JP2019015329A - 流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置 - Google Patents

流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019015329A
JP2019015329A JP2017132399A JP2017132399A JP2019015329A JP 2019015329 A JP2019015329 A JP 2019015329A JP 2017132399 A JP2017132399 A JP 2017132399A JP 2017132399 A JP2017132399 A JP 2017132399A JP 2019015329 A JP2019015329 A JP 2019015329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
square
connection
branch
fluid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017132399A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6369880B1 (ja
Inventor
進 益子
Susumu Masuko
進 益子
暁弐 益子
Akiji Mashiko
暁弐 益子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kraftwerk KK
Original Assignee
Kraftwerk KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kraftwerk KK filed Critical Kraftwerk KK
Priority to JP2017132399A priority Critical patent/JP6369880B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6369880B1 publication Critical patent/JP6369880B1/ja
Publication of JP2019015329A publication Critical patent/JP2019015329A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Valve Housings (AREA)
  • Pipeline Systems (AREA)

Abstract

【課題】 設計や組み立て施工が容易にして、且つ、小型化も容易に可能とする流体切換え制御バルブ装置及び流体制御切換えバルブ用セットを提供する。【解決手段】 角パイプと電磁三方弁110と接続パイプ140及び閉塞部材130の組み合わせであって、前記角パイプは、両端に接続部を備えた流路穴を有し、一側面に複数個の分岐穴を有する分岐角パイプ125と側面に分岐穴を有しない貫通角パイプ121との組み合わせとされ、前記電磁三方弁110は3本の接続管部の先端に接続部を備えて前記角パイプの流路穴に接続されるものとし、前記接続パイプ140は、前記角パイプを密接させて並ばせたときに所定の角パイプの前記分岐穴と他の角パイプの分岐穴とを接続する所定長さとされ、前記閉塞部材130は、前記分岐穴に固定可能とされている流体制御切換えバルブ用セットにより組み立てた流体切換え制御バルブ装置480とする。【選択図】 図10

Description

本発明は、多数の切換えバルブを組み込む流体制御回路を形成する流体切換え制御バルブ装置及びこの流体切換え制御バルブ装置を組み立てる為の流体制御切換えバルブ用セットに関するものである。
今日、ヒートポンプ用熱媒液等の種々の流体を搬送制御する流体制御回路が各種プラントや各種システムに組み込まれており、種々の流体を目的に合わせて所要の機械器具や装置に供給し、また、所定の流体を供給すべき機械器具や装置を切り換えることができるように制御している。
例えば第1文献とする特許第6060463号に開示されたヒートポンプシステムは、太陽熱又は人工排熱や地中熱を一旦熱媒調整槽に集め、熱媒調整槽に集めた熱をヒートポンプに供給して10℃前後に温度低下させた熱媒液とし、又はヒートポンプにより50℃前後に温度上昇させた熱媒液とし、この低温の熱媒液と高温の熱媒液とを用いて生活用の冷水や温水を蓄えると共に、屋内の冷房や暖房を行うものである。
このため、このヒートポンプシステムでは、熱媒調整槽に蓄えた熱媒液をヒートポンプの凝縮器外部回路又は蒸発器外部回路に供給するように熱媒調整槽とヒートポンプとを接続し、且つ、熱媒調整槽に接続されないヒートポンプの凝縮器外部回路を温水槽に、また、熱媒調整槽に接続されないヒートポンプの蒸発器外部回路を冷水槽に接続し、更に熱媒調整槽に接続されないヒートポンプの凝縮器外部回路又は蒸発器外部回路を冷暖房装置に接続してヒートポンプを駆動するようにしている。
この様に、ヒートポンプの凝縮器外部回路及び蒸発器外部回路を熱媒調整槽や温水槽、冷水槽、冷暖房装置に接続切り換えを行う流体制御切換え回路は、三十個近くの電磁三方弁が使用される。
また、第2文献とする特許第5751599号に開示された給湯冷暖房システムは、太陽熱と地中熱とを熱源熱とし、ヒートポンプを用いて給湯タンクに温水を蓄えると共に、冷暖房装置に温熱や冷熱を供給可能とするものである。
この給湯冷暖房システムにおいても、地中熱採熱器からの配管や太陽熱採熱パネルからの配管をヒートポンプの凝縮器外部配管や蒸発器外部配管と接続し、温水タンクや空調装置をヒートポンプの凝縮器外部配管や蒸発器外部配管と接続するために各配管の接続切り換えを行う切換え制御バルブ回路として、数十個のバルブである電磁三方弁及び電磁開閉弁が使用されている。
このように多数の切換えバルブをカスケード接続することにより、特定の装置への配管と他の装置への配管との接続を切り換える流体制御回路を形成する流体切換え制御バルブ装置は、通常、直管やU字管、L字管、クランク管などの鋼管の接続部に開閉弁や三方弁、四方弁、流量制御弁等のバルブ類を組み込んで鋼管の立体的組み合わせにより制御バルブ装置を組上げるか、制御盤ボードの所要位置にバルブ類を固定して各バルブの接続口にフレキシブルパイプ等を取り付けて所定のバルブの接続口を他の所定のバルブの接続口と接続するようにしていた。
特許第6060463号公報 特許第5751599号公報
上述の様に、バルブが十数個乃至数十個必要とされる流体制御切換え回路を形成する流体切換え制御バルブ装置は、各バルブの固定位置及び各バルブの接続口相互を接続するパイプの配置等が複雑となり、流体切換え制御バルブ装置の設計施工を困難としていた。
また、接続パイプとして直管やU字管、L字管等の鋼管を組み合わせて用いた流体制御切換え回路は、各バルブの間隔を小さくすることが困難な場合が多く、流体制御切換え回路を構成する流体切換え制御バルブ装置が大型化する欠点もあった。
本発明は、このような欠点を排除し、設計や組み立て及び施工が容易にして、且つ、小型化も容易に可能とした流体切換え制御バルブ装置及びこの流体切換え制御バルブ装置を組み立てる為の流体制御切換えバルブ用セットを提供するものである。
本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットは、角パイプと電磁三方弁と接続パイプ及び閉塞部材との組み合わせであって、前記角パイプは、両端に流路穴を有し、一側面に複数個の分岐穴を有する分岐角パイプと側面に分岐穴を有しない貫通角パイプとの組み合わせとされ、前記電磁三方弁は3本の接続管部を有し、各接続管部の先端に接続部を備えて前記角パイプの流路穴に接続されるものとし、前記接続パイプは、前記角パイプを密接させて並ばせたときに所定の角パイプの前記分岐穴と他の角パイプの前記分岐穴とを接続する所定長さとされて両端に前記分岐穴に接続される接続部を備え、前記閉塞部材は、前記角パイプの前記流路穴及び前記分岐角パイプの前記分岐穴に固定可能とされているものとする。
また、前記電磁三方弁は、前記各接続管部の先端を一直線上に等間隔とし、前記各接続管部の先端の前記各接続部を、当該接続部の中心軸線と直交する一平面上に配置することがある。
そして、前記角パイプは、その端部に前記流路穴と併せてエア抜きバルブ穴を備える端部材を有することがある。
更に、前記接続パイプは、フレキシブルパイプとされて両端に前記接続部を備えるようにすることもある。
そして、前記角パイプの少なくとも一側面を覆う断熱材を更に有する流体制御切換えバルブ用セットとすることもある。
また、本発明に係る流体切換え制御バルブ装置は、断面が同一の太さ及び形状の矩形とされ、且つ、同一長さとされて両端に流路穴を有する複数本の角パイプが二列に並べられ、前記角パイプの上端を相互に接続する複数個の電磁三方弁を有し、前記角パイプは、一側面に複数個の分岐穴を有する分岐角パイプと側面に分岐穴を有しない貫通角パイプの組み合わせとされ、前記角パイプの内の所定の前記分岐角パイプの前記分岐穴と他の所定の分岐角パイプの前記分岐穴とが接続パイプにより接続されると共に、前記接続パイプの接続されない前記分岐穴及び配管が接続されない前記流路穴が閉塞部材で閉鎖されているものである。
そして、前記流体切換え制御バルブ装置の前記電磁三方弁は、3本の接続管部を有し、前記各接続管部の先端を一直線上に等間隔として隣接する前記角パイプの間隔と等しくされ、前記各接続管部の先端の各接続部を、当該接続部の中心軸線と直交する一平面上に配置しているものとすることがある。
更に、前記流体切換え制御バルブ装置は、二列として相互に密接された前記角パイプと前記角パイプとの間には、断熱材が挿入されていることもある。
また、二列に並べられた複数本の前記角パイプ、及び、前記接続パイプの接続されない前記分岐穴や配管が接続されない前記流路穴に固定した前記閉塞部材が、一体成型された合成樹脂製のパイプブロックとされることもある。
そして、前記パイプブロックの前記角パイプにおける各角パイプの両端に設けられた前記流路穴を連通する空腔の相互間には、空気層による断熱空間が形成されることもある。
本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットは、角パイプと電磁三方弁と接続パイプ及び閉塞部材の組み合わせであって、角パイプの各端部に電磁三方弁の接続管部の先端を接続可能とし、密接させて配置する角パイプの内の所定の角パイプの分岐穴と他の角パイプの分岐穴とを接続パイプで接続して流体制御回路を形成可能とするセットであるから、複数の電磁三方弁の各ポートを接続するカスケードバルブ回路であっても、角パイプを密接させて並べることにより、流体制御回路の組み立てが容易であって、且つ、大きな空間を要しない小型の流体制御回路とすることを可能にすることができる。
また、電磁三方弁の接続管部の先端を等間隔として一直線上且つ同一平面上に並べることにより、当該電磁三方弁に接続する3個の角パイプの高さを一致させて相互に密接させることを可能とし、三方弁と角パイプとの組み合わせ、ひいては複数の電磁三方弁による流体制御回路としての流体切換え制御バルブ装置の組み立てを容易としつつ、流体切換え制御バルブ装置の小型化も容易とすることができる。
そして、角パイプの端部にエア抜きバルブ穴を備える端部材を有する角パイプとすることにより、回路中に気泡等が混入した場合であっても、脱気処理を容易として流体切換え制御バルブ装置の保守を簡単に行うことができるようにすることが可能となる。
更に、接続パイプとしてフレキシブルパイプを用いれば、複数使用する角パイプ、及び、角パイプの一側面に設ける分岐穴、等に製造誤差が生じている場合であっても、当該流体制御切換えバルブ用セットによる流体切換え制御バルブ装置の組み立てを容易かつ迅速に行うことができる。
そして、角パイプの少なくとも一側面を覆う断熱材を有する流体制御切換えバルブ用セットとすることにより、流体切換え制御バルブ装置を組み立てる際に角パイプと角パイプとの間に断熱材を配置することを可能とし、温度差を有する流体を隣接する角パイプに流す場合があっても、流体の当該流体制御回路を通過する際の温度変化を少なくして効果的に流体の通過制御を行うことができる。
また、本発明に係る流体切換え制御バルブ装置は、断面が同一形状且つ同一長さとされる角柱状の角パイプが二列に並べられ、前記角パイプ上端の流通穴を相互に接続する電磁三方弁を有し、前記角パイプは、一側面に複数個の分岐穴を有する分岐角パイプと側面に分岐穴を有しない貫通角パイプとされ、前記分岐角パイプの分岐穴と他の分岐角パイプの分岐穴と接続パイプで接続し、前記接続パイプが接続されない前記分岐穴や配管が接続されない流路穴を閉塞部材で閉鎖するものであるから、複数の電磁三方弁の各ポートを接続するカスケードバルブ回路であっても、角パイプを密接させて並べることにより、全体を略直方体形状として小型の流体制御回路とすることが容易に可能となる。
そして、電磁三方弁における接続管部の先端を等間隔とし、一直線上且つ同一平面上に並べることにより、当該電磁三方弁に接続する3個の角パイプの高さを一致させて相互に密接させることを可能とし、当該電磁三方弁による流体制御回路としての流体切換え制御バルブ装置の組み立てを容易としつつ流体切換え制御バルブ装置の小型化も容易とすることができる。
更に、二列とされた角パイプと角パイプとの間に断熱材を有する流体切換え制御バルブ装置することにより、ヒートポンプの蒸発器外部配管と凝縮器外部配管の様に、温度差を有する流体の制御を行う流体制御回路であっても、隣接する角パイプに温度差を生じさせた流体を流す場合に流体の当該流体制御回路を通過する際の各流体の温度変化を少なくして、ヒートポンプにより温度差を生じさせた流体の効果的な通過制御を行うことができる。
また、二列に並べられた複数本の角パイプが一体成型された合成樹脂製のパイプブロックとすれば、電磁三方弁等の各種バルブ及び接続パイプの取り付けにより、流体制御回路とする流体切換え制御バルブ装置の組み立てを一層容易とすることができる。
そして、角パイプにおける各角パイプの両端に設けられた流路穴を連通する空腔の相互間に断熱空間とする空気層を形成したパイプブロックとすれば、温度差を有する流体の制御を行う流体制御回路であっても、隣接する角パイプに温度差を生じさせた流体を流す場合に流体の当該流体制御回路を通過する際の各流体の温度変化を少なくして、温度差を有する流体の通過制御を効率的に行うことができる。
本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの角パイプの例を示す図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの電磁三方弁の一例を示す図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの閉塞部材の一例を示す図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの接続補助具の一例を示す図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの接続パイプの例を示す図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの断熱材の例を示す図。 流体切換え制御バルブ装置を用いた給湯冷暖房システムの概要を示す回路接続図。 図7に示した給湯冷暖房システムにおける流体切換え制御バルブ装置における接続回路図。 図8に示した流体切換え制御バルブ装置の接続回路図と等価の本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットによる組み立て接続回路図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットにより組み上げた流体切換え制御バルブ装置の前方上方斜視図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットにより組み上げた流体切換え制御バルブ装置の前方下方斜視図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットにより組み上げた流体切換え制御バルブ装置の背面斜視図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットによる角パイプと断熱材とを組み合わせた状態の前方上方斜視図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットによる角パイプと断熱材とを組み合わせて閉塞部材と接続補助具とを取り付けた状態の前方上方斜視図。 本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットによる角パイプと断熱材とを組み合わせて閉塞部材と接続補助具とを取り付け、更に側面断熱材及び穴開き断熱材を取り付けた状態の前方上方斜視図。 断熱材の変形例を示す斜視図。 (A)は断熱材と角パイプとの他の組み合わせを示す斜視図、(B)及び(C)はL型断熱材と側面断熱材及び穴開き断熱材により角パイプを組み合わせた状態を示す上面図。 本発明に係る流体切換え制御バルブ装置におけるフレーム枠により角パイプを固定した状態を示す斜視図。
本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットの実施の形態は、図1に示す角パイプ120、図2に示す電磁三方弁110、図3に示す閉塞部材130、図4に示す接続補助具135、図5に示す接続パイプ140、及び、図6に示す断熱材で構成するものである。
この角パイプ120は、図1に示したように、貫通角パイプ121と分岐角パイプ125との2種類の角パイプ120を用いるものであり、貫通角パイプ121は、外形が矩形にして軸方向には内部が貫通した流路となる空腔を有する所定長さの角パイプ120であって、両端に端部材128を有するものである。
この両端の端部材128は、中央に流路穴123を有し、流路穴123には雌ネジによる接続部129が形成されるものである。尚、角パイプ120の両端に設けられた端部材128の一方にはエア抜きバルブ穴122が設けられており、角パイプ120(配管)に溜まった空気を除去可能としている。
また、分岐角パイプ125は、貫通角パイプ121の一側面に複数個の分岐穴126を有するものである。この分岐穴126は、角パイプ120の内部の空腔に連通し、端部材128に設けた流路穴123と同一直径にして同一ピッチの雌ネジによる接続部129が各分岐穴126に形成されるものである。
そして、この貫通角パイプ121及び分岐角パイプ125は、同一長さT3とされると共に、同一幅T1、同一奥行T2の矩形型の断面形状とされた角柱とされているものである。
また、電磁三方弁110は、図2に示したように、切換え弁を内蔵する弁本体111の上方にサーボ機構を内蔵する制御部113を有し、弁本体111から三方に分かれる接続管部115を備えるものである。
この接続管部115は、その各先端に接続部117とするシーリングナットを有し、3個のシーリングナットは、ナットの中心軸線を相互に平行とし且つ直線状に一定間隔S1として、接続部117とするシーリングナットの中心軸線と直交する一平面上に配置するように両側の接続管部115を湾曲させているものである。
尚、このシーリングナットは、夫々接続管部115に対して回転自在とされ、雄ネジに対してこのシーリングナットを回し込むと、接続管部115の先端を雄ネジに対して密着固定させることができる接続部117としているものである。
また、この電磁三方弁110は、aポートとbポートとの連通、bポートとcポートとの連通、cポートとaポートとの連通の各ポートの連通接続の切り換えの他、全ポートの閉鎖及び全ポートの連通、の切り換えをも可能としているものである。
そして、閉塞部材130は、図3に示したように、シーリングボルトを用いるものであり、外周に雄ネジが形成された円柱状の挿入部133と挿入部133よりも直径が大きくされた六角形の頭部131を有し、挿入部133を角パイプ120の流路穴123や分岐穴126に形成した接続部129としての雌ネジに螺合可能とされるものである。従って、この閉塞部材130としたシーリングボルトの挿入部133を流路穴123や分岐穴126に螺入することにより、角パイプ120の流路穴123や分岐穴126を密閉閉鎖することができる。
また、接続補助具135は、図3に示したように、パイプボルトを用いるものであり、六角形のナット状の中央頭部136を有し、中央頭部136の両側に各々外周に雄ネジを形成した円柱状の挿入固定部137を有するものである。そして、中央頭部136の両側に設けた挿入固定部137は、両挿入固定部137の中心軸線を同一直線状とし、一方の挿入固定部137の先端から他方の挿入固定部137の先端に至る貫通穴139を有するものである。
更に、この挿入固定部137の外周に形成される雄ネジは、閉塞部材130としたシーリングボルトの挿入部133に形成する雄ネジと同一ピッチ同一直径の雄ネジとし、一方の挿入固定部137を角パイプ120の流路穴123や分岐穴126に螺入して当該接続補助具135を角パイプ120に固定可能としているものである。
また、接続パイプ140は、図5に示したように、直線状の本体部141と、本体部141の両端で本体部141から直角方向に曲げられた端部143とを有し、該本体部141の両端の端部143に接続部147としてのシーリングナットを有するものである。
この本体部141の両端の端部143に設けられるシーリングナットは、電磁三方弁110の接続管部115の端部に設けたシーリングナットと同一のシーリングナットであって、接続パイプ140の端部143に対して回転自在とされ、接続補助具135の挿入固定部137と螺合可能とされるものである。
また、各接続パイプ140の両端に設けた接続部147としてのシーリングナットは、両シーリングナットの中心軸線を平行とし、第3パイプ253は両接続部147の間隔をL3とし、第6パイプ256は両接続部147の間隔を第3パイプ253の両接続部147の間隔L3の2倍であるL6とし、第10パイプ260は両接続部147の間隔を第3パイプ253の両接続部147の間隔L3の10/3倍であるL10とするものである。
更に、第3パイプ253の両接続部147の間隔L3の1/3の間隔L1とされる両接続部147の間隔を有する図5には示さない第1パイプを有し、この両接続部147の間隔がL1の第1パイプとした接続パイプ140の長さの整数倍とされる種々の長さLnとされ、角パイプ120を相互に密接させて並べた所要個数の間隔に合わせた所要長さの鋼管製の接続パイプ140を用意するものである。
そして、断熱材は、図6に示したように、L字状板状体のもの、クランク状板状体のもの、平板状体及び穴開き平板状体のものとする。
このL字状板状体形のL型断熱材151は、平板状の主断熱面部161と平板状の仕切り断熱面部163とを直交させて端部で接続することによりL字形とし、主断熱面部161及び仕切り断熱面部163の長さCを角パイプ120の長さT3と一致させているものである。
また、仕切り断熱面部163の主断熱面部161からの突出長さは角パイプ120の幅T1と一致させ、主断熱面部161の仕切り断熱面部163からの突出長さは角パイプ120の奥行きT2よりも僅かに長くしている。
そして、クランク状板状体のクランク型断熱材153は、平板状の仕切り断熱面部163の両端から各々逆方向に平板状の主断熱面部161を延設しているものであり、主断熱面部161及び仕切り断熱面部163の長さCを角パイプ120の長さT3と一致させているものである。
また、仕切り断熱面部163の主断熱面部161からの突出長さは角パイプ120の幅T1と一致させ、2つの主断熱面部161の仕切り断熱面部163からの各突出長さは角パイプ120の奥行きT2よりも僅かに長くしている。
そして、平板状体の側面断熱材155は、長さCを角パイプ120の長さT3と一致させ、幅を角パイプ120の幅T1と一致させた平板状体であり、穴開き断熱材157は、側面断熱材155と同一大きさの板状体であって、分岐角パイプ125の分岐穴126の位置に一致させて分岐穴126よりも僅かに大きな透孔を有するものである。
そして、この流体制御切換えバルブ用セットとする角パイプ120や電磁三方弁110、閉塞部材130、接続補助具135、接続パイプ140、及び、断熱材を用いて、例えば図10に示すような流体切換え制御バルブ装置480を組み立てるものである。
即ち、本件出願人が所有する特許第751599号に開示された給湯冷暖房システムは、図7に示すように、流体切換え制御バルブ装置483に接続される熱源熱を採取する地中熱採熱配管431や太陽熱採熱パネル435を接続する太陽熱採熱配管436と、温水タンク451の上部加熱配管453及び下部加熱配管455、空調装置461や床冷暖房装置471への配管463,473、更に、熱媒タンク441への上部配管443、中央配管444、下部配管445と、ヒートポンプ410の凝縮器外部配管421及び蒸発器外部配管425と、を備えるものである。
尚、ヒートポンプ410は、圧縮機411から吐出された内部熱媒液を凝縮器412、膨張弁413、蒸発器414を介して圧縮機411に戻すように循環させ、凝縮器外部配管421を流れる熱媒液に放熱しつつ蒸発器外部配管425を流れる熱媒液から吸熱を行うようにして熱移動を行うものである。
そして、この流体切換え制御バルブ装置483は、太陽熱採熱パネル435により熱媒液が十分に高温とされたときは、太陽熱採熱配管436を温水タンク451の下部加熱配管455や熱媒タンク441の中央配管444に接続して温水タンク451に蓄えた上水や熱媒タンク441に蓄えられた熱媒液を50℃〜60℃程度に加熱し、熱媒タンク441に蓄えた高温の熱媒液により空調装置461や床冷暖房装置471の暖房運転を可能としている。
この太陽熱採熱パネル435で高温とされた熱媒液は、太陽熱採熱配管436に設けた太陽熱循環ポンプ437により流体切換え制御バルブ装置483を介して温水タンク451や熱媒タンク441に送られる。
また、天候等により太陽熱採熱パネル435で熱媒液を50℃以上等の高温にできないときは、太陽熱採熱配管436をヒートポンプ410の蒸発器外部配管425に接続し、ヒートポンプ410の凝縮器外部配管421を温水タンク451の上部加熱配管453や熱媒タンク441の上部配管443及び下部配管445に接続することにより、ヒートポンプ410により50℃〜60℃程度に昇温させた熱媒液により温水タンク451に蓄えた上水や熱媒タンク441に蓄えられた熱媒液を加熱し、熱媒タンク441の上部配管443及び下部配管445を空調装置461や床冷暖房装置471への配管に接続して暖房運転を可能とする。
そして、空調装置461や床冷暖房装置471により冷房運転を行う時は、ヒートポンプ410の蒸発器外部配管425を熱媒タンク441の上部配管443及び下部配管445に接続し、熱媒タンク441の他の上部配管443及び下部配管445を空調装置461や床冷暖房装置471への配管に接続し、ヒートポンプ410の凝縮器外部配管421を温水タンク451の上部加熱配管453や地中熱採熱配管431に接続するものである。
尚、ヒートポンプ410を作動させるときは、凝縮器外部配管421に設けた凝縮器外部循環ポンプ423及び蒸発器外部配管425に設けた蒸発器外部循環ポンプ427により熱媒液を流体切換え制御バルブ装置483からヒートポンプ410の外部循環回路に循環させている。
また、熱媒タンク441から空調装置461に熱媒液を循環させるには空調用配管463に設けた送出ポンプ464を用いているも、床冷暖房装置471は、切換えバルブ477により床冷暖房装置471の内部で熱媒液を循環可能とし、適宜、切換えバルブ477による接続を変更して熱媒タンク441から熱媒液を床冷暖房装置471に引き込むものとして床冷暖房装置471の循環ポンプ474を床冷暖房装置471に組み込んでいる。
この様に、太陽熱採熱配管436を温水タンク451や熱媒タンク441の配管に、また、ヒートポンプ410の蒸発器外部配管425や凝縮器外部配管421を太陽熱採熱配管436や地中熱採熱配管431、温水タンク451や熱媒タンク441への配管に、更に空調装置461及び床冷暖房装置471への配管を適宜熱媒タンク441に接続するように各配管の接続を切り換える流体切換え制御バルブ装置483は、図8に示すように、第1バルブ301から第15バルブ315とされる15個の電磁三方弁を内蔵し、図7に示したバルブ制御装置485により各電磁三方弁301〜315におけるポートの接続が制御されるものである。
そして、この図8に示した流体切換え制御バルブ装置483とした流体制御回路は、図9に示すように表すことができる。
尚、図9に示す流体切換え制御バルブ装置480は、図8に示した流体切換え制御バルブ装置483の開閉バルブ317を外した電磁三方弁301〜315のみによる三方弁をカスケード接続した流体切換え制御バルブ装置480としている。
即ち、図10乃至図12に示すように、2列に多数の角パイプ120を配置してこの角パイプ120の上方に複数の電磁三方弁110を配置する流体切換え制御バルブ装置480とし、電磁三方弁110である第1バルブ301のaポートは、第1縦管201の端部に接続し、第1縦管201と第24縦管224とをL24とする第24パイプ274で接続して第24縦管224の端部を第8バルブ308のcポートと接続することにより、第1バルブ301のaポートを第8バルブ308のcポートと接続する。
尚、第1縦管201乃至第24縦管224の一列を前方列とし、図10及び図11において、前列の左側から右側へ順に第1縦管201から第24縦管224を並べ、第25縦管225乃至第49縦管249の一列を後方列として、同様に図10及び図11において左側から右側へ順に並べるものとする。尤も、前方列の第12縦管212と第13縦管213との間には、図10等に示すように、縦管1本分の間隙を設けて49本の縦管(角パイプ120)によるパイプブロックとしている。
また、第1バルブ301のbポートを第2縦管202の端部に、cポートを第3縦管203の端部に接続し、第3縦管203と第13縦管213とをL11の第11パイプ261で接続して第13縦管213の端部に第5バルブ305のaポートを接続することにより第1バルブ301のcポートを第5バルブ305のaポートを接続する。
同様に、第2バルブ302のaポートは第4縦管204の上端に接続し、第4縦管204の下端は、L1に近似したL1'の長さとする隣接接続パイプ251'で第28縦管228の下端に接続し(図11参照)、図12に示すように、流体切換え制御バルブ装置480の裏面において第28縦管228と第31縦管231とをL3の第3パイプ253により接続し、第31縦管231の上端に第10バルブ310のcポートを接続する。
第2バルブ302のbポートは第5縦管205の上端に、cポートは第6縦管206の上端に接続する。第3バルブ303のaポートは第7縦管207の上端に、bポートは第8縦管208の上端に、cポートは第9縦管209の端部に接続し、第8縦管208と第12縦管212とをL4の第4パイプ254で接続する。第4バルブ304のaポートは第10縦管210の上端に、bポートは第11縦管211の上端に接続している。
そして、第10図等に示す様に。第12縦管212と第13縦管213との間に空間を設けつつ、第5バルブ305のaポートを上端に接続した第13縦管213は、第3縦管203と接続されると共に第22縦管222ともL9の第9パイプ259により接続されて第22縦管222の上端が第8バルブ308のaポートに接続されるものである。
第5バルブ305のbポートは第14縦管214の上端に、第14縦管214はL3の第3パイプ253により第17縦管217に、第17縦管217の上端に第6バルブ306のbポートを接続する。
第5バルブ305のcポートは第15縦管215の上端に、第15縦管215をL6の第6パイプ256により第21縦管221に、第21縦管221の上端に第7バルブ307のcポートを接続する。
第6バルブ306のaポートは第16縦管216の上端に、第16縦管216の下端は隣接接続パイプ251'により第41縦管241の下端に接続し、第41縦管241はL4の第4パイプ254により第45縦管245に接続して第45縦管245の上端に第15バルブ315のaポートを接続する。
第6バルブ306のcポートは第18縦管218の上端に、第18縦管218をL1の第1パイプ251により第19縦管219に、第19縦管219の上端に第7バルブ307のaポートを接続する。
第7バルブ307のbポートは第20縦管220の上端に接続する。
第8バルブ308のbポートは第23縦管223の上端に接続され、第23縦管223の下端は隣接接続パイプ251'により第48縦管248の下端に、第48縦管248はL21の第21パイプ271により第27縦管227に接続され(図12参照)、第27縦管227の上端に第9バルブ309のcポートが接続される。
また、第8バルブ308のcポートが接続された第24縦管224の下端は隣接接続パイプ251'により第49縦管249の下端に接続され、第49縦管249はL13の第13パイプ263により第36縦管236に接続され、第36縦管236の上端に第12バルブ312のbポートが接続される。
第9バルブ309のaポートは第25縦管225の上端に接続され、bポートは第26縦管226の上端に接続され、cポートは第27縦管227の上端に接続される。
第10バルブ310のaポートは第29縦管229の上端に接続され、bポートは第30縦管230の上端に接続され、第30縦管230はL3の第3パイプ253により第33縦管233に接続され、第33縦管233の上端に第11バルブ311のbポートが接続される。
第11バルブ311のaポートは第32縦管232の上端に、第32縦管232はL5の第5パイプ255により第37縦管237に、第37縦管237の上端に第12バルブ312のcポートが接続される。
第11バルブ311のcポートは第34縦管234の上端に、第34縦管234はL1の第1パイプ251により第35縦管235に、第35縦管235の上端に第12バルブ312のaポートが接続される。
第13バルブ313のaポートは第38縦管238の上端に、第38縦管238はL6の第6パイプ256により第44縦管244に、第44縦管244の上端に第14バルブ314のcポートが接続される。
また、第13バルブ313のbポートは第39縦管239の上端に、cポートは第40縦管240の上端に接続され、第40縦管240はL2の第2パイプ252により第42縦管242に、第42縦管242の上端に第14バルブ314のaポートが接続される。そして、第14バルブ314のbポートが第43縦管243の上端に接続される。
更に、第15バルブ315のbポートは第46縦管246の上端に、cポートは第47縦管247の上端に接続されるものである。
また、図9に示したように、第2縦管202の下端は凝縮器外部配管421に接続し、第6縦管206の下端を第29縦管229の下端と合わせて凝縮器外部配管421の他方に接続するものである。
そして、第3縦管203の下端は開閉バルブ317を介して第10縦管210の下端と共に地中熱採熱配管431の一方に、第5縦管205の下端を地中熱採熱配管431の他方に接続する。
更に、第26縦管226の下端と第31縦管231の下端は蒸発器外部配管425に接続し、第31縦管231の下端は温水タンク451の上部加熱配管453の一方と接続される。この上部加熱配管453の他方は、第25縦管225の下端に接続されるものである。
また、温水タンク451の下部加熱配管455は第7縦管207の下端と第47縦管247の下端とに一方が、下部加熱配管455の他方は第9縦管209の下端に接続される。
そして、太陽熱採熱配管436が第11縦管211の下端と第18縦管218の下端に接続され、空調用配管463と床冷暖房用配管473とを合わせた配管が第39縦管239の下端と第43縦管243の下端に接続されるものである。
また、熱媒タンク441の上部配管443は第32縦管232の下端と第38縦管238の下端に、中央配管444は第20縦管220の下端と第46縦管246の下端に、下部配管445は第34縦管234の下端と第40縦管240の下端に接続されるものである。
そして、これら第1縦管201乃至第49縦管249は、図1に示した角パイプ120を用いるものであり、表側に24個、裏側に25個の合計49個の角パイプ120を二列に並べているものである。
尚、図10等に示した実施例では、表側の第12縦管212と第13縦管213との間に間隙を設けているも、この間隙を埋めるように、配管や接続パイプ等を接続しない角パイプ120又は角パイプ120と同一大きさ及び形状を有するダミーパイプ等を挿入したパイプブロックとすることもある。
この図10乃至図12に示した流体切換え制御バルブ装置480は、15個の電磁三方弁110を用い、1つの電磁三方弁110の各ポートを他の電磁三方弁110の所要のポート又は配管に接続するものであるため、両端に流路穴123のみを有する貫通角パイプ121と、両端の流路穴123の他に一側面に複数個の分岐穴126を有する分岐角パイプ125とを使用することとし、図13に示すように、クランク型断熱材153を用いて49個の角パイプ120を縦管として二列に並べるものである。
尚、分岐角パイプ125は、分岐穴126が角パイプ120を二列に並べた表側と裏側に位置するように揃えて配置するものである。
そして、分岐角パイプ125に対して接続パイプ140を接続しない分岐穴126には、図14に示すように、閉塞部材130としたシーリングボルトを螺入し、また、接続パイプ140を接続する分岐穴126には接続補助具135としたパイプボルトを螺入固定する。
尚、下端が隣接接続パイプ251'により他の角パイプ120に接続される分岐角パイプ125(第28縦管228、第41縦管241、第48縦管248、第49縦管249)の上端は、何ら配管に接続するものでないため、閉塞部材130により流路穴123を塞ぐようにしている。
また、各角パイプ120の下端は、図11に示したように、配管に接続しない流路穴123には閉塞部材130を、配管に接続する流路穴123には接続補助具135を固定するものである。
この様に、各角パイプ120の上端及び下端の流通穴に閉塞部材130や接続補助具135を、又、分岐角パイプ125の分岐穴126に閉塞部材130や接続補助具135を固定した後、図15に示すように、貫通角パイプ121側面には側面断熱材155を、分岐角パイプ125の側面には穴開き断熱材157を取り付け、固定部材である図示しないクランプにより2列に配列した角パイプ120の全体を前後から相互に圧接固定すると共に、角パイプ120の全体を左右からも圧接させるようにして角パイプ120の上端近傍及び下端近傍を固定してパイプブロックが分解することがないようにする。
そして、各角パイプ120の上端には第1バルブ301乃至第15バルブ315とした電磁三方弁110を接続部117とするシーリングナットにより接続補助具135の挿入固定部137とする雌ネジに螺入し、接続パイプ140も接続部147とするシーリングナットにより分岐角パイプ125の側面に固定した接続補助具135の挿入固定部137とする雌ネジに螺入して接続パイプ140を固定する。
この様に、クランク型断熱材153に2個の角パイプ120を組み合わせると共に、側面断熱材155や穴開き断熱材157を組み合わせて49本の角パイプ120を2列に配置し、固定部材とするクランプ又はバンドを用いて全体を直方体形状に纏めた流体切換え制御バルブ装置480は、15個の電磁三方弁110を用いて種々の配管の接続切り換えを可能とする流体切換え制御バルブ装置480であっても、角パイプ120による縦管を密接させたパイプブロックとして配置することにより、流体切換え制御バルブ装置480を容易に小型化することができる。
また、電磁三方弁110における接続管部115の先端に設けた接続部117を一直線状とし且つ接続部117の中心軸線と直交する一平面に3個の接続部117を配置しており、同一形状同一大きさの角パイプ120を複数用いて流体切換え制御バルブ装置480とするため、流体切換え制御バルブ装置480全体を直方体に纏め、システムや装置への組み込みを容易とすることができる。
そして、各電磁三方弁110の各ポートを他の電磁三方弁110の各ポートに接続するに際し、角パイプ120と所要長さ(L1〜Ln)の接続パイプ140により容易に整然と接続することができるため、流体切換え制御バルブ装置480の組み立てを極めて容易且つ短時間で行うことを可能とすることができるものである。
尚、断熱材としては、図6に示したクランク型断熱材153に換えて、図16に示すようなT字状のT字型板状体とするT型断熱材159とすることもある。
このT型断熱材159は、平板状の主断熱面部161の中央に沿って主断熱面部161から突出する平板状の仕切り断熱面部163を有し、主断熱面部161及び仕切り断熱面部163の長さCを角パイプ120の長さT3と一致させているものである。
また、仕切り断熱面部163の主断熱面部161からの突出長さは角パイプ120の幅T1と一致させ、仕切り断熱面部163の両側の主断熱面部161の仕切り断熱面部163からの各突出長さは、角パイプ120の奥行きT2よりも僅かに長くしている。
また、クランク型断熱材153やT型断熱材159を用いることなく、L型断熱材151と側面断熱材155や穴開き断熱材157とを組み合わせ、図17の(A)に示すように角パイプ120の側面にL型断熱材151を当接し、貫通角パイプ121の1面には側面断熱材155を、分岐角パイプ125の1面には穴開き断熱材157を当接し、図17の(B)に示すようにL型断熱材151の仕切り断熱面部163を相互に合わせるように2本の角パイプ120を隣接させてL型断熱材151をクランク形状に、また、図17の(C)に示すようにL型断熱材151の仕切り断熱面部163を相互に合わせるように2本の角パイプ120を隣接させてL型断熱材151をT字状として、必要個数を組み合わせるように多数の角パイプ120を並べることもある。
そして、図1に示した角パイプ120は、端部の一方にエア抜きバルブ穴122を備えた端部材128を有しているも、エア抜きバルブ穴122を備えない角パイプ120を用いることもある。
即ち、図1に示した角パイプ120は、外形が矩形とされると共に内部に形成される空腔も矩形とされ、矩形の端部材128の中央に設けた貫通穴の近傍の端部材128の内側に図示しない小型の開閉弁を備え、エア抜きバルブ穴122から開閉弁を押し開くことにより、空腔上部に溜まった空気を脱気可能とするものであるも、開閉弁及びエア抜きバルブ穴122を備えることなく、中央に雌ネジを形成した流路穴123のみを有する端部材128を角パイプ120の両端に接続固定した角パイプ120とすることもある。
更に、エア抜きバルブ穴122を設けない場合、角パイプ120として外形は矩形としつつ、内部には円筒状の空腔を設け、円筒状の空腔は貫通穴の直径よりも僅かに小さくして円筒状空腔の両端に雌ネジを形成して接続部129とし、端部材128を省略した貫通角パイプ121や分岐角パイプ125とすることもある。
そして、角パイプ120は、金属製角パイプに限るものでなく、合成樹脂製の樹脂角パイプを用いることもあり、樹脂角パイプでは断熱性樹脂を用いて断熱性を角パイプ120に持たせ、L型断熱材151やクランク型断熱材153、側面断熱材155及び穴開き断熱材157等の断熱材を使用せずに流体切換え制御バルブ装置480の組み立てを行えるようにすることもある。
この様に、隣接する角パイプ120である縦管相互の熱移動を阻止することにより、ヒートポンプ410の凝縮器外部配管421及び蒸発器外部配管425を種々の機器に接続して熱媒液の流路制御を行う流体切換え制御バルブ装置480として、当該流体制御回路を流れる液体の温度変化を防止し、ヒートポンプ410により熱移動させた高温の流体と低温の流体とを効率良く所要の機器に搬送することができる。
更に、樹脂角パイプを用いることにより、流体切換え制御バルブ装置480を軽量化し、流体切換え制御バルブ装置480の各種システム等への組み込みを容易とすることができる。
また、接続パイプ140は、鋼管の両端に接続部147としてのシーリングナットを備えたものに限ることなく、所要長さL1〜Lnに相当する長さのフレキシブルパイプの両端にシーリングナットを接続部147として備える接続パイプ140とすることもある。
この様に接続パイプ140をフレキシブルパイプとすれば、縦管とする角パイプ120を相互に接続するに際し、角パイプ120相互間の間隙に多少の誤差が生じていても容易に接続することができる。
更に、所要個数の角パイプ120を2列に並べて結合するに際し、クランプやベルトを用いる場合に限ることなく、図18に示すように、固定部材としてフレーム枠180を用いて流体切換え制御バルブ装置480を組上げるようにすることもある。
このフレーム枠180は、2列に所要個数が並べられた角パイプ120の上端近傍側面を板状の上部前フレーム182、上部右フレーム183、図示しない上部後フレーム及び上部左フレームにより角パイプ120の外表面を囲む上部フレーム181と、各角パイプ120の下端近傍側面及び各角パイプ120の下面周縁部に当接される断面L字型をした下部前フレーム192、下部右フレーム193、下部後フレーム195、下部左フレーム194による長方形を形成する下部フレーム191とを2本の連結フレーム188により接続しているものである。
尚、図18では、流体切換え制御バルブ装置480の左右両端において上部フレーム181と下部フレーム191とを接続する2本の連結フレーム188を有するフレーム枠180としているも、流体切換え制御バルブ装置480の四隅において上部フレーム181と下部フレーム191とを接続する4本の連結フレーム188を有するフレーム枠180とすることもある。
このフレーム枠180は、組み立てる流体切換え制御バルブ装置480に用いる角パイプ120の本数により前フレーム及び後フレームの長さを決定しておけば、分岐角パイプ125の側面に接続補助具135を固定する前に所要個数を並べてフレーム枠180に収納し、流体切換え制御バルブ装置480の全体配置を決定して流体切換え制御バルブ装置480の組み立てを一層容易とすることができる。
そして、図面に示した電磁三方弁110は、3個の接続管部115の先端を等間隔S1として隣接する角パイプ120の距離と一致する直線上に配置しているも、角パイプ120を2列に配置した流体切換え制御バルブ装置480における前列に配置した角パイプ120の2個と後列に配置した角パイプ120の1個との3個の角パイプ120の上端に、又は前列に配置した角パイプ120の1個と後列に配置した角パイプ120の2個との3個の角パイプ120の上端に接続管部115で固定できるように、3個の接続管部115の先端を三角形状に配置することもある。
また、図面に示した流体切換え制御バルブ装置480は、2列に所要個数並べるように配置された角パイプ120の上方に電磁三方弁110のみを固定しているも、電磁三方弁110と合わせて電磁開閉弁や電磁流量制御弁、電磁四方弁等の種々のバルブを電磁三方弁110と合わせて角パイプ120の上方に固定する流体切換え制御バルブ装置480とすることもある。
更に、図1に示したように角パイプ120の両端に接続部129として雌ネジを形成する場合に限ることなく、接続部129として角パイプ120の両端から外周に雄ネジを形成したパイプ状の突出部を形成することもある。この場合、接続補助具135としたパイプボルトを使用することなく、角パイプ120の端部に電磁三方弁110を直接に接続固定することができる。
そして、分岐角パイプ125の分岐穴126も同様に、図面には示さないが分岐角パイプ125の側面からパイプ状の突出部を形成し、この突出部の外周に雄ネジを形成して接続部129を分岐穴126の位置に設け、接続補助具135を用いることなく接続パイプ140の接続部147と直接に接続することもある。尚、この場合、閉塞部材130としては、シーリングボルトではなく、キャップナットを閉塞部材130とし、分岐穴126の外周に形成される接続部129としての雄ネジにキャップナットを螺合させて突出部の先端を閉鎖するものである。
また、電磁三方弁110の接続部117や接続パイプ140の接続部147として、雌ネジが形成されたシーリングナットに換えて外周に雄ネジを形成したパイプ形状の接続部とし、この雄ネジを形成した接続部により、接続補助具135とするパイプボルトを用いることなく電磁三方弁110や接続パイプ140を角パイプ120へ直接に接続固定できるようにすることもある。
更に、電磁三方弁110の接続部117や接続パイプ140の接続部147に雌ネジ又は雄ネジを形成して角パイプ120両端の接続部129や分岐角パイプ125の分岐穴126と螺合により接続固定する場合に限ることなく、電磁三方弁110の接続部117や接続パイプ140の接続部147と角パイプ120両端の流路穴123や側面の分岐穴126との接続を嵌合状態による結合を可能とし、電磁三方弁110の接続管部115の先端や接続パイプ140の端部143先端を角パイプ120の流路穴123や分岐穴126に嵌入固定することもある。
この場合、閉塞部材130もシーリングボルトやシーリングナットの様にネジ部を有する部材とするものでなく、流路穴123や分岐穴126に挿入可能な栓状の部材とし、流路穴123や分岐穴126に嵌合固定が可能な閉塞部材130とするものである。
また、図面に示した分岐角パイプ125は5個の分岐穴126を備えているも、分岐角パイプ125の分岐穴126は2個又は3個であっても、複数の分岐穴126を有すれば、端部に電磁三方弁110の接続管部115の1つを接続した分岐角パイプ125を他の複数の分岐角パイプ125、即ち他の電磁三方弁110の接続管部115と接続し、複数の電磁三方弁110を相互に接続する流体切換え制御バルブ装置480とすることができるものである。
そして、角パイプ120として合成樹脂製の樹脂角パイプとする場合、金型を用いて射出成型等により各角パイプ120を形成する場合や、押し出し成型による角パイプ本体の成形及びタッピング等による雌ネジとした接続部129を備えた各貫通角パイプ121や各分岐角パイプ125を形成する場合に限ることなく、複数の角パイプ120を二列に配置したパイプブロックを3Dプリンタにより成形することもある。
この場合、図14に示したように、複数本の角パイプ120を二列に並べたパイプブロックであって、接続パイプ140が接続されない分岐穴126や配管が接続されない又は電磁三方弁110等のバルブ類が接続されない流路穴123を閉塞部材130で閉鎖した状態のパイプブロックを3Dプリンタにより成形するものである。
従って、このパイプブロックに電磁三方弁110や接続パイプ140、ヒートポンプ410への配管や他の機器への配管、開閉弁等の各種弁類への配管をパイプブロックの流路穴123や分岐穴126に取り付けるのみで、流体制御回路としての流体切換え制御バルブ装置480を極めて簡単に組上げることができる。
また、合成樹脂として断熱性樹脂を用いることなく、接続部129を備えた流路穴123を両端に備える各角パイプ120における両端の流路穴123を連通する空腔の相互間の位置、即ち、図14又は図15に示したクランク型断熱材153の位置等に、断熱空間としての空気層を形成するようにして、貫通角パイプ121や分岐角パイプ125を二列に配置したパイプブロックとして3Dプリンタにより成形することもできる。
本発明に係る流体制御切換えバルブ用セットは、角パイプ120と電磁三方弁110と接続パイプ140及び閉塞部材130とで構成され、角パイプ120は貫通角パイプ121と分岐角パイプ125とされて分岐角パイプ125の分岐穴126相互を接続パイプ140で接続することにより流体切換え制御バルブ装置480とすることができるものであるから、種々の流体制御回路とする流体切換え制御バルブ装置480の組み立てを容易とすることができ、この流体切換え制御バルブ装置480を小型の流体制御回路とすることができる。
110 電磁三方弁
111 弁本体 113 制御部
115 接続管部 117 接続部
120 角パイプ
121 貫通角パイプ 122 エア抜きバルブ穴
123 流路穴 125 分岐角パイプ
126 分岐穴 128 端部材
129 接続部
130 閉塞部材
131 頭部 133 挿入部
135 接続補助具
136 中央頭部 137 挿入固定部
139 貫通穴
140 接続パイプ
141 本体部 143 端部
147 接続部
151 L型断熱材 153 クランク型断熱材
155 側面断熱材 157 穴開き断熱材
159 T型断熱材 161 主断熱面部
163 仕切り断熱面部
180 フレーム枠
181 上部フレーム 182 上部前フレーム
183 上部右フレーム 184 上部左フレーム
188 連結フレーム 191 下部フレーム
192 下部前フレーム 193 下部右フレーム
194 下部左フレーム 195 下部後フレーム
201〜249 第1縦管〜第49縦管
251' 隣接接続パイプ
251〜274 第1パイプ〜第24パイプ(L1〜L24)
301〜315 第1バルブ〜第15バルブ
317 開閉バルブ
410 ヒートポンプ
411 圧縮機 412 凝縮器
413 膨張弁 414 蒸発器
421 凝縮器外部配管 423 凝縮器外部循環ポンプ
425 蒸発器外部配管 427 蒸発器外部循環ポンプ
431 地中熱採熱配管
435 太陽熱採熱パネル
436 太陽熱採熱配管 437 太陽熱循環ポンプ
441 熱媒タンク
443 上部配管 444 中央配管
445 下部配管
451 温水タンク
453 上部加熱配管 455 下部加熱配管
461 空調装置
463 空調用配管 464 送出ポンプ
471 床冷暖房装置
473 床冷暖房用配管 474 循環ポンプ
477 切換えバルブ
480、483 流体切換え制御バルブ装置
485 バルブ制御装置

Claims (10)

  1. 角パイプと電磁三方弁と接続パイプ及び閉塞部材との組み合わせであって、
    前記角パイプは、両端に流路穴を有し、一側面に複数個の分岐穴を有する分岐角パイプと側面に分岐穴を有しない貫通角パイプとの組み合わせとされ、
    前記電磁三方弁は3本の接続管部を有し、各接続管部の先端に接続部を備えて前記角パイプの流路穴に接続されるものとし、
    前記接続パイプは、前記角パイプを密接させて並ばせたときに所定の角パイプの前記分岐穴と他の角パイプの前記分岐穴とを接続する所定長さとされて両端に前記分岐穴に接続される接続部を備え、
    前記閉塞部材は、前記角パイプの前記流路穴及び前記分岐角パイプの前記分岐穴に固定可能とされていることを特徴とする流体制御切換えバルブ用セット。
  2. 前記電磁三方弁は、前記各接続管部の先端を一直線上に等間隔とし、前記各接続管部の先端の前記各接続部を、当該接続部の中心軸線と直交する一平面上に配置していることを特徴とする請求項1に記載した流体制御切換えバルブ用セット。
  3. 前記角パイプは、その端部に前記流路穴と併せてエア抜きバルブ穴を備える端部材を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した流体制御切換えバルブ用セット。
  4. 前記接続パイプは、フレキシブルパイプとされて両端に前記接続部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載した流体制御切換えバルブ用セット。
  5. 前記角パイプの少なくとも一側面を覆う断熱材を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載した流体制御切換えバルブ用セット。
  6. 断面が同一の太さ及び形状の矩形とされ、且つ、同一長さとされて両端に流路穴を有する複数本の角パイプが二列に並べられ、前記角パイプの上端を相互に接続する複数個の電磁三方弁を有し、前記角パイプは、一側面に複数個の分岐穴を有する分岐角パイプと側面に分岐穴を有しない貫通角パイプの組み合わせとされ、前記角パイプの内の所定の前記分岐角パイプの前記分岐穴と他の所定の分岐角パイプの前記分岐穴とが接続パイプにより接続されると共に、前記接続パイプの接続されない前記分岐穴及び配管が接続されない前記流路穴が閉塞部材で閉鎖されていることを特徴とする流体切換え制御バルブ装置。
  7. 前記電磁三方弁は3本の接続管部を有し、前記各接続管部の先端を一直線上に等間隔として隣接する前記角パイプの間隔と等しくされ、前記各接続管部の先端の各接続部を、当該接続部の中心軸線と直交する一平面上に配置していることを特徴とする請求項6に記載した流体切換え制御バルブ装置。
  8. 二列として相互に密接された前記角パイプと前記角パイプとの間には、断熱材が挿入されていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載した流体切換え制御バルブ装置。
  9. 二列に並べられた複数本の前記角パイプ、及び、前記接続パイプの接続されない前記分岐穴や配管が接続されない前記流路穴に固定した前記閉塞部材が、一体成型された合成樹脂製のパイプブロックとされていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載した流体切換え制御バルブ装置。
  10. 前記パイプブロックの前記角パイプにおける各角パイプの両端に設けられた前記流路穴を連通する空腔の相互間には、空気層による断熱空間が形成されていることを特徴とする請求項9に記載した流体切換え制御バルブ装置。
JP2017132399A 2017-07-06 2017-07-06 流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置 Active JP6369880B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017132399A JP6369880B1 (ja) 2017-07-06 2017-07-06 流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017132399A JP6369880B1 (ja) 2017-07-06 2017-07-06 流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6369880B1 JP6369880B1 (ja) 2018-08-08
JP2019015329A true JP2019015329A (ja) 2019-01-31

Family

ID=63104398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017132399A Active JP6369880B1 (ja) 2017-07-06 2017-07-06 流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6369880B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111076016B (zh) * 2019-12-12 2024-06-04 中国成达工程有限公司 一种低压降流体介质分配装置
CN113606412A (zh) * 2021-08-14 2021-11-05 程波 一种多用电控接口系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2792911A (en) * 1956-07-27 1957-05-21 Trabon Engineering Corp Divisional lubricant feeder
US5197568A (en) * 1988-06-16 1993-03-30 Horttonen Kalevi V Assembling series of distribution and measuring units for a lubricating oil system and for manufacturing the principal components of the series
US5480004A (en) * 1994-11-09 1996-01-02 Lubriquip, Inc. Crossport and singling manifold for a series progressive divider valve
JP2009085289A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Inoue Sudare Kk ヘッダー
EP2272779A1 (de) * 2005-05-31 2011-01-12 I.S.T. Industrie Service Technologie Beratungs-und Beteiligungsgesellschaft mbH Molchbare Verteilervorrichtung
WO2012042503A1 (en) * 2010-10-01 2012-04-05 Enomatic S.R.L. Gas distributing bar for beverage dispensing devices from containers such as bottles and the like
US8807170B2 (en) * 2010-05-27 2014-08-19 Graco Minnesota Inc. Cross-porting configuration for series progressive divider valve

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2792911A (en) * 1956-07-27 1957-05-21 Trabon Engineering Corp Divisional lubricant feeder
US5197568A (en) * 1988-06-16 1993-03-30 Horttonen Kalevi V Assembling series of distribution and measuring units for a lubricating oil system and for manufacturing the principal components of the series
US5480004A (en) * 1994-11-09 1996-01-02 Lubriquip, Inc. Crossport and singling manifold for a series progressive divider valve
EP2272779A1 (de) * 2005-05-31 2011-01-12 I.S.T. Industrie Service Technologie Beratungs-und Beteiligungsgesellschaft mbH Molchbare Verteilervorrichtung
JP2009085289A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Inoue Sudare Kk ヘッダー
US8807170B2 (en) * 2010-05-27 2014-08-19 Graco Minnesota Inc. Cross-porting configuration for series progressive divider valve
WO2012042503A1 (en) * 2010-10-01 2012-04-05 Enomatic S.R.L. Gas distributing bar for beverage dispensing devices from containers such as bottles and the like

Also Published As

Publication number Publication date
JP6369880B1 (ja) 2018-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6369880B1 (ja) 流体制御切換えバルブ用セット及び流体切換え制御バルブ装置
TWI402665B (zh) 冷卻組件及變速驅動器
KR101871177B1 (ko) 구조적 프레임 냉각 매니폴드
US20110209864A1 (en) Thermal control device with network of interconnected capillary heat pipes
CN103959004A (zh) 热交换器
BR112014019694B1 (pt) Unidade externa de aparelho de refrigeração
CN203628875U (zh) 散热器组件、空调器及空调系统
US20080110604A1 (en) Heat exchanger
CN104654475A (zh) 散热器组件、空调器及空调系统
DE2837353C2 (de) Kühleinrichtung zur Kühlung verlustwärmeerzeugender elektronischer Leistungshalbleiterbauelemente mit einem Kühlmittelkreislauf
CN220365810U (zh) 一种液压设备用液压油散热装置
EP2664868B1 (de) Wärmepumpenvorrichtung und Verdampfer für eine Wärmepumpenvorrichtung
DE202006016098U1 (de) Sonnenkollektorsystem
CN104154687A (zh) 闪发器和具有该闪发器的空调
JP6179750B2 (ja) ヒートポンプ式熱源機
EP3321623B1 (de) Chiller mit kompressionskältemittelkreislauf und pufferspeicher, eine entsprechende kühlanordnung sowie ein entsprechendes betriebsverfahren
DE102015211963A1 (de) Kältegerät
CN108336657B (zh) 一种大体积变电站的散热装置
CN111212553A (zh) 多温区冷液系统
KR20160084859A (ko) 배관 구조, 그 배관 구조를 사용한 냉각 장치, 및 냉매 증기 수송 방법
CN211352940U (zh) 多温区冷液系统
CN203605552U (zh) 用于冰箱的制冷系统和冰箱
KR102302792B1 (ko) 배관 연결 구조 및 이를 구비한 공기 조화기
KR101489573B1 (ko) 수정된 히트펌프용 사방밸브, 그 사방밸브가 적용된 히프펌프 시스템 및 그 히트펌프 시스템의 작동방법
CN218543262U (zh) 节流装置及制冷设备

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180704

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6369880

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150