JP2019019622A - 養生部材及びそれを用いた養生方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本発明の第1実施形態に係る養生部材を示す模式的な図であり、図1(a)は平面図、図1(b)は図1(a)のIb−Ib方向の断面図、図1(c)は図1(a)のIc部分の詳細図である。
図2は、本発明の第1実施形態に係る、養生ボードを複数枚用いた床面の養生、及び養生ボードの取り外しを説明するための模式的な図であり、図2(a)は複数配置した養生ボードの平面図、図2(b)は図2(a)のIIb−IIb方向の断面図である。ここでは、4枚の養生ボード1を用い、説明の便宜上、4枚の養生ボードはそれぞれ1−1、1−2、1−3、1−4として表す。
4枚の養生ボード1−1、1−2、1−3、1−4は、図2(a)に示すように、表裏を逆にして、延出部の粘着部を介して4列連結され床面に敷かれる。
(工程1)先ず、一の養生ボード1−1の相対する2つの第1側縁L1、第2側縁L2のうち一方の第1側縁L1に沿う方向に、他の養生ボード1−2を隣接させて床面に配置する。この際、一の養生ボード1−1の表裏に対して他の養生ボード1−2の表裏を逆にする。その結果、図2(a)の上面側を表とすると、一の養生ボード1−1の表側は第2ボード22となり、他の養生ボード1−2の表側は第1ボード21となる。
(工程2)上記配置する工程1において、一の養生ボード1−1における第1延出部211と、他の養生ボード1−2の第1延出部211とを重ねる。双方の第1延出部211には、第1粘着部31がそれぞれ設けられているので、双方の第1延出部211は互いに接着され、一の養生ボード1−1と他の養生ボード1−2とは連結されることになる。
(工程3)その後、一の養生ボード1−1の相対する2つの第1側縁L1、第2側縁L2のうち他方の第2側縁L2に沿う方向に、更に他の養生ボード1−3を隣接させて配置する。この際、一の養生ボード1−1の表裏に対して、更に他の養生ボード1−3の表裏を逆にする。その結果、図2(a)の上面側を表とすると、更に他の養生ボード1−3の表側は第1ボード21となる。
(工程4)上記配置する工程3において、一の養生ボード1−1における他の第2延出部212と、更に他の養生ボード1−3の第2延出部212とを重ねる。双方の第2延出部212には、第2粘着部32がそれぞれ設けられているので、双方の第2延出部212は互いに接着され、一の養生ボード1−1と更に他の養生ボード1−3とは連結されることになる。
(工程5)残りの養生ボード1−4についても、図2(a)に示すように、上述した工程3及び工程4と同様に、他の養生ボード1−2に隣接するように配置される。その結果、図2(a)の上面側を表とすると、残りの養生ボード1−4の表側は第2ボード22となる。
養生後、例えば、汚れた養生ボード1単体を交換する場合には、その養生ボード1を取り外すことになる。
他の養生ボード1−2の第1延出部211と一の養生ボード1−1の第1延出部211との接着を剥がし、他の養生ボード1−2の第2延出部212と残りの養生ボード1−4の第2延出部212との接着を剥がすことで、他の養生ボード1−2が取り外し可能になる。このように、他の養生ボード1−2の第1延出部211及び第2延出部212が、周辺の一の養生ボード1−1、残りの養生ボード1−4に引っ掛かることがなくなるため、迅速な取り外し作業を実現出来る。
先ず、前述のように、他の養生ボード1−2を取り外す。そして、更に他の養生ボード1−3の第2延出部212と一の養生ボード1−1の第2延出部212との接着を剥がして、更に他の養生ボード1−3を取り外すことで、一の養生ボード1−1が取り外し可能になる。このように、一の養生ボード1−1を取り外す際に、隣接する2枚の養生ボード1、つまり、他の養生ボード1−2、更に他の養生ボード1−3さえ取り外せば、その一の養生ボード1−1の第1延出部211及び第2延出部212が周辺の養生ボード1に引っ掛かることがなくなるため、迅速な取り外し作業を実現出来る。なお、本実施形態に係る養生ボードの表裏については、第1ボード21の寸法と第2ボード22の寸法とが明確に違っていた場合、取り外し作業者にとって、表面・裏面(面の識別)が明白であるので、取り外し作業が容易となる。本発明では、さらに、養生ボード1の表と裏がより明確にわかるように、養生ボード1の第1ボード21及び/又は第2ボード22に、表裏を示唆する文字、図形、記号、又は、これらを組み合わせたものを印刷等で表示してもよい。この構成により、養生ボード1の取り外しに掛かる時間を短縮させることが可能となる。
第1実施形態の養生ボード1の製造方法の一例を説明する。第1ボード21及び第2ボード22の原料となる厚さ0.8mmの耐水紙のロールは、それぞれの原紙掛けに取り付けられるが、両者は、第1延出部211及び第2延出部212が形成されるように取り付けられる。第1ボード21及び第2ボード22は同じ方向に平行に引き出される。その後、第1ボード21及び第2ボード22は両側部がスリッターでそれぞれ切り揃えられる。糊ロールにより第2ボード22の片面に糊が塗布され、その直後に第1ボード21及び第2ボード22はプレスコンベアに挟まれて加圧貼合される。プレスコンベアを出た貼合紙はカッターで所定の長さにカットされ、これにより養生ボード1が完成する。次々とカットされた養生ボード1は、スタッカー上に積み重ねられてゆく。
スタッカー上に所定枚数の養生ボード1が重ねられた後、それらは罫線・折り線導入工程に送られ、横罫線ローラ、半切りローラ及び縦罫線ローラにより罫線4及び折り線5が導入される。
本発明の第2実施形態では、第1実施形態と異なり、養生ボードの1つの側縁にのみ延出部を設ける。この構成により、第1実施形態と同様に、養生ボードを簡単に連結させ且つ迅速に取り外すことが可能となる。
図4は、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る養生ボードを用いて、略6畳の部屋の床面を養生した例を示す図である。ここでは、本発明の第1実施形態に係る養生ボードについて、図1(a)及び図1(b)で説明したものを1A、そして、長手方向において1Aより短いもの(第1ボード21については長さ875mm、幅720mm、第2ボード22については長さ875mm、幅660mm)を1Bとする。また、本発明の第2実施形態に係る養生ボードについて、図3(a)及び図3(b)で説明したものを1’A、そして、長手方向において1’Aより短いもの(第1ボード21については長さ875mm、幅590mm、第2ボード22については長さ875mm、幅560mm)を1’Bとする。
本発明は、上述した各実施形態や、随所に述べた変形例に限られることなく、本発明の技術的思想から逸脱しない範囲で、適宜の変更や変形が可能である。
L2 第2側縁
1、1−1、1−2、1−3、1−4、1’ 、1A、1’A 、1B、1’B 養生ボード(養生部材)
21 第1ボード
22 第2ボード
211 第1延出部
212 第2延出部
31 第1粘着部
32 第2粘着部
4 罫線
5 折り線
Claims (7)
- 少なくとも第1ボードと前記第1ボードより狭い第2ボードとが積層されて成り、
前記第1ボードが前記第2ボードの側縁から延出する延出部を有するとともに、該延出部の積層面側に粘着部が設けられていることを特徴とする養生部材。 - 前記第1ボード及び前記第2ボードは、矩形状であることを特徴とする請求項1に記載の養生部材。
- 前記延出部は、前記第2ボードの相対する2つの側縁から延出していることを特徴とする請求項2に記載の養生部材。
- 前記第1ボード及び前記第2ボードが紙製であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の養生部材。
- 前記第1ボード及び前記第2ボードに折り線加工が施されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の養生部材。
- 請求項3に記載の養生部材を複数枚用いて床面を養生する床面の養生方法であって、
一の前記養生部材の前記相対する2つの側縁のうち一方の側縁に沿う方向に、他の前記養生部材を隣接させて配置する工程と、
前記配置する工程において、前記一の前記養生部材における前記延出部と、前記他の前記養生部材の前記延出部とを重ねる工程と
を備えることを特徴とする養生方法。 - 前記一の前記養生部材の前記相対する2つの側縁のうち他方の側縁に沿う方向に、更に他の前記養生部材を隣接させて配置する第2工程と、
前記配置する第2工程において、前記一の前記養生部材における他の前記延出部と、前記更に他の前記養生部材の前記延出部とを重ねる工程と
を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の養生方法。
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