JP2019011613A - 建築用面材システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】建築用面材システム100は、一方向に延び、互いに離間して配置される下地材2と、隣り合う下地材2にまたがって設置される架設材3と、架設材3における下地材2側と反対側の面31uに取り付けられる仕上げ材4と、を備え、下地材2及び架設材3の少なくとも一方には、仕上げ材4の外縁4A,4B,4C,4Dに沿って配置されるとともに、仕上げ材4の外縁4A,4B,4C,4Dの端面と対向する方向に弾性変形可能な目地部23,32が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
すなわち、本発明に係る建築用面材システムは、一方向に延び、互いに離間して配置される下地材と、隣り合う前記下地材にまたがって設置される架設材と、該架設材における前記下地材側と反対側の面に取り付けられる仕上げ材と、を備え、前記下地材及び前記架設材の少なくとも一方には、前記仕上げ材の外縁に沿って配置されるとともに、前記仕上げ材の外縁の端面と対向する方向に弾性変形可能な目地部が設けられていることを特徴とする。
本実施形態に係る建築用面材システムの一例である床システムは、バルコニー等の床面上に設置されるものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る建築用面材システムを示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る建築用面材システムを示す分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、床システム100は、大引き1と、根太(下地材)2と、支持板(架設材)3と、タイル(仕上げ材)4と、を備えている。
図2及び図3に示すように、支持板3は、隣り合う根太2の間に架設されている。支持板3は、板部31と、短目地部(目地部、第二目地部)32と、係合爪部(被係合部)33を有している。支持板3は、例えば金属材料により形成されている。
図3及び図4に示すように、係合爪部33は、板部31における対向する2辺(長目地部23の延在方向に延びる辺)31B,31Cにおいて、両端部から下方に屈曲されている。係合爪部33の下端には、外向き(対向する辺側と反対側)に折曲された上向き片部34が設けられている。係合爪部33の上向き片部34は、根太2に設けられた長目地材20の係合板部22に係合されている。
まず、土台等躯体に、複数の大引き1を互いに離間して取り付ける。隣り合う大引き1にまたがるように、長目地材20が設けられた根太2を取り付ける。複数の根太2を、互いに離間して配置する。
なお、上記のように、支持板3の設置及びタイル4の接着を繰り返し行ってもよいし、根太2間に支持板3を全て設置した後に順次支持板3にタイル4を接着していく手順でもよい。
以下の変形例において、前述した実施形態で用いた部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
上記に示す実施形態の変形例1について、主に図5を用いて説明する。
図5は、発明の一実施形態の変形例1に係る建築用面材システムの架設材の斜視図である。
図5に示すように、本変形例では、根太2には長目地部23が設けられておらず、支持板3の辺31A,31Bに沿って短目地部32が設けられている。この構成では、根太2に支持板3を設置することで、タイル4の直交する2辺4B,4Cに沿って短目地部32が設けられる。根太2の離間方向に沿って、一の支持板3の隣に他の支持板3を設置すれば、他の支持板3の短目地部32がタイル4の辺4Aに沿って設けられる。さらに、根太2の延在方向に沿って、一の支持板3の隣に他の支持板3を設置すれば、他の支持板3の短目地部32がタイル4の辺4Dに沿って設けられる。このようにして、タイル4の辺4A,4B,4C,4Dに沿って、短目地部32が設けられる。
上記に示す実施形態の変形例2について、主に図6を用いて説明する。
図6は、本発明の一実施形態の変形例2に係る建築用面材システムの架設材を下地材から取り外した斜視図である。
図6に示すように、本変形例では、支持板3の係合爪部33の下端には、内向き(対向する辺側)に折曲された上向き片部35が設けられている。
上記に示す実施形態の変形例3〜変形例6について、主に図7〜図10を用いて説明する。
図7〜図10は、本発明の一実施形態の変形例3〜6に係る床システムにおいて、支持板に設けられる短目地部を示した斜視図である。
短目地部32の形状は適宜設定可能であり、例えば、図7に示すように、短目地部32Aは、内部に空間T1が形成された円筒状をなしていてもよい。短目地部32Aは、支持板3の辺31Aに沿って配置されている。また、図8に示すように、短目地部32Bは、支持板3の辺31Aに沿って配置された支持壁部36と、支持壁部36の両端部からそれぞれ立設された立設壁部37と、立設壁部37の上端どうしを上方に膨らむ円弧状に連結する曲面部38と、を有していてもよい。これら支持壁部36、立設壁部37及び曲面部38により囲まれ、支持壁部36の辺31Aに沿って延びる空間T2が形成されている。また、図9に示すように、短目地部32Cは、内部に空間T3が形成された角筒状をなしていてもよい。短目地部32Cは、支持板3の辺31Aに沿って配置されている。また、図10に示すように、短目地部32Dは、支持板3の辺31Aから立設された上向き壁部39と、上向き壁部39の上端に設けられた曲面部40と、を有していてもよい。曲面部40は、上方に膨らむ形状をなしている。上向き壁部39の両側には、曲面部40との間に空間T3が形成されている。
Claims (3)
- 一方向に延び、互いに離間して配置される下地材と、
隣り合う前記下地材にまたがって設置される架設材と、
該架設材における前記下地材側と反対側の面に取り付けられる仕上げ材と、を備え、
前記下地材及び前記架設材の少なくとも一方には、前記仕上げ材の外縁に沿って配置されるとともに、前記仕上げ材の外縁の端面と対向する方向に弾性変形可能な目地部が設けられていることを特徴とする建築用面材システム。 - 前記下地材には、係合部が設けられ、
前記架設材には、前記係合部に係合される被係合部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の建築用面材システム。 - 前記仕上げ材は、正面視略矩形状に形成され、
前記目地部は、
前記下地材に設けられ、前記仕上げ材の第一の辺に沿って配置される第一目地部と、
前記架設材に設けられ、前記仕上げ材の前記第一の辺と直交する第二の辺に沿って配置される第二目地部と、を有することを特徴とする請求項1または2に記載の建築用面材システム。
Priority Applications (1)
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JP2017128982A JP6912289B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 建築用面材システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017128982A JP6912289B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 建築用面材システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019011613A true JP2019011613A (ja) | 2019-01-24 |
JP6912289B2 JP6912289B2 (ja) | 2021-08-04 |
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ID=65226817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017128982A Active JP6912289B2 (ja) | 2017-06-30 | 2017-06-30 | 建築用面材システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6912289B2 (ja) |
-
2017
- 2017-06-30 JP JP2017128982A patent/JP6912289B2/ja active Active
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JP6912289B2 (ja) | 2021-08-04 |
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