JP2019005419A - 歯間清掃具 - Google Patents

歯間清掃具 Download PDF

Info

Publication number
JP2019005419A
JP2019005419A JP2017125741A JP2017125741A JP2019005419A JP 2019005419 A JP2019005419 A JP 2019005419A JP 2017125741 A JP2017125741 A JP 2017125741A JP 2017125741 A JP2017125741 A JP 2017125741A JP 2019005419 A JP2019005419 A JP 2019005419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
cleaning tool
cleaning
interdental cleaning
brush body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017125741A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6423050B1 (ja
Inventor
侑 吉川
Yu Yoshikawa
侑 吉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP2017125741A priority Critical patent/JP6423050B1/ja
Priority to PCT/JP2018/022778 priority patent/WO2019003949A1/ja
Priority to US16/621,667 priority patent/US20210145554A1/en
Priority to EP18822919.9A priority patent/EP3646813A4/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6423050B1 publication Critical patent/JP6423050B1/ja
Publication of JP2019005419A publication Critical patent/JP2019005419A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C15/00Devices for cleaning between the teeth
    • A61C15/02Toothpicks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B5/00Brush bodies; Handles integral with brushware
    • A46B5/02Brush bodies; Handles integral with brushware specially shaped for holding by the hand
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B9/00Arrangements of the bristles in the brush body
    • A46B9/02Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups
    • A46B9/026Position or arrangement of bristles in relation to surface of the brush body, e.g. inclined, in rows, in groups where the surface of the brush body or carrier is not in one plane, e.g. not flat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46DMANUFACTURE OF BRUSHES
    • A46D1/00Bristles; Selection of materials for bristles
    • A46D1/02Bristles details
    • A46D1/0207Bristles characterised by the choice of material, e.g. metal
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46DMANUFACTURE OF BRUSHES
    • A46D1/00Bristles; Selection of materials for bristles
    • A46D1/02Bristles details
    • A46D1/0238Bristles with non-round cross-section
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B15/00Other brushes; Brushes with additional arrangements
    • A46B15/0093Magazins or sets of brushes components, e.g. plurality of brushes linked as a package
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B2200/00Brushes characterized by their functions, uses or applications
    • A46B2200/10For human or animal care
    • A46B2200/1066Toothbrush for cleaning the teeth or dentures
    • A46B2200/108Inter-dental toothbrush, i.e. for cleaning interdental spaces specifically

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Brushes (AREA)

Abstract

【課題】清掃部の歯間への挿入性の低下を抑制しつつ、歯の側面及び歯間の清掃性を高めることが可能な歯間清掃具を提供すること。【解決手段】歯間清掃具(2)であって、軸部(20)と把持部(30)とを有する基部(10)と、清掃部(40)と、を備え、清掃部(40)は、清掃部本体(42)と複数のブラシ部(44)とを有し、各ブラシ部(44)は、軸交差方向について清掃部本体から外向きに突出する形状を有するブラシ本体と、ブラシ本体の外周面から軸交差方向と直交する方向に突出するとともに、ブラシ本体の基端部から先端部に至るように延びかつ平坦に形成された掻き取り段部と、を有すること。【選択図】図1

Description

本発明は、歯間清掃具に関する。
従来、歯間を清掃するための歯間清掃具が知られている。例えば、特許文献1には、特定方向に延びる形状を有する基部と、エラストマーからなり歯間を清掃可能な清掃部と、を備える歯間清掃具が開示されている。基部は、歯間に挿通されることが可能でかつ直線状に延びる形状を有する軸部と、指で把持されることが可能な形状を有する把持部と、を有している。清掃部は、軸部の外周面の一部を被覆する清掃部本体と、清掃部本体に接続された複数のブラシ部と、を有している。各ブラシ部は、軸部の軸方向と直交する方向について清掃部本体の外周面から外向きに突出する形状を有している。各ブラシ部は、円錐状に形成されている。
国際公開第2013/176297号
特許文献1に記載されるような歯間清掃具では、歯の側面及び歯間の清掃性(掻き取り性)を高めたいというニーズがある。そこで、各ブラシ部の形状を大きくすること(各ブラシ部を太くすること)が考えられるが、そうすると、清掃部の歯間への挿入性が低下する。
本発明の目的は、清掃部の歯間への挿入性の低下を抑制しつつ、歯の側面及び歯間の清掃性を高めることが可能な歯間清掃具を提供することである。
前記課題を解決するために、本発明は、特定方向に延びるとともに歯間に挿通されることが可能な形状を有し、かつ、前記特定方向の一端に形成された挿入端部及び前記特定方向の他端に形成された基端部を有する軸部と、前記基端部から前記特定方向に沿って前記軸部から離間するように延びており、指で把持されることが可能な形状を有する把持部と、を有する基部と、前記基部の硬度よりも低い硬度を有するエラストマーからなり、前記軸部の少なくとも一部を被覆するとともに歯間を清掃可能な清掃部と、を備え、前記清掃部は、前記軸部の外周面を被覆する清掃部本体と、前記清掃部本体に接続された複数のブラシ部と、を有し、各ブラシ部は、前記特定方向と交差する方向である軸交差方向について前記清掃部本体から外向きに突出する形状を有するブラシ本体と、前記ブラシ本体の外周面から前記軸交差方向と直交する方向に突出するとともに、前記ブラシ本体の基端部から先端部に至るように延びかつ平坦に形成された掻き取り段部と、を有する、歯間清掃具を提供する。
本歯間清掃具では、ブラシ部が掻き取り段部を有しているので、歯間の延びる方向に沿って清掃部が挿抜される際、ブラシ本体に加えて掻き取り段部が歯の側面及び歯間を清掃する。よって、ブラシ部全体が大型化される場合に比べて清掃部の歯間への挿入性の低下が抑制され、かつ、歯の側面及び歯間の清掃性が高まる。
この場合において、前記掻き取り段部は、前記ブラシ本体の中心軸を含む平面で前記ブラシ本体を切断したときのブラシ本体の外縁の特定の部位に接続された第1段部と、前記平面で前記ブラシ本体を切断したときのブラシ本体の外縁のうち前記第1段部と前記ブラシ本体の中心軸とを結ぶ直線上において前記中心軸を基準として前記特定の部位と反対側の部位に接続された第2段部と、を有することが好ましい。
このようにすれば、各段部により掻き取り効果が高まるので、歯の側面及び歯間がより有効に清掃される。
また、前記第1段部及び前記第2段部は、前記ブラシ部の中心軸と直交する平面において互いに異なる方向を向いていてもよい。
あるいは、前記第1段部及び前記第2段部は、前記ブラシ部の中心軸と直交する平面において互いに同じ方向を向いていてもよい。
前記掻き取り段部は、前記ブラシ本体の外周面から前記軸交差方向及び前記特定方向の両方と直交する方向に突出する形状を有することが好ましい。
このようにすれば、清掃部の歯間への挿入性の低下が更に抑制され、かつ、歯の側面及び歯間の清掃性が高まる。
また、前記歯間清掃具において、前記掻き取り段部の前記ブラシ本体の外周面からの突出寸法は、0.01mm以上であることが好ましく、0.03mm以上であることがより好ましく、0.1mm以上であることがより一層好ましく、0.15mm以上であることが更に好ましく、0.2mm以上であることが特に好ましい。また、前記掻き取り段部の前記ブラシ本体の外周面からの突出寸法は、0.8mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましい。
また、前記歯間清掃具において、前記特定方向と直交する方向である第1方向についての前記把持部の寸法よりも、前記特定方向及び前記第1方向の双方に直交する方向である第2方向についての前記把持部の寸法の方が大きく、前記複数のブラシ部は、前記清掃部本体から前記軸交差方向と平行でかつ前記第2方向と交差する方向に突出する形状を有する交差ブラシ部を含むことが好ましい。
このようにすれば、特に臼歯同士の歯間の清掃時に有効に臼歯の側面を清掃することが可能となる。具体的に、第1方向についての把持部の寸法よりも第2方向についての把持部の寸法の方が大きい場合(把持部が扁平である場合)、臼歯同士の歯間の清掃時には、軸部の軸方向と直交する平面での把持部の断面における当該把持部の長手方向(第2方向)が略鉛直と平行となる姿勢で清掃部が歯間に清掃されることが多く、また、臼歯の側面を有効に清掃するために当該側面に対して清掃部が比較的強く押し当てられるように把持部が操作される傾向にある。本歯間清掃具では、複数のブラシ部が軸交差方向と平行でかつ第2方向と交差する方向に突出する形状を有する交差ブラシ部を有しており、当該交差ブラシ部が掻き取り段部を有しているので、臼歯の側面が有効に清掃される。
また、前記歯間清掃具において、各ブラシ部は、前記ブラシ本体の中心軸を含む平面で前記ブラシ本体を切断したときのブラシ本体の先端部から前記平面内において外向きに突出しかつ平坦に形成された先端掻き取り段部をさらに有することが好ましい。
このようにすれば、清掃部が歯間に挿入された状態で歯間清掃具が軸部の中心軸回りに回転操作されることにより、先端掻き取り段部により歯の側面及び歯間が有効に清掃される。
また、前記歯間清掃具において、前記先端掻き取り段部の前記ブラシ本体の先端部からの突出寸法は、0.01mm以上であることが好ましく、0.03mm以上であることがより好ましく、0.1mm以上であることがより一層好ましく、0.15mm以上であることが更に好ましく、0.2mm以上であることが特に好ましい。また、前記先端掻き取り段部の前記ブラシ本体の先端部からの突出寸法は、0.8mm以下であることが好ましく、0.5mm以下であることがより好ましい。
また、前記歯間清掃具において、前記清掃部の先端から前記把持部側に1.5mm離間した位置における前記清掃部本体の外径は、0.4mm以上0.8mm以下であることが好ましく、0.4mm以上0.7mm以下であることがより好ましく、0.4mm以上0.6mm以下であることが更に好ましく、0.4mm以上0.56mm以下であることが特に好ましい。
また、前記歯間清掃具において、前記清掃部の先端から前記把持部側に1.5mm離間した位置における前記軸部の直径は、0.35mm以上0.55mm以下であることが好ましく、0.35mm以上0.45mm以下であることがより好ましく、0.35mm以上0.41mm以下であることが更に好ましい。
また、前記歯間清掃具において、前記清掃部の先端から前記把持部側に10mm離間した位置における前記清掃部本体の外径は、0.4mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、0.6mm以上であることが更に好ましく、0.7mm以上であることが特に好ましい。また、前記清掃部の先端から前記把持部側に10mm離間した位置における前記清掃部本体の外径は、1.2mm以下であることが好ましく、1.1mm以下であることがより好ましく、0.9mm以下であることが更に好ましく、0.85mmであることが特に好ましい。
また、前記清掃部の先端から前記把持部側に10mm離間した位置における前記軸部の直径は、0.35mm以上であることが好ましく、0.5mm以上であることがより好ましく、0.6mm以上であることが更に好ましい。また、前記清掃部の先端から前記把持部側に10mm離間した位置における前記軸部の直径は、0.8mm以下であることが好ましく、0.7mm以下であることが好ましい。
このようにすれば、歯間清掃具が比較的細い場合であっても上記効果が得られる。
以上のように、本発明によれば、清掃部の歯間への挿入性の低下を抑制しつつ、歯の側面及び歯間の清掃性を高めることが可能な歯間清掃具を提供することができる。
本発明の一実施形態の歯間清掃具群の正面図である。 図1のII−II線での断面図である。 図1のIII−III線での断面図である。 臼歯(奥歯)同士の歯間に歯間清掃具が挿入される様子の概略を示す図である。 ブラシ部の変形例のII−II線での断面と同断面における断面図である。
本発明の一実施形態の歯間清掃具2について、図1〜図4を参照しながら説明する。図1は、互いに接続された複数の(本実施形態では3本の)歯間清掃具2を含む歯間清掃具群1を示している。互いに隣接する歯間清掃具2同士は、接続部32により接続されている。各歯間清掃具2は、合成樹脂からなる基部10と、合成樹脂の硬度よりも低い硬度を有するエラストマーからなる清掃部40と、を有する。
基部10は、軸部20と、把持部30と、を有する。この基部10は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、ポリブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリアセタール、ポリアミド等の合成樹脂により形成される。本実施形態では、基部10は、30重量%のガラス繊維を含有するポリプロピレンにより形成されている。
軸部20は、特定方向(図1の上下方向)に沿って直線状に延びるとともに歯間に挿通されることが可能な形状を有する。軸部20の一端(図1の上端)には、挿入端部が形成されており、軸部20の他端には、基端部が形成されている。軸部20は、基端部から挿入端部に向かうにしたがって次第にその外形が小さくなる形状を有する。図4に示されるように、軸部20の軸方向と直交する平面での軸部20の断面(以下、「軸直交断面」と称する。)は、円形である。
把持部30は、軸部20の軸方向に沿って軸部20の基端部から離間するように延びており、指で把持されることが可能な形状を有する。把持部30は、扁平に形成されている。具体的に、特定方向と直交する方向である第1方向についての把持部30の寸法よりも、特定方向及び第1方向の双方に直交する方向である第2方向(図1の左右方向)についての把持部30の寸法の方が大きい。
清掃部40は、歯間を清掃するための部位であり、基部10の硬度よりも低い硬度を有するエラストマーにより形成されている。本実施形態では、前記エラストマーとして、スチレン系エラストマーが用いられている。ただし、前記エラストマーとして、シリコン、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー等が用いられてもよい。本実施形態では、清掃部40は、清掃部本体42と、複数のブラシ部44と、を有する。また、前記エラストマーの硬度としては、デュロメータ硬さタイプA(JISK6253)が、10〜50であることが好ましく、10〜40であることがより好ましく、本実施形態では、前記デュロメータ硬さタイプAは35である。
清掃部本体42は、軸部20の外周面の少なくとも一部(挿入端部を含む部位)を被覆する形状を有する。軸部20の軸方向についての清掃部本体42の長さは、15.5mmに設定されている。清掃部40の先端から把持部30側に1.5mm離間した位置における清掃部本体42の外径は、0.55mmであり、清掃部40の先端から把持部30側に1.5mm離間した位置における軸部20の直径は、0.4mmである。また、清掃部40の先端から把持部30側に10mm離間した位置における清掃部本体42の外径は、0.85mmであり、清掃部40の先端から把持部30側に10mm離間した位置における軸部20の直径は、0.67mmである。
各ブラシ部44は、清掃部本体42の外周面に設けられている。図2及び図3に示されるように、各ブラシ部44は、ブラシ本体46と、掻き取り段部48と、先端掻き取り段部49と、を有する。なお、図1及び図4では、掻き取り段部48及び先端掻き取り段部49の図示は省略されている。
ブラシ本体46は、軸部20の軸方向と交差する方向である軸交差方向について清掃部本体42の外周面からの外向きに突出する形状を有する。好ましくは、ブラシ本体46は、軸部20の軸方向と直交する軸直交方向について清掃部本体42の外周面から外向きに突出するとともに、清掃部本体42から離間するにしたがって次第にその外形が小さくなる形状を有する。本実施形態では、各ブラシ本体46は、円錐状に形成されている。
掻き取り段部48は、図2に示されるように、ブラシ本体46の外周面から軸直交方向と直交する方向(実施形態では特定方向と平行な方向)に突出するとともに、ブラシ本体46の基端部から先端部に至るように延びかつ平坦に形成されている。掻き取り段部48は、第1段部48aと、第2段部48bと、を有する。第1段部48aは、ブラシ本体46の中心軸Oを含む平面Pでブラシ本体46を切断したときのブラシ本体46の外縁の特定の部位(本実施形態では図2の上端部)に接続されている。第2段部48bは、平面Pでブラシ本体46を切断したときのブラシ本体46の外縁のうち第1段部48aとブラシ本体46の中心軸Oとを結ぶ直線上において中心軸Oを基準として前記特定の部位と反対側の部位に接続されている。本実施形態では、第1段部48a及び第2段部48bは、ブラシ本体46の中心軸Oと直交する平面において互いに異なる方向を向いている。各段部48a,48bのブラシ本体46の外周面からの突出寸法d1は、0.025mmである。
先端掻き取り段部49は、ブラシ本体46の中心軸Oを含む平面(本実施形態では中心軸Oを含みかつ軸部20の中心軸と直交する平面)でブラシ本体46を切断したときのブラシ本体46の先端部から平面内において外向きに突出しかつ平坦に形成されている。先端掻き取り段部49のブラシ本体46の先端46aからの突出寸法d2は、0.035mmである。
ブラシ本体46の中心軸Oと直交する平面でのブラシ部44の断面におけるブラシ本体46の基端部の直径は、0.2mmである。この直径の下限値は、歯間への挿入性の低下が抑制され、かつ、歯の側面及び歯間の清掃性が高まるという観点から、0.1mmに設定されることが好ましく、0.15mmに設定されることがより好ましい。前記直径の上限値は、歯間への挿入性の低下が抑制され、かつ、歯の側面及び歯間の清掃性が高まるという観点から、1mmに設定されることが好ましく、0.7mmに設定されることがより好ましく、0.5mmに設定されることが更に好ましく、0.4mmに設定されることが特に好ましい。
ブラシ本体46の中心軸Oを含む平面でブラシ本体46を切断したときのブラシ本体46の基端部から先端部までの長さは、0.5mmである。この長さの下限値は、歯間への挿入性の低下が抑制され、かつ、歯の側面及び歯間の清掃性が高まるという観点から、0.1mmに設定されることが好ましく、0.3mmに設定されることがより好ましい。前記長さの上限値は、歯間への挿入性の低下が抑制され、かつ、歯の側面及び歯間の清掃性が高まるという観点から、2.5mmに設定されることが好ましく、2mmに設定されることがより好ましく、1.8mmに設定されることが更に好ましく、1.7mmに設定されることが特に好ましい。また、前記ブラシ本体46の前記長さは、清掃部本体42の把持部側から先端側に向け、次第に短くなることが好ましい。
図4に示されるように、複数のブラシ部44は、清掃部本体42から前記軸交差方向と平行(本実施形態では前記軸直交方向と平行)でかつ前記第2方向(図4の上下方向)と交差する方向に突出する形状を有する交差ブラシ部44aを含む。
次に、図4を参照しながら、以上に説明した歯間清掃具2で例えば臼歯(奥歯)T同士の歯間を清掃する場合について説明する。本実施形態のように、扁平に形成された把持部30と直線状に延びる形状を有する軸部20とを備える歯間清掃具2で臼歯T同士の歯間が清掃される際、当該歯間清掃具2の使用者は、軸直交断面における把持部30の長手方向(図4では上下方向)が略鉛直となる姿勢で把持部30を把持した状態で清掃部40を臼歯T同士の歯間に向けて口腔内に挿入することが多い。そして、使用者は、清掃部40が歯間に沿って移動するように把持部30を操作する。このとき、臼歯Tの側面は、軸直交断面における把持部30の長手方向(第2方向)と交差する方向に清掃部本体42から離間した位置に存在するが、本実施形態の歯間清掃具2の複数のブラシ部44は、軸直交断面において第2方向と交差する方向に清掃部本体42から突出する形状を有する交差ブラシ部44aを有しているので、臼歯Tの側面が有効に清掃される。具体的に、前記歯間に沿って清掃部40が挿抜される際、各ブラシ部44(特に交差ブラシ部44a)の掻き取り段部48が臼歯Tの側面及び歯間を清掃する。
また、本実施形態の歯間清掃具2は、先端掻き取り段部49を有するので、清掃部40が歯間に挿入された状態で歯間清掃具2が軸部20の中心軸回りに回転操作されることにより、先端掻き取り段部49が歯の側面及び歯間を清掃する。
なお、今回開示された上記実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
ブラシ部44の掻き取り段部48の形状は、上記の例に限られない。例えば、図5に示されるように、各段部48a,48bは、ブラシ本体46の中心軸Oと直交する平面において互いに同じ方向を向いていてもよい。
また、掻き取り段部48は、例えば、ブラシ本体46の外周面から軸直交方向と直交しかつ軸部20の軸方向と交差する方向に突出していてもよい。
1 歯間清掃具群
2 歯間清掃具
10 基部
20 軸部
30 把持部
40 清掃部
42 清掃部本体
44 ブラシ部
44a 交差ブラシ部
46 ブラシ本体
48 掻き取り段部
48a 第1段部
48b 第2段部
49 先端掻き取り段部

Claims (8)

  1. 特定方向に延びるとともに歯間に挿通されることが可能な形状を有し、かつ、前記特定方向の一端に形成された挿入端部及び前記特定方向の他端に形成された基端部を有する軸部と、前記基端部から前記特定方向に沿って前記軸部から離間するように延びており、指で把持されることが可能な形状を有する把持部と、を有する基部と、
    前記基部の硬度よりも低い硬度を有するエラストマーからなり、前記軸部の少なくとも一部を被覆するとともに歯間を清掃可能な清掃部と、を備え、
    前記清掃部は、
    前記軸部の外周面を被覆する清掃部本体と、
    前記清掃部本体に接続された複数のブラシ部と、を有し、
    各ブラシ部は、
    前記特定方向と交差する方向である軸交差方向について前記清掃部本体から外向きに突出する形状を有するブラシ本体と、
    前記ブラシ本体の外周面から前記軸交差方向と直交する方向に突出するとともに、前記ブラシ本体の基端部から先端部に至るように延びかつ平坦に形成された掻き取り段部と、を有する、歯間清掃具。
  2. 請求項1に記載の歯間清掃具において、
    前記掻き取り段部は、
    前記ブラシ本体の中心軸を含む平面で前記ブラシ本体を切断したときのブラシ本体の外縁の特定の部位に接続された第1段部と、
    前記平面で前記ブラシ本体を切断したときのブラシ本体の外縁のうち前記第1段部と前記ブラシ本体の中心軸とを結ぶ直線上において前記中心軸を基準として前記特定の部位と反対側の部位に接続された第2段部と、を有する、歯間清掃具。
  3. 請求項2に記載の歯間清掃具において、
    前記第1段部及び前記第2段部は、前記ブラシ部の中心軸と直交する平面において互いに異なる方向を向いている、歯間清掃具。
    歯間清掃具。
  4. 請求項2に記載の歯間清掃具において、
    前記第1段部及び前記第2段部は、前記ブラシ部の中心軸と直交する平面において互いに同じ方向を向いている、歯間清掃具。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の歯間清掃具において、
    前記掻き取り段部の前記ブラシ本体の外周面からの突出寸法は、0.01mm以上0.8mm以下である、歯間清掃具。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の歯間清掃具において、
    前記特定方向と直交する方向である第1方向についての前記把持部の寸法よりも、前記特定方向及び前記第1方向の双方に直交する方向である第2方向についての前記把持部の寸法の方が大きく、
    前記複数のブラシ部は、前記清掃部本体から前記軸交差方向と平行でかつ前記第2方向と交差する方向に突出する形状を有する交差ブラシ部を含む、歯間清掃具。
  7. 請求項1ないし6のいずれかに記載の歯間清掃具において、
    各ブラシ部は、前記ブラシ本体の中心軸を含む平面で前記ブラシ本体を切断したときのブラシ本体の先端部から前記平面内において外向きに突出しかつ平坦に形成された先端掻き取り段部をさらに有する、歯間清掃具。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の歯間清掃具において、
    前記清掃部の先端から前記把持部側に1.5mm離間した位置における前記清掃部本体の外径は、0.4mm以上0.8mm以下であり、前記清掃部の先端から前記把持部側に1.5mm離間した位置における前記軸部の直径は、0.35mm以上0.55mm以下であり、
    前記清掃部の先端から前記把持部側に10mm離間した位置における前記清掃部本体の外径は、0.4mm以上1.2mm以下であり、前記清掃部の先端から前記把持部側に10mm離間した位置における前記軸部の直径は、0.35mm以上0.8mm以下である、歯間清掃具。
JP2017125741A 2017-06-28 2017-06-28 歯間清掃具 Active JP6423050B1 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125741A JP6423050B1 (ja) 2017-06-28 2017-06-28 歯間清掃具
PCT/JP2018/022778 WO2019003949A1 (ja) 2017-06-28 2018-06-14 歯間清掃具
US16/621,667 US20210145554A1 (en) 2017-06-28 2018-06-14 Interdental cleaning tool
EP18822919.9A EP3646813A4 (en) 2017-06-28 2018-06-14 INTERDENTAL CLEANING TOOL

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017125741A JP6423050B1 (ja) 2017-06-28 2017-06-28 歯間清掃具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6423050B1 JP6423050B1 (ja) 2018-11-14
JP2019005419A true JP2019005419A (ja) 2019-01-17

Family

ID=64269275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017125741A Active JP6423050B1 (ja) 2017-06-28 2017-06-28 歯間清掃具

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20210145554A1 (ja)
EP (1) EP3646813A4 (ja)
JP (1) JP6423050B1 (ja)
WO (1) WO2019003949A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3824041B2 (ja) * 1998-12-04 2006-09-20 株式会社三▲しゅう▼プレシジョン 歯間清掃具及びその製造方法
JP2001178543A (ja) * 1999-12-27 2001-07-03 Lion Corp 歯ブラシ
JP2003088425A (ja) * 2001-07-13 2003-03-25 Takeshi Kameyama 歯間ブラシ
DE112013007686B3 (de) 2012-05-24 2019-08-22 Sunstar Suisse S.A. Interdentalreinigungswerkzeug
ITTO20130060U1 (it) * 2013-04-11 2014-10-12 Spada Forniture Di Spada Giuseppe Dispositivo di pulizia dentale.
WO2015147076A1 (ja) * 2014-03-27 2015-10-01 サンスター スイス エスエー 歯間清掃具およびその製造方法
JP6433065B2 (ja) * 2015-03-09 2018-12-05 ライオン株式会社 歯間ブラシ
JP2017108998A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 小林製薬株式会社 歯間清掃具

Also Published As

Publication number Publication date
EP3646813A1 (en) 2020-05-06
WO2019003949A1 (ja) 2019-01-03
US20210145554A1 (en) 2021-05-20
JP6423050B1 (ja) 2018-11-14
EP3646813A4 (en) 2020-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6311796B2 (ja) 歯間清掃具
KR102556409B1 (ko) 칫솔
WO2019131643A1 (ja) 歯間清掃具
WO2019208784A1 (ja) 歯間清掃具
JP6423049B1 (ja) 歯間清掃具
JP7212457B2 (ja) 歯間清掃具
JP6423050B1 (ja) 歯間清掃具
WO2019208779A1 (ja) 歯間清掃具
JP6433065B2 (ja) 歯間ブラシ
JPWO2016167191A1 (ja) 歯間ブラシ
JP7028710B2 (ja) 歯間清掃具
JP7128021B2 (ja) 歯間清掃具
JP2018140088A (ja) 歯間清掃具
JP2018158004A (ja) 歯間清掃具の製造方法
JP6822776B2 (ja) 歯間清掃具及び歯間清掃具群
WO2017018340A1 (ja) 歯ブラシ
JP2020000753A (ja) 歯間清掃具
JP6386153B1 (ja) 歯間清掃具
WO2019208781A1 (ja) 歯間清掃具
JP7113689B2 (ja) 歯間ブラシ
WO2020003797A1 (ja) 歯間清掃具
JP3153958U (ja) 歯間掃除具
JP2021106725A (ja) 歯間清掃具
KR20230120631A (ko) 칫솔
JP2021106724A (ja) 歯間清掃具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180912

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180912

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181017

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6423050

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250