JP2019016694A - 受光装置、これを用いた光受信器、及び受光装置の製造方法 - Google Patents

受光装置、これを用いた光受信器、及び受光装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】受光装置においてキャリア蓄積による応答特性の低下を抑制し、高い入力特性と応答特性を実現する。【解決手段】シリコン光導波路23の上に半導体の光吸収層16を有する受光素子10がモノリシックに集積された受光装置において、シリコン光導波路23と光吸収層16の間に、シリコンよりも屈折率の低い低屈折率層25が配置されている。【選択図】図3

Description

本発明は、受光装置、これを用いた光受信器、及び受光装置の製造方法に関する。
デジタル・コヒーレント伝送は、将来の高速大容量の光ネットワークの中で有力な通信方式と考えられている。光通信に適したデバイス構成として、シリコン(Si)細線光集積回路とゲルマニウム(Ge)受光素子をSi基板上にモノリシック集積した光受信器が開発されている(たとえば、特許文献1及び特許文献2参照)。
図1は、一般的なGe受光素子の構成を示す。図1の平面図(A)において、Si光導波路123からGe受光素子110への光の伝搬方向をX方向とする。A−A’断面図(B)を参照すると、Si基板211の上で、Ge受光素子110はSi光導波路123の垂直方向に積層されている。Ge受光素子110は、SiO2層112上のp型シリコン層115と、p型シリコン層115の上に選択的に成長されたGe層116と、Ge層116の上部のn型半導体層117を有する。p型シリコン層115を挟んで高濃度のp型シリコン層113及び114が配置され、これらのp型シリコン層113と114は電極119と電極121にそれぞれ接続されている。n型半導体層117は、電極118に接続されている。Si光導波路123からGe受光素子110に光がエバネッセント結合し、電極121と電極118の間、及び電極121と電極119の間にバイアス電圧が印加されると、印加電界によりキャリアが加速され光電流が流れる。Ge受光素子110の下地のSiO2層112と、Ge受光素子110を埋め込むSiO2層127は、Si光導波路123のクラッド層として機能する。
特開2011−53593号公報 特開2016−156933号公報
デジタル・コヒーレント用の光受信器では、光回路に2個のバランス型受光器を用いている。各バランス型受光器は、2つの受光素子の組み合わせで形成され、信号光と局発光の位相を基準としてビート光を検出して信号を取り出す。バランス型受光器でノイズを低減するために、強度の高い局発光を受光素子に入射して、そのビート光を検出することが考えられる。ところが、強い光が吸収層に入射すると吸収層で多数のキャリアが急激に発生し、P層とN層へのキャリアの掃引が追い付かず、キャリアが蓄積されて応答特性が低下する。
本発明は、受光装置においてキャリア蓄積による応答特性の低下を抑制し、高い入力特性と応答特性を実現することを目的とする。
一つの態様では、シリコン光導波路の上に半導体の光吸収層を有する受光素子がモノリシックに集積された受光装置において、前記シリコン光導波路と前記光吸収層の間に、シリコンよりも屈折率の低い低屈折率層が配置されている。
一つの側面として、受光装置においてキャリア蓄積による応答特性の低下を抑制し、高い入力特性と応答特性を実現することができる。
一般的なGe受光素子の構成を示す図である。 キャリア蓄積による応答特性の低下を説明する図である。 実施形態の受光装置の基本構成を示す図である。 実施形態の受光装置が適用される光受信器の模式図である。 屈折率層のカーボン(C)の組成と臨界膜厚の関係を示す図である。 C組成0.5%におけるキャリア発生割合の低屈折率層の膜厚依存性を示す図である。 C組成1.0%におけるキャリア発生割合の低屈折率層の膜厚依存性を示す図である。 受光装置の変形例1の構成を示す図である。 受光装置の変形例2の構成を示す図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 図9の受光装置の製造工程図である。 受光装置の変形例3の構成を示す図である。 受光装置の他の構成例を示す図である。 受光装置の他の構成例を示す図である。
図2は、高強度の光入射によるキャリア蓄積の問題を、より詳細に説明する図である。Si光導波路123からGe受光素子110に光が入射すると、Ge受光素子110の光入射端Finの近傍で多数のキャリアが急激に発生する。キャリア急増により、P層とN層へのキャリアの掃引が追い付かずに蓄積され、空乏層に印可される逆バイアス電圧(V−δV)が減少する空間電荷効果が発生する。設計された電圧をかけてもキャリアが移動せず、あたかもバイアス電圧が低くなったように見えるのである。負極側に滞留しP層に達しない電子(及び正極側に滞留してN層に達しない正孔)は、無効キャリアとなる。急激に発生したキャリアは、特に高入力動作時に溜まりやすい。
エバネッセント結合によりGe受光素子110に光結合した光は、光吸収層であるGe層116の光入射端の領域で急激に吸収され、光電変換されるが、上述のようにキャリアの無駄が生じる。一方、Ge層116の終端部に向かって光は徐々に吸収されて光量が少なくなり、光電変換されるキャリア量が低減する。光入射端Finを含む受光部先端での空間電荷効果は、Ge受光素子110に印加する電圧を上げることで解決し得るが、消費電力低減の観点から、通常はGe受光素子110に印加される逆バイアス電圧は、2〜4Vと低い。そのため、いっそう空間電荷効果が現れやすくなっている。
実施形態では、高強度の光が入射する場合でもキャリア蓄積による受光装置の応答特性の低下を抑制し、高い入力特性と高速の応答を実現する。
図3は、実施形態の受光装置100の基本構成を示す図、図4は、受光装置100が適用される光受信器200の一例である。図3において、受光装置100は、Si基板11の上にモノリシックに集積されたSi光導波路23とGeの受光素子10を有する。受光素子10の下層のSiO2層12は、Si光導波路23の下部クラッド層として機能してもよい。受光素子10を埋め込むSiO2層19は上部クラッド層として機能してもよい。
受光素子10は、図3の例では光吸収層16としてアンドープのGe層を用いる。光吸収層16の下層に、Si光導波路23に連続する第1導電型のSi層15が配置され、光吸収層16の上部に、第2導電型の半導体層17が配置される。Si層15は、Si光導波路23の一部であり、Si光導波路23に部分的に第1導電型のドーパントが添加された層である。第1導電型のSi層15は、たとえばp型Si層であり、第2導電型の半導体層17は、たとえばn型Ge層である。半導体層17にはn型ドーパントが高濃度にドープされており、負極の電極18に接続されている。また、図1のA−A’断面図(B)と同様に、p型のSi層15はたとえばY方向で連続するp型コンタクト層により正極の電極に接続されている。
実施形態の特徴として、Si光導波路23(図3の例では、p型のSi層15)と光吸収層16の間に、低屈折率層25が挿入されている。低屈折率層25として、Si上へのエピタキシャル成長が可能、かつSiよりも屈折率の低いSix1-x層を挿入する。Six1-x層にはp型のドーパントが高濃度に添加されている。後述するように、Six1-x層の組成と膜厚の少なくとも一方を調整することで、光吸収層16の入射端側で吸収される光の量を調整し、発生するキャリアの量を制御することができる。
図3の下側の図に示すように、低屈折率層25が挿入されていることにより、Si光導波路23と光吸収層16層の距離が離れて伝搬モードの重なりが抑制される。受光素子10の光入射端の近傍で生成されるキャリア数はSである。低屈折率層25がない場合の光入射端近傍での生成キャリア数は、図2に示すようにSである。実施形態の受光素子10では、低屈折率層25の存在により、光入射端の近傍で生成されるキャリアの数がSに低減され、かつ導波方向での急激な光量の低下が抑制される。その結果、光吸収層16の全体にわたってキャリアの生成を均一化することができる。
図4は、図3の受光装置100が適用される光受信器200の模式図である。光受信器200は、デジタル・コヒーレント受信機の受信フロントエンド(または光電気変換回路)として用いられる。光受信器200は、信号光が入力される90°ハイブリッド光ミキサ201と、90°ハイブリッド光ミキサ201の出力に接続されて光信号を電流信号に変換する受光装置100を有する。90°ハイブリッド光ミキサ201は、受信フロントエンドの光回路の一例である。光回路は、外部光配線である光ファイバを伝搬してきた光信号をシリコン導波路に結合する回折格子結合器等を含んでいてもよい。
90°ハイブリッド光ミキサ201には、信号光とともに、局発光源(LO:Local Oscillator)202から局発光が入力される。局発光の周波数は信号光の周波数と同じであり、信号光と局発光の干渉によりホモダイン検波が行われる。局発光源202から入力された局発光は、LO1とLO2に分岐され、90°ハイブリッドによりLO1とLO2の間に90°の位相差が与えられる。信号光と局発光(LO1及びLO2)は、受光装置100に入力される。
受光装置100は、4つの受光素子10−1〜10−4を有する。この例では、受光素子10−1と受光素子10−2が直列に接続されてバランス型受光器203が形成され、受光素子10−3と受光素子10−4が直列に接続されてバランス型受光器204が形成される。90°ハイブリッド光ミキサ201から信号光の位相と直交する成分がバランス型受光器203に供給され、信号光と同じ位相の成分がバランス型受光器204に供給される。より具体的には、信号光とLO2の干渉光は、位相差が180°になるように2つに分岐されて、受光素子10−1と受光素子10−2に入射する。信号光とLO1の干渉光は位相差が180°になるように2つに分岐されて、受光素子10−3と受光素子10−4に入力される。したがって、バランス型受光器203と204の出力は信号光と局発光の差動出力となる。バランス型受光器203は光電界の直交成分(サイン成分)を表わす光電流Iを出力する。バランス型受光器204は光電界の同相成分(コサイン成分)を表わす光電流Iを出力する。光電流IとIは、それぞれ後段の電子回路のトランスインピーダンスアンプで増幅(電圧変換)され、リミッタアンプで振幅整形されて、デジタル信号処理回路に入力される。
受光装置100から出力される電流信号IとIの強度は、局発光の強度と比例する。信号対雑音比を改善するために局発光の強度が高く設定されている場合、あるいは光受信器が高速動作する場合でも、実施形態の受光素子10−1〜10−4を用いることで光入射端近傍でのキャリアの蓄積が抑制され、入力特性と応答速度を良好に維持することができる。
図5は、図3の受光装置100で、光吸収層16とSi光導波路23の間に配置される低屈折率層25のカーボン(C)の組成と臨界膜厚の関係を示す。横軸はCの組成のパーセンテージを表わし、縦軸は臨界膜厚(nm)を示す。Cの組成が0.5%のときに臨界膜厚は200nmとなり、Cの組成が1%のときに臨界膜厚は40nmとなる。
図6は、C組成が0.5%(Si99.50.5[%]) のときのキャリア発生割合の低屈折率層膜厚依存性を示す図である。縦軸のキャリア発生割合は、低屈折率層25を挿入しないときのキャリア発生割合を1として正規化されている。低屈折率層25の膜厚が50nmのときに、キャリア発生は1割程度低減される。低屈折率層25の膜厚を100nmにすることで、キャリア発生は2割近く低減され、膜厚を臨界膜厚の200nmまで増大させると、キャリア発生を7割に抑制できる。
図7は、C組成が1.0%(Si99.01.0)のときのキャリア発生割合の低屈折率層膜厚依存性を示す図である。縦軸のキャリア発生割合は、低屈折率層25を挿入しないときのキャリア発生割合を1として正規化されている。低屈折率層25の膜厚が10nmのときにキャリア発生が0.5割程度低減される。低屈折率層25の膜厚を30nmにすることでキャリア発生は1割近く低減され、膜厚を臨界膜厚の40nmまで増大させると、キャリア発生を8.5割に抑制できる。
このように、Si光導波路23と光吸収層(たとえばGe層16)の間に低屈折率層25を挿入してその組成と膜厚を制御することで、光吸収層での吸収量を制御し、キャリア発生を所望の割合に制御することができる。図6と図7の例に限らず、図5を参照してCの組成を適切に選択し(たとえば0.75%等)、膜厚を臨界膜厚(たとえば100nm)までの間で調整して、発生キャリア量を所望の割合に調整してもよい。これにより、受光素子10の光入射端の近傍での空間電荷効果による入力耐性と応答特性の低下を抑えることができる。
図6と図7から、C組成が高い方が、薄い膜厚で同じキャリア発生割合の低減効果を得ることができる。図5からC組成が6%の場合、臨界膜厚は数nmオーダになるが、膜形成速度を落とすことにより、膜厚制御は可能となるため、Cの組成xは6%以下であればよい。膜形成速度を落とさない場合は、光入射端近傍での発生キャリア数を効果的に制御するには、Cの組成xは1.5%以下、より好ましくは1.0%以下である。
図3の構成で、受光素子10の導波方向(X方向)の素子長は42μmである。Si光導波路23とGeの光吸収層16の間に、低屈折率層25としてC組成が0.5%のSiC層を挿入する。SiC層の膜厚は160nmである。図1のSi光導波路上に直接Ge層116が成長されている構成と比較して、光入射端近傍での生成キャリアは、27%低減される。
<変形例1>
図8は、変形例1の受光装置100Aを示す。受光装置100Aは、光の進行方向に沿って、第1の受光素子10と第2の受光素子20が直列に配置されている。入射側に位置する受光素子10は、図3の受光素子10と同様に、Si光導波路23と光吸収層16の間に配置された低屈折率層25を有する。低屈折率層25は、P+型SiC層である。SiC層の組成は、パーセンテージ標記でSi99.50.5、Si99.250.75、Si99.01.0など、所望の組成に設計される。第1の受光素子10の後段に直列に接続される第2の受光素子20は、受光素子10と同様に低屈折率層25を有していてもよいし、図1の従来構成と同様に低屈折率層を用いなくてもよい。第2の受光素子20で低屈折率層25を用いる場合は、第1の受光素子10の低屈折率層25のC組成と異なる組成、及び/または異なる膜厚の低屈折率層を用いてもよい。図8の例では、第2の受光素子20は低屈折率層を用いていない。受光素子10のn型の半導体層17と、受光素子20のn型の半導体層17は、ともに電極18に接続されている。
図8の下側図は、受光素子10と受光素子20でのキャリア発生状態を模式的に示す。90°ハイブリッド光ミキサ201で処理された光は、Si光導波路23から受光素子10のp型のSi層15と、受光素子20のp型のSi層15に伝搬する。p型のSi層15とSi層15は、ともにSi光導波路23の一部である。伝搬光は、基板と垂直方向に積層されたGeの光吸収層16と光吸収層26にエバネッセント結合で光結合され、光電変換される。受光素子10では、低屈折率層25の存在により、その有効吸収係数は従来構成の受光素子と比べて低く設定されている。受光素子10の光吸収層16で生成されるキャリア数Sは、光入射端の近傍の領域でも、低屈折率層のない受光素子の生成キャリア数Sと比較して低い値となるが、受光素子10の光伝搬方向(X方向)に沿って、均一化されたキャリア生成分布を有する。
入射側に位置する受光素子10の有効吸収係数が低いため、すべての光は吸収されず、余剰の光はSi導波路23を伝搬して受光素子20の光吸収層26にエバネッセント結合で光結合する。入射光は光吸収層26で光電変換され、キャリアが生成される。生成されるキャリア数Sは、受光素子20に入射する光の量と受光素子20の有効吸収係数を適切に設計することで、受光素子10の生成キャリア数Sと同程度にすることができる。
2個以上の受光素子を直列に接続する場合も、n番目の受光素子の有効吸収係数を調整して、生成されるキャリア数SをSと同程度なるように調整できる。すべての受光素子において、生成されるキャリアの最大数を抑制して、空間電荷効果が生じない状態で動作させることができる。なお、ここでいう有効級数係数αeffは、Si光導波路23からのエバネッセント光がGeの光吸収層に吸収される量を素子長の逆数で示したものである。
直列に配置する素子数を増やすことで、受光素子の最終段までに信号光をすべて吸収させることが可能である。この場合は、生成されるキャリアの総数を、図1の従来構成の受光素子110の生成キャリア数と同じにすることができ、受光素子の吸収効率を従来構成と同等にできる。
図8のように、受光素子10と受光素子20を光の進行方向に沿って直列に配置し、光入力側の受光素子10にだけP型の低屈折率層25を挿入して図3の構成と同じ吸収効率を得る場合、素子側面のフリンジ容量(側面と上面の間の容量)が図3と比較して若干増大することがある。この場合、隣り合う受光素子10と受光素子20の間の電極18の配線線幅を細くしてインダクタンス(L)を最適化することで、高速の応答が可能な特性インピーダンスに制御することができる。
直列に配置する受光素子10の数を増やす場合は、空間電荷効果を最小限にして効率良く個々の受光素子で光電変換させるためには、受光素子10での光吸収が光の伝搬方向(X方向)に沿って徐々に大きくなるように受光素子を配置することが望ましい。この配置関係は、受光素子10に挿入される低屈折率層25の膜厚dと、Si光導波路23との間の屈折率差Δnを用いて、式(1)で表される。
1×Δn1>d2×Δn2 >…>di×Δni>…>dN-1×ΔnN-1 (1)
ここで、下付きの番号は光の伝搬方向に沿って並べられる順番を示す。最初に光が入射する1番目の受光素子10は、Si光導波路23とGeの光吸収層25の間に膜厚がd1、Siとの屈折率差がΔn1の低屈折率層25(SixC1-x層)が挿入される。2番目の受光素子10は、膜厚がd2、Siとの屈折率差がΔn2の低屈折率層25(SixC1-x層)が挿入される。Si導波路23の最終端またはその近傍に、最後の受光素子10が配置される。
膜厚dと屈折率差Δnの積が大きい構成は、Si光導波路23の伝搬モードと、Geの光吸収層16の伝搬モードの重なりが小さくなる構成である。光の伝搬方向に沿って、膜厚dと屈折率差Δnの積が小さくなるように素子を設計することで、光の伝搬につれて、Si光導波路の伝搬モードとGeの光吸収層16の伝搬モードの重なりを大きくして、光の吸収量を大きくすることができる。
<変形例2>
図9は、変形例2の受光装置100Bを示す。変形例2では、受光素子10Aの入射側にだけ、低屈折率層25としてp型Six1-x層を配置する。すなわち、一つの受光素子10Aに、Si導波路23と光吸収層16の間に低屈折率層を有する領域R1と、低屈折率層を有しない領域R2が設けられる。
Si光導波路23のうち、低屈折率層25の直下の領域とGeの光吸収層16の直下の領域は、p型ドーパントが高濃度に添加されたp型のSi層15Aとなっている。領域R1とR2で、p型のSi層15Aの膜厚が異なる。
低屈折率層25のC組成は0.5%、膜厚は160nmである。低屈折率層25は受光素子10Aの入射側から中央部まで延びており、入射端からの長さは20μmである。低屈折率層25がない部分のX方向の長さは、22μmである。受光素子10Aでは、低屈折率層25を用いない従来構成と比較して、光入射端の近傍での生成キャリア数が27%低減される。
Geの光吸収層16への光入射量は、光が伝搬方向に進むにしたがって減少する。中央部でSiCの低屈折率層25が無くなり、光吸収層16への光入射量はいったん増加するが、光の伝搬につれて、徐々に減少する。
図9の構成を用いることで、受光素子10Aの光入射端の近傍での急激なキャリアの発生を抑制することができ、空間電荷効果が抑得られる。
図10A〜図Lは、受光装置100Bの製造工程図である。図10Aで、SOI(Silicon On Insulator)基板30に、所定の開口パターン32を有するイオン注入用のマスク31を形成する。SOI基板30はSi基板11上にSiO2層12とSi層22がこの順で積層された基板である。マスク31は、一例としてシリコン酸化膜のマスクである。
図10Bで、マスク31を用いてアルミニウム(Al)、ボロン(B)などのp型のイオンを注入して、p型のSi領域24を形成する。イオン濃度の異なる領域を形成する場合は、マスク31の形成前に低濃度のイオン注入領域用のマスクを形成し、低濃度でイオンを注入した後にマスクを除去する。その後、高濃度領域のためのマスク31をつけ直し、再度イオン注入する。
図10Cで、全面にSiO2膜33を形成し、選択成長用の窓34を形成し、p型のSi領域24の一部を露出する。窓34は、反応性イオンエッチングなどのドライエッチング、ウェットエッチング、ドライエッチングとウェットエッチングの組み合わせなどで形成することができる。
図10Dで、窓34内に露出したp型のSi領域24の上に、p型のSiC層25aを選択的に成長する。一例として、Siの原料ガスとしてSiH4、Cの原料ガスとして、C38またはC22、ドーパントとして(CH33Alを用いる。Siの原料ガスとCの原料ガスの流量比を制御することで、所望の組成のSiCを形成することができる。一例として、パーセンテージ標記でSi99.50.5を形成する。
図10Eで、保護層35を形成し、アニールすることでP領域を活性化する。
図10Fで、p型のSi層を選択成長するための窓38を形成するためのマスク37を形成する。マスク37を用いて、保護層35とSiO2膜33の一部をエッチング除去して、窓38を形成する。窓38の内部に、下地のSi領域24のうち、SiC層25aが形成されていない部分が露出する。
図10Gで、露出したp型のSi層24の上にp型のSi層を成長してする。これにより、面内方向でp型のSiC層25aと連続するp型のSi層15Aが形成される。その後、マスク38を除去する。
図10Hで、Si導波路23を形成するためのSiNマスク39を形成する。
図10Iで、たとえば反応性イオンエッチングでSi光導波路23と、光吸収層の土台となる部分を形成する。
図10Jで、SiNマスク39を除去し、新たに選択成長用のマスク41を形成する。マスク41は、p型のSiC層25aとp型のSi層15Aを露出する開口を有しており、開口内に、光吸収層16としてアンドープのGe層を成長する。Ge層の成長は、原料ガスとしてたとえばGeH4を用いる。
図10Kで、マスク41を除去し、新たにイオン注入用のマスク43を形成する。マスク43は、光吸収層16の上面を露出する開口を有する。n型ドーパントとして、リン(P)、ヒ素(As)等のイオンを注入する。光吸収層16の上部にn型の半導体層17が形成され、PINフォトダイオードが形成される。
図10Lで、アニールを行ってn型領域を活性化し、SiO2層19で全体を埋め込み、研磨により平坦化した後、n+型半導体層17に到達する開口を形成する。開口内を含む全面を金属層で埋め込み、金属層を所定の形状にパターニングすることで、電極18を形成する。このとき、Si光導波路23から紙面と垂直方向に拡がってコンタクト層として機能するp型のSi層に到達する電極も同時に形成される(図1のA−A’断面(B)を参照)。これにより、光入射側にだけ低屈折率のSiC層25aを有する受光素子10Aを備えた受光装置100Bが完成する。
<変形例3>
図11は、変形例3の受光装置100Cの概略図である。受光装置100Cは、低屈折率層27として、p型のSiC層28とp型のSi層29を交互に積層した多層膜を用いる。SiC層の組成は、パーセンテージ標記で、たとえばSi99.01.0である。p型のSi層29は、エピタキシャル成長層、ポリシリコン、アモルファスシリコンなどの層である。Si層29を挿入することで、低屈折率層27の膜厚をかせぐ。
一例として、厚さ30nmのC組成1%のSiC層28と、厚さ20nmのSi層29を4回積層して、トータルの膜厚が200nmの低屈折率層27を形成する。この構成でSi99.01.0の単層と比較して、Geの光吸収層16への光吸収を抑えることができる。
図11の受光素子10Bにおいて、低屈折率層27に替えて、たとえば厚さ160nmのSi99.50.5層に、厚さ80nmのSi層を1層重ねる構成を採用してもよい。この場合も低屈折率層を実効的に厚くして、光吸収層16とSi光導波路23(あるいはX方向でSi光導波路23から連続するp型のSi層15)の間の距離を離して、伝搬モードの重なりを小さくする。これにより、光吸収層16でのキャリアの急激な発生を抑えることができる。
<他の構成例1>
図12は、受光装置の他の構成例として受光装置100Dを示す。受光装置100Dは平面図(A)と、光伝搬方向に沿ったB−B’断面図(B)で示される。受光装置100Dは受光素子10Cを有する。受光素子10Cは、面内方向でp−i−n接合を有し、電界基板と水平な方向に印加される。
受光素子10Cの低屈折率層25は、直接Si光導波路23の上に選択成長され、低屈折率層25の上にアンドープのGeの光吸収層16が選択成長されている。光吸収層16の上面で、p型のGe層45−1、45−2と、n型のGe層47−1、47−2、47−3が交互に配置されている。
電極58と電極59は櫛形電極であり、電極58の櫛歯581〜583と電極59の櫛歯591、592が交互に配置されている。電極58の櫛歯581〜583は、それぞれn型のGe層47−1、47−2、47−3にオーミック接触で接続されている。電極59の櫛歯591、592は、それぞれp型のGe層45−1、45−2にオーミック接触で接続されている。
この構成は、Si光導波路23の一部へのイオン注入と、低屈折率層25へのイオン注入が不要であり、Geの光吸収層16の結晶性が良好に維持される。これにより、暗電流を低減することができる。また、受光素子10Cの素子形状がシンプルになる。なお、低屈折率層25に替えて、図11の多層の低屈折率層27を用いてもよい。
<他の構成例2>
図13は、受光装置の他の構成例として受光装置100Eを示す。受光装置100Eは平面図(A)と、光伝搬方向に沿ったC−C’断面図(B)で示される。受光装置100Eの受光素子60は、低屈折率層25とアンドープのGeの光吸収層16を有する。受光装置100Eは、光吸収層16の上に直接櫛形の電極58と電極59が交互に配置されたMSM−PD(金属−半導体−金属フォトダイオード)である。
たとえば負極となる電極58の櫛歯581〜583は、光吸収層16とショットキー接合により接続され、正極となる電極59の櫛歯591、592は、光吸収層16のショットキー接合で接続されている。
受光装置100Eは、比較的簡単なプロセスで低容量化が実現できる。Si光導波路23の一部へのイオン注入と、低屈折率層25へのイオン注入が不要であり、光吸収層16の上面への部分的なイオン注入も不要である。Geの光吸収層16の結晶性が良好に維持され、暗電流を低減することができる。また、受光素子10Cの素子形状がシンプルになる。なお、低屈折率層25に替えて、図11の多層の低屈折率層27を用いてもよい。
以上、Ge受光素子を例にとって説明したが、本発明は、紫外光または可視光から近赤外光にかけての帯域の光通信で用いられるSiフォトダイオードにも適用可能である。この場合は、アンドープのSi光吸収層とSi光導波路の間に、低屈折率層を挿入すればよい。これにより、状況に応じてパワーの大きい光信号が入力される場合に、キャリアの蓄積による応答特性の低下を抑制することができる。なお、Siの光吸収層を用いる場合にも、変形例1(図8)の直列接続構成、変形例2(図9)の入射側への低屈折率層の部分的な配置、変形例3(図11)の多層の低屈折率層のいずれも適用可能である。また図12、図13の構成を用いてもよい。
上述した各実施例、変形例、構成例は相互に適切に組み合わせることが可能である。たとえば、図11の多層の低屈折率層を、受光素子の入射側に部分的に挿入してもよい。いずれの組み合わせにおいても、光通信で用いられる受光素子の入力耐性と応答性を向上することができる。
また、電極の極性は任意に設定することができる。受光素子10を縦型のPIN接合で形成するときは、GeまたはSiの光吸収層の下側にn型Si層、上側にp型Si層を配置して、光吸収層とn型Si層の間に、n型のSiC層を挿入してもよい。
以上の説明に対し、以下の付記を提示する。
(付記1)
シリコン光導波路の上に半導体の光吸収層を有する受光素子がモノリシックに集積された受光装置において、
前記シリコン光導波路と前記光吸収層の間に、シリコンよりも屈折率の低い低屈折率層が配置されていることを特徴とする受光装置。
(付記2)
前記低屈折率層は一部または全部にSiC層を含み、前記SiC層のC組成は6%以下であることを特徴とする付記1に記載の受光装置。
(付記3)
前記低屈折率層は、SiC層とSi層を交互に積層した多層構造を有することを特徴とする付記1に記載の受光装置。
(付記4)
前記低屈折率層は、光伝搬方向に沿って、前記受光素子の光入射側の一部の領域に配置されていることを特徴とする付記1〜3のいずれかに記載の受光装置。
(付記5)
前記シリコン光導波路の伝搬方向に沿って入射側に位置する第1の受光素子と、前記第1の受光素子と直列に接続される第2の受光素子とを含み、
前記低屈折率層は、少なくとも前記第1の受光素子に配置されていることを特徴とする付記1に記載の受光装置。
(付記6)
前記第1の受光素子は第1の低屈折率層を有し、前記第2の受光素子は第2の低屈折率層を有し、
前記第1の低屈折率層の膜厚をd、シリコンとの屈折率差をΔn、前記第2の低屈折率層の膜厚をd、シリコンとの屈折率差をΔnとすると、
×Δn>d×Δn
を満たすことを特徴とする付記5に記載の受光装置。
(付記7)
前記受光素子は、前記シリコン光導波路の配置面と垂直な方向にPIN接合を有し、前記低屈折率層は、第1または第2の導電型を有することを特徴とする付記1〜6のいずれかに記載の受光装置。
(付記8)
前記受光素子は、前記光吸収層の上面と平行な面内にPIN接合を有することを特徴とする付記1〜6のいずれかに記載の受光装置。
(付記9)
前記光吸収層の表面に第1導電型の半導体領域と第2導電型の半導体領域が交互に配置され、
前記第1導電型の半導体領域に接続される第1の櫛型電極と前記第2導電型の半導体領域に接続される第2の櫛型電極を有することを特徴とする付記8に記載の受光装置。
(付記10)
前記光吸収層とショットキー接触し正電位または負電位が印加される第1の櫛型電極と、前記光吸収層とショットキー接触し負電位または正電位が印加される第2の櫛型電極を有することを特徴とする付記1〜6のいずれかに記載の受光装置。
(付記11)
付記1〜10のいずれかに記載の受光装置と、
外部から入力された光信号を処理して前記受光装置に入力する光回路と、
を有する光受信器。
(付記12)
シリコン基板上でシリコン光導波路が形成される所定の領域で、シリコン光導波路層の上に所定の組成のSiC層をエピタキシャル成長し、
前記SiC層の上にGeまたはSiの光吸収層をエピタキシャル成長する
ことを特徴とする受光装置の製造方法。
10、10−1〜10−4、10A〜10C、60 受光素子
10A 半導体レーザ
11 Si基板
12 SiO2
15、15、15 Si層(第1の導電型のシリコン層)
16、26 光吸収層
17、17、17 半導体層(第2の導電型の半導体層)
18、18、19 電極
20 受光素子(第2の受光素子)
23 Si光導波路
25、27 低屈折率層
25a、28 SiC層
29 Si層
30 SOI基板
100、100A〜100E 受光装置
200 光受信器
201 90°ハイブリッド光ミキサ(光回路)
202 局発光源
581〜583、591〜592 櫛歯

Claims (8)

  1. シリコン光導波路の上に半導体の光吸収層を有する受光素子がモノリシックに集積された受光装置において、
    前記シリコン光導波路と前記光吸収層の間に、シリコンよりも屈折率の低い低屈折率層が配置されていることを特徴とする受光装置。
  2. 前記低屈折率層は一部または全部にSiC層を含み、前記SiC層のC組成は6%以下であることを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  3. 前記低屈折率層は、SiC層とSi層を交互に積層した多層構造を有することを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  4. 前記低屈折率層は、光伝搬方向に沿って、前記受光素子の光入射側の一部の領域に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の受光装置。
  5. 前記シリコン光導波路の伝搬方向に沿って入射側に位置する第1の受光素子と、前記第1の受光素子と直列に接続される第2の受光素子を含み、
    前記低屈折率層は、少なくとも前記第1の受光素子に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の受光装置。
  6. 前記第1の受光素子は第1の低屈折率層を有し、前記第2の受光素子は第2の低屈折率層を有し、
    前記第1の低屈折率層の膜厚をd、シリコンとの屈折率差をΔn、前記第2の低屈折率層の膜厚をd、シリコンとの屈折率差をΔnとすると、
    ×Δn>d×Δn
    を満たすことを特徴とする請求項5に記載の受光装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の受光装置と、
    外部から入力された光信号を処理して前記受光装置に入力する光回路と、
    を有する光受信器。
  8. シリコン基板上でシリコン光導波路が形成される所定の領域で、シリコン光導波路層の上に所定の組成のSiC層をエピタキシャル成長し、
    前記SiC層の上にGeまたはSiの光吸収層をエピタキシャル成長する
    ことを特徴とする受光装置の製造方法。
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