JP6123356B2 - 情報処理装置,プログラムおよびログデータ生成方法 - Google Patents

情報処理装置,プログラムおよびログデータ生成方法 Download PDF

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Description

本発明は,情報処理装置,プログラムおよびログデータ生成方法に関する。さらに詳細には,情報処理装置が,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに関する情報を記録するログデータを生成する技術に関するものである。
従来から,パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理装置から印刷装置に印刷データを送信し,印刷装置に当該印刷データに基づく印刷を行わせる際,情報処理装置にてその印刷に関する情報をログデータとして生成し,そのログデータを含むファイルを記憶装置に保存する技術が知られている。
上述の技術を開示した文献としては,例えば特許文献1がある。特許文献1に開示されている情報処理装置では,印刷ジョブに基づく印刷データを生成する際,印刷データの生成に連続してログデータを生成している。また,特許文献1には,ログデータの生成手順として,情報処理装置は,印刷データの生成とログデータの生成とを,物理ページごとに交互に実行することが開示されている。
特開2006−146814号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,印刷対象のドキュメントデータに不具合があり,1ページ分の印刷データが生成されない場合,ログデータも生成されない。そのため,不具合原因の特定が難しく,改善の余地がある。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,印刷データの生成に失敗した際の,不具合原因が特定し易い情報処理装置,プログラムおよびログデータ作成方法を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた情報処理装置は,他装置との間で通信を行う通信部と,制御部とを備え,前記制御部は,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する送信処理と,前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理とを実行することを特徴としている。
本明細書に開示される情報処理装置は,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,1ページ分のデータを複数に分割し,その分割されたデータの1単位であるバンド単位で,ログデータと印刷データとを交互に生成する。そして,情報処理装置は,ログデータを記憶装置に記憶し,印刷データを印刷装置に送信する。記憶装置は,自装置に内蔵されるメモリであってもよいし,サーバ,外部ストレージ等の他装置であってもよい。
すなわち,本明細書に開示される情報処理装置では,バンド単位でログデータと印刷データとを交互に生成するため,仮に1ページを2分割し,当該ページの後半部分で不具合があったとしても,前半部分のログデータが生成され,記憶装置に記憶される。そのため,不具合があるページから印刷データないしログデータを生成した際の痕跡が残り,ページ内の正常な箇所と不具合がある箇所との境界を認識できる。その結果として,不具合箇所の特定が容易になることが期待できる。
また,前記制御部は,全ページ分の印刷データの生成が完了した後,前記送信処理を実行するとよい。印刷データとログデータとを交互に生成する場合,ログデータの生成に時間がかかると印刷データの送信が遅延し,その結果として間欠的な印刷になる可能性が高まる。間欠的な印刷は,印刷と停止とが繰り返されるため,ユーザにとって耳触りとなる。また,定着器の温度が印刷停止によって下がってしまい,無駄な放熱が行われる。そのため,全ページ分の印刷データの生成が完了した後に印刷データの送信を行うことで,上述の間欠印刷の抑制が期待できる。
また,前記制御部は,ログデータを生成するか否かを判断し,ログデータを生成すると判断した場合には,全ページ分の印刷データの生成が完了した後,前記送信処理を実行し,ログデータを生成しないと判断した場合には,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置にページ単位で送信するとよい。ログデータを生成しない場合には印刷データの遅延は生じ難い。そのため,1ページ分の印刷データの生成が完了する度に送信する方が,印刷装置での印刷をより早期に開始できる。
また,前記制御部は,ログデータを生成するか否かを判断し,ログデータを生成すると判断した場合には,前記バンド単位で印刷データを生成し,ログデータを生成しないと判断した場合には,ページ単位で印刷データを生成するとよい。ログデータを生成しない場合には,不具合原因を特定する必要性が低い。そのため,バンド単位の生成処理は行わず,ページ単位で生成処理を行った方が,処理がシンプルである。
また,前記制御部は,全ページ分の印刷データの送信処理が完了した後,全ページ分のログデータを統合して1つのファイルを生成し,当該ファイルを前記記憶装置に記憶するとよい。印刷データの送信処理が完了する前にログデータ用のファイル生成を開始すると,印刷データの送信が遅延し,印刷装置での印刷開始が遅れる可能性がある。そのため,印刷データの送信を優先して完了させ,その後にログデータ用のファイルを生成する方が好ましい。
また,前記制御部は,前記印刷ジョブに印刷方向を表面と裏面とで反転させる両面印刷が設定されている場合,前記生成処理にて,反転対象となるページについて,反転させた印刷データと反転させていないログデータとを生成するとよい。ログデータまで反転させた状態だとユーザがそのログデータを閲覧し難い。そのため,印刷データが反転対象となるページについては,ログデータを印刷データと反対向きのデータにした方が好ましい。
また,前記制御部は,前記生成処理にて,前記バンド単位の共通のビットマップデータから,印刷データとログデータとを生成するとよい。1つのデータから印刷データとログデータとを生成する方が,別々に生成するものと比較して,処理効率がよい。
また,前記制御部は,前記生成処理にてログデータを生成する際,ドット情報の間引きを行うとよい。間引きを行うことで,ログデータのデータ量を削減できる。
また,前記制御部は,前記バンド単位に分割したデータの中から,ログデータとして前記記憶装置に記憶する範囲を決定し,決定された範囲に含まれるログデータを前記記憶装置に記憶するとよい。ログデータに記憶する範囲を選択できることで,ログデータのデータ量を削減できる。
また,本明細書では,情報処理装置に,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記印刷装置に送信する送信処理と,前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理とを実行させるためのプログラムが開示されている。なお,送信処理は,例えば,プリンタドライバ自身が送信する態様であってもよいし,プリンタドライバがオペレーティングシステム(OS)に対して送信を依頼し,結果としてOSが送信する態様であってもよい。
また,本明細書では,情報処理装置が,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに関する情報を記録するログデータを生成するログデータ生成方法であって,前記情報処理装置に,前記印刷ジョブに基づいて,前記ログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成させる生成ステップと,前記情報処理装置が生成した印刷データを,前記情報処理装置から前記印刷装置に送信する送信ステップと,前記情報処理装置が生成したログデータを,記憶装置に記憶する記憶ステップとを含むことを特徴とするログデータ生成方法が開示されている。
本発明によれば,印刷データの生成に失敗した際の,不具合原因が特定し易い情報処理装置,プログラムおよびログデータ作成方法が実現される。
実施の形態に係るプリントシステムの構成を示すブロック図である。 実施の形態に係るプリントシステムの印刷手順を示すブロック図である。 印刷設定画面の構成を示す図である。 保存設定画面の構成を示す図である。 実施の形態に係るプリンタドライバの印刷処理の手順(前半)を示すフローチャートである。 印刷データ生成処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係るプリンタドライバの印刷処理の手順(後半)を示すフローチャートである。 ログ結合処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,プリンタと,そのプリンタ用のプリンタドライバが組み込まれたパーソナルコンピュータ(PC)とを有するプリントシステムに本発明を適用したものである。
[プリントシステムの構成]
本形態のプリントシステム100は,図1に示すように,プリンタ2(印刷装置の一例)と,プリンタ2を制御するPC1(情報処理装置の一例)とを備えている。プリントシステム100では,PC1とプリンタ2とがUSBケーブルを介して接続されている。
なお,プリントシステム100を構成するプリンタおよびPCは各1台に限るものではなく,それぞれ複数台接続してもよい。また,PC1とプリンタ2との接続は,USBケーブルに限らず,その他のシリアル通信ケーブル,パラレル通信ケーブル,有線LANケーブル,さらには無線LAN等の無線通信であってもよい。
PC1は,各種処理を実行するCPU11(制御部の一例)と,当該PC1の起動時にCPU11が行う起動処理のプログラム(BIOS)等を記憶したROM12と,CPU11が各種処理を行う際に一時的な記憶領域として利用されるRAM13と,各種のプログラムやデータを記憶したハードディスクドライブ(HDD)14(記憶装置の一例)とを有するコントローラ30(制御部の一例)を備えている。
また,PC1は,キーボードやマウス等からなる操作部15と,液晶ディスプレイ等からなる表示部16と,USBインターフェース17(通信部の一例)と,ネットワークインターフェース18(通信部の一例)とを有し,これらがコントローラ30によって制御される。
PC1には,オペレーティングシステム(OS)と,アプリケーションプログラム(文書作成ソフト,作図ソフト,表計算ソフト,写真データ編集ソフト等)と,プリンタ2を制御するプリンタドライバ(プログラムの一例)とが記憶されている。なお,各種プログラムはCD−ROMなどの記憶媒体に記憶されているものをインストールしてもよいし,ネットワーク上のサーバに記憶されているものをダウンロードしてインストールしてもよい。
プリンタ2は,用紙に画像を形成する機能を有していればよく,その画像形成方式は,電子写真方式,インクジェット方式,その他の一般的な画像形成方式を採用していればよい。また,カラー画像及びモノクロ画像の画像形成が可能であっても,モノクロ画像のみの画像形成が可能であってもよい。
[PCの動作]
続いて,本形態のプリントシステム100にて印刷を行う際の,PC1の動作について,図2のブロック図を参照しつつ説明する。なお,図2中,グラフィックエンジン51,スプーラ52は,OSの一部として提供される。
図2中,プリンタドライバ40は,印刷対象となる画像データの加工処理や,加工処理が反映された画像データに基づく印刷データ42の生成処理を行う。加工処理としては,例えば,ウォータマーク,ヘッダー,フッター等の合成,拡大,縮小等の倍率変更,画像回転,2in1,4in1等の集約が該当する。
また,プリンタドライバ40は,図3に示すように,印刷の各種属性をユーザに設定させる印刷設定画面411を提供する。印刷設定画面411では,用紙サイズ,用紙種類,印刷品質,印刷向きの,一般的な印刷設定の他,印刷に関するログを残す機能である保存機能を有効にするか否かの設定を行うことが可能である。印刷設定画面411では,「印刷ログを残す」に対応するチェックボックスをオンにすることで保存機能が有効になり,オフにすることで保存機能が無効になる。
保存機能が有効な場合,プリンタドライバ40は印刷データ42とログデータ41とを交互に生成し,印刷データ42をプリンタ2に送信し,ログデータ41をHDD14に保存する。一方,保存機能が無効な場合,プリンタドライバ40は印刷データ42を生成するものの,ログデータ41は生成しない。
また,プリンタドライバ40は,図4に示すように,保存機能に関する属性をユーザに設定させる保存設定画面412を提供する。本形態では,印刷設定画面411の「詳細」ボタンを押下することで保存設定画面412が起動される。
保存設定画面412では,保存されるログデータ41のサイズや,保存されるデータの部位の設定を受け付ける。ログデータ41のサイズは,小,中,大,から1つが選択される。プリンタドライバ40は,画像情報を数ドット間隔で記憶する,つまりドット情報の間引き量を調整することでログデータ41のサイズを変更する。すなわち,ログデータ41のサイズを小さくするほど,間引き量を大きくする。ログデータ41のサイズが大の場合は,間引きを行わない。また,保存されるデータの部位は,ページ全体,ページ前半分,ページ後半部分,から1つが選択される。ページ前半が選択された場合には,ページ後半を白データとする。ページ後半が選択された場合には,ページ前半を白データとする。ページ前半あるいはページ後半を選択した場合には,ページ全体を保存する場合と比較して,データ量を小さくすることができる。
グラフィックエンジン51は,プリンタ2や表示部16の出力デバイスの制御を行うモジュールである。グラフィックエンジン51は,アプリケーションプログラム61からの命令を受け付け,その命令をデバイスドライバ(本形態ではプリンタドライバ40)に受け渡す。
スプーラ52は,プリンタドライバ40によって生成された印刷データ42を一時的に蓄積し,印刷データ42を順次にプリンタ2に出力する機能を有するモジュールである。すなわち,本明細書において「プリンタドライバ40が印刷データ42をプリンタ2に送信する」と記載した場合,それは「プリンタドライバ40が印刷データ42をスプーラ52に蓄積する」ことを意味し,実際にスプーラ52によってプリンタ2に印刷データ42が送信されたことまでは意味しない。
本形態のプリントシステム100にて印刷を行う際には,先ず,PC1に組み込まれているアプリケーションプログラム61がユーザからの印刷指示を受け付け,印刷開始通知を出力する。そして,OSの一部であるグラフィックエンジン51がアプリケーションプログラム61からその印刷開始通知を受け付け,アプリケーションプログラム61から印刷対象の画像データの取得を開始する。
グラフィックエンジン51は,画像データの取得を開始すると,プリンタドライバ40に対して描画命令を行う。プリンタドライバ40は,描画命令を受け付けると,当該描画命令に基づいてビットマップ画像(BMP画像)を生成し,さらにそのBMP画像に基づいてPDL形式の印刷データ42を生成する。また,印刷データ42の生成の際,必要に応じて,画像反転等の加工処理を行う。また,保存機能が有効の場合には,ログデータ41の生成も行う。ログデータ41のファイル形式は,ユーザが閲覧可能なものであればよく,例えば,BMP,XML,JPEGが適用可能である。
プリンタドライバ40は,印刷データ42の生成後,当該印刷データ42をスプーラ52に格納する。印刷データ42がスプーラ52に格納されると,スプーラ52は格納されている印刷データ42をプリンタ2に送信する。印刷データ42を受信したプリンタ2は,その印刷データ42に基づいて印刷を行う。
また,プリンタドライバ40は,保存機能が有効の場合に,印刷データ42とログデータ41とを交互に生成し,それらをHDD14の所定のフォルダに一時的に保存する。そして,プリンタドライバ40は,全ページ分の印刷データを送信した後,全ページ分のログデータ41を統合し,1つのPDFファイルを生成する。このPDFファイルは,HDD14の指定フォルダに記憶される。
[印刷処理]
続いて,前述した印刷手順を実現するPC1の印刷処理について,図5のフローチャートを参照しつつ説明する。図5は,プリンタドライバ40の手順を示しており,アプリケーションプログラム61からOSを介して印刷指示を受け付けたことを契機に,CPU11によって実行される。
印刷処理では,先ず,保存機能が有効か否かを判断する(S101)。保存機能が有効の場合には(S101:YES),グラフィックエンジン51に対して,1ページ分のデータを複数に分割する分割命令を入力する(S102)。具体的に本形態では,前半部分と後半部分とに2分割する分割命令を入力する。以下,1ページ分のデータを複数に分割した1単位をバンドとし,バンド単位に分割されたデータとバンドデータとする。本形態では,前半部分のデータや後半部分のデータが1バンド分のバンドデータに該当する。これにより,プリンタドライバ40は,グラフィックエンジン51からバンド単位のデータの描画命令を受け取ることになる。なお,プリンタドライバ40がデータの分割機能を有している場合には,プリンタドライバ40自身がデータ分割を行ってもよい。
S102の後,グラフィックエンジン51から1バンド分の描画命令を受け取る(S103)。本形態では,1ページ分の処理を開始する場合には前半部分のバンドデータに関する描画命令を受け取り,前半部分の処理が完了している場合には後半部分のバンドデータに関する描画命令を受け取る。そして,受け取った描画命令に基づいて,1バンド分のBMP画像を生成する(S104)。なお,BMP画像の生成は,プリンタドライバ40自身が行ってもよいし,グラフィックエンジン51がBMP画像の生成機能を有している場合には,グラフィックエンジン51にBMP画像の生成を行わせてもよい。
S104の後,S103でのBMP画像の生成に成功したか否かを判断する(S105)。BMP画像の生成に失敗した場合には(S105:NO),当該ページの残りのバンドについてはBMP画像を生成しない。そのため,S110に移行して,次のページの処理を行う。
一方,BMP画像の生成に成功した場合には(S105:YES),保存機能が有効か否かを判断する(S106)。印刷処理では,BMP画像の生成後に保存機能を無効に変更するステップ(後述するS124)があるため,S101の判断後であっても,S106にて改めて保存機能の有無を判断する。
保存機能が有効のままの場合には(S106:YES),ログデータ41を生成する(S121)。具体的にS121では,S104で生成されたBMP画像をコピーし,さらにログデータのサイズ設定に従って,コピーされたBMP画像に対して間引きを行う。そして,間引き後のBMP画像を,ログデータ41とする。
S121の後は,ログデータ41を一時的に記憶するために確保されたログ用一時記憶領域の空き容量が閾値より大きいか否かを判断する(S122)。このログ用一時記憶領域は,HDD14全体であってもよいし,HDD14のうちログデータ41を記憶するために確保された領域であってもよい。空き容量が閾値より大きい場合には(S122:YES),S121にて生成したログデータ41をログ用一時記憶領域に一時的に保存する(S123)。一方,空き容量が閾値より大きくない場合には(S122:NO),ログデータを保存できないため,保存機能を無効に変更する(S124)。
S123あるいはS124の後,あるいは保存機能が無効であった場合には(S106:NO),S104で生成した1バンド分のBMP画像を基に,印刷データ42の生成を行う印刷データ生成処理を実行する(S107)。
ここで,S107の印刷データ生成処理について,図6のフローチャートを参照しつつ説明する。印刷データ生成処理では,先ず,受け付けた印刷ジョブに自動両面印刷が設定されているか否かを判断する(S141)。自動両面印刷が設定されていない場合には(S141:NO),S104で生成したBMP画像をPDLデータに変換する(S144)。このS144での変換後のPDLデータが,印刷データ42である。
自動両面印刷が設定されている場合には(S141:YES),自動両面印刷を行うに際して画像反転が必要か否かを判断する(S142)。例えば,プリンタ2がシートの搬送方向を反転させて両面印刷を実現する場合,表面の印刷データと裏面の印刷データとで画像を反対向きにしなければ,シートに印刷される画像について表面と裏面とで向きが揃わない。そのため,表面に印刷される画像と裏面に印刷される画像との一方を反転させる必要がある。この他,例えば,綴じ部の設定によっては画像を反転させる必要がある。そこで,反転対象となる面に印刷されるページは,画像反転が必要と判断される。なお,反転対象となる面に印刷されるページであっても,プリンタ2に画像を反転させる機能がある場合には,画像反転を不要と判断してもよい。
画像反転が不要の場合には(S142:NO),S104で生成したBMP画像をPDLデータに変換する(S144)。一方,画像反転が必要の場合には(S142:YES),S104で生成したBMP画像を反転させる(S143)。そして,反転後のBMP画像をPDLデータに変換する(S144)。S144の後は,印刷データ生成処理を終了する。
図5の説明に戻り,S107にて1バンド分の印刷データ42を生成した後,生成した印刷データ42を一時的に記憶するために確保された印刷用一時記憶領域に一時的に保存する(S108)。すなわち,印刷データ42を,生成後に即時に送信するのではなく,1ページ分の印刷データ42の生成が完了し,さらに全ページ分の印刷データ42の生成が完了するまで送信を待機する。
S108の後,1ページ分の処理が完了したか否かを判断する(S109)。本形態では,1ページ分のデータが2分割されるため,前半部分の印刷データ42を生成した後では1ページ分の処理が完了しておらず,後半部分の印刷データ42を生成した後では1ページ分の処理は完了していることになる。1ページ分の処理が完了していない場合には(S109:NO),S103に移行し,次のバンドである後半部分の描画命令を受け付ける。
1ページ分の処理が完了している場合には(S109:YES),全ページ分の処理が完了したか否かを判断する(S110)。全ページ分の処理が完了していない場合には(S110:NO),S103に移行し,次のバンドである次のページの前半部分の描画命令を受け付ける。
全ページ分の処理が完了した場合には(S110:YES),図7のフローチャートに移り,印刷データ42が印刷用一時記憶領域に記憶されているか否かを判断する(S151)。本処理では,S104でのBMP変換に一度も成功しなかった場合には印刷データ42が生成されない。そこで,印刷データ42が記憶されていない場合には(S151:NO),印刷データ42を送信することなく印刷処理を終了する。
印刷データが記憶されている場合には(S151:YES),記憶されている印刷データ42を順次にプリンタ2に送信する(S152)。なお,プリンタドライバ40としての印刷データ42の送信は,スプーラ52に対して印刷データ42を登録するまでである。すなわち,S152では,実際にスプーラ52がプリンタ2への印刷データ42の送信を完了させたことまでを含めなくてもよい。
S152の後,ログデータ41がログ用一時記憶領域に記憶されているか否かを判断する(S153)。ログデータ41が記憶されていない場合には(S153:NO),PDFファイルを生成することなく印刷処理を終了する。
ログデータ41が記憶されている場合には(S153:YES),バンド単位で生成されているログデータ41を1ページ分のログデータ41として結合するログ結合処理を実行する(S154)。
ここで,S154のログ結合処理について,図8のフローチャートを参照しつつ説明する。ログ結合処理では,先ず,データの保存部位を取得する(S171)。データの保存部位の設定は,図4に示した保存設定画面412へのユーザ入力によって行われる。
S171の後,ページ先頭に対応する1バンド分のログデータ41を読み出す(S172)。本形態では,前半部分のログデータ41を読み出す。次に,ログデータ41が有ったか否か判断する(S173)。ログデータが無ければ(S173:NO),当該バンドに対応するサイズの白画像のBMP画像を生成する(S174)。
S174の後,あるいはログデータが有れば(S173:YES),S172で読み出したログデータあるいはS174で生成したBMP画像を,先行するバンドのログデータと結合する(S175)。本形態では,前半部分の処理の場合,結合元となるログデータが無いため,ログデータ41の結合用に確保された結合用記憶領域に保存されるのみとなる。後半部分の処理の場合,結合元となる前半部分のログデータが保存されているため,前半部分のログデータと結合されることになる。
S175の後,1ページ分の全バンドの結合が完了したか否かを判断する(S176)。本形態では,前半部分の処理が完了した後では後半部部の処理が残っているため1ページ分の結合は完了しておらず,後半部分の処理が完了した後では1ページ分の結合は完了している。1ページ分の全バンドの結合が完了していない場合には(S176:NO),S172に移行し,後続するバンドのBMP画像を読み出す。一方,1ページ分の全バンドの結合が完了している場合には(S176:YES),ログ結合処理を終了する。
図7の説明に戻り,S154にて1ページ分のログデータ41を生成した後,当該ログデータ41のデータ形式をBMPからJPEGに変換する(S155)。JPEGに変換することで,データサイズが小さくなる。S155の後,全ページ分の処理が完了したか否かを判断する(S156)。全ページ分の処理が完了していない場合には(S156:NO),S154に移行して,次ページの処理を行う。
全ページ分の処理が完了した場合には(S156:YES),全ページ分のJPEGを記憶する1つのPDFファイルを生成する(S157)。このPDFファイルはHDD14の指定フォルダに保存される。S157の後は,印刷処理を終了する。
また,図5のS101にて保存機能が無効の場合には(S101:NO),図7のフローチャートに移り,グラフィックエンジン51から1ページ分の描画命令を受け取る(S181)。そして,受け取った描画命令に基づいて,1ページ分のBMP画像を生成する(S182)。
S182の後,1ページ分の印刷データ42の生成を行う印刷データ生成処理を実行する(S183)。S183での印刷データ生成処理は,S107での印刷データ生成処理と同じであり,説明を省略する。ただし,生成される印刷データ42は,S107が1バンド分であるのに対し,S183では1ページ分である。S184の後は,生成された印刷データ42をプリンタ2に送信する(S184)。
すなわち,1ページ分のデータをバンド単位に分割して処理を小分けにすると,処理が複雑になり,処理完了までの時間もかかる。そのため,ログデータ41の生成が不要の場合には,バンド単位に分割せず,1ページ単位で処理を行う。また,ログデータ41の生成が不要の場合には,印刷データ42を生成後に即時に送信する。これにより,印刷を早期に開始できる。一方,ログデータ41の生成が必要な場合には,ログデータ41と印刷データ42とを交互に生成する。そのため,ログデータ41の生成に必要な処理に時間がかかると印刷データの送信が遅延し,その結果として間欠的な印刷になる可能性が高まる。そのため,全ページ分の印刷データ41の生成が完了した後に印刷データ41の送信を行うことで,間欠印刷を抑制する。
S184の後は,全ページ分の処理が完了したか否かを判断する(S185)。全ページ分の処理が完了していない場合には(S185:NO),S181に移行し,次のページの処理を行う。一方,全ページ分の処理が完了した場合には(S185:YES),印刷処理を終了する。
以上詳細に説明したように本形態のPC1では,保存機能が有効の場合,バンド単位でログデータ41と印刷データ42とを交互に生成するため,仮にページ内を2分割し,後半部分で不具合があったとしても,前半部分のログデータ41は生成され,PDFファイルに記憶される。そのため,不具合があるページから,印刷データ42ないしログデータ41を生成した際の痕跡が残り,ページ内の正常な箇所と不具合がある箇所との境界を認識できる。その結果として,例えば,前半部分に写真画像Aがあり,後半部分に写真画像Bがあるページを印刷する際,前半部分のログデータのみが残っている場合に,ユーザは写真画像Bに不具合があることを推測できる。また,当該ページのログデータが残っていなければ写真画像Aに不具合があると推測できる。このように,ユーザにとって不具合原因の特定が容易になることが期待できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,印刷装置としてはプリンタに限るものではなく,コピー機,FAX,あるいは印刷機能を有する複合機等であってもよい。また,情報処理装置としてはPCに限るものではなく,ワークステーション,スマートフォン,PDA等であってもよい。
また,実施の形態では,ログデータ41を自装置のHDD14に記憶しているが,これに限るものではない。例えば,ログデータ41をネットワークインターフェース18を介して接続するサーバ等の外部ストレージに記憶してもよい。
また,実施の形態では,1ページ分のデータを前半部分と後半部分とに2分割しているが,分割数は2よりも大きくてもよい。不具合箇所をより詳細に特定するには,分割数が多い方が好ましい。一方で,分割数が多いほど制御が複雑になり,処理に時間がかかるため,処理速度を優先するには分割数が少ない方が好ましい。
また,実施の形態では,保存機能が有効の場合,ログデータ41を生成した後,印刷データ42を生成しているが,生成順はこれに限るものではない。すなわち,逆順であってもよいし,同時であってもよい。
また,実施の形態では,保存機能が有効の場合,全ページ分の印刷データ42が揃ってからプリンタ2へ送信しているが,プリンタ2への送信タイミングはこれに限るものではない。例えば,所定ページ数単位で送信してもよいし,メモリフルを条件として送信してもよい。
また,実施の形態では,保存機能が有効の場合,全ページ分の印刷データ42を送信した後,ログデータ41を記憶するPDFファイルを生成しているが,逆順であってもよいし,同時であってもよい。なお,印刷データ42の送信が完了する前にPDFファイルの生成を開始すると,印刷データ42の送信が遅延し,プリンタ2での印刷開始が遅れる可能性がある。そのため,実施の形態のように,印刷データ42の送信を優先して完了させ,その後にPDFファイルを生成する方が好ましい。
また,実施の形態では,S104にてBMP画像の生成に失敗した場合には(S105:NO),該当ページの処理を終了し,次のページの処理に移行しているが,これに限るものではない。例えば,S104にてBMP画像の生成に失敗した場合(S105:NO),次のページの処理に移行せずS151に移行し,BMP画像の生成に失敗する前までに生成された印刷データの送信を行ってもよい。また,例えば,S104にてBMP画像の生成に失敗した場合(S105:NO),次のページの処理に移行せずさらに印刷データ42も送信せずS153に移行し,BMP画像の生成に失敗する前までに生成されたログデータ41用のPDFファイルの生成を行ってもよい。また,S104にてBMP画像の生成に失敗した場合の処理を,実施の形態の処理を含めて上述の処理の中から選択できるようにしてもよい。
また,実施の形態では,保存設定として,ログデータ41のサイズ設定や,データ保存部位の設定が可能であるが,これらの設定は無くてもよい。例えば,ログデータ41用のBMP画像の間引きを行わなくてもよい。また,データサイズの変更は,間引き量の変更の他,解像度を変更してもよい。また,保存部位もページ全体固定であってもよい。また,実施の形態では,印刷データ42として反転画像を用意する場合に,ログデータ41は反転させないようにしているが,反転状態のままログデータ41に記憶してもよい。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。実施の形態に開示されている処理は,一部をCPU,残りをASIC等,異なるハードウェアがそれぞれ処理を分担して実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
1 PC
2 プリンタ
40 プリンタドライバ
41 ログデータ
42 印刷データ
52 スプーラ
61 アプリケーションプログラム
100 プリントシステム

Claims (15)

  1. 他装置との間で通信を行う通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    全ページ分の印刷データの生成が完了した後,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,ログデータを生成するか否かを判断し,ログデータを生成すると判断した場合には,全ページ分の印刷データの生成が完了した後,前記送信処理を実行し,ログデータを生成しないと判断した場合には,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置にページ単位で送信することを特徴とする情報処理装置。
  2. 他装置との間で通信を行う通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,ログデータを生成するか否かを判断し,ログデータを生成すると判断した場合には,前記バンド単位で印刷データを生成し,ログデータを生成しないと判断した場合には,ページ単位で印刷データを生成することを特徴とする情報処理装置。
  3. 他装置との間で通信を行う通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,全ページ分の印刷データの送信処理が完了した後,全ページ分のログデータを統合して1つのファイルを生成し,当該ファイルを前記記憶装置に記憶することを特徴とする情報処理装置。
  4. 他装置との間で通信を行う通信部と,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    前記生成処理にて生成された印刷データを,前記通信部を介して前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行し,
    さらに前記制御部は,前記バンド単位に分割したデータの中から,ログデータとして前記記憶装置に記憶する範囲を決定し,決定された範囲に含まれるログデータを前記記憶装置に記憶することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載する情報処理装置において,
    前記制御部は,前記印刷ジョブに印刷方向を表面と裏面とで反転させる両面印刷が設定されている場合,前記生成処理にて,反転対象となるページについて,反転させた印刷データと反転させていないログデータとを生成することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載する情報処理装置において,
    前記制御部は,前記生成処理にて,前記バンド単位の共通のビットマップデータから,印刷データとログデータとを生成することを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1つに記載する情報処理装置において,
    前記制御部は,前記生成処理にてログデータを生成する際,ドット情報の間引きを行うことを特徴とする情報処理装置。
  8. 情報処理装置に,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    全ページ分の印刷データの生成が完了した後,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行させ
    さらに前記情報処理装置に,
    ログデータを生成するか否かを判断させ,ログデータを生成すると判断された場合には,全ページ分の印刷データの生成を完了させた後,前記送信処理を実行させ,ログデータを生成しないと判断された場合には,前記生成処理にて生成された印刷データを,前記印刷装置にページ単位で送信させるためのプログラム。
  9. 情報処理装置が,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに関する情報を記録するログデータを生成するログデータ生成方法において,
    前記情報処理装置に,前記印刷ジョブに基づいて,前記ログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成させる生成ステップと,
    全ページ分の印刷データの生成が完了した後,前記情報処理装置が生成した印刷データを,前記情報処理装置から前記印刷装置に送信する送信ステップと,
    前記情報処理装置が生成したログデータを,記憶装置に記憶する記憶ステップと,
    を含み,
    前記情報処理装置に,ログデータを生成するか否かを判断させ,ログデータを生成すると判断された場合には,全ページ分の印刷データの生成を完了させた後,前記送信ステップを実行させ,ログデータを生成しないと判断された場合には,前記生成ステップにて生成された印刷データを,前記印刷装置にページ単位で送信させることを特徴とするログデータ生成方法。
  10. 情報処理装置に,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    前記生成処理にて生成された印刷データを,前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行させ,
    さらに前記情報処理装置に,
    ログデータを生成するか否かを判断させ,ログデータを生成すると判断された場合には,前記バンド単位で印刷データを生成させ,ログデータを生成しないと判断された場合には,ページ単位で印刷データを生成させるためのプログラム。
  11. 情報処理装置に,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    前記生成処理にて生成された印刷データを,前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行させ,
    さらに前記情報処理装置に,
    全ページ分の印刷データの送信処理を完了させた後,全ページ分のログデータを統合させて1つのファイルを生成させ,当該ファイルを前記記憶装置に記憶させるためのプログラム。
  12. 情報処理装置に,
    印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに基づいて,記憶装置に記憶させるログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成する生成処理と,
    前記生成処理にて生成された印刷データを,前記印刷装置に送信する送信処理と,
    前記生成処理にて生成されたログデータを,前記記憶装置に記憶する記憶処理と,
    を実行させ,
    さらに前記情報処理装置に,
    前記バンド単位に分割したデータの中から,ログデータとして前記記憶装置に記憶する範囲を決定させ,決定された範囲に含まれるログデータを前記記憶装置に記憶させるためのプラグラム。
  13. 情報処理装置が,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに関する情報を記録するログデータを生成するログデータ生成方法において,
    前記情報処理装置に,前記印刷ジョブに基づいて,前記ログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成させる生成ステップと,
    前記情報処理装置が生成した印刷データを,前記情報処理装置から前記印刷装置に送信する送信ステップと,
    前記情報処理装置が生成したログデータを,記憶装置に記憶する記憶ステップと,
    を含み,
    前記情報処理装置に,ログデータを生成するか否かを判断させ,ログデータを生成すると判断された場合には,前記バンド単位で印刷データを生成させ,ログデータを生成しないと判断された場合には,ページ単位で印刷データを生成させることを特徴とするログデータ生成方法。
  14. 情報処理装置が,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに関する情報を記録するログデータを生成するログデータ生成方法において,
    前記情報処理装置に,前記印刷ジョブに基づいて,前記ログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成させる生成ステップと,
    前記情報処理装置が生成した印刷データを,前記情報処理装置から前記印刷装置に送信する送信ステップと,
    前記情報処理装置が生成したログデータを,記憶装置に記憶する記憶ステップと,
    を含み,
    前記情報処理装置に,全ページ分の印刷データの送信ステップを完了させた後,全ページ分のログデータを統合させて1つのファイルを生成させ,当該ファイルを前記記憶装置に記憶させることを特徴とするログデータ生成方法。
  15. 情報処理装置が,印刷装置に画像を印刷させる印刷ジョブに関する情報を記録するログデータを生成するログデータ生成方法において,
    前記情報処理装置に,前記印刷ジョブに基づいて,前記ログデータと,前記印刷装置に送信する印刷データとを,1ページ分のデータを複数に分割した1単位であるバンド単位で,交互に生成させる生成ステップと,
    前記情報処理装置が生成した印刷データを,前記情報処理装置から前記印刷装置に送信する送信ステップと,
    前記情報処理装置が生成したログデータを,記憶装置に記憶する記憶ステップと,
    を含み,
    前記情報処理装置に,前記バンド単位に分割したデータの中から,ログデータとして前記記憶装置に記憶する範囲を決定させ,決定された範囲に含まれるログデータを前記記憶装置に記憶させることを特徴とするログデータ生成方法。
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