JP2019008937A - 防爆防水ケースと発火防止用シート - Google Patents

防爆防水ケースと発火防止用シート Download PDF

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Takanari Ogawa
隆也 小川
洋昭 浅井
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洋昭 浅井
啓太郎 日野
Keitaro Hino
啓太郎 日野
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Abstract

【課題】ケース内部での短絡を防止または抑制し、ベントしたガスを外部に安全に解放させることができ、短絡時の発火を防止または抑制することができる防爆防水ケースを提供することが課題である。【解決手段】実施形態の防爆防水ケースは、内部が密閉された防水ケースのケース本体と、前記ケース本体内に収納され、内部短絡により発火する内蔵物と、前記ケース本体と前記内蔵物との間に配置された発火防止用シートとを有する。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、防爆防水ケースと発火防止用シートに関する。
防爆防水ケースの一例としてバッテリケースがある。バッテリの安全性試験として、釘刺し試験がある。この試験では、バッテリに釘を刺した場合でもバッテリからの発火を防止することが求められている。
通常、バッテリに釘をさすと、バッテリケース内に収納されているセルの内部で短絡が発生する。これにより、セルの電解液が気体となって吹き出して、その吹き出した可燃性ガスに、短絡の火花が引火して発火に至る。
また、釘刺し安全性試験は、実際の車載バッテリでの衝突事故を想定している。ここでは、例えば車輌の衝突時に車輛サスペンションの一部等がバッテリに突き刺さることを想定した安全設計が必要となっている。この釘刺し安全性試験では、釘のサイズや、刺さる場所も不特定であり、それにできるだけ幅広く対応する対策が望まれている。
特許第5703368号公報
実施形態は、ケース内部での短絡を防止または抑制し、吹き出したガスを外部に安全に解放させることができ、短絡時の発火を防止または抑制することができる防爆防水ケースと発火防止用シートを提供することが課題である。
実施形態の防爆防水ケースは、内部が密閉されたケース本体と、前記ケース本体内に収納され、内部短絡により発火する可能性がある内蔵物と、前記ケース本体と前記内蔵物との間に配置された発火防止用シートとを有する。
他の実施形態の発火防止用シートは、ゲルと布とを含み、前記布に前記ゲルが塗布、または含浸されて一体化された絶縁性を有するシート本体を有し、前記シート本体は、内部短絡により発火する可能性がある被収納物の周囲を囲む状態で装着され、前記シート本体の外から前記被収納物に穿刺物が穿刺される場合に、前記穿刺物とともに前記被収納物内に刺入され、前記穿刺物によって前記被収納物に形成される割れ目を塞ぐ。
図1は、第1の実施形態のバッテリケースの全体の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1のバッテリケースの内部構造を示す縦断面図である。 図3は、図1のバッテリの要部の分解斜視図である。 図4は、図1のバッテリに組み込まれた発火防止用シートの断面図である。 図5は、図4の発火防止用シートの斜視図である。 図6は、釘刺し安全性試験前の図1のバッテリケースの要部の内部構造を示す縦断面図である。 図7は、釘刺し安全性試験時の図1のバッテリケースの要部の内部構造を示す縦断面図である。 図8は、図4、5の発火防止用シートの変形例を示す断面図である。 図9は、図4、5の発火防止用シートの他の変形例を示す平面図である。
図1乃至図7は、第1の実施形態を示す。図1は、防爆防水ケースの一例であるバッテリケース1を用いた二次電池の全体の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1の二次電池の内部構造を示す縦断面図である。図3は、二次電池の要部の分解斜視図である。図4は、発火防止用シートの断面図である。図5は、発火防止用シートの斜視図である。図6は、釘刺し安全性試験前のバッテリケースの要部の内部構造を示す縦断面図である。図7は、釘刺し安全性試験時のバッテリケースの要部の内部構造を示す縦断面図である。
本実施形態のバッテリケース1は、上ケース2と、下ケース3と、圧力リリーフ部6とを有する。図2に示すように下ケース3は、上面開口部3aが形成された矩形箱形の筺体である。この下ケース3は、矩形平板状の底板3bと、前後左右の4面の側壁部3c、3d、3e、3fとを有する。
下ケース3の内部には、図3に示すように複数の電池セル4が並設されたセル4の集合体である組電池(モジュール)5が収容されている。組電池5は、内部短絡により発火する可能性がある内蔵物の一例である。電池セル4は、セル缶(またはラミネート膜)などに例えば渦巻き状に巻回している図示しない電極本体(コイル(券回体))や、電解液などが収容されている。組電池5の上面側には、制御基板7、バスバ、その他の構造材などが配置されている。
上ケース2は、下面開口部2aが形成された矩形箱形の筺体である。この上ケース2は、上面板2bと、前後左右の4面の側壁部2c、2d、2e、2fとを有する。そして、下ケース3の上端部(上面開口部3a側の端部)と、上ケース2の下端部(下面開口部2a側の端部)とを当接させた状態で、上ケース2と下ケース3とを貫通する図示しないねじで固定する。これにより、上ケース2と下ケース3との間が接合される。このとき、下ケース3と上ケース2との間は、図示しないパッキンによって密閉され、内部が密閉されたケース本体1aが形成されている。
上ケース2には、上面に正極端子8と、負極端子9と、圧力リリーフ部6などが設けられている。図2に示すように正極端子8は、組電池5の正極タブ10に接続されている。負極端子9は、組電池5の負極タブ11に接続されている。
圧力リリーフ部6は、ケース本体1aの内部の防水性を保持しながら、ケース本体1aの内外気を通気させる防水通気フィルタによって形成される。この防水通気フィルタは、例えば、多孔質PTFE膜をもつ。そして、圧力リリーフ部6は、周囲大気の気圧変化や、温度上昇などによるケース本体1aの内部圧力の変化に対しては、防水性を保持しながら、内外気を通気させて(入れ替えて)、ケース本体1aに内外気圧差をかけない構造になっている。
また、本実施形態では、ケース本体1aと組電池5との間に発火防止用シート12が配置されている。この発火防止用シート12は、難燃性のゲル状のシート、例えば熱伝導シートである。この発火防止用シート12は、図4に示すようにゲル13と布14とを含み、布14にゲル13が塗布、または含浸されて一体化されたシート本体15を有する。ゲル13は、例えばサーコン(登録商標)などのシリコーンゴム製品によって形成されている。布14は、例えばケブラー(登録商標)、ノーメックス(登録商標)などの絶縁性を有する耐熱性繊維によって形成されている。さらに、布14は、クロス、メッシュ、フェルト、紙のどの形態をとってもよい。
なお、発火防止用シート12は、布14の片面にゲル13を塗布してもよく、布14の両面にゲル13を塗布してもよい。さらに、発火防止用シート12の片面に滑りやすくするための合成樹脂製、例えばPETなどのフィルム17を接合させてもよい。
また、発火防止用シート12は、図5に示すようにシート本体15を複数に分割する点線状の切れ目16を有する。切れ目16は、シート本体15を貫通する孔であり、断続的に点線状に並設されている。本実施形態では、切れ目16は、シート本体15の縦横にそれぞれ複数形成される。この切れ目16を介してシート本体15がほぼマトリックス状に複数に分離可能である。
本実施形態では、発火防止用シート12は、予め組電池5の前後左右の4面に貼り付けた状態で、組電池5と一体的に下ケース3内に収納される。これにより、ケース本体1aと組電池5との間の隙間に発火防止用シート12が配置される。発火防止用シート12の厚さは、ケース本体1aと組電池5との間の隙間よりも大きいことが望ましい。そして、発火防止用シート12は、ケース本体1aと組電池5との間の隙間を埋めてケース本体1aと組電池5とにそれぞれ密着した状態でセットされる。なお、発火防止用シート12は、組電池5の前後左右と上下の6面に貼り付けてもよい。
次に、上記構成の本実施形態のバッテリケース1の作用について説明する。本実施形態のバッテリケース1の釘刺し安全性試験時には、図7に示すようにバッテリケース1の任意の場所に試験用の釘21が打ち込まれる。本実施形態では、下ケース3の側壁部3eに試験用の釘21が側壁部3eの壁面に対してほぼ垂直に所定の圧力で打ち込まれた場合について説明する。試験用の釘21の先端部には、先細になる鋭利な穿刺部21aが形成されている。
そして、釘刺し安全性試験時には、下ケース3の側壁部3eに試験用の釘21の先端の穿刺部21aが刺入されると、試験用の釘21の先端の穿刺部21aは、下ケース3を突き抜けて下ケース3の内部の組電池5に突き刺さる。このとき、下ケース3の側壁部3eは、側壁部3eの刺入孔22の周囲の金属部分23が下ケース3の内側に圧潰される。続いて、試験用の釘21の先端の穿刺部21aは、下ケース3の内部の組電池5側に突き刺さる。これにより、試験用の釘21の先端の穿刺部21aによって組電池5側の電池セル4のコイルが破断し、電池セル4の内部短絡が発生する可能性がある。
本実施形態では、このように試験用の釘21が下ケース3の内部の組電池5側に突き刺さる際に、試験用の釘21からの押し込み力により、発火防止用シート12が組電池5側に押し込まれる。このとき、発火防止用シート12は、試験用の釘21の先端の穿刺部21aで押し込まれる部分24に局部的に大きな押し込み力が作用する。しかしながら、試験用の釘21の先端の穿刺部21aで押し込まれる部分24以外のシート本体15は、ケース本体1aと組電池5との間にそれぞれ密着した挾持状態で保持されている。そのため、発火防止用シート12は、試験用の釘21の先端の穿刺部21aで押し込まれる部分24が、周囲のシート本体15から切れ目16の部分で切り離される。そして、切れ目16から切り離された部分24の布14は、釘21を包むように、ゲル13とともに、試験用の釘21の先端の穿刺部21aに絡み付いた状態で組電池5側に押し込まれる。このとき、釘21の表面と破断された組電池5側の電池セル4のコイルとの間に、絶縁体である、発火防止用シート12の布14とゲル13とが入り込む。そのため、破断した組電池5側の電池セル4のコイルの短絡が防止または抑制される。
また、組電池5側の電池セル4のコイルの短絡時には、電池セル4の電解液が気体となって可燃性のベントガスが発生する。そして、釘21の穿刺部21aの釘刺しによって発生した組電池5側の電池セル4のセル缶の穴から、可燃性ガスが放出される。このとき、本実施形態では釘21を包むように、発火防止用シート12の布14とゲル13とが移動し、釘21とケース本体1aの内部との隙間を塞ぐ。そのため、ケース本体1aの内部には、可燃性のベントガスは広がらず、図7中に矢印で示すように側壁部3eの刺入孔22から外部に放出される。また、組電池5側の電池セル4のセル缶の内圧が高まれば、通常のベント経路に従って、可燃性のベントガスは、ケース本体1aの外部に安全に放出される。
なお、発火防止用シート12のゲル13は、流動性がある半固体であるため、ベントガスの圧力があると、釘21とケース本体1aの内部との隙間に入り込んで、隙間を塞ぐ効果がある。そのため、ゲル13はその効果が出るような適切な硬さ(柔軟性)とすることが望ましい。
なお、発火防止用シート12のゲル13の代わりに、発泡剤、発泡シート、綿状のものを用いてもよい。
また、ケース本体1aと組電池5との間の隙間をなくすように、発火防止用シート12の布14とゲル13で密着させた状態に満たせば、バッテリケース1の圧縮強度が増すので、圧壊対策の効果も持つ。
そこで、上記構成の本実施形態のバッテリケース1では、内部が密閉されたケース本体1aと、ケース本体1a内に収納され、内部短絡により発火する可能性がある組電池5と、ケース本体1aと組電池5との間に配置された発火防止用シート12とを有する。これにより、ケース本体1aの内部での短絡を防止または抑制し、吹き出したガスをケース本体1aの外部に安全に解放させることができ、短絡時の発火を防止または抑制することができる。
また、発火防止用シート12のシート本体15は、内部短絡により発火する可能性がある組電池5の周囲を囲む状態で装着される。そして、シート本体15の外から組電池5に試験用の釘21が穿刺される場合に、試験用の釘21とともに組電池5内に刺入され、試験用の釘21によって組電池5に形成される割れ目を塞ぐことができる。これにより、酸素がケース本体1a内に侵入することを防止でき、効果的に短絡時の発火を防止または抑制することができる。
発火防止用シート12のゲル13は、熱伝導を考慮した材質を選定してもよく、組電池5側のセルの発熱をバッテリケース1に伝導させることができる。この場合は、組電池5側のセルの短絡時のセルの冷却を促進させて、セルの発火を防止または抑制する効果および、通常使用時の寿命延長の効果がある。
さらに、本実施形態では、発火防止用シート12は、シート本体15を複数に分割する点線状の切れ目16を有し、この切れ目16を介してシート本体15がほぼマトリックス状に複数に分離可能である。そのため、例えばバッテリケース1の複数個所に同時に試験用の釘21が穿刺される場合でも、複数の試験用の釘21の穿刺部分でそれぞれ同様に発火防止用シート12を分離して使用可能である。これにより、バッテリケース1の複数個所に同時に試験用の釘21が穿刺される場合に、複数の釘21の穿刺部分でそれぞれ同様に発火防止用シート12を分離して使用できる。そのため、1つの釘21の穿刺部分で発火防止用シート12が使用され、それ以外の場所の釘21の穿刺部分で発火防止用シート12が使用できない部分が発生することを防止することができる。
図8は、第1の実施形態のバッテリケース1の発火防止用シート12の変形例を示す断面図である。本変形例は、発火防止用シート12を複数に積層させた積層体31を有する。この積層体31は、同じ大きさの発火防止用シート12を複数に積層させたものである。
本変形例では、1枚の発火防止用シート12をバッテリケース1と組電池5との間の隙間に装着する場合に比べてケース1の内部での短絡防止または抑制の効果をさらに高めることができる。
図9は、発火防止用シート12の他の変形例を示す平面図である。本変形例は、発火防止用シート12に切れ目16を形成することなく、図8の積層体31の積層方向に複数の発火防止用シート12を重ならない状態で並べたものである。ここでは、積層体31の1段目の複数の発火防止用シート12は、離れた状態で配置されている。2段目の複数の発火防止用シート12は、1段目の複数の発火防止用シート12の隙間部分に配置されている。さらに、3段目の複数の発火防止用シート12は、1段目と2段目の複数の発火防止用シート12の隙間部分に配置されている。これにより、複数の発火防止用シート12が積層体31の積層方向に隙間なく積層されている。
本変形例では、発火防止用シート12の切れ目16から切断する必要がないので、試験用の釘21の先端の穿刺部21aで発火防止用シート12が押し込まれる部分24が、周囲のシート本体15から分離される動作を確実に行うことができる。
なお、積層体31の積層方向に発火防止用シート12の切れ目16が重ならない状態で積層される構成にしてもよい。
発火防止用シート12のシート本体15は、バッテリケース1に装着される場合に限定されるものではない。例えば、発火防止用シート12のシート本体15をパソコンなどのバッテリ内蔵の電子機器などのように内部短絡により発火する可能性がある被収納物の周囲を囲む状態で装着してもよい。この場合も、シート本体15の外から被収納物に穿刺物が穿刺される場合に、穿刺物とともに発火防止用シート12のシート本体15が被収納物内に刺入され、穿刺物によって被収納物に形成される割れ目を塞ぐ構成にしてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…バッテリケース、1a…ケース本体、2…上ケース、2a…下面開口部、2b…上面板、2c…側壁部、2d…側壁部、2e…側壁部、2f…側壁部、3…下ケース、3a…上面開口部、3b…底板、3c…側壁部、3d…側壁部、3e…側壁部、3f…側壁部、4…電池セル、5…組電池、6…圧力リリーフ部、7…制御基板、8…正極端子、9…負極端子、10…正極タブ、11…負極タブ、12…発火防止用シート、12a…シート面、13…ゲル、14…布、15…シート本体、17…フィルム、16…切れ目、21…釘、21a…穿刺部、22…刺入孔、23…金属部分、24…部分、31…積層体。

Claims (12)

  1. 内部が密閉されたケース本体と、
    前記ケース本体内に収納され、内部短絡により発火する可能性がある内蔵物と、
    前記ケース本体と前記内蔵物との間に配置された発火防止用シートとを有する防爆防水ケース。
  2. 前記発火防止用シートは、難燃性のゲル状シートであり、
    前記ゲル状シートは、ゲルと布とを含み、前記布に前記ゲルが塗布、または含浸されて一体化されたシート本体を有する
    請求項1に記載の防爆防水ケース。
  3. 前記発火防止用シートは、前記シート本体を複数に分割する点線状の切れ目を有し、前記切れ目を介して前記シート本体が複数に分割可能である請求項1または2に記載の防爆防水ケース。
  4. 前記発火防止用シートは、前記シート本体が複数に積層された積層体を有する
    請求項3に記載の防爆防水ケース。
  5. 前記発火防止用シートは、前記積層体の積層方向に前記切れ目が重ならない状態で積層されている
    請求項4に記載の防爆防水ケース。
  6. 前記ケース本体は、バッテリケースであり、
    前記内蔵物は、1つのバッテリモジュールまたは複数のセルが積層されたバッテリモジュールである
    請求項1に記載の防爆防水ケース。
  7. 前記発火防止用シートは、前記ケース本体と前記内蔵物との間の隙間を塞ぐ状態で前記内蔵物の周囲に配設されている
    請求項1に記載の防爆防水ケース。
  8. 前記発火防止用シートは、前記ケース本体に穿刺物が刺さる場合に、前記穿刺物とともに前記内蔵物内に刺入され、前記穿刺物によって前記内蔵物に形成される割れ目を塞ぐ
    請求項1に記載の防爆防水ケース。
  9. ゲルと布とを含み、前記布に前記ゲルが塗布、または含浸されて一体化された絶縁性を有するシート本体を有し、
    前記シート本体は、内部短絡により発火する可能性がある被収納物の周囲を囲む状態で装着され、前記シート本体の外から前記被収納物に穿刺物が穿刺される場合に、前記穿刺物とともに前記被収納物内に刺入され、前記穿刺物によって前記被収納物に形成される割れ目を塞ぐ発火防止用シート。
  10. 前記シート本体は、前記シート本体を複数に分割する点線状の切れ目を有し、前記切れ目を介して前記シート本体が複数に分割可能である請求項9に記載の発火防止用シート。
  11. 前記シート本体は、前記シート本体が複数に積層された積層体を有する請求項10に記載の発火防止用シート。
  12. 前記シート本体は、前記積層体の積層方向に前記切れ目が重ならない状態で積層されている請求項11に記載の発火防止用シート。
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