JP2019008879A - 異物検知センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】曲げに対して良好な追従性を有し、且つ、低コストで製造可能な異物検知センサを提供する。
【解決手段】異物検知センサは、絶縁性および弾性を有し外面側に取付部が設けられた長尺中空の外皮と、導電性および弾性を有し外皮の内部で互いに離間した状態で外皮の長手方向に沿って延びる第1および第2電極と、を備え、異物からの押圧力による外皮の弾性変形に伴って第1および第2電極が互いに接触することにより異物の存在を検知する。第2電極は、第1電極よりも取付部から離間した位置に配置され、第1電極よりも弾性率が小さい。
【選択図】図3
【解決手段】異物検知センサは、絶縁性および弾性を有し外面側に取付部が設けられた長尺中空の外皮と、導電性および弾性を有し外皮の内部で互いに離間した状態で外皮の長手方向に沿って延びる第1および第2電極と、を備え、異物からの押圧力による外皮の弾性変形に伴って第1および第2電極が互いに接触することにより異物の存在を検知する。第2電極は、第1電極よりも取付部から離間した位置に配置され、第1電極よりも弾性率が小さい。
【選択図】図3
Description
本発明は、外皮の弾性変形に伴って第1および第2電極が互いに接触することにより異物の存在を検知する異物検知センサに関する。
従来、この種の異物検知センサとしては、電動式の開閉体によって車体に形成された開口部を開閉する電動開閉装置に用いられ、開口部の周縁部と開閉体との間への異物の挟み込みを検知するものが知られている。例えば、特許文献1には、開口部の周縁部や開閉体の周縁部に取り付けられる帯状の取付部を外面に有する長尺の中空絶縁体(外皮)と、中空絶縁体の内部で互いに離間した状態で中空絶縁体の長手方向に沿って延びる一対の電極線と、を備え、異物から外力を受けて中空絶縁体が押し潰され、これに伴って一対の電極線が互いに接触して導通(短絡)することにより、異物の存在を検知するものが記載されている。一対の電極線は、それぞれ、中空絶縁体の長手方向に沿って延びる導電ゴムと、導電ゴムの内部に埋設された導電線とにより構成される。導電線は、金属材料からなる導電性細線を撚り合わせて形成され、長手方向の一端から他端まで波状(正弦波状)に蛇行するように形成される。これにより、導電ゴムは長手方向に対する曲げが導電線によって妨げられないため、コーナー部を有する取り付け場所に異物検知センサを取り付ける場合であっても、異物検知センサを長手方向に対して曲げ易くして、その取付性を向上させることができる。なお、異物検知センサは、押し出し成形によって形成されている。
押し出し成形を用いた異物検知センサの製造は、一対の導電線を押し出し機のクロスヘッドに導き、クロスヘッドにて一対の導電線の外周にそれぞれ材料を押し出し被覆して一対の電極線を形成すると共に一対の電極線の周囲に材料を押し出し被覆して外皮を形成し、冷却槽を介して成形品を引き取り機で引き取ることにより行なわれる。上述した特許文献1記載の異物検知センサでは、導電線を波形状に蛇行させているため、引き取りの過程で導電線に張力が加わると、導電線が引き延ばされた状態で材料が被覆される。このため、特許文献1記載の技術では、押し出し成形を用いて導電線の波形状を維持したまま材料を被覆するのが困難であり、製造コストの増加を招いてしまう。
本発明の異物検知センサは、取付性が良好であり、且つ、低コストで製造可能な異物検知センサを提供することを主目的とする。
本発明の異物検知センサは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の異物検知センサは、
絶縁性および弾性を有し外面側に取付部が設けられた長尺中空の外皮と、導電性および弾性を有し前記外皮の内部で互いに離間した状態で前記外皮の長手方向に沿って延びる第1および第2電極と、を備え、異物からの押圧力による前記外皮の弾性変形に伴って前記第1および第2電極が互いに接触することにより前記異物の存在を検知する異物検知センサであって、
前記第2電極は、前記第1電極よりも前記取付部から離間した位置に配置され、前記第1電極よりも弾性率が小さい、
ことを要旨とする。
絶縁性および弾性を有し外面側に取付部が設けられた長尺中空の外皮と、導電性および弾性を有し前記外皮の内部で互いに離間した状態で前記外皮の長手方向に沿って延びる第1および第2電極と、を備え、異物からの押圧力による前記外皮の弾性変形に伴って前記第1および第2電極が互いに接触することにより前記異物の存在を検知する異物検知センサであって、
前記第2電極は、前記第1電極よりも前記取付部から離間した位置に配置され、前記第1電極よりも弾性率が小さい、
ことを要旨とする。
この本発明の異物検知センサでは、取付部から離間した位置に配置される第2電極は、第1電極よりも弾性率が小さいため、第1電極を中心軸とした曲げ変形に対して伸縮し、良好に追従することができる。したがって、例えば、角部を有する所定の取付場所に沿うように異物検知センサを取り付ける際にも、異物検知センサを容易に湾曲させることができ、その取付性を向上させることができる。また、取付部の近傍に配置される第1電極は、第2電極よりも弾性率が大きく、引き取り時の張力を第1電極で受けることができるため、異物検知センサを押し出し成形によって容易に製造することができる。これらの結果、取付性が良好であり、且つ、低コストで製造可能な異物検知センサを提供することができる。
こうした本発明の異物検知センサにおいて、前記第1電極は、前記外皮の長手方向に沿って延びる第1導電性弾性体と、該第1導電性弾性体の内部に埋設された第1導電線と、を有し、前記第2電極は、前記外皮の長手方向に沿って延びる第2導電性弾性体と、該第2導電性弾性体の内部に埋設された第2導電線と、を有し、前記第2導電線は、前記第1導電線よりも弾性率が小さいものとしてもよい。こうすれば、第1導電線を中心軸とした異物検知センサの曲げに対して第2導電線を良好に追従させることができる。また、引き取り時の張力を弾性率の高い第1導電線で受けることができ、異物検知センサを押し出し成形により容易に製造することができる。この場合、前記第1導電線は、前記第1導電性弾性体と同方向に延びる単線であるものとしてもよい。こうすれば、引き取り時の張力を第1導電線でより確実に受けることができる。また、これらの場合、前記第2導電性弾性体は、前記第1導電性弾性体よりも弾性率が小さいものとしてもよい。こうすれば、第2電極の弾性変形がより容易となり、異物検知センサの検知感度を高めることができる。この場合、前記第2導電性弾性体は、発泡体であるものとしてもよい。こうすれば、第1および第2導電性弾性体の弾性率を容易に異ならせることができる。
本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は車両1の外観図であり、図2は図1のA−A断面図であり、図3は異物検知センサ10の断面図である。車両1は、図1に示すように、後部に開口部2oを有する車体2と、開口部2oを覆うように車体2に取り付けられたドアパネル(バックドアパネル)3と、車体2とドアパネル3との間に介在しアクチュエータの駆動によりドアパネル3を移動させて開口部2oの開放と閉鎖とを行なう電動ドア開閉装置5と、を備える。ドアパネル3は、本実施形態では、その上端部がヒンジ4を介して車体2の後部の上端部に連結され、ヒンジ4を支点として下端部が上下方向に回動する跳ね上げ式のドアとして構成される。
車体2の開口部2oは、本実施形態では、図1(b)に示すように、上側の方が下側よりも左右方向における間隔が広く形成された逆凸形状をなしている。
ドアパネル3は、図1(b)に示すように、開口部2oに対応した逆凸形状に形成されており、左右方向における両端部には、略直角に曲がるコーナー部3cが2箇所ずつ形成されている。ドアパネル3の周縁部には、車体2の開口部2oの周縁部との間における異物の挟み込みを検知する異物検知センサ10が設けられている。
異物検知センサ10は、弾性を有する長尺の紐状部材であり、図2に示すように、ブラケット6を介してドアパネル3のインナーパネル3i(車室側のパネル)の左右方向における両端部にそれぞれ固定されている。ブラケット6は、ドアパネル3の左右方向における両端部において上下方向に延びる長尺の部材であり、ドアパネル3に形成されたコーナー部3cに沿って湾曲されている。異物検知センサ10は、ブラケット6の湾曲に沿って湾曲させた状態でブラケット6に対して両面テープにより貼着される。
異物検知センサ10は、図3に示すように、絶縁性材料(例えば、軟質な樹脂材料)により長尺かつ筒状に形成された弾性変形可能な外皮12と、外皮12の内部に配置され外皮12の長手方向に沿って互いに所定の隙間16を隔てて平行に延びる第1電極線20および第2電極線30と、を備える。
外皮12は、断面が略D字状に形成された長尺筒状体であり、外面側にブラケット6に取り付けられる帯状の取付部14(貼着面)を有する底部12bと、底部12bの両側に立設される一対の側部12sと、一対の側部12sの上端を円弧状に繋ぐ頂部12tと、により形成されている。
第1電極線20は、導電性および弾性を有し外皮12の長手方向に沿って延びる第1導電ゴム22と、第1導電ゴム22の内部に埋設され第1導電ゴム22の延出方向に沿って延びる第1導電線24と、を有する。第1導電ゴム22は、外皮12の頂部12tの内面側に配置されている。第1導電線24は、本実施形態では、銅等により単線として形成されている。
第2電極線30は、導電性および弾性を有し外皮12の長手方向に沿って延びる第2導電ゴム32と、第2導電ゴム32の内部に埋設され第2導電ゴム32の延出方向に沿って延びる第2導電線34と、を有する。第2導電ゴム32は、外皮12の底部12bの内面側に配置されている。第2導電ゴム32は、第1導電ゴム22に比して弾性率が低くなるように形成されている。本実施形態では、第2導電ゴム32は、導電性を有するゴム発泡体として形成されている。第2導電線34は、第1導電線24よりも弾性率が低くなるように形成されている。図4に第2導電線34の構成図を示す。第2導電線34は、図4に示すように、ゴム等の弾性(伸縮性)を有する紐状の芯材341と、芯材341の周囲に螺旋状に巻回された複数本の導線342と、芯材341と複数本の導線342とを覆う導電繊維343と、により形成されている。なお、導線342は、本実施形態では、複数の導電性細線(例えば、柔軟な銀メッキ導線)を撚り合わせて形成された撚り線である。このように、第2導電線34は、弾性を有する芯材341に導線342が巻回されているため、図5に示すように、容易に湾曲することができる。
第1導電線24の一端と第2導電線34の一端とは、図示しない抵抗器を介して接続されている。第1導電線24の他端は、グランドに接続(車体2に接地)されており、第2導電線34の他端は、検知回路(図示せず)に接続されている。検知回路は、第1導電線24に電流を印加すると共に、第1導電線24と第2導電線34との間の抵抗値を検出する。通常、第1電極線20(第1導電ゴム22)と第2電極線30(第2導電ゴム32)とは互いに離間しており、第1電極線20の第1導電線24に印加された電流は、抵抗器を介して第2電極線30の第2電極線34へと流れる。一方、異物によって外皮12が押し潰されて第1電極線20(第1導電ゴム22)と第2電極線30(第2導電ゴム32)とが接触すると、第1導電線24と第2導電線34とが電気的に短絡するため、第1導電線24に印加された電流は抵抗器を介さずに第2導電線34へと流れる。したがって、異物検知センサ10は、検知回路により第1導電線24と第2導電線34との間の抵抗値の変化を検知することにより、異物の存在を検知することができる。なお、異物検知センサ10に対して異物が取り除かれると、外皮12が弾性復帰し、これに伴い第1電極線20および第2電極線30も弾性復帰して互いに離間するため、異物検知センサ10は、異物を検知しない通常状態に戻る。
こうして構成された異物検知センサ10では、第1導電線24が単線で形成され、第2導電線34が伸縮性を有する芯材341に導線342が巻回されて形成されており、第2導電線34の方が第1導電線24よりも弾性率が低い。このため、第1導電線24を中心軸として外皮12に曲げ変形が加わると、第2導電線34が伸縮して良好に追従することができる。したがって、ドアパネル3のコーナー部3cに沿うように異物検知センサ10を取り付ける際にも、第1電極線20と第2電極線30との間の隙間16を保持したまま異物検知センサ10を容易に湾曲させることができ、その取付性を向上させることができる。また、第1導電線24よりも弾性率が低い第2導電線34は、外皮12の底部12b(取付部14)とは反対側の頂部12tの内面側に配置されているため、頂部12tに外力が加わったときに容易に弾性変形して第1導電ゴム22と第2導電ゴム32とを接触させることができ、異物検知センサ10の検知感度を高めることができる。
また、異物検知センサ10は、図3に示すように、第1導電ゴム22の第2導電ゴム32と向かい合う対向面22sが凸状に形成されると共に第2導電ゴム32の第1導電ゴム22と向かい合う対向面32sが凹状に形成されており、第1導電ゴム22と第2導電ゴム32との間の隙間16は、逆V字状をなしている。したがって、異物検知センサ10は、頂部12tおよび側部12sのどの方向から異物からの外力を受けても、第1導電ゴム22と第2導電ゴム32とが接触し易くなり、異物の検知をより確実に行なうことができる。なお、第1導電ゴム22の対向面22sおよび第2導電ゴム32の対向面32sは、それぞれ平坦面で形成されてもよい。
ここで、異物検知センサ10は、図6に示す押し出し成形機40を用いて製造される。押し出し成形機40は、図示するように、第1導電線24を送り出す第1送り出し機41と、第2導電線34を送り出す第2送り出し機42と、第1送り出し機41により送り出された第1導電線24にテンションを付与する第1テンションローラ43と、第2送り出し機42により送り出された第2導電線34にテンションを付与する第2テンションローラ44と、第1導電線24および第2導電線34の外周にそれぞれ材料(導電ゴム材料)を押し出し被覆して第1電極線20および第2電極線30を形成すると共に第1電極線20および第2電極線30の周囲に材料(樹脂材料)を押し出し被覆して外皮12を形成するクロスヘッドを有する押し出し機45と、成形品を引き取る引き取り機46と、押し出し機45と引き取り機46との間に配置されて成形品を冷却する冷却槽47と、を備える。本実施形態では、第2導電線34は直線上に延びる単線で形成されているため、引き取り機46による成形品の引き取りの過程で当該成形品にかかる張力を第2導電線34で受けることができる。したがって、第2導電線34よりも弾性率が低い第1導電線24に対して引き延ばすことなく材料を被覆することができ、押し出し成形機40を用いて湾曲が容易で取付性の高い異物検知センサ10を低コストで製造することができる。
以上説明した本実施形態の異物検知センサ10では、取付部14から離間して配置される第2電極線30は、第1電極線20よりも弾性率が小さいため、第1電極線20を中心軸とした曲げ変形に対して伸縮して良好に追従することができる。したがって、コーナー部3cを有するドアパネル3に異物検知センサ10を取り付ける際にも、異物検知センサ10を容易に湾曲させることができ、その取付性を向上させることができる。また、第2電極線30は、第1電極線20よりも取付部14から離間した位置に配置されているため、異物からの外力による外皮12の弾性変形に伴い、容易に弾性変形して第1電極線20と接触することができ、異物検知センサ10の検知感度をより高めることができる。さらに、取付部14の近傍に配置される第1電極線20は、第2電極線30よりも弾性率が大きく、引き取り時の張力を第1電極線20で受けることができるため、異物検知センサ10を押し出し成形によって容易に製造することができる。これらの結果、取付性が良好であり、検知感度が高く、且つ、低コストで製造可能な異物検知センサを提供することができる。
上述した実施形態では、第2導電線34は、弾性を有する芯材341と、芯材341に螺旋状に巻回された複数の導線342と、複数の導電線342を被覆する導電繊維343とを備えるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、波状に蛇行した導電線や螺旋状に巻かれた導電線、複数本の導電性細線が編み込まれた導電線など、第2導電線として、弾性率が第1導電線24よりも低いものであれば、如何なるものであっても構わない。また、導電ゴムの導電性が十分であれば、導電線を備えずに、電極を構成するものとしても構わない。
上述した実施形態では、第1導電線24は、銅等により単線として形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、第2導電線34よりも弾性率が高く、押し出し成形時の引き取りの過程で成形品に作用する張力を受けることができるものであれば、如何なるものであっても構わない。
上述した実施形態では、第2導電ゴム32の方が第1導電ゴム22よりも弾性率が低くなるように第2導電ゴム32を発泡体として形成するものとしたが、発泡させることなく、弾性率の異なる材料により形成するものとしてもよい。また、互いの弾性率が同等となるように第1導電ゴム22と第2導電ゴム32とを形成してもよい。
上述した実施形態では、異物検知センサ10は、ドアパネル3の周縁部に設けられるものとしたが、これに限定されるものではなく、車体2の開口部2oの周縁部に設けられるものとしてもよい。
上述した実施形態では、異物検知センサ10は、ドアパネル(バックドアパネル)3を移動させて車体2の後部に設けられた開口部2oを開閉するバックドア装置に設けられるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、スライドドアパネルを前後にスライドさせて車体2の側部に設けられた開口部(乗降口)を開閉するスライドドア装置に異物検知センサを設けたり、ウインドガラスを昇降させて車体2の側部に設けられた開口部(窓)を開閉するパワーウインドウ装置に異物検知センサを設けるなど、アクチュエータの駆動により開閉体を移動させて開口部を開閉するものであれば、如何なる開閉装置に異物検知センサを設けるものとしてもよい。
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、外皮12が「外皮」に相当し、取付部14が「取付部」に相当し、第1電極線20が「第1電極」に相当し、第2電極線30が「第2電極」に相当する。また、第1導電ゴム22が「第1導電性弾性体」に相当し、第1導電線24が「第1導電線」に相当し、第2導電ゴム32が「第2導電性弾性体」に相当し、第2導電線34が「第2導電線」に相当する。
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、異物検知センサの製造産業などに利用可能である。
1 車両、2 車体、2o 開口部、3 ドアパネル、3c コーナー部、3i インナーパネル、4 ヒンジ、5 電動ドア開閉装置、6 ブラケット、10 異物検知センサ、12 外皮、12b 底部、12s 側部、12t 頂部、14 取付部、16 隙間、20 第1電極線、22 第1導電ゴム、22s 対向面、24 第1導電線、30 第2電極線、32 第2導電ゴム、32s 対向面、34 第2電極線、341 芯材、342 導線、343 導電繊維、40 押し出し成形機、41 第1送り出し機、42 第2送り出し機、43 第1テンションローラ、44 第2テンションローラ、45 押し出し機、46 引き取り機、47 冷却槽。
Claims (5)
- 絶縁性および弾性を有し外面側に取付部が設けられた長尺中空の外皮と、導電性および弾性を有し前記外皮の内部で互いに離間した状態で前記外皮の長手方向に沿って延びる第1および第2電極と、を備え、異物からの押圧力による前記外皮の弾性変形に伴って前記第1および第2電極が互いに接触することにより前記異物の存在を検知する異物検知センサであって、
前記第2電極は、前記第1電極よりも前記取付部から離間した位置に配置され、前記第1電極よりも弾性率が小さい、
異物検知センサ。 - 請求項1に記載の異物検知センサであって、
前記第1電極は、前記外皮の長手方向に沿って延びる第1導電性弾性体と、該第1導電性弾性体の内部に埋設された第1導電線と、を有し、
前記第2電極は、前記外皮の長手方向に沿って延びる第2導電性弾性体と、該第2導電性弾性体の内部に埋設された第2導電線と、を有し、
前記第2導電線は、前記第1導電線よりも弾性率が小さい、
異物検知センサ。 - 請求項2に記載の異物検知センサであって、
前記第1導電線は、前記第1導電性弾性体と同方向に延びる単線である、
異物検知センサ。 - 請求項2または3に記載の異物検知センサであって、
前記第2導電性弾性体は、前記第1導電性弾性体よりも弾性率が小さい、
異物検知センサ。 - 請求項4に記載の異物検知センサであって、
前記第2導電性弾性体は、発泡体である、
異物検知センサ。
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