JP2019008180A - 光パルス発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】光送信機の構成部品として高価な高周波線路を用いる必要が無く、低コストで高速な光送信機を実現するという課題を有する。【解決手段】本発明の光パルス発生器は、連続光を出射する可変波長光源23と、入射される連続光を変調し、低速な入力光パルスを発する低速光変調器24(低速電気波形発生装置25からの信号で駆動される)と、低速な入力光パルスを伝送する入力側のシリコン細線導波路211と、低速な入力光パルスを高速な光パルスに変換するリング共振器22と、高速な光パルスが伝達する出力側のシリコン細線導波路212とで構成される。変調された光パルスの波長は、前記リング共振器の通過波長よりも短波側に設定されている。【選択図】図2

Description

本発明は光通信技術に関し、特に光送信機に供する光パルス発生器の技術に関する。
光通信装置において、光信号が伝播する光導波路のコア材料としてシリコンを用い、クラッド材料として酸化シリコンを用いるシリコンフォトニクスの実用化が進んでいる。シリコンフォトニクスは安価なシリコン系材料を主原料とするだけでなく、LSI製造で培われた優れた製造技術を利用してデバイス作製が出来ることから、フォトニクスデバイスの飛躍的な量産化・経済化技術として注目度が高い。特許文献1には、電極の断面構造を蛇腹状にすることにより、電極表面積を増大させ、電極の電極抵抗を低減させたシリコン光変調器が開示されている。また、特許文献2には、製造時間を増大させることなく、かつ、電圧が印加されていない状態での空乏領域を最小限に抑えて高い変調効率を実現するために、リブ導波路が、凸部の中央付近のp型不純物とn型不純物の双方が打ち込まれているオーバーラップ領域を有するシリコン光変調器が開示されている。
特開2017-045012号公報 特開2017-045009号公報
一方で、光通信装置はその高速化・大容量化が必須である。光通信装置を高速化するためには、高速動作する光送信機と光受信機を組み合わせる必要があるが、特に光送信機については、これまでは主にその中心的デバイスである光変調器の動作を高速化することで光送信機の高速化を推し進めてきた。しかし、シリコンで光変調器を作製したとしても、電気の高速信号源から光変調器までの距離は、高周波でも伝搬損失が少ない高周波線路で接続する必要がある。一般に、高周波線路はセラミック上の金属配線として形成されるが、部材単価が高く、光送信機のコストの中で大きな割合を占める。結果、シリコンフォトニクス技術で光変調器のコストを低減させたとしても、光送信機コストの低減は困難であり抜本的な経済化が遅々として進まない現状がある。
本発明はこのような課題を解決するものであり、高周波線路を必要としない光送信機、より詳しくは、光パルス発生器を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明に係る光パルス発生器は、シリコンコアと酸化シリコンクラッドからなるシリコンフォトニクスの基本構造を持ち、低速な光信号から高速な光パルスを発生させる構造を持つ。
シリコンを含む半導体の光物性値の一つに屈折率がある。一般に屈折率は周波数(波長)の関数であるが、光強度(電場強度)密度には依存しない線形成分と、光強度(電場強度)に依存する非線形成分から構成される。一般に線形成分は非線形成分よりも十分に大きい。そのため、大出力が必須な長距離伝送における光ファイバ以外では、非線形成分を考慮することは稀である。しかし、シリコンフォトニクスの基本デバイスであるシリコン細線導波路は、コアとクラッドの屈折率差が大きいので従来の石英系導波路と比較して光強度密度が著しく大きいという特長があり、非線形屈折率を発現しやすい。これはシリコン細線導波路内では光パワーに応じてコアの屈折率が変化しやすいということを示している。
コア屈折率の変化に敏感な光デバイスとして干渉デバイスがある。中でもリング共振器は、単純な構造を持ちながら、急峻な透過波長特性を有する。加えて、光パワーをリング内のコアに蓄積するため、その光強度密度が光導波路と比して大きくなる。光強度の増大により(非線形)屈折率が変化しやすいため、透過波長特性が光強度に大きく依存することになる。
この効果を制御することで低速な光信号から高速な光パルスを発生させることが可能である。
図1を用いて、この方法について簡単に説明する。実線の矢印は、光導波路12中の光が伝達する方向を示し、破線の矢印は、光導波路12中において光が伝達しないことを示している。まず、低速な電気信号から低速な光変調器を駆動し、低速な入力光パルス11を得る(図1(a)参照)。図1(b)に示すように、この光パルスを光導波路12を通じリング共振器13に入力するが、この際、光パルスを構成する光の波長は、リング共振器の透過波長よりもわずかに短波側に設定してある。このとき、光パルスの裾の部分ではリング共振器13の透過波長と光パルスの波長は異なるため、光パルスがリング共振器13を透過する成分は少ない。後に、光パルスの中腹部に差し掛かると、光強度が大きくなり、リング共振器13のコアで非線形屈折率が発現する。具体的には2光子吸収によりキャリアが発生する為、キャリアプラズマ効果によりリング共振器13のコア屈折率が小さくなる。これによりリング共振器13の透過波長が短波側にシフトして、光パルス11はリング共振器13を透過する。図1(c)に示すように、光パルスが透過する状態ではリング共振器13の内部の光強度14密度が著しく大きくなる為、2光子吸収によるキャリア発生がより強調され、リング共振器13の透過波長が更に短波側にシフトするが、この状態では光パルスのリング共振器13での透過率は急速に小さくなる。上記の理由により、光パルスの一部のみはリング共振器13を透過することになり、結果として入力した光パルス11よりも時間幅が狭い光パルスが出力パルスとしてリング共振器13から出力されるため、低速な光変調器とパッシブな光回路であるリング共振器で、高速な光パルスを生成することが可能となる。
本発明の光パルス発生器の一様態は、
連続光を出射する可変波長光源と、
低速光変調器を駆動するための信号を前記低速光変調器に送信する低速電気波形発生装置と、
前記連続光を変調し、低速な入力光パルスを発する前記低速光変調器と、
前記低速な入力光パルスが伝達する入力側のシリコン細線導波路と、
前記低速な入力光パルスを高速な光パルスに変換するリング共振器と、
前記高速な光パルスが伝達する出力側のシリコン細線導波路と、を有し、
前記低速な入力光パルスの波長は、前記リング共振器の通過波長よりも短波側に設定されていることを特徴とする。
前記低速な入力光パルスのパルス幅は、前記高速な光パルスのパルス幅よりも大きいことを特徴とする。
前記光パルス発生器は、さらに、
基板と、
前記基板上に形成されたアンダークラッドとを有し、
前記入力側のシリコン細線導波路、前記出力側のシリコン細線導波路、及び前記リング共振器は、ノンドープ半導体領域を含み、
前記入力側のシリコン細線導波路のノンドープ半導体領域の一方の側面は、p型半導体領域と接し、前記p型半導体領域は、p型電極と接続し、
前記入力側のシリコン細線導波路のノンドープ半導体領域の他方の側面は、n型半導体領域と接続することを特徴とする。
前記ノンドープ半導体領域は、ノンドープのシリコンを含む。
前記アンダークラッドは、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はシリコン酸窒化膜である。
前記低速光変調器は、
光分岐素子と、
光合波素子と、
を有し、
前記入力側のシリコン細線導波路は、二つの経路に分割され、
前記光合波素子は、それぞれの導波路を導波する光を合波する素子であることを特徴とする。
前記リング共振器は、ノンドープ半導体領域を含み、
前記ノンドープ半導体領域の一方の側面は、p型半導体領域と接し、前記p型半導体領域は、p型電極と接続し、
前記ノンドープ半導体領域の他方の側面は、n型半導体領域と接続し、前記n型半導体領域は、n型電極と接続することを特徴とする。
前記p型半導体領域はホウ素をドープしたシリコンを含み、前記n型半導体領域はリンをドープしたシリコンを含むことを特徴とする。
本発明によれば、低速な電気信号から高速な光信号を生成出来るため、光送信機の構成部品として高価な高周波線路を用いる必要が無く、低コストで高速な光送信機を実現可能である。
低速な光信号から高速な光パルスを発生させる方法を示す図である。 本発明に係る第1の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示す図である。 (a)本発明に係る第2の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示す上面図である。(b)本発明に係る第2の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示すA-A’面の断面図である。(c)本発明に係る第2の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示すB-B’面の断面図である。 (a)本発明に係る第3の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示す上面図である。(b)本発明に係る第3の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示すC-C’面の断面図である。 (a)本発明の第4の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示す上面図である。(b)本発明に係る第4の実施の形態に係る光パルス発生器の一部の構成を示すD-D’面の断面図である。
以下、本発明の光パルス発生器の形態について、図を用いて詳細に説明する。但し、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定されず、本明細書等において開示する発明の趣旨から逸脱することなく形態および詳細を様々に変更し得ることは当業者にとって自明である。また、異なる実施の形態に係る構成は、適宜組み合わせて実施することが可能である。なお、以下に説明する発明の構成において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を用い、その繰り返しの説明は省略する。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図2は本発明に係る第1の実施の形態であり、光パルス発生器の構成である。本発明の光パルス発生器は、連続光を出射する可変波長光源23と、入射される連続光を変調し、低速な入力光パルスを発する低速光変調器24(低速電気波形発生装置25からの信号で駆動される)と、低速な入力光パルスを伝送する入力側のシリコン細線導波路211と、低速な入力光パルスを高速な光パルスに変換するリング共振器22と、高速な光パルスが伝達する出力側のシリコン細線導波路212とで構成される。低速光変調器24で変調された入力光パルスの波長は、前記リング共振器の通過波長よりも短波側に設定されている。
可変波長光源23から出射された連続光は、低速電気波形発生装置25からの信号で駆動される低速光変調器24で光変調を行い、光パルス発生器への入力光波形28のようになる。これが入力側のシリコン細線導波路211を介し、リング共振器22に入射されると、図1で述べた行程を経て高速な光パルスに変換される。出力側のシリコン細線導波路212を介し、光電気変換器26で電気波形に変換され、電気波形表示装置27で取得した波形は、光パルス発生器からの出力波形29のようになる。光パルス発生器への入力光波形28と光パルス発生器からの出力波形29を比較すると、凡そ50ナノ秒のパルス幅から、凡そ10ナノ秒のパルス幅に変換されていることがわかる。本明細書において、高速な光パルスとは、時間幅(パルス幅)の短いパルスをいう。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明に係る第2の実施の形態である。図3(a)は、具体的な光パルス発生器の一部300の構成例を示したものである。
光パルス発生器の一部300は、電流注入型pin構造光変調器301とリング共振器302から構成される。電流注入型pin構造光変調器301は、図1の低速光変調器24に対応する。
図3(b)において、電流注入型pin構造光変調器301のA-A’面の断面図を用いて、その構造が説明される。
基板311とアンダークラッド312の上にリブ型導波路319が構成されるが、これは、ノンドープ半導体領域313と、その両面に接するp型半導体領域314とn型半導体領域315とからなる。リブ型導波路319はオーバクラッド316で埋め込まれている。また、p型半導体領域314とn型半導体領域315は、ぞれぞれ、オーバクラッド316のコンタクトホールを介してp型電極317、n型電極318に接続している。
図3(c)において、リング共振器302のB-B’面の断面図を用いて、その構造が説明される。
基板311とアンダークラッド312の上にチャネル型導波路320が構成されるが、これは、ノンドープ半導体領域313からなる。チャネル型導波路320はオーバクラッド316で埋め込まれている。
次に、光パルス発生器の一部300で動作手順が説明される。
電流注入型pin構造光変調器301のp型電極317に接続されるp側電極パッド33から、n型電極318に接続されるn側電極パッド34に電流を流すことで、電流注入型pin構造光変調器301の中のリブ型導波路319を導波する光の強度を変調する。ここで、一般に電流注入型pin構造光変調器301の動作速度は数百メガヘルツ程度の低速である。変調された光はリング共振器302に入射されるが、このとき、変調された光の波長を、リング共振器302の透過波長よりもわずかに短波側に設定しておけば、リング共振器302からの出力は高速な光パルスに変換される。
上述のリブ型導波路319において、ノンドープ半導体領域313は例えばノンドープのシリコンであれば良く、p型半導体領域314は例えばホウ素をドープしたシリコンであれば良く、n型半導体領域315は例えばリンをドープしたシリコンで良い。アンダークラッド312及びオーバクラッド316は、ノンドープ半導体領域313,p型半導体領域314,n型半導体領域315よりも屈折率の小さい電気絶縁物であれば良く、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸窒化膜であれば良い。p型電極317、n型電極318はアルミニウムなどで良い。また、p型電極317とp型半導体領域314の界面には、高濃度p型半導体層が形成されていても良く、n型電極318とn型半導体領域315の界面には、高濃度n型半導体層が形成されていても良い。
本実施の形態によって、電流注入型pin構造光変調器301から出力された低速な光信号から高速な光パルスを発生させることができる。
[第3の実施の形態]
図4は本発明に係る第3の実施の形態であり、光パルス発生器の一部400の一部において、第2の実施の形態における電流注入型pin構造光変調器301の代わりに、マッハツェンダ干渉計型光変調器401を用いた例である。マッハツェンダ干渉計型光変調器401は、図1の低速光変調器24に対応する。
図4(a)において、マッハツェンダ干渉計型光変調器401に入力される連続光は、光分岐素子402で2つの経路に光強度が分割され、光導波路403と光導波路404に入射する。それぞれの導波路を導波する光は別々の光位相変調を受けた後に、光合波素子405で合波される。干渉計の構造を取るため、光合波素子405で合波されたのちには光強度変調になる。
図4(b)において、基板311とアンダークラッド312の上に光導波路403,404が構成されるが、これは、ノンドープ半導体領域313と、ノンドープ半導体領域313の両側でノンドープ半導体領域313と接続するp型半導体領域314とn型半導体領域315とからなる。光導波路403,404はオーバクラッド316で埋め込まれている。また、p型半導体領域314とn型半導体領域315は、ぞれぞれ、オーバクラッド316のコンタクトホール内のp型電極317、n型電極318に接続している。
本実施の形態のリング共振器302の構成は第2の実施の形態と同じである。
動作手順は第2の実施の形態と同じであるが、本実施の形態ではマッハツェンダ干渉計での光位相変調を用いることが出来るため、対信号雑音耐性に優れる差動変調を用いることが出来るという効果がある。
本実施の形態によって、電流注入型pin構造光変調器301より出力される速度よりも低速なマッハツェンダ干渉計型光変調器401から出力された光パルスであっても、高速な光パルスを発生させることができる。
[第4の実施の形態]
図5は本発明に係る第3の実施の形態であり、光パルス発生器の一部500の一部において、第2の実施の形態におけるリング共振器302の代わりに、キャリア引き抜き型リング共振器303を用いた例である。
図5(a)の電流注入型pin構造光変調器301の構成は第2の実施例と同じである。
図5(b)におけるキャリア引き抜き型リング共振器303のD-D’面の断面図を用いてその構造を説明する。
基板311とアンダークラッド312の上にリブ型導波路510が構成されるが、これは、ノンドープ半導体領域313と、ノンドープ半導体領域313の両側でノンドープ半導体領域313と接続するp型半導体領域314とn型半導体領域315とからなる。リブ型導波路510はオーバクラッド316で埋め込まれている。また、p型半導体領域314とn型半導体領域315は、ぞれぞれ、オーバクラッド316のコンタクトホール内のp型電極512、n型電極511に接続している。
次に図5(a)の光パルス発生器の一部500で動作手順が説明される。
電流注入型pin構造光変調器301から出射する低速光変調された光はキャリア引き抜き型リング共振器303に入射されるが、このとき、変調された入力光パルスの波長を、リング共振器303の透過波長よりもわずかに短波側に設定しておけば、リング共振器303からの出力は高速な光パルスに変換される。加えて、キャリア引き抜き型リング共振器303を構成するリブ型導波路510のp型半導体領域314に接続するp型電極512と、n型半導体領域315に接続するn型電極511の間に逆バイアスを印加しておくと、キャリア引き抜き型リング共振器303を構成するリブ型導波路510内部に2光子吸収で生成されたキャリアを引き抜くことが出来るため、発生する高速な光パルスの立下り時間を急峻にすることが出来るという優れた効果が有る。
本発明は、光通信技術、特に光送信機に供する光パルス発生器の技術に適用することができる。
11 入力光パルス
12 光導波路
13, 22 リング共振器
14 光強度
23 可変波長光源
24 低速光変調器
25 低速電気波形発生装置
26 光電気変換器
27 電気波形表示装置
28 入力光波形
29 出力波形
33 p側電極パッド
34 n側電極パッド
211 入力側のシリコン細線導波路
212 出力側のシリコン細線導波路
300 光パルス発生器の一部
301 電流注入型pin構造光変調器
302 リング共振器
303 キャリア引き抜き型リング共振器
311 基板
312 アンダークラッド
313 ノンドープ半導体領域
314 p型半導体領域
315 n型半導体領域
316 オーバクラッド
317 p型電極
318 n型電極
319 リブ型導波路
320 チャネル型導波路
400 光パルス発生器の一部
401 マッハツェンダ干渉計型光変調器
402 光分岐素子
403, 404 光導波路
405 光合波素子
500 光パルス発生器の一部
510 リブ型導波路
512 p型電極
511 n型電極

Claims (8)

  1. 連続光を出射する可変波長光源と、
    低速光変調器を駆動するための信号を前記低速光変調器に送信する低速電気波形発生装置と、
    前記連続光を変調し、低速な入力光パルスを発する前記低速光変調器と、
    前記低速な入力光パルスが伝達する入力側のシリコン細線導波路と、
    前記低速な入力光パルスを高速な光パルスに変換するリング共振器と、
    前記高速な光パルスが伝達する出力側のシリコン細線導波路と、
    を有し、
    前記低速な入力光パルスの波長は、前記リング共振器の通過波長よりも短波側に設定されていることを特徴とする光パルス発生器。
  2. 請求項1に記載の光パルス発生器において、
    前記低速な入力光パルス波形のパルス幅は、前記高速な光パルスのパルス幅よりも大きいことを特徴とする光パルス発生器。
  3. 請求項1に記載の光パルス発生器において、
    基板と、
    前記基板上に形成されたアンダークラッドとを有し、
    前記入力側のシリコン細線導波路、前記出力側のシリコン細線導波路、及び前記リング共振器は、ノンドープ半導体領域を含み、
    前記入力側のシリコン細線導波路のノンドープ半導体領域の一方の側面は、p型半導体領域と接し、前記p型半導体領域は、p型電極と接続し、
    前記入力側のシリコン細線導波路のノンドープ半導体領域の他方の側面は、n型半導体領域と接続することを特徴とする光パルス発生器。
  4. 請求項3に記載の光パルス発生器において、
    前記ノンドープ半導体領域は、ノンドープのシリコンを含むことを特徴とする光パルス発生器。
  5. 請求項3に記載の光パルス発生器において、
    前記アンダークラッドは、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜、又はシリコン酸窒化膜であることを特徴とする光パルス発生器。
  6. 請求項1に記載の光パルス発生器において、
    前記低速光変調器は、
    光分岐素子と、
    光合波素子と、
    を有し、
    前記入力側のシリコン細線導波路は、二つの経路に分割され、
    前記光合波素子は、それぞれの導波路を導波する光を合波する素子であることを特徴とする光パルス発生器。
  7. 請求項1に記載の光パルス発生器において、
    前記リング共振器は、ノンドープ半導体領域を含み、
    前記ノンドープ半導体領域の一方の側面は、p型半導体領域と接し、前記p型半導体領域は、p型電極と接続し、
    前記ノンドープ半導体領域の他方の側面は、n型半導体領域と接続し、前記n型半導体領域は、n型電極と接続することを特徴とする光パルス発生器。
  8. 請求項3又は請求項7に記載の光パルス発生器において、
    前記p型半導体領域はホウ素をドープしたシリコンを含み、前記n型半導体領域はリンをドープしたシリコンを含むことを特徴とする光パルス発生器。
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