JP2019020215A - 経路探索装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことを可能とした経路探索装置及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得し、取得された看板の設置位置を基準として、看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正し、補正された後のコスト値を用いて目的地までの経路を探索するように構成する。【選択図】図13

Description

本発明は、コスト値を用いて推奨経路の探索を行う経路探索装置及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置が車両に搭載されていることが多い。ここで、ナビゲーション装置とは、GPS受信機などにより自車の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図データをDVD−ROMやHDDなどの記録媒体またはネットワークを通じて取得して液晶モニタに表示することが可能な装置である。更に、かかるナビゲーション装置には、所望する目的地を入力すると、自車位置から目的地までの最適経路を探索する経路探索機能を備えており、探索された最適経路を案内経路として設定し、ディスプレイ画面に案内経路を表示するとともに、交差点に接近した場合等には音声による案内をすることによって、ユーザを所望の目的地まで確実に案内するようになっている。また、近年は携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータ等においても上記ナビゲーション装置と同様の機能を有するものがある。
一方で、車両が走行する道路周辺には近辺にある地点(例えば店舗等の施設)の方角や距離等を案内する看板が多数設けられている。このような看板は運転者が目的地へと走行する際に重要な情報となる。そこで、例えば特開2007−240198号公報には、車両の現在位置周辺に目的地への方角や距離を案内する看板がある場合に、看板の画像をディスプレイ上に表示することについて開示されている。
特開2007−240198号公報(第9−10頁、図5)
ここで、運転者が目的地に関する看板の情報を取得した場合には、看板の案内に従って走行することが考えられる。しかしながら、看板の案内する経路と上記ナビゲーション装置等によって案内される経路とは、必ずしも一致するとは限らない。その結果、運転者は看板の案内する経路を走行すべきか、ナビゲーション装置等によって案内される経路を走行すべきかを判断することができず、混乱させる虞があった。
本発明は前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、目的地の方向を案内する看板の情報に基づいてコスト値を補正して目的地までの経路を探索するので、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことを可能とした経路探索装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため本発明に係る経路探索装置は、道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段と、前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段と、前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段と、を有する。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、道路網を構成するリンクのコスト値を用いて推奨経路の探索を行わせるコンピュータプログラムである。具体的には、コンピュータを、道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段と、前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段と、前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段と、して機能させる。
前記構成を有する本発明に係る経路探索装置及びコンピュータプログラムによれば、目的地の方向を案内する看板の情報に基づいてコスト値を補正して目的地までの経路を探索するので、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことが可能となる。従って、ユーザが目的地への移動中に目的地の場所を案内する看板を発見した場合であっても、看板の案内する経路と経路探索装置で探索される経路をできる限り近似させることが可能であり、ユーザに移動する経路を混乱させてしまうことを防止する。
本実施形態に係る経路探索システムを示した概略構成図である。 本実施形態に係る経路探索システムの構成を示したブロック図である。 看板DBのデータ構造を示した図である。 本実施形態に係るナビゲーション装置の制御系を模式的に示すブロック図である。 本実施形態に係るプローブ情報収集処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係る看板DB作成処理プログラムのフローチャートである。 看板において矢印マークによって案内される方向を示した一例である。 本実施形態に係る地点対応処理プログラムのフローチャートである。 本実施形態に係る経路探索処理プログラムのフローチャートである。 コスト補正の対象とする看板の選択方法を示す説明図である。 距離を案内せずに左折方向を案内する看板に基づいてコスト補正を行う場合に、コスト補正の対象となるリンクの範囲を示した図である。 距離を案内せずに直進方向を案内する看板に基づいてコスト補正を行う場合に、コスト補正の対象となるリンクの範囲を示した図である。 距離を案内するとともに左折方向を案内する看板に基づいてコスト補正を行う場合に、コスト補正の対象となるリンクの範囲を示した図である。 距離を案内するとともに直進方向を案内する看板に基づいてコスト補正を行う場合に、コスト補正の対象となるリンクの範囲を示した図である。
以下、本発明に係る経路探索装置をサーバ装置に具体化した一実施形態に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。先ず、本実施形態に係るサーバ装置1を含む経路探索システム2の概略構成について図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施形態に係る経路探索システム2を示した概略構成図である。図2は本実施形態に係る経路探索システム2の構成を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る経路探索システム2は、プローブセンタ3が備えるサーバ装置(経路探索装置)1と、車両4に搭載された通信端末であるナビゲーション装置5と、を基本的に有する。また、サーバ装置1とナビゲーション装置5は通信ネットワーク網6を介して互いに電子データを送受信可能に構成されている。尚、ナビゲーション装置5の代わりに、例えば携帯電話機、スマートフォン、タブレット型端末、パーソナルコンピュータを用いても良い。
ここで、プローブセンタ3が備えるサーバ装置1は、全国を走行する各車両から現在時刻や走行情報等を含むプローブ情報(材料情報)を収集して蓄積するとともに、蓄積されたプローブ情報から道路に関する各種支援情報(例えば道路の通行止め情報、事故情報、渋滞情報、旅行時間等)を生成し、生成された支援情報をナビゲーション装置5に対して配信したり、支援情報を用いた各種処理を行う情報配信サーバである。特に本実施形態では、サーバ装置1は、車両4によって検出された道路周辺に設置された看板に関する情報や車両4の走行履歴を各車両4から収集し、収集した各情報に基づいて看板と看板により案内される地点とを紐付けたデータベースを作成する。尚、上記データベース化の対象となる「看板」は、道路周辺に設置され、案内対象となる地点(例えば店舗等の施設)の場所を案内する情報(例えば矢印、文字、数字など)が少なくとも描かれた構造物とする。
また、サーバ装置1は、最新バージョンの地図情報を備え、ナビゲーション装置5の要求に応じて上記“看板のデータベース”を用いた経路探索についても行う。具体的には、ナビゲーション装置5において目的地が設定された場合に、ナビゲーション装置5からサーバ装置1へと出発地や目的地等の経路探索に必要な情報が経路探索要求とともに送信される。そして経路探索要求を受信したサーバ装置1は、サーバ装置1の有する地図情報やプローブ情報に基づいて作成された“看板のデータベース”を用いて経路探索を行い、出発地から目的地までの推奨経路(センタールート)を特定する。その後、特定された推奨経路に関する経路情報を要求元のナビゲーション装置5へと送信する。そして、ナビゲーション装置5はサーバ装置1から受信した経路情報を用いて案内経路を設定する。
但し、経路探索処理については必ずしもサーバ装置1で行う必要は無く、ナビゲーション装置5で行っても良い。その場合には、プローブ情報に基づいて作成された“看板のデータベース”に関する情報をサーバ装置1からナビゲーション装置5へと配信し、ナビゲーション装置5は配信された情報やナビゲーション装置5が有する地図情報等に基づいて経路探索を行う。
一方、ナビゲーション装置5は、車両4に搭載され、格納する地図データに基づいて自車位置周辺の地図を表示したり、地図画像上において車両の現在位置を表示したり、設定された案内経路に沿った移動案内を行う車載機である。また、ナビゲーション装置5は外部のサーバ装置等から受信した渋滞度等の交通情報を利用者に対して案内することについても行う。尚、ナビゲーション装置5の詳細については後述する。
また、通信ネットワーク網6は全国各地に配置された多数の基地局と、各基地局を管理及び制御する通信会社とを含み、基地局及び通信会社を有線(光ファイバー、ISDN等)又は無線で互いに接続することにより構成されている。ここで、基地局はナビゲーション装置5との通信をするトランシーバー(送受信機)とアンテナを有する。そして、基地局は通信会社の間で無線通信を行う一方、通信ネットワーク網6の末端となり、基地局の電波が届く範囲(セル)にあるナビゲーション装置5の通信をサーバ装置1との間で中継する役割を持つ。
続いて、経路探索システム2におけるサーバ装置1の構成について図2を用いてより詳細に説明する。サーバ装置1は、図2に示すようにサーバ制御ECU11と、サーバ制御ECU11に接続された情報記録手段としてのプローブ情報DB12と、看板DB13と、サーバ側地図DB14と、サーバ側通信装置15とを備える。
サーバ制御ECU11(エレクトロニック・コントロール・ユニット)は、サーバ装置1の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU21、並びにCPU21が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるRAM22、制御用のプログラムのほか、後述のプローブ情報収集処理プログラム(図5)、看板DB作成処理プログラム(図6)、地点対応処理プログラム(図8)、経路探索処理プログラム(図9参照)等が記録されたROM23、ROM23から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ24等の内部記憶装置を備えている。尚、サーバ制御ECU11は、後述のナビゲーション装置5のECUとともに処理アルゴリズムとしての各種手段を有する。例えば、看板情報取得手段は、道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する。コスト補正手段は、看板情報が取得された看板の設置位置を基準として、看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正する。経路探索手段は、コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する。
また、プローブ情報DB12は、全国を走行する各車両4から収集したプローブ情報を累積的に記憶する記憶手段である。尚、本実施形態においては、例えば車両4から収集されるプローブ情報として、(a)車両に搭載されたフロントカメラ39よって撮像された看板の画像、(b)撮像した看板の位置、(c)車両の走行履歴(走行したリンクや停車した位置)等が含まれる。
そして、サーバ装置1は、プローブ情報DB12に記憶されるプローブ情報を統計することによって、全国の各道路に関する支援情報を生成する。特に本実施形態では、サーバ装置1は、プローブ情報として車両4によって撮像された道路周辺に設置された看板の画像や車両4の走行履歴を各車両4から収集し、収集した情報から看板に描かれた情報の認識を行い、更に看板と看板によって案内される地点との紐付けを行って看板DB13を作成する。そして、サーバ装置1は、作成された看板DB13に基づいて、経路探索に用いるリンクのコスト値を特定する。
従って、看板DB13は、上記プローブ情報DB12に格納されたプローブ情報に基づいて作成されるデータベースである。特に本実施形態では道路周辺に設置されて地点(例えば店舗等の施設)の場所を案内する看板に関する情報を記録し、管理するデータベースとする。例えば図3は看板DB13に記憶されるデータの一例を示した図である。
図3に示すように看板DB13には、看板の設置位置と、看板によって案内対象となる地点(以下、案内対象地点という)と、案内方向と、看板に描かれた文字の認識結果と、がそれぞれ紐付けて記憶される。尚、案内対象地点を特定する情報としては、同一名称で複数の施設が存在する場合があることから、名称以外に位置座標又は識別IDを対応付けるのが望ましい。また、“案内方向”は看板に描かれた方向を示す情報(具体的には矢印マークや文字)が示す方向が該当する。例えば、直線上向きの矢印が描かれていれば『直進』、右方向を示す矢印や右に折れ曲がる矢印が描かれていれば『右』、左方向を示す矢印や左に折れ曲がる矢印が描かれていれば『左』となる。尚、看板に方向を示す情報が描かれていない場合には、“案内方向”については紐付けられない。同じく看板に文字が描かれていない場合には、“文字の認識結果”については紐付けられない。また、看板DB13には看板の外観を示す画像についても紐付けて格納しても良い。
そして、サーバ装置1は看板DB13に記憶された看板に関する情報を用いて、リンクの経路としての適性度を示すコスト値を特定し、推奨経路の探索を行う。詳細については後述する。
一方、サーバ側地図DB14は、外部からの入力データや入力操作に基づいて登録された最新のバージョンの地図情報であるサーバ側地図情報25が記憶される記憶手段である。ここで、サーバ側地図情報25は、ナビゲーション装置5に格納されている地図情報と基本的に同一の構成を有しており、道路網を始めとして経路探索、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されている。例えば、道路網を示すノード及びリンクを含むネットワークデータ26、道路(リンク)に関するリンクデータ27、ノード点に関するノードデータ、各交差点に関する交差点データ、施設等の地点に関する地点データ28、地図を表示するための地図表示データ、経路を探索するための探索データ、地点を検索するための検索データ等からなる。
一方、サーバ側通信装置15はプローブ情報の収集対象となる各車両4やナビゲーション装置5と通信ネットワーク網6を介して通信を行う為の通信装置である。また、ナビゲーション装置5以外にインターネット網や、交通情報センタ、例えば、VICS(登録商標:Vehicle Information and Communication System)センタ等から送信された渋滞情報、規制情報、交通事故情報等の各情報から成る交通情報の受信についても可能である。
次に、ナビゲーション装置5の概略構成について図4を用いて説明する図4は本実施形態に係るナビゲーション装置5であるナビゲーション装置の制御系を模式的に示すブロック図である。
図4に示すように本実施形態に係るナビゲーション装置5は、ナビゲーション装置5が搭載された車両4の現在位置を検出する現在位置検出部31と、各種のデータが記録されたデータ記録部32と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーションECU33と、ユーザからの操作を受け付ける操作部34と、ユーザに対して地図や目的地までの案内経路を表示する液晶ディスプレイ35と、経路案内に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ36と、記憶媒体であるDVDを読み取るDVDドライブ37と、サーバ装置1やVICSセンタ等との間で通信を行う通信モジュール38と、を有する。また、ナビゲーション装置5はCAN等の車載ネットワークを介してフロントカメラ39が接続されている。
以下に、ナビゲーション装置5を構成する各構成要素について順に説明する。
現在位置検出部31は、GPS41、車速センサ42、ステアリングセンサ43、ジャイロセンサ44等からなり、現在の車両の位置、方位、車両の走行速度、現在時刻等を検出することが可能となっている。ここで、特に車速センサ42は、車両の移動距離や車速を検出する為のセンサであり、車両の駆動輪の回転に応じてパルスを発生させ、パルス信号をナビゲーションECU33に出力する。そして、ナビゲーションECU33は発生するパルスを計数することにより駆動輪の回転速度や移動距離を算出する。尚、上記4種類のセンサをナビゲーション装置5が全て備える必要はなく、これらの内の1又は複数種類のセンサのみをナビゲーション装置5が備える構成としても良い。
また、データ記録部32は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記録された端末側地図DB45、配信情報DB46及び所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。尚、データ記録部32をハードディスクの代わりに不揮発性メモリ、メモリーカード、CDやDVD等の光ディスクにより構成しても良い。
ここで、端末側地図DB45は、ナビゲーション装置5における経路探索や走行案内に用いられる地図情報が記憶される記憶手段である。尚、地図情報を外部のサーバから取得する場合については端末側地図DB45は必ずしも必要でない。
また、配信情報DB46は、サーバ装置1から配信された配信情報(走行に関する支援情報)が記憶される記憶手段である。
一方、ナビゲーションECU(エレクトロニック・コントロール・ユニット)33は、ナビゲーション装置5の全体の制御を行う電子制御ユニットであり、演算装置及び制御装置としてのCPU51、並びにCPU51が各種の演算処理を行うにあたってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM52、制御用のプログラム等が記録されたROM53、ROM53から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ54等の内部記憶装置を備えている。
操作部34は、走行開始地点としての出発地及び走行終了地点としての目的地を入力する際等に操作され、各種のキー、ボタン等の複数の操作スイッチ(図示せず)を有する。そして、ナビゲーションECU33は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。尚、操作部34は液晶ディスプレイ35の前面に設けたタッチパネルを有しても良い。また、マイクと音声認識装置を有しても良い。
また、液晶ディスプレイ35には、道路を含む地図画像、交通情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、出発地から目的地までの案内経路、案内経路に沿った案内情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。尚、液晶ディスプレイ35の代わりに、HUDやHMDを用いても良い。
また、スピーカ36は、ナビゲーションECU33からの指示に基づいて案内経路に沿った走行を案内する音声ガイダンスや、交通情報の案内を出力する。
また、DVDドライブ37は、DVDやCD等の記録媒体に記録されたデータを読み取り可能なドライブである。そして、読み取ったデータに基づいて音楽や映像の再生、端末側地図DB45の更新等が行われる。尚、DVDドライブ37に替えてメモリーカードを読み書きする為のカードスロットを設けても良い。
また、通信モジュール38は、例えば、サーバ装置1やVICSセンタや地図配信センタ等から送信された地図更新情報、支援情報、交通情報等の各情報を受信する為の通信装置であり、例えば携帯電話機やDCMが該当する。
また、フロントカメラ39は、車両のフロントバンパの上方やルームミラーの裏側等に設置され、例えばCCD等の固体撮像素子を用いた撮像装置である。また、光軸方向は車両の進行方向前方に向けて設置される。特に本実施形態では、フロントカメラ39により撮像された看板の画像をプローブ情報の一部としてサーバ装置1へと送信する。
続いて、前記構成を有する本実施形態に係る経路探索システム2を構成するサーバ装置1及びナビゲーション装置5において実行するプローブ情報収集処理プログラムについて図5に基づき説明する。図5は本実施形態に係るプローブ情報収集処理プログラムのフローチャートである。ここで、プローブ情報収集処理プログラムは車両4のACC電源(accessory power supply)がONされた後に実行され、車両4が検出した看板に関する情報をプローブ情報としてサーバ装置1へと送信するプログラムである。尚、以下の図5にフローチャートで示されるプログラムは、ナビゲーションECU33が備えているRAM52やROM53又はサーバ装置1が備えているRAM22やROM23等に記憶されており、CPU51又はCPU21により実行される。
先ず、ナビゲーション装置5において実行されるプローブ情報収集処理プログラムについて説明する。
ステップ(以下、Sと略記する)1においてCPU51は、車両4の車両情報について取得する。具体的には、車両4の現在位置及び現在方位を現在位置検出部31の検出結果に基づいて取得する。尚、車両4の現在位置を地図データ上で特定するマップマッチング処理についても行う。更に、車両4の現在位置は、高精度ロケーション技術を用いて詳細に特定することが望ましい。ここで、高精度ロケーション技術とは、車両後方のカメラから取り込んだ白線や路面ペイント情報を画像認識により検出し、更に、白線や路面ペイント情報を予め記憶した地図情報DBと照合することにより、走行車線や高精度な車両位置を検出可能にする技術である。尚、高精度ロケーション技術の詳細については既に公知であるので省略する。
次に、S2においてCPU51は、フロントカメラ39で撮像した撮像画像について取得する。尚、フロントカメラ39は車両の走行中において継続的に車両の進行方向前方の環境を撮像する。
続いて、S3においてCPU51は、前記S2で取得した撮像画像中に看板が含まれているか否かを判定する。撮像画像中に看板が含まれているか否かは、例えば特徴点やテンプレートを用いた画像認識処理を行うことにより判定する。尚、それらの画像認識処理については既に公知であるので説明は省略する。また、撮像画像中に看板の画像が含まれる場合には、看板の設置された位置座標についても算出する。例えば、前記S1で取得した車両情報と撮像画像中に含まれる看板の位置に基づいて算出する。但し、看板を撮像した際の車両4の位置を看板の位置とみなしても良い。
そして、前記S2で取得した撮像画像に看板が含まれていると判定された場合(S3:YES)には、S4へと移行する。それに対して、前記S2で取得した撮像画像に看板が含まれていないと判定された場合(S3:NO)には、当該プローブ情報収集処理プログラムを終了する。
S4においてCPU51は、以下の情報をプローブ情報としてサーバ装置1に送信する。具体的には(a)前記S2で取得した看板を含む撮像画像、(b)撮像した看板の位置、(c)車両の走行履歴(走行したリンクや停車した位置)である。尚、撮像画像としては看板の部分の画像のみをトリミングして送信しても良い。その後、当該プローブ情報収集処理プログラムを終了する。
次に、サーバ装置1において実行されるプローブ情報収集処理プログラムについて説明する。
先ず、S11においてCPU21は、全国を走行する各車両4からプローブ情報の送信があるか否か判定する。
そして、プローブ情報の送信があると判定された場合(S11:YES)には、送信されるプローブ情報を受信する(S12)。そして、CPU21は受信したプローブ情報をプローブ情報DB12へと累積的に格納する(S13)。
一方、プローブ情報の送信がないと判定された場合(S11:NO)には、当該プローブ情報収集処理プログラムを終了する。
続いて、本実施形態に係る経路探索システム2を構成するサーバ装置1においてCPU21が実行する看板DB作成処理プログラムについて図6に基づき説明する。図6は本実施形態に係る看板DB作成処理プログラムのフローチャートである。ここで、看板DB作成処理プログラムは所定時間間隔(例えば24時間間隔)で実行され、各車両4から収集したプローブ情報を統計することによって看板に関する情報をDB化するプログラムである。尚、以下の図6、図8及び図9にフローチャートで示されるプログラムは、サーバ装置1が備えているRAM22やROM23に記憶されており、CPU21により実行される。
ここで、看板DB作成処理プログラムでは、S21においてCPU21は、プローブ情報DB12を参照し、前回の処理時から看板を含む撮像画像が新たに格納されたか否か判定する。尚、看板を含む撮像画像は前述したプローブ情報収集処理プログラム(図5)において、全国を走行する各車両から随時、プローブ情報として送信されプローブ情報DB12に格納される。
そして、看板を含む撮像画像が新たに格納されたと判定された場合(S21:YES)には、S22へと移行する。それに対して、看板を含む撮像画像が新たに格納されていないと判定された場合(S21:NO)には、当該看板DB作成処理プログラムを終了する。尚、以下のS23以降の処理はプローブ情報DB12に新たに格納されたと判定された撮像画像に対して行う。複数の撮像画像が対象となる場合には画像毎に行う。
S22においてCPU21は、処理対象の撮像画像に対する画像認識処理を行い、撮像画像の中から看板の部分のみを抽出する。例えば、特徴点やテンプレートを用いた画像認識処理を行うことにより看板の部分の画像を判定し、抽出する。
次に、S23においてCPU21は、前記S22で抽出した看板の画像に対して描かれた方向を示す情報として、特に矢印マークの認識処理を行う。例えば、特徴点を用いた画像認識処理を行うことにより認識する。尚、看板において描かれる矢印としては、例えば図7に示すように直線上向きの矢印、右方向を示す矢印や右に折れ曲がる矢印、左方向を示す矢印や左に折れ曲がる矢印等がある。
続いて、S24においてCPU21は、前記S22で抽出した看板の画像に対して描かれた文字(記号や数字も含む)の認識処理(OCR)を行う。尚、画像に対する文字の認識処理については既に公知であるので説明は省略する。
その後、S25においてCPU21は、前記S22〜S24の認識結果に基づいて、処理対象の撮像画像に含まれる看板が、地点(例えば店舗などの施設)の場所を案内する看板であるか否かを判定する。例えば、距離を示す文字、方向を示す文字、矢印マークの内、少なくとも一が描かれている場合に、地点の場所を案内する看板であると判定する。
そして、処理対象の撮像画像に含まれる看板が、地点の場所を案内する看板であると判定された場合(S25:YES)には、S26へと移行する。それに対して、処理対象の撮像画像に含まれる看板が、地点の場所を案内する看板でないと判定された場合(S25:NO)には、当該看板に関する情報は看板DB13に格納することなく当該看板DB作成処理プログラムを終了する。
続いて、S26においてCPU21は、前記S22〜S24の認識結果に基づいて、処理対象の撮像画像に含まれる看板が、案内対象となる地点(以下、案内対象地点という)の方向を案内する情報が描かれた看板であるか否かを判定する。尚、案内対象地点の方向を案内する情報としては、矢印マーク以外に『右折、左折、直進』等の方向を示す文字についても含まれる。
そして、処理対象の撮像画像に含まれる看板が、案内対象地点の方向を案内する情報が描かれた看板であると判定された場合(S26:YES)には、S27へと移行する。S27においてCPU21は、前記S22〜S24の認識結果に基づいて、看板によって案内対象となる地点である案内対象地点と、看板の設置位置と、案内方向と、看板に描かれた文字の認識結果とを紐付けて看板DB13(図3)に格納する。尚、看板の設置位置については、プローブ情報として看板の画像を撮像した車両4から画像とともに送信される。また、案内対象地点については、後述の地点対応処理プログラム(図8)において最終的に紐付けられるものであり、前記S27や後述のS28では文字認識結果に基づいて案内対象地点の名称が看板から検出された場合に、案内対象地点の名称が仮に紐付けられる。
また、“案内方向”は看板に描かれた方向を示す情報(具体的には矢印マークや文字)が示す方向が該当する。例えば、図7に示すように直線上向きの矢印が描かれている場合や、“直進”や“道なり”の文字が描かれていれば『直進』となる。また、右方向を示す矢印や右に折れ曲がる矢印が描かれている場合や、“右折”や“右方向”の文字が描かれていれば『右』となる。また、左方向を示す矢印や左に折れ曲がる矢印が描かれている場合や、“左折”や“左方向”の文字が描かれていれば『左』となる。
一方で、処理対象の撮像画像に含まれる看板が、案内対象地点の方向を案内する情報が描かれていない看板であると判定された場合(S26:NO)には、S28へと移行する。S28においてCPU21は、前記S22〜S24の認識結果に基づいて、看板によって案内対象となる案内対象地点と、看板の設置位置のみを紐付けて看板DB13(図3)に格納する。尚、看板に描かれた文字が認識できた場合については、文字の認識結果についても紐付けても良い。
続いて、本実施形態に係る経路探索システム2を構成するサーバ装置1においてCPU21が実行する地点対応処理プログラムについて図8に基づき説明する。図8は本実施形態に係る地点対応処理プログラムのフローチャートである。ここで、地点対応処理プログラムは所定時間間隔(例えば24時間間隔)で実行され、各車両4から収集した走行履歴に基づいて看板DBに格納された看板に関する情報と看板によって案内される案内対象地点の紐付けを行うプログラムである。
ここで、地点対応処理プログラムでは、S31においてCPU21は、プローブ情報DB12を参照し、看板DB13に記憶された看板情報を用いて走行案内が行われた車両の走行履歴を抽出する。尚、車両の走行履歴については前述したプローブ情報収集処理プログラム(図5)において、全国を走行する各車両から随時、プローブ情報として送信されプローブ情報DB12に格納される。また、走行履歴には予め看板情報を用いた走行案内を行ったか否かを示すフラグが対応付けられており、更に走行案内を行った場合には案内に用いた看板情報の種類を特定する情報についても含まれる。
尚、看板情報を用いた走行案内としては、例えば看板情報(案内対象地点の方向、案内対象地点までの距離等)を液晶ディスプレイ35上に表示したり、看板情報を用いて目的地が設定されたり、看板情報を用いて経路探索が行われた場合等が該当する。
次に、S32においてCPU21は、前記S31で抽出された走行履歴において最終的に車両が停車した位置座標を取得する。
続いて、S33においてCPU21は、車両が最終的に停車した位置座標と地図情報から、車両が最終的に停車した位置に地図のPOIがあるか否か判定する。尚、POIとしては特に看板によって案内対象となり得る地点(店舗等の施設)を対象とする。
そして、車両が最終的に停車した位置に地図のPOIがあると判定された場合(S33:YES)には、S34へと移行する。それに対して、車両が最終的に停車した位置に地図のPOIが無いと判定された場合(S33:NO)には、案内対象地点の紐付けを行うことなく当該地点対応処理プログラムを終了する。
S34においてCPU21は、車両が最終的に停車した位置にあると判定された地図のPOIを、走行案内に用いられた看板の案内対象地点として紐付けて看板DB13に格納する(図3参照)。尚、看板DB13に格納する案内対象地点を特定する情報としては、同一名称で複数の施設が存在する場合があることから、名称以外に位置座標又は識別IDを対応付けるのが望ましい。尚、看板情報として看板に描かれた文字認識の結果が格納されている場合には、車両が最終的に停車した位置にあると判定された地図のPOIの名称が、実際に看板に描かれているか否かについても確認するのが望ましい。それによって、誤った案内対象地点が紐付けられることを防止することが可能となる。
上記S31〜S34による案内対象地点の紐付けを行うことによって、同名称の施設が近くに複数ある場合においても、看板が案内対象とする案内対象地点を正確に紐付けすることが可能となる。
次に、本実施形態に係る経路探索システム2を構成するサーバ装置1においてCPU21が実行する経路探索処理プログラムについて図9に基づき説明する。図9は本実施形態に係る経路探索処理プログラムのフローチャートである。ここで、経路探処理プログラムはユーザが経路探索を行う為の所定の操作を行った場合(初期探索時)、或いは案内経路の設定後における所定時間間隔(再探索時)、更には目的地まで所定距離以内に接近した場合等に実行され、看板DB13に格納された看板情報を用いて目的地までの推奨経路を探索するプログラムである。
先ず、S41においてCPU21は、ナビゲーション装置5から送信される経路探索要求を受信する。尚、経路探索要求には、経路探索要求の送信元のナビゲーション装置5を特定する端末IDと、経路探索の探索条件である出発地(例えば車両の現在位置)と目的地とを特定する情報と、送信元のナビゲーション装置5(即ち車両)の現在位置とが含まれている。尚、再探索時については目的地を特定する情報は必ずしも必要では無い。
その後、S42においてCPU21は、看板DB13(図3)に記憶された看板情報の内、前記S41で取得した目的地が案内対象地点として紐付けられた看板情報を看板DB13から抽出する。尚、看板DB13から抽出される看板情報には、看板の設置位置と、案内対象地点と、案内方向と、看板に描かれた文字の認識結果とを含む。
次に、S43においてCPU21は、前記S42において目的地が案内対象地点として紐付けられた看板情報が少なくとも一以上抽出できたか否かを判定する。
そして、前記S42において目的地が案内対象地点として紐付けられた看板情報が少なくとも一以上抽出できたと判定された場合(S43:YES)には、S44へと移行する。それに対して、前記S42において目的地が案内対象地点として紐付けられた看板情報が抽出できなかったと判定された場合(S43:NO)には、看板情報に基づくコストの調整を行うことなくS49へと移行する。
S44においてCPU21は、前記S42において抽出された看板情報が、案内対象地点(即ち目的地)の方向を案内する情報が含まれているか否か判定する。尚、案内対象地点の方向を案内する情報としては、矢印マークや方向を示す文字(右折、左折)等が該当する。また、看板DB13には、図3に示すように案内対象地点の方向を案内する情報が描かれた看板については、該情報によって示される案内方向(『直進』、『右』、『左』)が紐付けられている(S27)。従って、前記S44では、前記S42において抽出された看板情報が“案内方向”が紐付けられた情報であるか否かを判定すればよい。
そして、前記S42において抽出された看板情報の少なくとも一以上が、案内対象地点(即ち目的地)の方向を案内する情報が含まれていると判定された場合(S44:YES)には、S45へと移行する。それに対して、前記S42において抽出されたいずれの看板情報も、案内対象地点(即ち目的地)の方向を案内する情報が含まれていないと判定された場合(S44:NO)には、看板情報に基づくコストの調整を行うことなくS49へと移行する。
S45においてCPU21は、前記S42において抽出された看板情報の内、特に案内対象地点(即ち目的地)の方向を案内する情報が含まれている看板情報を抽出する。更に、抽出された看板情報の内、経路探索要求を行った車両の現在位置から目的地への方位に対して所定角度範囲内(例えば20度)のエリアに設置された看板の看板情報であって、且つ経路探索要求を行った車両の現在位置から最も近い位置に設置された看板の看板情報を抽出する。
例えば、図10に示すように車両4に搭載されたナビゲーション装置5において目的地61が設定されている場合において、目的地61の方向を案内する情報が含まれている看板62〜66が各所に設置されている場合について説明する。図10に示す例では、看板62〜66の内、車両4の現在位置から目的地61への方位に対して所定角度θ範囲内のエリアに設置された看板は、看板63、64、66となる。そして、看板63、64、66の内で、車両4の現在位置から最も近い位置に設置された看板は看板63であるので、前記S45では看板63の看板情報が抽出される。
次に、S46においてCPU21は、前記S45で看板情報が抽出された看板に距離を示す情報が描かれているか否か判定する。具体的には、看板DB13において紐付けられた文字認識結果に距離を示す文字(例えば2km、300m等)が含まれているか否かを判定する。尚、具体的な距離を示す数値以外に信号機や分岐点の数(例えば2つ目の信号等)についても距離を示す情報に含む。
そして、前記S45で看板情報が抽出された看板に距離を示す情報が描かれていないと判定された場合(S46:NO)には、S47へと移行する。それに対して、前記S45で看板情報が抽出された看板に距離を示す情報が描かれていると判定された場合(S46:YES)には、S48へと移行する。
S47においてCPU21は、先ずサーバ側地図情報25に含まれるネットワークデータ26に基づいて、車両の現在位置(出発地)から目的地までの間にある推奨経路を構成し得る各リンクを抽出する。そして、抽出された各リンクのリンクデータ27をサーバ側地図情報25から取得する。更に、取得した各リンクのリンクデータ27及び前記S45で抽出された看板情報に基づいて各リンクのコスト値を算出する。その後、S49において算出されたコスト値を用いて車両の現在位置から目的地までの経路探索処理を行う。具体的には、公知のダイクストラ法を用い、コスト値の合計が最小となる経路を推奨経路とする。尚、リンクのコスト値はリンク長や平均旅行時間に基づいて基準値が算出され、渋滞度等の交通情報について考慮して補正される。更に、本実施形態ではリンクのコスト値は前記S45で抽出された看板情報に基づいても補正される。
以下に、前記S47における看板情報に基づくリンクのコスト値の補正方法について説明する。
基本的には前記S45で看板情報が抽出された看板の設置位置を基準として、看板の案内する案内方向に対応するリンクが経路に含まれるようにコスト値を補正する。例えば、図11に示すように前記S45で左方向が案内方向として描かれた看板70の看板情報が抽出された場合には、看板70の設置位置から進行方向に所定距離以内(例えば3km以内)を一辺、案内方向に所定距離(例えば3km)以内を一辺とした比較的広範囲にわたる矩形エリア71にあるリンクのコスト値を下げる(例えば×0.5する)。尚、看板70が面した道路沿いのリンクについては矩形エリア71に含めても良いし、含めなくても良い。その結果、距離の情報が無く看板70によって案内される目的地までの経路が不明確である場合においても、比較的広範囲に設定した矩形エリア71内にあるリンクのコスト値を下げることによって、看板70によって案内される経路を経路探索による推奨経路に含まれ易くすることが可能となる。尚、看板70の案内方向が右方向である場合には図11において左右が逆転するのみであるので説明は省略する。
また、図12に示すように前記S45で直進方向が案内方向として描かれた看板72の看板情報が抽出された場合には、看板72が面した道路沿いであって看板72の設置位置から進行方向に所定距離以内(例えば3km以内)にある比較的広範囲のリンクのコスト値を下げる(例えば×0.5する)。その結果、距離の情報が無く看板72によって案内される目的地までの経路が不明確である場合においても、比較的広範囲において看板72が面した道路沿いのリンクのコスト値を下げることによって、看板72によって案内される経路を経路探索による推奨経路に含まれ易くすることが可能となる。
一方、S48においてCPU21は、S47と同様にリンクのコスト値を前記S45で抽出された看板情報に基づいて補正する。但し、S48では看板に描かれた距離を示す情報に基づいて補正対象となるリンクの範囲を決定する。
以下に、前記S48における看板情報に基づくリンクのコスト値の補正方法について説明する。
基本的には前記S45で看板情報が抽出された看板の設置位置を基準として、看板の案内する案内方向に対応し、且つ看板に描かれた距離以内にあるリンクが経路に含まれるようにコスト値を補正する。例えば、図13に示すように前記S45で左方向が案内方向として描かれ、且つ「2つ目の信号を左折後300m」と描かれた看板73の看板情報が抽出された場合には、看板73の設置位置から進行方向に2つ目の信号までの距離以内且つ該当する信号機の交差点から案内方向に300m以内にあるリンクのコスト値を下げる(例えば×0.5する)。その結果、看板73によって案内される目的地までの経路を、経路探索による推奨経路に含まれ易くすることが可能となる。尚、看板73の設置位置から進行方向に2つ目の信号までの距離以内を一辺、案内方向に300m以内を一辺とした矩形エリアにあるリンクのコスト値を下げるようにしても良い。尚、看板73の案内方向が右方向である場合には図13において左右が逆転するのみであるので説明は省略する。
一方、図14に示すように前記S45で直進方向が案内方向として描かれ、且つ「直進1km」と描かれた看板75の看板情報が抽出された場合には、看板75が面した道路沿いであって看板75の設置位置から進行方向に1km以内にあるリンクのコスト値を下げる(例えば×0.5する)。その結果、看板75によって案内される目的地までの経路を、経路探索による推奨経路に含まれ易くすることが可能となる。
その後、S50においてCPU21は、前記S48又はS49で探索された推奨経路を、経路探索要求のあったナビゲーション装置5へと配信する。そして、推奨経路の配信されたナビゲーション装置5では、目的地を設定した初回の経路探索時においては、配信された推奨経路を液晶ディスプレイ35等を介してユーザに案内する。そして、ユーザの操作に基づいて案内された推奨経路がナビゲーション装置5の案内経路として設定され、設定された案内経路に基づく走行案内が行われる。一方、ナビゲーション装置5において既に案内経路が設定されている再探索時においては、現在の案内経路を配信された推奨経路へと置き換える。
尚、サーバ装置1ではなくナビゲーション装置5において、上記経路探索処理(S42〜S49)を実行させる構成としても良い。その場合には、看板DB13をサーバ装置1からナビゲーション装置5へと配信するように構成する。また、看板DB作成処理プログラム(図6)や地点対応処理プログラム(図8)についてもナビゲーション装置5で実行させる構成としても良い。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るサーバ装置1及びサーバ装置1で実行されるコンピュータプログラムでは、道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得し(S42、S45)、取得された看板の設置位置を基準として、看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正し(S47)、補正された後のコスト値を用いて目的地までの経路を探索する(S49)ので、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことが可能となる。従って、運転者が目的地への走行中に目的地の場所を案内する看板を発見した場合であっても、看板の案内する経路とサーバ装置1で探索される経路をできる限り近似させることが可能であり、運転者に走行する経路を混乱させてしまうことを防止する。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、一のサーバ装置1が看板DB13を作成する処理と推奨経路の探索を行う処理をそれぞれ行っているが、看板DB13を作成する処理と推奨経路の探索を行う処理は別々のサーバ装置が行うようにしても良い。例えば、サーバ装置1が他のサーバ装置で作成された看板DB13を受信して、経路探索処理を行うようにしても良い。
また、本実施形態では、目的地を案内する看板が多数ある場合には、ユーザの現在位置から目的地への方位に対して所定角度範囲内のエリアであって、且つユーザの現在位置に最も近い看板の看板情報を選択し、選択した看板情報を用いてコストを補正することとしているが、他の基準で看板情報を選択しても良い。例えば、現在のナビゲーション装置5で設定されている案内経路沿いに設置された看板の看板情報を優先的に選択しても良い。
また、本実施形態では、看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正する手段として、該当するリンク(例えば図11では矩形エリア71内のリンク)のコスト値を下げる補正を行っているが、該当するリンク以外のリンクのコスト値を上げる補正を行っても良い。
また、本実施形態では、看板DB13を作成する材料としてプローブ情報を用いているが、プローブ情報以外の情報を用いる構成としても良い。例えば、ストリートビューの画像情報から作成することも可能である。
また、本実施形態では図6に示す看板DB作成処理プログラム、図8に示す地点対応処理プログラム、図9に示す経路探索処理プログラムの実行主体は、プローブセンタ3のサーバ装置1であったが、ナビゲーション装置5が一部又は全部を実行する構成としても良い。また、ナビゲーション装置5の代わりに、経路探索機能を有する他の装置で経路探索システム2を構成することも可能である。例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ等が可能である。
また、本発明に係る経路探索装置を具体化した実施例について上記に説明したが、経路探索装置は以下の構成を有することも可能であり、その場合には以下の効果を奏する。
例えば、第1の構成は以下のとおりである。
道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段(21)と、前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段(21)と、前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段(21)と、を有する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、目的地の方向を案内する看板の情報に基づいてコスト値を補正して目的地までの経路を探索するので、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことが可能となる。従って、ユーザが目的地への移動中に目的地の場所を案内する看板を発見した場合であっても、看板の案内する経路と経路探索装置で探索される経路をできる限り近似させることが可能であり、ユーザに移動する経路を混乱させてしまうことを防止する。
また、第2の構成は以下のとおりである。
各地に設置された看板に関する前記看板情報を格納した記憶媒体(13)を有し、前記看板情報取得手段(21)は、前記記憶媒体から目的地の方向を案内する情報が描かれた看板に関する前記看板情報を抽出する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、予め経路探索処理に用いる看板に関する情報をデータベース化することによって、経路探索処理の処理負荷を軽減することが可能となる。また、経路探索処理に係る時間の短縮についても可能となる。更に、データベース化した情報を配信すれば配信先の装置においても同様の経路探索を行うことが可能となる。
また、第3の構成は以下のとおりである。
各地を走行する各車両(4)から該車両が検出した看板に関する情報を収集する情報収集手段(21)と、前記情報収集手段により収集された情報を用いて前記看板情報を格納した前記記憶媒体(13)を作成するデータベース作成手段(21)と、を有する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、各車両から看板に関する情報を収集することによって、全国各地にある看板の情報を収集する為の作業負担を軽減することが可能となる。また、看板の撤去や新設に対しても迅速に対応可能となる。
また、第4の構成は以下のとおりである。
看板を用いた走行案内が行われた車両(4)の走行履歴について収集する走行履歴収集手段(21)と、前記走行履歴に基づく車両の停車位置を、前記走行案内に用いられた看板が方向を案内する地点として前記看板情報と紐付けて前記記憶媒体(13)に格納する地点紐付手段(21)と、を有し、前記看板情報取得手段(21)は、前記記憶媒体から目的地が紐付けられた前記看板情報を抽出する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、同名称又は類似する名称の施設が近くに複数存在する場合であって、各施設を案内する看板が混在して多数設置されている場合であっても、各看板がどの施設の方向を案内する看板であるかを明確に紐付けてデータベースとして記憶させることが可能となる。
また、第5の構成は以下のとおりである。
前記看板情報は、距離を案内する情報が描かれた看板については前記距離についても含み、前記コスト補正手段(21)は、前記看板情報取得手段(21)により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記距離以内にあるリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、特に看板の設置位置から目的地までの間にあるリンクを対象として経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正することが可能となる。その結果、看板が案内する内容にできる限り沿った目的地までの経路の探索を行うことが可能となる。
また、第6の構成は以下のとおりである。
前記看板情報取得手段(21)は、ユーザの現在位置から目的地への方位に対して所定角度範囲内のエリアに設置された看板の前記看板情報を取得する。
上記構成を有する経路探索装置によれば、ユーザが目的地へ移動する際に発見する可能性の高い看板の看板情報を用いてコスト値を補正することが可能となる。その結果、ユーザが目的地への移動中に目的地の場所を案内する看板を発見した場合であっても、看板の案内する経路と経路探索装置で探索される経路をできる限り近似させることが可能であり、ユーザに走行する経路を混乱させてしまうことを防止する。
1 サーバ装置
2 経路探索システム
3 プローブセンタ
4 車両
5 ナビゲーション装置
12 プローブ情報DB
13 看板DB
21 CPU
22 RAM
23 ROM
61 目的地
62〜66、70、72、73、75 看板

Claims (7)

  1. 道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段と、
    前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段と、
    前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段と、を有する経路探索装置。
  2. 各地に設置された看板に関する前記看板情報を格納した記憶媒体を有し、
    前記看板情報取得手段は、前記記憶媒体から目的地の方向を案内する情報が描かれた看板に関する前記看板情報を抽出する請求項1に記載の経路探索装置。
  3. 各地を走行する各車両から該車両が検出した看板に関する情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集された情報を用いて前記看板情報を格納した前記記憶媒体を作成するデータベース作成手段と、を有する請求項2に記載の経路探索装置。
  4. 看板を用いた走行案内が行われた車両の走行履歴について収集する走行履歴収集手段と、
    前記走行履歴に基づく車両の停車位置を、前記走行案内に用いられた看板が方向を案内する地点として前記看板情報と紐付けて前記記憶媒体に格納する地点紐付手段と、を有し、
    前記看板情報取得手段は、前記記憶媒体から目的地が紐付けられた前記看板情報を抽出する請求項2又は請求項3に記載の経路探索装置。
  5. 前記看板情報は、距離を案内する情報が描かれた看板については前記距離についても含み、
    前記コスト補正手段は、前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記距離以内にあるリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の経路探索装置。
  6. 前記看板情報取得手段は、ユーザの現在位置から目的地への方位に対して所定角度範囲内のエリアに設置された看板の前記看板情報を取得する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の経路探索装置。
  7. コンピュータを、
    道路周辺に設置されて目的地の方向を案内する情報が描かれた看板について、該方向と看板が設置された位置とを含む看板情報を取得する看板情報取得手段と、
    前記看板情報取得手段により前記看板情報が取得された前記看板の設置位置を基準として、前記看板の案内する方向に対応するリンクが経路に含まれ易くなるようにコスト値を補正するコスト補正手段と、
    前記コスト補正手段により補正されたコスト値を用いて目的地までの経路を探索する経路探索手段と、
    して機能させる為のコンピュータプログラム。
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