JP2019008484A - 業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置 - Google Patents

業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019008484A
JP2019008484A JP2017122568A JP2017122568A JP2019008484A JP 2019008484 A JP2019008484 A JP 2019008484A JP 2017122568 A JP2017122568 A JP 2017122568A JP 2017122568 A JP2017122568 A JP 2017122568A JP 2019008484 A JP2019008484 A JP 2019008484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
authentication
information
authentication terminal
terminal
business
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017122568A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6988194B2 (ja
Inventor
孝二 附木
Koji Tsukuki
孝二 附木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2017122568A priority Critical patent/JP6988194B2/ja
Publication of JP2019008484A publication Critical patent/JP2019008484A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6988194B2 publication Critical patent/JP6988194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】高い認証精度で業務処理を実行できる業務処理プログラムを提供する。【解決手段】業務処理プログラムは、第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。【選択図】図13

Description

本件は、業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置に関する。
ユーザがIDを指定せずにバイオメトリック情報を提供するだけで認証を行うことができるバイオメトリック認証(1:N)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−191856号公報
しかしながら、バイオメトリック情報といった認証情報はユーザ間で類似している場合がある。このため、IDを指定せずにバイオメトリック認証を行うと、その認証情報を持つユーザだけでなく、その認証情報と類似する認証情報を持つユーザも特定することがある。
すなわち、バイオメトリック認証において、登録されたN個の認証情報の中から一人のユーザが持つ認証情報を特定して認証する場合、認証精度に課題がある。特に、バイオメトリック認証を利用した商品代金の決済業務や年金受給者の生存確認業務を実現する場合、誤って特定したユーザの口座が決済に利用されたり、年金受給者が死亡しているにも関わらず誤って特定した年金受給者に年金が支払われたりするおそれがあり、望ましくない。
そこで、1つの側面では、高い認証精度で業務処理を実行できる業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置を提供することを目的とする。
1つの実施態様では、業務処理プログラムは、第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
高い認証精度で業務処理を実行することができる。
図1は第1実施形態に係る業務処理システムの一例を説明するための図である。 図2は認証端末のハードウェア構成の一例である。 図3は業務サーバのハードウェア構成の一例である。 図4は認証端末、認証サーバ、及び業務サーバのブロック図の一例である。 図5は生体情報記憶部の一例である。 図6は絆情報記憶部の一例である。 図7は状況情報記憶部の一例である。 図8は第1実施形態に係る業務処理システムの動作を表す処理シーケンス図の一例である。 図9(a)から(g)は認証端末の画面遷移の一例である。 図10(a)から(c)は生体情報テーブルの状態遷移の一例である。 図11(a)及び(b)は絆情報テーブルの状態遷移の一例である。 図12は第1実施形態に係る業務処理システムの動作の一例を表す処理シーケンス図(その1)である。 図13は第1実施形態に係る業務処理システムの動作の一例を表す処理シーケンス図(その2)である。 図14(a)から(e)は認証端末の画面遷移の他の一例である。 図15(a)及び(b)は状況情報テーブルの状態遷移の一例である。 図16は第2実施形態に係る業務処理システムの一例を説明するための図である。 図17は第2実施形態に係る業務処理システムの動作を表す処理シーケンス図の一例である。
以下、本件を実施するための形態について図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は第1実施形態に係る業務処理システムSの一例を説明するための図である。業務処理システムSは認証端末100と認証サーバ200と業務処理装置としての業務サーバ300とを備えている。図1では、認証端末100の一例としてタブレット端末が示されているが、認証依頼機能及び決済依頼機能を備える専用端末又は汎用端末であってもよい。尚、第1実施形態では、業務処理の一例として商品代金やサービス料などの決済業務に関する処理について説明する。
認証端末100は各種店舗により管理される端末装置であって、例えば店舗内のレジカウンタなどに設置される。認証端末100が例えば宿泊施設のフロントといった会計カウンタに設置されてもよい。認証端末100には付属品として生体センサ110が接続されている。生体センサ110は認証端末100に内蔵されていてもよい。業務処理システムSを利用する者が生体センサ110に自身の手をかざすと、認証端末100は生体センサ110を通じてその者の静脈の情報を生体情報として取得することができる。
尚、業務処理システムSを利用する者としては、商品代金やサービス料といった各種代金の決済権限を有する者(以下、主体者という)、及び、これら各種代金の決済権限を有しないが主体者による決済を補助する者(以下、サポート者という)がいる。主体者とサポート者の組み合わせとしては例えば親とその親の子供、夫婦や恋人同士、認知症患者とその認知症患者の後見人などがある。これにより、主体者は単独で決済を行うことができず、主体者はサポート者による補助があってはじめて決済を行うことができる。
認証サーバ200は例えば上述した店舗の管理事務室などに設置される。すなわち、認証サーバ200はいわゆるオンプレミスのサーバ装置である。認証サーバ200にはアクセスポイントAPが接続されている。認証サーバ200は通信ネットワークNW1を利用して認証端末100と接続することができる。したがって、認証サーバ200は認証端末100が取得した生体情報やその他各種の情報を取得することができる。例えば、認証サーバ200は生体情報を利用して主体者及びサポート者の認証処理を実行することができる。尚、通信ネットワークNW1としてはLocal Area Network(LAN)などがある。LANは無線通信であってもよいし、有線通信であってもよい。
業務サーバ300は例えばクラウドCL上のデータセンタDCなどに設置される。業務サーバ300は通信ネットワークNW2及び携帯基地局BSを利用して認証端末100と接続することができる。例えば、認証サーバ200による認証成功の通知に基づいて認証端末100が業務サーバ300に決済処理を依頼すると、業務サーバ300は、認証端末100から依頼された決済依頼に応じて、商品代金を決済したり、サービス料を決済したりする。
尚、上述した通信ネットワークNW2としては例えばインターネット及び携帯通信網がある。また、上述した認証サーバ200は業務サーバ300とともにデータセンタDCに設置されていてもよい。さらに、業務サーバ300が実行する決済処理を銀行が管理する勘定系のシステムが行ってもよい。この場合、業務サーバ300は勘定系のシステムに決済に要する情報を送信してもよい。
図2は認証端末100のハードウェア構成の一例である。
図2に示すように、認証端末100は、プロセッサとしてのCentral Processing Unit(CPU)100A、Random Access Memory(RAM)100B、Read Only Memory(ROM)100C、Non-Volatile Memory(NVM)100D及びRadio Frequency(RF)回路100Eを含んでいる。RF回路100Eにはアンテナ100E´が接続されている。RF回路100Eに代えて通信機能を実現するCPUが利用されてもよい。
また、認証端末100は、入力インタフェース(I/Fと表記)100F、カメラ100G、タッチパネル100H、ディスプレイ100I、及びマイク100Jを含んでいる。入力I/F100Fには、生体センサ110が接続される。CPU100Aからマイク100Jまでは、内部バス100Kによって互いに接続されている。少なくともCPU100AとRAM100Bとが協働することによってコンピュータが実現される。尚、CPU100Aに代えてMicro Processing Unit(MPU)をプロセッサとして利用してもよい。
上述したRAM100Bには、ROM100CやNVM100Dに記憶されたプログラムがCPU100Aによって格納される。格納されたプログラムをCPU100Aが実行することにより、後述する各種の機能が実現され、また、後述する各種の処理が実行される。尚、プログラムは後述する処理シーケンス図に応じたものとすればよい。
図3は業務サーバ300のハードウェア構成の一例である。尚、認証サーバ200のハードウェア構成については業務サーバ300のハードウェア構成と同様であるため、説明を省略する。
図3に示すように、業務サーバ300は、少なくともプロセッサとしてのCPU300A、RAM300B、ROM300C及びネットワークI/F300Dを含んでいる。業務サーバ300は、必要に応じて、Hard Disk Drive(HDD)300E、入力I/F300F、出力I/F300G、入出力I/F300H、ドライブ装置300Iの少なくとも1つを含んでいてもよい。CPU300Aからドライブ装置300Iまでは、内部バス300Jによって互いに接続されている。少なくともCPU300AとRAM300Bとが協働することによってコンピュータが実現される。尚、CPU300Aに代えてMPUをプロセッサとして利用してもよい。
入力I/F300Fには、入力装置710が接続される。入力装置710としては、例えばキーボードやマウスなどがある。出力I/F300Gには、表示装置720が接続される。表示装置720としては、例えば液晶ディスプレイがある。入出力I/F300Hには、半導体メモリ730が接続される。半導体メモリ730としては、例えばUniversal Serial Bus(USB)メモリやフラッシュメモリなどがある。入出力I/F300Hは、半導体メモリ730に記憶されたプログラムやデータを読み取る。入力I/F300F及び入出力I/F300Hは、例えばUSBポートを備えている。出力I/F300Gは、例えばディスプレイポートを備えている。
ドライブ装置300Iには、可搬型記録媒体740が挿入される。可搬型記録媒体740としては、例えばCompact Disc(CD)−ROM、Digital Versatile Disc(DVD)といったリムーバブルディスクがある。ドライブ装置300Iは、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムやデータを読み込む。ネットワークI/F300Dは、例えばLANポートを備えている。ネットワークI/F300Dは上述した通信ネットワークNWと接続される。
上述したRAM300Bには、ROM300CやHDD300Eに記憶されたプログラムがCPU300Aによって格納される。RAM300Bには、可搬型記録媒体740に記録されたプログラムがCPU300Aによって格納される。格納されたプログラムをCPU300Aが実行することにより、後述する各種の機能が実現され、また、後述する各種の処理が実行される。尚、プログラムは後述する処理シーケンス図に応じたものとすればよい。
次に、図4から図7までを参照して、認証端末100、認証サーバ200、及び業務サーバ300の機能について説明する。
図4は認証端末100、認証サーバ200、及び業務サーバ300のブロック図の一例である。図5は生体情報記憶部201の一例である。図6は絆情報記憶部301の一例である。図7は状況情報記憶部302の一例である。
まず、認証端末100について説明する。認証端末100は、図4に示すように、入力部101、表示部102、通信部103、及び制御部104を備えている。尚、入力部101、表示部102、通信部103は例えば上述したタッチパネル100H、ディスプレイ100I、RF回路100Eによってそれぞれ実現される。制御部104は例えば上述したCPU100A及びRAM100Bによって実現される。
入力部101は上述した主体者やサポート者による操作に基づいて入力された各種の情報を受け付ける。入力部101は情報を受け付けると、制御部104に出力する。表示部102は制御部104による制御に基づいて各種の画面案内を表示する。例えば、表示部102は生体情報の読み取りを促す主体者向け又はサポート者向けの画面案内を表示したり、決済方法の選択を求める画面案内を表示したりする。
通信部103は制御部104から出力された情報を認証サーバ200に向けて送信する。例えば、通信部103は制御部104から出力された生体情報を認証サーバ200に向けて送信する。また、通信部103は認証サーバ200又は業務サーバ300から送信された各種の情報や通知を受信して制御部104に出力する。例えば、通信部103は認証サーバ200から送信された画面案内の情報を受信して制御部104に出力する。制御部104は生体センサ110から出力された生体情報を受け付けて、通信部103に出力する。また、制御部104は入力部101や通信部103から出力された各種の情報や通知に基づいて、表示部102を制御する。これにより、表示部102は各種の画面案内を表示する。
次に、認証サーバ200について説明する。認証サーバ200は、図4に示すように、生体情報記憶部201、通信部202、及び認証処理部203を備えている。尚、生体情報記憶部201は例えば上述したHDD300Eによって実現される。通信部202は例えば上述したネットワークI/F300Dによって実現される。認証処理部203は例えば上述したCPU300A及びRAM300Bによって実現される。
生体情報記憶部201は主体者及びサポート者の生体情報を記憶する。より詳しくは、図5に示すように、生体情報記憶部201は生体情報を生体情報テーブルT1により管理する。生体情報テーブルT1はユーザID、生体情報、及びユーザ種別を構成要素として含んでいる。ユーザIDは主体者及びサポート者をそれぞれ識別する識別情報である。生体情報は主体者及びサポート者の生体に関する情報である。ユーザ種別は主体者及びサポート者の種別を表している。例えばユーザ種別「サポ」はサポート者であることを表し、ユーザ種別「主」は主体者であることを表している。
通信部202は認証処理部203から出力された画面案内の情報を受け付けて、認証端末100に送信する。また、通信部202は認証端末100から送信された生体情報を受け付けて、認証処理部203に出力する。認証処理部203は認証端末100からのアクセスに基づいて画面案内の情報を通信部202に出力する。また、認証処理部203は通信部202から出力された生体情報を受け付けると、ユーザIDを生成し、生成したユーザIDと受け付けた生体情報と画面案内の情報により特定されるユーザ種別とを対応付けてユーザID毎に生体情報記憶部201に格納する。
次に、業務サーバ300について説明する。業務サーバ300は、図4に示すように、絆情報記憶部301、状況情報記憶部302、通信部303、及び処理部としての業務処理部304を備えている。尚、絆情報記憶部301及び状況情報記憶部302は例えば上述したHDD300Eによって実現される。通信部303は例えば上述したネットワークI/F300Dによって実現される。業務処理部304は例えば上述したCPU300A及びRAM300Bによって実現される。
絆情報記憶部301は絆情報を記憶する。より詳しくは、図6に示すように、絆情報記憶部301は絆情報を絆情報テーブルT2により管理する。絆情報テーブルT2はグループID及び絆情報を構成要素として含んでいる。グループIDは絆情報を識別する識別情報である。絆情報は主体者のユーザIDとサポート者のユーザIDとを組み合わせた情報である。絆情報により主体者のユーザIDとサポート者のユーザIDが互いに関連付けられる。
状況情報記憶部302は状況情報を記憶する。状況情報はサポート者の認証処理時におけるサポート者の状況(具体的には認証処理日時及び認証端末100の設置場所(又は操作場所))を表す情報である。より詳しくは、図7に示すように、状況情報記憶部302はユーザID、認証処理日時、及び認証端末設置場所の組み合わせを状況情報として状況情報テーブルT3により管理する。状況情報テーブルT3によりサポート者の認証処理時の認証状況(例えば認証日時及び認証場所)とサポート者によって補助される主体者とが特定される。尚、図7において、状況情報の具体例は示されていないが、状況情報の具体例については後述する。
図4に戻り、通信部303は認証端末100から送信された主体者やサポート者のユーザID、決済処理の依頼、商品の決済に要する情報(例えば商品の価格など)を受信する。通信部303は受信したユーザID、決済処理の依頼、商品の決済に要する情報を業務処理部304に出力する。業務処理部304は例えば主体者のユーザIDを受信すると、決済条件を満足するか否かを判定する。業務処理部304は例えば決済処理の依頼と決済に要する情報を受信すると、決済処理を実行する。例えば、業務処理部304は主体者の預金口座から商品の代金を引き落とし、商品代金を決済する。
続いて、第1実施形態に係る業務処理システムSの動作について説明する。
まず、図8から図11を参照して、生体情報及び絆情報の登録処理について説明する。
図8は第1実施形態に係る業務処理システムSの動作を表す処理シーケンス図の一例である。図9(a)から(g)は認証端末100の画面遷移の一例である。図10(a)から(c)は生体情報テーブルT1の状態遷移の一例である。図11(a)及び(b)は絆情報テーブルT2の状態遷移の一例である。
まず、図8に示すように、認証端末100の制御部104はサポート者の生体情報を認証サーバ200に送信する(ステップS101)。例えば、サポート者又は主体者が認証端末100の入力部101を操作して認証サーバ200から生体情報を登録するための画面案内を要求すると、制御部104は通信部103を介して認証サーバ200からの画面案内を受け付ける。制御部104は画面案内を受け付けると、図9(a)に示すように、表示部102に第1の画面案内を表示し、次に、図9(b)に示すように、表示部102に第2の画面案内を表示する。サポート者は第1の画面案内及び第2の画面案内に基づいて自身の手を生体センサ110にかざす。生体センサ110がサポート者の生体情報を読み取り終えると、制御部104は、図9(c)に示すように、表示部102に第3の画面案内を表示する。そして、制御部104は生体センサ110が読み取ったサポート者の生体情報を受け付け、受け付けたサポート者の生体情報を通信部103を介して認証サーバ200に送信する。
ステップS101の処理が完了すると、認証サーバ200の認証処理部203はサポート者の生体情報を登録する(ステップS201)。より詳しくは、認証端末100からサポート者の生体情報が送信されると、通信部202は生体情報を受信し、認証処理部203は通信部202が受信した生体情報を受け付ける。認証処理部203は生体情報を受け付けると、ユーザIDを生成するとともに画面案内に基づいてユーザ種別を判定し、生成したユーザIDと受け付けた生体情報と判定したユーザ種別とを関連付けて生体情報記憶部201に登録する。例えば、図10(a)に示すように、複数の生体情報が既に登録されている場合、認証処理部203は、図10(b)に示すように、生成したユーザID「aaaaa」、受け付けた生体情報「########」、及び判定したユーザ種別「サポ」を関連付けて生体情報記憶部201に登録する。
尚、登録される生体情報によっては既に登録されている生体情報と類似する場合がある。例えば、本実施形態では、ユーザID「aaaaa」、ユーザID「bbbbb」、及びユーザID「ccccc」の各生体情報は互いに類似している。詳細は後述するが、例えば認証処理部203が認証端末100から送信された生体情報「########」を受け付けた場合、生体情報だけでは、ユーザID「aaaaa」を一意に特定することができず、認証処理部203はユーザID「aaaaa」、ユーザID「bbbbb」、及びユーザID「ccccc」を抽出する可能性がある。
ステップS201の処理が完了すると、認証処理部203はサポート者のユーザIDを認証端末100に送信する(ステップS202)。より詳しくは、認証処理部203はサポート者のユーザIDを生体情報の登録完了通知と併せて通信部202を介して認証端末100に送信する。認証端末100の制御部104はサポート者のユーザIDを受け付けると、サポート者のユーザIDを保持する。そして、制御部104は、図9(d)に示すように、表示部102に第4の画面案内を表示し、次に、図9(e)に示すように、表示部102に第5の画面案内を表示する。
ステップS202の処理が完了すると、次いで、認証端末100の制御部104は主体者の生体情報を認証サーバ200に送信する(ステップS102)。より詳しくは、制御部104が第5の画面案内を表示部102に表示すると、主体者は第5の画面案内に基づいて自身の手を生体センサ110にかざす。これにより、制御部104は生体センサ110から出力された主体者の生体情報を受け付け、受け付けた主体者の生体情報を通信部103を介して認証サーバ200に送信する。
ステップS102の処理が完了すると、認証サーバ200の認証処理部203は主体者の生体情報を登録する(ステップS203)。より詳しくは、認証端末100から主体者の生体情報が送信されると、通信部202は生体情報を受信し、認証処理部203は通信部202が受信した生体情報を受け付ける。認証処理部203は生体情報を受け付けると、ユーザIDを生成するとともに画面案内に基づいてユーザ種別を判定し、生成したユーザIDと受け付けた生体情報と判定したユーザ種別とを関連付けて生体情報記憶部201に登録する。例えば、図10(b)に示すように、複数の生体情報が既に登録されている場合、認証処理部203は、図10(c)に示すように、生成したユーザID「AAAAA」、受け付けた生体情報「&&&&&&&&」、及び判定したユーザ種別「主」を関連付けて生体情報記憶部201に登録する。
ステップS203の処理が完了すると、認証処理部203は主体者のユーザIDを認証端末100に送信する(ステップS204)。より詳しくは、認証処理部203は主体者のユーザIDを生体情報の登録完了通知と併せて通信部202を介して認証端末100に送信する。認証端末100の制御部104は主体者のユーザIDを受け付けると、主体者のユーザIDを保持する。そして、制御部104は、図9(f)に示すように、表示部102に第6の画面案内を表示する。第6の画面案内は、絆情報の登録要否を尋ねる画面である。
制御部104は入力部101から絆情報の登録要求を指示するボタン11の押下を検出した場合、保持したサポート者と主体者の各ユーザIDを業務サーバ300に送信する(ステップS103)。ステップS103の処理が完了すると、業務サーバ300の業務処理部304は絆情報を登録する(ステップS301)。より詳しくは、業務処理部304は通信部303を通じてサポート者と主体者の各ユーザIDを受け付けると、グループIDを生成し、サポート者のユーザIDと主体者のユーザIDの組み合わせを絆情報として、生成したグループIDと関連付けて絆情報記憶部301に登録する。例えば、図11(a)に示すように、複数の絆情報が既に登録されている場合、業務処理部304は、図11(b)に示すように、グループID「0003」及び絆情報「AAAAA,aaaaa」を関連付けて絆情報記憶部301に登録する。
ステップS301の処理が完了すると、業務処理部304は絆情報の登録完了通知を通信部303を介して認証端末100に送信する。制御部104は通信部103を介して絆情報の登録完了通知を受け付けると、図9(g)に示すように、表示部102に第7の画面案内を表示する。これにより、主体者及びサポート者は絆情報の登録完了を認識することができる。
次に、図12から図15を参照して、決済処理について説明する。
図12は第1実施形態に係る業務処理システムSの動作の一例を表す処理シーケンス図(その1)である。図13は第1実施形態に係る業務処理システムSの動作の一例を表す処理シーケンス図(その2)である。図14(a)から(e)は認証端末100の画面遷移の他の一例である。図15(a)及び(b)は状況情報テーブルT3の状態遷移の一例である。
まず、図12に示すように、認証端末100の制御部104はサポート者の生体情報を認証サーバ200に送信する(ステップS111)。例えば、サポート者又は主体者が認証端末100の入力部101を操作して商品代金を入力するとともに、認証サーバ200から生体情報を認証するための画面案内を要求すると、制御部104は通信部103を介して認証サーバ200からの画面案内を受け付ける。制御部104は画面案内を受け付けると、図14(a)に示すように、表示部102に第8の画面案内を表示し、次に、図14(b)に示すように、表示部102に第9の画面案内を表示する。サポート者は第8の画面案内及び第9の画面案内に基づいて自身の手を生体センサ110にかざす。生体センサ110がサポート者の生体情報を読み取り終えると、図14(c)に示すように、表示部102に第10の画面案内を表示する。そして、制御部104は生体センサ110が読み取ったサポート者の生体情報を受け付け、受け付けたサポート者の生体情報を通信部103を介して認証サーバ200に送信する。特に、サポート者は自身に割り当てられたユーザIDを入力せずに、自身の手を生体センサ110にかざせばよく、入力の手間が避けられる。
ステップS111の処理が完了すると、認証サーバ200の認証処理部203は認証処理を実行する(ステップS211)。より詳しくは、まず、認証処理部203は通信部202を通じて認証端末100から送信されたサポート者の生体情報を受け付ける。そして、認証処理部203は受け付けた生体情報に基づいて、生体情報に応じたサポート者のユーザID候補を抽出する認証処理を実行する。例えば、認証処理部203が生体情報「########」を受け付けた場合、当該生体情報に一致する生体情報だけでなく、当該生体情報に類似する生体情報も生体情報記憶部201に記憶されているため(図10(c)参照)、認証処理部203はユーザID「aaaaa」だけでなくユーザID「bbbbb」及び「ccccc」もユーザID候補として抽出する。
ステップS211の処理が完了すると、次いで、認証処理部203はサポート者のユーザID候補を認証端末100に送信する(ステップS212)。認証端末100の制御部104は通信部103を介してサポート者のユーザID候補を受信すると、受信したサポート者のユーザID候補を業務サーバ300に送信する(ステップS112)。尚、制御部104は受信したサポート者のユーザID候補を保持してもよいし、保持しなくてもよい。
業務サーバ300の業務処理部304は認証端末100から送信されたサポート者のユーザID候補を受信する(ステップS311)。より詳しくは、業務処理部304は通信部303を介してサポート者のユーザID候補を受信する。ステップS311の処理が完了すると、次いで、業務処理部304は主体者のユーザID候補を抽出する(ステップS312)。より詳しくは、まず、業務処理部304はサポート者のユーザID候補を受信すると、絆情報記憶部301を参照する。次いで、業務処理部304は受信したサポート者のユーザID候補と関連付けられた主体者のユーザID候補を絆情報記憶部301から抽出する。本実施形態では、サポート者のユーザID候補「aaaaa」、「bbbbb」及び「ccccc」を受信するため、業務処理部304はこれらのユーザID候補に基づいて主体者のユーザID「AAAAA」、「BBBBB」及び「CCCCC」を主体者のユーザID候補として抽出する(図11(b)参照)。
ステップS312の処理が完了すると、次いで、業務処理部304は状況情報を格納する(ステップS313)。より詳しくは、業務処理部304はステップS312の処理で抽出した主体者のユーザID候補と状況情報の格納日時と受信したサポート者のユーザID候補の送信元とを関連付けて状況情報として状況情報記憶部302に格納する。特に、業務処理部304は状況情報の格納日時をステップS211の認証処理日時として格納し、サポート者のユーザID候補の送信元を認証端末100の設置場所として格納する。これにより、例えば、図15(a)に示すように、状況情報がまだ登録されていない場合、業務処理部304は、図15(b)に示すように、主体者のユーザID候補、認証処理日時、及び認証端末100の設置場所を関連付けて状況情報記憶部302に格納する。詳細は後述するが、業務処理部304は状況情報に基づいて主体者による決済を実行してもよいか否かを判定する。
ステップS313の処理が完了すると、次いで、業務処理部304はステップS312の処理で抽出した主体者のユーザID候補を認証端末100に送信する(ステップS314)。ステップS314の処理が完了すると、図13に示すように、認証端末100の制御部104は主体者のユーザID候補と生体情報を認証サーバ200に送信する(ステップS113)。例えば、認証端末100の制御部104が通信部103を介して主体者のユーザID候補を受け付けると、図14(d)に示すように、まず表示部102に第11の画面案内を表示する。第11の画面案内には入力された商品代金が含まれる。主体者は生体認証により商品代金を決済する場合、自身の手を生体センサ110にかざす。尚、主体者は生体認証により商品代金を決済しない場合、第11の画面案内に含まれるボタン13を押下する。ボタン13は生体認証を利用しない決済の選択を指示する画像である。主体者が第11の画面案内に基づいて自身の手を生体センサ110にかざし、生体センサ110が主体者の生体情報を読み取り終えると、制御部104は主体者のユーザID候補と生体情報とを認証サーバ200に送信する。特に、主体者も自身に割り当てられたユーザIDを入力せずに、自身の手を生体センサ110にかざせばよく、入力の手間が避けられる。
ステップS113の処理が完了すると、認証サーバ200の認証処理部203は認証処理を実行する(ステップS213)。より詳しくは、まず、認証処理部203は通信部202を通じて認証端末100から送信された主体者のユーザID候補と生体情報を受け付ける。そして、認証処理部203は受け付けたユーザID候補と生体情報に基づいて、ユーザID候補と生体情報に応じた主体者のユーザIDを特定する認証処理を実行する。例えば、認証処理部203がユーザID候補「AAAAA」、「BBBBB」及び「CCCCC」と生体情報「&&&&&&&&」を受け付けた場合、ユーザID候補と生体情報の組み合わせ毎にユーザ種別「主」と関連付けられたユーザIDと生体情報の組み合わせとマッチングし、その組み合わせに一致又は類似する組み合わせにおける主体者のユーザIDを特定する。本実施形態では、受け付けたユーザID候補「AAAAA」と生体情報「&&&&&&&&」の組み合わせがユーザ種別「主」と関連付けられたユーザIDと生体情報の組み合わせに一致するため(図10(c)参照)、ユーザID候補「AAAAA」を主体者のユーザIDとして特定する。
ステップS213の処理が完了すると、認証処理部203は特定した主体者のユーザIDを認証端末100に送信する(ステップS214)。認証端末100の制御部104は通信部103を介して主体者のユーザIDを受信すると、受信した主体者のユーザIDを業務サーバ300に送信する(ステップS114)。尚、制御部104は受信した主体者のユーザIDを保持してもよいし、保持しなくてもよい。
業務サーバ300の業務処理部304は認証端末100から送信された主体者のユーザIDを受信する(ステップS315)。より詳しくは、業務処理部304は通信部303を介して主体者のユーザIDを受信する。ステップS315の処理が完了すると、次いで、業務処理部304は決済条件を満足しているか否かを判定する(ステップS316)。
決済条件は商品代金又はサービス料の決済を実行するか否かを判定するための条件である。決済条件としては、例えば状況情報記憶部302が記憶する認証処理日時が主体者のユーザIDの受信日時から所定期間以内であるか否かがある。所定期間としては、数分、数十分、数時間などがある。尚、主体者のユーザIDの受信日時が例えばステップS213の認証処理日時を表していてもよい。また、決済条件としては、主体者のユーザIDの送信元の場所が状況情報記憶部302が記憶する認証端末100の設置場所と同じであるか否かもある。このような2つの決済条件の中で所定期間に関する決済条件を単独で利用してもよいし、所定期間に関する決済条件と設置場所に関する決済条件の両方を利用してもよい。詳細は後述するが、所定期間に関する決済条件を単独で利用する場合、設置場所が同じであるか否かは制限されず、業務処理部304は所定期間に関する決済条件を満足しているか否かを判定する。
ここで、業務処理部304が例えば上述した2つの決済条件を満足していると判定した場合(ステップS316:YES)、業務処理部304は認証成功を認証端末100に通知する(ステップS317)。認証端末100の制御部104は認証成功が通知されると、決済処理を業務サーバ300に依頼する(ステップS115)。業務サーバ300の業務処理部304は認証端末100から決済処理が依頼されると、決済処理の依頼に応じた決済処理を実行する(ステップS318)。
ステップS318の処理が完了すると、業務処理部304は決済完了通知を通信部303を介して認証端末100に送信する。制御部104は通信部103を介して決済完了通知を受け付けると、図14(e)に示すように、表示部102に第12の画面案内を表示する。これにより、主体者は決済処理の完了を認識することができる。尚、業務処理部304が例えば上述した2つの決済条件の一方又は両方を満足していないと判定した場合(ステップS316:NO)、後続の処理をスキップする。
以上、第1実施形態によれば、業務サーバ300は業務処理部304を備えている。業務処理部304は認証端末100が取得したサポート者の生体情報を用いた認証処理に基づくサポート者のユーザID候補を受信する。また、業務処理部304は受信したサポート者のユーザID候補に対応づけられた主体者のユーザID候補と認証端末100が取得した主体者の生体情報とを用いた認証処理に基づく主体者のユーザIDを受信する。業務処理部304は、受信した主体者のユーザIDと関連付けられたサポート者の認証処理日時が主体者の認証処理日時から所定期間内であると判定した場合に、認証端末100からの決済依頼に応じた決済処理を実行する。これにより、生体情報以外の情報(例えばユーザIDや生年月日など)を入力又は指定しない生体認証において、高い認証精度で決済することができる。サポート者の生体情報を利用してそのサポート者により補助される主体者の生体情報が絞り込まれるため、主体者を高い認証精度で特定でき、特定した主体者による依頼で各種代金を決済することができる。
(第2実施形態)
続いて、図16及び図17を参照して、本件の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、業務処理の一例として年金受給者や児童の生存確認を行う確認処理について説明する。
図16は第2実施形態に係る業務処理システムS´の一例を説明するための図である。業務処理システムS´は年金受給者や子供手当の対象児童といった主体者と、年金受給者を介護する家族や対象児童の保護者といったサポート者に利用される。尚、図1に示す業務処理システムSの各装置と同様の構成には同一符号を付し、その説明を省略する。
図16に示すように、認証端末100は介護施設などにより管理される端末装置であって、例えば介護施設内の談話室などに設置される。一方、認証サーバ200は例えば上述した介護施設の管理事務室などに設置される。認証端末100が例えば自宅内の居間などに設置され、認証サーバ200が例えば自宅内の書斎など居間と異なる部屋に設置されてもよい。認証端末100は認証サーバ200による認証成功の通知に基づいて業務サーバ300に上述した確認処理を依頼すると、認証端末100から依頼された確認依頼に応じて、業務サーバ300は確認処理を実行する。すなわち、主体者とサポート者の両方が認証端末100を操作できれば、主体者は自治体を訪問して年金受給申請手続や子供手当申請手続などを行わないで済み、また、業務サーバ300を利用する自治体も主体者の生存や安否(例えば主体者が行方不明か否かなど)を確認することができる。
続いて、図17を参照して、第2実施形態に係る業務処理システムS´の動作について説明する。尚、生体情報及び絆情報の登録処理については、第1実施形態と基本的に同様であるため、その説明を省略する。
図17は第2実施形態に係る業務処理システムS´の動作を表す処理シーケンス図の一例である。尚、図13に示す処理シーケンス図と同様の処理には同一符号を付し、その説明を省略する。また、図17に至るまでの処理シーケンス図については、図12に示す処理シーケンス図と同一であるため、その説明を省略する。
図17に示すように、ステップS315の処理が完了すると、次いで、業務処理部304は確認条件を満足しているか否かを判定する(ステップS321)。確認条件は主体者の生存確認や安否確認を実行するか否かを判定するための条件である。確認条件としては、例えば状況情報記憶部302が記憶する認証処理日時が主体者のユーザIDの受信日時から所定期間以内であるか否かがある。また、確認条件としては、主体者のユーザIDの送信元の場所が状況情報記憶部302が記憶する認証端末100の設置場所と同じであるか否かもある。このような2つの確認条件の中で所定期間に関する確認条件を単独で利用してもよいし、所定期間に関する確認条件と設置場所に関する確認条件の両方を利用してもよい。所定期間に関する確認条件を単独で利用する場合、設置場所が同じであるか否かは制限されず、業務処理部304は所定期間に関する確認条件を満足しているか否かを判定する。
ここで、業務処理部304が例えば上述した2つの確認条件を満足していると判定した場合(ステップS321:YES)、業務処理部304は認証成功を認証端末100に通知する(ステップS322)。認証端末100の制御部104は認証成功が通知されると、確認処理を業務サーバ300に依頼する(ステップS121)。業務サーバ300の業務処理部304は認証端末100から確認処理が依頼されると、確認処理の依頼に応じた確認処理を実行する(ステップS323)。
ステップS323の処理が完了すると、業務処理部304は確認完了通知を通信部303を介して認証端末100に送信する。制御部104は通信部103を介して確認完了通知を受け付けると、表示部102に確認完了を知らせる画面案内を表示する。これにより、主体者は確認処理の完了を認識することができる。尚、業務処理部304が例えば上述した2つの確認条件の一方又は両方を満足していないと判定した場合(ステップS321:NO)、後続の処理をスキップする。
以上、第2実施形態によれば、業務処理部304は、受信した主体者のユーザIDと関連付けられたサポート者の認証処理日時が主体者の認証処理日時から所定期間内であると判定した場合に、認証端末100からの確認依頼に応じた確認処理を実行する。これにより、生体情報以外の情報(例えばユーザIDや生年月日など)を入力又は指定しない生体認証において、高い認証精度で主体者の生存や安否を確認することができる。サポート者の生体情報を利用してそのサポート者により補助される主体者の生体情報が絞り込まれるため、主体者を高い認証精度で特定でき、特定した主体者による依頼で主体者の生存や安否を確認することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明に係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、上述した実施形態における類否判断は閾値を用いて行えばよい。商品代金の入力は認証端末100による商品の撮像に基づいて行われてもよい。
例えば、上述した実施形態では生体情報の一例として静脈の情報を利用したが、指紋や虹彩の情報などを生体情報として利用してもよい。また、上述した実施形態では生体情報を記号で表現したが、生体情報は文字若しくは数字又はこれらの組み合わせ、又は画像などであってもよい。
例えば、上述した第1実施形態及び第2実施形態では認証サーバ200による認証処理と業務サーバ300による決済処理及び確認処理に関し1台の認証端末100を利用したが、例えば認証端末100と認証端末100に対応する別の認証端末(不図示)とを用意し、認証端末100を店舗内のレジカウンタや介護施設内の談話室などに設置し、別の認証端末を認証端末100が設置された店舗や介護施設内の別の場所に設置したり、店舗や介護施設外の所定の場所に設置したりするようにしてもよい。この場合、例えば認証端末100は主体者により操作され、別の認証端末はサポート者により操作される。これにより、主体者とサポート者が互いに異なる場所にいても、所定期間内であればそれぞれの認証を行うことができる。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする業務処理プログラム。
(付記2)前記第1のユーザ識別情報と前記第1の認証端末又は前記第2の認証端末における第2のユーザ識別情報の組み合わせを前記組み合わせ毎を記憶する記憶部を参照して、前記第1の認証端末から受信した前記第1のユーザ識別情報に応じた前記第2のユーザ識別情報を取得する、処理を含むことを特徴とする付記1に記載の業務処理プログラム。
(付記3)取得した前記第2のユーザ識別情報と、前記認証成功と判定した日時の情報と、を関連付けて記憶部に格納する処理を含み、前記業務処理を実行する処理は、前記記憶部に格納された前記日時の情報が前記所定期間内である場合に、前記業務処理を実行する、ことを特徴とする付記2に記載の業務処理プログラム。
(付記4)取得した前記第2のユーザ識別情報と、前記認証成功と判定した日時の情報と、前記第1の認証端末が設置された場所の情報と、を関連付けて記憶部に格納する処理を含み、前記業務処理を実行する処理は、前記記憶部に格納された前記日時の情報が前記所定期間内であって、前記記憶部に格納された前記場所の情報が前記第1の認証端末又は前記第2の認証端末が設置された場所の情報に対応する場合に、前記業務処理を実行する、ことを特徴とする付記2に記載の業務処理プログラム。
(付記5)認証端末が取得した第1の認証情報を用いた第1の認証処理に基づく第1のユーザ識別情報の候補を受信し、受信した前記第1のユーザ識別情報の候補に対応づけられた第2のユーザ識別情報の候補と前記認証端末が取得した第2の認証情報とを用いた第2の認証処理に基づく第2のユーザ識別情報を受信し、受信した前記第2のユーザ識別情報と関連付けられた前記第1の認証処理の処理日時が前記第2の認証処理の処理日時から所定期間内であると判定した場合に、前記認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする業務処理プログラム。
(付記6)前記第1のユーザ識別情報と前記第2のユーザ識別情報の組み合わせを前記組み合わせ毎を記憶する第1の記憶部を参照して、受信した前記第1のユーザ識別情報の候補に応じた前記第2のユーザ識別情報の候補を抽出する、処理を含むことを特徴とする付記5に記載の業務処理プログラム。
(付記7)抽出した第2のユーザ識別情報の候補と、前記第1の認証処理の処理日時の情報と、を関連付けて第2の記憶部に格納する処理を含み、前記業務処理を実行する処理は、前記第2の記憶部に格納された第1の認証処理の処理日時の情報が前記所定期間内である場合に、前記業務処理を実行する、ことを特徴とする付記6に記載の業務処理プログラム。
(付記8)抽出した第2のユーザ識別情報の候補と、前記第1の認証処理の処理日時の情報と、前記認証端末が設置された場所の情報と、を関連付けて第2の記憶部に格納する処理を含み、前記業務処理を実行する処理は、前記第2の記憶部に格納された第1の認証処理の処理日時の情報が前記所定期間内であって、前記第2の記憶部に格納された前記場所の情報が前記認証端末が設置された場所の情報に対応する場合に、前記業務処理を実行する、ことを特徴とする付記6に記載の業務処理プログラム。
(付記9)前記第1の認証情報及び前記第2の認証情報は、いずれも生体情報である、ことを特徴とする付記1から8のいずれか1項に記載の業務処理プログラム。
(付記10)第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、処理をコンピュータが実行することを特徴とする業務処理方法。
(付記11)第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、処理を行う処理部を備えることを特徴とする業務処理装置。
(付記12)前記処理部は、前記第1のユーザ識別情報と前記第1の認証端末又は前記第2の認証端末における第2のユーザ識別情報の組み合わせを前記組み合わせ毎を記憶する記憶部を参照して、前記第1の認証端末から受信した前記第1のユーザ識別情報に応じた前記第2のユーザ識別情報を取得する、ことを特徴とする付記11に記載の業務処理装置。
(付記13)前記処理部は、取得した前記第2のユーザ識別情報と、前記認証成功と判定した日時の情報と、を関連付けて記憶部に格納し、前記記憶部に格納した前記日時の情報が前記所定期間内である場合に、前記業務処理を実行する、ことを特徴とする付記12に記載の業務処理装置。
(付記14)前記処理部は、取得した前記第2のユーザ識別情報と、前記認証成功と判定した日時の情報と、前記第1の認証端末が設置された場所の情報と、を関連付けて記憶部に格納し、前記記憶部に格納した前記日時の情報が前記所定期間内であって、前記記憶部に格納した前記場所の情報が前記第1の認証端末又は前記第2の認証端末が設置された場所の情報に対応する場合に、前記業務処理を実行する、ことを特徴とする付記12に記載の業務処理装置。
(付記15)前記第1の認証情報及び前記第2の認証情報は、いずれも生体情報である、ことを特徴とする付記11から14のいずれか1項に記載の業務処理装置。
S 業務処理システム
100 認証端末
110 生体センサ
200 認証サーバ
300 業務サーバ
301 絆情報記憶部
302 状況情報記憶部
303 通信部
304 業務処理部

Claims (7)

  1. 第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、
    受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする業務処理プログラム。
  2. 前記第1のユーザ識別情報と前記第1の認証端末又は前記第2の認証端末における第2のユーザ識別情報の組み合わせを前記組み合わせ毎を記憶する記憶部を参照して、前記第1の認証端末から受信した前記第1のユーザ識別情報に応じた前記第2のユーザ識別情報を取得する、
    処理を含むことを特徴とする請求項1に記載の業務処理プログラム。
  3. 取得した前記第2のユーザ識別情報と、前記認証成功と判定した日時の情報と、を関連付けて記憶部に格納する処理を含み、
    前記業務処理を実行する処理は、前記記憶部に格納された前記日時の情報が前記所定期間内である場合に、前記業務処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の業務処理プログラム。
  4. 取得した前記第2のユーザ識別情報と、前記認証成功と判定した日時の情報と、前記第1の認証端末が設置された場所の情報と、を関連付けて記憶部に格納する処理を含み、
    前記業務処理を実行する処理は、前記記憶部に格納された前記日時の情報が前記所定期間内であって、前記記憶部に格納された前記場所の情報が前記第1の認証端末又は前記第2の認証端末が設置された場所の情報に対応する場合に、前記業務処理を実行する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の業務処理プログラム。
  5. 前記第1の認証情報及び前記第2の認証情報は、いずれも生体情報である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の業務処理プログラム。
  6. 第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、
    受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする業務処理方法。
  7. 第1の認証端末における第1のユーザ識別情報に対応する第1の認証情報を用いた第1の認証処理の結果を受信し、
    受信した前記第1の認証処理の結果が認証成功であると判定した場合に、前記第1の認証端末、又は、前記第1の認証端末に対応する第2の認証端末において、前記認証成功と判定してから所定期間内に、前記第1のユーザ識別情報に対応づけられた第2の認証情報を用いた第2の認証処理について認証成功の結果を受信すると、前記第1の認証端末からの業務依頼に応じた業務処理を実行する、
    処理を行う処理部を備えることを特徴とする業務処理装置。
JP2017122568A 2017-06-22 2017-06-22 業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置 Active JP6988194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017122568A JP6988194B2 (ja) 2017-06-22 2017-06-22 業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017122568A JP6988194B2 (ja) 2017-06-22 2017-06-22 業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019008484A true JP2019008484A (ja) 2019-01-17
JP6988194B2 JP6988194B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=65028922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017122568A Active JP6988194B2 (ja) 2017-06-22 2017-06-22 業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6988194B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020184215A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 株式会社三井住友銀行 生存確認システム、方法、およびコンピュータプログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069994A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 利用制限装置及び利用制限方法
JP2015041132A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2015219755A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 日本電気株式会社 ネットワーク認証システム及びネットワーク認証方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009069994A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Ricoh Co Ltd 利用制限装置及び利用制限方法
JP2015041132A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2015219755A (ja) * 2014-05-19 2015-12-07 日本電気株式会社 ネットワーク認証システム及びネットワーク認証方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020184215A (ja) * 2019-05-08 2020-11-12 株式会社三井住友銀行 生存確認システム、方法、およびコンピュータプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP6988194B2 (ja) 2022-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI730524B (zh) 身份認證方法、裝置和系統
KR20170127854A (ko) 전자 결제 기능을 제공하는 전자 장치 및 그의 동작 방법
KR101983558B1 (ko) 보험금 청구 하는 방법 및 장치
CN111164627A (zh) 信息处理装置、信息处理系统、信息处理方法以及程序
TW202008296A (zh) 健保結算方法及裝置和電子設備
US20230259597A1 (en) Biological data registration support device, biological data registration support system, biological data registration support method, biological data registration support program, recording medium for strong biological data registration support program
US20210043288A1 (en) Individual Health Information Aggregation System
KR20190017105A (ko) 보험 가입 희망자와 추천 보험 상품을 매칭시키는 방법
JP2019174943A (ja) 決済支援システム、決済支援装置、決済支援方法、及びプログラム
JP2022022083A (ja) 入退場管理装置、入退場管理方法、入退場管理プログラム、および入退場管理システム
US9769171B2 (en) Management apparatus, membership managing method, service providing apparatus, and membership managing system
CN107305661B (zh) 用于执行安全登录服务的设备和方法
JP7390128B2 (ja) システム及びプログラム
JP6384130B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
KR20190071329A (ko) 자녀대리 서비스를 수행하는 노인서비스 대행시스템
JP6988194B2 (ja) 業務処理プログラム、業務処理方法、及び業務処理装置
JP7373831B2 (ja) 救急医療支援システム
KR101969907B1 (ko) 외국인을 위한 의료 지원 시스템 및 기록매체에 저장된 외국인 의료지원용 컴퓨터 어플리케이션
JP2020129344A (ja) 処理装置、処理方法及びプログラム
JP2022173572A (ja) 方法及びプログラム
WO2021260817A1 (ja) 情報制御装置、システム、方法及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
JP6516337B2 (ja) 読取システム及び読取プログラム
JP2021131844A (ja) モバイル端末機を利用した決済情報伝達システム及びこれを利用した決済情報伝達方法
JP2021177323A (ja) 決済処理方法、決済処理装置及び決済用プログラム
JP6830993B2 (ja) 情報管理システム、情報管理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6988194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150