の詳細は、図13を参照しながら後述する。
表示端末340は、通信部341及び危険地点マップ表示部342を備えて構成される。表示端末340は、通信部及び表示部を有する一般的な端末であればよく、ドライバーが表示内容を確認できるものとする。具体的には例えば、表示端末340は、計算機やスマートフォンやタブレット端末、または自動車に配置されるカーナビゲーションシステム等に相当する。表示端末340において、通信部341は、配信部102から配信された危険地点マップ323(厳密には、そのうち一定回数以上危険地点として登録されたもの。以下同じ。)を受信し、危険地点マップ表示部342は、通信部341が受信した危険地点マップ323を表示する。
次に、本実施の形態による危険地点マップ生成処理について詳しく説明する。
図13は、危険地点マップ生成処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。前述したように、危険地点マップ生成処理は危険地点マップ生成装置322によって実行される。
図13によればまず、危険地点マップ生成装置322は、危険運転プローブ情報321に対してマップマッチングを行う(ステップS601)。ステップS601のマップマッチングで用いる地図データは、特に限定しないが、例えば地図データ116を参照してもよい。
次いで、ステップS602において、危険地点マップ生成装置322は、安全走行ルートマップ117に基づいて、ステップS601でマップマッチングした道路リンクに対応する安全走行ルートを生成する。
次に、危険地点マップ生成装置322は、同じ地点(道路リンク)における危険運転プローブ情報321の速度と安全走行ルートによる速度とを比較し、危険運転プローブ情報321の速度が安全走行ルートによる安全な速度範囲を外れているか否かを判定する(ステップS603)。具体的には、危険運転プローブ情報321の速度が安全走行ルートによる安全な速度範囲の上限を超えているかを判定する場合には、危険運転プローブ情報321の速度と、安全走行ルートの速度に所定の速度閾値(安全な速度範囲の許容誤差)を加えた速度とを比較し、このとき危険運転プローブ情報321の速度が上回っていれば、安全な速度範囲を外れている(速度が速すぎる)と判定される。同様に、危険運転プローブ情報321の速度が安全走行ルートによる安全な速度範囲の下限を下回っているかを判定する場合には、危険運転プローブ情報321の速度と、安全走行ルートの速度から所定の速度閾値を引いた速度とを比較し、このとき危険運転プローブ情報321の速度が下回っていれば、安全な速度範囲を外れている(速度が低すぎる)と判定される。
ステップS603で安全な速度範囲を外れていると判定された場合(ステップS603のYES)、危険運転プローブ情報321の速度が安全ではないと判断できるため、危険地点マップ生成装置322は、当該地点(道路リンク)を危険地点として危険地点マップ323に格納する(ステップS604)。ステップS604の処理が完了すると、ステップS605に進む。
一方、ステップS603で安全な速度範囲を外れていないと判定された場合(ステップS603のNO)は、当該地点を危険地点として記録する必要がないため、特段の処理を行わずにステップS605に進む。
ステップS605では、危険地点マップ生成装置322は、危険運転プローブ情報321と安全走行ルートとのさらなる比較判定として、危険運転プローブ情報321の走行の軌跡が安全走行ルートによる安全な軌跡の範囲を外れているか否かを判定する。具体的には例えば、危険運転プローブ情報321の速度が安全走行ルートによる安全な速度を超えており、かつ、危険運転プローブ情報321の走行の軌跡が、安全走行ルートによる軌跡と一定以上の差異を有している場合に、安全な軌跡の範囲外であると判定される。
そしてステップS605で安全な軌跡の範囲外であると判定された場合(ステップS605のYES)、危険運転プローブ情報321の軌跡が安全ではないと判断できるため、危険地点マップ生成装置322は、当該地点(道路リンク)を危険地点として危険地点マップ323に格納する(ステップS606)。ステップS606の処理が完了すると、危険地点マップ生成処理を終了する。
一方、ステップS605で安全な軌跡の範囲を外れていないと判定された場合(ステップS605のNO)は、当該地点を危険地点として記録する必要がないため、危険地点マップ生成処理を終了する。
以上、ステップS601〜S606の処理が行われることによって、マップマッチングされた道路リンクごとに、ドライバーの運転によるプローブ情報111のうち運転診断によって安全と判定されなかった危険運転プローブ情報321を安全走行ルートと比較し、ドライバーが注意して運転すべき危険地点に関する情報を危険地点マップ323として生成することができる。この結果、危険地点マップ323には、安全な運転と危険な運転との差異が大きい危険地点に関する情報を蓄積していくことができる。このうち、同一の地点(道路リンク)について危険地点マップ323への登録回数が多いほど、当該地点はより危険な地点であると特定することができる。
なお、図13における比較判定(ステップS603,S605)では、速度や軌跡に基づいて判定を行ったが、本実施の形態では、危険運転プローブ情報321と安全走行ルートとを比較できる基準であれば速度や軌跡に限定するものではなく、他にも例えば加速度に基づいた判定を行う等してもよい。
そして、本実施の形態では、安全な運転と危険な運転との差異が大きい危険地点に関する情報が蓄積された危険地点マップ323のうちから、一定回数以上、危険地点として登録されたものが、配信部102から表示端末340に配信される。かくして、ドライバーは、表示端末340の危険地点マップ表示部342に表示される危険地点マップを確認することによって、注意喚起を受けることとなり、より具体的には、自身が運転する際に、危険性が高く、より注意して運転すべき地点を認識することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、ドライバーによる運転を評価して、安全走行から乖離した運転(すなわち、危険運転)が行われやすい危険地点を判定し、この危険地点を教示することによって、ドライバーに危険地点の注意喚起を行うことができる。ここで、危険地点の判定は、自動運転による走行情報に基づいて行われるのではなく、あくまでドライバーによる運転(プローブ情報)に基づくものであることから、人間が運転したときに危険性の高い地点が危険地点と判定され、ドライバーにとっても違和感のない注意喚起となる。かくして、ドライバーによる安全な運転や走行を促進する効果が得られる。
さらに、本実施の形態に係る安全走行情報生成システム(センタ装置300)は、第1の実施の形態に係る安全走行情報生成システム(センタ装置100)と同様に、自動運転センタ装置120を備えることから、ドライバーの安全な運転による安全運転プローブ情報114に基づいて安全走行ルートマップ117を生成し、さらに、安全走行ルートマップ117を教師として学習して自動運転パラメータ125を生成することができるため、自動運転による走行時に乗員の違和感を抑制しながらも、危険な運転の学習を避けて安全な自動運転を実現させることができ、安全な運転や走行に貢献する、という第1の実施の形態で説明した効果も得ることができる。
なお、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施の形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、本発明の特徴が損なわれない限り、ある実施の形態で例示した構成の一部を他の実施の形態で例示した構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態で例示した構成に他の実施の形態で例示した構成を加えることも可能である。また、各実施の形態で例示した構成の一部については、他の構成による追加・削除・置換をすることも可能である。
100,200,300 センタ装置
101 通信部
102 配信部
110 安全走行ルートマップセンタ装置
111 プローブ情報
112 運転診断装置
113 プローブ情報フィルタリング装置
114 安全運転プローブ情報
115 安全走行ルートマップ生成装置
116 地図データ
117 安全走行ルートマップ
120 自動運転センタ装置
121 自動運転学習装置
122 位置情報取得装置
123 位置情報
124 空間識別情報
125 自動運転パラメータ
130 自動車
131 走行情報取得装置
132 プローブ情報
133 空間識別情報
134 通信部
140 自動車
141 通信部
142 自動運転更新装置
143 自動運転パラメータ
144 自動運転装置
145 識別層
146 判断層
150 ネットワーク
220 運転改善ポイント情報センタ装置
221 運転改善ポイント情報生成装置
222 運転改善ポイント情報
240 表示端末
241 通信部
242 運転改善ポイント情報表示部
320 危険地点マップ生成センタ装置
321 危険運転プローブ情報
322 危険地点マップ生成装置
323 危険地点マップ
340 表示端末
341 通信部
342 危険地点マップ表示部
1211 識別層パラメータ更新装置
1212 識別層
1213 空間情報生成装置
1214 空間情報
1215 走行ルート生成装置
1216 次リンク方向取得装置
1217 判断層パラメータ更新装置
1218 判断層
1219 識別層パラメータ
1220 判断層パラメータ

Claims (8)

  1. ネットワークを介して車両と通信可能な安全走行情報生成システムであって、
    ドライバーによる車両の運転に伴うプローブ情報を、当該車両から前記ネットワークを介して受信する通信装置と、
    前記通信装置が受信した前記プローブ情報を用いて、安全な走行ルートを示す安全走行ルートマップを生成する安全走行ルートマップセンタ装置と、
    前記プローブ情報及び前記安全走行ルートマップを学習データに用いて自動運転のための学習を行うことによって、自動運転の走行ルートを決定するために必要なパラメータによる自動運転パラメータを生成する自動運転センタ装置と、
    前記自動運転センタ装置で生成された前記自動運転パラメータを、自動運転機能を有する車両に前記ネットワークを介して配信する配信装置と、
    を備え、
    前記安全走行ルートマップセンタ装置は、
    前記通信装置の受信によって蓄積される前記プローブ情報に対して運転診断を行い、
    前記プローブ情報のうちから前記運転診断の結果が合格点に満たなかったプローブ情報を除外した安全運転プローブ情報を抽出し、
    前記安全運転プローブ情報に基づいて前記安全走行ルートマップを生成する
    することを特徴とする安全走行情報生成システム。
  2. 前記通信装置は、
    前記車両から前記プローブ情報とともに、当該車両の周辺の空間状況を識別するための空間識別情報を受信し、
    前記自動運転センタ装置は、
    前記プローブ情報に含まれる位置情報に基づいて、走行進路を示す次リンク方向を取得し、
    前記空間識別情報と前記次リンク方向とを入力とし走行ルートを出力とするニューラルネットワークを構成するとともに、
    前記空間識別情報を学習することによって前記ニューラルネットワークの識別層のパラメータを更新し、
    前記走行ルートを教師データとして学習することによって前記ニューラルネットワークの判別層のパラメータを更新し、
    前記識別層のパラメータ及び前記判別層のパラメータを前記自動運転パラメータとする
    ことを特徴とする請求項1に記載の安全走行情報生成システム。
  3. 前記プローブ情報と前記安全走行ルートマップの情報との比較に基づいて、安全運転のためにドライバーが改善すべきポイントに関する運転改善ポイント情報を生成する運転改善ポイント情報センタ装置と、をさらに備え、
    前記配信装置は、前記運転改善ポイント情報を、前記ドライバーが閲覧可能な表示端末に前記ネットワークを介して配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の安全走行情報生成システム。
  4. 前記プローブ情報から抽出した危険な運転のプローブ情報と前記安全走行ルートマップの情報との比較に基づいて、ドライバーが運転する際に危険性が高いと想定される危険地点を示す危険地点マップを生成する危険地点マップ生成センタ装置と、をさらに備え、
    前記配信装置は、前記危険地点マップを、前記ドライバーが閲覧可能な表示端末に前記ネットワークを介して配信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の安全走行情報生成システム。
  5. ネットワークを介して車両と通信可能な安全走行情報生成システムによる安全走行情報生成方法であって、
    ドライバーによる車両の運転に伴うプローブ情報を、当該車両から前記ネットワークを介して受信する通信ステップと、
    前記通信ステップで受信された前記プローブ情報を用いて、安全な走行ルートを示す安全走行ルートマップを生成する安全走行ルートマップ生成ステップと、
    前記プローブ情報及び前記安全走行ルートマップを学習データに用いて自動運転のための学習を行うことによって、自動運転の走行ルートを決定するために必要なパラメータによる自動運転パラメータを生成する自動運転パラメータ生成ステップと、
    前記自動運転パラメータ生成ステップで生成された前記自動運転パラメータを、自動運転機能を有する車両に前記ネットワークを介して配信する配信ステップと、
    を備え、
    前記安全走行ルートマップ生成ステップでは、
    前記通信ステップによる受信によって蓄積される前記プローブ情報に対して運転診断を行い、
    前記プローブ情報のうちから前記運転診断の結果が合格点に満たなかったプローブ情報を除外した安全運転プローブ情報を抽出し、
    前記安全運転プローブ情報に基づいて前記安全走行ルートマップを生成する
    することを特徴とする安全走行情報生成方法。
  6. 前記通信ステップにおいて、前記車両から前記プローブ情報とともに、当該車両の周辺の空間状況を識別するための空間識別情報を受信し、
    前記自動運転パラメータ生成ステップでは、
    前記プローブ情報に含まれる位置情報に基づいて、走行進路を示す次リンク方向を取得し、
    前記空間識別情報と前記次リンク方向とを入力とし走行ルートを出力とするニューラルネットワークを構成するとともに、
    前記空間識別情報を学習することによって前記ニューラルネットワークの識別層のパラメータを更新し、
    前記走行ルートを教師データとして学習することによって前記ニューラルネットワークの判別層のパラメータを更新し、
    前記識別層のパラメータ及び前記判別層のパラメータを前記自動運転パラメータとする
    ことを特徴とする請求項5に記載の安全走行情報生成方法。
  7. 前記通信ステップで受信された前記プローブ情報と前記安全走行ルートマップ生成ステップで生成された前記安全走行ルートマップの情報との比較に基づいて、安全運転のためにドライバーが改善すべきポイントに関する運転改善ポイント情報を生成する運転改善ポイント情報生成ステップと、
    前記運転改善ポイント情報生成ステップで生成された前記運転改善ポイント情報を、前記ドライバーが閲覧可能な表示端末に前記ネットワークを介して配信する改善ポイント配信ステップと、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の安全走行情報生成方法。
  8. 前記通信ステップによる受信によって蓄積された前記プローブ情報から危険な運転のプローブ情報を抽出する危険運転抽出ステップと、
    前記危険運転抽出ステップで抽出した危険な運転のプローブ情報と前記安全走行ルートマップ生成ステップで生成された前記安全走行ルートマップの情報との比較に基づいて、ドライバーが運転する際に危険性が高いと想定される危険地点を示す危険地点マップを生成する危険地点マップ生成ステップと、
    前記危険地点マップ生成ステップで生成された前記危険地点マップを、前記ドライバーが閲覧可能な表示端末に前記ネットワークを介して配信する危険地点配信ステップと、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項5に記載の安全走行情報生成方法。
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