JP2019015227A - シリンダーブロックの製造方法 - Google Patents

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繁 高村
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秀雄 信末
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Abstract

【課題】軽量であり、かつ、高温条件下での機械的強度に優れた複合成形品からなるウォータージャケット構造を備えたシリンダーブロックを提供する。【解決手段】本発明のシリンダーブロックを得る工程は、フェノール樹脂と炭素繊維基材とを含むプリプレグを、成形金型の内部における成形空間内に配置する工程と、成形空間に熱硬化性樹脂組成物を導入し、熱硬化性樹脂組成物とプリプレグと、を接合させて一体化された接合体を得る工程と、接合体を硬化させることにより、樹脂層と、炭素繊維基材層とを有すると、を含むものであり、熱硬化性樹脂組成物が、レゾール型フェノール樹脂と、充填材と、を含み、配置する工程において、成形空間内に配置するプリプレグは、示差操作熱量計を用いて測定したプリプレグを構成する樹脂成分の硬化率が20%以上80%以下となるものである。【選択図】図1

Description

本発明は、シリンダーブロックの製造方法に関する。
従来の代表的なシリンダーブロックには、エンジンの燃焼による該シリンダーブロックが過度に熱せられることを抑制すべく、冷却水を流通させるためのウォータージャケットが備わっている。このような従来のシリンダーブロックに備わるウォータージャケット構造について、これまでに、種々の報告がなされている。
たとえば、特許文献1には、シリンダーブロックに備わるウォータージャケットよりも外周側に、樹脂製のスペーサを配置したウォータージャケット構造が記載されている。
特開2010−190138号公報
近年、シリンダーブロックの軽量化に対して要求される技術水準はますます高くなってきている傾向にある。そのため、樹脂製部材を用いたウォータージャケット構造を備えた特許文献1に記載されているようなシリンダーブロックが、近年数多く報告されている。
しかしながら、本発明者らは、上述したような樹脂製部材を備えた従来のシリンダーブロックについて、高温条件下で長時間使用することを想定した場合、機械的強度という点において改善の余地があることを見出した。
そこで、本発明は、軽量であり、かつ、高温条件下での機械的強度に優れた複合成形品からなるウォータージャケット構造を備えたシリンダーブロックの製造技術を提供する。
本発明によれば、フェノール樹脂と炭素繊維基材とを含むプリプレグを、成形金型の内部における成形空間内に配置する工程と、
前記成形空間に熱硬化性樹脂組成物を導入し、前記熱硬化性樹脂組成物と前記プリプレグと、を接合させて一体化された接合体を得る工程と、
前記接合体を硬化させることにより、樹脂層と、炭素繊維基材層とを有するシリンダーブロックを得る工程と、
を含み、
前記熱硬化性樹脂組成物が、レゾール型フェノール樹脂と、充填材と、を含み、
前記配置する工程において前記成形空間内に配置する前記プリプレグは、示差操作熱量計を用いて測定した前記プリプレグを構成する樹脂成分の硬化率が20%以上80%以下となるものである、シリンダーブロックの製造方法が提供される。
本発明によれば、軽量であり、かつ、高温条件下での機械的強度に優れた複合成形品からなるウォータージャケット構造を備えたシリンダーブロックの製造技術が提供される。
本実施形態に係るシリンダーブロックの製造工程を示す工程断面図である。 本実施形態に係るシリンダーブロックの構成の変形例を示す断面図である。 実施例1の複合成形品の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
本実施形態のシリンダーブロックの製造方法について説明する。
図1は、本実施形態に係るシリンダーブロック100の製造工程を示す工程断面図である。
本実施形態のシリンダーブロック100は、フェノール樹脂と炭素繊維基材とを含むプリプレグ140を、成形金型(金型110)の内部における成形空間130内に配置する工程と、成形空間130に熱硬化性樹脂組成物150を導入し、熱硬化性樹脂組成物150とプリプレグ140と、を接合させて一体化された接合体を得る工程と、接合体を硬化させることにより、樹脂層152と、炭素繊維基材層142とを有するシリンダーブロック100を得る工程と、を含むものである。
本実施形態のシリンダーブロック100の製造方法において、熱硬化性樹脂組成物150が、レゾール型フェノール樹脂と、充填材と、を含むものである。また、上記配置する工程において、成形空間130内に配置するプリプレグ140は、示差操作熱量計を用いて測定したプリプレグ140を構成する樹脂成分の硬化率が20%以上80%以下となるものである。
本実施形態のシリンダーブロック100の製造方法によれば、ウォータージャケット122を備えるシリンダーブロック100の外層に、樹脂層152を介して炭素繊維基材層142を形成することができる。このため、外層を金属層のみで構成した場合と比較して軽量であり、外層を樹脂層のみで構成した場合と比較して機械的強度を向上させることができる。
また、樹脂層152は、レゾール型フェノール樹脂と、充填材とを含むものであるため、優れた耐熱性を有しており、高温条件下においても、シリンダ部120と炭素繊維基材層142との密着を良好に保つことができる。また、炭素繊維基材層142を構成するプリプレグ140は、樹脂層152を構成する樹脂であるレゾール型フェノール樹脂と同種のフェノール樹脂が使用されているため、樹脂層152と炭素繊維基材層142との密着性も良好となる。
以上により、軽量であり、かつ、高温条件下での機械的強度に優れた複合成形品からなるウォータージャケット122を備えたシリンダーブロック100の構造を実現することができる。
以下、本実施形態のシリンダーブロック100の製造方法の各工程について詳述する。
まず、図1(a)に示すように、金型110中に、ウォータージャケット122を備えるシリンダ部120を配置する。シリンダ部120の外表面と金型110の内面(例えば、側壁面112)との間に、成形空間130が形成されるように配置する。具体的には、シリンダ部120の外壁面と下面とが金型110の内面で覆われるように配置する。このとき、金型110とシリンダ部120との間に構成された成形空間130の上側には、開口部132が形成されている。
本実施形態において、シリンダ部120は、筒状であり、アルミニウムなどの金属材料で構成されている。シリンダ部120は、複数の筒状部材が連結した構造を有するものである。図1(a)は、この複数の筒状部材のうち、1つを示している。
続いて、図1(b)に示すように、開口部132から成形空間130の内部にプリプレグ140を配置する。金型110の側壁面112上に配置されたプリプレグ140は、シリンダ部120の外側面と対向するように配置されている。プリプレグ140は、側壁面112の周方向に、一部または全体に渡って嵌合されていてもよい。
本実施形態において、プリプレグ140は、例えば、筒状に構成されている。筒状のプリプレグ140は、板状にプリフォームされたプリプレグを筒状に加工することにより得られる。プリフォームの方法としては、1枚のプリプレグを曲げ加工してもよく、複数枚のプリプレグを貼り合わせることにより筒状のプリプレグ140を形成してもよい。
プリプレグ140は、フェノール樹脂と炭素繊維基材とを含むものである。また、上記配置する工程におけるプリプレグ140において、示差操作熱量計を用いて測定したプリプレグ140を構成する樹脂成分の硬化率が20%以上80%以下となるものであり、好ましくは20%以上60%以下であり、より好ましくは20%以上40%以下とすることができる。このようなプリプレグ140の硬化率を下限値以上とすることにより、プリプレグ140のべたつきを抑制できるため、プリプレグ140のハンドリング性を向上させることができる。また、上記硬化率を上限値以下とすることにより、樹脂層152および炭素繊維基材層142で構成される複合成形品の機械的強度を高めることができる。
また、プリプレグ140中の炭素繊維基材としては、織布を用いることができる。プリプレグ140全量に対するフェノール樹脂の含有量は10質量%以上50質量%以下とすることができる。
また、プリプレグ140において、常圧条件下、25℃以上300℃以下の温度範囲で10℃/分の昇温速度で昇温して示差操作熱量測定(DSC)を行った際の最大発熱量が25mJ/mg以上40mJ/mg以下とすることができる。
続いて、図1(c)に示すように、プリプレグ140とシリンダ部120との間に構成されている成形空間130に、加熱により溶融状態の熱硬化性樹脂組成物150を導入する。そして、溶融状体の熱硬化性樹脂組成物150を残りの成形空間130中に充填させて、プリプレグ140と接触させる。その後、図1(d)に示すように、接合体を加熱処理により硬化させることにより、成形空間130中に、樹脂層152と炭素繊維基材層142とを形成する。そして、シリンダ部120から金型110を取り外すことにより、樹脂層152と炭素繊維基材層142とを有するシリンダーブロック100を得る。
本実施形態において、熱硬化性樹脂組成物150は、レゾール型フェノール樹脂と、充填材と、を含むものである。レゾール型フェノール樹脂の含有量は、熱硬化性樹脂組成物150全量(樹脂組成物のうちの溶媒を除く固形分全体)に対して、30質量%以上40質量%以下とすることができる。また、充填剤としては、ガラス繊維またはワラストナイトを用いることができる。
以下、本実施形態のシリンダーブロック100の変形例について説明する。
本実施形態のシリンダーブロック100は、図2(a)に示すように、シリンダ部120と、シリンダ部120の周囲に設けられたウォータージャケット122と、シリンダ部120を保護するように外周に設けられた、樹脂層152および炭素繊維基材層142で構成される複合成形品と、を備えることができる。
樹脂層152の厚み(肉厚部における最大厚み)をX1とし、炭素繊維基材層142の厚みをYとしたとき、X1/Yの値は、例えば、0.25以上80以下とすることができる。これにより、軽量化と機械的強度のバランスを図ることができる。
また、本実施形態のシリンダーブロック100は、図2(b)に示すように、シリンダ部120と、シリンダ部120の周囲に設けられたウォータージャケット122と、シリンダ部120を保護するように外周に設けられた、樹脂層152および炭素繊維基材層142で構成される複合成形品と、樹脂層152中に埋設されたボルト124を備えることができる。
樹脂層152の厚み(肉厚部における最大厚み)をX1とし、樹脂層152の厚み(肉薄部における最小厚み)をX2としたとき、シリンダーブロック100は、X2/Yの値が、例えば、0.25以上3未満となる薄肉部と、X1/Yの値が、例えば、3以上80未満となる厚肉部と、を備えることができる。これにより、ウォータージャケット122およびボルト124を備えるシリンダーブロック100においても、軽量化と機械的強度のバランスを図ることができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、本発明について実施例を参照して詳細に説明するが、本発明は、これらの実施例の記載に何ら限定されるものではない。
<プリプレグの作製>
カーボン繊維(PAN−12K(24ton)、綾織り、坪量(FAW):740g/m)にフェノール樹脂を含浸させることにより、長方形のプリプレグ(フェノールCFPP、レジンコンテントRC:28%(固形分換算)、揮発成分VC:15%(測定条件:130℃×10分))を得た。続いて、得られた長方形のプリプレグを、筒状にプリフォームして、筒状のプリプレグ1(厚み:0.5mm、フェノール樹脂の含有量:28質量%)を得た。ここで、プリフォームとしては、バギングフィルムで密閉された空間を減圧し、密閉空間が減圧された後に、液状のフェノール樹脂を減圧された密閉空間に吸引し液状のフェノール樹脂をゲル化するまで放置、オーブンでアニールすることを行った。また、同様にして得られたプリプレグ1に対して、さらに熱処理165℃オーブン加熱を行い、加熱処理の時間に応じて硬化率が異なるプリプレグ2〜5を得た。
プリプレグの硬化率は示差操作熱量計を用いて測定した。プリプレグ1の硬化率は0%、プリプレグ2の硬化率は25%(165℃、5分間)、プリプレグ3の硬化率は23%(165℃、10分間)、プリプレグ4の硬化率は40%(165℃、20分間)、プリプレグ5の硬化率は61%(165℃、40分間)、プリプレグ6の硬化率は68%(165℃、60分間)であった。
<熱硬化性樹脂組成物の調製>
レゾール型フェノール樹脂を36.0質量%、ガラス繊維を55.0質量%、ワラストナイトを6質量%、天然カルナバワックスを1.5質量%およびステアリン酸マグネシウムを1.5質量%、それぞれ乾式混合し、これを90℃の加熱ロールで溶融混練、冷却したものを粉砕して顆粒状の熱硬化性樹脂組成物を得た後、径55mm、200gのタブレットを作製して成形に供した。
<シリンダーブロックの作製>
図1に示すような成形金型(金型110)中に、アルミニウム製筒状部材を配置した。金型110と筒状部材との間の成形空間130中に、上記の筒状のプリプレグを配置した。実施例1から5は、それぞれ、プリプレグ2から6を使用し、比較例1は、プリプレグ1を使用した。続いて、プリプレグとアルミニウム製筒状部材との間の成形空間130に、上記のタブレットを100℃に予熱して導入し、金型温度160℃、35MPa、500秒で、プリプレグと熱硬化性樹脂組成物を硬化させた。その後、金型110を取り外して、外層に、炭素繊維基材層142と樹脂層152とがこの順で形成されたアルミニウム製筒状部材(複合成形品)を得た。
また、上記の実施例1〜5および比較例1で使用したプリプレグ1〜6と、上記熱硬化性樹脂組成物を用いて以下の評価項目について実験した。評価結果を表1に示す。
(タック性)
得られたプリプレグ1〜6の表面におけるべたつきを評価した。べたつき(タック)がないときは○、タックがあるときは×とした。
(外観)
実施例および比較例において、複合成形性(炭素繊維基材層142と樹脂層152との界面荒れ)および転写性(炭素繊維基材層142の金型側面との接触面の表面荒れ)の、いずれも抑制されており良好な外観を示す場合を◎とし、いずれも実用上問題ないレベルの場合を○とし、実用上問題ないが実施例1よりも劣る場合を△とした。実施例1の複合成形品の断面図を図3に示す。
(曲げ強度、曲げ弾性率)
実施例において、得られたプリプレグ1〜5と得られた熱硬化性樹脂組成物を用いて、180℃、3分間のコンプレッション成型により、板状の複合試験片(試験片厚み:4mmt、炭素繊維基材層142の厚み0.7mm)を作製した。
得られた複合試験片を用いて、下記の測定条件にて、JIS K6911に準じる3点曲げ試験により、曲げ強度および曲げ弾性率を測定した。結果を表2に示す。
試験速度:2mm/min
スパン:64mm
室温25℃
実施例1から5の製造工程においては、ハンドリング性が良好であり、軽量であり、かつ、高温条件下での機械的強度に優れた複合成形品が得られた。また、実施例1および2で得られた複合成形品は、実施例3〜5と比較して曲げ弾性率および曲げ強度に優れており、また、良好な外観を有することが分かった。一方、比較例1の製造工程においては、プリプレグのべたつきによりハンドリング性が低下していた。実施例1〜5で得られた複合成形品は、シリンダーブロックに好適であることが分かった。
以上、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明したが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
100 シリンダーブロック
110 金型
112 側壁面
120 シリンダ部
122 ウォータージャケット
124 ボルト
130 成形空間
132 開口部
140 プリプレグ
142 炭素繊維基材層
150 熱硬化性樹脂組成物
152 樹脂層

Claims (8)

  1. フェノール樹脂と炭素繊維基材とを含むプリプレグを、成形金型の内部における成形空間内に配置する工程と、
    前記成形空間に熱硬化性樹脂組成物を導入し、前記熱硬化性樹脂組成物と前記プリプレグと、を接合させて一体化された接合体を得る工程と、
    前記接合体を硬化させることにより、樹脂層と、炭素繊維基材層とを有するシリンダーブロックを得る工程と、
    を含み、
    前記熱硬化性樹脂組成物が、レゾール型フェノール樹脂と、充填材と、を含み、
    前記配置する工程において前記成形空間内に配置する前記プリプレグは、示差操作熱量計を用いて測定した前記プリプレグを構成する樹脂成分の硬化率が20%以上80%以下となるものである、シリンダーブロックの製造方法。
  2. 前記シリンダーブロックにおける前記樹脂層の厚みをXとし、
    前記シリンダーブロックにおける前記炭素繊維基材層の厚みをYとしたとき、
    前記樹脂層の厚みXと、前記炭素繊維基材層の厚みYとから算出されるX/Yの値が0.25以上80以下となる、請求項1に記載のシリンダーブロックの製造方法。
  3. 前記シリンダーブロックが、
    前記X/Yの値が0.25以上3未満となる薄肉部と、
    前記X/Yの値が3以上80未満となる厚肉部と、
    を有する、請求項2に記載のシリンダーブロックの製造方法。
  4. 前記プリプレグが、常圧条件下、25℃以上300℃以下の温度範囲で10℃/分の昇温速度で昇温して示差操作熱量測定(DSC)を行った際の最大発熱量が25mJ/mg以上40mJ/mg以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシリンダーブロックの製造方法。
  5. 前記熱硬化性樹脂組成物全量に対する、前記レゾール型フェノール樹脂の含有量が、30質量%以上40質量%以下である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシリンダーブロックの製造方法。
  6. 前記充填剤がガラス繊維またはワラストナイトを含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシリンダーブロックの製造方法。
  7. 前記炭素繊維基材が織布である、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシリンダーブロックの製造方法。
  8. 前記プリプレグ全量に対する前記フェノール樹脂の含有量が、10質量%以上50質量%以下である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のシリンダーブロックの製造方法。
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