JP2019015101A - 舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法 - Google Patents

舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数層の舗装体を同時に敷き均すことができるとともに、各層に使用される舗装材が互いに混ざり合うこと防ぐことのできる、舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法を提供する。
【解決手段】下層用ホッパ(20)と、上層用ホッパ(30)と、前記下層用ホッパ(20)から供給される前記下層用の舗装材(80)が下層用敷均し手段(51)まで運搬される下層用舗装材運搬手段(10)と、前記上層用ホッパ(30)から供給される前記上層用の舗装材(81)が上層用敷均し手段(61)まで運搬される上層用舗装材運搬手段(40)と、を有し、前記上層用ホッパ(30)は、前記上層用の舗装材(81)の受入れ位置と、前記上層用の舗装材(81)の前記上層用舗装材運搬手段(40)への供給位置との間を往復移動される舗装材の複数層同時敷均し装置(1)。
【選択図】図5

Description

本発明は、舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法に関する。
従来から、アスファルト舗装の施工に際して、複数層に使用される舗装材を受け入れ、当該舗装材を同時に敷き均すアスファルトフィニッシャが開発され使用されていた。
例えば、特許文献1には、図6に示されるように、下層用の舗装材を貯留する下層用ホッパ11と、上層用の舗装材を貯留する上層用ホッパ21とを備え、下層用の舗装材はバーフィーダ12を介して下層用スプレッダ30へ供給され、上層用の舗装材はスクリュウコンベヤ22を介して排出シュート23から上層用スプレッダ50へ供給される敷均し装置1の発明が開示されている。
また、非特許文献1には、上記特許文献1に開示された敷均し装置1への舗装材の供給方法が開示されており、図7に示されるように、敷均し装置1の前方に材料供給装置2が配置されている。すなわち、下層用の舗装材がダンプトラック3により搬入された場合(図7(a)参照)は、材料供給装置2に下層用の舗装材が受け入れられ、搬送手段4によって敷均し装置1の下層用ホッパ11に当該下層用の舗装材が貯留される。一方、上層用の舗装材がダンプトラック3により搬入された場合(図7(b)参照)は、同じく材料供給装置2に上層用の舗装材が受け入れられ、搬送手段4によって均し装置1の上層用ホッパ21に当該上層用の舗装材が貯留される。
また、特許文献2には、図8に示されるように、アスファルトフィニッシャ1には、上層用舗装材Hbおよび下層用舗装材HaをダンプトラックTから受け入れる供用の受入ホッパ10と、上層用舗装材Hbのみを貯留する上層用のホッパ30とを備えている。そして、受入ホッパ10にダンプトラックTから上層用舗装材Hbが受け入れられた場合は、搬送手段20によって上層用のホッパ30に貯留し、さらに、上層用スクリード64に供給して敷き均される。一方、受入ホッパ10にダンプトラックTから下層用舗装材Haが受け入れられた場合は、同じく搬送手段20によって途中(図示A部)まで下層用舗装材Ha搬送され、さらに、排出手段50から下層用スクリード63に供給されて敷き均される。
特開2003−129413号公報 特開2009−121206号公報 日本道路株式会社、"DLペーブ"、[online]、日本道路株式会社、[平成29年6月23日検索]、インターネット<URL:http://www.nipponroad.co.jp/method/?p=2533>
図1(a)には、路盤Ba上に一般的な粒径の砕石骨材が配合されて成る基層Biと、小粒径の骨材100が配合されて成る表層Suとを有する歩道舗装の断面構成の一例が示されている。このような舗装体を従来技術である上記特許文献1に開示された敷均し装置を使用して施工した場合、図7に示されるように表層Suに使用される上層用舗装材81も、基層Biに使用される下層用舗装材80も、同じ材料供給装置2および搬送手段4によって下層用ホッパ11および上層用ホッパ21にそれぞれ搬送されるため、上層用舗装材81と下層用舗装材80とが混ざってしまう。
したがって、例えば、上層用舗装材81の骨材100に小粒径の石灰石などの下層用舗装材80の砕石骨材とは寸法形状や色合いが異なる骨材100が使用される場合や、バインダ101に着色アスファルトなどの下層用舗装材80のバインダとは色合いや性状が異なるバインダ101が使用される場合など、上層用舗装材81と下層用舗装材80とが混ざってしまうことによって表層Suの品質を著しく損なうことになってしまう。
さらに、図7に示されるように、施工現場に材料供給装置2および搬送手段4を配置しなければならず、歩道などの小規模舗装には適用することが困難である。
また、従来技術である前述の特許文献2に開示されたアスファルトフィニッシャ1を使用する場合も同様、表層Suに使用される上層用舗装材81も、基層Biに使用される下層用舗装材80も、同じ受入ホッパ10および搬送手段20によって舗装材の受け入れから搬送が行われる構成となっているため、上層用舗装材81と下層用舗装材80とが混ざってしまう。したがって、前述の段落0008に記載したのと同様、表層Suの品質を著しく損なうことになってしまう。
また、前述の特許文献2に開示されたアスファルトフィニッシャ1は機体重量が25t以上と、かなり大型の機械となるため、歩道や園路など、幅員が狭く、車道に比べて路床の支持力が低いといった施工条件のもとでは、現実的に上記アスファルトフィニッシャ1を使用して施工することは不可能である。
そこで、本願発明は、複数層の舗装体を同時に敷き均すことができるとともに、各層に使用される舗装材が互いに混ざり合うこと防ぐことのできる、舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法を提供することを目的とする。
(1)複数層(基層Bi、表層Su)の舗装材(基層舗装材80、表層舗装材81)を受け入れて同時に敷き均される舗装材の複数層同時敷均し装置(複数層同時敷均し装置1)であって、下層用の舗装材(基層舗装材80)が受け入れられて貯留される下層用ホッパ(基層材ホッパ20)と、上層用の舗装材(表層舗装材81)が受け入れられて貯留される上層用ホッパ(表層材ホッパ30)と、前記下層用ホッパ(基層材ホッパ20)から供給される前記下層用の舗装材(基層舗装材80)が下層用敷均し手段(基層用スクリード51)まで運搬される下層用舗装材運搬手段(基層材バーフィーダ10)と、前記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)から供給される前記上層用の舗装材(表層舗装材81)が上層用敷均し手段(表層用スクリード61)まで運搬される上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)と、を有し、前記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)は、前記上層用の舗装材(表層舗装材81)の受入れ位置(図5(a)参照)と、前記上層用の舗装材(表層舗装材81)の前記上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)への供給位置(図5(b)参照)との間を往復移動されることを特徴とする舗装材の複数層同時敷均し装置。
上記(1)の構成によれば、複数層同時敷均し装置(複数層同時敷均し装置1)に対して、下層用の舗装材(基層舗装材80)および上層用の舗装材(表層舗装材81)をそれぞれ別個に外部から受け入れる下層用ホッパ(基層材ホッパ20)と上層用ホッパ(表層材ホッパ30)とを備え、さらに、上記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)は、上層用の舗装材(表層舗装材81)の受入れ位置(図5(a)参照)と、上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)への供給位置(図5(b)参照)との間を往復移動するように構成されているので、図7に示されるように材料供給装置2および搬送手段4を配置する必要がなく、さらに、舗装材の受け入れから敷均しまで、下層用の舗装材(基層舗装材80)と上層用の舗装材(表層舗装材81)とが混ざり合うことを防ぐことが可能である。
(2)前記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)の前記受け入れ位置(図5(a)参照)は前記下層用ホッパ(基層材ホッパ20)の上方位置であり、前記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)の前記供給位置(図5(b)参照)は前記上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)の上方位置である上記(1)に記載の舗装材の複数層同時敷均し装置。
上記(2)の構成によれば、上層用ホッパ(表層材ホッパ30)の上層用の舗装材(表層舗装材81)の受け入れ位置(図5(a)参照)を、下層用ホッパ(基層材ホッパ20)の上方位置としているので、図5(a)および(b)に示されるように、同じ搬入ルートで、複数層同時敷均し装置(複数層同時敷均し装置1)に下層用の舗装材(基層舗装材80)および上層用の舗装材(表層舗装材81)を供給することができる。
(3)複数層(基層Bi、表層Su)の舗装材(基層舗装材80、表層舗装材81)を供給して同時に敷き均す舗装材の複数層同時敷均し方法であって、下層用の舗装材(基層舗装材80)を下層用ホッパ(基層材ホッパ20)に供給するとともに上層用の舗装材(表層舗装材81)を上層用ホッパ(表層材ホッパ30)に供給し、前記下層用ホッパ(基層材ホッパ20)に供給された前記下層用の舗装材(基層舗装材80)を下層用敷均し手段(基層用スクリード51)まで下層用舗装材運搬手段(基層材バーフィーダ10)で運搬するとともに前記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)に供給された前記上層用の舗装材(表層舗装材81)を上層用敷均し手段(表層用スクリード61)まで上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)で運搬し、前記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)は、前記上層用の舗装材(表層舗装材81)が供給される位置(図5(a)参照)と前記上層用の舗装材(表層舗装材81)を上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)に供給する位置(図5(b)参照)との間を往復移動して当該上層用の舗装材(表層舗装材81)を供給することを特徴とする舗装材の複数層同時敷均し方法。
上記(3)の構成によれば、下層用の舗装材(基層舗装材80)および上層用の舗装材(表層舗装材81)を、それぞれ外部から別個に下層用ホッパ(基層材ホッパ20)と上層用ホッパ(表層材ホッパ30)とに供給し、さらに、上記上層用ホッパ(表層材ホッパ30)を、上層用の舗装材(表層舗装材81)の受入れ位置(図5(a)参照)から上層用舗装材運搬手段(表層材供給ベルトコンベア40)への供給位置(図5(b)参照)に往復移動させるようにしているので、図7に示されるように材料供給装置2および搬送手段4を別途配置する必要がなく、さらに、舗装材の受け入れから敷均しまで、下層用の舗装材(基層舗装材80)と上層用の舗装材(表層舗装材81)とが混ざり合うことを防ぐことが可能である。
表層および基層を有する歩道舗装の断面構成の一例を示す断面図である。 本発明における、複数層同時敷均し装置の一例を示す正面図および後面図である。 本発明における、複数層同時敷均し装置の一例を示す側面図および上面図である。 本発明における、複数層同時敷均し装置の一例を示す正面斜視図である。 本発明における、複数層同時敷均し装置を使用した施工態様の一例を示す図である。 特許文献1に開示された従来技術を説明する図である。 非特許文献1に開示された従来技術を説明する図である。 特許文献2に開示された従来技術を説明する図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法(以下では、単に「複数層同時敷均し装置」、「複数層同時敷均し方法」と表記することがある。)について、実施例に基づいて説明する。
本発明の舗装材の複数層同時敷均し装置1は、図1に示されるような基層Biと表層Suとを有する舗装体の敷均し装置として好適に使用することができる。すなわち、路盤Ba上に複数層同時敷均し装置1を配置し、基層Biに使用される基層舗装材80と、表層Suに使用される表層舗装材81とを受入れ、基層舗装材80と表層舗装材81とを同時に敷き均して、基層Biおよび表層Suの施工を同時に行おうとするものである。
上記のように基層舗装材80と表層舗装材81とを同時に敷き均すことにより、基層Biと表層Suとが強固に一体化した構造となることから、例えば、図1(b)に示されるように、表層Su表面に研削面CSを形成するような場合、研削機械による研削時の力によって基層Biと表層Suとの境界面BSが剥離して骨材が飛散してしまうような不具合を防ぐことが可能となる。
(複数層同時敷均し装置の機体構成)
図2〜4には、本発明の複数層同時敷均し装置1の一実施例として、正面図、後面図、側面図、上面図、正面斜視図がそれぞれ示されている。複数層同時敷均し装置1は前方に基層舗装材80を受け入れる基層材ホッパ20を有し、当該基層材ホッパ20の底部には基層舗装材80を基層材スクリュースプレッダ50まで運ぶ基層材バーフィーダ10が設けられている。
また、複数層同時敷均し装置1の前方上部には、表層舗装材81を受け入れる表層材ホッパ30が設けられ、当該表層材ホッパ30の上端部には、表層舗装材81の受け入れ時に当該表層舗装材81が零れ落ちることを防止する零れ防止部材32が備えられている。
さらに、上記表層材ホッパ30の両側面には可動アーム34が取り付けられており、それぞれ複数層同時敷均し装置1の左右両側面に回転可能に支持されている。そして当該可動アーム34は複数層同時敷均し装置1の左右両側面から伸びる油圧シリンダ35と連結されている。これにより、上記油圧シリンダ35の伸縮動作に合せて、表層材ホッパ30は図5(a)および図5(b)に示されるように斜め上下方向に往復移動可能に構成されている。
また、複数層同時敷均し装置1の上部には、表層材ホッパ30の設置位置から後方に延びる表層材供給ベルトコンベア40が設けられ、表層材ホッパ30の底部に備えられた表層材吐出口33から吐出した表層舗装材81を、無端ベルト41によって後方の表層材投入シュート42まで運搬可能に構成されている。そして、表層材投入シュート42に投入された表層舗装材81は、表層材スクリュースプレッダ60に供給されている。なお、本実施例の上記表層材吐出口33は、図示しない電気式または油圧式の開閉ゲートにより構成され、複数層同時敷均し装置1のオペレータによる操作によって開閉動作するように構成されている。
また、複数層同時敷均し装置1には、基層用スクリード51および表層用スクリード61が設けられており、当該基層用スクリード51および表層用スクリード61は、それぞれ、基層材スクリュースプレッダ50および表層材スクリュースプレッダ60によって運ばれた基層舗装材80および表層舗装材81を敷き均すことが可能となっている。
なお、本実施例の複数層同時敷均し装置1は、舗装幅1.75〜4.1mの所謂ミニフィニッシャをベースとしている。したがって、機体重量が非常に軽く、特許文献2に記載のアスファルトフィニッシャが概ね25t以上の機体重量を有するのに対し、本実施例の複数層同時敷均し装置1は10t程度と非常に軽い。さらに、走行装置をクローラ式としているので、ホイール式に比較して接地圧が低く、歩道や園路などの、幅員が狭く、路床の支持力の低いなど施工条件下において好適に本実施例の複数層同時敷均し装置1を使用することが可能である。
(施工方法)
次に、本実施例の複数層同時敷均し装置1による施工方法について説明する。図5には、歩道の舗装を例として、本実施例の複数層同時敷均し装置1による施工態様が示されている。
したがって、図5に示された本実施例における施工態様は、ダンプトラックが施工現場内に進入し、当該ダンプトラックから直接舗装材の受け入れが困難であることが前提となっていることから、小型のホイールローダ2を使用し、基層材ホッパ20および表層材ホッパ30にそれぞれ基層舗装材80および表層舗装材81が投入されるように構成されている。
図5(a)には、本発明の特徴的な構成である表層材ホッパ30の表層舗装材81の受け入れ態様が示されており、当該表層舗装材81の受け入れ時には表層材ホッパ30が斜め前方に移動してホイールローダ2から表層舗装材81を受け入れる。なお、表層舗装材81の受け入れ時は、図3(b)等に示される、表層材ホッパ30底部の表層材吐出口33は閉じられているので、下方に表層舗装材81が零れることはない。
表層材ホッパ30に表層舗装材81が受け入れられると、複数層同時敷均し装置1のオペレータの操作にもとづいて、図5(b)に示される位置まで表層材ホッパ30が移動し、表層材ホッパ30底部の表層材吐出口33が開放されて表層材供給ベルトコンベア40に表層舗装材81が投下される。
表層材供給ベルトコンベア40に投下された表層舗装材81は複数層同時敷均し装置1の後方に運搬され、さらに、表層材投入シュート42に投入される。当該表層材投入シュート42に投入された表層舗装材81は、表層材スクリュースプレッダ60に供給され、表層用スクリード61によって既に敷き均された基層舗装材80上に敷き均される。
なお、基層舗装材80の受け入れから敷き均しの態様については、従来工法と同様である。すなわち、基層材ホッパ20に基層舗装材80が受け入れられると、複数層同時敷均し装置1のオペレータの操作にもとづいて、基層材バーフィーダ10によって当該基層舗装材80が基層材スクリュースプレッダ50まで運ばれ、その後、基層用スクリード51によって敷き均されている。
以上、本発明の複数層同時敷均し装置1による施工方法について、歩道舗装を例に説明した。特に歩道舗装においては、従来、作業員がレーキを使用して人力にて舗装材を敷き均すことが一般的であり、例えば、下層の舗装材と上層の舗装材の種類(バインダの種類や骨材の種類等)が異なる場合であっても、下層から1層ずつ敷き均しおよび転圧を行うので下層の舗装材と上層の舗装材とが混ざることなく施工できる反面、どうしても敷き均し装置を使用して敷き均しを行った舗装表面に比べて舗装表面の美観性が劣る。しかし、本発明の複数層同時敷均し装置1を使用することにより、下層の舗装材と上層の舗装材とが混ざることなく、さらに、従来よりも美観性に優れた舗装表面を形成することが可能となる。
(他の実施形態)
本発明に係る舗装材の複数層同時敷均し装置及び複数層同時敷均し方法の実施例については上記したとおりであるが、本発明の実施形態は必ずしも上記実施例に限定されるものではない。
上記実施例の複数層同時敷均し装置1は、段落0028、0035等において、特に歩道や園路などに好適に使用できることを記載したが、当該歩道や園路に限られず、車道の舗装にも適用することが可能である。
また、上記実施例では、図5に示された実施例にもとづいて、ホイールローダ2によって各舗装材がホッパに供給される例を記載したが、このような供給態様に限定されるものではなく、例えば、表層材ホッパ30を基層材ホッパ20の前方位置まで移動可能に構成し、ダンプトラックから直接表層材ホッパ30および基層材ホッパ20に各舗装材を供給できるようにしてもよい。このように構成することで、アスファルトプラントから運搬された舗装材をホイールローダ2のバケットに移し変える手間を省き、省力化を図ることが可能となる。
以上、本発明の実施形態について図面にもとづいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。また、上記実施例に記載された具体的な材質、寸法形状等は本発明の課題を解決する範囲において、変更が可能である。
1 複数層同時敷均し装置
10 基層材バーフィーダ
20 基層材ホッパ
30 表層材ホッパ
40 表層材供給ベルトコンベア
51 基層用スクリード
61 表層用スクリード
80 基層舗装材
81 表層舗装材。

Claims (3)

  1. 複数層の舗装材を受け入れて同時に敷き均される舗装材の複数層同時敷均し装置であって、
    下層用の舗装材が受け入れられて貯留される下層用ホッパと、
    上層用の舗装材が受け入れられて貯留される上層用ホッパと、
    前記下層用ホッパから供給される前記下層用の舗装材が下層用敷均し手段まで運搬される下層用舗装材運搬手段と、
    前記上層用ホッパから供給される前記上層用の舗装材が上層用敷均し手段まで運搬される上層用舗装材運搬手段と、を有し、
    前記上層用ホッパは、
    前記上層用の舗装材の受入れ位置と、前記上層用の舗装材の前記上層用舗装材運搬手段への供給位置との間を往復移動される
    ことを特徴とする舗装材の複数層同時敷均し装置。
  2. 前記上層用ホッパの前記受け入れ位置は前記下層用ホッパの上方位置であり、前記上層用ホッパの前記供給位置は前記上層用舗装材運搬手段の上方位置である
    請求項1に記載の舗装材の複数層同時敷均し装置。
  3. 複数層の舗装材を供給して同時に敷き均す舗装材の複数層同時敷均し方法であって、
    下層用の舗装材を下層用ホッパに供給するとともに上層用の舗装材を上層用ホッパに供給し、
    前記下層用ホッパに供給された前記下層用の舗装材を下層用敷均し手段まで下層用舗装材運搬手段で運搬するとともに前記上層用ホッパに供給された前記上層用の舗装材を上層用敷均し手段まで上層用舗装材運搬手段で運搬し、
    前記上層用ホッパは、前記上層用の舗装材が供給される位置と前記上層用の舗装材を上層用舗装材運搬手段に供給する位置との間を往復移動して当該上層用の舗装材を供給する
    ことを特徴とする舗装材の複数層同時敷均し方法。
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