JP2019012217A5 - - Google Patents

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本発明によれば、
光が通過する開口を形成する部材と、
前記開口を開閉する羽根群を含む羽根機構と、
前記羽根群を走行させる付勢力を発揮する駆動バネを含み、前記羽根機構を駆動する駆動機構と、
前記駆動機構に対して前記駆動バネのチャージ動作を行うチャージ機構と、
を備えたフォーカルプレン式のシャッタであって、
前記チャージ機構は、
記羽群の走行方向と回転軸が平行となるように、前記開口の側方に配置されたモータと、
前記チャージ動作として、前記モータの駆動力により前記走行方向と平行に移動し、前記駆動機構を操作するチャージスライダと、を含み、
記チャージスライダは、前記モータの胴部の前記開口側に隣接して配置され、かつ、前記チャージスライダの前記モータ側の端面は、最も前記モータ側に位置する第一部分と、前記光の光軸方向で前記胴部の中心側に位置する第二部分を有し、前記第二部分は、前記光軸方向と直交する方向において前記第一部分よりも前記開口側に位置する
ことを特徴とするシャッタが提供される。
シャッタ2は被写体光を撮像素子3に露光/遮蔽する羽根部20と、羽根を動作させる機構部21とに大別される。羽根部20は機構部21よりも薄型の矩形状を有しており、シャッタ2は、その側面視(Y方向)において全体としてL字状をなしている。機構部21はモータ81の直径相当の厚さを有する直方体形状を有している。逆に言えば、シャッタ2のZ方向の厚さは最大でモータ81の直径程度とされている。羽根部20を薄型化して光軸方向におけるシャッタ2と撮像素子3との配設スペースを削減しつつ、機構部21を羽根部20の側方に位置させることで、撮像装置10内の収容空間を有効に活用することができる。また、シャッタ2は全体として矩形状を有してコンパクトに構成されており、ミラーレスカメラのように内部空間が狭い撮像装置に有利である。
<2.羽根機構>
図5、図6及び図7〜図9を参照して羽根機構40及び50の構成について説明する。図7は羽根機構40及び50の説明図であり、図8及び図9は羽根機構40の説明図である。図7において、状態ST1は羽根群41が状態で羽根群51が状態である状態を示し、状態ST2は羽根群41が状態で羽根群51が状態である状態を示している。開状態とは開口31aを覆わない状態であり、閉状態とは開口31aを覆う状態である。図7等においては羽根、羽根の重なりが視覚的にわかりやすいように、背後に隠れる羽根の輪郭線を実線で表している。
本体部材620はZ方向に突出するピン基部620cを含む。ピン基部620cには、耐久性向上を目的として金属製で円筒形状のピンカバー621aが装着され、羽根用の駆動ピン621が形成される。駆動ピン621は、羽根機構50の主アーム52の係合穴(不図示。羽根機構40の主アーム42の係合穴42bに相当。)を挿通し、また、地板30に形成された案内溝326B(図6参照)内を移動する。案内溝326Bにおける駆動ピン621の移動端にはゴムなどの緩衝部材326bが設けられ、駆動ピン621が案内溝326Bの周囲壁に当接するときの衝撃を緩衝する。
保持機構66Bは、磁力により駆動部材62をチャージ位置に保持する。図4は駆動部材62がチャージ位置で保持された状態を示している。保持機構66Bは、ヨーク66aとヨーク66aに巻きまわされたコイル66bとを含む電磁石であり、ヨーク66aはMG地板35に支持されている。コイル66bに対する通電と通電遮断により、アマチャ622の吸着と吸着解除が切り替えられる。これにより、チャージ位置での駆動部材62の保持と解放を切り替えることができ、解放によって図7の状態ST2に示すように駆動バネ63Bの付勢力で駆動部材62が反時計回りに回動し、羽根群51が閉状態へ走行する。
ウォーム65Aはウォームホイール64Aと噛み合っており、これによりウォームホイール64Aの回転方向の位置が固定される。チャージ動作により駆動部材61(本体部610A)は初期位置からチャージ位置へ軸320回りに回転するがウォームホイール64Aはウォーム65Aとの噛み合いによって不動である。このため、駆動バネ63Aに羽根を駆動する弾性エネルギが蓄積される。チャージされた駆動バネ63Aは羽根群41が開状態となる方向に付勢力を発揮する。羽根群41に対する付勢方向が駆動バネ63Aとバネ44とで逆方向となるが、駆動バネ63Aの付勢力の方がバネ44よりも十分に強い力である。
ウォーム65をドライバ等で回転させると、軸320に対するウォームホイール64の回転方向の位相が変化する。つまり、チャージ時の駆動バネ63の弾性変形量が調整され、羽根群41の走行速度(幕速)を調整することができる。
保持機構66Aは、磁力により駆動部材61(本体部610A)をチャージ位置に保持する。図7の状態ST1は駆動部材61がチャージ位置で保持された状態を示している。保持機構66Aは、ヨーク66aとヨーク66aに巻きまわされたコイル66bとを含む電磁石であり、ヨーク66aはMG地板35に支持されている。コイル66bに対する通電と通電遮断により、アマチャ612の吸着と吸着解除が切り替えられる。これにより、チャージ位置での駆動部材61の保持と解放を切り替えることができ、解放によって図7の状態ST2に示すように駆動バネ63Aの付勢力で駆動部材61が反時計回りに回動し、羽根群41が開状態へ走行する。
抑制レバー75は係止レバー74と逆方向に回動する。回転子730が解除位置にある場合、状態ST32に示すように、係止部752はアーム部610Bの係合部610hと係合可能となる。この係合は、羽根群41が閉状態から開状態へ向かう方向へのバウンドを抑制する。つまり、羽根群41がバネ44の付勢により開状態から閉状態へ変化したのち、状態側へバウンドすることが抑制される。回転子730が解除位置から係止位置へ回動すると、抑制レバー75が軸323bを反時計回りに回動して係止部752と係合部610hとの係合が解除される。これにより、駆動バネ63Aの付勢で羽根群41を閉状態から開状態へ走行させることが可能となる。
次に、開口31aとモータ81との間には、駆動機構60の機構やチャージ機構80のモータ81以外の機構等、羽根群41及び51の動作に関わる機構が配置されている。羽根群41及び51の動作に関わる機構と胴部81bとはX方向に密に配置され、シャッタ2のX方向の小型化を図っている。例えば、図18や図21の線L3は胴部81bのX方向の端点の位置を示しているが、線L3がチャージスライダ82と重なっていることが理解される。つまり、胴部81bはZ方向で見てチャージスライダ82と重なっている。なお、本実施形態では、チャージスライダ82のガイドシャフト84側の部分がZ方向で見て胴部81bと重なっており、チャージスライダ82のガイドシャフト83側の部分は線L3に略接する位置にあるが、軸83側の部分もZ方向で見て胴部81bと重なっていてもよい。
MG地板35は、胴部81bと羽根群41及び51の動作に関わる機構との隙間を覆うカバー部材としても機能する。図18において、線L3よりも胴部81b側にMG地板35の端部が突出しており、胴部81bとチャージスライダ82の上部との隙間を覆っている。これにより、隙間を介してごみが機構へ侵入することを抑制できる。線L4で示すようにMG地板35は地板30からの高さ(Z方向の距離)で胴部81bよりも低い位置に配置される。線L3で示す胴部81bのX方向の端点からずれた位置で胴部81bの外周面へ突出することで、X方向の小型化を図れる。MG地板35の上の領域はフレキシブル基板38の配設領域として活用することができる。つまり、胴部81bのZ方向の幅内に各種の機構やフレキシブル基板38等を収めることができ、シャッタ2のZ方向の小型化を図れる。フレキシブル基板38は、シャッタ2が備えるセンサ用の配線やコイル通電用の配線を含むことができる。特に、フレキシブル基板38上に配置されるコンデンサなどの電気部品をフレキシブル基板38のZ軸正方向側に設け、フレキシブル基板38上に配置される電気部品を避けて後述するカバー部材37を設けることでZ方向の厚みを抑えてカバー部材37を設けることができる。
チャージスライダ82は、本体部820、係合部821及び822、操作部823及び824を含む。本体部820は例えば合成樹脂により一体的に形成され、上述した穴820a、切欠き820bを形成する部分を含む。本体部820は、図21に示すように、モータ81の胴部81bに隣接して配置され、かつ、胴部81bを避けるようにX方向に凹んだ凹部82aを有している。凹部82aは、穴820a、切欠き820bを形成する部分が胴部81b側へ傾斜していることにより形成されている。本実施形態の場合、本体部820のZ方向の中央部と胴部81bのZ方向の中央部が、地板30の面30aから見て略同じ高さにある。このため、本体部820のうち、Z方向の中央部はX方向で開口31a側へ寄せ、両端部(つまり穴820a、切欠き820bを形成する部分)はX方向でモータ81側に寄せることで、チャージスライダ82をモータ81に近接しつつ、干渉しないように配置している。図21に示すように、チャージスライダ82のモータ81側の側面形状は、胴部81bと同軸の仮想円C1に概ね沿った湾曲面形状(円弧面形状)とされている。このような配置によりシャッタ2のX方向の小型化を図ることができる。本実施形態では、ガイドシャフト83、84の位置が、線L3よりも開口31a側にあるが、その少なくともいずれか一方を、部分的に、線L3よりもモータ81側に位置させることも可能である。これにより、シャッタ2のX方向の小型化を更に図ることができる。
係合部821及び822はギアトレイン85からモータ81の駆動力が入力される部分であり、本実施形態の場合、Z方向の軸回りに回転自在に本体部820に支持された金属製のコロである。操作部823及び824は、駆動機構60を操作する部分であり、本実施形態の場合、Z方向の軸回りに回転自在に本体部820に支持された金属製のコロである。係合部821、822及び操作部823、824はモータ81の駆動力を伝達する部位であり、これらを金属製とすることで機構の耐久性を向上することができる。
ギアトレイン85は、ギア850〜853を含む。地板30は、これらを回転自在に支持するZ方向の軸327a〜327c及び322を含む(図6等参照)。ギア850は軸327a上にウォームホイール850aと平ギア850bとを備え、これらが一体に回転する。ウォームホイール850aはモータ81の出力軸81aに取り付けられたピニオンギア81cと噛み合う。ここで、駆動力伝達系の回転軸方向を方向からZ方向へ変換することで、ギア850〜853の直径が大きくてもシャッタ2のZ方向の厚さを薄型化できる。
図26はチャージ機構80の動作説明図であり、駆動機構60に対するチャージ機構80によるチャージ動作の例を示している。状態ST21は当接部854aが係合部821に当接し始めた段階を示す。状態ST21の段階では当接部854bは係合部822に当接していない。駆動機構60の駆動部材61、62はいずれも初期位置に位置している。

Claims (7)

  1. 光が通過する開口を形成する部材と、
    前記開口を開閉する羽根群を含む羽根機構と、
    前記羽根群を走行させる付勢力を発揮する駆動バネを含み、前記羽根機構を駆動する駆動機構と、
    前記駆動機構に対して前記駆動バネのチャージ動作を行うチャージ機構と、
    を備えたフォーカルプレン式のシャッタであって、
    前記チャージ機構は、
    記羽群の走行方向と回転軸が平行となるように、前記開口の側方に配置されたモータと、
    前記チャージ動作として、前記モータの駆動力により前記走行方向と平行に移動し、前記駆動機構を操作するチャージスライダと、を含み、
    記チャージスライダは、前記モータの胴部の前記開口側に隣接して配置され、かつ、前記チャージスライダの前記モータ側の端面は、最も前記モータ側に位置する第一部分と、前記光の光軸方向で前記胴部の中心側に位置する第二部分を有し、前記第二部分は、前記光軸方向と直交する方向において前記第一部分よりも前記開口側に位置する
    ことを特徴とするシャッタ。
  2. 請求項1に記載のシャッタであって、
    前記胴部は、円柱形状を有し、
    前記チャージスライダにおいて前記第二部分を含む部分は、前記胴部の周面に沿う湾曲面を有する、
    ことを特徴とするシャッタ。
  3. 請求項1に記載のシャッタであって、
    前記チャージ機構は、
    前記走行方向に延設され、前記チャージスライダの移動を案内する第一のシャフト及び第二のシャフトを更に含み、
    前記第一のシャフト及び前記第二のシャフトは前記光軸方向に離間して配置され、
    前記チャージスライダは、前記第一のシャフトが挿通する部分及び前記第二のシャフトが挿通する部分を有し、これらの部分における少なくとも一部は前記光軸方向で前記胴部と重なっている、
    ことを特徴とするシャッタ。
  4. 請求項1に記載のシャッタであって、
    前記胴部と前記チャージスライダとの間の隙間を覆うカバー部材を更に備えた、
    ことを特徴とするシャッタ。
  5. 請求項1に記載のシャッタであって、
    前記チャージスライダは、
    本体部と、
    前記駆動機構を操作する操作部と、を含み、
    前記本体部は、合成樹脂製であり、
    前記操作部は、金属製である、
    ことを特徴とするシャッタ。
  6. 請求項5に記載のシャッタであって、
    前記チャージ機構は、
    前記モータの駆動力を前記チャージスライダに伝達する回転カム部材を更に含み、
    前記チャージスライダは、
    前記回転カム部材から駆動力が入力される係合部を更に含み、
    前記係合部は、金属製である、
    ことを特徴とするシャッタ。
  7. 請求項1に記載のシャッタを搭載した撮像装置。
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