JP2019012991A - 通信装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続が維持されたまま電源オフとなると、他の装置との接続ができない。【解決手段】Bluetooth Low Energy (BLE)の通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う通信手段と、通信装置が電源オフ状態であっても、所定の条件により前記通信装置の電源をオンにする自動電源オン機能が有効に設定されているか判定する判定手段と、を備え、前記通信手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されていると判定された場合、電源オフの指示に応じて、前記BLEの通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断し、前記BLEの通信方式に基づく応答を受け付け可能なアドバタイズ情報を送信する。【選択図】図6

Description

本発明は、通信システムに関し、特に近距離無線通信部を搭載している情報処理装置と接続する通信装置およびその制御方法に関するものである。
近年、Bluetooth(登録商標)を用いた近距離無線通信が普及している。例えば、スマートフォン等の情報処理装置から当該通信によりプリンタ等の通信装置と近距離無線通信を行う、といったことがなされている。このBluetoothによる通信において、次のようにCentralとPeripheralといった役割が規定されている。Peripheral装置は自身のデバイス情報を示すAdvertisingパケットを周辺装置に対して周期的に発信することが可能であり、Central装置からの接続要求を待つ。また、Central装置はAdvertisingパケットを検知し、Peripheral装置に対して接続要求やスキャン要求を出すことが可能である。しかし、Bluetoothの規格上、Peripheral装置は同時に複数のCentral装置と接続することができない。そのため、ひとつのCentral装置と接続しているPeripheral装置を別のCentral装置へとBluetoothにより接続させたい場合、既に接続済みの通信を切断しなければならない。特許文献1では、無線LANやBluetoothなどの無線通信を様々な条件で切断する技術を提案している。
特開2016―208418号公報
近年、プリンタのような通信機能を有する装置(以下、通信装置とも呼ぶ。)は、ユーザーの電源ボタン押下による電源ON・OFF以外にも、所定の条件を満たした場合に自動的に装置電源のON・OFFを実行する、といった自動電源ON・OFF機能が搭載されている。これらの機能はユーザーが有効・無効を設定することも可能である。自動電源ON機能が有効設定での電源OFF状態では、無線LANやBluetoothによる通信は可能であることが多く、これらの無線通信が実施された場合に、自動的に装置電源のONが実行されることが一般的である。
特許文献1では第1の通信(無線LAN)が確立した場合に第2の通信(Bluetooth)を切断する、といった記載がなされているが、通信装置の電源状態によって無線通信の接続、切断を実行することについては言及されていない。前述したように、例えば、Bluetooth通信においては外部通信装置と同時に接続可能な数は1つである。そのため、プリンタ電源のOFFを実行した場合でも、外部通信装置とのBluetoothによる接続状態が維持されてしまい、他の端末からBluetoothによるプリンタとの接続ができないという課題がある。Bluetooth以外の通信方式においても、接続状態を適切に制御することは重要である。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、接続状態を適切に制御することが可能となる通信装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、以下の構成を有する。
本発明の第一の側面によれば、
Bluetooth Low Energy (BLE)の通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う通信手段と、
通信装置が電源オフ状態であっても、所定の条件により前記通信装置の電源をオンにする自動電源オン機能が有効に設定されているか判定する判定手段と、
を備え、
前記通信手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されていると判定された場合、電源オフの指示に応じて、前記BLEの通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断し、前記BLEの通信方式に基づく応答を受け付け可能なアドバタイズ情報を送信することを特徴とする。
本発明の第二の側面によれば
所定の通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う通信手段と、
通信装置が電源オフ状態であっても、所定の条件により前記通信装置の電源をオンにする自動電源オン機能が有効に設定されているか判定する第1判定手段と、
電源オフの指示が、ユーザー操作に基づく指示か判定する第2判定手段と、
を備え、
前記通信手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されており、且つ、前記電源オフの指示がユーザー操作に基づく指示であると判定された場合、前記所定の通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断することを特徴とする。
本発明によれば、接続状態を適切に制御することが可能となる。
本発明の一実施例である通信システムの構成を示す図である。 通信装置151の操作表示部160の一例を示す図である。 本実施例における近距離無線通信部157の構成を示すブロック図である。 本実施例におけるBluetoothでの接続処理を示すシーケンス図である。 本実施例におけるBluetoothでの切断処理を示すシーケンス図である。 実施例1における電源OFF検知時のBluetoothの接続処理を示すフローチャートである。 GATTのデータ形式を示す図である。 実施例2における電源ON中のBluetoothの接続処理を示すフローチャートである。 アドバタイズ情報の構造の一例である。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に説明する。ただし、本発明については、その趣旨を逸脱しない範囲で、当業者の通常の知識に基づいて、以下に記載する実施形態に対して適宜変更、改良が加えられたものについても本発明の範囲に入ることが理解されるべきである。
[第1の実施形態]
本実施形態の通信システムに含まれる情報処理装置及び通信装置について説明する。情報処理装置として、本実施形態ではスマートフォンを例示しているが、これに限定されず、携帯端末、ノートPC、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ等、種々のものを適用可能である。また、通信装置として、本実施形態ではプリンタを例示しているが、これに限定されず、情報処理装置と無線通信を行うことが可能な通信機能を有する装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンタであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等に適用することができる。また、プリンタのみならず複写機やファクシミリ装置、携帯端末、スマートフォン、ノートPC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、テレビ等にも適用可能である。その他、複写機能、FAX機能、印刷機能等の複数の機能を備える複合機にも適用可能である。
まず、本実施形態の情報処理装置と、本実施形態の情報処理装置と通信可能な通信装置とにより構成される情報処理システム或いは通信システムについて図1のブロック図を参照して説明する。また、本実施形態では以下の構成を例に記載するが、本実施形態は通信装置と通信を行うことが可能な装置に関して適用可能なものであり、特にこの図のとおりに機能を限定するものではない。
●情報処理装置101と通信装置151とを備えるシステムの構成
情報処理装置101は、本実施形態の情報処理装置である。情報処理装置101は、入力インタフェース102、CPU103、ROM104、RAM105、外部記憶装置106、出力インタフェース107、操作表示部108、通信部109、近距離無線通信部110、撮影装置111等を有する。情報処理装置101は、スマートフォンのようなデバイスを想定しているが、スマートフォンに限定するものではない。たとえばパーソナルコンピュータやいわゆるタブレット端末であってもよいし、通信機能を有するデジタルカメラなどであってもよい。
入力インタフェース102は、ユーザーからのデータ入力や動作指示を受け付けるためのインタフェースであり、物理キーボードやボタン、タッチパネル等で構成される。なお、後述の出力インタフェース107と入力インタフェース102とを同一の構成とし、画面の出力とユーザーからの操作の受け付けを同一の構成で行うような形態としても良い。
CPU103は、システム制御部であり、情報処理装置101の全体を制御する。ROM104は、CPU103が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みオペレーティングシステム(以下、OSという。)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM104に格納されている各制御プログラムは、ROM104に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行う。
RAM105は、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static Random Access Memory)等で構成される。なお、RAM105は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、情報処理装置101の設定情報や情報処理装置101の管理データ等を格納するメモリエリアもRAM105に設けられている。また、RAM105は、CPU103の主メモリとワークメモリとしても用いられる。
外部記憶装置106は、印刷実行機能を提供するアプリケーション(以降、印刷アプリケーションと記載する)を実現するための、CPU103によって実行されるアプリケーションプログラムを格納している。また、外部記憶装置106は、通信装置151が解釈可能な印刷情報を生成する印刷情報生成プログラム、通信部109を介して接続している通信装置151との間で送受信する情報送受信制御プログラム等の各種プログラムを格納している。これらのプログラムが使用する各種情報を保存している。また、通信部を介して他の情報処理装置やインターネットから得た画像データも保存している。
出力インタフェース107は、操作表示部108がデータの表示や情報処理装置101の状態の通知を行うための制御を行うインタフェースである。
操作表示部108は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示や情報処理装置101の状態の通知を行う。なお、操作表示部108上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等のキーを備えるソフトキーボードを設置することで、操作表示部108を介してユーザーからの入力を受け付けても良い。すなわち、操作表示部108からユーザー操作を受け付ける。
通信部109は、通信装置151等の装置と接続して、データ通信を実行するための構成である。なお本例の通信装置151はプリントエンジンを備えたプリンタである。例えば、通信部109は、通信装置151内のアクセスポイント(不図示)に接続可能である。通信部109と通信装置151内のアクセスポイントが接続することで、情報処理装置101と通信装置151は相互に通信可能となる。なお、通信部109は無線通信で通信装置151とダイレクトに通信しても良いし、情報処理装置101や通信装置151の外部に存在する外部アクセスポイント(アクセスポイント131)を介して通信しても良い。無線通信方式としては、例えば、IEEE 802.11シリーズ(IEEE 802.11aやIEEE 802.11b、IEEE 802.11g等)に準拠したWi−Fi(WirelessFidelity)(商標登録)やBluetooth(商標登録)等が挙げられる。また、アクセスポイント131としては、例えば、無線LANルーター等の機器などが挙げられる。なお、本実施形態において、情報処理装置101と通信装置151とが外部アクセスポイントを介さずにダイレクトに接続する方式をダイレクト接続方式という。また、情報処理装置101と通信装置151とが外部アクセスポイントを介して接続する方式をインフラストラクチャー接続方式という。
近距離無線通信部110は、通信装置151等の、近距離無線通信部を備えた装置と近距離で無線接続して、データ通信を実行するためのデバイスであり、通信部109とは異なる通信方式によって通信を行う。近距離無線通信部110は、通信装置151内の近距離無線通信部157と接続可能である。近距離無線通信とは、所定の距離よりも近い距離で無線通信を行う通信方式であり、本実施形態では、近距離無線通信部110の通信方式として、Bluetooth(登録商標) Low Energy(ブルートゥース(登録商標)ロウエナジー、BLE)が用いられる。
撮影装置111は撮影素子で撮影した画像をデジタルデータに変換する装置である。デジタルデータは一度RAM105に格納する。その後、CPU104が実行するプログラムで所定の画像フォーマットに変換し、画像データとして外部記憶装置106に保存する。
一方、通信装置151は、本実施形態の通信装置である。通信装置151は、ROM152、RAM153、CPU154、プリントエンジン155、通信部156、近距離無線通信部157、入力インタフェース158、出力インタフェース159、操作表示部160、等を有する。通信装置151は、MFPのようなデバイスを想定しているが、MFPに限定するものではない。たとえば単機能プリンタやスキャナ等の入出力デバイスのほか、ストレージ装置や、特定の機能を有する専用デバイスなどであってもよい。
通信部156は、通信装置151内部のアクセスポイントとして、情報処理装置101等の装置と接続するためのアクセスポイントを有している(不図示)。なお、該アクセスポイントは、情報処理装置101の通信部109に接続可能である。なお、通信部156は無線通信で情報処理装置101とダイレクトに通信しても良いし、内蔵のアクセスポイントではなく外部のアクセスポイント131を介して通信しても良い。通信方式としては、例えば、IEEE 802.11シリーズ(IEEE 802.11aやIEEE 802.11b、IEEE 802.11g等)に準拠したWi−Fi(商標登録)やBluetooth(登録商標)等が挙げられる。また、通信部156は、アクセスポイントとして機能するハードウェアを備えていてもよいし、アクセスポイントとして機能させるためのソフトウエアにより、アクセスポイントとして動作してもよい。
RAM153は、バックアップ電源を必要とするDRAM等で構成される。なお、RAM153は、図示しないデータバックアップ用の電源が供給されることによってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、RAM153は、CPU154の主メモリとワークメモリとしても用いられ、情報処理装置101等から受信した印刷情報を一旦保存するための受信バッファや各種の情報を保存する。
ROM152は、CPU154が実行する制御プログラムやデータテーブル、OSプログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM152に格納されている各制御プログラムは、ROM152に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウエア実行制御を行う。この制御プログラムには、たとえば図6や図8に示した手続を実行するためのプログラムも含まれる。また、通信装置151の設定情報や通信装置151の管理データ等の電源供給がされていない場合も保持する必要があるデータを格納するメモリエリアもROM152に設けられている。CPU154は、システム制御部であり、通信装置151の全体を制御する。
プリントエンジン155は、RAM153に保存された情報や情報処理装置101等から受信した印刷ジョブに基づき、インク等の記録剤を用いて紙等の記録媒体上に画像形成し、印刷結果を出力する。このとき、情報処理装置101等から送信される印刷ジョブは、送信データ量が大きく、高速な通信が求められるため、近距離無線通信部157よりも高速に通信可能な通信部156を介して受信する。近距離無線通信部157の詳細については、図3を用いて後述する。
入力インタフェース158は、ユーザーからのデータ入力や動作指示を受け付けるためのインタフェースであり、電源キー等の物理キー、物理キーボード、ボタン、タッチパネル等で構成される。なお、後述の出力インタフェース159と入力インタフェース158とを同一の構成とし、画面の出力とユーザーからの操作の受け付けを同一の構成で行うような形態としても良い。出力インタフェース159は、操作表示部160がデータの表示や通信装置151の状態の通知を行うための制御を行うインタフェースである。
操作表示部160は、LED(発光ダイオード)やLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示や通信装置151の状態の通知を行う。なお、操作表示部160上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キー等のキーを備えるソフトキーボードを設置することで、操作表示部160を介してユーザーからの入力を受け付けても良い。
●ユーザインタフェース画面例
図2は、通信装置151の操作表示部160の画面表示の一例を模式的に示した図である。図2(a)は、通信装置151が電源ONし印刷やスキャン等の動作をしていない状態(アイドル状態)を示すホーム画面である。キー操作やタッチパネル操作によりコピーやスキャン、インターネット通信を利用したクラウド機能のメニュー表示や各種設定、機能実行が可能である。図2(a)のホーム画面からキー操作やタッチパネルの操作によってシームレスに図2(a)とは異なる機能を表示することができる。図2(b)は、その一例であり、プリントやLAN設定の実行や電源設定の変更が実行可能な画面である。図2(c)は、図2(b)の画面において、電源設定を選択した際に表示される画面である。この画面から自動電源ON機能や自動電源OFF機能設定の変更が実行可能な画面である。図2(c)では、電源設定として、240分後の自動電源オフが選択されており、また、自動電源オンが選択されている。つまり、図2(c)の場合、自動電源OFF機能及び自動電源ON機能のどちらも「有効」に設定されている。なお、図2のユーザインタフェースを介した設定は例えばRAM153やROM152に保存される。
「自動電源OFF機能が有効」設定とは、自動的に通信装置151が電源オフ状態になる設定を示す。具体的には、所定の時間外部からの動作要求がなく印刷機能や読み取り機能等の各機能が使用されていない場合など、所定の条件が満たされたときに、電源キーが押下されなくても、自動的に電源がオフ状態になる設定を示す。
「自動電源ON機能が有効」設定とは、通信装置151がデータを受信した場合など所定の条件が満たされたときに、電源キーが押下されなくても、自動的に通信装置151が電源オン状態になる設定を示す。所定の条件とは、例えば、通信装置151が、印刷ジョブや印刷のための指示を受信した場合や、通信装置151の起動指示や起動のための情報を受信した場合を示す。また、電源オン状態とは、通常電力状態(通常電力モード)を示し、通信装置151の各構成に電力が供給されている状態である。この電源オン状態では、印刷機能等のすべての通信装置151の機能が実行可能な状態である。
また、通信装置151の電源オフ状態とは、厳密な意味で、全ての要素(手段)に電力が全く供給されない状態ではない。つまり、プリントエンジン等には電力が供給されないが、少なくとも通信装置151のメインCPU(CPU154)には電力が供給され、電源キーの押下を検出可能(あるいは検知可能)な状態となっている。また、自動電源OFF機能による電源オフ状態と、ユーザーの電源キー押下による電源オフ状態とは、基本的に同じである。ただし、自動電源ON機能が有効になっているかどうかで、電源オフ状態における電力供給状態が異なる。自動電源ON機能が有効な場合の電源オフ状態では、CPU154だけでなく、外部との通信を行うデバイスにも電力が供給される(つまり通信を行うデバイスが起動している)。これを第2の電源オフ状態ということもある。一方、自動電源ON機能が無効に設定されている場合の電源オフ状態では、外部との通信を行うデバイスには電力が供給されない。これを第1の電源オフ状態ということもある。通信装置151は、自動電源ON機能が有効な設定で電源オフ状態となった場合、CPU154はACコンセントが差し込まれている状態で、電源キーの押下や、外部からの通信や操作要求を待つ。よって、この場合の電源オフ状態は、「省電力状態(通常電力状態よりも消費電力の小さい)」ともいえる。
具体的には、自動電源ON機能が有効な場合の電源オフ状態では、BLE通信を行う近距離無線通信部157にも電力が供給される。また、無線LAN通信を行う通信部156についても、無線LAN機能がONになっている場合は、自動電源ON機能が有効な場合の電源オフ状態において電力供給される。ただし、無線LAN機能がOFFになっている場合は、通信部156には電力供給されない。なお、近距離無線通信部157についても通信部156同様に、BLE通信機能がオフ設定になっている場合は電力が供給されない構成にしてもよい。
●近距離無線通信部の概要
近距離無線通信部157の詳細を図3に示す。近距離無線通信部157は、情報処理装置101等の装置と近距離で無線接続するための通信デバイスである。近距離無線通信の制御を行うことから、通信制御部ということもできる。本実施形態では、近距離無線通信部157の通信方式として、Bluetooth Low Energy(BLE)が用いられる。近距離無線通信部157とCPU154は、I2C等のバスインタフェースを介して通信を行う。また、近距離無線通信部157内には、CPU201と記憶領域202とROM203とRAM204とを備えている。記憶領域202は、CPU154からアクセス可能な例えばRAMなどに設けた領域である。また、記憶領域202には近距離無線通信部110を介して情報処理装置101からもアクセス可能である。RAM204は、バックアップを必要とするDRAM等で構成される。なお、RAM204は、図示しないデータバックアップ用の電源が供給されることによってデータが保持されているため、プログラム制御変数等の重要なデータを揮発させずに格納することができる。また、RAM204は、CPU201の主メモリとワークメモリとしても用いられる。ROM203は、CPU201が実行する制御プログラムやデータテーブル、OSプログラム等の固定データを格納する。
なお、通信装置151には、外付けHDDやSDカード等のメモリがオプション機器として装着されてもよく、通信装置151に保存される情報は、当該メモリに保存されても良い。
ここでは、例として情報処理装置101と通信装置151との処理分担を上記のように示したが、特にこの分担形態に限らず他の形態であってもよい。
●Advertisingパケット(アドバタイズ情報)の概要
ここで、BLE規格におけるAdvertisingパケットの概要について説明する。BLEの通信の初めに、サービスを提供するペリフェラル装置(Peripheral装置、本例では通信装置151)はAdvertising(アドバタイジング)パケットを周期的に送信する。Advertisingパケットを検知しているセントラル装置(Central装置、本例では情報処理装置101)がAdvertisingパケットの内容を確認し、接続する場合にConnect Request(接続要求)パケットを送出して接続状態になる。
図9は、Peripheral装置の近距離無線通信部157が、通信装置151の周辺にブロードキャストするAdvertisingパケット(アドバタイズ情報)の構造の一例である。
Peripheral装置は、アドバタイジング状態となると、アドバタイズ間隔に基づいて定期的にAdvertisingパケットを周辺にブロードキャストする。Advertisingパケットは、ヘッダ901とペイロード902から構成される。Central装置は、このAdvertisingパケットを受信することで、Peripheral装置の存在を認識することができる。AdvertisingパケットのPDUHeader(PDUヘッダ901)にはアドバタイジングパケットのタイプを指定するAdv PDU情報や、ペイロード902の大きさの情報などが含まれている。AdvPDU情報では、ADV_IND、ADV_DIRECT_IND、ADV_NONCONN_IND、ADV_SCAN_INDの4種類のタイプのいずれかが指定される。
ADV_IND、又はADV_SCAN_INDのPDU情報が指定されたAdvertisingパケットを送信した場合、Peripheral装置はCentral装置からのConnect Request(接続要求)やScan Request(スキャン要求)を受信するために一定時間待ち状態になる。Central装置は、この待ち状態のときに、Scan Requestを受けると、スキャンレスポンス情報を送信する。そして、Peripheral装置は、このスキャンレスポンス情報を受けたCentral装置からのConnect Request情報に応答することで、Central装置と接続状態となる。スキャンレスポンス情報は、基本的にアドバタイズ情報と同様の構造を備え、スキャンレスポンス情報のヘッダ901に含まれるPDUタイプはSCAN_RSPである。
ADV_NONCONN_INDが指定されたAdvertisingパケットを送信した場合、Peripheral装置はCentral装置からのConnect RequestやScan Request情報の受信するための待ち状態にならない。そのため、Central装置からConnection Requestが要求されたとしても応答しないため、Central装置と接続状態にはならない。他のタイプであるADV_DIRECT_INDについては本実施例と関連しないため、ここでは説明を省略する。
ペイロード902は、識別情報としてのデバイス名903や搭載プロファイル情報、通信装置151とBLE接続するための接続情報904、アドバタイズ情報の送信電力(Tx Power)905等の情報を格納する。なお、通信装置の識別情報906をアドバタイズ情報に含めても良い。通信装置の識別情報906としては、通信装置のMACアドレスや、通信装置のサービス情報、通信装置が備える操作パネル(操作画面)の有無、通信装置内のアクセスポイントのSSID、パスワード等が該当する。なお、スキャンレスポンス情報のペイロード902に格納する情報は必要に応じてアドバタイズ情報と異なる情報を格納してもよい。
なお、上記では、アドバタイズ情報(Advertisingパケット)とスキャンレスポンス情報(SCAN_RSP)とを分けて記載したが、スキャンレスポンス情報は、基本的にアドバタイズ情報と同様の構造を備える。よって、第1アドバタイズ情報(第1アドバタイズ情報)に対するレスポンスとして送信されるスキャンリクエスト情報を第2アドバタイズ情報と呼ぶこともある。例えば、第1アドバタイズ情報は、通信装置151のIPアドレス、印刷に使用されるポート、特定の印刷サービスを示す情報、アドバタイズ情報の送信電力に関する情報や近距離無線通信部157の識別情報等を含むものとする。そして、第2アドバタイズ情報は、通信装置151の識別情報(UUID)や、通信装置151が備えている機能やハードウェアに関する情報(例えば、上述した操作パネルを備えるか否かを示す操作パネル情報)等を含むものとする。このような形態の場合、例えば印刷アプリケーションは、第2アドバタイズ情報をハンドリングするものとして設計される。そのため、以下の説明において印刷アプリケーションがハンドリングするアドバタイズ情報は、第2アドバタイズ情報であるものとする。
●GATT通信の概要
次に、BLE規格におけるGATT(Generic Attribute Profile)による通信の概要について説明する。本実施形態において、BLE規格における「接続」とは、GATT通信による接続を意味する。
GATTは、データの転送元と転送先に基づいて以下の2つのロールを定義している。(1)クライアント
クライアントはサーバーにリクエストを送信し、サーバーからの応答を受信する。本実施例では、情報処理装置101がGATTクライアントとなる。
(2)サーバー
クライアントからの要求を受信すると、応答を返す。本実施例では、通信装置151がGATTサーバーとなる。
GATTサーバーは、データまたは状態情報を格納するデバイスである。GATTクライアントは、GATTサーバーに対して、データのリード・ライトを実行することが出来る。
次に、GATTのデータ形式について説明する。GATTのデータは、サービス、キャラクタリスティック、ディスクリプタと呼ばれる3つの要素から構成される。これら3つの要素の関係を図7に示す。ただし、ディスクリプタは存在していなくてもかまわない。
サービス、キャラクタリスティック、ディスクリプタは32桁のUUID(Universally Unique Identifier)で識別することができる。ただし、Bluetooth SIGの標準で定義されているものについては4桁で表現される。ここで言うUUIDとは、ソフトウエア上でオブジェクトを一意に識別するための識別子として使用されるものである。UUIDは128ビットの数値だが、通常は16進数で550e8400−e29b−41d4−a716−446655440000のように表現する。
キャラクタリスティックは、キャラクタリスティック毎に単一の値を持つ。ディスクリプタは、キャラクタリスティックに付加情報が必要な際に用いられる属性値を持つ。サービス、キャラクタリスティック、ディスクリプタは、それぞれ、GATTクライアントに対する、リード・ライトの属性やセキュリティーの属性を設定することが出来る。
GATTクライアントは、サービス、キャラクタリスティックそれぞれのUUIDを指定することで、キャラクタリスティック毎に持っている値に対して、リード・ライトを実行することが出来る。ただし、リード・ライトが実行できるかは、各サービス、キャラクタリスティックに設定されている、リード・ライト属性に従う。
次に、BLEにおけるペアリングの概要について説明する。キャラクタリスティックに設定されているセキュリティー属性に応じて、該当するキャラクタリスティックがペアリング必須であるか否かが決定される。キャラクタリスティックに設定されているセキュリティー属性がペアリング必須である場合、該当するキャラクタリスティックがリード可能であったとしても、ペアリング未実施ではリードすることが出来ない。このようなセキュリティー属性に応じたBLE通信を成立させるため、BLEの親機と子機は相互に登録して鍵を交換・保存する必要があり、この手順を「ペアリング」と呼ぶ。
●処理シーケンスの概要
図4、図5を用いて通信装置151、近距離無線通信部157、情報処理装置101におけるAdvertisingパケット送信や接続、切断処理のシーケンスを説明する。図4、図5において、通信装置151は前述のPeripheral、情報処理装置101は前述のCentralの役割にあたる。なお、近距離無線通信部157は通信装置151の内部に含まれるが、ここでは説明を明確にするため、近距離無線通信部157を、通信装置151と別個に示している。具体的には、図4、5における通信装置151は、通信装置151内のCPU154を示すものとする。よって、図4、5は、通信装置151のCPU154と、通信装置151の近距離無線通信部157と、情報処理装置101と、の間の処理シーケンスを示すものと言える。
図4は通信装置151と情報処理装置101のBLEの接続処理シーケンスである。本処理は、例えば、通信装置151内のCPU154と、通信装置151の近距離無線通信部157内のCPU201と、情報処理装置101内のCPU103のそれぞれが、ROM、RAM等の記憶領域に格納された各種プログラムを読み出して実行することにより実現される。最初、通信装置151と情報処理装置101は未接続状態である。
S401で通信装置151が近距離無線通信部157に対してADV_INDタイプのAdvertisingパケットの送信を要求する。送信要求を受けた近距離無線通信部157は、S402でADV_INDタイプのAdvertisingパケットの送信を開始(ブロードキャスト)し、パケット送信後は所定時間の接続待ち状態になる。近距離無線通信部157はS402の一連の処理を周期的に実施する。
S403では、近距離無線通信部157は、S402と同様にAdvertisingパケットを送信し、所定時間接続待ち状態になる。このとき情報通信装置101がAdvertisingパケットを検知し、Advertisingパケットを送信したデバイス(通信装置)が、接続対象のデバイスであると判断した場合は、S404で近距離無線通信部157に対してConnect Request情報を送信する。なお、情報処理装置101は、接続対象のデバイスであるかの判定として、受信したAdvertisingパケット内に、所定の通信装置151であることを示す識別情報が含まれる場合に、接続対象のデバイスであると判定するとよい。
近距離無線通信部157は、接続待ち区間にConnect Request情報を受信した場合、S405でAdvertisingパケットの送信を停止し、S406で情報処理装置101との接続処理を実施する。S406の接続処理が完了した場合(GATT通信による接続が確立した場合)、S407で近距離無線通信部157は通信装置151に対して接続通知を実施する。
なお、この場合、同時に接続可能な通信は1つであるため、接続待ち状態にならないADV_NONCONN_INDタイプのAdvertisingパケットを近距離無線通信部157は送信する必要がある。そのため、S408で通信装置151は近距離無線通信部157に対してADV_NONCONN_INDタイプのAdvertisingパケットの送信要求を実施する。送信要求を受信した近距離無線通信部157はS409でADV_NONCONN_INDタイプのAdvertisingパケットの送信を開始する。パケット送信後、近距離無線通信部157は情報通信装置101からの接続待ち状態にはならない。近距離無線通信部157はS409の一連の処理を周期的に実施する。
図5は通信装置151と情報処理装置101のBLEの切断処理シーケンスである。なお、近距離無線通信部157は通信装置151の内部に含まれるが、ここでは説明を明確にするため、図4と同様に、近距離無線通信部157を、通信装置151と別個に示している。つまり、図5は、通信装置151のCPU154と、通信装置151の近距離無線通信部157と、情報処理装置101と、の間の処理シーケンスを示すものと言える。また、本処理は、例えば、通信装置151内のCPU154と、通信装置151の近距離無線通信部157内のCPU201と、情報処理装置101内のCPU103のそれぞれが、ROM、RAM等の記憶領域に格納された各種プログラムを読み出して実行することにより実現される。
通信装置151と情報処理装置101は接続状態であるため、S501で通信装置151が近距離無線通信部157に対してADV_NONCONN_INDタイプのAdvertisingパケットの送信を要求する。送信要求を受けた近距離無線通信部157は、S502でADV_NONCONN_INDタイプのAdvertisingパケットの送信を開始する。パケット送信後、近距離無線通信部157は接続待ち状態にはならない。近距離無線通信部157はS502の一連の処理を周期的に実施する。S503ではS502と同様にAdvertisingパケットの送信処理を実施する。
このとき情報通信装置101がAdvertisingパケットを検知し、切断したいデバイスであると判断した場合は、S504で情報処理装置101は近距離無線通信部157に対してDisconnect Request(切断要求)情報を送信する。
近距離無線通信部157はDisconnect Request情報を受信した場合、S505でAdvertisingパケットの送信を停止し、S406で情報処理装置101との切断処理を実施する。
S506の切断処理が完了した場合、S507で近距離無線通信部157は通信装置151に対して切断通知を実施する。切断後は再びBLEでの接続が可能になるため、接続待ち状態になるADV_INDタイプのAdvertisingパケットを送信する必要がある。そのため、S508で通信装置151は近距離無線通信部157に対してADV_INDタイプのAdvertisingパケットの送信要求を実施する。送信要求を受信した近距離無線通信部157はS509でADV_INDタイプのAdvertisingパケットの送信を開始する。パケット送信後、近距離無線通信部157は所定時間の接続待ち状態になる。近距離無線通信部157はS509の一連の処理を周期的に実施する。
ここでは、例として情報処理装置101、近距離無線通信部157、通信装置151とのAdvertisingパケット送信や接続、切断処理を上記のように示したが、特にこの分担形態に限らず他の形態であってもよい。
●電源オフ処理
図6を用いて、本実施形態に関する処理の説明を行う。図6は、通信装置151の電源OFF検知処理のシーケンスである。電源オフ時には、図6の手順を実行した後で通信装置151の電源がオフにされる。なお、本処理は、例えば、通信装置151内のCPU154と、通信装置151の近距離無線通信部157内のCPU201と、のそれぞれが、ROM、RAM等の記憶領域に格納された各種プログラムを読み出して実行することにより実現される。すなわち、これらのCPUが電源制御部として機能することになる。
S601で、通信装置151のCPU154は、電源OFFの要求を検知する。この検知は、ユーザーが通信装置151の電源ボタンを押下した場合や、所定の時間経過による自動電源OFF機能が実施された場合など、全ての電源OFF要求を検知する。なお図6の手順が、電源オフの要求の検知をきっかけに開始されてもよい。
電源OFF要求の検知後、S602で、通信装置151のCPU154は、自動電源ON機能の有効・無効の設定値を判定する。自動電源ON機能が無効の場合は、図6の処理を終了し、通信装置151の電源をOFFする(メインCPUには電力供給は維持したまま)。つまり、S602で、自動電源ON機能が有効でない(自動電源ON機能は無効)と判定された場合、図6におけるS603〜S606の処理は実施せずに図6のシーケンスを終了する。そして、その後、通信装置151の通常の電源OFF処理(第1の電源OFF処理)を実施する。第1の電源OFF処理の場合、CPU154へは電力が供給されるが、近距離無線通信部157には電力が供給されない。よって、近距離無線通信部157によるBLE通信は停止され、アドバタイズ情報の送信もGATT通信も行われない。これに対して、自動電源ON機能が有効の場合、S603へ進む。
S603では、通信装置151のCPU154は、電源OFFの要求方法を判定する。すなわち、S601で検知した電源オフの指示が何をトリガとしているか判定するということもできる。電源OFFの要求方法としては、時間経過による自動電源OFF機能の実行と、ユーザーが通信装置151の電源ボタンを押下した場合と、が挙げられる。ステップS603でNOと判定された場合、すなわち時間経過による自動電源OFF機能が実施された場合は、図6におけるS604〜S606の処理は実施せずにシーケンスを終了する。これは、ユーザーが通信装置151を使用予定なのに意図せず電源がOFFされた可能性があるため、近距離無線通信部157によるBLE接続があればそれを維持する必要があるためである。よって、この場合には、図6の処理後、第2の電源オフ処理を実行する。第2の電源OFF処理においては、近距離無線通信部157への電力供給は維持される。つまり、自動電源ON機能が有効である場合の、自動電源OFF機能による電源OFF処理(第2の電源OFF処理)では、CPU154に加え、近距離無線通信部157にも電力が供給される。つまり、通信装置と外部の装置との間でBLE接続は可能な状態である。よって、第2の電源OFF状態は、「省電力モード」とも言える。S603で、ユーザーが電源ボタンを押下したことによる電源OFF要求であると判定された場合、S604へ進む。この場合は、ユーザーが通信装置151を使用しないことの明確な意思表示であると判断できるためである。
S604では、通信装置151のCPU154は、情報処理装置101と通信装置151がBLE接続の状態か(GATT通信状態か)を判定する。S604でBLE接続状態ではないと判定された場合、S605及びS606を実行せずに図6の処理を終了する。その後、近距離無線通信部157への電力供給が維持された第2の電源OFF処理が行われる。
一方で、S604で、情報処理装置101と通信装置151がBLE接続状態(GATT通信状態)であると判定された場合、S605へ進む。自動電源ON機能が有効設定では、通信装置151の電源はOFFされたとしても近距離無線通信部157による通信は可能となっている。そのため、ユーザーは通信装置151の電源ボタン押下により電源OFFしたつもりでも、近距離無線通信部157によるBLE接続が維持されたままとなる。よって、接続の切断処理を実施しないと情報処理装置101との接続状態が維持されたままとなり、別の外部通信装置との接続処理が実施できない。
そこで、S604でBLE接続状態と判定された場合、S605で、CPU154からの切断要求に基づき近距離無線通信部157のCPU201は、情報処理装置101とのBLE接続を切断する。この状態では、アドバタイズ情報を送信できる。すなわち第2の電源オフ状態では、BLEの通信方式によるアドバタイズ情報が送信可能である。
そして、S606では、近距離無線通信部157のCPU201は、ADV_INDタイプのAdvertisingパケットを発信する。すなわち、接続要求を待機中である(すなわち接続待ちである)ことを示すアドバタイズ情報をブロードキャストする。ADV_INDのAdvertisingパケットを発信することで、通信装置151は接続待ち状態に遷移することができるため、情報処理装置101以外の外部装置ともBLEによる接続が可能になる。なおステップS606以降は、図4に示したS404以降の処理により情報処理装置101以外の外部装置との間でBLE接続が確立される。
以上のように、本実施形態では、自動電源オン機能が有効として設定されている場合、すなわち、BLEによる無線通信をきっかけとして電源オンされる可能性がある場合には、電源オフの指示があっても、近距離無線通信部157への電力供給は維持する。
また、自動電源オン機能が有効設定となっており、且つ、自動電源オフ機能による電源オフの指示の場合には、近距離無線通信部157への電力供給及びBLE接続の状態を維持する。一方、自動電源オン機能が有効設定となっており、且つ、電源ボタンの操作による電源オフの指示の場合には、現在、BLE接続(GATT通信)している状態かを判定する。そして、BLE接続状態である場合には、BLE接続を切断する。これにより、自動電源オンの設定が有効な場合に例えば操作者が電源オフ操作をすると、既に接続されていたBLE接続は切断され、別の装置によるBLE接続を行う余地ができる。つまり、切断された通信装置は、BLE接続(GATT通信)の切断後、ADV_INDのアドバタイズ情報のブロードキャストを行うため、別の装置によるBLE接続が可能となる。
なお、本実施形態において、電源OFF状態おいて、無線LANによる接続を行う通信部156の動作は、BLE接続を行う近距離無線通信部157の動作と異なり、以下の動作を行う。すなわち、自動電源ON機能が有効、且つ、無線LAN機能が有効な場合での電源オフ状態では、通信部156は一旦再起動し、再起動後に無線LAN機能の動作が可能となる。再起動が完了するまでは通信部156からのBeacon送信は停止される。自動電源ON機能が有効、且つ、無線LAN機能が無効な場合での電源オフ状態では、元々通信部156は停止状態のためその状態が維持される。自動電源ON機能が無効、且つ、無線LAN機能が有効な場合での電源オフ状態では、通信部156への電力供給はストップし、通信部156による通信は停止する。自動電源ON機能が無効、且つ、無線LAN機能も無効な場合での電源オフ状態では、元々通信部156は停止状態のためその状態が維持される。つまり、電源ON機能が有効かどうか、無線LAN機能が有効かどうかにより、通信部156へ電力が供給されるかどうかが変わる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態について説明する。なお、通信装置151及び情報処理装置101の構成や、接続の処理フローは第1の実施形態と同様であるため説明を省略する。以下では、第1の実施形態1と異なる部分を中心に説明する。本実施形態ではBLE接続の切断処理のフローが第1の実施形態と異なる。
図8を用いて、通信装置151のBLE接続の切断処理に関する第2の実施形態について説明を行う。第1の実施形態の切断処理では、図6にて説明したとおり通信装置151が電源OFF要求を検知した際に切断処理のための判定を行うシーケンスであるが、本実施形態では、通信装置151が電源ON状態において情報処理装置101との切断処理のための判定を行う。図8において、通信装置151と情報処理装置101は前述したBLEのペアリングが完了し、ペアリング必須のセキュリティー属性の領域についてのGATT通信が可能な状態であることを前提とする。また、図8の処理は、例えば、通信装置151内のCPU154と、通信装置151の近距離無線通信部157内のCPU201と、のそれぞれが、ROM、RAM等の記憶領域に格納された各種プログラムを読み出して実行することにより実現される。
まず、S801で、CPU154の指示に応じて近距離無線通信部157は、GATT通信を用いてユーザーの情報処理装置101の使用情報を収集する。具体的には、ユーザーの使用情報として、ユーザーが情報処理装置101を未使用の時間(ユーザーにより操作されていない時間)の情報を取得する。ユーザーが情報処理装置101を操作していない未使用時間の情報を、GATT通信を用いて情報処理装置101から通信装置151に周期的に送信することで、通信装置151は情報処理装置101の未使用時間の情報収集が可能である。未使用の時間とは、たとえば連続して未使用の時間で良く、いったん操作された場合には、その時点から未使用時間を計測し直してよい。
S801で未使用時間の情報を収集後、S802で、通信装置151内のCPU154は、情報処理装置101のユーザーの未使用時間が一定時間経過しているかどうかを判定する。一定時間が経過しているかどうかは、情報処理装置101から送信された未使用時間情報から判定する方法が挙げられる。若しくは、情報処理装置101からGATT通信によって周期的に送信される未使用時間の情報が送信されなくなった時間を計測あるいは測定することによって一定時間経過しているかどうかを判定することも可能である。
S802でユーザーが情報処理装置101を使用していない時間が一定時間経過していないと判定された場合、再びS801の時間情報の収集を実施する。S802で情報処理装置101のユーザーの未使用時間が一定時間経過していると判定された場合、S803で、CPU154の切断要求に応じて近距離無線通信部157は、情報処理装置101とのBLE接続を切断する。
そして、S804で、CPU154の指示に応じて近距離無線通信部157は、ADV_INDタイプのAdvertisingパケットを発信する。ADV_INDタイプのAdvertisingパケットを発信することで、通信装置151は接続待ち状態に遷移することができるため、情報処理装置101以外の外部通信装置とBLEによる接続が可能になる。
なお、図8の処理手順は、未使用時間が一定時間を経過したことをきっかけとするペアリングの解除について着目したものであって、ステップS801−S802のループが行われている間であっても、情報処理装置101との通信や、機能の提供等、通信装置151の本来の処理は並行して実行されている。
以上の構成により、ユーザーが通信装置151や情報処理装置101を使用しない状況を判断し、BLEによる接続を切断することで、別の外部通信装置との接続を可能にする。切断後に再び情報処理装置101を使用すれば通信装置151とBLEでの再接続が可能であるため、ユーザーに接続・切断を意識させることなくBLEの機能を提供できるため、ユーザビリティを向上できる。
尚、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の技術的思想に基づく限りにおいて、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサー(CPU、MPU等)がプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 情報処理装置、102 入力インタフェース、103,154,201 CPU、104,152,203 ROM、105,153,204 RAM、106 外部記憶装置、107 出力インタフェース、108 操作表示部、109,156 通信部、110,157 近距離無線通信部、111 撮影装置、131 アクセスポイント

Claims (14)

  1. Bluetooth Low Energy (BLE)の通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う通信手段と、
    通信装置が電源オフ状態であっても、所定の条件により前記通信装置の電源をオンにする自動電源オン機能が有効に設定されているか判定する判定手段と、
    を備え、
    前記通信手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されていると判定された場合、電源オフの指示に応じて、前記BLEの通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断し、前記BLEの通信方式に基づく応答を受け付け可能なアドバタイズ情報を送信することを特徴とする通信装置。
  2. 前記電源オフの指示が、ユーザー操作に基づく指示か判定する第2判定手段をさらに備え、
    前記通信手段は、前記電源オン機能が有効に設定されていると判定され、且つ、前記電源オフの指示がユーザー操作に基づく指示であると判定された場合、前記BLEの通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断し、前記BLEの通信方式に基づく応答を受け付け可能なアドバタイズ情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記通信手段は、前記電源オン機能が有効に設定されていると判定され、且つ、前記電源オフの指示がユーザー操作に基づく指示でないと判定された場合、前記BLEの通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信装置。
  4. 前記応答を受け付け可能なアドバタイズ情報は、前記BLEの通信方式に基づく接続要求を受け付け可能なアドバタイズ情報であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信装置。
  5. 前記電源オフの指示に基づき前記通信装置を電源オフ状態とする電源制御手段をさらに備え、
    前記電源制御手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されていないと判定された場合、前記無線通信手段によるBLEの通信方式に基づく通信が行われない状態である第1の電源オフ状態とし、
    前記電源制御手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されていると判定された場合、前記無線通信手段によるBLEの通信方式に基づく通信が可能な状態である第2の電源オフ状態とすることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 前記自動電源オン機能が有効に設定されていないと判定された場合、前記電源制御手段により、前記通信装置は前記第1の電源オフ状態となることにより、前記通信手段により前記BLEの通信方式に基づくアドバタイズ情報が送信されないことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 前記第1の電源オフ状態は、前記通信装置の電源ボタンの押下を検知可能な状態であることを特徴とする請求項5又は6に記載の通信装置。
  8. 前記第2の電源オフ状態とは、前記BLEの通信方式により前記アドバタイズ情報が送信可能な状態であることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の通信装置。
  9. 前記所定の条件は、前記通信装置が所定の情報を受信ですることであることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の通信装置。
  10. 前記ユーザー操作に基づく指示は、ユーザーによる電源ボタンの押下であることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  11. 前記BLEの通信方式に基づき確立される接続は、Generic Attribute Profile (GATT)に基づく接続であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の通信装置。
  12. Wi−Fiの通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う第2通信手段をさらに備え、
    前記第2通信手段は、前記自動電源ON機能が有効に設定されており、前記Wi−Fiの通信機能が有効に設定されている場合、前記装置が電源オフ状態であっても前記Wi−Fiの通信方式に基づく通信を実行可能であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の通信装置。
  13. 所定の通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う通信手段と、
    通信装置が電源オフ状態であっても、所定の条件により前記通信装置の電源をオンにする自動電源オン機能が有効に設定されているか判定する第1判定手段と、
    電源オフの指示が、ユーザー操作に基づく指示か判定する第2判定手段と、
    を備え、
    前記通信手段は、前記自動電源オン機能が有効に設定されており、且つ、前記電源オフの指示がユーザー操作に基づく指示であると判定された場合、前記所定の通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続を切断することを特徴とする通信装置。
  14. 通信装置の制御方法であって、
    Bluetooth Low Energy (BLE)の通信方式に基づき外部装置と無線通信を行う通信ステップと、
    通信装置が電源オフ状態であっても、所定の条件により前記通信装置の電源をオンにする自動電源オン機能が有効に設定されているか判定する判定ステップと、
    を備え、
    前記自動電源オン機能が有効に設定されていると判定された場合、電源オフの指示に応じて、前記BLEの通信方式に基づき確立された前記外部装置との接続が切断され、前記BLEの通信方式に基づく応答を受け付け可能なアドバタイズ情報が送信されることを特徴とする制御方法。
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