JP7006368B2 - 異物検知センサ - Google Patents

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Description

本発明は、開口部の周縁部と開閉体との間への異物の挟み込みを検知する異物検知センサに関する。
従来、この種の異物検知センサとしては、長尺状をなし弾性および絶縁性を有する中空状の中空絶縁体とこの中空絶縁体の内部に互いに離間して配置された2つの電極線とを有するセンサ部と、2つの電極線に給電する給電部材と、センサ部の長手方向の端部に設けられた封止部材(端末部)と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。給電部材は、中空絶縁体の長手方向の一端部から引き出された電極線と電気的に接続され、電極線との接続部分である電極接続部からセンサ部の長手方向に対して交差する方向に延び更にセンサ部の長手方向の他端部側(内側)に向かう方向に延びる方向変換部を有する。封止部材は、電極接続部,方向変換部およびセンサ部の長手方向の一端部を内部に封止する。
特開2014-154324号公報
上述した異物検知センサでは、封止部材(端末部)から引き出されるリード線の方向がセンサ部の長手方向における一方向に規制されるため、リード線を車体内部に引き込む引込口の配置によっては、リード線を大きく迂回する必要が生じる。この場合、リード線の線長を拡大させたり、リード線の固定構造を設定したりすることが必要となり、コスト増大や構造の複雑化等を招いてしまう。
本発明は、車体の開口部の周縁部と開閉体との間への異物の挟み込みを検知する異物検知センサにおいて、端末部から引き出されるリード線の車体内部への引き込みを容易にすることを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の異物検知センサは、
絶縁性および弾性を有する長尺中空の外皮と、前記外皮の内部で互いに離間して配置される複数の電極線と、前記外皮の長手方向における端部に設けられ前記複数の電極線にそれぞれ連結されたリード線の連結部分を覆うと共に該リード線を底面部から外部へ引き出す端末部とを備え、車体の開口部または該開口部を開閉する開閉体に取り付けられて異物からの押圧力により前記複数の電極線が電気的に接続されることにより前記開口部の周縁部と前記開閉体との間への前記異物の挟み込みを検知する異物検知センサであって、
前記端末部は、前記底面部の周囲に、前記底面部から引き出されたリード線の配線方向をそれぞれ異なる方向にガイドする複数のガイド部を有する、
ことを要旨とする。
この本発明の異物検知センサは、外皮の長手方向における一端部に設けられ、複数の電極線にそれぞれ連結されたリード線の連結部分を覆うと共に当該リード線を底面部から外部へ引き出す端末部を備えるものである。この端末部には、底面部の周囲に、底面部から引き出されたリード線の配線方向をそれぞれ異なる方向にガイドするガイド部が設けられる。この異物検知センサを複数種類の車体に適用する場合、端末部の複数のガイド部のうち車体内部にリード線を引き込むための引込口までの方向が最も近いガイド部を用いてリード線を配線することで、リード線を迂回させることなく車体内部に引き込むことが可能となる。このように、リード線の配線経路に自由度をもたせることで、異物検知センサを複数種類の車体に適用する場合にも、端末部から引き出されるリード線の車体内部への引き込みを容易にすることができる。この結果、リード線の線長の拡大やリード線の固定構造が不要となり、コストの低減を図ることができる。
こうした本発明の異物検知センサにおいて、前記複数のガイド部は、センサ長手方向における内側とセンサ長手方向に直交する方向における両側に前記リード線の配線方向をガイドするものとしてもよい。こうすれば、リード線の配線方向を3方向にガイドすることができ、リード線の配線経路に大きな自由度をもたせることができる。
また、本発明の異物検知センサにおいて、前記端末部は、前記底面部のセンサ長手方向における外側の端縁から立設された端壁部を有するものとしてもよい。こうすれば、端末部から引き出されたリード線の屈曲部が外観に表われないため、外観の見栄えを良好なものとすることができる。
さらに、本発明の異物検知センサにおいて、前記端末部は、側面部に、センサ長手方向に延在して固定部材の開口部に挿入されるくびれ部を有すると共に、前記底面部に、センサ長手方向に直交する方向における両端縁から同方向に立設された2つの側壁部を有し、前記2つの側壁部の外面は、先端に向かうにつれて互いに近接するようにテーパ状に形成されているものとしてもよい。こうすれば、端末部を側壁部側から固定部材の開口部に押し込むことで、端末部を固定部材に固定することも可能となり、作業性をより良好なものとすることができる。
車両1の外観図である。 図1のA-A断面を示す断面図である。 異物検知センサ10のセンサ部20の断面図である。 センサ部20の一部と端末部30の側面図およびそのB-B断面図である。 異物検知センサ10のブラケット6への取り付けの様子を示す説明図である。 異物検知センサ10のブラケット6への取り付けの様子を示す説明図である。 リード線40a,40bをセンサ長手方向おける内側に配線する様子を示す説明図である。 リード線40a,40bをセンサ長手方向に直交する方向の一方側に配線する様子を示す説明図である。 リード線40a,40bをセンサ長手方向に直交する方向の他方側に配線する様子を示す説明図である。 リード線40a,40bを車体内部に引き込む様子を示す説明図である。 変形例の端末部130の断面図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
図1は車両1の外観図であり、図2は図1のA-A断面図であり、図3は異物検知センサ10のセンサ部20の断面図であり、図4はセンサ部20の一部と端末部30の側面図およびそのB-B断面図である。また、図5および図6は異物検知センサ10のブラケット6への取り付けの様子を示す説明図である。車両1は、図1に示すように、後部に開口部2oを有する車体2と、開口部2oを覆うように車体2に取り付けられたドアパネル(バックドアパネル)3と、車体2とドアパネル3との間に介在しアクチュエータの駆動によりドアパネル3を移動させて開口部2oの開放と閉鎖とを行なう電動ドア開閉装置5と、を備える。ドアパネル3は、本実施形態では、その上端部がヒンジ4を介して車体2の後部の上端部に連結され、ヒンジ4を支点として下端部が上下方向に回動する跳ね上げ式のドアとして構成される。
ドアパネル3の周縁部には、図1(b)に示すように、車体2の開口部2oの周縁部との間における異物の挟み込みを検知する異物検知センサ10が設けられている。
異物検知センサ10は、弾性かつ長尺のセンサ部20と、センサ部20の長手方向における端部に設けられた端末部30と、を有する。この異物検知センサ10は、図2に示すように、ブラケット6を介してドアパネル3のインナーパネル3i(車室側のパネル)の左右方向における両端部にそれぞれ固定されている。ブラケット6は、ドアパネル3の左右方向における両端部において上下方向に延びる長尺の部材である。センサ部20は、ブラケット6の外形に沿って湾曲させた状態で底面がブラケット6に対して両面テープにより貼着される。端末部30は、図5および図6に示すように、一対の側面部32sにセンサ部20の長手方向に沿って延在するくびれ部38をブラケット6に形成された凹状の開口6oに挿入することにより当該ブラケット6に係止される。
センサ部20は、図3に示すように、絶縁性エラストマにより長尺かつ筒状に形成された弾性変形可能な外皮22と、外皮22の内部に配置され外皮22の長手方向に沿って互いに所定の空間28を隔てて平行に延びる第1電極部24および第2電極部26と、を備える。
外皮22は、断面が略D字状に形成された長尺筒状体であり、外面にブラケット6に取り付けられる両面テープ23(貼着面)が貼り付けられた底面部22bと、底面部22bの幅方向における両側に立設される一対の側面部22sと、一対の側面部22sの上端を円弧状につなぐ頂面部22tと、により形成されている。
第1電極部24は、導電性および弾性を有し外皮22の長手方向に沿って延びる第1導電部材24aと、第1導電部材24aの内部に埋設され第1導電部材24aの延出方向に沿って延びる第1芯線24bと、を有する。第1導電部材24aは、外皮22の底面部22bの内面側に配置されている。なお、第1芯線24bは、本実施形態では、銅等により単線として形成されている。
第2電極部26は、導電性および弾性を有し外皮22の長手方向に沿って延びる第2導電部材26aと、第2導電部材26aの内部に埋設され第2導電部材26aの延出方向に沿って延びる第2芯線26bと、を有する。第2導電部材26aは、外皮22の頂面部22tの内面側に配置されている。なお、第2芯線26bは、第1芯線24bよりも弾性率が低くなるように、ゴム等の弾性(伸縮性)を有する紐状の芯材と、芯材の周囲に螺旋状に巻回された複数本の導線と、芯材および導線とを覆う導電繊維と、により形成される。但し、第1芯線24bと同様に単線として形成されてもよい。
センサ部20(外皮22と第1および第2電極部24,26)は、押し出し成形によって製造される。押し出し成形は、第1および第2芯線24b,26bを図示しない押し出し機のクロスヘッドに導き、クロスヘッドにて第1および第2芯線24b,26bの外周にそれぞれ導電性エラストマ(第1および第2導電部材24a,26a)を押し出し被覆して第1および第2電極部24,26を形成し、第1および第2電極部24,26の周囲に絶縁性エラストマを押し出し被覆して外皮22を形成し、図示しない冷却槽を通して成形品を引き取ることにより行なわれる。
第1および第2芯線24b,26bの一端は、外皮22の一端から引き出され、図示しない抵抗器の2本のリード線に結線される。そして、外皮22の一端と2つの結線部と抵抗器とは、絶縁性エラストマ(例えばスチレン系熱可塑性エラストマ絶縁材料)等の成形材料を用いて射出成形により形成される一方の端末部により被覆される。第1および第2芯線24b,26bの他端は、外皮22の他端から引き出され、それぞれ図示しない制御装置に接続されるワイヤーハーネス40の2本のリード線40a,40bに結線される。そして、外皮22の他端と2つの結線部とは、同様の成形材料を用いて射出成形により形成される他方の端末部30により被覆される(図4参照)。制御装置は、第1芯線24bに電流を印加する直流電源と、第1芯線24bと第2芯線26bとの間の抵抗値を検出する抵抗検出回路とを有する。通常、第1電極部24(第1導電部材24a)と第2電極部26(第2導電部材26a)とは空間28を隔てて互いに離間しており、第1電極部24の第1芯線24bに印加された電流は、抵抗器を介して第2電極部26の第2芯線26bへと流れる。一方、異物によって外皮22が押し潰されて第1電極部24(第1導電部材24a)と第2電極部26(第2導電部材26a)とが接触すると、第1芯線24bと第2芯線26bとが電気的に短絡するため、第1芯線24bに印加された電流は抵抗器を介さずに第2芯線26bへと流れる。したがって、制御装置は、第1芯線24bと第2芯線26bとの間の抵抗値の変化を検知することにより、異物の挟み込みを検知することができる。
端末部30は、外皮22の端部と第1および第2芯線24b,26bおよびリード線40a,40bの結線部分とを封止する端末部本体32と、端末部本体32の底面部32bの周縁から立設された壁部34と、有する。第1および第2芯線24b,26bに結線されたワイヤーハーネス40のリード線40a,40bは、略L字状に屈曲されて、端末部本体32の底面部32bから引き出される。底面部32bからリード線40a,40bが引き出されたワイヤーハーネス40は、インナーパネル3iに形成された引込口に挿通され、車体内部の制御装置に接続される。
端末部本体32は、底面部32bと一対の側面部32sと頂面部32tと端面部32eとを有し、センサ部20よりも一回り大きな外形より形成されている。この端末部本体32の一対の側面部32sには、上述したように、ブラケット6の開口部6oに挿入するためのくびれ部38がセンサ部20の長手方向に沿って延在されている。
壁部34は、端末部本体32の端面部32eと連なるように立設された端壁部34eと、端末部本体32の一対の側面部32sと連なるように端壁部34eとは隙間を空けて立設された一対の側壁部34sと、を有する。一対の側壁部34sは、図4(c)に示すように、くびれ部38の下端に連結された逆U字状の断面を有する。一対の側壁部34sの間と、端壁部34eと一対の側壁部34sの一方との間と、端壁部34eと一対の側壁部34sの他方との間には、それぞれ凹状に開口する凹部36a,36b,36cが形成される。凹部36aは、図7に示すように、端末部本体32の底面部32bから引き出されたリード線40a,40bの配線方向を、センサ長手方向おける内側とするようにガイドする。凹部36bは、図8に示すように、端末部本体32の底面部32bから引き出されたリード線40a,40bの配線方向を、センサ長手方向に直交する方向おける一方側とするようにガイドする。凹部36cは、図9に示すように、端末部本体32の底面部32bから引き出されたリード線40a,40bの配線方向を、センサ長手方向に直交する方向おける他方側とするようにガイドする。
図10は、リード線40a,40bの車体内部への引き込みの様子を示す説明図である。なお、図10(a)は比較例の端末部30Bを用いたリード線40a,40bの引き込みの様子を示し、図10(b)は実施形態の端末部30を用いてリード線40a,40bの引き込みの様子を示す。図示するように、ワイヤーハーネス40(リード線40a,40b)を車体内部に引き込むための引込口3oは、センサ部20の長手方向に直交する方向に端末部30にほぼ隣接して設けられている。比較例の端末部30Bでは、リード線40a,40bの配線方向がセンサ部20の長手方向における内側(図中、上方向)に規制されている。このため、リード線40a,40bを引込口3oに挿通させるために、リード線40a,40bを大きく迂回させる必要が生じ、線長が拡大し、リード線40a,40bの固定構造が必要となる場合が生じる。一方、実施形態の端末部30では、リード線40a,40bの配線方向を、センサ部20の長手方向における内側に加えて、長手方向に直交する方向における両側にも設定することができる。このため、リード線40a,40bを大きく迂回させることなく引込口3oに挿通させ、車体内部に容易に引き込むことができる。したがって、実施例の端末部30では、リード線40a,40bの線長を短くでき、リード線40a,40bの固定構造も必要としない。
また、端壁部34eは、端末部本体32の底面部32bから引き出されて配線方向に屈曲されるリード線40a,40bの屈曲部分を隠すため、外観の見栄えを良好なものとすることができる。
さらに、一対の側壁部34sは、図4(c)に示すように、外面側が先端(図中、下側)に向かうにつれて互いに近接するようにテーパ状に形成されている。これにより、端末部30をブラケット6に係止させる際に、一対の側壁面部32sをブラケット6の開口部6oに押し込むことにより、くびれ部38を当該開口部6oに嵌合させることができ、組み付け性を向上させることができる。
以上説明した実施形態の異物検知センサ10は、外皮21の長手方向における端部に設けられ、第1および第2電極部24,26(第1および第2芯線24b,26b)にそれぞれ連結されたリード線40a,40bの連結部分を覆うと共にリード線40a,40bを底面部32bから外部へ引き出す端末部30を備える。この端末部30には、底面部32bの周囲に、底面部32bから引き出されたリード線40a,40bの配線方向をそれぞれ異なる方向にガイドする複数の凹部36a~36c(ガイド部)が設けられる。端末部30の複数の凹部36a~36cのうち車体内部にリード線40a,40bを引き込むための引込口3oに最も方向が近い凹部からリード線40a,40bを配線することで、リード線40a,40bを迂回させることなく車体内部に引き込むことが可能となる。このように、リード線40a,40bの配線経路に自由度をもたせることで、異物検知センサ10を複数種類の車体に適用する場合にも、端末部30から引き出されるリード線40a,40bの車体内部への引き込みを容易にすることができる。この結果、リード線40a,40bの線長の拡大やリード線40a,40bの固定構造が不要となり、コストの低減を図ることができる。
上述した実施形態では、端末部30の底部34から引き出されたリード線40a,40bの配線方向を、センサ部20の長手方向における内側と、長手方向に直交する方向における両側の計三カ所に設定可能とした。しかし、これに限定されるものではなく、三カ所のうち一つを省略したり、例えば端壁部34eに凹部を設けてリード線40a,40bの配線方向をセンサ部20の長手方向における外側にも設けるなど、リード線40a,40bの配線方向を異なる複数の方向に設定可能なものであればよい。
上述した実施形態では、端末部30の一対の側壁部34sの外面をテーパ状に形成するものとしたが、一対の側壁部34sの外面を互いに平行となるように形成してもよい。
上述した実施形態では、端末部本体32の一対の側壁部34sは、断面が逆U字状に形成されるものとした。しかし、図11に示す変形例の端末部130のように、一対の側壁部34sに代えて、断面が逆T字状となるようにくびれ部138の下端に連結される底壁部134bを備えるものとしてもよい。この場合、リード線40a,40bをセンサ長手方向における内側に引き出す際には、くびれ部138の幅を実施形態のくびれ部38に比して広くすることで、くびれ部138の両脇にリード線40a,40bを配置することができる。
上述した実施形態では、異物検知センサ10は、ドアパネル(バックドアパネル)3により車体2の後部に設けられた開口部2oを開閉するバックドア装置に設けられるものとしたが、これに限定されるものではない。例えば、スライドドアパネルを前後にスライドさせて車体2の側部に設けられた開口部(乗降口)を開閉するスライドドア装置に異物検知センサを設けたり、ウインドガラスを昇降させて車体2の側部に設けられた開口部(窓)を開閉するパワーウインドウ装置に異物検知センサを設けるなど、アクチュエータの駆動により開閉体を移動させて開口部を開閉するものであれば、如何なる開閉装置にも本発明の異物検知センサを適用することができる。
実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施形態では、外皮22が「外皮」に相当し、第1電極部24(第1導電部材24aおよび第1芯線24b)が「第1電極線」に相当し、第2電極部26(第2導電部材26aおよび第2芯線26b)が「第2電極線」に相当し、リード線40a,40bが「リード線」に相当し、開口部2oが「開口部」に相当し、ドアパネル3が「開閉体」に相当し、凹部36a~36cが「ガイド部」に相当する。また、端壁部34eが「端壁部」に相当する。また、ブラケット6が「固定部材」に相当し、くびれ部38が「くびれ部」に相当し、側壁部34sが「側壁部」に相当する。
なお、実施形態の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施形態が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施形態は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、異物検知センサの製造産業などに利用可能である。
1 車両、2 車体、2o 開口部、3 ドアパネル、3i インナーパネル、3o 引込口、4 ヒンジ、5 電動ドア開閉装置、6 ブラケット、6o 開口部、10 異物検知センサ、20 センサ部、22 外皮、22b 底面部、22s 側面部、22t 頂面部、23 取付部、24 第1電極部、24a 第1導電部材、24b 第1芯線、26 第2電極部、26a 第2導電部材、26b 第2芯線、28 空間、30,130 端末部、32 端末部本体、32b 底面部、32s 側面部、32t 頂面部、32e 端面部、34 壁部、34s 側壁部、34e 端壁部、36a~36c 凹部、38,138 くびれ部、40 ワイヤーハーネス、40a,40b リード線、134b 底壁部。

Claims (4)

  1. 絶縁性および弾性を有する長尺中空の外皮と、前記外皮の内部で互いに離間して配置される複数の電極線と、前記外皮の長手方向における端部に設けられ前記複数の電極線にそれぞれ連結されたリード線の連結部分を覆うと共に該リード線を底面部から外部へ引き出す端末部とを備え、車体の開口部または該開口部を開閉する開閉体に取り付けられて異物からの押圧力により前記複数の電極線が電気的に接続されることにより前記開口部の周縁部と前記開閉体との間への前記異物の挟み込みを検知する異物検知センサであって、
    前記端末部は、前記底面部の周囲に、前記底面部から引き出されたリード線の配線方向をそれぞれ異なる方向にガイドする複数のガイド部を有し、側面部に、センサ長手方向に延在して固定部材の開口部に挿入されるくびれ部を有すると共に、前記底面部に、センサ長手方向に直交する方向における両端縁から同方向に立設された2つの側壁部を有し、
    前記2つの側壁部の外面は、先端に向かうにつれて互いに近接するようにテーパ状に形成されている、
    異物検知センサ。
  2. 絶縁性および弾性を有する長尺中空の外皮と、前記外皮の内部で互いに離間して配置される複数の電極線と、前記外皮の長手方向における端部に設けられ前記複数の電極線にそれぞれ連結されたリード線の連結部分を覆うと共に該リード線を底面部から外部へ引き出す端末部とを備え、車体の開口部または該開口部を開閉する開閉体に取り付けられて異物からの押圧力により前記複数の電極線が電気的に接続されることにより前記開口部の周縁部と前記開閉体との間への前記異物の挟み込みを検知する異物検知センサであって、
    前記端末部は、前記底面部の周囲に、前記底面部から引き出されたリード線の配線方向をそれぞれ異なる方向にガイドする複数のガイド部を有し、側面部に、センサ長手方向に延在して固定部材の開口部に挿入されるくびれ部を有すると共に、前記底面部に、前記くびれ部とは反対方向に立設された2つの側壁部を有する、
    異物検知センサ。
  3. 請求項1または2に記載の異物検知センサであって、
    前記複数のガイド部は、センサ長手方向における内側とセンサ長手方向に直交する方向における両側に前記リード線の配線方向をガイドする、
    異物検知センサ。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の異物検知センサであって、
    前記端末部は、前記底面部のセンサ長手方向における外側の端縁から立設された端壁部を有する、
    異物検知センサ。
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