JP2019003740A - 端子装置及び端子装置の組み立て方法 - Google Patents

端子装置及び端子装置の組み立て方法 Download PDF

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Abstract

【課題】よりシンプルな構造及び組み立て作業で端子座の先端部の浮き上がりを防止することができる端子装置及び端子装置の組み立て方法を提供する。
【解決手段】端子座4の先端側に、左右方向で外方へ突出する係合突起7、7を設ける一方、角箱形端子金具2の側面に、端子座4が取り付けられた状態において係合突起7、7が係合する係合孔5、5を設けた。そして、端子座4を水平姿勢から前後方向を軸として傾けた姿勢とし、当該姿勢のまま端子座4の先端側を挿入空間S内へ差し込んで、左右何れか一方の係合突起7を対応する係合孔5にあてがう。その後、前後方向を中心として端子座4を捻って水平姿勢へと復帰させることにより、他方の係合突起7についても係合孔5にさせることにより、端子座4を角箱形端子金具2に取り付けるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば回路遮断器や開閉器等に使用する端子装置及び端子装置の組み立て方法に関するものである。
従来、たとえば回路遮断器の電源側端子や負荷側端子には、電線等を接続するための端子装置が設置されている。また、そのような端子装置としては、金属板を前後両側に開口する断面ロ字状に折り曲げて形成され、電線等を挿入可能な挿入空間を有する角箱形端子金具と、角箱形端子金具の上面から挿入空間内へねじ込み可能な端子ネジと、角箱形端子金具の一方の開口から挿入空間内へ差し込み可能な帯状の端子座とを備えたものが知られている。そして、そのような端子装置においては、電線等の着脱時に端子ネジを緩めた際、端子座の先端部が角箱形端子金具内で浮き上がらないようにするために、端子座を回路遮断器等のケースにネジ止めしていた(たとえば特許文献1)。また、同じ目的を達成するために、端子座の先端側に浮き上がり防止専用の金具を別途取り付けたものもある。
特開2001−155572号公報
しかしながら、端子座をケースにネジ止めしたり、専用の金具を取り付けたりする構造を採用すると、構造の複雑化や部品点数の増加につながり、結果としてコスト高を招くことになる。また、端子装置の組み立て作業も煩雑であるという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、よりシンプルな構造及び組み立て作業で端子座の先端部の浮き上がりを防止することができる端子装置及び端子装置の組み立て方法を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、上面、両側面、及び下面を囲むように金属板を折り曲げてなり、中央に前後方向へ開口する空間を有する角箱形端子金具と、前後方向へ延びる帯状に成形されており、その先端側が前記開口を介して前記空間内へ差し込まれた状態で取り付けられる端子座と、前記角箱形端子金具の上面から前記空間内へねじ込み可能であり、前記端子座とは反対の前記開口を介して前記空間内に挿入された電線と前記端子座とを電気的に接続させる端子ネジとを備えてなる端子装置であって、前記端子座の先端側の側部に、係合部が設けられている一方、前記角箱形端子金具の側面に、前記端子座が取り付けられた状態において前記係合部が係合する被係合部が設けられていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明のうち請求項2に記載の発明は、上面、両側面、及び下面を囲むように金属板を折り曲げてなり、中央に前後方向へ開口する空間を有する角箱形端子金具と、前後方向へ延びる帯状に成形されており、その先端側が前記開口を介して前記空間内へ差し込まれた状態で取り付けられる端子座と、前記角箱形端子金具の上面から前記空間内へねじ込み可能であり、前記端子座とは反対の前記開口を介して前記空間内に挿入された電線と前記端子座とを電気的に接続させる端子ネジとを備えてなり、さらに、前記端子座の先端側の側部に、係合部が設けられている一方、前記角箱形端子金具の側面に、前記端子座が取り付けられた状態において前記係合部が係合する被係合部が設けられた端子装置の組み立て方法であって、前記端子座を水平姿勢から前後方向を軸として傾けた姿勢とし、当該姿勢のまま前記端子座の先端側を前記空間内へ差し込んで、前記係合部を前記被係合部にあてがう第1工程と、前後方向を軸として前記端子座を捻り、前記端子座を前記水平姿勢へと復帰させることにより、前記係合部を前記被係合部に係合させて、前記端子座と前記角箱形端子金具とを一体化する第2工程とを実行することを特徴とする。
本発明によれば、端子座の先端側に、係合部が設けられている一方、角箱形端子金具の側面に、端子座が取り付けられた状態において係合部が係合する被係合部が設けられているため、係合部を被係合部に係合させることで、端子座をケースにネジ止めしたり、専用の金具を取り付けたりせずとも、端子座の先端の浮き上がりを防止することができる。したがって、構造の簡易化や部品点数の削減を図ることができ、ひいてはコストの低減を実現することができる。
また、端子座を角箱形端子金具に取り付けるにあたっては、端子座を水平姿勢から前後方向を軸として傾けた姿勢とし、当該姿勢のまま端子座の先端側を空間内へ差し込んで、係合部を被係合部にあてがった後、端子座を捻って水平姿勢へと復帰させ、係合部を被係合部に係合させればよい。したがって、工具等を用いることなく端子座と角箱形端子金具とを一体化することができ、端子装置の組み立て作業の簡易化も図ることができる。
回路遮断器の上ケース及び下ケースを示した説明図である。 端子装置を示した斜視説明図である。 端子座を示した斜視説明図である。
以下、本発明の一実施形態となる端子装置を備えた回路遮断器について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、回路遮断器の上ケース16及び下ケース17を示した説明図である。図2は、端子装置1を示した斜視説明図であり、図3は、端子座4を示した斜視説明図である。
回路遮断器は、合成樹脂製の上ケース16及び下ケース17を組み付けてなる本体ケースを有しており、下ケース17の前部に電源側端子を構成する端子設置部18、18が、後部に負荷側端子を構成する端子設置部19、19が夫々設けられている。また、本体ケース内には、端子設置部18に設置される端子装置1と端子設置部19に設置される端子装置1とを電気的に接続するための電路(図示せず)が配設可能となっている。なお、20は、電路をオン/オフ操作するためのハンドル(図示せず)を露出させるための操作窓である。
ここで、本発明の要部となる端子設置部18、19に設置される端子装置1及びその組み立て方法について説明する。
端子装置1は、電線等を挿入可能な角箱形端子金具2と、角箱形端子金具2に対してねじ込み可能な端子ネジ3と、角箱形端子金具2へ差し込まれて取り付けられる端子座4とを備えてなる。角箱形端子金具2は、金属板を上面、左右両側面、及び下面からなるロ字状に折り曲げて形成されている。そして、角箱形端子金具2の中央にある前後両側に開口する空間は、前後から電線や端子座4を挿入可能な挿入空間Sとして機能する。また、角箱形端子金具2の左右両側面において、前後方向で略中央であり、且つ、上下方向で下面の内面と同レベルとなる箇所には、表面から内面まで貫通する係合孔5が夫々穿設されている。一方、端子座4は、前後方向へ延びる帯状の金属板であって、左右両側縁の前部には、一組の切り起こし部6a、6bが前後に所定の間隔を隔てて夫々設けられており、電線を接続する際に、当該電線を端子座4の左右方向で中央に安定して位置させるようになっている。また、端子座4の左右両側縁で、切り起こし部6a、6bの前後で間となる位置には、それぞれ左右外方へ突出する係合突起7が設けられている。なお、角箱形端子金具2の上面には、端子ネジ3を螺入するためのネジ孔8が設けられている。
そして、上記端子装置1を組み立てるにあたっては、端子座4を水平姿勢から前後方向を軸として左右に傾けた姿勢とし、当該姿勢のまま端子座4の先端側を角箱形端子金具2の挿入空間S内へ挿入して、左右何れか一方の係合突起7を対応する係合孔5にあてがう。その後、前後方向を中心として端子座4を捻って水平姿勢へと復帰させることにより、他方の係合突起7についても係合孔5にさせればよい。すると、端子座4の下面が角箱形端子金具2の下面の内面に当接した状態で、端子座4が角箱形端子金具2に固定された状態となり、たとえ端子ネジ3により押圧されていない状態であっても、端子座4の先端が浮き上がったりしない。なお、角箱形端子金具2への端子ネジ3の取り付けは、端子座4の角箱形端子金具2への取り付け前であってもよいし、後であってもよい。
また、当該端子装置1は、端子座4が本体ケースの内側へ延びるような姿勢で端子設置部18、19へ収納すればよい。そして、このように設置された端子装置1に対し、本体ケースの外側から角箱形端子金具2の挿入空間S内へ電線を挿入した後、端子ネジ3の先端を挿入空間S内へねじ込み、角箱形端子金具2の端子座4へ電線を押し付ければ、電線と端子座4の基端に接続される回路遮断器内の電路とが電気的に接続されることになる。
以上のような構成を有する端子装置1によれば、端子座4の先端側に、左右方向で外方へ突出する係合突起7、7が設けられている一方、角箱形端子金具2の側面に、端子座4が取り付けられた状態において係合突起7、7が係合する係合孔5、5が設けられている。そのため、係合突起7、7を係合孔5、5に係合させることで、端子座4を本体ケースにネジ止めしたり、専用の金具を取り付けたりせずとも、端子座4の先端の浮き上がりを防止することができる。したがって、構造の簡易化や部品点数の削減を図ることができ、ひいてはコストの低減を実現することができる。
また、端子座4を角箱形端子金具2に取り付けるにあたっては、端子座4を水平姿勢から前後方向を軸として傾けた姿勢とし、当該姿勢のまま端子座4の先端側を挿入空間S内へ差し込んで、左右何れか一方の係合突起7を対応する係合孔5にあてがう。その後、前後方向を中心として端子座4を捻って水平姿勢へと復帰させることにより、他方の係合突起7についても係合孔5にさせればよい。したがって、工具等を用いることなく端子座4と角箱形端子金具2とを一体化することができ、端子装置1の組み立て作業の簡易化も図ることができる。
なお、本発明に係る端子装置及び端子装置の組み立て方法は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、角箱形端子金具や端子座等の構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、被係合部として角箱形端子金具の側面に係合孔を設けているが、孔ではなく、挿入空間内に凹部を設け、当該凹部を被係合部としてもよい。
また、端子座の側部に凹状の係合部を、角箱形端子金具の側面の内面側に突起状の被係合部を設けることも可能である。
さらに、端子座の左右両側部に係合部を設けているが、左右何れか一方の側部にしか設けないとしてもよく、その場合、被係合部も左右の側面のうち対応する一面のみに設ければよい。
加えて、上記実施形態では、回路遮断器に設置する端子装置について説明しているが、本発明に係る端子装置は、開閉器等の他の電気機器の端子としても好適に利用することができる。
1・・端子装置、2・・角箱形端子金具、3・・端子ネジ、4・・端子座、5・・係合孔(被係合部)、7・・係合突起(係合部)、S・・挿入空間。

Claims (2)

  1. 上面、両側面、及び下面を囲むように金属板を折り曲げてなり、中央に前後方向へ開口する空間を有する角箱形端子金具と、
    前後方向へ延びる帯状に成形されており、その先端側が前記開口を介して前記空間内へ差し込まれた状態で取り付けられる端子座と、
    前記角箱形端子金具の上面から前記空間内へねじ込み可能であり、前記端子座とは反対の前記開口を介して前記空間内に挿入された電線と前記端子座とを電気的に接続させる端子ネジとを備えてなる端子装置であって、
    前記端子座の先端側の側部に、係合部が設けられている一方、
    前記角箱形端子金具の側面に、前記端子座が取り付けられた状態において前記係合部が係合する被係合部が設けられていることを特徴とする端子装置。
  2. 上面、両側面、及び下面を囲むように金属板を折り曲げてなり、中央に前後方向へ開口する空間を有する角箱形端子金具と、
    前後方向へ延びる帯状に成形されており、その先端側が前記開口を介して前記空間内へ差し込まれた状態で取り付けられる端子座と、
    前記角箱形端子金具の上面から前記空間内へねじ込み可能であり、前記端子座とは反対の前記開口を介して前記空間内に挿入された電線と前記端子座とを電気的に接続させる端子ネジとを備えてなり、
    さらに、前記端子座の先端側の側部に、係合部が設けられている一方、前記角箱形端子金具の側面に、前記端子座が取り付けられた状態において前記係合部が係合する被係合部が設けられた端子装置の組み立て方法であって、
    前記端子座を水平姿勢から前後方向を軸として傾けた姿勢とし、当該姿勢のまま前記端子座の先端側を前記空間内へ差し込んで、前記係合部を前記被係合部にあてがう第1工程と、
    前後方向を軸として前記端子座を捻り、前記端子座を前記水平姿勢へと復帰させることにより、前記係合部を前記被係合部に係合させて、前記端子座と前記角箱形端子金具とを一体化する第2工程と
    を実行することを特徴とする端子装置の組み立て方法。
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