JP2019015451A - レンジフード - Google Patents

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和幸 森本
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【課題】燃焼機器から発生する燃焼ガスを検出して自動換気運転を行うとともに、調理臭、生ごみ臭、生活臭などを検出して、適切な風量で自動換気運転を行うことが可能なレンジフードを提供する。【解決手段】通風路4内の気体に含まれるガスの濃度を検知する複数のガスセンサ5(5a、5b、5c)を備え、複数のガスセンサはそれぞれ、種類が異なる特定のガスに対して、所定の感度を有し、かつ、送風装置40を制御する制御部100が、複数のガスセンサより得られたガス濃度と、設定風量とに基づいて、設定風量を更新するように構成する。また、複数のガスセンサによって得たガス濃度のそれぞれに重みづけを行った値と、設定風量とに基づいて、設定風量を更新するように構成する。また、ガスセンサよって得たガス濃度に応じて、前記設定風量の値が、所定の上限値に制限されるように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、レンジフードに関し、詳しくは、送風装置と、送風装置を制御する制御部とを備えたレンジフードに関する。
例えばガスコンロやガスグリルなどの調理機器を用いて調理を行う際に、調理排気を外部に排出するために用いられる換気装置の中には、送風装置と、送風装置を制御する制御部とを備えたレンジフードがある。
そして、そのようなレンジフードとして、特許文献1には、特定の種類のガスの濃度を検知するガスセンサを備え、制御部が、ガスセンサにより得られたガス濃度、および、そのガス濃度が得られた時点における設定風量を基に、設定風量を更新するようにしたレンジフードが開示されている。
すなわち、特許文献1に開示されたレンジフードは、ガスセンサより得られたガス濃度および設定風量を基に、様々なケースに対応した適切な設定風量を新たに設定する(すなわち、設定風量を更新する)ことができるように構成されている。
そして、上記特許文献1のレンジフードでは、例えばガスコンロによる調理が行われ、検知対象となるガス濃度が所定値(例えば第1の閾値)に達すると、レンジフードの送風装置が停止している場合でも、ガスセンサの検出値(変化率Kの値)に応じてレンジフードの送風装置を駆動させるようにしている。
これにより、ガスコンロなどの調理機器による調理を行った場合に、ガス濃度が第1の閾値を超えると、レンジフードの送風装置を自動的に駆動させることが可能になるため、ガスコンロなどの調理機器が設置されている領域、通常は台所の環境を良好に保つことができて、有意義である。
また、特許文献1に開示されたレンジフードは、ガス濃度が第2の閾値以下になると、レンジフードの送風装置を自動的に停止させることができるように構成されている。したがって、無駄に送風装置を稼働させないようにして、エネルギの節約を図ることが可能になる。
つまり、特許文献1に記載のレンジフードは、ガスコンロとレンジフードとを有線通信や無線通信などの方法で通信させることを必要とせず、しかもガスコンロと、レンジフードとが同じメーカであることや、特定の型式であることを必要とせずに、ガスコンロとレンジフードとを連動させたり、レンジフードの自動換気運転を行わせたりすることができるという優れた特徴を有している。
特開2016−173193号公報
しかしながら、特許文献1のレンジフードは、以下のような問題点を包含している。
すなわち、特許文献1のレンジフードにおいては、水素に対する感度の高いガスセンサ(特許文献1におけるタイプ1)を用いて燃焼排ガスを検出することで、ガスコンロの点火や消火、あるいは、燃焼排ガスの排出などを検出(認識)ことで、レンジフードの自動運転(自動運転の開始や停止など)を行うようにしている。そのため、特許文献1のレンジフードにおいては、燃焼ガスの増加や減少などの検出はできるものの、その他の調理臭の増加や減少、調理臭以外の台所臭などの増加や減少などは検出することができず、燃焼ガス以外の物質による環境条件の変動などに応じた自動運転や、自動運転の制御(自動運転の開始や停止など)を行うことはできないのが実情である。
したがって、例えば、使用者の長期不在などの理由により台所で調理は行われないが(すなわち、燃焼排ガスは発生しないが)、台所に残存する生ごみ臭、生活臭などが強くならないように、少ない風量で適切な換気を行うことが望ましいような場合、すなわち、台所を自動換気したいような場合に、センサによる自動換気を行うことが可能なレンジフードが求められているのが実情である。
本発明は、上記課題を解決するものであり、調理時にガスコンロなどのガス調理機器から発生する燃焼ガスを検出して自動運転を行うことが可能であるだけでなく、調理臭や、台所に残存する生ごみ臭や生活臭を検出して、適切な風量で自動換気運転を行うことが可能なレンジフードを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のレンジフードは、
通風路を有するケーシングと、
前記通風路の上流端となる吸込口を有し、下方から上昇してくる気体を集めて前記吸込口より吸込むように構成されたフード部と、
前記通風路に設けられる送風装置と、
前記送風装置を制御する制御部と、を備え、
設定風量を、風量0から適宜設定される上限風量までの間で連続的または段階的に設定することができるように構成され、かつ、
前記送風装置によって送風される気体の風量が前記設定風量となるように、前記制御部が前記送風装置を制御するように構成されたレンジフードであって、
前記通風路内の気体に含まれる特定の種類のガスの濃度を検知する複数のガスセンサを備え、
前記複数のガスセンサはそれぞれ、種類が異なる特定のガスに対して、所定の感度を有し、かつ、
前記制御部は、前記複数のガスセンサより得られたガス濃度と、前記設定風量とに基づいて、前記設定風量を更新するように構成されていること
を特徴としている。
本発明のレンジフードにおいては、前記複数のガスセンサのうちの少なくとも一つが、水素に対して所定の感度を有するものであることが好ましい。
また、前記複数のガスセンサのうちの少なくとも一つが、アンモニアに対して所定の感度を有するものであることが好ましい。
また、前記複数のガスセンサによって得たガス濃度のそれぞれに重みづけを行った値と、前記設定風量とに基づいて、前記設定風量を更新するように構成されていることが好ましい。
また、前記複数のガスセンサよって得たガス濃度に応じて、前記設定風量の値が、所定の上限値に制限されるように構成されていることが好ましい。
本発明のレンジフードは、上述のように構成されており、通風路内の気体に含まれる特定の種類のガスの濃度を検知する複数のガスセンサを備え、複数のガスセンサはそれぞれ、種類が異なる特定のガスに対して、所定の感度を有し、制御部は、複数のガスセンサより得られたガス濃度と、設定風量とに基づいて、設定風量を更新するように構成されているので、調理時にガスコンロやガスグリルなどのガス調理機器から発生する燃焼ガスを検出して自動換気運転を行わせることができるだけでなく、調理臭や、使用者の不在時などに台所に残存する生ごみ臭や生活臭を検出して、適切な風量で自動換気運転を行わせることが可能なレンジフードを実現することができる。
また、本発明のレンジフードによれば、ガスコンロやガスグリルなどのガス調理機器とレンジフードとを有線や無線により通信させることなく、しかも調理機器がレンジフードと同じメーカであったり、所定の型式であったりする必要もなく、調理機器とレンジフードとを実質的に連動させることが可能になり、有意義である。
本発明のレンジフードにおいて、複数のガスセンサのうちの少なくとも一つを、水素に対して所定の感度を有するものとした場合、燃焼排ガスの濃度に応じて、適切な風量で自動換気運転を行わせることが可能なレンジフードを実現することができる。
また、複数のガスセンサのうちの少なくとも一つを、アンモニアに対して所定の感度を有するものとした場合、生ごみ臭の強さに応じて、適切な風量で自動換気運転を行わせることが可能なレンジフードを実現することができる。
また、複数のガスセンサによって得たガス濃度のそれぞれに重みづけを行った値と、設定風量とに基づいて、設定風量を更新するように構成した場合、主に検出するガスの種類を選定して、使用者の好みや状況に応じて、適切な風量で自動換気運転を行わせることが可能なレンジフードを実現することができる。
また、複数のガスセンサよって得たガス濃度に応じて、設定風量の値が、所定の上限値に制限されるように構成した場合、検出したガスの種類に応じて、送風装置による換気量を所定の上限以下とすることが可能になり、いたずらに大風量で換気を行うことを抑制することが可能で、省エネルギ性に優れたなレンジフードを実現することができる。
本発明の実施形態にかかるレンジフードの要部側断面図である。 本発明の実施形態にかかるレンジフードの要部正断面図である。 本発明の実施形態にかかるレンジフードにおいて用いられているガスセンサの概略構成図である。 本発明の実施形態にかかるレンジフードが備える制御部のブロック図である。 本発明の実施形態にかかるレンジフードの下方に設置されたガスコンロ(ガス調理機器)を燃焼させたときのガスセンサの反応を示す図である。 本発明の実施形態にかかるレンジフードにおいて、アンモニアを主成分とするにおいを検出したときのガスセンサの反応を示す図である。
以下、本発明の実施形態を示して、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。
本実施形態にかかるレンジフード1は、ガスコンロやガスグリルなどのガス調理機器とともに用いられるものであって、図1、図2に示すように、ケーシング10と、送風装置40と、制御部(図示せず)と、ガスセンサ5(5a、5b、5c)とを備えている。
なお、以下の実施形態では、ガスコンロとともに用いられるレンジフード1について説明する。
ケーシング10は、内部に通風路4を有しているとともに、フード部3を備えている。フード部3は、通風路4の上流端となる吸込口41を有し、下方から上昇してくる気体を集めて吸込口41より吸込む機能を果たす。なお、フード部3は、ケーシング10が備えるケーシング本体2の下側に配設されている。
また、フード部3は、上下に短い、扁平な直方体形状(矩形箱型形状)を有しており、下面側の開口部が吸込口41として機能し、内部に通風路4が形成された構造体であり、天板31においてケーシング本体2と連結されている。
通風路4は、フード部3からケーシング本体2にかけて形成されおり、ケーシング10内の空間の主要部がこの通風路4を構成している。
なお、本実施形態にかかるレンジフード1では、ケーシング10がケーシング本体2およびフード部3を備えた構成とされているが、特にこのような構成に限定されるものではない。
フード部3内には、隔壁32が設けられ、通風路4と配線用通路33とが隔壁32により仕切られている。
そして、フード部3の前端面には、送風装置40のON/OFFや設定風量などを手動で設定する操作部11(図1)が設けられている。また、フード部3には、照明12(図2)が設けられている。そして、操作部11や照明12に接続される配線(図示せず)は、配線用通路33に配置されるように構成されている。
通風路4のケーシング本体2内に位置する領域には、例えばシロッコファンなどを備えた送風装置40が設けられている。ケーシング本体2内に位置する通風路4における送風装置40の下流側には、ダクト42が設けられており、ダクト42の下流側の端部(図1、図2では上端)が通風路4の排出口43となっている。
さらに、排出口43には、特に図示しない延長排気ダクトが接続されて、外部(室外)に気体が排出されるように構成されている。
また、本実施形態にかかるレンジフード1は、制御部100を備えている(図4参照)。
図4に示すように、制御部100は、マイクロコンピュータ100a、第1ガスセンサ5a用の検出回路である第1ガスセンサ検出回路105a、第2ガスセンサ5b用の検出回路である第2ガスセンサ検出回路105b、第3ガスセンサ5c用の検出回路である第3ガスセンサ検出回路105cを備えるとともに、温度センサ検出回路106、操作スイッチ基板107、モータ制御回路108、送風装置40が備えるファンを駆動するためのファンモータ109などを備えており、所定の制御プログラムにより種々の制御を実行するように構成されている。なお、制御部100およびこれに付随する周辺機器としては、公知の種々のものが適宜利用することが可能であり、その構成に特に制約はない。
送風装置40は、例えばシロッコファンなどのファンおよびファンを駆動するモータなどの駆動手段を備えたものが好適に利用されるが、公知の種々のものを適宜利用することが可能であり、特に限定されるものではない。送風装置40の送風量は、制御部100により制御され、具体的にはモータなどの駆動手段が制御される。単位時間当たりの送風量は、公知の検知手段により直接検知されてもよい。また、ファンの回転数から推定されてもよく、駆動手段の電流と電圧の一方または両方から推定されるように構成されていてもよい。
検知または推定された送風量のデータは、制御部100に送信される。なお、送風量のデータは、検知手段から制御部100に印加される電圧や電流などのアナログデータであってもよいし、デジタルデータであってもよい。
制御部100は、送信された送風量のデータより送風量を得る。例えば、送信されたのが送風量のいわゆる生データの場合には、制御部100は、生データを基にして一機能として有する演算機能により送風量を得る。ただし、制御における具体的なプロセスは種々考えられ、特に限定されるものではない。
制御部100は、実際に検知される送風量を、設定されている送風量(以下、設定風量という)と一致させるべく、送風量のデータを基にフィードバック制御を行う。なお、制御部100による送風量の制御は、フィードバック制御に限定されるものではなく、フィードフォワード制御などの方式による制御であってもよi。すなわち、送風量の制御方法は、実際の送風量が設定風量に対して所定の誤差範囲内に収まるように制御されるものであればよい。
ガスセンサ5は、雰囲気中における特定の種類のガスの濃度(以下、ガス濃度という)を検知するものであり、本実施形態では、3個のガスセンサ5、すなわち、第1ガスセンサ5a、第2ガスセンサ5b、第3ガスセンサ5cを備えているが、ガスセンサ5の数は複数であればよく3個に限定されるものではない。
図3に、本実施形態にかかるレンジフード1において用いられているガスセンサ5(5a、5b、5c)の等価回路を示す。
本実施形態のレンジフード1において用いられているガスセンサ5(5a、5b、5c)は、半導体ガスセンサであって、図3に示すように、抵抗RSを有する検知部51と、抵抗RLを有し検知部51と直列に接続される抵抗部52と、直列に接続された検知部51および抵抗部52の両端に所定の電圧VC(V)を印加する印加部(図示せず)と、検知部51を所定の温度に維持するための加熱部53と、抵抗部52の両端の電圧VO(V)を計測する計測部55と、を備えている。
さらに、加熱部53は、抵抗RHを有し、この抵抗RHの両端に所定の電圧VH(V)が印加されることで抵抗RHにおいて所定の発熱が生じる。これにより、検知部51の温度を所定の温度に維持しやすくなる。なお、便宜上、抵抗RSの抵抗値を、RS(Ω)と同符号で表し、抵抗RLについても同様に、RL(Ω)と同符号で表す。
検知部51の抵抗RSは、ガス濃度により抵抗値RSが変化する可変抵抗となる。
ここで、上述のガスセンサ5を複数個備える本実施形態のレンジフード1について検討するにあたって、1個のガスセンサのみを備えるレンジフードの場合について検討すると、レンジフードが1個のガスセンサ5のみを備えている場合には、抵抗値RSは、下記の式(1)で表される。
S={(VC−VO)/V0}×RL ……(1)
これに対し、本実施形態のレンジフード1では、ガスセンサ5を3個備えていることから、各ガスセンサ5(5a、5b、5c)のそれぞれの計測部55で計測される電圧VO(VOa、VOb、VOc)から、3個のガスセンサ5(5a、5b、5c)を合成した見かけの抵抗値RSを、上記の式(1)から求めるようにしている。この点に関しては後に説明する。
なお、式(1)で求まるRSの値が小さいほど、ガス濃度が高い状態であることを意味する。
本実施形態のレンジフード1で用いられているガスセンサ5(5a、5b、5c)は、特定の可燃性を有するガスについて、ガス濃度(雰囲気全体に対する、雰囲気中の特定のガスの比率)に応じて検知部51の抵抗値RSが変化し、計測部55で計測される電圧VO(VOa、VOb、VOc)が変化するものである。
また、本実施形態のレンジフード1で用いられている3個のガスセンサ5a、5b、および5cは、種類が異なるガスに対して、所定の感度を有する。すなわち、3個のガスセンサ5(5a、5b、および5c)により、特定の複数のガスについて、そのガス濃度を検知することができる。
特定のガスとしては、例えば、水素、アンモニア、エタノール、イソブタン、一酸化炭素、硫化水素などであるが、これらに限定されるものではない。
なお、本実施形態のレンジフード1で用いられている第1ガスセンサ5aは、水素、イソブタンなどの、都市ガスやLPガスに含まれる可燃性ガスに対して所定の感度を有するものである。
また、第2ガスセンサ5bは、水素、エタノールなどの可燃性ガスに加え、硫化水素、アンモニアなどの生ゴミなどから発生する可燃性ガスに対して所定の感度を有するものである。
第3ガスセンサ5cは、水素、エタノールなどの可燃性ガスに加え、硫化水素、取りメチルアミン、メチルカプタンなどに対して所定の感度を有するが、アンモニアに対する感度は低いものである。なお、トリメチルアミンは腐敗が進んだ海魚や甲殻類などから放散される悪臭の主成分であり、腐敗が進んだ海魚や甲殻類などを多く含む生ゴミから悪臭が発生したときに、これを検出して、レンジフード1を連動させて自動換気運転を行うときに、第3ガスセンサ5cが有効に機能する。
なお、本実施形態にかかるレンジフード1においては、ガスセンサ5として半導体ガスセンサを用いているが、本発明において用いることが可能なガスセンサは、半導体ガスセンサに限定されるものではなく、種々のガスセンサを適宜利用することが可能である。
検知されたガスの濃度データは、制御部100に送信される。なお、本実施形態において、制御部100に送信される濃度データは、ガスセンサ5の計測部55から制御部100に印加される電圧(アナログデータ)であり、制御部100は、この電圧から、一機能として有する演算機能によりガス濃度を得る。なお、制御部100に送信されるデータがアナログデータではなく、電圧を基に変換されたデジタルデータであってもよく、その種類に特別の制約はない。いずれにしても、制御部100は、送信された濃度データより、最終的にガス濃度を得ることができる。
本実施形態にかかるレンジフード1は、ガスセンサ5(5a、5b、5c)より得られたガス濃度および設定風量を基に、制御部100が設定風量を新たに設定する、すなわち、設定風量を更新するように構成されている。
設定風量は、レンジフード1によって 所定の範囲が適宜設定され、下限としてOFF(停止状態)、すなわち風量0(m3/h)を必ず含み、上限は適宜設定される。
設定風量は、上限と下限との間で連続的に設定することができるように構成されていてもよく、また、段階的に設定することができるように構成されていてもよい。さらには、一部が連続的、残りが段階的に設定することができるように構成されていてもよい。
また、設定風量の更新は、所定の間隔毎に行われるが、設定風量の更新は、できるだけ短い間隔で(究極的には連続して)行われることが好ましい。ただし、更新の態様に特別の制約はなく、例えば、更新を行う条件を別途定めて、条件を満たした場合に更新が行われるように構成してもよい。
次に、3個のガスセンサ5(5a、5b、5c)を備える本実施形態のレンジフード1における設定風量の更新についてさらに詳しく説明する。
各ガスセンサ5(5a、5b、5c)で検出された特定のガスについての濃度データは、本実施形態では上述したように、ガスセンサ5(5a、5b、5c)のそれぞれの計測部55で計測される電圧VO(VOa、VOb、VOc)である。
具体的には、見かけの出力電圧VOを、ガスセンサ5aの計測部55で計測される電圧VOa(図3におけるVOに相当する)、ガスセンサ5bの計測部55で計測される電圧VOb(図3におけるVOに相当する)、および、ガスセンサ5cの計測部55で計測される電圧VOc(図3におけるVOに相当する)のそれぞれから、下記の式(2):
O=VOa+VOb+VOc ……(2)
より求める。
そして、見かけの抵抗値RSを、上述の式(1):
S={(VC−VO)/VO}×RL ……(1)
により求める。
式(1)で求まるRSの値が小さいほど、ガス濃度が高い状態であることを意味する。
電圧VOa、VOb、VOcは、ガス濃度が0の場合には、所定の値となり、このときの抵抗値RSは所定の値となる。そして、この値を基準抵抗値RSOとする。なお、基準抵抗値RSOやその他の値(抵抗値RS、抵抗値RLなど)は、ガスセンサ5(5a、5b、5c)により異なるが、本実施形態にかかるレンジフード1においては、制御部100に付随するROM(Read Only Memory)などの記憶装置に各ガスセンサ5(5a、5b、5c)に応じた値が記憶されている。
また、本実施形態では、ガスセンサ5(5a、5b、5c)が検出する見かけのガス濃度を示す指標として、変化率K(%)を定義する。変化率Kは、下記の式(3)で表される。
K={(RSO−RS)/RSO}×100 ……(3)
なお、式(3)で求まる変化率Kは、0から100までの値となり、変化率Kが大きいほど検出されたガス濃度が高い状態を示す。
変化率Kは、見かけの抵抗値RSと一対一で対応し、見かけの抵抗値RSはガスセンサ5(5a、5b、5c)が検出する見かけのガス濃度と一対一で対応するため、変化率Kはガスセンサ5(5a、5b、5c)が検出する見かけのガス濃度と一対一で対応し、ガスセンサ5(5a、5b、5c)が検出する見かけのガス濃度が高くなる程、変化率Kが大きくなる。
このため、以下に説明する制御は、変化率Kを基にしていて、ガスセンサ5(5a、5b、5c)が検出する見かけのガス濃度は直接は表れないものの、実質的に、ガスセンサ5(5a、5b、5c)が検出するガス濃度を基に制御を行っているということができる。
表1に、3個(3種類)のガスセンサ5(5a、5b、5c)における検知対象となるガスの種類と、各ガスセンサにおける各ガスの濃度(ppm)と、見かけの抵抗値RSと基準抵抗値RSOとの関係(すなわち、RS/RSO)を例示する。
なお、表1に示される値は、3種類のガスセンサ5(5a、5b、5c)毎に出力電圧VOa、VOb、VOcを求め、これらの出力電圧VOa、VOb、VOcのそれぞれに対して、上述の式(1):
S={(VC−VO)/V0}×RL ……(1)
により個別に求めたRS/RSO、言い換えると、第1ガスセンサ5aに関しては、VOaから求めたRSa/RSOa、第2ガスセンサ5bに関しては、VObから求めたRSb/RSOb、第3ガスセンサ5cに関しては、VOcから求めたRSc/RSOc、が示されている。
Figure 2019015451
なお、表1中の空欄は、該当するタイプのガスセンサにおいて、該当するガスに対する感度が低いため検知対象となっていないことを示す。
本実施形態にかかるレンジフード1において、ガスセンサ5aは、第1ガスセンサの欄に示された特性を有し、ガスセンサ5bは、第2ガスセンサの欄に示された特性を有し、ガスセンサ5cは、第3ガスセンサの欄に示された特性を有するものであるが、各ガスセンサ5(5a、5b、5c)が有しているべき特性はこれに限定されるものではなく、3種類のガスセンサ5(5a、5b、5c)として、他の特性を有するガスセンサを用いることも可能である。
上述したように、本実施形態にかかるレンジフード1は設定風量を更新することができるように構成されているが、具体的には、ある時点でのガス濃度(変化率Kに対応)および設定風量から、制御部100が、それ以降で用いられる設定風量を更新するように構成されている。そして、上記のある時点とは、設定風量の更新時より以前の時点であることはいうまでもないが、更新時の直前であることが好ましい。
設定風量の更新は、更新前の所定の設定風量に対して、ガス濃度が高くなる程、更新後の設定風量が大きくなる傾向にあることが好ましい。すなわち、特に図示しないが、更新前の所定の設定風量に対して、X軸にガス濃度をとるとともにY軸に更新後の設定風量をとると、ガス濃度と更新後の設定風量との関係線が、いわゆる右肩上がりとなることが好ましい。
この関係線が右肩上がりになる態様は、X値が増加するにつれてY値が連続的に増加(単調増加)する態様であってもよく、また、一部に水平部がありその他の部分が連続的に増加する態様であってもよく、さらには、段階的に増加する態様であってもよい。なお、本発明は、X値が増加するにつれてY値が全体的に増加する場合において、なんらか都合で、一部において減少させる工程が存在する態様を排除するものではない。
ガス濃度が高くなる程、検知したガスを含む空気をすみやかに排出するのに要する風量(m3/h)が大きくなるため、上記のように更新後の設定風量を大きくすることが好ましい。
また、設定風量の更新は、所定のガス濃度に対して、更新前の設定風量が大きい程、更新後の設定風量が大きくなる傾向にあることが好ましい。すなわち、特に図示しないが、所定のガス濃度に対して、X軸に更新前の設定風量をとるとともにY軸に更新後の設定風量をとると、更新前の設定風量−更新後の設定風量の関係線がいわゆる右肩上がりとなることが好ましい。
また、上述の関係線が右肩上がりになる態様は、上述したガス濃度−更新後の設定風量の関係線の場合と同様に、X値が増加するにつれてY値が連続的に増加(単調増加)する態様でもよく、一部に水平部がありその他の部分が連続的に増加する態様でもよく、段階的に増加する態様であってもよい。なお、本発明は、X値が増加するにつれてY値が全体的に増加する場合において、なんらか都合で、一部において減少させる工程が存在する態様も排除するものではない。
通常は、ガス濃度によらず、更新前の設定風量が大きい場合には、更新後にも望まれる設定風量が大きくなるため、上述のように更新前の設定風量が大きい程、更新後の設定風量を大きくすることが好ましい。
本実施形態にかかるレンジフード1においては、設定風量の更新は、例えば、表2に示すように行われる。
Figure 2019015451
すなわち、表2の上段に示す、変化率K(ガス濃度が高くなるほど大きくなる)と、左列に示す更新前の設定風量(m3/h)から、対応する更新後の設定風量(m3/h)が設定され、更新される。本実施形態では、設定風量の変化の段階(更新後の設定風量の段階)は、0(OFF)、150、200、250、300、400、500(m3/h)の7段階である。
本実施形態にかかるレンジフード1においては、表2に示されているように、更新前の各設定風量に対して、変化率Kが大きい程、更新後の設定風量が大きくなる傾向にあることが分かる。
特に、更新前の設定風量が0の場合でもこの傾向にあり、この場合、ガス濃度が第1の閾値を超えるとき、更新後の設定風量が0を超えた設定風量となる。
<ガスコンロとの連動について>
図5に、ガスコンロを燃焼させ、カレールーを加熱したときの第1ガスセンサ5aと第2ガスセンサ5bの反応を示す。なお、図5においては、RS/ROの値が小さい状態が、ガス濃度の高い状態を表している。なお、ROは、対象ガスの濃度が0の場合の検知部51の抵抗(基準抵抗)である。また、検知部51の抵抗RSはガス濃度が高くなるほど小さくなる。したがって、RS/ROが小さい状態は、ガス濃度が高い状態にあることを示している。
ただし、図5には、第3ガスセンサの反応については特に示していない。
因みに、図5は、上述のように、ガスコンロを燃焼させ、カレールーを加熱したときのガスセンサ5(第1ガスセンサ5aおよび第2ガスセンサ5b)の反応を示している。
なお、図5において、ガスコンロ(バーナ)の燃焼の停止後に、第1ガスセンサ5aが反応を示しているのは、第1ガスセンサ5aが、燃焼排ガスに含まれる一酸化炭素などに反応する(表1参照)タイプのものであり、かつ、ガスコンロ(バーナ)の燃焼の停止後にも、ガスコンロの周囲(例えば台所など)に拡散した、燃焼排ガスに含まれる一酸化炭素などがレンジフード1を通って排出され続けることによるものと考えられる。
本実施形態にかかるレンジフード1においては、例えばガスコンロによる調理を行うと、検知対象となるガスの濃度(ガス濃度)が所定値(これを第1の閾値とする)に達するように、第1の閾値が設定されている。
そして、レンジフード1の送風装置40が停止している場合でも、変化率Kが、第1の閾値のガス濃度に対応する変化率Kの値(本実施形態では10)を超えると、レンジフード1の送風装置40が駆動を開始するように構成されている。これにより、ガスコンロによる調理を行って、ガス濃度が第1の閾値を超えると、レンジフード1の送風装置40を自動的に駆動させることが可能になる。
そして、このように、レンジフード1の送風装置40を自動的に駆動させるにあたり、ガスコンロとレンジフード1とを有線や無線により通信させることなく、しかもガスコンロがレンジフード1と同じメーカや所定の型式であることも必要とせずに、レンジフード1とガスコンロを連動させる(すなわち、レンジフード1の送風装置40を自動的に駆動させる)ことが可能になり、有意義である。
また、更新前の設定風量が0より大きく所定値より小さい場合でも、ガス濃度が第2の閾値以下であるとき、更新後の設定風量を0にするようにしている。本実施形態においては、設定風量が段階的であり、更新前の設定風量が0より大きい、最小の設定風量の150(m3/h)である場合において、変化率Kが第2の閾値の5以下であるときには、更新後の設定風量を0にするようにしている(表2参照)。
例えばガスコンロによる調理を行う際に、特に大きい風量は要らないものの、発生するガスを排出するために、0より大きく所定値より小さい設定風量でレンジフード1を駆動している場合には、ガスコンロによる調理が終了すると、ガスも発生しなくなり、レンジフード1の駆動は不要となる。
そこで、更新前の設定風量が0より大きい所定値の場合(本実施形態では150(m3/h)の場合)であっても、変化率Kが、第2の閾値のガス濃度に対応する変化率Kの値(本実施形態では5)以下になると、レンジフード1の送風装置40の駆動を停止させるようにしている。
これにより、ガスコンロによる調理を終了すると、ガス濃度が第2の閾値以下になって、レンジフード1の送風装置40を自動的に停止させることが可能になる。
このように、レンジフード1の送風装置40を自動的に停止させるにあたり、ガスコンロとレンジフード1とを有線や無線により通信させることなく、しかもガスコンロがレンジフード1と同じメーカや所定の型式であることも必要とせずに、レンジフード1とガスコンロを連動させる(すなわち、レンジフード1の送風装置40を自動的に停止させる)ことが可能になり、有意義である。
また、本実施形態にかかるレンジフード1の場合、第1ガスセンサ5a、第2ガスセンサ5b、および、第3ガスセンサ5cの、複数のガスセンサのうちの少なくとも一つのガスセンサが、水素に対して所定の感度を有するものであることから、ガスコンロの使用時に発生する燃焼排ガスの濃度に応じて、自動換気運転を行わせることが可能なレンジフードを実現することができる。
<生ごみ臭の発生による連動>
図6に、アンモニアを主成分とするにおいを検出したときの第1ガスセンサ5aと第2ガスセンサ5bの反応を示す。なお、図6においては、RS/ROが小さい状態が、ガス(アンモニア)濃度の高い状態を表している。
本実施形態にかかるレンジフード1においては、第2ガスセンサ5bがアンモニアに対して所定の検出感度を有するものであることから(表1、図6参照)、生ごみ臭が発生した場合に、上述したガスコンロとの連動の場合と同様に、生ごみ臭の発生に連動してレンジフード1を作動させることが可能になる。
また、第1ガスセンサ5aの出力電圧VOaと、第2ガスセンサ5bの出力電圧VObとを比較し、例えば、VOb/VOaの値が所定値(例えば3)以上である場合、検出されたガスが、ガスコンロの使用によるものでなく、生ごみの放置により発生したものであると判断して、レンジフード1による換気量を所定の小流量(例えば、10m3/h)以下に設定するように構成することも可能である。
このように、本実施形態のレンジフード1によれば、調理時にガスコンロから発生する燃焼ガスを検出して自動換気運転するだけでなく、調理臭や、使用者の不在時などに台所に残存する生ごみから発生する生ごみ臭や、台所の環境などに由来して発生する生活臭を検出して、適切な少風量での自動換気運転を行うことが可能で、利便性の高いレンジフードを実現することができる。
本実施形態にかかるレンジフード1において、第2ガスセンサ5b、つまり、複数のガスセンサのうちの少なくとも一つのガスセンサは、アンモニアに対して所定の感度を有するものであるので、生ごみ臭を確実に検出し、その強さをに応じて、適切な自動換気運転を行うことが可能なレンジフードを提供することができる。
また、第1ガスセンサ5aの出力電圧VOaと、第2ガスセンサ5bの出力電圧VObとを比較し、例えば、VOb/VOaの値が所定値(例えば3)以上である場合に、検出されたガスが、ガスコンロの使用によるものでなく、生ごみの放置により発生したものであると判断して、レンジフード1による換気量を所定の小流量(例えば、10m3/h)以下に設定することも可能であることから、検出したガスの種類に応じて、レンジフード1による換気量を所定の上限以下の換気量とすることができ、無駄に大風量で換気を行うことを抑制することが可能な省エネルギ性に優れたレンジフードを提供することができる。
本実施形態では、上述のように見かけの出力電圧VOを、上述の式(2):
O=VOa+VOb+VOc ……(2)
により求める。
その後、見かけの抵抗値RSを、上述の式(1):
S={(VC−VO)/VO}×RL ……(1)
により求める。
そして、見かけのガス濃度を示す指標として、変化率K(%)を定義し、変化率Kを、上述の式(3):
K={(RSO−RS)/RSO}×100 ……(3)
によって求めるようにしている。
これに対し、ガスセンサ5aの出力電圧VOa、ガスセンサ5bの出力電圧VOb、ガスセンサ5cの出力電圧VOcに対する重みづけのための係数ka、kb、kcをそれぞれ定めておき、見かけの出力電圧VOを、下記の式(4):
O=ka・VOa+kb・VOb+kc・VOc ……(4)
により求め、さらに、見かけの抵抗値RSを、上述の式(1):
S={(VC−VO)/VO}×RL ……(1)
により求め、その後、見かけのガス濃度を示す指標として、変化率K(%)を定義し、変化率Kを、上述の式(3):
K={(RSO−RS)/RSO}×100 ……(3)
によって求めるようにすること、つまり、複数のガスセンサ5(5a、5b、5c)より得られたガス濃度のそれぞれに重みづけを行った値および設定風量を基に、設定風量を更新するように構成することも可能である。
このように構成することで、主として検出するガスの種類(対象ガスの種類)を指定することができるので、使用者の好みや状況に応じて、適切な風量で自動換気運転を行わせることが可能なレンジフードを実現することができる。
なお、上記実施形態では、ガスコンロを用いて調理する場合を例にとって説明したが、本願発明は、ガスコンロに限らず、例えば、ガスグリルなどの他のガス調理機器を用いる場合にも同様に適用することが可能である。
本発明は、さらにその他の点においても上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内において種々の変形を加えることが可能である。
1 レンジフード
2 ケーシング本体
3 フード部
4 通風路
5 ガスセンサ
5a 第1ガスセンサ
5b 第2ガスセンサ
5c 第3ガスセンサ
10 ケーシング
11 操作部
12 照明
31 天板
32 隔壁
33 配線用通路
40 送風装置
41 吸込口
42 ダクト
43 排出口
51 検知部
52 抵抗部
53 加熱部
55 計測部

Claims (5)

  1. 通風路を有するケーシングと、
    前記通風路の上流端となる吸込口を有し、下方から上昇してくる気体を集めて前記吸込口より吸込むように構成されたフード部と、
    前記通風路に設けられる送風装置と、
    前記送風装置を制御する制御部と、を備え、
    設定風量を、風量0から適宜設定される上限風量までの間で連続的または段階的に設定することができるように構成され、かつ、
    前記送風装置によって送風される気体の風量が前記設定風量となるように、前記制御部が前記送風装置を制御するように構成されたレンジフードであって、
    前記通風路内の気体に含まれる特定の種類のガスの濃度を検知する複数のガスセンサを備え、
    前記複数のガスセンサはそれぞれ、種類が異なる特定のガスに対して、所定の感度を有し、かつ、
    前記制御部は、前記複数のガスセンサより得られたガス濃度と、前記設定風量とに基づいて、前記設定風量を更新するように構成されていること
    を特徴とするレンジフード。
  2. 前記複数のガスセンサのうちの少なくとも一つが、水素に対して所定の感度を有するものであることを特徴とする請求項1記載のレンジフード。
  3. 前記複数のガスセンサのうちの少なくとも一つが、アンモニアに対して所定の感度を有するものであることを特徴とする請求項1または2記載のレンジフード。
  4. 前記複数のガスセンサによって得たガス濃度のそれぞれに重みづけを行った値と、前記設定風量とに基づいて、前記設定風量を更新するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレンジフード。
  5. 前記複数のガスセンサよって得たガス濃度に応じて、前記設定風量の値が、所定の上限値に制限されるように構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のレンジフード。
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