JP2019017159A - 電力スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】ダブル発電を回避しつつ負荷への電力供給を車載の蓄電池から行って商用系統からの電力供給を抑制することができる電力スタンドを提供する。【解決手段】充放電スタンド20は、住宅50と車両60との間に接続され、蓄電池61から負荷51に電力を供給可能である。制御部25は、太陽光発電システム30の発電に伴う出力電流を検出する太陽光CTセンサ70により太陽光発電システム30による発電を検出した場合に双方向電力変換ユニット21からの出力を停止するように双方向電力変換ユニット21を制御するとともに太陽光発電システム30での発電停止を検出した場合に双方向電力変換ユニット21からの出力を開始するように双方向電力変換ユニット21を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載の蓄電池から住宅の負荷に電力を供給可能な電力スタンドに関するものである。
V2H機器としての充放電スタンドは、蓄電池を搭載した車両と、負荷を有する住宅との間に接続される。電力供給システムとして、住宅の負荷に対し太陽光発電システムからも電力を供給できるように構成することも行われている。この種の電力供給システムが特許文献1に開示されており、手動により切り替えられる切り替えスイッチと、オンオフ状態が相反する第一及び第二スイッチとが備えられている。そして、切り替えスイッチの操作により、車載側蓄電装置からの電力を分電盤に供給できる状態と太陽光発電電力及び商用電源からの電力を分電盤に供給できる状態とに切り替えることができる。また、太陽光発電の有無又は車載型蓄電装置のパワーコンディショナへの接続の有無により、車載側蓄電装置からの電力供給経路、太陽光発電電力及び商用電源からの電力供給経路に設けた第一及び第二スイッチを切り替え制御している。
特開2014−176216号公報
ところで、車載の蓄電池を充放電可能な電力スタンドと、太陽光発電システムとを有するシステムにおいて、太陽光発電電力は系統側に売電することができるが、車載の蓄電池の電力を、電力スタンドを経由して系統側に売電することは禁止されている。住宅で使用される家電等の負荷を車載の蓄電池からの電力で賄って太陽光発電電力は住宅で消費せずに系統側に流す、所謂ダブル発電を行うと、ダブル発電の際の売電価格は一般的な売電価格よりも下がってしまう。
ここで、電力スタンドにおいて、太陽光発電が行われることに伴い逆潮流が発生した場合に住宅側への電力ラインに設けた開閉器を開くと、太陽光発電が停止した時に開閉器を閉じても予め決められた時間(例えば5分間)が経過した後でないと住宅の負荷へ電力供給を行うことができない。そのため、住宅の負荷へは商用系統からの電力供給により賄われることになり、電気代がかさむことになる。つまり、電力スタンドの開閉器を開いて解列した場合、系統連系規定により数分間(例えば5分間)は商用系統、即ち、負荷との再接続が不可となる。その結果、負荷へは車載の蓄電池からではなく商用系統から電力を供給する必要があり電気代がかさむことになる。
本発明の目的は、ダブル発電を回避しつつ負荷への電力供給を車載の蓄電池から行って商用系統からの電力供給を抑制することができる電力スタンドを提供することにある。
請求項1に記載の発明では、再生可能エネルギーにより発電を行う発電システム及び商用系統から電力供給可能な負荷を有する住宅と、蓄電池を搭載した車両との間に接続され、前記蓄電池から前記負荷に電力を供給可能な電力スタンドであって、前記蓄電池からの放電電力を電力変換して出力する電力変換装置と、前記電力変換装置と前記住宅との接続を遮断する開閉器と、前記電力変換装置及び前記開閉器を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記発電システムの発電に伴う出力電流を検出する電流センサにより、前記発電システムによる発電を検出した場合に前記電力変換装置からの出力を停止するように前記電力変換装置を制御するとともに前記発電システムでの発電停止を検出した場合に前記電力変換装置からの出力を開始するように前記電力変換装置を制御することを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、電流センサにおいて、発電システムの発電に伴う出力電流が検出される。制御装置において、電流センサにより発電システムによる発電を検出した場合に電力変換装置からの出力を停止するように電力変換装置が制御される。また、制御装置において、電流センサにより発電システムでの発電停止を検出した場合に電力変換装置からの出力を開始するように電力変換装置が制御される。
よって、解列した場合には系統連系規定により数分間は系統との再接続が不可となるが、本発明では、解列しないので発電システムでの発電停止を検出した場合に早期に電力変換装置の出力電力を負荷に供給することができる。これにより、負荷に対する電力供給を商用系統からではなく車載の蓄電池からの電力で行うことができ、ダブル発電を回避しつつ負荷への電力供給を車載の蓄電池から行って商用系統からの電力供給を抑制することができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の電力スタンドにおいて、前記車両と通信可能に接続され、前記制御装置は、前記電力変換装置からの出力を停止する際に、前記車両に対し終了指令を送出するとよい。
本発明によれば、ダブル発電を回避しつつ負荷への電力供給を車載の蓄電池から行って商用系統からの電力供給を抑制することができる。
実施形態における電力システムの概略構成図。 (a)は太陽光パネルの発電量の推移、(b)は負荷消費電力の推移、(c)は充放電スタンドの住宅側への出力の推移、(d)系統からの住宅側への電力供給を示すタイムチャート。 別例の電力システムの概略構成図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、電力システム10は、電力供給源として、太陽光発電システム30と、商用系統40と、車両60に搭載された蓄電池61を有する。そして、太陽光発電システム30の発電電力、商用系統40の系統電力、及び、充放電スタンド20を介した蓄電池61の放電による電力を住宅50の負荷51に供給することができるようになっている。
太陽光発電システム30は太陽光パネル31とパワーコンディショナ32を有する。太陽光パネル31は、太陽光を受けて発電して直流電力を出力する。パワーコンディショナ32は、太陽光パネル31による発電電力を交流に電力変換して出力する。
住宅50は、負荷51と分電盤55と制御装置52を有する。分電盤55に負荷51が接続されている。分電盤55に商用系統40が接続されている。住宅50に対し商用系統40から、例えば100V若しくは200Vの交流電力が負荷51に供給可能となっている。分電盤55に太陽光発電システム30のパワーコンディショナ32が接続されている。住宅50に対し太陽光発電システム30から交流電力が負荷51に供給可能となっている。
電力システム10は、電流センサとしての太陽光CTセンサ70を備える。太陽光CTセンサ70は、太陽光パネル31による発電時のパワーコンディショナ32の出力電流を検出する。
充放電スタンド20は、住宅50と車両60との間に接続される。つまり、充放電スタンド20は、車両と住宅を接続するV2H(Vehicle to Home)機器である。充放電スタンド20は、車両60に搭載された蓄電池61の充放電を制御する。車両60は電気自動車(EV)等であり、走行中においては蓄電池61の放電が行われる。
車両60には蓄電池61、走行モータ等の負荷62、制御部63が搭載されている。直流電源である蓄電池61は、高圧、例えば300Vの二次電池であり、具体的には例えばリチウムイオン二次電池が使用される。制御部63により蓄電池61の電力で走行モータ等の負荷62を駆動できるようになっている。
充放電スタンド20は、双方向電力変換ユニット21と、制御部25を備える。双方向電力変換ユニット21は、DC/DC変換器(DC/DCコンバータ)22とDC/AC変換器(インバータ)23を有し、DC/DC変換器22とDC/AC変換器23とは直列に接続されている。
DC/DC変換器(DC/DCコンバータ)22及びDC/AC変換器(インバータ)23は、それぞれ、MOSFET、IGBT、バイポーラトランジスタ等の半導体スイッチング素子を用いて構成されており、半導体スイッチング素子のオンオフ制御(デューティ制御)により出力が調整される。DC/DC変換器(DC/DCコンバータ)22において、例えば蓄電池61の電圧(150〜450V)が一定の電圧に変換される。
双方向電力変換ユニット21は、住宅50と接続されている。即ち、DC/AC変換器23が住宅50の分電盤55と接続されている。住宅50に対し充放電スタンド20の双方向電力変換ユニット21から交流電力が負荷51に供給可能となっている。つまり、電力変換装置としての双方向電力変換ユニット21は、蓄電池61からの放電電力を電力変換して負荷51に出力することができるようになっている。
また、充放電スタンド20には開閉器(リレー)24が備えられている。開閉器24は充放電スタンド20のDC/AC変換器23と住宅50の分電盤55とを繋ぐ電力ラインに挿入されている。制御部25は開閉器24を制御する。具体的には停電時に開閉器24を開く。
充放電スタンド20と車両60とはインターフェイスとしてのケーブル付コネクタを用いて接続される。詳しくは、車両60に設けられたインレットに対し充放電スタンド20から延びるケーブル付コネクタを挿入する。これにより、充放電スタンド20のDC/DC変換器22と車両60の蓄電池61とが接続されるとともに、充放電スタンド20の制御部25と車両60の制御部63とが通信可能に接続される。
具体的には、例えばCHAdeMO方式に対応する車両は制御部63が蓄電池61の充電率(SOC)を常に監視しており、ケーブル付コネクタに備わる通信線を介して充放電スタンド20に蓄電池61の充電率(SOC)を通知することができるようになっている。
充放電スタンド20において制御部25は双方向電力変換ユニット21を制御して車両60の蓄電池61の電力を、双方向電力変換ユニット21を介して住宅50の負荷51に供給して車両60の蓄電池61の放電電力で住宅50の負荷51を駆動することができる。
また、制御部25は双方向電力変換ユニット21を制御して商用系統40の電力で双方向電力変換ユニット21を介して車両60の蓄電池61を充電することができるようになっている。
なお、住宅50において商用系統40への電力ラインには逆潮防止用電流センサとしての系統CTセンサ71が設けられ、系統CTセンサ71が逆潮を検出すると商用系統40側への放電動作を停止させるようになっている。
次に、作用について説明する。
太陽光発電システム30のパワーコンディショナ32の出口に取り付けた太陽光CTセンサ70により太陽光発電を監視している。
太陽光CTセンサ70により発電が検出されると、制御装置52において充放電スタンド20の制御部25に放電停止信号が送信される。制御部25は、放電停止信号を受信すると、双方向電力変換ユニット21からの出力を停止するように双方向電力変換ユニット21を制御する。詳しくは、DC/DC変換器(DC/DCコンバータ)22に放電停止信号を送信し、DC/DC変換器22は放電停止信号を受信すると直流電力の出力を停止する。具体的には、IGBT等の半導体スイッチング素子のスイッチング動作を停止させる。
また、充放電スタンド20は車両60と通信可能に接続されており、制御部25は、双方向電力変換ユニット21からの出力を停止する際に車両60に対し終了指令を送出する。車両60の制御部63は終了指令を受けて、それまでの放電モードを解除する。
制御装置52と制御部25とは、例えばEthernet(登録商標)で通信される。また、制御部25とDC/DC変換器22とは、例えばCANで通信される。
太陽光CTセンサ70により太陽光発電システム30での発電停止を検出した場合には、制御部25は、双方向電力変換ユニット21からの出力を開始するようにDC/DC変換器22を制御する。
このようにして太陽光発電を検出すると双方向電力変換ユニット21からの出力を停止させることによってダブル発電を抑止することにより、太陽光発電システム30による発電電力の買取単価が向上するという効果を得つつ、逆潮流検出前に放電を停止することで頻繁な充放電スタンド20での解列を予防する。
以下、より具体的に説明する。
図2(a)〜(d)において上から順に、太陽光パネル31の発電量の推移、住宅50の負荷51の消費電力の推移、充放電スタンド20の住宅50側への出力の推移、商用系統40からの住宅50側への電力供給を示す。
図2(a)〜(d)に示すように、t1のタイミングまでは負荷がゼロであるとともに太陽光パネル31の発電量もゼロである。
その後、t1のタイミングで負荷51の電力消費が所定のAkWとなる。以後、負荷51の電力消費がAkWとなる。
その後、t2のタイミングで太陽光パネル31が発電して徐々に発電量が増加していき、t4のタイミングで発電量が所定のBkWとなる。その後のt5のタイミングまでは太陽光パネル31の発電量がBkWとなる。
充放電スタンド20においてt1〜t2の期間において負荷51の電力消費分のAkWの出力動作が実行される。
そして、t2のタイミングで、太陽光CTセンサ70により、太陽光パネル31による発電時のパワーコンディショナ32の出力電流が検出される。すると、制御部25は、太陽光CTセンサ70により太陽光パネル31による発電が検出されたとして双方向電力変換ユニット21からの出力を停止するように制御する。
そして、t2〜t3の期間においては、太陽光発電電力だけでは負荷51で必要とされる電力が不足するので、商用系統40からの電力により負荷51で消費される電力が補われる。
さらに、t3のタイミングにおいて太陽光発電電力が負荷51で消費される電力分を上回り、t4のタイミングで太陽光発電電力がBkWとなる。t3〜t4の期間においては、余剰分の太陽光発電電力が売電に供され、t4のタイミング以降は、太陽光パネル31の発電量がBkWであるので、そのうちのAkWが負荷51で消費され、残りの(B−A)kWが売電される。
その後、t5のタイミングで太陽光パネル31の発電量がゼロとなり発電停止を検出すると、制御部25は、DC/DC変換器22の駆動を開始して双方向電力変換ユニット21において負荷51の電力消費分のAkWの出力動作を実行させる。
太陽光発電が行われると同時に車載の蓄電池61の放電動作が行われると(ダブル発電が行われると)、太陽光発電の買取単価が低下する。
ダブル発電を抑止するために太陽光発電が検出できる位置に太陽光CTセンサ70を接続し、太陽光発電の状況を監視することで太陽光発電を検出後に、充放電スタンド20の放電処理を停止する。つまり、図2においてt2のタイミングで売電が可能となるが、t2のタイミングでの逆潮流検出前に双方向電力変換ユニット21からの出力を停止する。
また、太陽光発電及び車載の蓄電池からの放電が両方行われる場合、太陽光の発電量は天候によって瞬時に変化するため、逆潮流検出が頻繁に発生する可能性がある。逆潮流が発生すると、蓄電池の放電による電力出力を停止しなければならず蓄電池の出力の追従性に問題がある。本実施形態においては、図1の開閉器24が頻繁に開閉動作されずにDC/DC変換器22の半導体スイッチング素子を制御するのでメカニカルスイッチである開閉器24の劣化が防止できる。
比較例として、太陽光発電による電力が出力されると充放電スタンド20に設けられたメカニカルスイッチである開閉器24を開ける場合について検討する。
この場合には、図2(c)において仮想線で示すスイッチ方式のごとく、停電が発生したとみなされて太陽光発電が停止した時に開閉器24を閉じても予め決められた時間T10(例えば5分間)が経過したt10のタイミング以降でないと住宅50の負荷51へ電力供給を行うことができない。つまり、開閉器24を遮断(解列)すると、系統連系規定により数分間(例えば5分間)は充放電スタンド20を商用系統及び負荷に再接続できずに充放電スタンド20から負荷51に対し電力供給ができない。その結果、図2(d)において仮想線で示すスイッチ方式のごとく、負荷51へは蓄電池61からではなく商用系統40から電力を供給する必要がある。そのため電気代がかさむことになる。
これに対し本実施形態においては、DC/DC変換器(DC/DCコンバータ)22の出力を停止することにより充放電スタンド20に設けられたメカニカルスイッチである開閉器24は開けない。よって、開閉器24による遮断(解列)は行われずに、系統連系規定により数分間(例えば5分間)は充放電スタンド20を商用系統及び負荷に再接続できないということを回避できる。ゆえに、図2(c)において実線で示すごとく、充放電スタンド20から負荷51に対し電力を供給することができ、その結果、負荷51へは蓄電池61から電力を供給できるために図2(d)において実線で示すごとく、負荷51に対し商用系統40から電力を供給する必要がなく、電気代がかさむことが回避できる。
このようにして、ダブル発電を回避しつつ負荷への電力供給を車載の蓄電池から行って商用系統からの電力供給を抑制することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)電力スタンドとしての充放電スタンド20の構成として、再生可能エネルギーにより発電を行う発電システムとしての太陽光発電システム30及び商用系統40から電力供給可能な負荷51を有する住宅50と、蓄電池61を搭載した車両60との間に接続される。充放電スタンド20は、蓄電池61から負荷51に電力を供給可能である。充放電スタンド20は、蓄電池61からの放電電力を電力変換して出力する電力変換装置としての双方向電力変換ユニット21と、双方向電力変換ユニット21と住宅50との接続を遮断する開閉器24と、双方向電力変換ユニット21及び開閉器24を制御する制御装置としての制御部25を備える。制御部25は、太陽光発電システム30の発電に伴う出力電流を検出する電流センサとしての太陽光CTセンサ70により、太陽光発電システム30による発電を検出した場合に双方向電力変換ユニット21からの出力を停止するように双方向電力変換ユニット21を制御する。また、制御部25は、太陽光CTセンサ70により太陽光発電システム30での発電停止を検出した場合に双方向電力変換ユニット21からの出力を開始するように双方向電力変換ユニット21を制御する。
よって、一定時間逆潮流を検出後に開閉器(リレー)を遮断して解列した場合には系統連系規定により数分間は商用系統との再接続が不可となり、負荷へは車載の蓄電池からではなく商用系統から電力を供給する必要があり、電気代がかさむことになる。本実施形態では、解列しないので太陽光発電システム30での発電停止を検出した場合に早期に双方向電力変換ユニット21の出力電力を負荷に供給することができる。これにより、負荷51に対する電力供給を商用系統40からではなく蓄電池61からの電力で行うことができ、電気代の低減を図ることができる。その結果、ダブル発電を回避しつつ負荷への電力供給を車載の蓄電池から行って商用系統からの電力供給を抑制することができる。
(2)電力スタンドとしての充放電スタンド20は、車両60と通信可能に接続されている。充放電スタンド20において、制御部25は、双方向電力変換ユニット21からの出力を停止する際に、車両60に対し終了指令を送出する。よって、車両60側においても終了モードとなり、暗電流の低減等を図ることができる。
実施形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 図1では電流センサ信号を住宅の制御装置52に取り込んで、充放電スタンド20の制御部25に停止指示を出す方式であったが、図1に代わり図3に示す構成としてもよい。図3においては、太陽光CTセンサ70の電流検出信号を充放電スタンド20の制御部25に直接取り込んで、双方向電力変換ユニット21からの出力を停止するようにしてもよい。
○ 上記実施形態では、再生可能エネルギーにより発電を行う発電システムとして、太陽光発電システム30であったが、これに代わり、風力発電システムや水力発電システム等でもよい。
20…充放電スタンド(電力スタンド)、21…双方向電力変換ユニット(電力変換装置)、24…開閉器、25…制御部(制御装置)、30…太陽光発電システム(発電システム)、40…商用系統、50…住宅、51…負荷、60…車両、61…蓄電池、70…太陽光CTセンサ(電流センサ)。

Claims (2)

  1. 再生可能エネルギーにより発電を行う発電システム及び商用系統から電力供給可能な負荷を有する住宅と、蓄電池を搭載した車両との間に接続され、前記蓄電池から前記負荷に電力を供給可能な電力スタンドであって、
    前記蓄電池からの放電電力を電力変換して出力する電力変換装置と、
    前記電力変換装置と前記住宅との接続を遮断する開閉器と、
    前記電力変換装置及び前記開閉器を制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記発電システムの発電に伴う出力電流を検出する電流センサにより、前記発電システムによる発電を検出した場合に前記電力変換装置からの出力を停止するように前記電力変換装置を制御するとともに前記発電システムでの発電停止を検出した場合に前記電力変換装置からの出力を開始するように前記電力変換装置を制御することを特徴とする電力スタンド。
  2. 前記車両と通信可能に接続され、
    前記制御装置は、前記電力変換装置からの出力を停止する際に、前記車両に対し終了指令を送出することを特徴とする請求項1に記載の電力スタンド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111452653A (zh) * 2020-05-19 2020-07-28 中清能绿洲科技股份有限公司 一种智能双向充电桩

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