JP2019012303A - 仮想通貨取引システム、仮想通貨取引装置、及び仮想通貨取引プログラム - Google Patents

仮想通貨取引システム、仮想通貨取引装置、及び仮想通貨取引プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想通貨の取引に伴う安全性を向上させることが可能となる仮想通貨取引システム、仮想通貨取引装置、及び仮想通貨取引プログラムを提供する。【解決手段】ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引システム100であって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データFを含む撮影データDを取得する取得手段S110と、予め取得された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベース16と、前記証明写真データ及び前記撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定手段S120と、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段S130と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引システム、仮想通貨取引装置、及び仮想通貨取引プログラムに関する。
近年、ビットコイン等の仮想通貨を用いた商取引の分野が急速に発展している。仮想通貨を用いた場合、例えば取引時の利便性や、海外との取引時における手数料の削減等がメリットとして挙げられる一方、ユーザの利用環境における課題も挙げられている。このような仮想通貨の利用環境を向上するために、例えば特許文献1では、マイニングに必要な端末の処理能力及び記憶容量を低減することが可能な仮想通貨管理プログラム等が開示されている。
特許文献1に開示された仮想通貨管理プログラムは、コンピュータとネットワークを介して接続され、取引情報の正当性を検証可能な端末装置に、第2の取引情報の正当性の検証を依頼する検証依頼手段、第1の取引情報に含まれる前記第1のユーザの識別子と、第2の取引情報に含まれる第2のユーザの電子署名とに基づいて、第2のユーザが前記第1のユーザであるかを検証する検証手段、第1の取引情報及びタイムスタンプに基づいて生成される発掘情報が所定の条件を満たすタイムスタンプを探索する探索手段、端末装置及び検証手段での検証結果が正当であり、探索手段によって所定の条件を満たすタイムスタンプが探索された場合に、第2の取引情報が承認されたことを示す承認情報をネットワークに配信する配信手段、として機能させる。
特開2016−218633号公報
ここで、仮想通貨を用いた取引を行う際、ユーザ毎に設定されたアドレスやパスワードの記入や、QRコード(登録商標)の撮影等を認証方法として用いる場合がある。この場合、認証に必要なアドレス等の情報を他のユーザに取得され、悪用される恐れがある。このため、安全性の向上が課題として挙げられる。この点、特許文献1では、認証方法として電子署名を用いた技術について開示されているが、この場合においても他のユーザに取得され、悪用される恐れがある。このため、仮想通貨の取引において、安全性の向上が課題として挙げられる。
そこで本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、仮想通貨の取引に伴う安全性を向上させることが可能となる仮想通貨取引システム、仮想通貨取引装置、及び仮想通貨取引プログラムを提供することにある。
請求項1に係る仮想通貨取引システムは、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引システムであって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得手段と、予め取得された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベースと、前記証明写真データ及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定手段と、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る仮想通貨取引システムは、請求項1記載の発明において、前記撮影データは、前記ユーザの左横顔、正面顔、及び右横顔を連続して撮影された前記顔データと、前記顔データの撮影時に収音された前記ユーザの音声データと、を含み、前記制御手段は、前記判定の結果に基づき、前記音声データに対応する前記仮想通貨の取引を制御することを特徴とする。
請求項3に係る仮想通貨取引システムは、請求項2記載の発明において、前記左横顔は、前記正面顔に対して30°以上90°以下であり、前記右横顔は、前記正面顔に対して30°以上90°以下であることを特徴とする。
請求項4に係る仮想通貨取引システムは、請求項2又は3記載の発明において、前記制御手段は、前記仮想通貨の売買、送金、入金、投資、融資、外国為替取引、及び換金の少なくとも何れかの取引を制御することを特徴とする。
請求項5に係る仮想通貨取引システムは、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記証明写真データは、それぞれ異なる公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく第1証明写真データ及び第2証明写真データを含むことを特徴とする。
請求項6に係る仮想通貨取引システムは、請求項1〜5の何れかに記載の発明において、前記データベースには、前記ユーザの健康情報を含む属性データが記憶され、前記制御手段は、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの健康情報を管理することを特徴とする。
請求項7に係る仮想通貨取引システムは、請求項1〜6の何れかに記載の発明において、前記仮想通貨は、希少金属の埋蔵量に比例することを特徴とする。
請求項8に係る仮想通貨取引装置は、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引装置であって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得部と、前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベースと、前記証明写真データ及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定部と、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項9に係る仮想通貨取引プログラムは、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引プログラムであって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得ステップと、予めデータベースに記憶された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データ、及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定ステップと、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
第1発明〜第7発明によれば、判定手段は、照明写真データ及び撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへ取得される可能性を低減することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
特に、第2発明〜第7発明によれば、制御手段は、判定の結果に基づき、音声データに対応する仮想通貨の取引を制御する。このとき、音声データは、顔データの撮影時に収音される。このためユーザは、ユーザの認証に必要な顔データと、取引に必要な音声データとを同時に準備することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う手続きの簡素化を図ることが可能となる。また、顔データと音声データとが紐づいているため、他のユーザへ取得される可能性をさらに低減することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を容易に図ることが可能となる。
特に、第3発明〜第7発明によれば、左横顔及び右顔は、正面顔に対して30°以上90°以下である。このため、単純な正面顔を用いた認証方法に比べて、顔の輪郭等の特徴を捉えやすくなる。これにより、認証の精度を向上させることが可能となる。
特に、第5発明〜第7発明によれば、証明写真データは、第1証明写真データ及び第2証明写真データを含む。このため、顔データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する精度を向上させることができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性をさらに向上させることが可能となる。
特に、第6発明及び第7発明によれば、制御手段は、判定の結果に基づき、ユーザの健康情報を管理する。このため、仮想通貨の取引に伴い、ユーザが自身の健康を把握できるほか、例えば他のユーザに健康状態を知らせることができる。これにより、仮想通貨の取引に付加価値を付けることが可能となる。
第8発明によれば、判定部は、照明写真データ及び撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへの取得を抑制することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
第9発明によれば、判定ステップは、照明写真データ及び撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへの取得を抑制することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
実施形態における仮想通貨取引システムの構成の一例を示す模式図である。 図2(a)は、実施形態における取得手段の一例を示す模式図であり、図2(b)及び図2(c)は、公的身分証明書の一例を示す模式図である。 実施形態における顔データの一例を示す模式図である。 実施形態におけるテーブルの一例を示す模式図である。 図5(a)は、実施形態における仮想通貨取引装置の構成の一例を示す模式図であり、図5(b)は、実施形態における仮想通貨取引装置の機能の一例を示す模式図である。 実施形態における仮想通貨取引システムの動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態における仮想通貨取引システムの各構成に対応した動作の一例を示すフローチャートである。 実施形態における仮想通貨取引システムの各構成に対応した登録例を示すフローチャートである。
以下、本発明を適用した仮想通貨取引システムについて、図面を参照しながら詳細に説明をする。
(仮想通貨取引システム100)
図1は、本実施形態における仮想通貨取引システム100を示す模式図である。
本実施形態における仮想通貨取引システム100は、主にユーザが仮想通貨を取引するために用いられる。仮想通貨として、例えばビットコイン、アルトコイン(alternative coin)、ICO(Initial Coin Offering)等が用いられるほか、例えば電子マネー、ポイント、ゲームやSNS(Social Networking Service)等に用いられる仮想コイン等が用いられてもよい。仮想通貨取引システム100は、例えばユーザの保有する複数の仮想通貨を管理できるほか、例えば異なる仮想通貨間の取引にも用いることができる。上記に加え、仮想通貨取引システム100は、例えば仮想通貨と法定通貨との取引にも用いることができる。なお、取引時における手数料等の設定は、仮想通貨取引システム100の管理者等が任意に設定できる。
<仮想通貨取引装置1>
仮想通貨取引システム100は、例えば仮想通貨取引装置1を備える。仮想通貨取引装置1は、例えば公衆通信網4を介してサーバ3と接続されてもよい。仮想通貨取引装置1は、公衆通信網4を介してユーザ端末2と接続され、ユーザ端末2に対して各種情報を送受信することで、ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する。
仮想通貨取引装置1は、仮想通貨の取引を制御するための認証方法として、ユーザの顔データFを含む撮影データDを用いる。撮影データDは、図2(a)に示すように、ユーザ端末2を用いて撮影されたユーザの顔データFを含む。顔データFとして、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影されたデータが用いられる。仮想通貨取引装置1は、ユーザ端末2から送信された撮影データDを取得し、ユーザの認証を実施する。
仮想通貨取引装置1は、会員登録時等において、ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを取得する。仮想通貨取引装置1は、証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定し、会員登録を完了する。その後、ユーザが仮想通貨の取引を行う際、上述した認証と同様に、ユーザ端末2を用いて撮影データDを取得する。仮想通貨取引装置1は、ユーザ端末2から送信された撮影データDを取得し、証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定し、判定の結果に基づいて仮想通貨の取引を制御する。
公的身分証明書として、例えばマイナンバーカード、運転免許証、パスポート、健康保険証(高齢者医療保険証、介護保険証、及び共済組合証を含む)、年金手帳(年金証書を含む)、外国人登録証(在留カード、及び特別永住者証明書を含む)健康保険証、国民健康保険証、共済組合員証、船員保険証、後期高齢者医療被保険者証、国民年金証書(手帳)、厚生年金証書、船員保険年金証書、恩給証書、共済年金証書、印鑑登録証明書(この場合は登録した印鑑も必要)、アメリカステートID、ソーシャルセキュリティーナンバー等が用いられる。
公的身分証明書は、例えば図2(b)及び図2(c)に示すように、証明写真を含む。例えば公的身分証明書が証明写真を含まない場合は、別途証明写真を含む公的身分証明書を用いる。このとき、仮想通貨取引装置1は、2つの公的身分証明書の情報を取得するため、偽造防止の精度を向上させることができる。特に、仮想通貨取引装置1は、それぞれ異なる公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく2つ以上の証明写真データを取得することで、顔データFに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する精度を向上させることができる。
撮影データDは、例えば顔データFの撮影時に収音されたユーザの音声データSを含む。音声データSは、例えば図2(a)に示すように、収音された音声波形をユーザ端末2に表示してもよい。音声データSには、例えば「売買」、「送金」、「入金」、「投資」、「融資」、「外国為替取引」、及び「換金」の少なくとも何れかに対応する情報が含まれる。仮想通貨取引装置1は、音声データSに対応する仮想通貨の取引を制御する。例えば、ユーザが「他のユーザに△△コインを送りたい」と発した音声を収音した場合、仮想通貨取引装置1は、他のユーザに送金を実施する。なお、音声データSは、例えば顔データFを用いた判定の後に取得するように設定してもよい。また、音声データSの代わりに、文字入力等を用いて仮想通貨の取引を行えるように設定してもよい。
顔データFとして、例えばユーザの左横顔、正面顔、及び右横顔を連続して撮影されたデータが用いられる。例えば図3に示すように、左横顔は、正面顔に対して30°以上90°以下である(図3のR1)。右横顔は、正面顔に対して30°以上90°以下である(図3のR2)。このため、単純な正面顔を用いた認証方法に比べて、顔の輪郭や黒子等の特徴を捉えやすくなる。これにより、認証の精度を向上させることが可能となる。
仮想通貨取引装置1には、ユーザの保有する仮想通貨の情報を含む属性データが記憶される。属性データは、例えば図4に示すように、証明写真データ(図4では第1証明写真データ及び第2証明写真データ)に紐づけられたテーブルT1上に記憶される。属性データは、仮想通貨の情報を含むほか、例えばユーザIDと、氏名と、性別と、健康状態とを含む。例えばユーザが複数の仮想通貨を保有する場合、テーブルT1には、各仮想通貨の保有量が記憶される。
図5(a)は、仮想通貨取引装置1の構成の一例を示す模式図である。仮想通貨取引装置1として、パーソナルコンピュータ(PC)のほか、例えばスマートフォンやタブレット端末等の電子機器が用いられる。仮想通貨取引装置1は、筐体10と、CPU101と、ROM102と、RAM103と、記憶部104と、I/F105〜107とを備える。各構成101〜107は、内部バス110により接続される。
CPU(Central Processing Unit)101は、仮想通貨取引装置1全体を制御する。ROM(Read Only Memory)102は、CPU101の動作コードを格納する。RAM(Random Access Memory)103は、CPU101の動作時に使用される作業領域である。記憶部104は、回答文字列等の各種情報が記憶される。記憶部104として、例えばHDD(Hard Disk Drive)の他、SSD(solid state drive)やフロッピーディスク等のデータ保存装置が用いられる。
I/F105は、公衆通信網4を介してサーバ3等との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。I/F106は、入力部分108との情報の送受信を行うためのインターフェースである。入力部分108として、例えばキーボードが用いられ、仮想通貨取引システム100の管理者等は、入力部分108を介して、各種情報又は仮想通貨取引装置1の制御コマンド等を入力する。I/F107は、出力部分109との各種情報の送受信を行うためのインターフェースである。出力部分109は、記憶部104に保存された各種情報、又は仮想通貨取引装置1の処理状況等を出力する。出力部分109として、ディスプレイが用いられ、例えばタッチパネル式でもよい。
図5(b)は、仮想通貨取引装置1の機能の一例を示す模式図である。仮想通貨取引装置1は、取得部11と、判定部12と、制御部13と、出力部14と、入力部15と、情報DB16とを備える。なお、図5(b)に示した機能は、CPU101が、RAM103を作業領域として、記憶部104等に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、各構成11〜16は、例えば人工知能により制御されてもよい。ここで、「人工知能」は、いかなる周知の人工知能技術に基づくものであってもよい。
<取得部11>
取得部11は、撮影データDを取得し、例えば撮影データDに含まれる顔データF及び音声データSを取得する。取得部11は、ユーザの会員登録時において、証明写真データを取得するほか、ユーザの保有する仮想通貨の情報等を含む属性データを取得する。取得部11は、例えば公的身分証明書全体を撮影したデータを取得したあと、証明写真の部分を抽出し、証明写真データとして取得してもよく、この場合には証明写真の部分以外の文字情報を抽出し、ユーザの属性データの一部として取得することができる。なお、取得部11は、会員登録時に属性データを取得するほか、任意のタイミングで取得してもよい。この場合、仮想通貨取引装置1に記憶された属性データを更新するように設定してもよい。
<判定部12>
判定部12は、証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。判定部12は、任意の人工知能(機械学習)に基づいて、各データに撮影された顔の判定を行う。このとき、撮影データDとして、ユーザの正面顔に加えて、横顔を撮影したデータが用いられることで、判定の精度を飛躍的に向上させることが可能となる。
<制御部13>
制御部13は、判定部12における判定の結果に基づき、ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する。制御部13は、例えば仮想通貨の売買、送金、入金、投資、融資、外国為替取引、及び換金の少なくとも何れかの取引を制御し、例えば音声データSに対応する仮想通貨の取引を制御する。このほか、例えば制御部13は、ユーザの健康情報を管理してもよい。
<出力部14>
出力部14は、制御部13において制御された仮想通貨の取引に関する情報を出力する。出力部14は、I/F105を介してユーザ端末2に取引結果や認証に必要なデータの要求に関する情報等を出力するほか、例えばI/F107を介して出力部分109に各種情報を出力してもよい。
<入力部15>
入力部15は、I/F105を介してユーザ端末2から入力された各種情報を受信するほか、例えばI/F106を介して入力部分108から入力された各種情報を受信する。
<情報DB16>
情報DB16には、証明写真データ、撮影データD、属性データ等の各種情報が記憶される。各種情報は、HDDやSSD等で具現化された記憶部104に、各種情報のデータベースとして保存される。例えば、属性データは図4に示すテーブルT1の状態で記憶され、証明写真データはテーブルT1に記憶されたアドレスに紐づいて別途記憶されてもよい。なお、情報DB16に記憶された各種情報は、例えばExcelファイルやcsvファイルの形式で保存されるほか、管理者等の利便性に応じた任意のファイル形式で保存されてもよい。各構成11〜15は、必要に応じて情報DB16に各種情報を記憶、更新、又は取出しを実行できる。
<サーバ3>
サーバ3には、各種情報に関するデータ(データベース)が記憶されている。このデータベースには、例えば公衆通信網4を介して送られてきた情報が蓄積される。サーバ3には、例えば情報DB16と同様の情報が記憶され、公衆通信網4を介して仮想通貨取引装置1と各種情報との送受信が行われてもよい。サーバ3として、例えばネットワーク上のデータベースサーバが用いられてもよい。サーバ3は、上述した記憶部104や情報DB16の代わりに用いられてもよい。
<ユーザ端末2>
ユーザ端末2は、仮想通貨取引装置1を利用するユーザが保有する。ユーザ端末2として、パーソナルコンピュータ(PC)のほか、例えばスマートフォンやタブレット端末等の電子機器が用いられる。なお、ユーザ端末2は、例えば上述した仮想通貨取引装置1と同等の構成及び機能を有してもよい。すなわち、本実施形態における仮想通貨取引システム100は、例えば仮想通貨取引装置1の代わりにユーザ端末2を用いてもよい。
<公衆通信網4>
公衆通信網4(ネットワーク)は、仮想通貨取引装置1及びユーザ端末2等が通信回路を介して接続されるインターネット網等である。公衆通信網4は、いわゆる光ファイバ通信網で構成されてもよい。また、公衆通信網4は、有線通信網には限定されず、無線通信網で実現してもよい。
(仮想通貨取引システム100の動作)
次に、本実施形態における仮想通貨取引システム100の動作の一例について説明する。図6は、本実施形態における仮想通貨取引システム100の動作の一例を示すフローチャートであり、図7は、各構成に対応した動作の一例を示すフローチャートである。
<取得手段:S110>
本実施形態における仮想通貨取引システム100では、撮影データDを取得する(取得手段S110)。ユーザは、例えば図2(a)に示すように、ユーザ端末2を用いて自身の顔を撮影する。ユーザ端末2は、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データFを含む撮影データDを取得し、仮想通貨取引装置1に送信する。取得部11は、入力部15を介して撮影データDを取得する。取得部11は、例えば取得した撮影データDを情報DB16に記憶させる。なお、取得部11は、例えば予めユーザ端末2に保存された撮影データDを、取得しないようにしてもよい。このとき、取得部11は、ユーザ端末2から送信された撮影データDの撮影時間に基づいて、取得するか否かを判断してもよく、例えば10分以内に撮影された撮影データDのみを取得するようにしてもよい。これにより、他のユーザからの認証を抑制することができる。
<判定手段:S120>
次に、証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する(判定手段S120)。判定部12は、撮影データDと、予め取得された証明写真データとを情報DB16から取得する。判定部12は、判定した結果に関する情報を、例えば情報DB16に記憶させる。
判定部12は、例えば証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物ではないと判定した場合、撮影データDを再取得する(ステップS121)。このとき、判定部12は、出力部14を介してユーザ端末2に撮影データDを要求する旨の情報を送信する。ユーザ端末2は、撮影データDを要求する旨の情報を画面に表示し、その後再度取得手段S110を実行する。
判定部12は、例えば証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物であると判定した場合、ユーザの認証を完了する。このとき、例えば判定部12は、出力部14を介してユーザ端末2に認証の完了に関する情報を送信してもよい(ステップS122)。ユーザ端末2は、認証の完了に関する情報を取得し、画面に表示する。
<制御手段:S130>
次に、判定手段S120における判定の結果に基づき、ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する(制御手段S130)。制御部13は、判定部12により判定された結果に関する情報を、情報DB16から取得する。制御部13は、判定された結果に関する情報に基づき、ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する。
制御部13は、例えば仮想通貨の取引を完了したあと、出力部14を介してユーザ端末2に取引完了の情報を送信してもよい(ステップS131)。ユーザ端末2は、取引完了の情報を取得し、画面に表示する。
これにより、本実施形態における仮想通貨取引システム100の動作を終了する。なお、仮想通貨取引プログラムとして、上述した取得手段S110、判定手段S120、及び制御手段S130について、取得ステップ、判定ステップ、及び制御ステップとしてコンピュータに実行させてもよい。
なお、制御手段S130において、出力部14は、ユーザ端末2に音声データS等の仮想通貨の取引を制御するための情報を要求してもよい。この場合、上述した取得手段S110では、撮影データDとして顔データFのみを取得する。すなわち、音声データSと、顔データFとを取得するタイミングが異なるようにしてもよい。これにより、ユーザの操作を簡易にすることができ、撮影データDの取得ミスを抑制することが可能となる。
<登録手段:S150>
次に、本実施形態における仮想通貨取引システム100の登録例(登録手段S150)の一例について説明する。図8は、各構成に対応した登録手段S150の一例を示すフローチャートである。
ユーザは、例えば仮想通貨取引システム100の登録に必要な登録情報を、ユーザ端末2に入力する。ユーザ端末2は、入力された登録情報を、仮想通貨取引装置1に送信する。取得部11は、入力部15を介して登録情報を取得する(ステップS151)。登録情報は、例えば属性データに対応し、氏名、年齢、保有する仮想通貨等を示す。
次に、仮想通貨取引装置1は、ユーザの証明写真データを要求する。図8では、第1証明写真データ及び第2証明写真データを要求する動作について記載しているが、証明写真データの数は任意である。
出力部14は、ユーザ端末2に第1証明写真データの要求に関する要求データを送信する(ステップS152)。ユーザ端末2は、要求データを取得し、第1証明写真データ要求画面を表示する。これにより、ユーザは第1証明写真データとなる公的身分証明書を撮影し、ユーザ端末2は、第1証明写真データとして取得し、仮想通貨取引装置1に送信する。取得部11は、入力部15を介して第1証明写真データを取得する(ステップS153)。
次に、出力部14は、ユーザ端末2に第2証明写真データの要求に関する要求データを送信する(ステップS154)。ユーザ端末2は、要求データを取得し、第2証明写真データ要求画面を表示する。これにより、ユーザは第2証明写真データとなる公的身分証明書を撮影し、ユーザ端末2は、第2証明写真データとして取得し、仮想通貨取引装置1に送信する。取得部11は、入力部15を介して第2証明写真データを取得する(ステップS155)。
次に、出力部14は、ユーザ端末2に撮影データDの要求に関する要求データを送信する(ステップS156)。ユーザ端末2は、要求データを取得し、撮影データD要求画面を表示する。これにより、ユーザは撮影データDとなるユーザの顔及び音声を撮影し、ユーザ端末2は、撮影データDを取得し、仮想通貨取引装置1に送信する。取得部11は、入力部15を介して撮影データDを取得する(ステップS156)。
その後、判定手段S120と同様に、証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する(ステップS158)。判定部12は、例えば証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物ではないと判定した場合、撮影データDを再取得するため、ステップS156を再び実施する。判定部12は、例えば証明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物であると判定した場合、ユーザの認証を完了する。このとき、例えば判定部12は、ユーザの認証の完了に関する情報を、出力部14を介してユーザ端末2に送信してもよい(ステップS159)。ユーザ端末2は、ユーザの認証の完了に関する情報を取得し、画面に表示する。
これにより、本実施形態における仮想通貨取引システム100の登録を終了する。なお、ユーザの保有する仮想通貨等を含む属性データは、例えば登録が完了したあとに入力するようにしてもよい。
本実施形態によれば、判定手段S120は、照明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データDは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データFを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへ取得される可能性を低減することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、制御手段S130は、判定の結果に基づき、音声データSに対応する仮想通貨の取引を制御する。このとき、音声データSは、顔データFの撮影時に収音される。このためユーザは、ユーザの認証に必要な顔データFと、取引に必要な音声データSとを同時に準備することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う手続きの簡素化を図ることが可能となる。また、顔データFと音声データSとが紐づいているため、他のユーザへ取得される可能性をさらに低減することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を容易に図ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、左横顔及び右顔は、正面顔に対して30°以上90°以下である。このため、単純な正面顔を用いた認証方法に比べて、顔の輪郭等の特徴を捉えやすくなる。これにより、認証の精度を向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、証明写真データは、第1証明写真データ及び第2証明写真データを含む。このため、顔データFに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する精度を向上させることができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性をさらに向上させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、制御手段S130は、判定の結果に基づき、ユーザの健康情報を管理する。このため、仮想通貨の取引に伴い、ユーザが自身の健康を把握できるほか、例えば他のユーザに健康状態を知らせることができる。これにより、仮想通貨の取引に付加価値を付けることが可能となる。なお、健康情報は、例えばユーザ端末2を用いて定期的にモニタリングされた脈、体温等を含むほか、例えば顔データFに含まれるユーザの顔色や、音声データSの口調等を含んでもよい。上記のほか、健康情報は、例えば病院の診断結果、定期健康診断結果、お薬手帳の内容等を用いてもよい。
また、本実施形態によれば、制御手段S130は、ユーザの健康情報に基づき、ユーザの保有する仮想通貨の価値を設定してもよい。制御部13は、例えばユーザの定期健康診断結果が異常を示していない場合、異常を示しているユーザに比べて、仮想通貨の価値を高く設定した上で、取引を制御することができる。これにより、ユーザの健康への意識を高めることができる。
また、本実施形態によれば、判定部12は、照明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データDは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データFを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへの取得を抑制することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、判定ステップは、照明写真データ及び撮影データDに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データDは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データFを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへの取得を抑制することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
また、本実施形態によれば、仮想通貨は、希少金属の埋蔵量に比例してもよい。このため、価値が変動する仮想通貨を用いた場合においても、対応することができる。これにより、実社会の変動に耐えうる仮想通貨を扱うことが可能となる。また、仮想通貨を希少金属の本位制とした場合、その担保となる希少金属を別の仮想通貨に交換することができる。即ち、希少金属を基にしたFX(Foreign Exchange)のような取引を実施することもできる。
また、本実施形態によれば、制御部13は、仮想通貨取引システム100に設定された任意の仮想アイテムと、仮想通貨とを交換することもできる。このためユーザは、仮想アイテムを集めるほか、例えば他のユーザと仮想アイテムの取引を行うこともできる。
例えば、仮想通貨取引システム100をSNSと連動させることで、ユーザは、気になる他のユーザに仮想通貨又は仮想アイテムを送ることもできる。これにより、他のユーザにユーザの存在を認識させる手段として用いることができ、コミュニケーションの活性化につなげることが可能となる。
なお、本実施形態における仮想通貨取引システム100は、例えばASP(Application Service Provider)のサーバを含むシステムとして構成されるほか、P2P型のシステムとして構成されてもよく、ブロックチェーンを利用した仮想通貨にも用いることができる。
以上、本発明に係る仮想通貨取引システム100を、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に、他の任意の構成物や工程が付加されていてもよい。
1 :仮想通貨取引装置
2 :ユーザ端末
3 :サーバ
4 :公衆通信網
10 :筐体
11 :取得部
12 :判定部
13 :制御部
14 :出力部
15 :入力部
16 :情報DB
100 :仮想通貨取引システム
101 :CPU
102 :ROM
103 :RAM
104 :記憶部
105 :I/F
106 :I/F
107 :I/F
108 :入力部分
109 :出力部分
110 :内部バス
D :撮影データ
F :顔データ
S :音声データ
S110 :取得手段
S120 :判定手段
S130 :制御手段
T1 :テーブル
請求項1に係る仮想通貨取引システムは、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引システムであって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得手段と、予め取得された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベースと、前記証明写真データ及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定手段と、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段と、を備え、前記撮影データは、前記ユーザの左横顔、正面顔、及び右横顔を連続して撮影された前記顔データと、前記顔データの撮影と同時に収音された前記ユーザの音声データと、を含み、前記制御手段は、前記判定の結果に基づき、前記音声データに対応する前記仮想通貨の取引を制御することを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引システムは、請求項記載の発明において、前記左横顔は、前記正面顔に対して30°以上90°以下であり、前記右横顔は、前記正面顔に対して30°以上90°以下であることを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引システムは、請求項又は記載の発明において、前記制御手段は、前記仮想通貨の売買、送金、入金、投資、融資、外国為替取引、及び換金の少なくとも何れかの取引を制御することを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引システムは、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記証明写真データは、それぞれ異なる公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく第1証明写真データ及び第2証明写真データを含むことを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引システムは、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記データベースには、前記ユーザの健康情報を含む属性データが記憶され、前記制御手段は、前記音声データの口調に基づき、前記ユーザの健康情報を管理することを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引システムは、請求項1〜の何れかに記載の発明において、前記仮想通貨は、希少金属の埋蔵量に比例することを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引装置は、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引装置であって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得部と、前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベースと、前記証明写真データ及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定部と、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段と、を備え、前記撮影データは、前記ユーザの左横顔、正面顔、及び右横顔を連続して撮影された前記顔データと、前記顔データの撮影と同時に収音された前記ユーザの音声データと、を含み、前記制御部は、前記判定の結果に基づき、前記音声データに対応する前記仮想通貨の取引を制御することを特徴とする。
請求項に係る仮想通貨取引プログラムは、ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引プログラムであって、前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得ステップと、予めデータベースに記憶された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データ、及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定ステップと、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御ステップと、をコンピュータに実行させ、前記撮影データは、前記ユーザの左横顔、正面顔、及び右横顔を連続して撮影された前記顔データと、前記顔データの撮影と同時に収音された前記ユーザの音声データと、を含み、前記制御ステップは、前記判定の結果に基づき、前記音声データに対応する前記仮想通貨の取引を制御することを特徴とする。
第1発明〜第発明によれば、判定手段は、照明写真データ及び撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへ取得される可能性を低減することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
特に、第発明〜第発明によれば、制御手段は、判定の結果に基づき、音声データに対応する仮想通貨の取引を制御する。このとき、音声データは、顔データの撮影時に収音される。このためユーザは、ユーザの認証に必要な顔データと、取引に必要な音声データとを同時に準備することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う手続きの簡素化を図ることが可能となる。また、顔データと音声データとが紐づいているため、他のユーザへ取得される可能性をさらに低減することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を容易に図ることが可能となる。
特に、第発明〜第発明によれば、左横顔及び右顔は、正面顔に対して30°以上90°以下である。このため、単純な正面顔を用いた認証方法に比べて、顔の輪郭等の特徴を捉えやすくなる。これにより、認証の精度を向上させることが可能となる。
特に、第発明〜第発明によれば、証明写真データは、第1証明写真データ及び第2証明写真データを含む。このため、顔データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する精度を向上させることができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性をさらに向上させることが可能となる。
特に、第発明及び第発明によれば、制御手段は、音声データの口調に基づき、ユーザの健康情報を管理する。このため、仮想通貨の取引に伴い、ユーザが自身の健康を把握できるほか、例えば他のユーザに健康状態を知らせることができる。これにより、仮想通貨の取引に付加価値を付けることが可能となる。
発明によれば、判定部は、照明写真データ及び撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへの取得を抑制することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。
発明によれば、判定ステップは、照明写真データ及び撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する。また、撮影データは、ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む。このため、ユーザ毎に設定されたアドレス等の認証方法に比べて、他のユーザへの取得を抑制することができる。これにより、仮想通貨の取引に伴う安全性の向上を図ることが可能となる。

Claims (9)

  1. ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引システムであって、
    前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得手段と、
    予め取得された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベースと、
    前記証明写真データ及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定手段と、
    前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする仮想通貨取引システム。
  2. 前記撮影データは、
    前記ユーザの左横顔、正面顔、及び右横顔を連続して撮影された前記顔データと、
    前記顔データの撮影時に収音された前記ユーザの音声データと、
    を含み、
    前記制御手段は、前記判定の結果に基づき、前記音声データに対応する前記仮想通貨の取引を制御すること
    を特徴とする請求項1記載の仮想通貨取引システム。
  3. 前記左横顔は、前記正面顔に対して30°以上90°以下であり、
    前記右横顔は、前記正面顔に対して30°以上90°以下であること
    を特徴とする請求項2記載の仮想通貨取引システム。
  4. 前記制御手段は、前記仮想通貨の売買、送金、入金、投資、融資、外国為替取引、及び換金の少なくとも何れかの取引を制御すること
    を特徴とする請求項2又は3記載の仮想通貨取引システム。
  5. 前記証明写真データは、それぞれ異なる公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく第1証明写真データ及び第2証明写真データを含むこと
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の仮想通貨取引システム。
  6. 前記データベースには、前記ユーザの健康情報を含む属性データが記憶され、
    前記制御手段は、前記判定の結果に基づき、前記ユーザの健康情報を管理すること
    を特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の仮想通貨取引システム。
  7. 前記仮想通貨は、希少金属の埋蔵量に比例すること
    を特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の仮想通貨取引システム。
  8. ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引装置であって、
    前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得部と、
    前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データを記憶するデータベースと、
    前記証明写真データ及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定部と、
    前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする仮想通貨取引装置。
  9. ユーザが仮想通貨を取引するための仮想通貨取引プログラムであって、
    前記ユーザの横顔から正面顔までを連続して撮影された顔データを含む撮影データを取得する取得ステップと、
    予めデータベースに記憶された前記ユーザの有する公的身分証明書に含まれる証明写真に基づく証明写真データ、及び前記撮影データに撮影された顔が、同一人物か否かを判定する判定ステップと、
    前記判定の結果に基づき、前記ユーザの保有する仮想通貨の取引を制御する制御ステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする仮想通貨取引プログラム。
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