JP2019009593A - 画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成プログラム、および情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】検知処理を実行しつつ、画像形成に要する時間を短くすることができる画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成プログラム、及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置と、該情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置とを含む画像形成システムであって、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断し、画像形成装置が検知処理を実行不可能であることが判断部により判断された場合には、情報処理装置の実行部が検知処理を実行し、画像形成装置が検知処理を実行可能であることが判断された場合には、画像形成装置の実行部が検知処理を実行する。【選択図】図4
Description
本開示は、非転写体に画像を形成可能な画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成プログラム、および情報処理プログラムに関する。
従来から、プリンタドライバと、画像形成装置とを有する画像形成システムにおいて、画像形成装置が画像データに基づいて画像を形成する際に、該画像データに特殊画像データが含まれているか否かを検知する検知処理に関する技術が知られている。該特殊画像データは、複製が禁止されている画像に基づくデータである。複製が禁止されている画像とは、紙幣、各種チケット等の有価証券などである。
たとえば、検知処理を実行する検知機能を、プリンタドライバと画像形成装置との双方が有している画像形成システムでは、プリンタドライバが検知処理を実行し、画像形成装置も検知処理も実行する。したがって、このような画像形成システムでは、画像形成に要する時間が長くなるという問題があった。
本開示は、検知処理を実行しつつ、画像形成に要する時間を短くする画像形成システム、画像形成装置、情報処理装置、画像形成プログラム、および情報処理プログラムを提供することである。
本開示のある局面に従うと、情報処理装置と、該情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置とを含む画像形成システムであって、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断部と、判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とを備える画像形成システムが提供される。
好ましくは、情報処理装置は、判断部を備え、画像形成装置が検知処理を実行不可能であることが判断部により判断された場合には、情報処理装置の実行部が検知処理を実行し、画像形成装置が検知処理を実行可能であることが判断部により判断された場合には、画像形成装置の実行部が検知処理を実行する。
好ましくは、画像形成装置は、判断部を備え、情報処理装置が検知処理を実行不可能であることが判断部により判断された場合には、画像形成装置の実行部が検知処理を実行し、情報処理装置が検知処理を実行可能であることが判断部により判断された場合には、情報処理装置の実行部が検知処理を実行する。
好ましくは、情報処理装置と画像形成装置との双方が検知処理を実行可能であることが判断部により判断された場合には、情報処理装置の実行部は、検知処理の一部を実行し、該一部の検知処理が実行された旨を特定可能な実行済情報と、画像データとを情報処理装置に送信し、画像形成装置の実行部は、実行済情報とともに送信された画像データに対して検知処理の残りの処理を実行する。
好ましくは、情報処理装置と画像形成装置との双方が検知処理を実行可能であることが判断部により判断された場合には、情報処理装置の実行部は、第2検知処理と比較して、画像データに特殊画像データが含まれるか否かを検知する精度は低い一方、処理に要する時間は短い第1検知処理を実行し、画像形成装置の実行部は、第1検知処理が実行された画像データに対して第2検知処理を実行する。
好ましくは、情報処理装置と画像形成装置との双方が検知処理を実行可能であることが判断部により判断された場合には、情報処理装置による検知処理に要する時間と、画像形成装置による検知処理に要する時間とを取得し、実行部は、情報処理装置および画像形成装置のうち、取得された時間が短い方の装置に、検知処理を実行させるための処理を実行する。
好ましくは、情報処理装置は、画像形成装置の処理実行状態を取得し、情報処理装置の実行部は、処理実行状態が、画像形成装置が画像を形成している状態である場合には、検知処理を実行する。
本開示の他の局面に従うと、情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置であって、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断部と、判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とを備える画像形成装置が提供される。
本開示の他の局面に従うと、画像形成装置に対して画像データを送信することにより、該画像形成装置に該画像データに基づいた画像を形成させる情報処理装置であって、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断部と、判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とを備える情報処理装置が提供される。
本開示の他の局面に従うと、情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置に、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断手順と、判断手順の判断結果に応じた処理を実行する実行手順とを実行させるための画像形成プログラムが提供される。
本開示の他の局面に従うと、画像形成装置に対して画像データを送信することにより、該画像形成装置に該画像データに基づいた画像を形成させる情報処理装置に、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断手順と、判断手順の判断結果に応じた処理を実行する実行手順とを実行させるための情報処理プログラムが提供される。
本開示によれば、検知処理を実行しつつ、画像形成に要する時間を短くできる。
本発明に基づいた実施の形態における画像形成装置について、以下、図を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、同一の処理に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。また、各実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
また、本実施形態では、被転写体として用紙(薄紙、厚紙等)を例示する。しかし、被転写体は、用紙に限定されることはなく、フィルム、シート等、画像形成装置に用いることのできるすべてのものを意味する。また、用紙の色は、白色であるとする。
<第1実施形態>
[画像形成システムについて]
図1は、本実施形態の画像形成システム300を示す図である。図1に示すように、画像形成システム300は、情報処理装置100と、画像形成装置200とを含む。情報処理装置100と画像形成装置200とはそれぞれネットワーク250に接続されている。したがって、情報処理装置100と画像形成装置200とは互いに通信可能である。また、ネットワーク250は、有線ネットワークおよび無線ネットワークのいずれであってもよい。また、情報処理装置100は、たとえば、PC(personal computer)、スマートフォン、タブレット等であれば如何なる装置であってもよい。
[画像形成システムについて]
図1は、本実施形態の画像形成システム300を示す図である。図1に示すように、画像形成システム300は、情報処理装置100と、画像形成装置200とを含む。情報処理装置100と画像形成装置200とはそれぞれネットワーク250に接続されている。したがって、情報処理装置100と画像形成装置200とは互いに通信可能である。また、ネットワーク250は、有線ネットワークおよび無線ネットワークのいずれであってもよい。また、情報処理装置100は、たとえば、PC(personal computer)、スマートフォン、タブレット等であれば如何なる装置であってもよい。
[情報処理装置および画像形成装置のハードウェア構成について]
図2は、本実施形態の情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。図2を参照して、画像形成装置200は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)102と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)103と、タッチスクリーン105と、スピーカ106と、画像形成装置200のユーザによる指示の入力を受ける操作キー107と、通信IF(Interface)108と、電源ユニット110とを備える。
図2は、本実施形態の情報処理装置100のハードウェア構成を示す図である。図2を参照して、画像形成装置200は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)101と、データを不揮発的に格納するROM(Read Only Memory)102と、データを揮発的に格納するRAM(Random Access Memory)103と、タッチスクリーン105と、スピーカ106と、画像形成装置200のユーザによる指示の入力を受ける操作キー107と、通信IF(Interface)108と、電源ユニット110とを備える。
タッチスクリーン105は、表示装置としてのディスプレイ1051と、入力装置としてのタッチパネル1052とにより構成される。具体的には、タッチスクリーン105は、ディスプレイ1051(たとえば液晶ディスプレイ)上にタッチパネル1052を位置決めした上で固定することにより実現される。なお、タッチスクリーンは、タッチパネルディスプレイ、タッチパネル付きディスプレイ、あるいはタッチパネルモニタとも称される。なお、タッチスクリーン105においては、タッチ位置の検知方法として、たとえば抵抗膜方式または静電容量方式を用いることができる。
フラッシュメモリ104は、不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ104は、CPU101が実行するオペレーティングシステムおよび各種のプログラム、各種のコンテンツおよびデータを格納している。また、フラッシュメモリ104は、画像形成装置200が生成したデータ、画像形成装置200の外部装置から取得したデータ等の各種データを揮発的に格納する。
スピーカ106は、CPU101からの指令に応じて音を発生させる。通信IF108は、他の装置(たとえば、画像形成装置200)と、ネットワーク250を介して通信を行なうための用いられるインターフェースである。
タッチパネル1052は、ユーザの指およびスタイラスペン等による入力(タッチ入力)を受け付ける入力デバイスである。CPU101は、タッチパネル1052からの出力に基づいて入力位置を特定し、当該特定した入力位置に基づいた画面表示を行なう。各構成要素101〜110は、相互にデータバスによって接続されている。
画像形成装置200における処理は、各ハードウェアおよびCPU101により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ104に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、メモリカードその他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、ICカードリーダライタその他の読取装置によりその記憶媒体から読み取られて、あるいは、通信IFを介してダウンロードされた後、フラッシュメモリに一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU101によってフラッシュメモリから読み出され、さらにフラッシュメモリに実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU101は、そのプログラムを実行する。また、画像形成装置200のハードウェア構成例も図2と対応した構成例としてもよい。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD(Flexible Disk)、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、光カード、マスクROM、EPROM(Electronically Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。
ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
また、画像形成装置200のハードウェアも、たとえば、図2のように構成してもよい。
[情報処理装置と、画像形成装置との機能構成例]
図3は、情報処理装置100と画像形成装置200との機能構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100には、アプリケーションプログラム3とプリンタドライバ4とがダウンロードされている。また、アプリケーションプログラム3は、描画命令生成部11の機能を有する。また、プリンタドライバ4は、入力部12と、解析部13と、出力画像データ生成部14と、記憶部15と、送受信部16と、検知対象画像データ生成部17と、検知部18と、判断部20との機能を有する。
[情報処理装置と、画像形成装置との機能構成例]
図3は、情報処理装置100と画像形成装置200との機能構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置100には、アプリケーションプログラム3とプリンタドライバ4とがダウンロードされている。また、アプリケーションプログラム3は、描画命令生成部11の機能を有する。また、プリンタドライバ4は、入力部12と、解析部13と、出力画像データ生成部14と、記憶部15と、送受信部16と、検知対象画像データ生成部17と、検知部18と、判断部20との機能を有する。
また、画像形成装置200は、送受信部221と、画像形成部223との機能を有する。
ユーザによる情報処理装置100に対するジョブ入力などに基づいて、アプリケーションプログラム3において画像形成の要求が発生すると、描画命令生成部11が描画命令を生成する。この描画命令は、直接、あるいはOSなどを介してプリンタドライバ4に転送される。入力部12は、該描画命令を受信し、解析部13に出力する。解析部13は、該描画命令を解析し、該解析結果を出力画像データ生成部14及び検知対象画像データ生成部17に対して出力する。
出力画像データ生成部14は、該解析結果に従い、画像形成装置200に対応した出力画像データを生成する。該出力画像データは、この例では記憶部15に蓄積することが可能である。出力画像データ生成部14で生成する出力画像データとしては、画像形成装置200に応じて、例えばPDL(page description language)で記述された画像データを生成したり、あるいはラスタイメージを生成できる。出力画像データ生成部14で生成された出力画像データは、送受信部16から画像形成装置200に対して送信する。
検知対象画像データ生成部17は、解析部13における描画命令の解析結果に従い、検知部18に対応した検知対象画像データを生成する。この検知対象画像データ生成部17における検知対象画像データの生成処理は、出力画像データ生成部14における出力画像データの生成処理と並行して行うことができる。
また、検知対象画像データ生成部17は、出力画像データとは別に検知対象画像データを生成するので、例えば画像形成装置200によらず、検知部18に応じた検知対象画像データを生成することが可能である。例えば、出力画像データ生成部14がPDLの出力画像データを生成する場合でも、検知対象画像データとしてラスタイメージを生成することができる。また、出力画像データ生成部14が画像形成装置200に応じてYMCK色空間の出力画像データを生成する場合でも、RGB色空間の検知対象画像データを生成することができる。さらに、検知対象画像データとして検知部18における検知処理に最適な解像度や大きさ、1画素あたりのビット数などにより検知対象画像データを生成することができる。以下では、出力画像データ生成部14の生成処理、および検知対象画像データ生成部17の生成処理をまとめて「ラスタライズ」ともいう。
検知部18は、検知対象画像データ生成部17から出力された検知対象画像データに特殊画像データが含まれているか否かを検知する。特殊画像データとは、特殊画像に係るデータである。特殊画像とは、複製が禁止されている画像である。特殊画像とは、たとえば、紙幣、各種チケット等の有価証券を含む。また、検知部18の検知の手法は、如何なる手法を用いるようにしてもよい。たとえば、特殊画像を特定可能な特殊画像特徴量が記憶部15に記憶されている。検知部18は、検知対象画像データから特徴量を抽出する。検知部18は、該抽出された特徴量と、記憶部15に記憶されている特殊画像特徴量とにおいて、マッチング処理を実行する。検知部18は、該マッチング処理により算出されたスコアに基づいて、検知対象画像データに特殊画像データが含まれているか否かを検知する。該スコアが所定値以上であると検知部18が判断した場合には、該検知部18は検知対象画像データに特殊画像データが含まれていると判断する。一方、該スコアが所定値未満であると検知部18が判断した場合には、検知対象画像データに特殊画像データが含まれていないと判断する。
検知部18が、検知対象画像データ中に特定画像データが含まれていることを検知した場合には、その旨を特定可能な情報を出力画像データ生成部14に出力する。出力画像データ生成部14は、検知対象画像データ中に特定画像データが含まれているときの検知時処理を実行する。この検知時処理は、たとえば、情報処理装置100からの出力画像データの出力を中止させる処理を含むようにしてもよい。また、検知時処理は、情報処理装置100から画像形成装置200に対して送信される出力画像データとして1ページ全体が白紙や所定のパターンを重ねた画像となるような出力画像データを出力する処理を含むようにしてもよい。また、検知時処理は、「印刷禁止」といった特殊画像である旨のメッセージを示す文字列を含む出力画像データを情報処理装置100に送信する処理を含むようにしてもよい。また、情報処理装置100の以上で説明した処理は、制御部30の制御のもと、実行される。
画像形成装置200の送受信部221は、情報処理装置100から送信される出力画像データを受信する。画像形成部223は、該出力画像データに基づいて、用紙などに画像形成処理(印刷処理)を実行する。また、画像形成装置200の以上の処理は、制御部224の制御のもと、実行される。
また、情報処理装置の制御部30と、画像形成装置200の制御部224とをまとめて「実行部」ともいう。
また、前述では、情報処理装置100が、特殊画像データの検知処理を実行可能な検知部18(検知機能)を有しており、画像形成装置200も、破線で示す検知部222(検知機能)を有している場合もある。画像形成装置200が検知機能を有している場合において、画像形成装置200は該検知機能により、情報処理装置100から送信される出力画像データに、特殊画像データが含まれていないと判断したときには該出力画像データに基づいて画像形成処理を実行する。一方、画像形成装置200が該検知機能により、情報処理装置100から送信される出力画像データに、特殊画像データが含まれていると判断したときには、前述の検知時処理と同様の処理(たとえば、「印刷禁止」といった特殊画像である旨のメッセージを示す文字列を印刷する処理)を実行する。
仮に、情報処理装置100と画像形成装置200との双方が、検知機能を有している場合において、該情報処理装置100と画像形成装置200との双方が重複して検知処理を実行すると、ユーザから情報処理装置100に対してジョブ入力された時から、画像形成装置200により画像形成処理が終了する時までの時間が長くなってしまう。
そこで、本実施形態では、情報処理装置100の判断部20は、画像形成装置200が検知機能を有するか否か、つまり、画像形成装置200が検知処理を実行可能か否かを判断する。以下、判断部20の処理を説明する。
[判断部20の処理など]
図4と図5とを用いて、判断部20の処理を説明する。図4は、画像形成装置200が検知機能を有さない場合の処理フローであり、図5は、画像形成装置200が検知機能を有する場合の処理フローである。まず、図4を説明する。
図4と図5とを用いて、判断部20の処理を説明する。図4は、画像形成装置200が検知機能を有さない場合の処理フローであり、図5は、画像形成装置200が検知機能を有する場合の処理フローである。まず、図4を説明する。
図4に示すように、情報処理装置100(プリンタドライバ4)の判断部20は、検知機能確認信号を画像形成装置200に対して送信する(S2)。該検知機能確認信号とは、画像形成装置200(情報処理装置100から見て相手方の装置)が、検知機能を有するか否かを確認するための信号である。
画像形成装置200の送受信部221が、検知機能確認信号を受信すると(S4)、制御部224は、画像形成装置200が検知機能を有するか否かを判断する。図4の例では、画像形成装置200は、検知機能を有していないことから、制御部224は、画像形成装置200が検知機能を有していないと判断する。制御部224は、検知機能非保持信号を生成して、送受信部221経由で、該検知機能非保持信号を情報処理装置100に送信する(S5)。検知機能非保持信号は、画像形成装置200は、検知機能を有していないことを示す信号である。
判断部20は、送受信部16経由で、検知機能非保持信号を受信することにより(S6)、画像形成装置200が検知機能を有していないことを特定できる。この場合には、情報処理装置100が、検知処理を実行する必要がある。したがって、情報処理装置100は、ラスタライズ処理を実行し(S8)、その後、検知部18が、検知処理を実行する(S10)。
該検知処理が終了すると、制御部30は、該検知処理に応じて出力画像データを画像形成装置200に対して送信する。画像形成装置200は、該画像データを受信すると(S12)、画像形成部223は、該画像データに基づいて、画像形成処理を実行する(S16)。
また、S5およびS6の括弧書きに示すように、画像形成装置200が、検知機能を有していない場合において、検知機能非保持信号を生成する機能も有していないことから、該画像形成装置200は検知機能非保持信号を送信しない場合がある。このような場合に備えて、情報処理装置100がS2の処理を実行して、所定時間経過しても、検知機能非保持信号を受信しなかった場合には、S6においてタイムアウトであると判断して、S8の処理に進むようにしてもよい。
次に図5について説明する。図5では、S2とS4の処理が実行された後に、制御部224は、画像形成装置200が検知機能を有するか否かを判断する。図5の例では、画像形成装置200は、検知機能を有していることから、制御部224は、画像形成装置200が検知機能を有していると判断する。制御部224は、検知機能保持信号を生成して、送受信部221経由で、該検知機能保持信号を情報処理装置100に送信する(S5)。検知機能保持信号は、画像形成装置200は、検知機能を有していることを示す信号である。
判断部20は、送受信部16経由で、検知機能保持信号を受信することにより(S6)、画像形成装置200が検知機能を有していることを特定できる。この場合には、画像形成装置200が検知処理を実行することから、情報処理装置100は検知処理を実行する必要がない。したがって、情報処理装置100は、ラスタライズ処理を実行した後は(S8)、検知処理を実行することなく、出力画像データを画像形成装置200に対して送信する(S12)。情報処理装置100は、該画像データを受信すると(S14)、該画像データに対して検知処理を実行する(S15)。その後、画像形成部223は、この検知処理に応じて画像形成処理を実行する。
[本実施形態の効果]
次に、本実施形態の画像形成システム300が奏する効果について説明する。図6は、この効果を説明するための図である。図6の(1)は比較例のタイミングチャートを示し、(2)は本実施形態のタイミングチャートを示す。
次に、本実施形態の画像形成システム300が奏する効果について説明する。図6は、この効果を説明するための図である。図6の(1)は比較例のタイミングチャートを示し、(2)は本実施形態のタイミングチャートを示す。
比較例の画像形成システムでは、情報処理装置100と画像形成装置200との双方が、検知機能を有するものとする。比較例では、情報処理装置100が、画像形成装置200が検知機能を有しているか否かを、情報処理装置100が判断するものではない。したがって、情報処理装置100および画像形成装置200の双方が、検知処理を実行する。
図6(A)に示すように、情報処理装置100がラスタライズ処理を実行し、その後、情報処理装置100は、検知処理を実行する。該検知処理が終了すると、情報処理装置100は、画像形成装置200に対して出力画像データを出力する。図6の転送時間経過後に、画像形成装置200は、出力画像データを受信する。画像形成装置200は、該出力画像データを受信すると、準備処理を実行する。準備処理とは、画像形成装置200が画像形成処理を実行可能とするための処理を含む。画像形成装置200が画像形成処理を実行可能とするための処理とは、たとえば、出力画像データを、該画像形成装置200に応じたデータに変換する処理を含む。
また、画像形成装置200は、該準備処理と同時に検知処理も実行する。該検知処理において、出力画像データに特殊画像データが含まれてないと判断された場合には、該検知処理の終了後、画像形成装置200は、画像形成処理(印刷処理)を実行する。
次に、図6(2)を用いて、本実施形態のタイミングチャートについて説明する。本実施形態では、情報処理装置100は、画像形成装置200が検知機能を有しているか否かを、情報処理装置100が判断する。したがって、情報処理装置100および画像形成装置200の双方が検知機能を有する場合には、情報処理装置100は検知処理を実行せずに、画像形成装置200が検知処理を実行する。
情報処理装置100がラスタライズ処理を実行すると、検知処理を実行せずに、情報処理装置100は、画像形成装置200に対して出力画像データを出力する。転送時間経過後に、画像形成装置200は、出力画像データを受信する。画像形成装置200は、該出力画像データを受信すると、準備処理と検知処理とを実行する。
ここで、図6(1)と、図6(2)とに示すように、本実施形態では、情報処理装置100が検知処理を省略できる。したがって、本実施形態では、比較例よりも、情報処理装置100の検知処理に要する時間に対応する時間T分、情報処理装置100によるラスタライズ処理の開始タイミング(ユーザからのジョブが入力されたタイミング)から画像形成装置200による画像形成処理の終了タイミングまでの時間を省略することができる。
また、特に図示しないが、画像形成装置が検知機能を有していない場合には、情報処理装置100が検知処理を実行する。
このように、本実施形態では、情報処理装置100が、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データ(プリンタドライバ4に入力された画像データ)に含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置100と画像形成装置200とのうちいずれが実行可能であるか否か(情報処理装置100と画像形成装置200とのうちいずれが検知機能を有するか否か)を判断する判断部20を有する。
画像形成装置200が検知機能を有さないことを、判断部20が判断した場合(図4の場合)、情報処理装置100の制御部30は、判断部の判断結果に応じた処理を実行する。たとえば、制御部30は、検知部18に検知処理を実行させる。また、画像形成装置200は、該検知処理を実行しない。
一方、画像形成装置200が検知機能を有することを、判断部20が判断した場合(図5の場合)、情報処理装置100の制御部30は、判断部の判断結果に応じた処理を実行する。たとえば、制御部30は、検知部18に検知処理を実行させない。また、画像形成装置200の制御部224は、検知部222に検知処理を実行させる。
このように、情報処理装置100が、検知機能を有する場合には、画像形成装置200が、検知機能を有するか否かに関わらず、情報処理装置100と画像形成装置200との双方で検知処理が実行されることを防止できる。したがって、図6に示すように、印刷完了までの時間を短縮できる。また、本実施形態の画像形成システムでは、情報処理装置100と画像形成装置200との双方で検知処理が実行される比較例と比較して、画像形成装置200による検知処理の処理負担を軽減できる。
また、本実施形態の変形例として、情報処理装置100が、検知機能を有する場合には、画像形成装置200が、検知機能を有するか否かに関わらず、情報処理装置100が、検知処理を実行する構成を採用するようにしてもよい。このような構成を採用した場合において、画像形成装置200が検知機能を有することを判断部20が判断した場合には、情報処理装置の制御部224は、検知部18に検知処理を実行させずに、画像形成装置200に検知処理を実行させるための処理を実行する。たとえば、制御部224は、出力画像データとともに、画像形成装置200に検知処理を実行させることを特定可能な検知処理情報も送信する。該画像形成装置200は、該検知処理情報を受信することにより、該検知処理情報とともに送信された出力画像データに対して検知処理を実行する。このような構成を採用した画像形成システムであっても、本実施形態と同様の効果を奏する。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態の情報処理装置1002および画像形成装置2002の機能構成例を示す図である。第1実施形態(図3)と第2実施形態(図7)とを比較すると、情報処理装置1002は、判断部20を有さずに、画像形成装置2002が判断部226を有する点で両実施形態は異なる。判断部20の機能と判断部226の機能とは同一である。この判断部226は、情報処理装置1002が、検知機能を有するか否かを判断する。
次に、第2実施形態について説明する。図7は、第2実施形態の情報処理装置1002および画像形成装置2002の機能構成例を示す図である。第1実施形態(図3)と第2実施形態(図7)とを比較すると、情報処理装置1002は、判断部20を有さずに、画像形成装置2002が判断部226を有する点で両実施形態は異なる。判断部20の機能と判断部226の機能とは同一である。この判断部226は、情報処理装置1002が、検知機能を有するか否かを判断する。
次に、図8と図9とを用いて、判断部226の処理を説明する。図8は、画像形成装置2002が検知機能を有さない場合の処理フローであり、図9は、画像形成装置2002が検知機能を有する場合の処理フローである。まず、図8を説明する。
図8に示すように、情報処理装置100は、ユーザからジョブ入力が実行された場合には、印刷開始信号を画像形成装置2002に対して送信する(S101)。印刷開始信号とは、画像形成装置2002に印刷を開始させることを特定可能な信号である。画像形成装置2002は、印刷開始信号を受信すると(S102)、画像形成装置2002の判断部226は、検知機能確認信号を情報処理装置1002に対して送信する(S103)。該検知機能確認信号とは、情報処理装置1002(画像形成装置2002から見て相手方の装置)が、検知機能を有するか否かを確認するための信号である。
情報処理装置1002の送受信部16が、検知機能確認信号を受信すると(S104)、制御部30は、情報処理装置1002が検知機能を有するか否かを判断する。図8の例では、画像形成装置2002は、検知機能を有していないことから、制御部30は、情報処理装置1002が検知機能を有していないと判断する。制御部30は、検知機能非保持信号を生成して、送受信部16経由で、該検知機能非保持信号を画像形成装置2002に送信する(S105)。
判断部226は、送受信部16経由で、検知機能非保持信号を受信することにより(S106)、情報処理装置1002が検知機能を有していないことを特定できる。この場合には、画像形成装置2002が、検知処理を実行する必要がある(S15参照)。
情報処理装置1002は、S105の処理の後、ラスタライズ処理を実行し(S8)、出力画像データを画像形成装置2002に対して送信する(S12)。画像形成装置2002は、該画像データを受信すると(S14)、画像形成装置2002は、該画像データに対して検知処理を実行する(S15)。その後、画像形成部223は、該画像データに基づいて、画像形成処理を実行する(S16)。
また、S105およびS106の括弧書きに示すように、情報処理装置100が、検知機能を有していない場合において、検知機能非保持信号を生成する機能も有していないことから、該情報処理装置1002は検知機能非保持信号を送信しない場合がある。このような場合に備えて、画像形成装置2002がS104の処理を実行して、所定時間経過しても、検知機能非保持信号を受信しなかった場合には、S105においてタイムアウトであると判断して、S8の処理に進むようにしてもよい。
次に図9について説明する。図9では、S101〜S104の処理が実行された後に、制御部30は、情報処理装置1002が検知機能を有するか否かを判断する。図9の例では、情報処理装置1002は、検知機能を有していることから、制御部30は、情報処理装置1002が検知機能を有していると判断する。制御部30は、検知機能保持信号を生成して、送受信部16経由で、該検知機能保持信号を画像形成装置2002に送信する(S105)。
判断部226は、送受信部16経由で、検知機能保持信号を受信することにより(S106)、情報処理装置1002が検知機能を有していることを特定できる。この場合には、情報処理装置1002が検知処理を実行することから、画像形成装置2002は検知処理を実行する必要がない。したがって、情報処理装置1002は、ラスタライズ処理を実行した後は(S8)、検知処理を実行して(S10)、出力画像データを画像形成装置2002に対して送信する(S12)。画像形成装置2002は、該画像データを受信すると(S14)、検知処理を実行することなく、画像形成部223は、この検知処理に応じて画像形成処理を実行する(S16)。
第2実施形態の画像形成システムのタイミングチャートについても図6と同様とすることができる。また、画像形成装置2002が、検知機能を有する場合には、情報処理装置1002が、検知機能を有するか否かに関わらず、情報処理装置1002と画像形成装置2002との双方で検知処理が実行されることを防止できる。したがって、図6に示すように、印刷完了までの時間を短縮できる。また、本実施形態の画像形成システムでは、情報処理装置1002と画像形成装置2002との双方で検知処理が実行される比較例と比較して、画像形成装置2002による検知処理の処理負担を軽減できる。
また、本実施形態の変形例として、画像形成装置2002が、検知機能を有する場合には、情報処理装置1002が検知機能を有するか否かに関わらず、画像形成装置2002が、検知処理を実行する構成を採用するようにしてもよい。このような構成を採用した場合において、情報処理装置1002が検知機能を有することを判断部226が判断した場合には、画像形成装置2002の制御部224は、情報処理装置1002の検知部18に検知処理を実行させずに、画像形成装置2002に検知処理を実行させるための処理を実行する。たとえば、制御部224は、S103において、検知機能確認信号とともに、画像形成装置2002に検知処理を実行させることを特定可能な検知処理情報も送信する。情報処理装置1002は、該検知処理情報を受信することにより、出力画像データに対して検知処理を実行することなく、出力画像データを送信する。このような構成を採用した画像形成システムであっても、本実施形態と同様の効果を奏する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第3実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第3実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
この場合には、画像形成装置200は、画像データに対してスクリーニング処理を検知処理として実行する。スクリーニング処理とは、第1実施形態および第2実施形態で説明した検知処理(以下、本検知処理という。)と比較して、画像データに前記特殊画像データが含まれるか否かを検知する検知精度は低い一方、処理に要する時間は短いものである。
たとえば、dpi(dots per inch)の値が、スクリーニング処理では、本検知処理よりも小さくなる。たとえば、本検知処理では、600dpiで実行されるのに対し、スクリーニング処理では100dpiで実行される。
図10は、第3実施形態の処理フローを示す図である。図10と図4とを比較すると、図10のS11は、図4のS10の検知処理がスクリーニング処理に代替され、S14とS16との間に、「スクリーニング処理の結果に応じて本検知処理」が実行される。なお、情報処理装置100と画像形成装置200との機能構成例は、図3と同様である。
図10に示すように、S8の処理が終了すると、S52において、検知部18は、スクリーニング処理を実行する。また、スクリーニング処理は、ラスタライズされた画像データの所定単位ごとに実行することができる。ここで、所定単位とは、たとえば、ラスタライズされた画像データの1ページとしてよく、ラスタライズされた画像データの1バンドとしてよい。
また、スクリーニング処理が実行されることにより、画像データの所定単位ごとに、スクリーニング結果情報が付加される。ここで、スクリーニング結果情報とは、特殊画像データが含まれている可能性があることを特定可能な第1情報と、特殊可能データが含まれている可能性はないことを特定可能な第2情報とを含む。第1情報については、本検知処理よりも精度が低いスクリーニング処理により、生成されるものである。したがって、第1情報は、画像データに特殊画像データが含まれていることを断定するものではなく、あくまで、特殊画像データが含まれている可能性があることを示す情報である。
S12において、各所定単位の画像データ毎に、スクリーニング結果情報が付与された画像データを画像形成装置200に対して送信する。画像形成装置200は、該画像データを受信すると(S14)、検知部222は、スクリーニング結果情報に応じて、本検知処理を実行する。
ここで、検知部222は、スクリーニング結果情報として第1情報が付加されている所定単位の画像データに対して本検知処理を実行し、検知部222は、第2情報が付加されている所定単位の画像データに対して本検知処理を実行しない。これにより、検知部222による検知処理に要する時間は、第1実施形態などと比較して短縮できる。
図11は、第3実施形態のタイミングチャートを示す図である。図11(1)は、情報処理装置100の検知部18でのスクリーニング処理により特殊画像データが含まれていたことが検知された場合、つまり、第1情報が付加された1以上の所定単位の画像データが存在する場合を示したものである。
この場合には、画像形成装置200の検知部222は、第1情報が付与された所定単位の画像データに対して本検知処理を実行し、第2情報が付与された所定単位の画像データに対して本検知処理を実行しない。
図11(2)は、情報処理装置100の検知部18でのスクリーニング処理により特殊画像データが含まれていないことが検知された場合、つまり、全ての所定単位の画像データについて第2情報が付加された場合を示したものである。
この場合には、画像形成装置200の検知部222は、全ての所定単位の画像データについて、特殊画像データが含まれていないことが明らかであることから、検知部222は、該全ての所定単位の画像データに対して本検知処理を実行しない。
本実施形態の構成によれば、画像形成装置200の制御部224は、スクリーニング処理が実行された画像データに対して本検知処理を検知部222に実行させる。たとえば、検知部222は、第1情報が付与された所定単位の画像データに対して本検知処理を実行し、第2情報が付与された所定単位の画像データに対して本検知処理を実行しない。また、全ての所定単位の画像データについて第2情報が付加された場合には、検知部222は、該画像データに対して、本検知処理を実行しない。したがって、図6で説明した比較例と比較して、印刷完了までの時間を短縮できる。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第4実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第4実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
また、本実施形態では、検知処理が複数の検知処理(複数の段階)から構成されるとする。本実施形態では、検知処理は、第1検知処理と第2検知処理とからなる。本実施形態では、第1検知処理は画像データの特徴量を抽出する処理であり、第2検知処理は、該抽出された画像データの特徴量に基づいて、該画像データに特殊画像データが含まれているか否かを検知する処理である。さらに本実施形態では、情報処理装置100の検知部18が第1検知処理を実行し、画像形成装置200の検知部222が第2検知処理を実行する。
図12は、第4実施形態の処理フローを示す図である。図10と図4とを比較すると、図10のS9は、図4のS10の検知処理が第1検知処理に代替され、S14とS16との間に、第2検知処理が実行される。
情報処理装置100の検知部18は、S9において、第1検知処理として、画像データの特徴量を抽出する。情報処理装置100は、S12において、該抽出された特徴量および画像データを画像形成装置200に対して送信する。画像形成装置200は、該画像データおよび特徴量を受信すると(S14)、検知部222は、S15において、該特徴量に基づいて、第2検知処理を実行する。
図13は、第4実施形態のタイミングチャートを示す図である。図13に示すように、情報処理装置100は第1検知処理を実行し、画像形成装置200は、第2検知処理を実行する。
この第4実施形態の画像形成システムによれば、情報処理装置100と画像形成装置200とが検知処理を分担して実行する。したがって、図6で説明した比較例と比較して、印刷完了までの時間を短縮できる。
また、第4実施形態の変形例として、たとえば、ユーザから入力されたジョブが、Nページの画像を印刷するジョブである場合には、第1検知処理を、該Nページのうちの一部のN1(N1は、N1<Nを満たす整数)ページの画像データについての検知処理とし、第2検知処理をNページのうちの残りのN2ページ(=N−N1)の画像データについての検知処理としてもよい。このような構成の画像形成システムは、第4実施形態の画像形成システムと同様の効果を奏する。
また、第4実施形態の変形例として、たとえば、検知処理が、N段階(Nは2以上の自然数)の検知処理からなる処理としてもよい。この場合には、情報処理装置100は、第1検知処理として、1段階目〜n段階目(nは、2以上でありN未満の自然数)の検知処理を実行し、画像形成装置200は、第2検知処理として、残りの検知処理、つまり、n+1段階目からN段階目の検知処理を実行するようにしてもよい。このような構成の画像形成システムは、第4実施形態の画像形成システムと同様の効果を奏する。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第5実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
[第5実施形態]
次に、第5実施形態について説明する。第5実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第5実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
第5実施形態では、情報処理装置100は、該情報処理装置100の検知時間および画像形成装置200の検知時間を特定可能である。ここで、検知時間とは、所定単位の画像データに対する検知処理に必要な時間である。さらに、本実施形態では、情報処理装置100と画像形成装置200とのうち検知時間が短い方の装置が検知処理を実行する。
図14は、第5実施形態の画像形成システムの処理フローである。図14と図4とを比較すると、図14のS5では、検知機能保持信号とともに、画像形成装置200の検知時間を特定可能な検知時間情報も送信される。
情報処理装置100は、検知機能確認信号および検知時間を受信すると、制御部30は、情報処理装置100の検知時間と、画像形成装置200の検知時間との大小を比較する。情報処理装置100の検知時間が画像形成装置200の検知時間よりも短い場合には、ラスタライズの処理の後(S8の処理の後)、S72において、情報処理装置100が検知処理を実行する。その後、S12において、情報処理装置100は出力画像データとともに、検知処理が実行済みであることを特定可能な情報も送信する。この場合には、画像形成装置200は、画像データを受信すると(S14)、該画像データとともに送信された情報により、該画像データの検知処理が実行済みであることを特定する。この場合には、画像形成装置200は、検知処理を実行しない。
一方、情報処理装置100の検知時間が画像形成装置200の検知時間よりも長い場合には、ラスタライズの処理の後(S8の処理の後)、検知処理を実行しない。そして、S12において、情報処理装置100は出力画像データとともに、検知処理が未実行であることを特定可能な情報も送信する。この場合には、画像形成装置200は、画像データを受信すると(S14)、該画像データとともに送信された情報により、該画像データの検知処理が未実行であることを特定する。この場合には、S74において、画像形成装置200は、検知処理を実行する。
なお、情報処理装置100の検知時間については、予め記憶部に記憶させておくとともに、画像形成装置200の検知時間については、画像形成装置200の記憶部に記憶させておくことが好ましい。また、情報処理装置100のプリンタドライバの起動時に、情報処理装置100および画像形成装置200のうちの少なくとも1の装置については、基準の画像データに対して検知処理を実行して、検知時間を算出するようにしてもよい。
画像形成装置200は、記憶部に記憶されていた検知時間、または算出された検知時間を情報処理装置100に対して送信するようにしてもよい。また、情報処理装置100は、S7において検知時間の大小を判断する処理の際に、記憶部に記憶されていた検知時間、または算出された検知時間を読み出すようにしてもよい。
このような実施形態の画像形成システムであれば、情報処理装置100と画像形成装置200とのうち、検知時間が短い方の装置(検知速度が速い方の装置)が検知処理を実行することから、前述の実施形態と比較して、さらに、印刷完了までの時間を短縮できる。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。第6実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第5実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
[第6実施形態]
次に、第6実施形態について説明する。第6実施形態では、判断部を画像形成装置200および情報処理装置100のうち少なくとも1の装置が有するものである。また、第5実施形態では、該判断部が、画像形成装置200および情報処理装置100の双方が検知機能を有すると判断したときの実施形態である。
第6実施形態では、情報処理装置100が、検知機能確認信号を送信したときに、画像形成装置200が他のジョブを実行中のときには、検知処理を画像形成装置200が実行せずに、情報処理装置100が実行するものである。
仮に、画像形成装置200が他のジョブの実行中であるにもかかわらず、該画像形成装置200に検知処理を実行させる場合には、画像形成装置200に処理が集中してしまう。そこで、本実施形態では、画像形成装置200が他のジョブの実行中である場合には、情報処理装置100が検知処理を実行することにより、画像形成装置200に処理が集中してしまうことを防止できる。
図15は、第6実施形態の画像形成システムの処理フローである。図15と図4とを比較すると、図15のS5では、検知機能保持情報とともに、状態特定情報も送信される。ここで、状態特定情報とは、画像形成装置200の状態を特定可能な情報である。画像形成装置200の状態とは、たとえば、Busy状態およびReady状態を示す情報である。Busy状態とは、たとえば、画像形成装置200が他のジョブを実行している状態をいう。Ready状態とは、たとえば、画像形成装置200が他のジョブを実行してない状態(何らジョブを実行していない状態)をいう。
情報処理装置100は、該状態特定情報を受信することにより、該状態特定情報から画像形成装置200の状態を特定できる。そして、S8の処理終了後、情報処理装置100は、他ジョブ終了情報を受信したか否かを判断する。ここで、他ジョブ終了情報とは、画像形成装置200による他のジョブが終了したことを特定可能な情報である。また、状態特定情報が、画像形成装置200は他のジョブを実行していないことを特定可能な情報である場合には、該状態特定情報が他ジョブ終了情報として扱われる。
情報処理装置100が、他ジョブ終了情報を受信したときには(または、画像形成装置200は他のジョブを実行していないことを特定可能な状態特定情報を受信したときには)、S30ではYESと判断され、S36に移行する。また、情報処理装置100が、他ジョブ終了情報を受信していないときには(S30でNO)、S32に進む。
S32では、検知部18は、所定単位の画像データに対して、検知処理を実行する。所定単位の画像データとは、前述したように、画像データの1ページとしてよく、画像データの1バンドとしてもよい。
S34では、該検知処理が実行された所定単位の画像データと、該画像データについて検知処理が実行済みであることを特定可能な検知処理済情報とを画像形成装置200に対して送信する。S38では、画像形成装置200は、送信された所定単位の画像データと、検知処理済情報とを受信すると、該受信した画像データを格納していく。
また、画像形成装置200は、他のジョブを実行している場合において、S40では、該他のジョブが終了すると、他ジョブ終了情報を情報処理装置100に対して送信する。なお、S5において、画像形成装置200は他のジョブを実行していないことを特定可能な状態特定情報を受信したときには、S40の処理を実行しない。情報処理装置100は、該他ジョブ終了情報を受信すると、S30でYESと判断する。
S30でYESと判断されると、S36に移行する。S36では、情報処理装置100は、残りの画像データ(S34で送信された画像データ以外の画像データ)と、検知処理未実行情報とを画像形成装置200に対して送信する。
画像形成装置200は、他のジョブが終了した後は、S36で送信された画像データ(検知処理未実行情報とともに送信された画像データ)に対して、検知処理を実行する(S42)。その後、S12において蓄積された画像データ、およびS42において検知処理が実行された画像データに基づいて、印刷処理を実行する(S16)。
図16は、第6実施形態を説明するためのタイミングチャートである。図16に示すように、画像形成装置200が、他のジョブを実行している間は、情報処理装置100は検知処理を実行する(図15のS9など参照)。その後、画像形成装置200が、該他のジョブを終了すると(S30のYES)、画像形成装置200が、検知処理を実行する(S42)。
このような構成によれば、情報処理装置100は、画像形成装置200の処理実行状態を状態特定情報から取得する。また、情報処理装置100の制御部30は、処理実行状態が画像形成装置が前記画像を形成している状態(Busy状態)である場合には、情報処理装置100の検知部18に検知処理を実行させる。したがって、画像形成装置200が他のジョブの実行中である場合には、情報処理装置100が検知処理を実行することから、画像形成装置200に処理が集中してしまうことを防止できる。
なお、本実施形態では、画像形成装置200が他のジョブを終了した後においては、画像形成装置200が検知処理を実行するとして説明した。しかしながら、画像形成装置200が他のジョブを終了した後においては、情報処理装置100および画像形成装置200のうちのいずれが検知処理を実行するようにしてもよい。たとえば、第5実施形態の思想を用いて、画像形成装置200が他のジョブを終了した後においては、情報処理装置100および画像形成装置200のうち検知時間が短い方の装置が検知処理を実行するようにしてもよい。このような変形例であれば、第6実施形態の効果に加えて、印刷完了までの時間を短縮することができる。
[変形例について]
以上、本実施形態を図面により説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。
以上、本実施形態を図面により説明してきたが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。
(1) 前述の実施形態では、特殊画像に基づく特殊画像データが画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、情報処理装置と画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かの判断処理を、検知機能確認信号の送受信により実行されるとして説明した(たとえば、図4のS2およびS4)。しかしながら、他の手法により該判断処理を実行するようにしてもよい。以下では、画像形成装置が検知機能を有するか否かを、情報処理装置が判断する手法を説明する。また、情報処理装置が、複数の画像形成装置と接続されているとする。たとえば、情報処理装置が、初めて、該複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置に対して、画像形成処理を実行させる場合には、該複数の画像形成装置のうちの一の画像形成装置に対して検知機能確認信号を送信する。該一の画像形成装置は返答信号(検知機能保持信号または検知機能非保持信号)を情報処理装置に対して送信する。情報処理装置は、返答信号から特定される情報(つまり、検知機能を保持するか否か)と、該返答信号を送信した画像形成装置の識別番号とを対応付けて記憶すればよい。そうすると、情報処理装置は、2回目以降、該一の画像形成装置に対して、画像形成処理を実行させる場合には、検知機能確認信号および返答信号の送受信を実行せずとも、該記憶内容に基づいて情報処理装置は判断処理を実行することができる。
(2) 前述の第3実施形態〜第6実施形態は、情報処理装置が判断処理を実行するとして説明した。しかしながら、第3実施形態〜第6実施形態のうち少なくとも1の実施形態では、画像形成装置が該判断処理を実行するようにしてもよい。この場合には、図8のS101およびS102などで説明した印刷開始信号を用いて、実施するようにすればよい。
(3) 本実施形態では、情報処理装置および画像形成装置のいずれか一方が、判断部を有するものとして説明した。しかし、該判断部を、情報処理装置および画像形成装置のいずれも有さずに、情報処理装置および画像形成装置とは別個の判断装置が有する構成としてもよい。このような構成の画像形成システムであっても、前述の実施形態と同様の効果を奏する。
[その他]
本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリその他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリその他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
また、今回開示された各実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。また、実施の形態および各変形例において説明された発明は、可能な限り、単独でも、組合わせても、実施することが意図される。
3 アプリケーションプログラム、4 プリンタドライバ、11 描画命令生成部、12 入力部、13 解析部、14 出力画像データ生成部、15 記憶部。
Claims (11)
- 情報処理装置と、該情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置とを含む画像形成システムであって、
特殊画像に基づく特殊画像データが前記画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、前記情報処理装置と前記画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とを備える画像形成システム。 - 前記情報処理装置は、前記判断部を備え、
前記画像形成装置が前記検知処理を実行不可能であることが前記判断部により判断された場合には、前記情報処理装置の実行部が前記検知処理を実行し、
前記画像形成装置が前記検知処理を実行可能であることが前記判断部により判断された場合には、前記画像形成装置の実行部が前記検知処理を実行する、請求項1記載の画像形成システム。 - 前記画像形成装置は、前記判断部を備え、
前記情報処理装置が前記検知処理を実行不可能であることが前記判断部により判断された場合には、前記画像形成装置の実行部が前記検知処理を実行し、
前記情報処理装置が前記検知処理を実行可能であることが前記判断部により判断された場合には、前記情報処理装置の実行部が前記検知処理を実行する、請求項1記載の画像形成システム。 - 前記情報処理装置と前記画像形成装置との双方が前記検知処理を実行可能であることが前記判断部により判断された場合には、
前記情報処理装置の前記実行部は、前記検知処理の一部を実行し、該一部の前記検知処理が実行された旨を特定可能な実行済情報と、前記画像データとを前記情報処理装置に送信し、
前記画像形成装置の前記実行部は、前記実行済情報とともに送信された前記画像データに対して前記検知処理の残りの処理を実行する、請求項1〜請求項3いずれかに記載の画像形成システム。 - 前記情報処理装置と前記画像形成装置との双方が前記検知処理を実行可能であることが前記判断部により判断された場合には、
前記情報処理装置の前記実行部は、第2検知処理と比較して、前記画像データに前記特殊画像データが含まれるか否かを検知する精度は低い一方、処理に要する時間は短い第1検知処理を実行し、
前記画像形成装置の前記実行部は、前記第1検知処理が実行された前記画像データに対して前記第2検知処理を実行する、請求項1〜請求項3いずれかに記載の画像形成システム。 - 前記情報処理装置と前記画像形成装置との双方が前記検知処理を実行可能であることが前記判断部により判断された場合には、前記情報処理装置による前記検知処理に要する時間と、前記画像形成装置による前記検知処理に要する時間とを取得し、
前記実行部は、前記情報処理装置および前記画像形成装置のうち、取得された時間が短い方の装置に、前記検知処理を実行させるための処理を実行する、請求項1〜5いずれかに記載の画像形成システム。 - 前記情報処理装置は、前記画像形成装置の処理実行状態を取得し、
前記情報処理装置の前記実行部は、前記処理実行状態が、前記画像形成装置が前記画像を形成している状態である場合には、前記検知処理を実行する、請求項1〜6いずれかに記載の画像形成システム。 - 情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置であって、
特殊画像に基づく特殊画像データが前記画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、前記情報処理装置と前記画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とを備える画像形成装置。 - 画像形成装置に対して画像データを送信することにより、該画像形成装置に該画像データに基づいた画像を形成させる情報処理装置であって、
特殊画像に基づく特殊画像データが前記画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、前記情報処理装置と前記画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部の判断結果に応じた処理を実行する実行部とを備える情報処理装置。 - 情報処理装置から送信された画像データに基づいた画像を形成する画像形成装置に、
特殊画像に基づく特殊画像データが前記画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、前記情報処理装置と前記画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断手順と、
前記判断手順の判断結果に応じた処理を実行する実行手順とを実行させるための画像形成プログラム。 - 画像形成装置に対して画像データを送信することにより、該画像形成装置に該画像データに基づいた画像を形成させる情報処理装置に、
特殊画像に基づく特殊画像データが前記画像データに含まれるか否かを検知する検知処理を、前記情報処理装置と前記画像形成装置とのうちいずれが実行可能であるか否かを判断する判断手順と、
前記判断手順の判断結果に応じた処理を実行する実行手順とを実行させるための情報処理プログラム。
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2017
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WO2020153081A1 (ja) | 2019-01-23 | 2020-07-30 | 株式会社小糸製作所 | 車両用クリーナシステム |
EP4279190A2 (en) | 2019-01-23 | 2023-11-22 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle cleaner system |
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