JP2019011100A - 安全キャップ - Google Patents

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古澤 光夫
Mitsuo Furusawa
古澤  光夫
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】操作性を維持しつつ、子供等のいたずらによる取り外しの試みに対しては十分その防止ができるチャイルドレジスタンス機能を有する安全キャップを提供することである。
【解決手段】開口部を備えた口筒部22を有し、その内部に内容物を収納する容器本体2と、該口筒部22を覆い隠すように着脱自在に保持されるキャップ本体1とからなる安全キャップであって、該キャップ本体1は、外筒部11の内方に突設した突部12を中心軸Oに対して対向位置に一対設けており、該突部12が設けられた位置側の該外筒部11の外周に、外方に突出している膨出部16が設けられており、該容器本体2は口筒部22の外周にストッパー部25を形成していることを特徴とする安全キャップ。
【選択図】図3

Description

本発明は、子供等がいたずらに容器のキャップを開けることを防止できるチャイルドレジスタンス機能を有する安全キャップに関する。
従来のキャップ付き容器は、使用したい時に直ぐにキャップを開栓できるように、単純な螺合構造を有するものが多く、キャップの開栓し易さと装着し易さに着眼したものが多い。しかしながら、このようにキャップの開栓し易さと装着し易さのみに重点をおいたため、結果的にキャップの開栓操作だけで、誰にでもキャップを簡単に取り外すことができ、内容物の取り出しが自由に行えるようになっており、収納又は充填される内容物の特性を十分に理解しえない者でも簡単にキャップ開栓が行えるという懸念点も併せ持つことになる。
すなわち、例えば幼児等の子供が周囲の大人のしぐさをまねて、中身の内容物の危険度を理解しないままに、容器のキャップを開栓し、内容物にいたずらをすることが起こりうる。こうした問題に対応するために充填する容器又はそのキャップに、子供では容易に開栓できない機能、即ち、所謂チャイルドレジスタンス機能を付与することが求められている。そのとき、このチャイルドレジスタンス機能のためキャップ等に対して行われる操作は、従来容器におけるキャップ開栓操作に比べ、複雑になり過ぎず、子供らのいたずらによる開栓の試みに対しては十分その防止ができ、従来のキャップの開栓の容易さは十分確保しているものが好ましい。
従来から存在するチャイルドレジスタンス機能を有する安全キャップとしては、ラチェット(ストッパー)を設けていない箇所を内方に押し込むことにより、キャップを変形させてラチェットの係合を解除してキャップを開栓する方法が挙げられる(例えば、特許文献1の図10参照)。そして、従来の安全キャップは、キャップ外周が円形状となっており、ストッパー機能のない箇所を容易に子供が押して、キャップを開栓してしまう可能性があるため非常に強い力を必要とする場合もある。
特開2000−185748号公報
本発明の目的は、上記した従来の問題を解決することであり、操作性を維持しつつ、子供等のいたずらによる取り外しの試みに対しては十分その防止ができるチャイルドレジスタンス機能を有する安全キャップを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の安全キャップの主たる構成は、
開口部を備えた口筒部を有し、その内部に内容物を収納する容器本体と、該口筒部を覆い隠すように着脱自在に保持されるキャップ本体とからなる安全キャップであって、
該キャップ本体は、外筒部の内方に突設した突部を中心軸に対して対向位置に一対設けており、該突部が設けられた位置側の該外筒部の外周に、外方に突出している膨出部が設けられており、
該容器本体は、口筒部の外周にストッパー部を形成している
ことを特徴とする。
上記主たる構成では、キャップ本体の外筒部の内方の突部と、容器本体の口筒部の外周のストッパー部とが係合し、ストッパー機能を果たしキャップ本体の回動が阻止される。そして、膨出部が設けられていない位置側の外筒部の側面下端部を指先で内方に押し込むことによって、膨出部が設けられている外筒部の周壁が外方に変形することに伴い突部も外方に移動し、これにより突部とストッパー部との係合が解除される。その後、開栓方向にキャップ本体を回動することができる。
このように、キャップ開栓操作に強い力を必要とせず、その操作性も良好でありならがチャイルドレジスタンス機能を発揮することができる。
また、本発明の他の構成は、膨出部が一様の厚みを有しているものである。
膨出部が一様の厚みを有するため、外筒部の凹凸が少なくなりキャップ本体のデザイン性の観点から好適である。
また、本発明の他の構成は、膨出部が周方向の中央部に窪んだ凹部を有し、かつ周方向の端に端部を有しているものである。
キャップ本体を握った際に、膨出部の端部に指先が掛かり易い形状となっているため、突部とストッパー部との係合によるストッパー機能が発揮され易く、チャイルドレジスタンス機能を達成することが可能である。
また、本発明の他の構成は、突部が径方向に平らな第1の平面部を有し、ストッパー部が径方向に平らな第2の平面部を有しているものである。
突部の第1の平面部とストッパー部の第2の平面部とが、平面同士で接触するため確実にストッパー機能を果たすことができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明の主たる構成においては、膨出部に指先が掛かった状態でキャップ本体を回動させようとすると、キャップ本体の突部と容器本体のストッパー部とが係合し、ストッパー機能を果たしてチャイルドレジスタンス機能を発揮する。
そして、膨出部が設けられていない位置側の外筒部の側面下端部を指先で内方に押し込むことによって、膨出部が設けられている外筒部の周壁が外方に変形することで突部とストッパー部との係合が解除されため、キャップ開栓操作に強い力を必要とせず、その操作性も良好である。
本発明の第1の実施形態での安全キャップの正面縦部分断面図である。 図1のA−A線での横断面図である。 安全キャップを変形させストッパー部での係合を解除した時のA−A線での横断面図である。 図3のB−B線での正面縦部分断面図である。 本発明の第2の実施形態での安全キャップの横断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の安全キャップの正面縦部分断面図であり、図2は図1のA−A線での横断面図であり、図3は安全キャップを変形させストッパー部での係合を解除した時のA−A線での横断面図である。図4は図3のB−B線での正面縦部分断面図である。
キャップ本体1は、平面形状が略円状の頂壁10を有し、頂壁10の周端縁下面から外筒部11を、また中央寄りの下面から後述する口筒部22の外周面の雄ネジ部24に螺合する雌ネジ部14を有する内筒部13を、それぞれ垂下状に連設している。更には、頂壁10の略中央下面には、口筒部22の上部内周面に密に接して気密性を高める短円筒状のシール筒片15を垂下設している。外筒部11には内方に突設した突部12が頂壁10下面から外筒部11の下端部付近まで延設され、中心軸Oに対して対向位置に一対設けている。突部12には径方向に平らな第1の平面部12aが設けられ、第1の平面部12aでない部分となる反対側は湾曲面を有している。そして、突部12が設けられた位置側の外筒部11の外周には、外方に突出している膨出部16が設けられ、その膨出部16は一様の厚みを有している。膨出部16の形成範囲は、外筒部11の外周であればよく、突部12と同様に中心軸Oに対して対向位置に一対設けられている。
容器本体2は、樹脂をチューブ状に押出し成形したパリソンの一端を金型で挟持し、圧縮空気の吹き込みによる押出ブロー成形(ダイレクトブロー、エクストルージョンブローモールディング(EBM))を施すことによって、平面形状が略円状の有底筒形状をした胴部20を有している。そして胴部20の上端に肩部21を連設し、この肩部21からは円筒状の口筒部22が起立設している。口筒部22の基部22aからは開口部を備えた筒部22bが起立連設しており、筒部22bの外周面には雄ネジ部24が刻設され、雄ネジ部24の下方には径方向外方に突出する環状のネックリング23が設けられている。口筒部22、図1では基部22aの外周には外方に突設したストッパー部25が、中心軸Oに対して対向位置に一対設けられている。ストッパー部25には径方向に平らな第2の平面部25aが設けられ、第2の平面部25aでない部分となる反対側は湾曲面を有している。
次に、第1の実施形態による安全キャップの使用方法を説明する。
容器本体2の雄ネジ部24にキャップ本体1の雌ネジ部14を螺合させ、組付き限位置まで組み付けると、ストッパー部25に対して周方向から突部12が突き当り係合することでキャップ本体1の開蓋防止状態となりストッパー機能を果たす。この突き当り係合の時、ストッパー部25の第2の平面部25aと突部12の第1の平面部12aが、平面同士で接触するため確実にストッパー機能を果たすことができる。
この閉栓状態のキャップ本体1を、開栓させるために通常の様に掴み開栓方向に回動させると、膨出部16に指先がかかることで突部12が内方に加圧されて、ストッパー部25と突部12の係合がより強固なものとなり、開栓することは非常に困難なものとなる。閉蓋状態で外筒部11の膨出部16を指先で押圧した際、突部12がストッパー部25に係合し、キャップ本体1が開蓋しない状態を維持できるのであれば、膨出部16を広範囲に形成してもよく、更には、膨出部16を突部12の径方向の延長線上に設けなくてもよい。本発明は、特に、キャップ本体1の形状が丸形状に有効であり、更にはキャップ本体1の外径サイズが直径30mm程度以下のものに好適に適用でき、チャイルドレジスタンス機能を発揮することができる。
本発明の安全キャップを開栓するためには、図3及び図4に示される様に、膨出部16が設けられていない位置側の外筒部11の側面下端部を指先で内方に押し込むことによって、膨出部16が設けられている外筒部11の周壁が外方に変形することに伴い突部12も外方に移動し、これにより突部12とストッパー部25との係合が解除される。その後、開栓方向にキャップ本体1を回動させることで、キャップ本体1は開栓することができる。
図5は安全キャップの第2の実施形態を示すものである。なお、図5においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
第2の実施形態において、膨出部16は、周方向の中央部に窪んだ凹部16aを有し、かつ周方向の端に端部16b、16bを有している。凹部16aを設けたことで膨出部16の中央部の肉厚が薄くなり、凹部16a付近の外筒部11が変形し易くなり、突部12とストッパー部25との係合が解除し易くすることが可能である、また、キャップ本体1を握った際に、膨出部16の端部16bに指先が掛かり易い形状となっているため、突部12とストッパー部25との係合によるストッパー機能が発揮され易く、チャイルドレジスタンス機能を達成することが可能である。
以上、実施例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、膨出部16は、上記第1及び第2の実施形態に示されるものに限定されるものに限られず、キャップ本体1を握った際に指先が掛かる形状であれば、膨出部16を周方向に断続的に設けてもよいし、その厚みを変化させてもよい。
また、突部12を頂壁10下面から外筒部11の下端部付近まで延設しているが、突部12がストッパー部25と係合するよう外筒部11の下端部付近にだけに設けても構わない。
以上説明したように、本発明によれば、子供等によるいたずらを防止するためのチャイルドレジスタンス機能を有する容器分野における用途展開をさらに広い領域で図ることができる。
1 ;キャップ本体
2 ;容器体
10 ;頂壁
11 ;外筒壁
12 ;突部
12a;第1の平面部
13 ;内筒壁
14 ;雄ネジ部
15 ;シール筒片
16 ;膨出部
16a;凹部
20 ;胴部
21 ;肩部
22 ;口筒部
22a;基部
22b;筒部
23 ;ネックリング
24 ;雌ネジ部
25 ;ストッパー部
25a;第2の平面部
O ;中心軸

Claims (4)

  1. 開口部を備えた口筒部(22)を有し、その内部に内容物を収納する容器本体(2)と、該口筒部(22)を覆い隠すように着脱自在に保持されるキャップ本体(1)とからなる安全キャップであって、
    該キャップ本体(1)は、外筒部(11)の内方に突設した突部(12)を中心軸(O)に対して対向位置に一対設けており、該突部(12)が設けられた位置側の該外筒部(11)の外周に、外方に突出している膨出部(16)が設けられており、
    該容器本体(2)は、口筒部(22)の外周にストッパー部(25)を形成している
    ことを特徴とする安全キャップ。
  2. 前記膨出部(16)は一様の厚みを有している請求項1に記載の安全キャップ。
  3. 前記膨出部(16)は、周方向の中央部に窪んだ凹部(16a)を有し、かつ周方向の端に端部(16b、16b)を有している請求項1に記載の安全キャップ。
  4. 前記突部(12)が径方向に平らな第1の平面部(12a)を有し、前記ストッパー部(25)は径方向に平らな第2の平面部(25a)を有している請求項1〜3のいずれかに記載の安全キャップ。
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