JP2019010662A - 缶底成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】缶底にボトムリフォーム加工を施す際、安定して精度よく凹部の成形が行え、缶胴や缶底に傷が付くことを防止して缶の品質を良好に維持することができ、かつ落缶を防止して生産性を向上できる缶底成形装置を提供すること。【解決手段】缶底の環状凸部の内周壁及び外周壁の少なくともいずれかを押圧して凹部を成形する缶底成形装置であって、缶胴を保持するスターホイールと、缶胴の開口端部を支持するトップ支持部材と、トップ支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるトップ用カム機構と、缶底を支持するボトム支持部材と、ボトム支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるボトム用カム機構28と、環状凸部に凹部を成形する押圧部材と、押圧部材を缶に対して缶軸に直交する径方向に往復移動させる成形用カム機構30と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、缶の缶底にボトムリフォーム加工を施す缶底成形装置に関する。
近年、アルミニウム缶等の缶に対する軽量化への要請があり、これには缶の厚さ(肉厚)を薄くすることが効果的である。しかしながら単純に缶の厚さを薄くすると、缶底にボトムグロースやバックリング等の変形が生じやすい。ボトムグロースとは、内容物が封入された缶の内圧の上昇等により缶底の環状凸部(リム)が変形する現象である。ボトムグロースが発生すると、缶の高さ(缶軸方向の全長)が変化して製造、出荷の不具合の原因となる。またバックリングとは、缶の内圧が耐圧強度を超えたときに、缶底のドーム部が反転してしまう現象である。
このような缶底の変形を防止する目的で、例えば下記特許文献1に示されるような、缶底成形装置によるボトムリフォーム加工(ボトムプロファイルリフォーマー加工、BPR加工)が提案されている。
特許文献1の缶底成形装置は、缶の缶胴を保持するスターホイールと、缶胴の開口端部を支持するトップ支持部材と、トップ支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるトップ用カム機構と、缶底を支持するボトム支持部材と、缶底の環状凸部の内周壁を押圧して、周方向に延びる溝状の凹部を成形するリフォーミングローラと、リフォーミングローラを缶に対して径方向に往復移動させる成形用カム機構と、を備えている。
缶底に凹部を成形することで、缶底の強度が高められ、変形が抑制される。
米国特許第5704241号明細書
しかしながら、上記従来の缶底成形装置では、下記の課題を有していた。
トップ用カム機構がトップ支持部材を缶に向けて前進させ、該トップ支持部材が缶胴の開口端部を支持する際、缶胴を保持するスターホイールに対して、トップ支持部材に押し込まれた缶が缶軸方向にスライド移動し、缶底がボトム支持部材に支持される。このとき、スターホイール上で缶胴が擦られて傷が付きやすかった。また、トップ支持部材とボトム支持部材との間で缶が安定して挟持されず、リフォーミングローラによる凹部の成形が不安定になるおそれがあった。
また、ボトム支持部材に支持された缶底を該ボトム支持部材から離脱させる際には、環状凸部の外周壁(チャイム部)にプレート部材等を引っ掛ける必要があり、このため缶底に対しても傷が付きやすかった。
また、スターホイールに対する缶の缶軸方向の保持位置が不安定になり、次工程への受け渡し時などに落缶して生産性に影響するおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、缶底にボトムリフォーム加工を施す際、安定して精度よく凹部の成形が行え、缶胴や缶底に傷が付くことを防止して缶の品質を良好に維持することができ、かつ落缶を防止して生産性を向上できる缶底成形装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、缶胴と缶底とを備えて有底筒状をなす缶の前記缶底に、缶軸方向の上方に向けて窪むドーム部と、前記ドーム部の外周縁部に連なり、缶軸方向の下方に向けて突出するとともに、缶軸回りの周方向に沿って延びる環状凸部と、が形成され、前記環状凸部の内周壁及び外周壁の少なくともいずれかを押圧して凹部を成形する缶底成形装置であって、前記缶胴を保持するスターホイールと、前記缶胴の開口端部を支持するトップ支持部材と、前記トップ支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるトップ用カム機構と、前記缶底を支持するボトム支持部材と、前記ボトム支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるボトム用カム機構と、前記環状凸部に前記凹部を成形する押圧部材と、前記押圧部材を缶に対して缶軸に直交する径方向に往復移動させる成形用カム機構と、を備えたことを特徴とする。
本発明の缶底成形装置は、トップ用カム機構及び成形用カム機構以外のカム機構として、ボトム用カム機構を備えている。ボトム用カム機構は、スターホイールに保持された缶に対して、ボトム支持部材を缶軸方向に往復移動させる。
すなわち、スターホイールに保持された缶は、缶軸方向の上方(缶胴の開口端部側)からは、トップ用カム機構が缶に向けて前進させたトップ支持部材によって支持される。また缶は、缶軸方向の下方(缶底側)からは、ボトム用カム機構が缶に向けて前進させたボトム支持部材によって支持される。これにより缶は、缶の上下方向(缶軸方向の両側)から接近したトップ支持部材及びボトム支持部材によって挟持される。
このように、トップ支持部材及びボトム支持部材が、缶に対してそれぞれ接近移動させられて該缶を缶軸方向の両側から支持するので、スターホイール上で缶が缶軸方向にスライド移動してしまうことを防止できる。言い換えると、スターホイールに保持された缶を、該スターホイールに対して缶軸方向にスライド移動させなくても、トップ支持部材及びボトム支持部材によってこの缶を缶軸方向から挟持し固定することが可能である。
スターホイール上で缶胴をスライド移動させる必要がないので、該缶胴に傷が付くことを防止できる。また、缶に対してトップ支持部材とボトム支持部材とが、両方ともに接近移動して該缶を挟持するので(つまり軸荷重をかけた状態で缶を保持するので)、缶が安定して支持される。これにより、缶底の環状凸部に対し押圧部材が凹部を安定して成形でき、凹部の加工精度が高められる(凹部の成形量が安定化する)。
また、缶底への凹部の成形後は、トップ支持部材及びボトム支持部材が、缶に対してそれぞれ離間移動させられて、該缶の缶軸方向の両側からの支持が解除される。具体的には、トップ用カム機構が缶からトップ支持部材を後退させることで、該トップ支持部材による缶に対する缶軸方向の上方(缶胴の開口端部側)からの支持が解除される。また、ボトム用カム機構が缶からボトム支持部材を後退させることで、該ボトム支持部材による缶に対する缶軸方向の下方(缶底側)からの支持が解除される。
本発明では、ボトム支持部材に支持された缶底を該ボトム支持部材から離脱させるにあたり、従来のように環状凸部の外周壁(チャイム部)にプレート部材等を引っ掛ける必要はない。つまり、ボトム用カム機構によってボトム支持部材を缶底から離間移動させることで、ボトム支持部材から缶底を離脱できるので、該缶底に傷が付くことを防止できる。
そしてボトムリフォーム加工時において、スターホイールに対して缶が缶軸方向に移動することがない。このため、スターホイールに対する缶の保持位置が安定し、次工程への受け渡し時などにおける落缶が防止されて、凹部を成形した缶が確実に移送される。従って、缶の生産性を安定して高めることができる。
以上より本発明によれば、缶底にボトムリフォーム加工を施す際、安定して精度よく凹部の成形が行え、缶胴や缶底に傷が付くことを防止して缶の品質を良好に維持することができ、かつ落缶を防止して生産性を向上できる。
また、上記缶底成形装置において、前記ボトム用カム機構は、ボトム用カムフォロアと、前記ボトム用カムフォロアに係合するボトム用カムと、を備え、前記成形用カム機構は、成形用カムフォロアと、前記成形用カムフォロアに係合する成形用カムと、を備え、前記ボトム用カムと、前記成形用カムとが、一体に形成されていることが好ましい。
上記構成では、ボトム用カム機構のボトム用カムと、成形用カム機構の成形用カムとが一体に形成されているので、上述した本発明の作用効果を奏しつつも、カム機構の構造を簡素化でき、かつカム機構をコンパクトに形成できる。
また、上記缶底成形装置において、前記トップ支持部材を缶に向けて缶軸方向に付勢する弾性部材を備えたことが好ましい。
上記構成では、弾性部材がトップ支持部材を缶に向けて缶軸方向に付勢するので、該トップ支持部材と、ボトム支持部材との間でより確実に缶を挟持できる。また、缶に対して軸荷重をより安定的に付与できるので、缶の保持状態及び成形加工の精度が安定する。
また、トップ支持部材が缶に接近移動して当接させられる際、弾性部材が弾性変形してこの衝突による衝撃が緩和されるため、缶が傷付いてしまうことを抑えられる。
本発明の缶底成形装置によれば、缶底にボトムリフォーム加工を施す際、安定して精度よく凹部の成形が行え、缶胴や缶底に傷が付くことを防止して缶の品質を良好に維持することができ、かつ落缶を防止して生産性を向上できる。
缶の缶底近傍を示す縦断面図である。 缶底成形装置の構造を示す断面図である。 図2のX部を拡大して示す図である。 図2のY部を拡大して示す図である。 図2のZ部を拡大して示す図である。 缶底成形装置のボトムスピンドル近傍を拡大して示す断面図である。 缶底成形装置のボトムスピンドル近傍を拡大して示す断面図である。 缶底成形装置のボトムスピンドル近傍を拡大して示す平面図である。 缶底成形装置のトップスピンドル近傍を拡大して示す断面図である。 缶底成形装置のトップスピンドル近傍を拡大して示す断面図である。 缶底成形装置のトップスピンドル近傍を拡大して示す平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る缶底成形装置(ボトムリフォーム装置)10について、図面を参照して説明する。なお、本発明の実施形態の説明に用いる図面は、本発明の特徴をわかりやすくするために、要部となる部分を拡大、強調、抜粋して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際のものと同じであるとは限らない。
まず、本実施形態の缶底成形装置10によって成形加工が施される缶50について説明する。
図1及び図10(a)、(b)に示されるように、缶50は、缶の周壁である缶胴(ウォール)51と、缶の底壁である缶底(ボトム)52と、を備えて有底筒状をなしている。本実施形態の缶50は、アルミニウム合金材料等からなるアルミニウム缶であり、その内部には飲料等の内容物が充填され、缶胴51の開口端部に缶蓋(図示略)が巻き締められることにより密封される。つまり缶50は、いわゆる2ピース缶に用いられる缶本体である。
缶胴51の中心軸及び缶底52の中心軸は、互いに同軸に配置されており、本実施形態ではこれらの共通軸を缶軸という。
また、缶軸が延在する方向(缶軸に沿う方向)を缶軸方向という。缶軸方向のうち、缶底52から缶胴51の開口端部へ向かう方向を上方といい、缶胴51の開口端部から缶底52へ向かう方向を下方という。
また、缶軸に直交する方向を径方向という。径方向のうち、缶軸に接近する向きを径方向の内側といい、缶軸から離間する向きを径方向の外側という。
また、缶軸回りに周回する方向を周方向という。
本実施形態で用いる、缶50の例えば「凹」、「凸」、「窪む」、「突出する」等の各種形状は、特に説明しない限り、缶50の外面(缶外面。外部に露出する表面)における各種形状を表している。
また、図1及び図10(a)、(b)等に示される缶50の缶軸方向に沿う縦断面視(缶軸を含む縦断面視)において、缶50の各部形状の説明に用いる「円弧」、「曲線」、「直線」、「接線」等の線形状は、特に説明しない限り、缶50の外面における各種の線形状を表している。
缶50のうち、缶胴51における上端部は、該缶50の外部に開口する開口端部となっている。内容物は、この開口端部を通して缶50内に充填される。缶胴51の開口端部には、上方に向かうに従い縮径するネック部53が形成されている。
缶底52は、缶軸方向の上方に向けて窪むドーム部55と、ドーム部55の外周縁部に連なり、缶軸方向の下方に向けて突出するとともに、缶軸回りの周方向に沿って延びる環状凸部(リム)56と、を備えている。
環状凸部56は、缶底52において最も下方に向けて突出する接地部(ノーズ部)59と、接地部59の径方向内側に隣接する内周壁57と、接地部59の径方向外側に隣接する外周壁(チャイム部)58と、を備えている。
本実施形態では、後述する缶底成形装置10によって、缶50の缶底52における内周壁57に、径方向外側へ向けて窪むとともに周方向に沿って延びる溝状の凹部60が成形される。図1に示されるように、缶50の缶軸を含む縦断面視において、凹部60は凹曲線状をなしている。
なお本実施形態では、凹部60が成形される前の缶(ワーク)を符号Wで示し、凹部60が成形された後の缶を符号50で示す。
次に、図2〜図11に示す缶底成形装置10について説明する。
缶底成形装置10は、缶Wの缶底52の環状凸部56のうち、内周壁57及び外周壁58の少なくともいずれかを押圧することにより、図1に示されるような凹部60を成形する。本実施形態の例では、環状凸部56の内周壁57に対してボトムリフォーム加工を施すことにより、該内周壁57に凹部60が形成される。
図2に示されるように、缶底成形装置10は、装置の基体となる装置フレーム11と、該装置フレーム11に軸受を介して支持され回転駆動される回転軸12と、該回転軸12に支持され、外周にワークの缶Wを保持するポケットが複数形成されたスターホイール(ターレット)13と、回転軸12に支持され、スターホイール13の各ポケットに対応して設けられた複数の缶底成形ユニット14と、を備えている。
スターホイール13の各ポケットには、缶Wの缶胴51がエア吸着等により保持される。装置フレーム11に対して回転軸12がその中心軸O回りに回転させられることにより、この回転軸12に一体に設けられたスターホイール13及び缶底成形ユニット14が、回転軸12の中心軸O回りに回転させられる。
缶底成形ユニット14は、缶Wの缶胴51の開口端部を支持するトップ支持部材16を有するトップスピンドル15と、缶Wの缶底52を支持するボトム支持部材18を有するボトムスピンドル17と、を備えている。トップスピンドル15とボトムスピンドル17とは、スターホイール13のポケットを間に挟んで、互いの共通軸であるスピンドル軸C方向に離間して対向配置される。
トップスピンドル15のスピンドル軸C及びトップ支持部材16の中心軸、並びに、ボトムスピンドル17のスピンドル軸C及びボトム支持部材18の中心軸は、スターホイール13の各ポケットに保持される缶Wの缶軸に対して、同軸に配置される。スターホイール13の各ポケットに対応する各スピンドル軸Cは、回転軸12の中心軸Oに対して平行に延びている。
図4及び図10(a)、(b)に示されるように、トップ支持部材16は、有頂筒状をなしており、周壁と頂壁とを備えている。トップ支持部材16は、缶Wの缶胴51の上端部(開口端部)に当接して、缶胴51の開口端部を支持可能である。具体的に、トップ支持部材16の周壁内には、缶胴51のネック部53が当接する。また図示の例では、缶胴51の開口端部内に案内部材が嵌合しており、缶胴51はその径方向内側からも支持されている。なお、上述のようにトップ支持部材16の周壁内に缶胴51のネック部53を当接させる代わりに、トップ支持部材16の頂壁に対して、缶胴51の上端開口縁を当接させてもよい。
図4及び図7(a)、(b)に示されるように、ボトム支持部材18は、有底筒状をなしており、周壁と底壁とを備えている。ボトム支持部材18は、缶Wの缶底52及び缶胴51の下端部に当接して、缶底52近傍を支持可能である。具体的に、ボトム支持部材18の周壁内には、缶胴51の下端部が嵌合する。また、ボトム支持部材18の底壁には、缶底52の接地部59及び外周壁58が当接する。
図2、図3、図6(a)、(b)及び図8に示されるように、ボトムスピンドル17は、ボトム用カムフォロア19を備えている。ボトム用カムフォロア19は、装置フレーム11に一体に設けられたボトム用カム27に係合している。本実施形態の例では、ボトム用カム27が、回転軸12の径方向外側に配置されるとともに、該回転軸12の中心軸O回りに延びる円筒カムとされている。
つまり缶底成形装置10は、ボトム用カムフォロア19と、ボトム用カムフォロア19に係合するボトム用カム27と、を含むボトム用カム機構28を備えている。そして、ボトム用カム機構28は、ボトム支持部材18を缶Wに対して缶軸(スピンドル軸C)方向に往復移動させる。
具体的に、ボトム用カム機構28のボトム用カム27は、回転軸12の中心軸O回りへ向かうに従い該中心軸O方向に沿う位置が変化する所定の軌道を形成している。この軌道に沿ってボトム用カムフォロア19が案内されることにより、該ボトム用カムフォロア19はスピンドル軸C方向に沿って所定のストロークL1の範囲で往復移動する。また、ボトム用カムフォロア19に連結されたボトム支持部材18も、スピンドル軸C方向に沿って所定のストロークL1の範囲で往復移動する。
また、図2、図4及び図7(a)、(b)に示されるように、ボトムスピンドル17は、缶底52の環状凸部56に対して径方向に接近離間するとともに、内周壁57及び外周壁58の少なくともいずれかを押圧して凹部60を成形する押圧部材20を備えている。本実施形態では押圧部材20が、缶底52の内周壁57に対して径方向に往復移動し、内周壁57を押圧して凹部60を形成する。
本実施形態の例では、押圧部材20が成形ローラである。押圧部材20は、例えば超硬合金等からなる成形用金型であり、円板状、円筒状又は円柱状をなし、その中心軸がスピンドル軸Cと平行に延びている。押圧部材20は、その中心軸回りに回転自在にかつ該中心軸に直交する径方向にスライド移動自在に、ボトムスピンドル17に設けられている。
押圧部材20は、ボトムスピンドル17のリンク部22等を介して成形用カムフォロア21に連結されている。
図3及び図6(a)、(b)に示されるように、成形用カムフォロア21は、装置フレーム11に一体に設けられた成形用カム29に係合している。本実施形態の例では、成形用カム29が、回転軸12の径方向外側に配置されるとともに、該回転軸12の中心軸O回りに延びる円筒カムとされている。
つまり缶底成形装置10は、成形用カムフォロア21と、成形用カムフォロア21に係合する成形用カム29と、を含む成形用カム機構30を備えている。そして、成形用カム機構30は、押圧部材20を缶Wに対して缶軸(スピンドル軸C)に直交する径方向に往復移動させる。また本実施形態では、ボトム用カム27と、成形用カム29とが、1つの円筒部材に一体に形成されている。
具体的に、成形用カム機構30の成形用カム29は、回転軸12の中心軸O回りへ向かうに従い該中心軸O方向に沿う位置が変化する所定の軌道を形成している。この軌道に沿って成形用カムフォロア21が案内されることにより、該成形用カムフォロア21はスピンドル軸C方向に沿って上記ストロークL1よりも大きな所定のストロークL2の範囲で往復移動する。そして押圧部材20は、スピンドル軸C方向に沿って所定のストロークL1の範囲で往復移動し、かつ、リンク部22の作用により、ストロークL2とストロークL1との差分(L2−L1)に応じてスピンドル軸C方向への直線運動がスピンドル軸Cに直交する径方向へのスライド移動に変換されたストロークの範囲で、径方向にも往復移動する。
これにより押圧部材20は、ボトム支持部材18に保持された缶底52の環状凸部56の内周壁57を押圧可能である。
図2、図3及び図6(a)、(b)に示されるように、缶底成形装置10には、回転軸12に同軸とされ、この回転軸12に対して該回転軸12の中心軸O回りに回転自在な駆動ギヤ23が設けられている。また、ボトムスピンドル17には、駆動ギヤ23に噛み合う従動ギヤ24が設けられている。駆動ギヤ23によって従動ギヤ24がスピンドル軸C回りに回転させられることにより、従動ギヤ24に連結された押圧部材20が、ボトム支持部材18に対してスピンドル軸C回りに回転する。
図2、図5、図9(a)、(b)及び図11に示されるように、トップスピンドル15は、トップ用カムフォロア25を備えている。トップ用カムフォロア25は、装置フレーム11に一体に設けられたトップ用カム31に係合している。本実施形態の例では、トップ用カム31が、回転軸12の径方向外側に配置されるとともに、該回転軸12の中心軸O回りに延びる円筒カムとされている。
つまり缶底成形装置10は、トップ用カムフォロア25と、トップ用カムフォロア25に係合するトップ用カム31と、を含むトップ用カム機構32を備えている。そして、トップ用カム機構32は、トップ支持部材16を缶Wに対して缶軸(スピンドル軸C)方向に往復移動させる。
具体的に、トップ用カム機構32のトップ用カム31は、回転軸12の中心軸O回りへ向かうに従い該中心軸O方向に沿う位置が変化する所定の軌道を形成している。この軌道に沿ってトップ用カムフォロア25が案内されることにより、トップスピンドル15は、スピンドル軸C方向に沿って所定のストロークL3の範囲で往復移動する。ただし、トップスピンドル15のうちトップ支持部材16については、ストロークL3の途中で缶Wの缶胴51の開口端部に当接され、当接した後は弾性部材26の作用(弾性変形による収縮)によりそれ以上の缶Wへ向けた前進移動が停止される。このため、図4及び図10(a)、(b)に示すトップ支持部材16のストロークL4は、上記ストロークL3よりも小さく設定される。
つまり図4及び図10(a)、(b)において、トップスピンドル15は弾性部材26を備えており、弾性部材26は、トップ支持部材16を缶Wに向けて缶軸(スピンドル軸C)方向に付勢する。
次に、缶底成形装置10の動作の一例について説明する。
駆動モータ(図示略)から入力された回転駆動力により、回転軸12がその中心軸O回りに回転させられる。これに応じて、装置フレーム11のボトム用カム27及び成形用カム29、並びに、これらに係合するボトム用カムフォロア19及び成形用カムフォロア21の作用により、ボトムスピンドル17及びそのボトム支持部材18が、スターホイール13のポケットに保持された缶Wへ向けてスピンドル軸C方向に前進(接近)移動する。つまり、ボトムスピンドル17が、スピンドル軸C方向に沿ってトップスピンドル15側(缶軸方向の上方。以下同様)へ向けてストロークL1だけ移動する。これにより、缶Wの缶底52に対してボトム支持部材18が当接される。
詳しくは、ボトム支持部材18の底壁が、缶Wの缶底52の接地部59及び外周壁58に対してスピンドル軸C方向から当接し、また缶胴51のうち下端部が、ボトム支持部材18の周壁内に嵌合する。また、押圧部材20が、缶Wの缶底52に接近配置された状態となる。具体的には、押圧部材20の外周縁部(鍔部)が、缶底52の環状凸部56の内周壁57に対して、径方向の内側から対向配置される。
また、装置フレーム11のトップ用カム31及びこれに係合するトップ用カムフォロア25の作用により、トップスピンドル15及びそのトップ支持部材16が、スターホイール13のポケットに保持された缶Wへ向けてスピンドル軸C方向に前進(接近)移動する。つまり、トップスピンドル15が、スピンドル軸C方向に沿ってボトムスピンドル17側(缶軸方向の下方。以下同様)へ向けてストロークL3だけ移動する。これにより、缶Wの缶胴51の開口端部に対してトップ支持部材16が当接される。
詳しくは、このストロークL3の途中で、トップ支持部材16の周壁内に、缶胴51の開口端部におけるネック部53が当接する。このようにトップ支持部材16が缶胴51の開口端部に当接してからは、それ以降のトップスピンドル15の前進移動量に応じて弾性部材26が弾性変形することにより、トップ支持部材16のそれ以上のスピンドル軸C方向に沿うボトムスピンドル17側へ向けた前進移動が停止される。この結果、トップ支持部材16は、スピンドル軸C方向に沿うボトムスピンドル17側へ向けて、上記ストロークL3よりも小さいストロークL4だけ移動する。
なお本実施形態において、缶底52に対してボトム支持部材18が当接させられるのと、缶胴51の開口端部に対してトップ支持部材16が当接させられるのとは、略同時である。
そして缶Wは、図4等に示されるように、ボトム支持部材18とトップ支持部材16とによってスピンドル軸C方向の両側から挟持される。なおこのとき、弾性部材26の復元変形力によって、缶Wは、缶軸方向(スピンドル軸C方向)に加圧された状態で両支持部材16、18により支持されている。
次いで、成形用カムフォロア21がストロークL2とストロークL1との差分(L2−L1)に応じて、スピンドル軸C方向に沿うトップスピンドル15側へ向けて前進移動する。このとき、成形用カムフォロア21に連結されたリンク部22が、該成形用カムフォロア21のスピンドル軸C方向へ向けた直線運動を、スピンドル軸Cに直交する径方向へ向けたスライド移動に変換する。これにより、リンク部22に連結された押圧部材20が径方向の外側へ向けて移動させられ、該押圧部材20の外周縁部(鍔部)が缶底52の環状凸部56の内周壁57を押圧して、該内周壁57には、径方向の外側へ向けて窪む凹部60が成形される。
また、駆動ギヤ23が従動ギヤ24をスピンドル軸C回りに回転させることにより、該従動ギヤ24に連結されたリンク部22及び押圧部材20が、スピンドル軸C回りに回転する。これにより、押圧部材20が環状凸部56の内周壁57上を周方向に転動して(つまりスピンドル軸C回りに公転しつつ押圧部材20の中心軸回りに自転して)、該内周壁57には周方向に沿って延びるリング状の溝である凹部60が成形される。
これ以降は上述とは逆の手順で、まず押圧部材20が、内周壁57から径方向の内側へ向けて後退する。また、トップスピンドル15及びボトムスピンドル17が、缶Wに対してスピンドル軸C方向にそれぞれ後退(離間)移動して、トップ支持部材16及びボトム支持部材18による缶Wの支持状態が解除される。
このようにして、缶底成形装置10によって缶Wの缶底52にボトムリフォーム加工が施され、該缶底52には凹部60が形成される。凹部60が形成された缶50は、缶底成形装置10の後工程へと移送される。
以上説明した本実施形態の缶底成形装置10は、トップ用カム機構32及び成形用カム機構30以外のカム機構として、ボトム用カム機構28を備えている。ボトム用カム機構28は、スターホイール13に保持された缶Wに対して、ボトム支持部材18を缶軸方向に往復移動させる。
すなわち、スターホイール13に保持された缶Wは、缶軸方向の上方(缶胴51の開口端部側)からは、トップ用カム機構32が缶Wに向けて前進させたトップ支持部材16によって支持される。また缶Wは、缶軸方向の下方(缶底52側)からは、ボトム用カム機構28が缶Wに向けて前進させたボトム支持部材18によって支持される。これにより缶Wは、缶Wの上下方向(缶軸方向の両側)から接近したトップ支持部材16及びボトム支持部材18によって挟持される。
このように、トップ支持部材16及びボトム支持部材18が、缶Wに対してそれぞれ接近移動させられて該缶Wを缶軸方向の両側から支持するので、スターホイール13上で缶Wが缶軸方向にスライド移動してしまうことを防止できる。言い換えると、スターホイール13に保持された缶Wを、該スターホイール13に対して缶軸方向にスライド移動させなくても、トップ支持部材16及びボトム支持部材18によってこの缶Wを缶軸方向から挟持し固定することが可能である。
スターホイール13上で缶胴51をスライド移動させる必要がないので、該缶胴51に傷が付くことを防止できる。また、缶Wに対してトップ支持部材16とボトム支持部材18とが、両方ともに接近移動して該缶Wを挟持するので(つまり軸荷重をかけた状態で缶Wを保持するので)、缶Wが安定して支持される。これにより、缶底52の環状凸部56に対し押圧部材20が凹部60を安定して成形でき、凹部60の加工精度が高められる(凹部60の成形量が安定化する)。
また、缶底52への凹部60の成形後は、トップ支持部材16及びボトム支持部材18が、缶Wに対してそれぞれ離間移動させられて、該缶Wの缶軸方向の両側からの支持が解除される。具体的には、トップ用カム機構32が缶Wからトップ支持部材16を後退させることで、該トップ支持部材16による缶Wに対する缶軸方向の上方(缶胴51の開口端部側)からの支持が解除される。また、ボトム用カム機構28が缶Wからボトム支持部材18を後退させることで、該ボトム支持部材18による缶Wに対する缶軸方向の下方(缶底52側)からの支持が解除される。
本実施形態では、ボトム支持部材18に支持された缶底52を該ボトム支持部材18から離脱させるにあたり、従来のように環状凸部56の外周壁(チャイム部)58にプレート部材等を引っ掛ける必要はない。つまり、ボトム用カム機構28によってボトム支持部材18を缶底52から離間移動させることで、ボトム支持部材18から缶底52を離脱できるので、該缶底52に傷が付くことを防止できる。
そしてボトムリフォーム加工時において、スターホイール13に対して缶Wが缶軸方向に移動することがない。このため、スターホイール13に対する缶Wの保持位置が安定し、次工程への受け渡し時などにおける落缶が防止されて、凹部60を成形した缶50が確実に移送される。従って、缶50の生産性を安定して高めることができる。
以上より本実施形態によれば、缶底52にボトムリフォーム加工を施す際、安定して精度よく凹部60の成形が行え、缶胴51や缶底52に傷が付くことを防止して缶50の品質を良好に維持することができ、かつ落缶を防止して生産性を向上できる。
また本実施形態では、ボトム用カム機構28のボトム用カム27と、成形用カム機構30の成形用カム29とが一体に形成されているので、上述した本実施形態の作用効果を奏しつつも、カム機構28、30の構造を簡素化でき、かつカム機構28、30をコンパクトに形成できる。
また本実施形態では、弾性部材26が、トップ支持部材16を缶Wに向けて缶軸方向に付勢するので、該トップ支持部材16と、ボトム支持部材18との間でより確実に缶Wを挟持できる。また、缶Wに対して軸荷重をより安定的に付与できるので、缶Wの保持状態及び成形加工の精度が安定する。
また、トップ支持部材16が缶Wに接近移動して当接させられる際、弾性部材26が弾性変形してこの衝突による衝撃が緩和されるため、缶Wが傷付いてしまうことを抑えられる。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、例えば下記に説明するように、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
前述の実施形態では、押圧部材20が、缶底52の環状凸部56のうち内周壁57を押圧して凹部60を成形しボトムリフォーム加工を行うこととしたが、これに限定されるものではない。例えば、押圧部材20が、缶底52の環状凸部56のうち外周壁58を押圧して、該外周壁58に、径方向内側へ向けて窪む凹部60を成形しボトムリフォーム加工を行ってもよい。或いは、押圧部材20が、缶底52の環状凸部56の内周壁57及び外周壁58の両方に対しそれぞれ押圧されて、内周壁57及び外周壁58にそれぞれ凹部60を成形してもよい。
また、押圧部材20が成形ローラであるとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、押圧部材20は、例えば周知文献の特開平11−244972号公報や特開2000−197937号公報に記載されるような、ポンチ爪であってもよい。
押圧部材20がポンチ爪である場合は、押圧部材20を缶底52に対して径方向に往復移動させるための構造を簡素化でき、かつ、簡単な動作によって迅速に環状凸部56に凹部60を成形できる。
また凹部60は、環状凸部56に対して、互いに周方向に間隔をあけて複数成形されてもよい。
また、前述の実施形態では、缶底成形装置10が、2ピース缶の缶本体に用いられる缶Wの缶底52に対して、凹部60を成形するものであるとしたが、これに限定されるものではない。缶底成形装置10は、例えば、ボトルネッカー(ボトル缶製造装置)によって缶胴の開口端部にネッキング加工やねじ加工が施されたボトル缶の缶底に対して、凹部60を成形するものであってもよい。或いは、ボトル缶の製造過程で作製されるDI(Drawing&Ironing)缶の缶底に対して、凹部60を成形するものであってもよい。なおDI缶は、前述の実施形態で説明した缶Wの缶胴51の開口端部に、ネック部53が形成されていない缶体(つまり缶胴51の外径が、缶底52との接続部分から開口端部にわたって一定とされた缶体)である。
その他、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において、前述の実施形態、変形例及びなお書き等で説明した各構成(構成要素)を組み合わせてもよく、また、構成の付加、省略、置換、その他の変更が可能である。また本発明は、前述した実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
本発明の缶底成形装置によれば、缶底にボトムリフォーム加工を施す際、安定して精度よく凹部の成形が行え、缶胴や缶底に傷が付くことを防止して缶の品質を良好に維持することができ、かつ落缶を防止して生産性を向上できる。従って、産業上の利用可能性を有する。
10 缶底成形装置(ボトムリフォーム装置)
13 スターホイール(ターレット)
16 トップ支持部材
18 ボトム支持部材
19 ボトム用カムフォロア
20 押圧部材
21 成形用カムフォロア
26 弾性部材
27 ボトム用カム
28 ボトム用カム機構
29 成形用カム
30 成形用カム機構
32 トップ用カム機構
50 缶
51 缶胴
52 缶底
55 ドーム部
56 環状凸部(リム)
57 内周壁
58 外周壁(チャイム部)
60 凹部
C スピンドル軸(缶軸)
W 缶(ワーク)

Claims (3)

  1. 缶胴と缶底とを備えて有底筒状をなす缶の前記缶底に、
    缶軸方向の上方に向けて窪むドーム部と、
    前記ドーム部の外周縁部に連なり、缶軸方向の下方に向けて突出するとともに、缶軸回りの周方向に沿って延びる環状凸部と、が形成され、
    前記環状凸部の内周壁及び外周壁の少なくともいずれかを押圧して凹部を成形する缶底成形装置であって、
    前記缶胴を保持するスターホイールと、
    前記缶胴の開口端部を支持するトップ支持部材と、
    前記トップ支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるトップ用カム機構と、
    前記缶底を支持するボトム支持部材と、
    前記ボトム支持部材を缶に対して缶軸方向に往復移動させるボトム用カム機構と、
    前記環状凸部に前記凹部を成形する押圧部材と、
    前記押圧部材を缶に対して缶軸に直交する径方向に往復移動させる成形用カム機構と、を備えた缶底成形装置。
  2. 請求項1に記載の缶底成形装置であって、
    前記ボトム用カム機構は、
    ボトム用カムフォロアと、
    前記ボトム用カムフォロアに係合するボトム用カムと、を備え、
    前記成形用カム機構は、
    成形用カムフォロアと、
    前記成形用カムフォロアに係合する成形用カムと、を備え、
    前記ボトム用カムと、前記成形用カムとが、一体に形成されている缶底成形装置。
  3. 請求項1又は2に記載の缶底成形装置であって、
    前記トップ支持部材を缶に向けて缶軸方向に付勢する弾性部材を備えた缶底成形装置。
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