JP2019005833A - ボルト自動締付装置 - Google Patents

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Wataru Nakamura
亘 中村
潤一郎 牧野
Junichiro Makino
潤一郎 牧野
武広 山本
Takehiro Yamamoto
武広 山本
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Abstract

【課題】外周側のソケットと、その外周側のソケットに対して軸方向に移動可能な内周側のソケットを備えたボルト自動締付装置において、内周側のソケットの位置を検出できるようにする。【解決手段】外周側のソケットに対する内周側のソケット(内周ソケット12)の軸方向の位置を検出するビームセンサ100(ソケット位置検出センサ)を設ける。そして、ビームセンサ100のセンサ出力から得られる内周ソケット12の位置が、ボルトが正常に嵌合している適正な位置にある場合、嵌合状態が正常であると判定し、内周ソケット12の位置が適正な位置にない場合には未嵌合であると判定する。【選択図】図16

Description

本発明は、ボルト自動締付装置に関する。
設備投資や設備交換による工数の削減の観点から、径の異なる複数種のねじ・ボルトに対して共用のソケットを用いてボルトを締め付ける技術が用いられている。
径の異なる複数種のねじ・ボルトを締め付ける技術として、例えば特許文献1に記載のものがある。この特許文献1には、大径ねじと小径ねじの2種類の径のねじを選択的に締め付けるねじ締付工具であって、大径ねじに係合する係合部を有し、回転駆動される外周側の第1工具軸(外周側のソケット)と、小径ねじに係合する係合部を有し、第1工具軸と共に回転するように、かつ軸方向に進退可能に設けられた第2工具軸(内周側のソケット)とを備え、大径ねじを締め付けるときには、第2工具軸を後退させて第1工具軸に大径ねじの頭部を係合させることで、大径ねじにトルクを伝達する構造が開示されている。
特開2002−144250号公報
ところで、上記特許文献1に記載されているような構造では、外部から見た場合に内周側のソケット(第2工具軸)の状態が確認できないので、ソケットにねじ・ボルトが適切に係合(嵌合)されているか否かを確認することができない。このため、ソケットにねじ・ボルトが適切に嵌合されていない状態で締付動作が行われると、締付不良が発生する。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、外周側のソケットと、その外周側のソケットに対して軸方向に移動可能な内周側のソケットを備えたボルト自動締付装置において、内周側のソケットの位置を検出することが可能な構造を提供することを目的とする。
本発明は、異径のボルトに対応する複数のソケットを有するボルト自動締付装置であって、大径のボルトが嵌合可能な外周側のソケットと、前記大径のボルトよりも径が小さい小径のボルトが嵌合可能であり、前記外周側のソケットに対し軸方向に移動可能な少なくとも1つの内周側のソケットと、前記外周側のソケットに対する前記内周側のソケットの軸方向の位置を検出するソケット位置検出センサとを備え、前記ソケット位置検出センサのセンサ出力を、前記内周側のソケットへのボルトの嵌合状態を判定する情報として供するように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、外周側のソケットに対する内周側のソケットの軸方向の位置を検出するソケット位置検出センサを備えているので、そのソケット位置センサのセンサ出力から内周側のソケットの位置を検出することができる。そして、ソケット位置センサのセンサ出力から得られる内周側のソケットの位置が、ボルトが正常に嵌合している適正な位置にある場合、ボルトの嵌合状態が正常であると判定することができ、内周側のソケットの位置が適正な位置にない場合には未嵌合であると判定することができる。
本発明によれば、外周側のソケットに対する内周側のソケットの軸方向の位置を検出するソケット位置検出センサを備えているので、そのソケット位置センサのセンサ出力から内周側のソケットの位置を検出することができる。
図1(A)は大径の六角ボルトの側面図、図1(B)は小径の六角ボルトの側面図である。 本発明を適用するボルト自動締付装置の概略構成を模式的に示す図である。 ボルト自動締付装置の締付ツールの部分断面側面図である。 締付ツールの正面図である。 締付ツールの要部拡大断面図である。 締付ツールの要部分解斜視図である。 図7(A)は一対のボルト位置決め部材を閉じた状態で示す底面図、図7(B)は一対のボルト位置決め部材を開いた状態で示す底面図である。 締付ツールの外周ソケットに大径の六角ボルトを嵌合した状態を示す断面図である。 図8のX−X断面図である 締付ツールの内周ソケットに小径の六角ボルトを嵌合した状態を示す断面図である。 図10のY−Y断面図である。 本発明の実施例を示す断面図である。 本発明の実施例を示す斜視図である。 本発明の実施例を示す断面図である。 内周ソケットとビームセンサとの位置関係を示す図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 図16のZ−Z断面図である。 本発明の他の実施例を示す斜視図である。 本発明の他の実施例を示す断面図である。 ビームセンサの受光強度の変化を示す図である。 締付ツールの一例を模式的に示す図である。 締付ツールにおいて内周側のソケットへのボルトの嵌合が正常な場合と未嵌合の場合とを模式的に示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、大径の六角ボルト(例えばM8の六角ボルト)と小径の六角ボルト(例えばM6の六角ボルト)とを選択的に締め付ける場合について説明する。
−六角ボルト−
図1(A)に示すように、大径の六角ボルト200は、フランジ付き六角ボルトであって、頭部201と、ねじ202aが形成された軸部202とが一体形成されている。頭部201には円形のフランジ203が一体形成されている。
図1(B)に示すように、小径の六角ボルト300も、フランジ付き六角ボルトであって、頭部301と、ねじ302aが形成された軸部302とが一体形成されている。頭部301には円形のフランジ303が一体形成されている。
−ボルト自動締付装置−
次に、本発明を適用するボルト自動締付装置について、図2〜図11を参照して説明する。
ボルト自動締付装置1は、締付ツール10、ツール支持部材20、回転シャフト30、回転駆動シャフト40、回転機構50、スライド機構60、ボルト供給装置70、およびベース80などを備えている。以下、各部の構成について説明する。
[締付ツール]
締付ツール10は、外周ソケット(外周側のソケット)11、内周ソケット(内周側のソケット)12、保持部材13、圧縮コイルばね14、ツールシャフト15、および、圧縮コイルばね16などを備えている。
外周ソケット11は、円筒形状の基端部111と、この基端部111から一端側(ボルト自動締付装置1の前側)に延びる円筒部112とを有し、円筒部112の他端側に基端部111がねじ止めによって固定されている。外周ソケット11は後述するツール支持部材20(図1参照)に形成された円筒穴(貫通穴)20a内において軸方向に移動可能である。
基端部111には、後側(円筒部112とは反対側)に延びるソケットシャフト113が一体形成されている。ソケットシャフト113は断面形状が正方形の軸である。ソケットシャフト113の中心軸と円筒部112の中心軸とは一致している。
外周ソケット11には、先端(前側の端部)から基端部111に延びる円筒穴114が形成されている。円筒穴114の中心軸と円筒部112の中心軸とは一致している。円筒穴114の内周部には、軸方向に延びる3つの接触面115・・115が形成されている。
これら3つの接触面115・・115は、円筒部112の中心軸に対して120°回転対称となる位置に配置されている。各接触面115は、それぞれ円筒部112の中心軸を通る直線と直交する面である。3つの接触面115・・115は、大径のボルト200の正六角形の頭部201の6面のうち、120°回転対称の位置にある3面に対応する位置関係で配置されている。また、3つの接触面115・・115の軸方向長さ(円筒部112の先端から基端部111に向けて延びる長さ)は、大径の六角ボルト200におけるフランジ203の上面から頭部201の頂面までの高さよりも所定量だけ長い。これにより、円筒部112の3つの接触面115・・115が形成されている部分に、大径の六角ボルト200の頭部201が嵌合することが可能である。
外周ソケット11の内面には、軸方向に延びる3つのスライド溝116・・116が形成されている。これら3つのスライド溝116・・116の縦断面形状は同じである。その縦断面形状は円弧状(径方向外側に凸の円弧状)である。
3つのスライド溝116・・116は、円筒部112の中心軸に対して120°回転対称となる位置に配置されている。ただし、3つのスライド溝116・・116は、3つの接触面115・・115に対して円筒部112の周方向において60°位相ずれた位置に配置されており、各スライド溝116は、それぞれ、隣り合う接触面115間に位置している。3つのスライド溝116・・116の軸方向長さ(円筒部112の先端から基端部111に向けて延びる長さ)は、大径の六角ボルト200におけるフランジ203の上面から頭部201の頂面までの高さに内周ソケット12の軸方向長さを加えた長さよりも所定量だけ長い。
内周ソケット12は、略円筒形状の基端部121と、この基端部121から一端側(ボルト自動締付装置1の前側)に延びる3つの爪部123・・123とを有する。基端部121には円形の貫通穴122が設けられている。各爪部123の外側面は、外周ソケット11のスライド溝116に対応する円弧形状となっており、その各爪部123(基端部121外周の一部も含む)をそれぞれスライド溝116に嵌め込むことが可能である。そして、内周ソケット12の各爪部123をそれぞれ外周ソケット11のスライド溝116に嵌め込むことにより、内周ソケット12が外周ソケット11と一体回転可能となる。さらに、内周ソケット12は、外周ソケット11の円筒穴114において、当該外周ソケット11に対して軸方向に移動可能である。このような内周ソケット12の基端部121と外周ソケット11の基端部111との間であって、外周ソケット11の円筒穴114内に圧縮コイルばね14が配置されている。圧縮コイルばね14の後側端部は基端部111に係止されており、前側端部は内周ソケット12に係止されている。
3つの爪部123・・123の内側面はそれぞれ平らな接触面124となっている。これら3つの接触面124・・124は内周ソケット12の中心軸に対して120°回転対称となる位置に配置されている。各接触面124は、それぞれ内周ソケット12の中心軸を通る直線と直交する面である。3つの接触面124・・124は、小径のボルト300の正六角形の頭部301の6面のうち、120°回転対称の位置にある3面に対応する位置関係で配置されている。また、3つの接触面124・・124の軸方向長さ(各爪部123の先端から基端部121に向けて延びる長さ)は、小径の六角ボルト300におけるフランジ303の上面から頭部301の頂面までの高さよりも所定量だけ長い。これにより、内周ソケット12の3つの接触面124・・124が形成されている部分に、小径の六角ボルト300の頭部301が嵌合することが可能である。そして、内周ソケット12の各爪部123をそれぞれ外周ソケット11のスライド溝116に嵌め込んだ状態で、この内周ソケット12の3つの接触面124・・124は、外周ソケット11の3つの接触面115・・115に対して円筒部112の周方向において60°位相ずれた位置に配置される。
外周ソケット11の円筒穴114には円筒形状の保持部材13が配置されている。保持部材13の前側には凹部13aが形成されており、この凹部13a内にマグネット131が取り付けられている。保持部材13の後端は外周ソケット11の基端部111にねじ止めによって固定されている。
一方、ツールシャフト15の一端部(ボルト自動締付装置1の先端側の端部)には、断面正方形のスライド穴15aが設けられている。スライド穴15aの中心軸とツールシャフト15の中心軸とは一致している。スライド穴15aには外周ソケット11のソケットシャフト113がスライド可能に嵌合されている。スライド穴15aの後方側には円筒穴15bが連続して形成されている。円筒穴15bの内径はソケットシャフト113の外径(対角距離)よりも大きい。円筒穴15bにはスライド部材151がスライド可能に収容されている。また、円筒穴15bには、スライド部材151の後側に圧縮コイルばね16が配置されている。スライド部材151はソケットシャフト113にねじ止めによって連結されている。このような構造により、ソケットシャフト113がツールシャフト15と一体回転可能であり、また、ソケットシャフト113がツールシャフト15に対して軸方向に移動可能である。ツールシャフト15の他端部(ソケットシャフト113とは反対側の端部)には、断面形状が正方形の連結シャフト152が一体形成されている。
−その他の構成−
ツール支持部材20は、締付ツール10の外周ソケット11をスライド自在に支持する部材である。
ツール支持部材20には、図7に示すように、一対のボルト位置決め部材21,21が設けられている。各ボルト位置決め部材21は、筒形状を2分割した半部材である。各ボルト位置決め部材21は、それぞれ支持ピン22を介してツール支持部材20に揺動可能に支持されており、これらボルト位置決め部材21,21を合わせた状態(図7(A)に示す閉じ状態)で、先端部に各六角ボルト200,300の軸部202,302の挿通用の貫通穴21aが形成される。また、この閉じ状態で、一対のボルト位置決め部材21,21の内周に、各六角ボルト200,300の円形のフランジ203,303を位置決めするためのテーパ面21bが形成される。一方、ボルト位置決め部材21,21を開いた状態(図7(B)に示す開き状態)で、大径の六角ボルト200が通過可能な開口が形成されるようになっている。
なお、一対のボルト位置決め部材21,21は、後述するボルト供給時、嵌合動作時および締付ツール10の移動時等においては閉じられており、六角ボルト200,300を被締結部(図示せず)に締め付ける直前に開くように構成されている。
図2に示すように、回転シャフト30および回転駆動シャフト40は締付ツール10の後側に配置されている。回転シャフト30は、円筒形状の部材であって、前側端部に前側連結穴30aが設けられている。前側連結穴30aの断面形状は、ツールシャフト15の連結シャフト152の断面形状に対応する正方形である。この前側連結穴30aにツールシャフト15の連結シャフト152が嵌合されており、ツールシャフト15が回転シャフト30に連結されている。これにより、ツールシャフト15が回転シャフト30と一体回転可能であるとともに、回転シャフト30の軸方向の移動(前後方向への移動)に伴ってツールシャフト15が軸方向に移動する。回転シャフト30の後側端部には後側連結穴30bが設けられている。後側連結穴30bは断面形状が正方形の穴である。
回転駆動シャフト40は、基端部41と、この基端部41から前側に延びるシャフト本体42とが一体形成されている。基端部41は回転機構50に連結されており、回転機構50の駆動により回転駆動シャフト40が、その中心軸を中心と回転する。この回転機構50による回転駆動シャフト40の回転は、正回転と逆回転との両方が可能である。
シャフト本体42は、断面形状が正方形のシャフトであって、回転シャフト30の後側連結穴30bに摺動可能に嵌め込まれている。これにより、回転シャフト30が回転駆動シャフト40と一体回転可能であり、また、回転シャフト30は回転駆動シャフト40に対して軸方向に移動可能である。シャフト本体42の軸方向長さは、回転シャフト30のストローク(締付ツール10のストローク(図2参照))よりも長い。なお、回転シャフト30の前側連結穴30aと後側連結穴30bとの間の円筒空間30cの内径は、シャフト本体42の外径(対角距離)よりも大きい。
そして、回転シャフト30はシャフト支持部材31に回転可能に支持されている。シャフト支持部材31はスライド機構60に連結されており、このスライド機構60の駆動によって、回転シャフト30および締付ツール10が軸方向に沿って移動され、これにより締付ツール10がストローク(図2参照)の最後端位置と最先端位置との間において移動される。以下、締付ツール10の前側への移動を前進移動といい、後側への移動を後退移動ともいう。
ボルト供給装置70は、大径の六角ボルト200と小径の六角ボルト300とを選択的に供給することが可能な装置である。ボルト供給装置70はツール支持部材20に取り付けられている。ボルト供給装置70には、ツール支持部材20の円筒穴20aに連通するボルト供給通路70aが設けられている。そして、ボルト供給装置70は、締付ツール10が最後端位置にある状態のときに、大径の六角ボルト200または小径の六角ボルト300のいずれか一方を、その各軸部202,302を前側として圧送して、ボルト供給通路70aを通じてツール支持部材20の円筒穴20a内に供給する。この供給されたボルト200,300は一対のボルト位置決め部材21の近傍に配置される。
以上の回転機構50およびスライド機構60がベース80に取り付けられている。また、ツール支持部材20は支持台90を介してベース80に取り付けられている。そして、ベース80が6軸多関節ロボット(図示せず)のアームの先端に取り付けられる。
−締付手順−
次に、大径の六角ボルト200と小径の六角ボルト300のそれぞれの締付手順について説明する。
[大径の六角ボルト]
まず、大径の六角ボルト200の締付手順について説明する。
(S11)
一対のボルト位置決め部材21,21を閉じた状態としておく。また、締付ツール10をストロークの最後端位置に配置しておく。この状態で、ボルト供給装置70により、六角ボルト200を、ボルト供給通路70aを通じてツール支持部材20の円筒穴20a内に供給する。
(S12)
スライド機構60の駆動により、締付ツール10を前進させて外周ソケット11の先端を六角ボルト200の頭部201に接触させる。このとき、外周ソケット11の先端によって六角ボルト200が前側に押され、この六角ボルト200のフランジ203の外周部が一対のボルト位置決め部材21,21のテーパ面21bに当たった状態で、六角ボルト200の中心軸が締付ツール10の中心軸に位置決めされるとともに、六角ボルト200の軸方向の位置が規定される。また、外周ソケット11の先端が六角ボルト200の頭部201に接触している状態で、外周ソケット11がツールシャフト15に近づく側に移動しており、ツールシャフト15の圧縮コイルばね16が撓んだ状態となっている。この圧縮コイルばね16の弾性力によって六角ボルト200が前側に押圧(テーパ面21bに押圧)された状態となっている。
(S13)
六角ボルト200の頭部201に外周ソケット11の先端を接触させた状態で、回転機構50を駆動して締付ツール10を回転させて外周ソケット11を回転させる(例えば、外周ソケット11の正回転と逆回転とを交互に行う)。この外周ソケット11の回転により、外周ソケット11の3つの接触面115・・115と六角ボルト200の頭部201の六角面のうちの3面との位相が合うと、六角ボルト200によって内周ソケット12が押されて後退移動するとともに、外周ソケット11が前進移動して六角ボルト200の頭部201が外周ソケット11に嵌合する(図8参照)。この嵌合状態で、外周ソケット11の各接触面115が六角ボルト200の頭部201の外面201aに接触可能となる(図9参照)。さらに、六角ボルト200の頭部201に保持部材13の先端が接触し、保持部材13のマグネット131に六角ボルト200が吸着される。
(S14)
締付ツール10の先端部を被締結物(図示せず)の締結箇所に配置した状態で、一対のボルト位置決め部材21,21を開き、回転機構50により締付ツール10を正回転させるとともに、スライド機構60により締付ツール10を前進移動させて被締結物の締め付けを行う。
[小径の六角ボルト]
(S21)〜(S22)
上記(S11)〜(S12)と同様にして、小径の六角ボルト300をツール支持部材20の円筒穴20a内に供給し、六角ボルト300の頭部301に締付ツール10の内周ソケット12の各爪部123の先端を接触させるとともに、六角ボルト300のフランジ303の外周部を一対のボルト位置決め部材21,21のテーパ面21bに当てて六角ボルト300の軸方向の位置を規定する。この状態つまり内周ソケット12の各爪部123の先端が六角ボルト300の頭部301に接触している状態で、内周ソケット12が外周ソケット11の基端部111に近づく側に移動しており、圧縮コイルばね14が撓んだ状態となっている。この圧縮コイルばね14の弾性力によって六角ボルト300が前側に押圧(テーパ面21bに押圧)された状態となっている。なお、この場合も、外周ソケット11がツールシャフト15に近づく側に移動しており、ツールシャフト15の圧縮コイルばね16が撓んだ状態となる。
(S23)
六角ボルト300の頭部301に内周ソケット12の先端を接触させた状態で、回転機構50を駆動して締付ツール10を回転させて内周ソケット12を回転させる(例えば、内周ソケット12の正回転と逆回転とを交互に行う)。この内周ソケット12の回転により、内周ソケット12の3つの接触面124・・124と六角ボルト300の頭部301の六角面(3面)との位相が合うと、内周ソケット12が前進して六角ボルト300の頭部301が内周ソケット12に嵌合する(図10参照)。この嵌合状態で、内周ソケット12の各接触面124が六角ボルト300の頭部301の外面301aに接触可能となる(図11参照)。さらに、六角ボルト300の頭部301に保持部材13の先端が接触し、保持部材13のマグネット131に六角ボルト300が吸着される。
(S24)
締付ツール10の先端部を被締結物(図示せず)の締結箇所に配置した状態で、一対のボルト位置決め部材21,21を開き、回転機構50により締付ツール10を正回転させるとともに、スライド機構60により締付ツール10を前進させて被締結物の締め付けを行う。
−従来の問題点−
図21に示すように、外周側のソケット511と、その外周側のソケット511に対して進退(前進移動・後退移動)が可能な内周側のソケット512とを有する締付ツール510を備え、大径の六角ボルト200と小径の六角ボルト300とを選択的に締め付けるボルト自動締付装置にあっては、締付不良が発生する場合がある。その理由について説明する。
なお、図21に示す締付ツール510の外周側のソケット511および内周側のソケット512の各構造は、本実施形態の締付ツール10の外周ソケット11および内周ソケット12を同様な構造である。
小径の六角ボルト300を締め付ける場合、まずは、締付ツール510の先端側に小径の六角ボルト300を供給し、その六角ボルト300を固定位置に位置決めする。次に、締付ツール510を前進させて六角ボルト300の頭部に内周側のソケット512の先端に接触させる。締付ツール510を回転させて内周側のソケット512を回転させる。この内周側のソケット512の回転により、内周側のソケット512の3つの接触面515・・515と六角ボルト300の頭部301の六角面(3面)との位相が合うと、図22(A)に示すように、六角ボルト300の頭部301が内周側のソケット512に嵌合する(適正な状態での嵌合)。この嵌合状態で六角ボルト300の締付作業を行う。
ここで、図21に示す締付ツール510では、外部から見た場合に内周側のソケット512の状態が確認できないので、内周側のソケット512に六角ボルト300が適切に係合(嵌合)されているか否かを確認することができない。このため、例えば、図22(B)に示すように、六角ボルト300が傾いた状態となり、内周側のソケット512に未嵌合となった場合に、内周側のソケット512が後退移動して不適切な位置となっても、これを認識することができない。そして、このような状態(図22(B)に示すような不適切な嵌合状態)で六角ボルト300の締付動作が行われると、締付不良が発生する。
本発明では、そのような問題を解消するために、図2〜図11に示すボルト自動締付装置1において、締付ツール10の内周ソケット12の位置を把握できるようにする。その具体的な実施例について以下に説明する
−実施例(1)−
この例では、図12および図13に示すように、内周ソケット12の各爪部123の軸方向の先端(前側の端部)を、外周ソケット11の先端(前側の端部)に対し前側に所定寸法(例えば数mm程度)だけ突出させており、その内周ソケット12の外周ソケット11の先端から突出している突出部を検出するビームセンサ100を配置している。
ビームセンサ100は、例えばツール支持部材20に支持されている。ビームセンサ100は、例えば、発光素子および受光素子を備えた反射型の光電センサである。ビームセンサ100の出力信号は、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合状態を判定する情報として判定処理部101に入力される。
判定処理部101は、ビームセンサ100の出力信号から得られる受光強度(以下、ビームセンサ100の受光強度ともいう)に基づいて内周ソケット12の突出の有無を判定する。なお、判定処理部101は、例えばボルト自動締付装置1の制御装置(図示せず)内に組み込まれている。
そして、この例において、内周ソケット12に六角ボルト300を嵌合する場合、その嵌合動作時において、上記したように、締付ツール10を前進させて六角ボルト300の頭部301に内周ソケット12の先端を接触させる。この接触状態のときには内周ソケット12の各爪部123の先端は、外周ソケット11の先端に対して後退した位置になる(図14参照)。この状態では、ビームセンサ100の光軸上に内周ソケット12の爪部123が存在しないので、ビームセンサ100の受光強度は低い。
次に、内周ソケット12を回転させる。この内周ソケット12の回転により、内周ソケット12の3つの接触面124・・124と六角ボルト300の頭部301の六角面(3面)との位相が合うと、六角ボルト300の頭部301が内周ソケット12に嵌合する。六角ボルト300が内周ソケット12に嵌合すると、内周ソケット12が前進して、その各爪部123の先端が外周ソケット11の先端よりも前方に突出する(図12の示す状態となる)。
このように、六角ボルト300が内周ソケット12に正常に嵌合した場合、内周ソケット12の各爪部123の先端が外周ソケット11の先端よりも前方に突出するので、ビームセンサ100の受光強度が高くなる。この受光強度から内周ソケット12の各爪部123が突出しており、内周ソケット12が正しい位置にあると判定することができる。つまり六角ボルト300の嵌合状態が正常であると判定することができる。そして、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合状態が正常である場合は、上記したように、締付ツール10(内周ソケット12)を正回転させて被締結物(図示せず)の締め付けを行う。
これに対し、六角ボルト300が未嵌合の状態(例えば図22(B)参照)である場合には、嵌合動作中において、内周ソケット12の各爪部123の先端は、外周ソケット11の先端に対して後側の位置(各爪部123が外周ソケット11内に没する位置)に後退したままの状態となるので、ビームセンサ100の受光強度は低い。これにより、内周ソケット12が突出していないと判定(内周ソケット12が正しい位置にないと判定)することができる。つまり、内周ソケット12に六角ボルト300が未嵌合であると判定することができる。そして、未嵌合である場合、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合動作を、正常嵌合となるまで繰り返して行い、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合状態が正常になった場合に、上記したように、締付ツール10(内周ソケット12)を正回転させて被締結物(図示せず)の締め付けを行う。
なお、以上のビームセンサ100の受光強度に基づく嵌合状態の判定処理は判定処理部101において実行される。判定処理の方法としては、例えば、内周ソケット12に六角ボルト300が未嵌合であるとき(爪部123が外周ソケット11の先端から突出していないとき)のビームセンサ100の受光強度にマージンを加えた値を判定閾値として、嵌合動作中において、ビームセンサ100の受光強度が判定閾値以上になると、六角ボルト300の嵌合状態が正常であると判定する方法を挙げることができる。
ここで、図15に示すように、ビームセンサ100の光軸は、内周ソケット12の中心軸に対して所定量だけシフトした位置に配置されている。その理由は、ビームセンサ100の光軸が内周ソケット12の中心軸付近にあると、六角ボルト300の頭部301や軸部302にてビームセンサ100のビームが反射されてしまい、内周ソケット12の突出の有無を誤判定する可能性がある。このような点を考慮して、この例では、図15に示すように、ビームセンサ100のビームが六角ボルト300の頭部301や軸部302と干渉しないように、ビームセンサ100の光軸を、内周ソケット12の中心軸CLに対してシフトした位置に配置している。なお、一対のボルト位置決め部材21,21の少なくとも一方には、ビームセンサ100のビームの通過用の貫通穴(図示せず)が設けられている。
以上のように、この実施例によれば、外周ソケット11に対する内周ソケット12の軸方向の位置を検出するビームセンサ100を設けているので、ビームセンサ100の出力信号(センサ出力)から内周ソケット12の位置を検出することが可能になる。そして、そのビームセンサ100の出力信号に基づいて、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合の良否を判定することができる。
−実施例(2)−
この例では、図16〜図18に示すように、内周ソケット12の爪部123の先端(前側の端部)が外周ソケット11の先端(前側の端部)から突出していない構造(内周ソケット12の爪部123の先端の軸方向の位置が外周ソケット11の先端と同じ位置である構造)において、外周ソケット11に対する内周ソケット12の軸方向の位置を検出する場合について説明する。
図16〜図18に示すように、外周ソケット11の円筒部112には、ビーム通過用の3つの貫通穴112a・・112aが設けられている。円筒部112の中心軸に対して120°回転対称となる位置に、かつ内周ソケット12の各爪部123に対応する位置に配置されている。各貫通穴112aは円筒部112の軸方向に延びる長丸穴であって、その軸方向における先端(前側の端部)は、外周ソケット11の先端から後側に内周ソケット12の軸方向長さに相当する距離だけ後退した位置にある。
そして、外周ソケット11の円筒部112の側方には、ビームセンサ100が配置されており、このビームセンサ100から出射されたビームは貫通穴112a・・112aを通過して外周ソケット11の内部に入射するようになっている。ビームセンサ100は、上記[実施例(1)]で用いたセンサと同じものである。なお、ツール支持部材20には、上記外周ソケット11の3つの貫通穴112a・・112aに対応する位置に、ビームセンサ100のビーム通過用の貫通穴(図示せず)が設けられている。また、ビームセンサ100は、例えばツール支持部材20に支持されている。
ビームセンサ100の出力信号は、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合状態を判定する情報として判定処理部102に入力される。判定処理部102は、ビームセンサ100の出力信号から得られる受光強度(以下、ビームセンサ100の受光強度ともいう)に基づいて内周ソケット12が正しい位置にあるのか否かを判定する。なお、判定処理部102は、例えばボルト自動締付装置1の制御装置(図示せず)内に組み込まれている。
この例において、内周ソケット12に六角ボルト300を嵌合する場合、その嵌合動作時において、上記したように、締付ツール10を前進させて六角ボルト300の頭部201に内周ソケット12の各爪部123の先端を接触させる。この接触状態のときには内周ソケット12は、外周ソケット11の先端に対して後退した位置になる(図19参照)。この状態では、外周ソケット11の各貫通穴112aを通じて内周ソケット12が外部に露出している。
次に、内周ソケット12を回転させる。この内周ソケット12の回転により、ビームセンサ100からのビームは、外周ソケット11の円筒部112の外周面にて反射される場合と、各貫通穴112aを通過して内周ソケット12の外周面にて反射される場合とがある。このため、図20に示すように、ビームセンサ100の受光強度の低下が周期的にあらわれる。つまり、各貫通穴112aを通過している間においてビームセンサ100の受光強度が低下する(受光強度Ia)。
そして、内周ソケット12の回転(例えば1回転)により、内周ソケット12の3つの接触面124・・124と六角ボルト300の頭部301の六角面(3面)との位相が合うと、六角ボルト300の頭部301が内周ソケット12に嵌合する。六角ボルト300が内周ソケット12に嵌合すると、内周ソケット12が前進して、内周ソケット12が外周ソケット11の貫通穴112aの前側に位置する。このように、六角ボルト300が内周ソケット12に嵌合した場合、ビームセンサ100からのビームは、外周ソケット11の円筒部112の外周面にて反射される場合と、各貫通穴112aを通過して保持部材13の外周面にて反射される場合とがある。このため、図20に示すように、ビームセンサ100の受光強度の低下が周期的にあらわれる。この場合、保持部材13の外周面が内周ソケット12の外周面よりも径方向においてビームセンサ100に遠い側にあるので、低下する受光強度Ibは、上記受光強度Iaよりも低くなる(Ib<Ia)。このように、六角ボルト300が内周ソケット12に正常に嵌合した場合、その係合前後において低下する受光強度に差ΔI(Ia−Ib)が生じる。
これに対し、六角ボルト300が未嵌合の状態(例えば図22(B)参照)である場合には、嵌合動作中において、内周ソケット12は、外周ソケット11の先端に対して後退したままの状態であり、外周ソケット11の貫通穴112aに内周ソケット12が存在している。このため、周期的に低下する受光強度はIaのままであり、六角ボルト300が正常に嵌合した場合のような大きな受光強度差が生じない。
以上のことから、嵌合動作中において周期的に低下する受光強度に差ΔIが生じた場合は、内周ソケット12が正しい位置にあり、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合が正常であると判定することができる。そして、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合状態が正常である場合は、上記したように、締付ツール10(内周ソケット12)を正回転させて被締結物(図示せず)の締め付けを行う。
一方、嵌合動作中において周期的に低下する受光強度がほとんど変化しない場合は、内周ソケット12が正しい位置にないので、内周ソケット12に六角ボルト300が未嵌合であると判定することができる。そして、未嵌合である場合、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合動作を、正常嵌合となるまで繰り返して行い、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合状態が正常になった場合に、上記したように、締付ツール10(内周ソケット12)を正回転させて被締結物の締め付けを行う。
ここで、以上の受光強度の差ΔI(Ib−Ia)の計算および判定処理は判定処理部102において実行される。判定処理の方法としては、例えば、上記受光強度の差ΔIを予め実験またはシミュレーションによって取得しておき、その差ΔIにマージンを考慮した値(ΔI−α)を判定閾値として、嵌合動作中において周期的に低下する受光強度の変動幅が判定閾値以上になると、六角ボルト300の嵌合状態が正常であると判定する方法を挙げることができる。
以上のように、この実施例においても、外周ソケット11に対する内周ソケット12の軸方向の位置を検出するビームセンサ100を設けているので、ビームセンサ100の出力信号(センサ出力)から内周ソケット12の位置を検出することが可能になる。そして、そのビームセンサ100の出力信号に基づいて、内周ソケット12への六角ボルト300の嵌合の良否を判定することができる。
なお、本実施形態において、大径の六角ボルト200の嵌合動作時に、ツール支持部材20に対する外周ソケット11の軸方向の位置を検出するセンサを設けておいてもよい。このようなセンサを設けておくと、そのセンサ出力を、外周ソケット11への大径の六角ボルト200の嵌合状態を判定する等の情報として用いることができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、以上の実施形態では、1つの内周側のソケット(内周ソケット)を備えている場合の例について説明したが、本発明はこれに限られることなく、外周側のソケットに対しそれぞれ軸方向への移動が可能であり、異径のボルトに対応する2つ以上の内周側のソケットを備えたボルト自動締付装置にも適用できる。
以上の実施形態では、内周側のソケットの軸方向の位置を検出するソケット位置検出センサとしてビームセンサを用いているが、本発明はこれに限られることなく、例えば、超音波や赤外線等を用いた他の非接触式のセンサ、カンチレバー等を用いた接触式のセンサ、あるいは画像センサなどの他の検出方式のセンサを用いてもよい。
本発明は、異径のボルトに対応する複数のソケットを有するボルト自動締付装置に利用することができる。
1 ボルト自動締付装置
10 締付ツール
11 外周ソケット
111 基端部
112 円筒部
112a 貫通穴
113 ソケットシャフト
115 接触面
116 スライド溝
12 内周ソケット
121 基端部
122 貫通穴
123 爪部
124 接触面
13 保持部材
14 圧縮コイルばね
15 ツールシャフト
16 圧縮コイルばね
20 ツール支持部材
20a 円筒穴
21,21 一対のボルト位置決め部材
21b テーパ面
100 ビームセンサ
101,102 判定処理部
200 大径の六角ボルト
201 頭部
203 フランジ
300 小径の六角ボルト
301 頭部
303 フランジ

Claims (1)

  1. 異径のボルトに対応する複数のソケットを有するボルト自動締付装置であって、
    大径のボルトが嵌合可能な外周側のソケットと、
    前記大径のボルトよりも径が小さい小径のボルトが嵌合可能であり、前記外周側のソケットに対し軸方向に移動可能な少なくとも1つの内周側のソケットと、
    前記外周側のソケットに対する前記内周側のソケットの軸方向の位置を検出するソケット位置検出センサと、を備え、
    前記ソケット位置検出センサのセンサ出力を、前記内周側のソケットへのボルトの嵌合状態を判定する情報として供するように構成されていることを特徴とするボルト自動締付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021160035A (ja) * 2020-03-31 2021-10-11 本田技研工業株式会社 締付装置
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