JP2019020215A - 経路探索装置及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置5が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置5が備える構成としても良い。
ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU51は、車両4の車両情報について取得する。具体的には、車両4の現在位置及び現在方位を現在位置検出部31の検出結果に基づいて取得する。尚、車両4の現在位置を地図データ上で特定するマップマッチング処理についても行う。更に、車両4の現在位置は、高精度ロケーション技術を用いて詳細に特定することが望ましい。ここで、高精度ロケーション技術とは、車両後方のカメラから取り込んだ白線や路面ペイント情報を画像認識により検出し、更に、白線や路面ペイント情報を予め記憶した地図情報DBと照合することにより、走行車線や高精度な車両位置を検出可能にする技術である。尚、高精度ロケーション技術の詳細については既に公知であるので省略する。
先ず、S11においてCPU21は、全国を走行する各車両4からプローブ情報の送信があるか否か判定する。
基本的には前記S45で看板情報が抽出された看板の設置位置を基準として、看板の案内する案内方向に対応するリンクが経路に含まれるようにコスト値を補正する。例えば、図11に示すように前記S45で左方向が案内方向として描かれた看板70の看板情報が抽出された場合には、看板70の設置位置から進行方向に所定距離以内(例えば3km以内)を一辺、案内方向に所定距離(例えば3km)以内を一辺とした比較的広範囲にわたる矩形エリア71にあるリンクのコスト値を下げる(例えば×0.5する)。尚、看板70が面した道路沿いのリンクについては矩形エリア71に含めても良いし、含めなくても良い。その結果、距離の情報が無く看板70によって案内される目的地までの経路が不明確である場合においても、比較的広範囲に設定した矩形エリア71内にあるリンクのコスト値を下げることによって、看板70によって案内される経路を経路探索による推奨経路に含まれ易くすることが可能となる。尚、看板70の案内方向が右方向である場合には図11において左右が逆転するのみであるので説明は省略する。
基本的には前記S45で看板情報が抽出された看板の設置位置を基準として、看板の案内する案内方向に対応し、且つ看板に描かれた距離以内にあるリンクが経路に含まれるようにコスト値を補正する。例えば、図13に示すように前記S45で左方向が案内方向として描かれ、且つ「2つ目の信号を左折後300m」と描かれた看板73の看板情報が抽出された場合には、看板73の設置位置から進行方向に2つ目の信号までの距離以内且つ該当する信号機の交差点から案内方向に300m以内にあるリンクのコスト値を下げる(例えば×0.5する)。その結果、看板73によって案内される目的地までの経路を、経路探索による推奨経路に含まれ易くすることが可能となる。尚、看板73の設置位置から進行方向に2つ目の信号までの距離以内を一辺、案内方向に300m以内を一辺とした矩形エリアにあるリンクのコスト値を下げるようにしても良い。尚、看板73の案内方向が右方向である場合には図13において左右が逆転するのみであるので説明は省略する。
例えば、本実施形態では、一のサーバ装置1が看板DB13を作成する処理と推奨経路の探索を行う処理をそれぞれ行っているが、看板DB13を作成する処理と推奨経路の探索を行う処理は別々のサーバ装置が行うようにしても良い。例えば、サーバ装置1が他のサーバ装置で作成された看板DB13を受信して、経路探索処理を行うようにしても良い。
道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段(21)と、前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段(21)と、前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段(21)と、を有する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、目的地の方向を案内する看板の情報に基づいてコスト値を補正して目的地までの経路を探索するので、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことが可能となる。従って、ユーザが目的地への移動中に目的地の場所を案内する看板を発見した場合であっても、看板の案内する経路と経路探索装置で探索される経路をできる限り近似させることが可能であり、ユーザに移動する経路を混乱させてしまうことを防止する。
各地に設置された看板に関する前記看板情報を格納した記憶媒体(13)を有し、前記看板情報取得手段(21)は、前記記憶媒体から目的地の方向を案内する情報が描かれた看板に関する前記看板情報を抽出する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、予め経路探索処理に用いる看板に関する情報をデータベース化することによって、経路探索処理の処理負荷を軽減することが可能となる。また、経路探索処理に係る時間の短縮についても可能となる。更に、データベース化した情報を配信すれば配信先の装置においても同様の経路探索を行うことが可能となる。
各地を走行する各車両(4)から該車両が検出した看板に関する情報を収集する情報収集手段(21)と、前記情報収集手段により収集された情報を用いて前記看板情報を格納した前記記憶媒体(13)を作成するデータベース作成手段(21)と、を有する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、各車両から看板に関する情報を収集することによって、全国各地にある看板の情報を収集する為の作業負担を軽減することが可能となる。また、看板の撤去や新設に対しても迅速に対応可能となる。
看板を用いた走行案内が行われた車両(4)の走行履歴について収集する走行履歴収集手段(21)と、前記走行履歴に基づく車両の停車位置を、前記走行案内に用いられた看板が方向を案内する地点として前記看板情報と紐付けて前記記憶媒体(13)に格納する地点紐付手段(21)と、を有し、前記看板情報取得手段(21)は、前記記憶媒体から目的地が紐付けられた前記看板情報を抽出する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、同名称又は類似する名称の施設が近くに複数存在する場合であって、各施設を案内する看板が混在して多数設置されている場合であっても、各看板がどの施設の方向を案内する看板であるかを明確に紐付けてデータベースとして記憶させることが可能となる。
前記看板情報は、距離を案内する情報が描かれた看板については前記距離についても含み、前記コスト補正手段(21)は、前記看板情報取得手段(21)により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記距離以内にあるリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、特に看板の設置位置から目的地までの間にあるリンクを対象として経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正することが可能となる。その結果、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことが可能となる。
前記看板情報取得手段(21)は、ユーザの現在位置から目的地への方位に対して所定角度範囲内のエリアに設置された看板の前記看板情報を取得する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、ユーザが目的地へ移動する際に発見する可能性の高い看板の看板情報を用いてコスト値を補正することが可能となる。その結果、ユーザが目的地への移動中に目的地の場所を案内する看板を発見した場合であっても、看板の案内する経路と経路探索装置で探索される経路をできる限り近似させることが可能であり、ユーザに走行する経路を混乱させてしまうことを防止する。
2 経路探索システム
3 プローブセンタ
4 車両
5 ナビゲーション装置
12 プローブ情報DB
13 看板DB
21 CPU
22 RAM
23 ROM
61 目的地
62〜66、70、72、73、75 看板
Claims (7)
- 道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段と、
前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段と、
前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段と、を有する経路探索装置。 - 各地に設置された看板に関する前記看板情報を格納した記憶媒体を有し、
前記看板情報取得手段は、前記記憶媒体から目的地の方向を案内する情報が描かれた看板に関する前記看板情報を抽出する請求項1に記載の経路探索装置。 - 各地を走行する各車両から該車両が検出した看板に関する情報を収集する情報収集手段と、
前記情報収集手段により収集された情報を用いて前記看板情報を格納した前記記憶媒体を作成するデータベース作成手段と、を有する請求項2に記載の経路探索装置。 - 看板を用いた走行案内が行われた車両の走行履歴について収集する走行履歴収集手段と、
前記走行履歴に基づく車両の停車位置を、前記走行案内に用いられた看板が方向を案内する地点として前記看板情報と紐付けて前記記憶媒体に格納する地点紐付手段と、を有し、
前記看板情報取得手段は、前記記憶媒体から目的地が紐付けられた前記看板情報を抽出する請求項2又は請求項3に記載の経路探索装置。 - 前記看板情報は、距離を案内する情報が描かれた看板については前記距離についても含み、
前記コスト補正手段は、前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記距離以内にあるリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の経路探索装置。 - 前記看板情報取得手段は、ユーザの現在位置から目的地への方位に対して所定角度範囲内のエリアに設置された看板の前記看板情報を取得する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の経路探索装置。
- コンピュータを、
道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段と、
前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段と、
前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
して機能させる為のコンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017137919A JP6932878B2 (ja) | 2017-07-14 | 2017-07-14 | 経路探索装置及びコンピュータプログラム |
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Family Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003185457A (ja) * | 2001-12-14 | 2003-07-03 | Denso Corp | 経路誘導システム、プログラム |
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2017
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