JP2019005134A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のハードウェアを活用してステータからロータへの大量の補正データの通信を可能とする。【解決手段】複数の第1マーカ・センサ111aをロータ101に、複数の第2マーカ・センサ111bを、ロータの停止時には複数の第1のマーカ・センサのいずれかと対向するようにステータ121に配置し、第1マーカ・センサ及び第2マーカ・センサはそれぞれ変調信号を出力する素子と、対向する第2マーカ・センサ及び第1マーカ・センサの素子が出力する変調信号を検知するセンサとを有する。【選択図】図1

Description

本発明はX線CT装置の通信制御に関する。
現在、広く普及しているX線CT(Computed Tomography)装置に用いられている放射線検出器は、X線によって生じた電荷を一定時間蓄積した後に読み出すエネルギー積分型の検出器である。これに対し、次世代のCT装置としてX線をパルスごとに読み出し、X線のエネルギー帯域ごとにCT画像を形成するフォトンカウンティングCT装置が注目されている。フォトンカウンティングCT装置に用いられる放射線検出器では、その出力が飽和して計数できなくなることを避けるため、従来のエネルギー積分型の検出器よりも受光する画素サイズを小さくする場合がある。この場合、1画素(ピクセル)を複数のサブピクセルにより構成し、サブピクセルごとにフォトン数を計測することで正確な計測を実現する。
このため、フォトンカウンティングCT装置では、従来のエネルギー積分型の検出器と異なり、X線管または検出素子を交換した場合に、放射線検出器を校正するために大規模な補正データが必要となる。補正データは、キャリブレーション撮影によってデータ収集装置で得られたキャリブレーション撮影データを用いて操作卓側で作成される。作成された補正データはデータ収集装置に伝送されて放射線検出器にフィードバックされる必要がある。データ収集装置から操作卓へのキャリブレーション撮影データの伝送は光ファイバを介して高速に行えるようになっているが、一般的なX線CT装置においては操作卓からデータ収集装置に対して大容量のデータを伝送するニーズがなく、スリップリングのような低速の通信手段しか備えていない。
特許文献1には、X線CT装置において固定枠と回転枠の各々にフォトカプラを設け、回転枠の静止時に、これらのフォトカプラが対向させられ、これらの間で光信号の送受を行うことにより、回転枠から固定枠へ画像データを伝送することが開示されている。
特許文献2には、CT装置のロータまたはステータに互いの既知の角度間隔をおいて複数のマークが設けられ、これらのマークがステータまたはロータに設けられたセンサにより走査されることにより、撮像時の投射角度を算出することが開示されている。センサとしては、例えば磁気的、誘導、光学または静電容量的な原理に基づいて動作するセンサが適用可能であり、マークは磁石、金属体、光学的に透過性でない物体が適用可能である。
特開平5−123316号公報 特開平11−309139号公報
スリップリングは低速の通信方式のため、フォトンカウンティングCT装置で必要とされる補正データを送信するには、数十分以上もの所要時間が必要になると想定できる。このため、装置の稼働率を低下させないためにも操作卓からデータ収集装置に対して大容量のデータを伝送可能な伝送手段が必要である。一方で、このような大容量のデータの伝送ニーズは常時生じるものではなく、例えばメンテナンス等のタイミングに限られるため、できるだけ既存のハードウェアを活用して実現することが望ましい。
このため、発明者は投射角度を算出するためにロータ及びステータの双方に設置するマーカ・センサをロータとステータとの間の通信に活用することを検討した。特許文献1における固定枠と回転枠とに設けられたフォトカプラは通信専用に設けられたものであり、さらに固定枠から回転枠への通信については開示がなされていない。また、特許文献2における投射角度の検出に利用するマークおよびセンサはあくまで角度検出用途であり、通信経路としての役割は有さない。
本発明は、投射角度を検出するマーカ・センサを通信経路として利用することができるX線CT装置を提供することを目的とする。
X線管と、X線管に対向配置され、X線管から発生されて被検体を透過したX線を検出する放射線検出器を有するX線データ収集装置と、X線管及びX線データ収集装置が配置され、被検体の周りを回転するロータと、ロータを支持するステータとを有するX線CT装置において、複数の第1マーカ・センサをロータに、複数の第2マーカ・センサを、ロータの停止時には複数の第1のマーカ・センサのいずれかと対向するようにステータに配置し、第1マーカ・センサ及び第2マーカ・センサは、それぞれ変調信号を出力する素子と、対向する第2マーカ・センサ及び第1マーカ・センサの素子が出力する変調信号を検知するセンサとを有するよう構成する。
本発明によれば、投射角度を検出するマーカ・センサを通信経路として利用することができるX線CT装置を提供することができる。
X線CT装置の構成を説明する図である。 第2の通信経路を説明する図である。 第2の通信経路(ロータ停止時)を説明する図である。 第2の通信経路(ロータ回転時)を説明する図である。 第2の通信経路の制御フローである。 第2の通信経路の制御フロー(ロータ停止時)である。 補正データを分割し、複数の通信経路で伝送する場合にデータ送信順を説明する図である。 一部の通信経路に通信異常が生じた場合のデータ送信順を説明する図である。
図1にX線CT装置の概略装置を示す。X線CT装置はガントリ100と操作卓130とを有する。ガントリ100の中央部には被検体が載る寝台(図示せず)が配置される。被検体に対して多方向からの投影データを得るため、X線管102とX線データ収集装置103とは寝台を介して対向するようにロータ101に配置され、ロータ101は被検体の周りを回転しながら、X線撮像を行う。ロータ101はステータ121により支持されている。回転するロータ101及びロータ101に設けられた各種装置(前述のX線管102、X線データ収集装置103等)に電力を供給したり、操作卓130とデータのやり取りをしたりするため、ロータ101にはスリップリング104が設けられている。ステータ121にはブラシ122が設けられ、ロータ101が回転中もスリップリング104と接続を維持することができる。スリップリング104とブラシ122から構成される通信経路を第1の通信経路123と称する。また、ロータ101にはマーカ・センサ111aが、ステータ121にはマーカ・センサ111bがそれぞれ設けられている。詳細は後述するが、本実施例ではマーカ・センサ111は変調光を発光可能とすることにより、投影データの投射角度の算出を行うのみならず、ロータ101に設けられたマーカ・センサ111aとステータ121に設けられたマーカ・センサ111bとを介して通信可能とする。マーカ・センサ111を介する通信経路を第2の通信経路112と称する。
操作卓130には、ガントリ100の動作を制御する制御装置131、モニタ132、入力装置133が設けられている。ロータ101とステータ121間で通信を行いながらロータ101を回転させて投影データを収集し、制御装置131で投影データを受信し、演算処理を行ってモニタ132に断層像、3D画像などを表示させる。ロータ101からステータ121を介して伝送される投影データは大容量のデータであるため、投影データ伝送のための非接触光による信号伝達機構あるいは静電容量を介した静電結合機構による高速伝送手段を有している。例えば、光ファイバ通信ではGbpsオーダの伝送が行える。このため、投影データ以外のデータ、すなわち撮像条件等のパラメータの設定やロータ101に設けられた各種装置からの応答等の制御データ等が、第1の通信経路123を通じて制御装置131とロータ101に設けられた各種装置を介してやり取りされる。第1の通信経路123の通信速度はおよそ100kbpsと低速であるが、制御データのデータ量は小さく、問題はない。
しかしながら、X線データ収集装置103のX線検出器(図示せず)としてフォトン数を計測する放射線検出器を適用する場合には、放射線検出器を校正するために大規模な補正データが必要となる。例えば、補正データとしては、サブピクセル毎にエネルギー帯域を弁別するための閾値調整データ、隣接ピクセル間での偽カウントを取り除くための補正データ、異常値を出すピクセルに対して補正処理するための補正データ等、各ピクセルに対して複数の補正データが必要になる。仮に、X線検出器の1ピクセルが4サブピクセル(2×2)で構成され、チャネル数が1000、スライス数が64、弁別するエネルギー帯域が3、補正データの各データサイズが16bit、補正データ種類が20種類必要になるとすると、X線検出器の補正データのサイズはおよそ32Mbyteになる。このサイズの補正データを第1の通信経路123で制御装置131からX線データ収集装置103に伝送させるとおよそ1時間が必要であるということになり、装置の稼働率を低下させる一因となり無視できない。
そこで、本実施例ではマーカ・センサ111を用いた第2の通信経路112を設ける。前述した大規模な補正データの伝送は撮像時以外のタイミングで行うものであり、ロータ101の停止時に行える。ロータ101の停止時にはロータ101に配置されたマーカ・センサ111aとステータ121に配置されたマーカ・センサ111bとが対向するようにロータ101を停止させることで、高速通信を実現する。加えて、撮像時のロータ101の回転時にも低速な通信を可能とし、第1の通信経路123のバックアップとしても活用する。
図2を用いて第2の通信経路112について説明する。図2の例ではロータ101及びステータ121それぞれに4つずつのマーカ・センサ111を設けた例を示している。本例では0°、90°、180°、270°の位置に設けている。マーカ・センサ111を設ける数は4個に限られず、必要な精度で投射角度の算出が可能なように配置すればよい。マーカ・センサ111はロータ101及びステータ121間で双方向通信が行えるよう、同じ構造を有し、それぞれ固定台221、発光素子222、フォトセンサ223を有している。マーカ・センサ111は固定台221によりロータ101またはステータ121の所定の位置に取り付けられ、対向するマーカ・センサ111の発光素子222からの発光をフォトセンサ223により受光する。発光素子222の発光制御、フォトセンサ223で受光した信号の信号処理は固定台221に設けられた信号処理回路(図示せず)により行う。ロータ101に設けられたマーカ・センサ111aは信号変復調回路211に接続されている。また、ステータ121に設けられたマーカ・センサ111bは信号変復調回路212に接続されている。信号変復調回路211(212)は相手方に送信する信号を第2の通信経路112により送信できるよう送信信号を変調し、また第2の通信経路112により受信した受信信号を復調する。また、受光タイミングに応じて投射角度の算出を行うための角度パルスを発生する。信号処理回路は相対するセンサに対して単純なパルス信号ではなく、変調光(例えば振幅変調)を送信することにより、特定位置のパルス検出だけでなく、双方向データ通信を実現する。
図3を用いてロータ101停止中における第2の通信経路112の通信方法について説明する。ロータ101停止中には、投射角度を検出するために設けた複数個のマーカ・センサ111をお互いに向かい合うように配置する。本例では4つのマーカ・センサ111の対による通信経路ができるので、例えば前述した補正データを4分割し、並列通信する。発光素子222としてLEDでは数十MHzで発光制御できるため、対向するマーカ・センサ111間ではおよそ10Mbpsの通信が可能になり、4対の通信経路が利用できる場合は、40Mbpsの通信速度が可能になる。通信方式は特に限定されないが、振幅変調(「1」はON(発光)、「0」はOFF(非発光))とし、汎用的なシリアル通信規格(例えばRS-232C規格)に準拠した符号化方式により通信する。
一方、ロータ回転中にはマーカ・センサ同士が対峙する時間がごく短時間に限られるため、ロータ停止中のような高速通信は行えない。しかしながら、短時間でも通信できるようなビット符号化の技術を適用し、すなわち、ロータ停止中とは伝送路符号化方式を異ならせることにより、回転中でも通信を行えるようにする。図4を用いてロータ101回転時における第2の通信経路112の通信方法について説明する。401はロータ101に設けられたマーカ・センサ111a−i(i=1〜4)がそれぞれステータ121に設けられたマーカ・センサ111b−i(i=1〜4)と対向している状態を示し、以降402〜404はロータ101が90°ずつ回転した状態を示している。また、テーブル410はデータに対する変調信号を示している。データ通信しない場合(「オフ」)は、ON(発光)−ON(発光)−ON(発光)パターン、データ「1」の場合は、ON(発光)−OFF(非発光)−ON(発光)パターン、データ「0」の場合は、ON(発光)−OFF(非発光)−OFF(非発光)パターンにより変調する。これにより、状態401においてマーカ・センサ111の対ごとに1ビットのデータ送信が可能になり、状態401で4ビット、ロータ101が一周する間(状態401〜404)に16ビットのデータ伝送が可能になる。
ロータ回転中の通信の利用方法として、例えばスリップリング104を利用する第1の通信経路123に異常を検出した場合に、第2の通信経路112で必要最小限の内容についてバックアップ通信を行い、撮影中のエラー終了を回避することができる。
図5に第2の通信経路112の制御フローを示す。X線CT装置(システム)を起動し(S501)、撮像条件を選択する(S502)。フォトンカウンティングCT装置の場合には、X線検出器の補正データの送信が必要である場合には(S503がYES)、ロータ101が停止している状態において(S504)、前述のように第2の通信経路112を用いた高速通信を行い、補正データをX線データ収集装置に伝送する(S505〜S507)。なお、ロータ101の回転停止中においても振動などにより、マーカ・センサ111同士の対向がずれて、一部の並列通信経路に通信障害が起こる可能性もある。そのため、分割された通信経路の通信品質を監視し、一部の並列通信経路に通信障害が生じた場合には、通信障害の生じていない通信経路を使用して通信を行う。詳細については図6を用いて後述する。
X線撮像中においては(S508がYES)、第1の通信経路123の通信品質を監視する(S509)。第1の通信経路123が正常であれば(S510がYES)、第1の通信経路123をそのまま使用し(S511)、第2の通信経路112は使用しない(S512)。一方、スリップリング104による第1の通信経路123に異常があれば(S510がNO)、第2の通信経路112を通信経路として利用し(S513)、撮影が終了するまで第2の通信経路によりバックアップする。その間に、第1の通信経路123の停止または再起動を行う(S514)。なお、第1の通信経路123の異常時にバックアップする情報については特に限定はなく、システムにおける撮影設定・条件に基づく最小限必要な情報をやり取りすればよい。例えば、X線絞り、管電圧、管電流、回転速度、電源電圧、検出器の温度、寝台位置、ガントリ傾斜などの情報が挙げられる。
図6に第2の通信経路112の高速通信モードにおける制御フローを示す。前述の通り、第2の通信経路112の一部に異常があった場合には、正常な通信経路によりデータを再送信することを可能とする。ステップS601では、送信側でデータ分割を行う。送信データからあらかじめ定めたサイズのデータを取り出し、それぞれにデータID、経路ナンバー、宛先モジュールナンバーを付与する。ここで、あらかじめ定めたサイズとは高速通信モードにおける通信方式にしたがって定められる。また、経路ナンバーは図2の例では4つのマーカ・センサの対により形成される4つの通信経路を特定するものである。宛先モジュールは送信データがX線検出器の補正データである場合に、送り先となるX線検出器のモジュールであり、宛先モジュールナンバーにより特定される。次に、ステップS602では、送信側で経路分岐を行う。未送信データについて、その経路ナンバーを参照し、各通信経路にデータを分岐させる。ステップ603では、各通信経路により送信データを伝送する。なお、図2の例では、N=4となる。ステップS604では、送信側で経路診断を行う。送信データが受信側で正常に受信されれば、受信側から送信側へAck信号が戻される。Ack信号が戻ってくれば送信側は通信経路が正常であると判断し、Ack信号が戻ってこなければ送信側は通信経路が異常であると判断し、エラーが生じた経路ナンバーと受信側で受信されなかったデータIDを未着信情報として記録する。未着信データについては、経路ナンバーを正常な経路に更新し、データを再送信する(S605)。未送信データがなくなれば、送信を終了する(S606)
ステップS607では、受信側はデータ調停を行い、正常に受信したデータをX線検出器の各モジュール転送用のメモリバッファに登録し、同一モジュール宛てのデータが存在する場合にはそれらの間で順序付けを行う。ステップS608では、各モジュールにデータを転送する。
ステップS609では、各モジュールはあらかじめデータIDごとに取り決められたアドレス順に受信データを格納し、すべてのデータIDがそろったら、補正レディー状態となる。なお、データIDを順番に受信する必要はなく、受信失敗したアドレスは後から埋まればよい。
例えば、補正データを16個の分割データとして4経路で送信する場合、以下のように送信制御される。正常時の時系列のデータ送信順を図7Aに示す。数字1〜16はデータIDを示す。
これに対し、経路3が通信異常となった場合の時系列のデータ送信順を図7Bに示す。702は未着信情報であり、未着信データが生じた経路とデータIDとを記録する。これらのデータは701に示すように、正常な通信経路により、再送される。
以上、本実施例を説明したが、種々変形可能なものである。例えば、マーカ・センサ111として光変調による実装例を説明したが、信号変調の実装方法は他にも、磁気材料の電磁制御による極性スイッチング、超音波の音量制御なども適用可能である。
100:ガントリ、101:ロータ、102:X線管、103:X線データ収集装置、104:スリップリング、111:マーカ・センサ、112:第2の通信経路、121:ステータ、122:ブラシ、123:第1の通信経路、130:操作卓、131:制御装置、132:モニタ、133:入力装置。

Claims (8)

  1. X線管と、
    前記X線管に対向配置され、前記X線管から発生されて被検体を透過したX線を検出する放射線検出器を有するX線データ収集装置と、
    前記X線管及び前記X線データ収集装置が配置され、前記被検体の周りを回転するロータと、
    前記ロータを支持するステータと、
    前記ロータに配置される複数の第1マーカ・センサと、
    前記ロータの停止時には複数の前記第1マーカ・センサのいずれかと対向するように前記ステータに配置される複数の第2マーカ・センサとを有し、
    前記第1マーカ・センサ及び前記第2マーカ・センサはそれぞれ変調信号を出力する素子と、対向する前記第2マーカ・センサ及び前記第1マーカ・センサの前記素子が出力する変調信号を検知するセンサとを有するX線CT装置。
  2. 請求項1において、
    前記ロータに設けられるスリップリングと、
    前記ステータに設けられ、前記スリップリングと接続されるブラシとを有し、
    前記スリップリングと前記ブラシとを介する第1の通信経路と複数の前記第1マーカ・センサ及び複数の前記第2マーカ・センサを介する第2の通信経路とを有するX線CT装置。
  3. 請求項1において、
    複数の前記第1マーカ・センサが接続される第1信号変復調回路と、
    複数の前記第2マーカ・センサが接続される第2信号変復調回路とを有し、
    前記第1信号変復調回路は、前記第2マーカ・センサの前記素子が出力した第1変調信号を前記第1マーカ・センサの前記センサが検知することにより、前記第1変調信号の検知タイミングに応じた第1角度パルス及び前記第1変調信号を復調した第1通信情報を出力し、
    前記第2信号変復調回路は、前記第1マーカ・センサの前記素子が出力した第2変調信号を前記第2マーカ・センサの前記センサが検知することにより、前記第2変調信号の検知タイミングに応じた第2角度パルス及び前記第2変調信号を復調した第2通信情報を出力するX線CT装置。
  4. 請求項2において、
    前記ロータが停止している場合における複数の前記第1マーカ・センサ及び複数の前記第2マーカ・センサ間の第1符号化方式は、前記ロータが回転している場合における複数の前記第1マーカ・センサ及び複数の前記第2マーカ・センサ間の第2符号化方式とは異なり、前記第1符号化方式は前記第2符号化方式よりも高速な通信を行うX線CT装置。
  5. 請求項4において、
    前記第1の通信経路の通信品質に異常が生じた場合に、前記第2の通信経路により前記第2符号化方式を適用して通信を行うX線CT装置。
  6. 請求項4において、
    前記第2の通信経路により前記第1符号化方式を適用して通信を行う場合において、
    複数の前記第1マーカ・センサと前記第2マーカ・センサとの対により通信を行い、いずれかの前記第1マーカ・センサと前記第2マーカ・センサとの対に異常が生じた場合には、別の前記第1マーカ・センサと前記第2マーカ・センサとの対により再送するX線CT装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記素子は発光素子であって、振幅変調された光を発光し、
    前記センサはフォトセンサであるX線CT装置。
  8. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記放射線検出器はフォトン数を計測する放射線検出器であるX線CT装置。
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