JP2019008975A - 回路遮断器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 製造工程において、部品の位置関係の調整を不要とし、製造が容易で、製造コストを低廉化することが可能な回路遮断器を提供する。
【解決手段】 ラッチ部18は、可動接片21を有するスイッチ部17をオン状態又はオフ状態に保持する。ラッチ解除部19は、スイッチ部17をオン状態に保持したラッチ部18をオフ状態に解除する。ラッチ部18において、第1リンク32は、操作子12に連動され、係合部32aを有する。第2リンク33は、第1リンク32及び可動接片21に連結され、フレーム51に当接される第1突起33aを有する。解除部材34は、第2リンク33に回動可能に設けられ、第1リンク32の係合部32aが係合される軸部34aと、アーマチュア30の第2端部30aが当接される第2突起34dを有する。
【選択図】図12
Description
[構成]
図1は、本実施形態に係る回路遮断器10を示している。回路遮断器10は、後述するハウジングとしての第1ベース及び第2ベースを覆うカバー11を有している。カバー11は、フランジ状のプレート11aを有し、プレート11aの両側に対応する側面には、爪11b、11cが設けられている。爪11b、11cは、回路遮断器10を図示せぬ例えば配電盤等に取着するとき、抜け止め防止部として機能する。プレート11aの中央部には、カバー11に回動可能に保持された操作子12が設けられている。
[作用]
上記構成において、回路遮断器10の作用について説明する。
[ラッチ解除動作]
図12、図13に示す回路遮断器10がラッチ状態である場合、電源端子14の接点20とスイッチ部17の接点22、可動接片21、アクチュエータ50のコイル52、及び負荷端子13間に定格電流が流れている。
(過負荷電流時の動作)
上記ラッチ状態において、コイル52に、例えば定格電流を超える過負荷電流が流れた場合、コイル52に発生された電磁力によりプランジャ54がチューブ53の上部に移動する。このため、アーマチュア30の一端部が電磁力により吸引され、図示矢印A方向に回動される。これに伴い、アーマチュア30の駆動部30aがラッチ解除部材34の第2突起34dに当接し、ラッチ解除部材34を図示矢印A方向に回動する。このため、ラッチ解除部材34の軸部34aとラッチリンク32の係合部32aとの係合状態が解除され、ラッチリンク32と保持リンク33は、ピン39を中心として回動する。すなわち、ラッチリンク32は、図示矢印A方向に回動し、保持リンク33は図示矢印B方向に回動する。
(短絡電流時の動作)
図12、図13に示すラッチ状態において、コイル52に、例えば定格電流を大幅に超える大電流(短絡電流、例えば定格電流比で400%以上の電流)が流れた場合、コイル52によって発生した電磁力によりプランジャ54がチューブ53の上部に移動するより前に、アーマチュア30の一端部が電磁力により吸引され、図示矢印A方向に回動される。これに伴い、アーマチュア30の駆動部30aがラッチ解除部材34の第2突起34dに衝突し、ラッチ解除部材34を図示矢印A方向に回動する。このため、ラッチ解除部材34の軸部34aとラッチリンク32の係合部32aとの係合状態が解除され、保持リンク33による可動接片21への押圧力が解除される。よって、可動接片21は、ばね46の付勢力により図示矢印A方向に回動され、接点22が接点20から離間してスイッチ部17がオフすることにより、回路遮断器10は遮断状態となる。ラッチ部18の動作は、過負荷電流時の動作と同様である。
(実施形態の効果)
本実施形態によれば、ラッチ部18は、操作子12及びハンドルリンク31に順次連結されたラッチリンク32、保持リンク33、可動接片21を具備し、保持リンク33の第1突起33aをフレーム51の第2部分51bに当接させることにより、保持リンク33、ラッチリンク32、可動接片21、ラッチ解除部材34の位置を規定することができる。したがって、ラッチ解除部材34の位置を容易に規定することができるため、ラッチ解除部材34の第2突起34dとアーマチュア30の駆動部30aとの距離のばらつきを低減することができ、各部品の相対的な位置精度を向上することができる。
Claims (2)
- 可動接片を有するスイッチ部をオン状態又はオフ状態にラッチするラッチ部と、
前記スイッチ部をオン状態にラッチした前記ラッチ部のラッチを解除するラッチ解除部と、
を具備し、
前記ラッチ解除部は、
コイルと、
前記コイルに設けられたフレームと、
第1端部及び第2端部を有し、前記フレームに前記第1端部と前記第2端部の間の中間部が回動可能に設けられ、前記第1端部が前記コイルから離間する方向に付勢されたアーマチュアと、
を具備し、
前記ラッチ部は、
操作子と、
前記操作子に連動され、係合部を有する第1リンクと、
前記第1リンク及び前記可動接片に連結され、前記操作子の操作に連動して前記スイッチ部をオン状態に設定するとき、前記フレームに当接される第1突起を有する第2リンクと、
前記第2リンクに回動可能に設けられ、前記第1突起が前記フレームに当接されるとき、前記第1リンクの前記係合部が係合される軸部と、前記アーマチュアの前記第1端部が前記コイルに吸引されるとき、前記アーマチュアの前記第2端部が当接され、前記軸部と前記係合部との係合を解除させる第2突起を有する解除部材と、
を具備することを特徴とする回路遮断器。 - 前記第1リンクを前記操作子に連動させる第1ピンと、
前記第1リンクと前記第2リンクを連結する第2ピンと
前記第2リンクと前記可動接片を連結する第3ピンと、
を具備し、
前記第1突起が前記フレームに当接された状態で、前記第2ピンは、前記第1ピンと前記第3ピンと接続する直線より、前記第1突起と反対側に位置することを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123305A JP6840632B2 (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017123305A JP6840632B2 (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | 回路遮断器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019008975A true JP2019008975A (ja) | 2019-01-17 |
JP6840632B2 JP6840632B2 (ja) | 2021-03-10 |
Family
ID=65029717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017123305A Active JP6840632B2 (ja) | 2017-06-23 | 2017-06-23 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6840632B2 (ja) |
-
2017
- 2017-06-23 JP JP2017123305A patent/JP6840632B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6840632B2 (ja) | 2021-03-10 |
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