JP2019005870A - 干渉検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動体の移動速度に拘わらず、また、移動体が加減速中であっても干渉を検出することができる干渉検出装置を提供する。
【解決手段】装置10,20は、数値制御装置15により第2送りモータ25を駆動して、第2移動体21を第1移動体11に対し進退させることで、第2移動体21に保持された対象物Wを第1移動体11に受け渡す動作等を行い、干渉検出装置30はこの受け渡し動作中に生じる干渉を検出する。干渉検出装置30は、停止状態を維持するように数値制御される第1移動体11の位置偏差、又は第1送りモータ13に供給される電流を監視する監視部31と、監視部31によって監視される位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、対象物Wと第1移動体又は第2移動体との間の異常接触に対して設定された異常基準値を超えたとき、対象物Wと第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する干渉検出部32とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1移動体と第2移動体との間で対象物の受け渡しを行う際に、当該対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたか否かを検出する干渉検出装置に関する。
例えば、工作機械を用いた加工の分野では、従来、当該工作機械に、その主軸に装着されたチャックに対してワークの着脱を行うローダ装置などを併設した加工システムが知られている。そして、工作機械の中には、主軸を保持する主軸台が主軸軸線に沿って移動可能に設けられたものもある。
このような加工システムの場合、前記主軸台(第1移動体)は適宜送り装置(第1移動装置)により、その主軸軸線(第1軸)に沿って移動し、また、前記ローダ装置は、そのハンド(第2移動体)が適宜送り装置(第2移動装置)により、少なくとも前記主軸軸線と平行な移動軸(第2軸)に沿って移動する。そして、前記第1移動装置は第1送りモータを備え、前記第2移動装置は第2送りモータを備えており、これら第1送りモータ及び第2送りモータがそれぞれ数値制御装置によって制御される。
ところで、例えば、前記ローダ装置のハンドに把持されたワークを前記主軸台のチャックに受け渡す場合に、ワークが傾斜した状態で前記ハンドに把持されているなど、その把持姿勢が悪い場合には、その受け渡し動作においてワークとチャックが干渉するという問題を生じる。
そこで、従来から、このような干渉を検出する装置が開発されており、当該干渉を検出可能な装置の一つとして、特開平6−106457号公報(特許文献1)に開示される可動部位置検出装置が知られている。
この検出装置は、移動自在に設けられた可動部と、この可動部を移動させる駆動手段と、この駆動手段を制御する制御部を備えた加工機において、当該可動部が固定部又は別の可動部に接触した位置を検出するものであって、検出対象の可動部の位置を検出する位置検出手段と、この位置検出手段が検出した位置と前記制御部が駆動手段に指令した位置との差(偏差)を予め設定した設定値と比較し、偏差がこの設定値を超えた位置を接触位置として検出する比較手段とから構成される。
そして、この検出装置によれば、駆動手段により駆動されて移動する検出対象の可動部が固定部又は別の可動部に接触すると、当該検出対象の可動部の移動が阻止され、位置検出手段により検出される当該検出対象の可動部の位置と、制御部が駆動手段に指令した位置とに偏差を生じる。そして、比較手段において、この偏差が前記設定値と比較され、偏差が設定値を超えたとき、その位置が接触位置として検出される。
特開平6−106457号公報
ところが、上述した従来の検出装置には、以下に説明するような問題があった。即ち、位置検出手段により検出される可動部の実際の位置と、制御部が駆動手段に指令する位置との偏差は、当該可動部が低速で移動する場合には小さな値となり、高速で移動する場合には大きな値となる。したがって、従来の検出装置において、接触検出用の前記設定値は、可動部が低速で移動する場合と、可動部が高速で移動する場合とで異なる値に設定する必要があり、可動部の移動速度に応じて前記設定値を設定しなければならないという煩わしさがあるのである。
また、可動部が加減速する際には、前記偏差は極めて大きな値となるため、この加減速時における偏差と、可動部が接触した際に生じる偏差とを、有意差をもって判別することができないという問題もあった。したがって、上記従来の検出装置では、可動部が加減速しているときには、接触検知を行うことができないという問題があった。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、移動体の移動速度に拘わらず、また、移動体が加減速中であっても、当該移動体と他の構造体との干渉を検出することができる干渉検出装置の提供を、その目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、
第1送りモータを有し、第1移動体を第1軸に沿って移動させる第1移動装置と、
第2送りモータを有し、第2移動体を第2軸に沿って移動させる第2移動装置と、
前記第1送りモータ及び第2送りモータをそれぞれ数値制御する数値制御装置とを備え、
前記第2送りモータを駆動して、前記第2移動体を第1移動体に対し進退させることにより、前記第1移動体に保持された対象物を第2移動体に受け渡す動作、又は前記第2移動体に保持された対象物を第1移動体に受け渡す動作を行うように構成された装置における、前記受け渡し動作中に生じる干渉を検出する装置であって、
前記数値制御装置によって停止位置を維持するように数値制御される前記第1移動装置の前記第1移動体の位置偏差、又は前記第1送りモータに供給される電流を監視する監視部と、
前記監視部によって監視される前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間の異常接触に対して設定された異常基準値を超えたとき、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する干渉検出部とを備えた干渉検出装置に係る。
この干渉検出装置によれば、前記数値制御装置の制御の下で、前記第2移動体を第1移動体に対し進退させることにより、前記第1移動体に保持された対象物を第2移動体に受け渡す動作、又は前記第2移動体に保持された対象物を第1移動体に受け渡す動作を行う際に生じる干渉が検出される。
具体的には、前記数値制御装置により停止位置を維持するように数値制御される前記第1移動装置の前記第1移動体の位置偏差、又は前記第1送りモータに供給される電流が前記監視部によって監視される。そして、干渉検出部において、前記監視部によって監視される前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値と前記異常基準値とが比較され、前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が異常基準値を超えたとき、当該干渉検出部によって、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に異常接触による干渉が生じたと判定される。
前記第1移動体と第2移動体との間で前記対象物を受け渡しする間、前記第1送りモータは、前記数値制御装置によって、第1移動体が停止した位置を維持するように数値制御されている。そして、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に異常接触による干渉が生じて第1移動体が移動すると、数値制御されるべき目標停止位置と第1移動体の実際の位置との間に位置偏差を生じ、これを受けて数値制御装置は、この位置偏差が解消されるように、前記第1送りモータに電流を供給してこれを駆動し、第1移動体が目標停止位置に戻るように制御する。
したがって、第1移動体の位置偏差が、この位置偏差に対して設定された異常基準値を超えたとき、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に異常接触が生じたと判定することができ、又第1送りモータに供給される電流値若しくはその変動値が、この供給電流若しくはその変動値に対して設定された異常基準値を超えたとき、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定することができる。
斯くして、この干渉検出装置によれば、停止した位置を維持するように数値制御されている第1移動体の位置偏差、又は第1移動体を駆動する第1送りモータに供給される供給電流を監視し、この位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が異常基準値を超えたとき、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定するようにしているので、第2移動体の移動速度に依らず、一定の異常基準値を基に前記干渉を検出することができ、また、第2移動体が加減速中であっても当該干渉を検出することができる。
また、本発明に係る干渉検出装置の前記干渉検出部は、上記構成に代えて、
前記監視部によって監視される前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間の接触に対して設定された接触基準値を超えたとき、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に接触が生じたと判定するとともに、接触が生じたと判定されたときの第2移動体の位置が、予定された接触位置であるか否かを判別し、予定された接触位置でない場合には、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する構成されていても良い。
上述したように、前記第1移動体と第2移動体との間で前記対象物を受け渡しする間、前記第1送りモータは、前記数値制御装置によって、第1移動体が停止した位置を維持するように数値制御されている。したがって、第1移動体と第2移動体との間で対象物を受け渡しすべく、第2移動体が第1移動体に対し接近して、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に接触が生じると、この接触により第1移動体が移動して、数値制御されるべき目標停止位置と第1移動体の実際に位置との間に位置偏差を生じる。そして、数値制御装置は位置偏差が生じた場合に、これを解消するように前記第1送りモータに電流を供給して、第1移動体が目標停止位置に戻るように制御する。
ところで、このような対象物と第1移動体又は第2移動体との間の接触は、第1移動体と第2移動体との間で対象物を確実かつ適正に受け渡しするために必要なもので、予定された正常な接触である。そこで、前記干渉検出部は、第1移動体の位置偏差、又は第1移動体を駆動する第1送りモータに供給される供給電流若しくはその変動値が、予め設定された接触基準値を超えたとき、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に接触が生じたと判定するとともに、接触が生じたと判定されたときの第2移動体の位置が予定された接触位置でない場合に、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する。
尚、接触基準値は、衝撃の少ない緩やかな接触でも検出することができる値であり、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間の異常接触に対して設定された前記異常基準値よりも小さい値である。この異常基準値は比較的衝撃が大きい接触を検出するための基準値であると捉えることができる。
斯くして、この干渉検出装置によれば、正常な接触と異常な接触とを識別することができ、例え衝撃の少ない緩やかな接触であっても、当該接触を確実に検出することができる。
また、前記干渉検出部は、接触が生じたと判定されたときの前記第2移動体の位置が接触予定位置である場合に、更に、前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が前記異常基準値を超えている場合には、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定するように構成されていても良い。
例えば、対象物の長さが予定された長さよりも長い場合には、接触が生じたと判定されたときの第2移動体の位置が接触予定位置であっても、前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が前記異常基準値を超えことになる。そこで、このような場合には、干渉検出部は、対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する。
また、前記干渉検出部は、更に、前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が連続して前記接触基準値を超える時間を積算し、積算時間が予め定めた基準時間を超えたとき、前記数値制御装置における、前記第2移動装置に対する位置指令に誤りがあると判定するように構成されていても良い。
例えば、NCプログラムの誤りによって、前記第2移動体の接触予定位置が極僅かだけ第1移動体側に設定されている場合、第2移動体が接触予定位置に移動した際に、大きな位置偏差が生じ、これを解消すべく、第1移動体は第1送りモータの駆動によって目標停止位置に戻る。一方、この第1移動体の動作によって第2移動体は接触予定位置から後退することになるので、第2送りモータが駆動されて、第2移動体はこの第2送りモータにより接触予定位置に戻される。
以後、第1送りモータ及び第2送りモータによる押し合いが継続され、第1移動体に生じる位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、継続的に前記接触基準値を超えることになる。そこで、干渉検出部は、前記位置偏差又は供給電流の変動値が、連続して前記接触基準値を超える時間を積算し、積算時間が予め定めた基準時間を超えたとき、前記数値制御装置における、前記第2移動装置に対する位置指令に誤りがあると判定する。斯くして、この干渉検出装置によれば、第2移動装置に対する位置指令の誤りを検出することができる。
尚、本発明において、前記第1移動装置及び第2移動装置は、その前記第1軸と第2軸とが平行になるように配置されていても良く、或いは、前記第1軸と第2軸とが直交するように配置されていても良い。
本発明に係る干渉検出装置によれば、停止している第1移動体の位置偏差、又は第1移動体を駆動する第1送りモータに供給される供給電流を監視し、この位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が異常基準値を超えたとき対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定するようにしているので、第2移動体の移動速度に依らず、一定の異常基準値を基に前記干渉を検出することができ、また、第2移動体が加減速中であっても当該干渉を検出することができる。
本発明の一実施形態に係る干渉検出装置を備えた加工システムの概略構成を示した説明図である。 本実施形態に係る加工システムにおけるワーク受け渡し動作を示した説明図である。 本実施形態に係る干渉検出部における処理を示したフローチャートである。 本実施形態に係る干渉検出部において検出される干渉の態様を示した説明図である。
以下、本発明の具体的な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る加工システムの概略構成を示した説明図である。同図1に示すように、本例の加工システム1はNC旋盤10、ローダ装置20及び干渉検出装置30から構成される。
NC旋盤10は、図示しない主軸に装着されたチャック11、前記主軸を保持する主軸台(図示せず)を矢示Z軸方向に移動させる主軸台送り機構12、この主軸台送り機構12を駆動する主軸台送りモータ13、及びロータリエンコーダなどの位置検出器14、数値制御装置15並びに表示装置16などを備えて構成される。尚、図1において、特に図示していないが、NC旋盤10は、当然のことながら、これらの他に、ベッド、刃物台、刃物台をX軸及びZ軸に沿って移動させる送り機構、並びに送りモータなどの一般的な構成を備えている。
前記数値制御装置15は、CPU、RAM、ROMなどを含むコンピュータから構成され、前記表示装置16はタッチパネルなどから構成される。そして、この数値制御装置15は、前記主軸台(図示せず)のZ軸方向の移動、前記刃物台(図示せず)のX軸及びZ軸方向の移動や主軸(図示せず)の回転の他、前記チャック11の把持爪11aの開閉等の動作を制御する。これらの制御は従来公知であるので、その詳しい説明は省略するが、本例において、特に関係のある主軸台送り機構12の制御について説明すると、数値制御装置15は、位置検出器14によって検出される前記主軸台(図示せず)の位置を基に主軸台送りモータ13を制御し、本例では、主軸台送り機構12を介して、前記主軸台(図示せず)が所定の停止位置に停止した状態を維持するように前記主軸台送りモータ13を制御する。尚、位置検出器14はロータリエンコーダなどから構成される。
前記ローダ装置20は、アーム22、このアーム22にバネ体23を介して装着されたハンド21、前記アーム22を矢示P軸方向に移動させるP軸送り機構24、このP軸送り機構24を駆動するP軸送りモータ25、及び位置検出器26などを備えて構成される。尚、バネ体23は、図1において、チャック11側にハンド21を付勢するようになっている。また、位置検出器26はロータリエンコーダなどから構成される。
また、図1において、特に図示していないがアーム22は、P軸方向の他に、上下方向、及びP軸と直交する水平方向に移動可能となっており、適宜準備位置に設けられたワークWをハンド21に把持して、前記チャック11と同軸となるように、その前方(図1において左側)に位置決めされるようになっている。ここで、このP軸方向は前記Z軸方向と同じ方向である。
このローダ装置20におけるアーム22のP軸方向、上下方向及び水平方向の移動、並びにハンド21の把持爪21aの開閉等の動作は前記数値制御装置15によって制御される。尚、ローダ装置20におけるこれらの制御は従来公知であるので、その詳しい説明は省略するが、本例において、特に関係のあるP軸送り機構24の制御について説明すると、数値制御装置15は、位置検出器26によって検出されるアーム22の位置を基にP軸送りモータ25を制御し、P軸送り機構24を介して、アーム22及びハンド21をP軸方向に移動させる。
斯くして、このNC旋盤10及びローダ装置20によれば、数値制御装置15による制御の下で、以下のようにして、ローダ装置20のハンド21からNC旋盤10のチャック11にワークWが受け渡される。
即ち、まず、上述したように、アーム22をP軸方向、上下方向及びP軸と直交する水平方向に適宜移動させて、適宜準備位置に配置されたワークWをハンド21の把持爪21aにより把持し、ついで、同じくアーム22をP軸方向、上下方向及びP軸と直交する水平方向に適宜移動させて、図2(a)に示す如く、当該ハンド21を前記チャック11と同軸となるように、その前方に位置決めする。尚、このとき、チャック11の把持爪11aは開状態になっている。
ついで、数値制御装置15は、前記P軸送りモータ25を駆動して、アーム22及びハンド21をチャック11に接近する方向に早く送りで移動させ、ワークWのチャック11側の端部(前端部)が、把持爪11aのワークW側の端部(前端部)との間に所定の間隔を有する位置(進入位置)に位置決めする(図2(b)参照)。
次に、数値制御装置15は、アーム22及びハンド21を、更に、チャック11側に切削送り程度の緩やかな速度で移動させ、ワークWの前端部をチャック11の把持爪11aの端面に当接させた後、更に、奥側に押し込む位置に位置決めする。これにより、ワークWはバネ体23によってチャック11に押し付けられた(付勢された)状態になる(図2(c)参照)。
ついで、数値制御装置15は、ハンド21の把持爪21aを開動作させた後、チャック11の把持爪11aを閉動作させる。これにより、ワークWがチャック11によって把持される。この後、数値制御装置15は、アーム22及びハンド21を、図2(a)に示した位置に早送りで後退させた後、次のワークWをハンド21に把持させるべく、前記準備位置に移動させる。
以上の動作によって、ハンド21からチャック11にワークWが受け渡される。以後、NC旋盤10において、ワークWが加工される。尚、ここで、チャック11が第1移動体に相当し、前記主軸台送りモータ13が第1送りモータに相当し、主軸台送り機構12,主軸台送りモータ13及び位置検出器14を含めた構成が第1移動装置に相当する。同様に、ハンド21が第2移動体に相当し、前記P軸送りモータ25が第2送りモータに相当し、P軸送り機構24,P軸送りモータ25及び位置検出器26を含めた構成が第2移動装置に相当する。
前記干渉検出装置30は監視部31及び干渉検出部32から構成される。この干渉検出装置30は、CPU、RAM、ROMなどを含むコンピュータから構成され、監視部31及び干渉検出部32はコンピュータプログラムによってその機能が実現され、後述する処理を実行する。
前記監視部31は、前記数値制御装置15に接続し、この数値制御装置15により停止状態を維持するように数値制御される、前記主軸台(図示せず)に対する位置指令(制御目標位置)及び位置検出器14から得られる主軸台(図示せず)の実際の位置情報を、所定のサンプリング間隔で前記数値制御装置15から取得して、その位置偏差を算出する。尚、位置偏差が生じた場合には、数値制御装置15は、上述したように、前記主軸台送りモータ13を駆動,制御して、前記主軸台送り機構12を介して、前記主軸台(図示せず)が所定の制御目標位置に位置するように、その位置を制御する。
前記干渉検出部32は、前記監視部31によって算出される位置偏差を受信し、図3に示した処理を実行する。即ち、干渉検出部32は、処理を開始後、まず、ステップS1において、経過時間のカウントをリセットした後、前記監視部31から入力される位置偏差を予め定められた接触基準値と比較して、位置偏差が接触基準値以上となったかどうかを監視する(ステップS2)。
ハンド21とチャック11との間でワークWの受け渡しをする際に、図2(c)に示すように、ワークWがチャック11に接触した後、更に、当該チャック11に押し付けられると、主軸台(図示せず)が後方に変位して、制御目標位置との間に位置偏差が生じる。そして、この位置偏差が前記監視部31によって算出され、当該干渉検出部32に入力される。そして、干渉検出部32は、入力された位置偏差が接触基準値以上となった場合には、以降、位置偏差が接触基準値を下回るまで、その経過時間をカウントする(ステップS3)。尚、この接触基準値はワークWがチャック11に接触したことを確実に検出することができる値である。
次に、干渉検出部32は、ステップS2において接触が確認されたときのハンド21の現在位置を前記数値制御装置15から取得するとともに、ハンド21の制御目標位置を前記数値制御装置15から取得して、ワークWがチャック11に接触したときのハンド21の位置が、接触を予定された位置であるか否かを判別し(ステップS4)、接触位置が予定された位置でない場合には、数値制御装置15に対して、アーム22及びハンド21のP軸方向の移動を停止させる指令、即ち、P軸送りモータ25の駆動を停止させる指令を数値制御装置15に出力するとともに(ステップS8)、アラームを数値制御装置15に出力する(ステップS9)。
例えば、前記準備位置において、図4(a)に示すように、ハンド21の把持爪21aによりワークWを把持したときに、ワークWを正常な姿勢で把持することができず、ワークWが傾斜した状態でハンド21に把持されている場合には、ワークWをチャック11に受け渡すべく、ハンド21を前記進入位置に位置決めしたときに、ワークWの前端部が把持爪11aの前端部に接触するということが起こり得る。この場合、前記ステップS2において、ワークWと把持爪11aとが接触したことが検出されるが、この接触位置は予定された位置ではないので、上記ステップS8〜S9の処理が行われる。
そして、数値制御装置15は、P軸送りモータ25の駆動を停止するとともに、前記表示装置16に干渉が生じた旨のアラームを表示させる。
一方、前記ステップS4において、接触位置が予定された位置であると判定された場合には、干渉検出部32は、更に、位置偏差が予め設定された異常基準値以上の値であるか否かを判別する(ステップS5)。そして、位置偏差が異常基準値以上であると判断された場合には、干渉検出部32は、上述したステップS8〜S9の処理を行う。
ハンド21とチャック11との間でワークWを受け渡しする場合に、ワークWを確実かつ適正に受け渡しするには、ワークWをチャック11に押し付ける必要があり、この押付動作によって、前記位置偏差が生じることになる。しかしながら、この位置偏差は、ハンド21について、予定された位置で生じるものであって、問題となる異常接触(干渉)ではない。
一方、接触が生じたと判定されたときのハンド21の位置が予定された接触位置であっても、例えば、図4(b)に示すように、ハンド21に把持されたワークWの姿勢が悪く、ワークWがチャック11側に僅かに突出している場合には、ハンド21が制御目標位置である接触予定位置に移動することができたとしても、ワークWとチャック11との接触は異常接触であるため、前記主軸台(図示せず)はその制御目標位置から大きく変位する、即ち、異常基準値を超える大きな前記位置偏差を生じる。
また、ワークWの長さが設定された長さよりも長いものである場合にも、図4(c)に示すように、ハンド21が制御目標位置である接触予定位置に移動することができたとしても、ワークWとチャック11との接触は異常接触であるため、前記主軸台(図示せず)はその制御目標位置から大きく変位する、即ち、異常基準値を超える大きな前記位置偏差を生じる。
そこで、前記干渉検出部32は、ステップS4において、接触が生じたときのハンド21の位置が接触予定位置であると判定された場合に、ステップS5において、前記位置偏差が異常基準値を超えているかどうか判別し、位置偏差が異常基準値を超える場合には、ワークWとチャック11との間に干渉が生じたとして、前記ステップS8〜S9の処理を行う。
これに対し、例えば、NCプログラムの誤りによって、ハンド21の接触予定位置が極僅かだけチャック11側に設定されている場合、ハンド21が接触予定位置に移動した際に、予定された位置偏差よりも大きな位置偏差が生じ、これを解消すべく、チャック11は主軸台送りモータ13の駆動によって目標停止位置に戻る。一方、このチャック11の動作によってハンド21は接触予定位置から後退することになるので、ローダP軸送りモータ25が駆動されて、ハンド21はこのローダP軸送りモータ25により接触予定位置に戻される。以後、ローダP軸送りモータ25及び主軸台送りモータ13による押し合いが継続され、ハンド21に生じる位置偏差が継続的に前記接触基準値を超えることになる。
そこで、干渉検出部32は、位置偏差が継続的に前記接触基準値を超える経過時間をカウントし、経過時間が予め定めた基準時間を超えたとき(ステップS6)、前記数値制御装置15において、前記ハンド21に関する位置指令に誤りがあると判断して、前記ステップS8及びS9の処理を実行する。
以降、干渉検出部32は、処理を終了するまで、前記ステップS1〜S9の処理を実行する。
尚、前記接触基準値は、受渡動作に際して、ワークWとチャック11との接触を検出することができる、即ち、衝撃の少ない緩やかな接触でも検出することができる値である。また、前記異常基準値は、ワークWとチャック11との異常接触を検出することができる値であって、前記接触基準値より大きな値である。
以上の構成を備えた加工システム1によれば、数値制御装置15による制御の下で、ローダ装置20のアーム22をP軸方向、上下方向及びP軸と直交する水平方向に適宜移動させ、前記準備位置に配置されたワークWをハンド21の把持爪21aにより把持した後、ハンド21をチャック11と同軸となるように、その前方に位置決めする。そして、上述した受け渡し動作によって、ハンド21からチャック11にワークWを受け渡す。
その際、前記干渉検出装置30の監視部31により、主軸台(図示せず)、言い換えればチャック11の制御目標位置と実際の位置との位置偏差が算出され、算出された位置偏差を基に、干渉検出部32において、ワークWとチャック11との接触が異常な接触、即ち干渉であるか否かが判別される。
具体的には、位置偏差が所定の接触基準値以上である場合には、ワークWがチャック11に接触したと判別され(ステップS2)、その接触位置が予定された接触位置でない場合には干渉であると判定され(ステップS4)、また、接触位置が予定された接触位置であっても、位置偏差が異常基準値以上である場合には、干渉であると判定され(ステップS5)、また、異常基準値を超えない場合でも、ワークWとチャック11との接触が基準時間以上継続して検出された場合には、干渉であると判定される(ステップS6)。
斯くして、本例の干渉検出装置30によれば、停止状態を維持するように数値制御されているチャック11(主軸台(図示せず))の位置偏差を監視部31により監視するとともに、干渉検出部32において、この位置偏差が所定の接触基準値以上となったとき、ワークWとチャック11との間に接触が生じたと判別するようにしているので、ハンド21(及びアーム22)の移動速度に依らず、一定の接触基準値を基に接触を検出することができ、また、ハンド21が加減速中であっても当該接触を検出することができる。また、例え衝撃の少ない緩やかな接触であっても、当該接触を確実に検出することができる。
また、本例の干渉検出装置30によれば、正常な接触をも検出することができる接触基準値と、異常な接触を検出するための異常基準値の2つの閾値を用いて、接触を検出するようにしているので、正常な接触と異常な接触(干渉)とを確実に識別することができる。
また、本例の干渉検出装置30によれば、ワークWの長さが予定された長さよりも長い場合や、NCプログラムに誤りがある場合に生じる干渉をも検出することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明が採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
例えば、上例では、チャック11の制御目標位置と実際の位置との差である位置偏差を基に、これと接触基準値又は異常基準値とを比較することによって、ワークWとチャック11との接触、又は干渉を検出するようにしたが、これに限られるものではなく、主軸台送りモータ13に供給される供給電流若しくはその変動値を基に、ワークWとチャック11との接触、又は干渉を検出するようにしても良い。
上述したように、主軸台送りモータ13は、チャック11(言い換えれば主軸台(図示せず))が停止した状態を維持するように数値制御されており、ワークWとチャック11との間に接触(又は異常接触)が生じてチャック11が変位すると、数値制御されるべき目標停止位置とチャック11(主軸台(図示せず))の実際の位置との間に位置偏差を生じ、これを受けて数値制御装置15は、この位置偏差が解消されるように、主軸台送りモータ13に電流を供給して、チャック11(主軸台(図示せず))が目標停止位置に戻るように制御する。
したがって、主軸台送りモータ13に供給される供給電流若しくはその変動値が接触基準値以上となったとき、ワークWがチャック11に接触したと判断することができ、また、当該供給電流若しくはその変動値が異常基準値以上となったとき、ワークWとチャック11との間に異常な接触、即ち干渉が生じたと判断することができる。この場合、図3に示した前記干渉検出部32の処理において、ステップS2及びS5における「位置偏差」が前記「供給電流若しくはその変動値」に置き換えられる。
また、上例では、ワークWをハンド21からチャック11に受け渡すようにしているが、これに限られるものではなく、チャック11からハンド21にワークWを受け渡す態様であっても良い。
また、上例では、チャック11を停止させた状態で、ローダ装置20のハンド21を移動させてワークWを受け渡すようにしたが、これに限られるものではなく、ハンド21を停止させた状態で、チャック11を移動させてワークWを受け渡すようにしても良い。この場合、監視部31は、ハンド21についての「位置偏差」、又はP軸送りモータ25に供給される「供給電流若しくはその変動値」を監視し、干渉検出部32は、この「位置偏差」又は「供給電流若しくはその変動値」を基に、ワークWとハンド21との接触及び干渉を検出するように構成される。
また、上例ではNC旋盤10とローダ装置20との間でワークWを受け渡す際の接触及び干渉を検出するようにしたが、これに限られるものではなく、NC旋盤10は、マシニングセンタであっても良いし、ローダ装置20は、所謂ロボットであっても良い。そして、本発明において、第1移動体と第2移動体との間で対象物の受け渡しを行うように構成されていれば、第1移動装置及び第2移動装置は何ら制限を受けるものではない。
また、上例において、ハンド21とチャック11とは同じ方向に移動するように構成されていたが、これに限られるものではなく、ハンド21とチャック11とが異なる方向に移動するように構成され、その一方が移動することで、対象物の受け渡しを行うように構成されていれば良い。当然に、ハンド21とチャック11とは相互に直交する方向に移動するように構成されていても良い。このように構成されていても、機械的な繋がりから、ワークWと、ハンド21又はチャック11とが接触することにより、ハンド21又はチャック11の停止側がその送り方向に変位して位置偏差が生じ、また、送りモータに供給される電流に変動を生じる。したがって、このような「位置偏差」又は「供給電流若しくはその変動値」から接触及び干渉を検出することができる。
1 加工システム
10 NC旋盤
11 チャック
11a 把持爪
12 主軸台送り機構
13 主軸台送りモータ
14 位置検出器
15 数値制御装置
16 表示装置
20 ローダ装置
21 ハンド
21a 把持爪
22 アーム
23 バネ体
24 P軸送り機構
25 P軸送りモータ
26 位置検出器
30 干渉検出装置
31 監視部
32 干渉検出部

Claims (6)

  1. 第1送りモータを有し、第1移動体を第1軸に沿って移動させる第1移動装置と、
    第2送りモータを有し、第2移動体を第2軸に沿って移動させる第2移動装置と、
    前記第1送りモータ及び第2送りモータをそれぞれ数値制御する数値制御装置とを備え、
    前記第2送りモータを駆動して、前記第2移動体を第1移動体に対し進退させることにより、前記第1移動体に保持された対象物を第2移動体に受け渡す動作、又は前記第2移動体に保持された対象物を第1移動体に受け渡す動作を行うように構成された装置における、前記受け渡し動作中に生じる干渉を検出する装置であって、
    前記数値制御装置によって停止位置を維持するように数値制御される前記第1移動装置の前記第1移動体の位置偏差、又は前記第1送りモータに供給される電流を監視する監視部と、
    前記監視部によって監視される前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間の異常接触に対して設定された異常基準値を超えたとき、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する干渉検出部とを備えて構成されることを特徴とする干渉検出装置。
  2. 第1送りモータを有し、第1移動体を第1軸に沿って移動させる第1移動装置と、
    第2送りモータを有し、第2移動体を第2軸に沿って移動させる第2移動装置と、
    前記第1送りモータ及び第2送りモータをそれぞれ数値制御する数値制御装置とを備え、
    前記第2送りモータを駆動して、前記第2移動体を第1移動体に対し進退させることにより、前記第1移動体に保持された対象物を第2移動体に受け渡す動作、又は前記第2移動体に保持された対象物を第1移動体に受け渡す動作を行うように構成された装置における、前記受け渡し動作中に生じる干渉を検出する装置であって、
    前記数値制御装置によって停止位置を維持するように数値制御される前記第1移動装置の前記第1移動体の位置偏差、又は前記第1送りモータに供給される電流を監視する監視部と、
    前記監視部によって監視される前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間の接触に対して設定された接触基準値を超えたとき、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に接触が生じたと判定するとともに、接触が生じたと判定されたときの第2移動体の位置が、予定された接触位置であるか否かを判別し、予定された接触位置でない場合には、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定する干渉検出部とを備えて構成されることを特徴とする干渉検出装置。
  3. 前記干渉検出部は、接触が生じたと判定されたときの前記第2移動体の位置が接触予定位置である場合に、更に、前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が、前記接触基準値よりも大きい値であって、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間の異常接触に対して設定された異常基準値を超えている場合には、前記対象物と第1移動体又は第2移動体との間に干渉が生じたと判定するように構成されていることを特徴とする請求項2記載の干渉検出装置。
  4. 前記干渉検出部は、更に、前記位置偏差又は供給電流若しくはその変動値が連続して前記接触基準値を超える時間を積算し、積算時間が予め定めた基準時間を超えたとき、前記数値制御装置における、前記第1移動装置に対する位置指令に誤りがあると判定するように構成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の干渉検出装置。
  5. 前記第1移動装置及び第2移動装置は、前記第1軸と第2軸とが平行になるように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれかの干渉検出装置。
  6. 前記第1移動装置及び第2移動装置は、前記第1軸と第2軸とが直交するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれかの干渉検出装置。
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KR102081544B1 (ko) * 2019-09-27 2020-02-25 박지영 환봉 소재 절삭 가공 장치

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