JP2019002437A - 管継手 - Google Patents
管継手 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019002437A JP2019002437A JP2017115786A JP2017115786A JP2019002437A JP 2019002437 A JP2019002437 A JP 2019002437A JP 2017115786 A JP2017115786 A JP 2017115786A JP 2017115786 A JP2017115786 A JP 2017115786A JP 2019002437 A JP2019002437 A JP 2019002437A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nipple
- display member
- fastening member
- axial direction
- radial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 claims abstract description 79
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 32
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 32
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims 1
- 238000002559 palpation Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 description 5
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 4
- 238000011179 visual inspection Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 2
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 235000017166 Bambusa arundinacea Nutrition 0.000 description 1
- 235000017491 Bambusa tulda Nutrition 0.000 description 1
- 241001330002 Bambuseae Species 0.000 description 1
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000015334 Phyllostachys viridis Nutrition 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011425 bamboo Substances 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L33/00—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses
- F16L33/22—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts
- F16L33/223—Arrangements for connecting hoses to rigid members; Rigid hose connectors, i.e. single members engaging both hoses with means not mentioned in the preceding groups for gripping the hose between inner and outer parts the sealing surfaces being pressed together by means of a member, e.g. a swivel nut, screwed on or into one of the joint parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L2201/00—Special arrangements for pipe couplings
- F16L2201/10—Indicators for correct coupling
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
Abstract
【解決手段】管体Bに差し込まれて管体の内表面B1と径方向へ対向する挿入部1aを有するニップル1と、ニップル及び挿入部が差し込まれた管体の外表面B2に対して軸方向へ相対的に移動自在に設けられる締め付け部材と、ニップル及び締め付け部材の間に軸方向へ挟み込んで取り付けられる表示部材3と、を備え、締め付け部材は、ニップルに対する相対的な接近移動に伴って管体の外表面を挿入部に向け押し付ける押圧部2bを有し、表示部材は、ニップルに対する締め付け部材の相対的な接近移動に伴って軸方向又は径方向へ変形する変形部3Dを有する。
【選択図】図3
Description
2つの別個の表示環は、接続体とユニオンナットにそれぞれ取付けられ、ストッパ面を設けている。組立て完了に達する前では、両方のストッパ面が周方向に延びる間隔を維持するために窓が生じ、この窓又はストッパ面を組立て状態を明らかにする目印と解釈できる。この状態からユニオンナットを回して、ユニオンナットに取付けられる表示環のストッパ面が回され、接続体にある表示環のストッパ面に当てることにより、窓が閉じられて、これから組立て完了の状態がわかるように構成している。
また、既設の導管又はホース用接続装置に対しては、接続体やユニオンナットを表示環が設けられたものに部品交換しなければ対応できず、使用勝手が悪いという問題もあった。
このような状況下において、既設の部品を交換せず部品追加のみで、管の接続作業中や接続作業後において作業者や監督者などが管の締め付け状態を目視などにより、簡単な構造で且つ低コストに確認できる構造の管継手が要望されている。
本発明の実施形態に係る管継手Aは、図1〜図6に示すように、ニップル1又は締め付け部材2のいずれか一方に対して表示部材3を、ニップル1及び締め付け部材2の間に配置されるように取り付け、ニップル1に管体Bが差し込まれた状態で、その外側に被された締め付け部材2をニップル1に対して軸方向へ相対的に接近移動させる。これにより、ニップル1及び締め付け部材2の間に管体Bが径方向へ挟み込まれて引き抜き不能に接続される。ニップル1に対する締め付け部材2の締め付け状態は、表示部材3の状況によって作業者などが確認可能となる。
詳しく説明すると、本発明の実施形態に係る管継手Aは、管体Bに差し込まれて管体Bの内表面B1と径方向へ対向する挿入部1aを有するニップル1と、ニップル1及び挿入部1aが差し込まれた管体Bの外表面B2に対して軸方向へ相対的に移動自在に設けられる締め付け部材2と、ニップル1及び締め付け部材2の間に取り付けられる表示部材3と、を主要な構成要素として備えている。
なお、締め付け部材2が移動する軸方向としては、ニップル1に対する管体Bの差し込み方向で且つニップル1に向け締め付け部材2が接近移動する方向を以下「管差し込み方向N」といい、管差し込み方向Nと逆向きの管体Bの抜け方向で且つニップル1から締め付け部材2が離隔移動する方向を以下「管抜け方向U」という。
管体Bとしては、平坦な内表面B1及び外表面B2を有し、その切断面B3が略垂直又は垂直に近い角度で切断されたものを用いることが好ましい。
ニップル1の挿入部1aに対しては、管体Bの切断面B3から所定長さの接続端部Baが差し込まれる。
管体Bの具体例として図示される例では、単層構造のパイプが用いられ、接続端部Baをその他の部位より拡径変形させた状態でニップル1の挿入部1aに沿って嵌合している。
また、その他の例として図示しないが、アルミニウムなどの金属層と硬質樹脂層などが一体的に積層された複数層構造のパイプを用いることや、単層構造又は複数層構造のホースやチューブなどを用いることや、管体Bの接続端部Baをその他の部位より拡径変形させずにニップル1の挿入部1aと嵌合することなどの変更が可能である。
ニップル1は、管体Bの接続端部Baに差し込まれる円筒状の挿入部1aと、後述する締め付け部材2の内面と径方向へ対向して設けられる案内部1bと、後述する締め付け部材2の先端面と軸方向へ対向して設けられる突起部1cと、を有している。
案内部1bの具体例として図1〜図6に示される例の場合には、後述する締め付け部材2の内面と螺合する雄ネジであり、この雄ネジをニップル1の挿入部1aと突起部1cの間に形成している。
突起部1cは、後述する締め付け部材2の先端面や後述する表示部材3と軸方向へ対向するように突出形成されている。
突起部1cの具体例として図1〜図6に示される例の場合には、軸方向(管差し込み方向Nや管抜け方向U)と交差する周方向へ環状に連続した鍔状(フランジ状)に突出形成されている。
また、その他の例として図示しないが、案内部1bとして雄ネジに代え軸方向に延びる直線溝やスライダー機構などを設けることや、突起部1cの形状を環状に代えて周方向へ不連続な形状に形成することなどの変更も可能である。
シール部材1eは、その外周端をニップル1の挿入部1aから若干突出させて、差し込まれた管体Bの接続端部Baの内表面B1と圧接させている。図示される例では、ニップル1の挿入部1aにおいて軸方向へ環状凹部1d及びシール部材1eが複数組(二組)それぞれ所定間隔を空けて配置されている。
また、その他の例として図示しないが、環状凹部1d及びシール部材1eを一組又は三組以上配置することや、軸方向へ環状突起と環状溝がそれぞれ交互に複数ずつ形成された竹の子状に形成することなどの変更も可能である。
図示される例では、ニップル1の突起部1cよりも管差し込み方向Nの奥側に、筒状の継手本体11を一体形成している。継手本体11には、他の機器や他の管体などの管接続口(図示しない)に接続するための接続部位11aと、工具(図示しない)が周方向に係合する工具係合部位11bと、がそれぞれ一体形成されている。接続部位11aは、斯かる管継手Aに接続する他の機器や他の管体などにおける管接続口の内周面に内ネジが刻設される場合には、これと対応する外ネジを刻設し、また管接続口の外周面に外ネジが刻設される場合には、これと対応する内ネジを刻設している。図示例では、接続部位11aとして外ネジが刻設されている。工具係合部位11bの形状としては、周方向へ凹部と凸部が交互に連続して形成されている。
また、その他の例として図示しないが、ニップル1と継手本体11を別個に形成して着脱自在に取り付けることや、工具係合部位11bの形状をスパナやレンチなどが嵌合する六角ナット形状などに変更することも可能である。
締め付け部材2は、その内面にニップル1の案内部1bと径方向へ対向して設けられる移動手段2aと、ニップル1及び挿入部1aが差し込まれた管体Bの接続端部Baと径方向へ対向して設けられる押圧部2bと、ニップル1の突起部1cや後述する表示部材3と軸方向へ対向する先端部2cと、を有している。
さらに締め付け部材2は、その露出部位(外面)に、工具(図示しない)が周方向に係合する工具係合部2dを有することが好ましい。
詳しく説明すると、移動手段2aは、ニップル1の案内部1bに沿った管差し込み方向Nへの相対的な移動により、ニップル1の突起部1cに向けて先端部2cを接近させるように構成される。これと逆の管抜け方向Uへの相対的な移動により、ニップル1の突起部1cから先端部2cを離隔させるように構成される。
移動手段2aの具体例として図1〜図6に示される例の場合には、案内部1bの螺旋溝と螺合する雌ネジであり、この螺子を締め付け部材2の内面一端側に部分形成している。
押圧部2bは、ニップル1の案内部1bに対する移動手段2aの管差し込み方向Nへの接近移動に伴って、管体Bの接続端部Baの外表面B2を挿入部1aに向け径方向へ押し付け(締め付け)、管体Bの接続端部Baの内表面B1がニップル1の挿入部1aに密着される部位である。
押圧部2bの具体例として図1〜図6に示される例の場合には、管抜け方向Uへ向け徐々に小径となるように傾斜するテーパー面であり、このテーパー面を締め付け部材2の内面他端側に部分形成して、管体Bの接続端部Baの外表面B2と直接的に接触させている。
工具係合部2dの具体例として図1〜図6に示される例の場合には、締め付け部材2の外面一端側に沿って略矩形状の凹状部位及び凸状部位が周方向へ交互に連続して形成されている。
また、その他の例として図示しないが、移動手段2aとして雌ネジに代え軸方向に延びる直線突起やスライダー機構などを設けて直線的に移動させることや、押圧部2bの形状や配置を図示例以外に変更することも可能である。さらに押圧部2bの内側に弾性変形可能なスリーブを介装して押圧部2bが管体Bの接続端部Baの外表面B2と間接的に接触するように変更することや、工具係合部2dの形状や配置を図示例以外に変更することも可能である。
表示部材3は、軟質合成樹脂などの弾性変形可能な材料で、図1〜図6に示されるように、その全体形状を締め付け部材2の外周面全体に沿った環状(リング状)に形成することが好ましい。
さらに表示部材3は、ニップル1の案内部1bに対する締め付け部材2の移動手段2aの相対的な接近移動に伴って軸方向又は径方向などへ弾性的に変形する変形部3Dを有する。
変形部3Dは、ニップル1の突起部1cに向けて締め付け部材2の先端部2cを接近移動させることにより、軸方向又は径方向などへの変形量が徐々に増大するように構成されている。
さらに、表示部材3は、ニップル1の突起部1c又は締め付け部材2の先端部2cのいずれか一方に対して、着脱自在で且つ表示部材3を落下不能に取り付ける(保持する)ための仮止め部3Hを有することが好ましい。
第一表示部材31は、大径に形成される外側部位31aと、外側部位31aよりも小径に形成される内側部位31bと、外側部位31a及び内側部位31bに亘って弾性変形可能に形成される連結部位31cと、を有する。
連結部位31cの強度は、ニップル1の突起部1cに向かう締め付け部材2の先端部2cの接近移動に伴って、図3(b)に示されるように内側部位31bが突起部1cに突き当たることにより、その際に発生する反力で連結部位31cが押圧変形するように構成されている。
すなわち、第一表示部材31では、連結部位31cが変形部3Dに該当している。連結部位31cの強度は、第一表示部材31が所定サイズまで圧縮した時に、外側部位31aと内側部位31bが径方向へ重なり合うように設定されている。
このため第一表示部材31は、図1(b)及び図3(c)に示されるように、ニップル1の突起部1cに対して締め付け部材2の先端部2cを最も接近移動させた管体Bの締め付け後の状態(締め付け完了状態)では、変形部3D(連結部位31c)の変形により外側部位31aと内側部位31bが径方向へ重なり合うように潰れるように構成されている。
内側部位31bの少なくとも表面には、外側部位31aの表面色と異なる色の目印部3Mを有している。
外側部位31aには、締め付け部材2の先端部2cに対し着脱自在に取り付けられる仮止め部3Hとして、径方向へ弾性変形可能な筒状部位31Hを周方向の複数箇所で分離して形成している。
図1(b)及び図3(c)に示される管体Bの締め付け完了状態では、変形部3Dとなる連結部位31cが破断して、外側部位31aと内側部位31bを分離させている。これにより、内側部位31bの表面の目印部3Mが外側部位31aの内方に隠れて、外方から目視不能となる。
なお、図示例以外の変形例として図示しないが、軸方向へ複数個並べた外側部位31aの間に内側部位31bが配置され、これらの間に連結部位31cを形成することや、第一表示部材31の全体形状を環状(リング状)に代えて、締め付け部材2の外周面の一部に沿って略C字形などの円弧状に形成することも可能である。さらに仮止め部3Hとなる筒状部位31Hの形状などを変更することや、管体Bの締め付け完了状態では、連結部位31cが破断せずに弾性変形したままの状態が保持されるように変更することも可能である。
第二表示部材32は、周方向へ帯状に形成される幅広部位32aと、幅広部位32aよりも小幅に形成される幅狭部位(ブリッジ)32bと、ニップル1の突起部1cと軸方向へ対向する幅広部位32aの端面に形成されるガイド部位32cと、を有する。
ガイド部位32cは、径方向外側へ向かって管差し込み方向Nへ徐々に突出するように傾斜している。ガイド部位32cの傾斜角度は、ニップル1の突起部1cに向かう締め付け部材2の先端部2cの接近移動に伴って、図6(b)に示されるようにガイド部位32cが突起部1cに突き当たることにより、幅広部位32aを拡径変形させる力が発生するような角度に設定されている。
すなわち、第二表示部材32では、幅狭部位32bが変形部3Dに該当している。幅狭部位32bの強度は、第二表示部材32が所定の拡径サイズまで膨張変形(伸び変形)するが、これ以上に膨張変形した時には幅狭部位32bに亀裂が発生するように設定されている。
このため第二表示部材32は、図4(b)及び図6(c)に示されるように、ニップル1の突起部1cに対して締め付け部材2の先端部2cを最も接近移動させた管体Bの締め付け後の状態(締め付け完了状態)では、幅狭部位32bがその強度を上回る状況まで径方向及び周方向へ膨張変形して、幅狭部位32bに亀裂が入るか、又は亀裂の進展により破断に至るように構成されている。
幅広部位32aには、締め付け部材2の先端部2cに対し着脱自在に取り付けられる仮止め部3Hとして、爪状のフック32Hを周方向へ複数それぞれ所定間隔ごとに形成している。
図4(b)及び図6(c)に示される管体Bの締め付け完了状態では、幅狭部位32bに生じた亀裂が進展して破断させ、ニップル1の突起部1cと締め付け部材2の先端部2cとの間から第二表示部材32が外れる。
なお、図示例以外の変形例として図示しないが、第二表示部材32の全体形状を環状(リング状)に代えて、締め付け部材2の外周面の一部に沿って略C字形などの円弧状に形成することや、仮止め部3Hとなるフック32Hの形状や形成個数などを変更することが可能である。さらに、管体Bの締め付け完了状態では、幅狭部位32bに生じた亀裂が破断せずに弾性変形したままの状態が保持されるように変更することも可能である。
ニップル1に対する締め付け部材2の接近移動に伴って、表示部材3がニップル1と締め付け部材2の間に挟まってその後の更なる接近移動により、表示部材3の変形部3Dが軸方向や径方向などへの変形を開始する。[図3(b)及び図6(b)参照]
その後の管体Bの締め付け完了状態では、変形部3Dが最も変形して表示部材3が極限状態に至る。[図1(b),図3(c)及び図4(b),図6(c)参照]
このような変形状況は、作業者がニップル1に対して締め付け部材2を接近移動したことを示す目印となり、作業者などが目視や触診などで容易に確認でき、管体Bの接続状態を簡単に判断可能になる。
また、作業者がニップル1に対する締め付け部材2の接近移動を途中で止めた管体Bの未接続状態では、表示部材3の変形部3Dが完全に変形し終わっておらず、作業者などが目視や触診などで容易に確認できる。[図3(b)及び図6(b)参照]
この場合には、作業者が締め付け部材2の移動不足であることを確認可能となる。
したがって、管体Bの接続作業直後や接続完了から時間経過後に作業者や監督者などの経験又は知識が無い者であっても管体Bの締め付け状態を目視や触診などで簡単に確認することができる。
その結果、接続体とユニオンナットに2つの表示環をそれぞれ設ける必要がある従来のものに比べ、既設の部品を交換せず部品追加のみで、管体Bの接続作業中や接続作業後において作業者や監督者などが管体Bの締め付け状態を目視などにより、簡単な構造で且つ低コストに確認できる。このため、作業者や監督者や現場管理責任者などが管体Bの配管作業を安心して行える。
この場合には、管体Bの締め付け完了状態において、変形部3D(連結部位31c)の変形により表示部材3(第一表示部材31)が軸方向へ圧縮変形して径方向へ重なり合うように潰れる。[図1(b),図3(c)参照]
したがって、表示部材3(第一表示部材31)の変形状況(潰れ状況)を目視や触診などの確認作業により誰にでも管体Bの締め付け作業が完了したことを簡単に判断することができる。
その結果、天井裏や床下などのような人が管体Bの接続箇所に接近不能な場合であっても、最適な管体Bの締め付け状態を簡単に且つ正確に確認でき、適切なメンテナンス作業を実施することが可能になる。
この場合には、管体Bの締め付け完了状態において、表示部材3(第一表示部材31)が径方向へ重なり合って目印部3Mが内方に隠れ、その外方から目視不能となる。[図1(b),図3(c)参照]
したがって、管体Bの締め付け状態を表示部材3(第一表示部材31)に生じる目印部3Mの有無により目視の確認作業で素早く且つ簡単に判断することができる。
その結果、目視による確認作業を簡素化できて判断ミスの防止が図れる。
この場合には、管体Bの締め付け完了状態において、変形部3D(幅狭部位32b)がその強度を上回る状況まで径方向及び周方向へ膨張変形して、幅狭部位32bに亀裂が入る。[図4(b),図6(c)参照]
したがって、管体Bの締め付け状態を表示部材3(第二表示部材32)に生じる亀裂の有無により目視や触診などの確認作業で素早く且つ簡単に判断することができる。
その結果、天井裏や床下などのような人が管体Bの接続箇所に接近不能な場合であっても、最適な管体Bの締め付け状態を簡単に且つ正確に確認でき、適切なメンテナンス作業を実施することが可能になる。
この場合には、管体Bの締め付け完了状態において、変形部3D(幅狭部位32b)が破断して、ニップル1及び締め付け部材2の間から表示部材3(第二表示部材32)が外れる。[図4(b),図6(c)参照]
したがって、管体Bの締め付け状態を表示部材3(第二表示部材32)に生じる破断や外れにより目視や触診などの確認作業で素早く且つ簡単に判断することができる。
その結果、目視や触診などによる確認作業を簡素化できて判断ミスの防止が図れる。
1a 挿入部 1c 突起部
2 締め付け部材 2a 移動手段
2b 押圧部 2c 先端部
3 表示部材 3D 変形部
3M 目印部 31 第一表示部材
31c 連結部位 32 第二表示部材
32b 幅狭部位 B 管体
B1 内表面 B2 外表面
Claims (5)
- 管体に差し込まれて前記管体の内表面と径方向へ対向する挿入部を有するニップルと、
前記ニップル及び前記挿入部が差し込まれた前記管体の外表面に対して軸方向へ相対的に移動自在に設けられる締め付け部材と、
前記ニップル及び前記締め付け部材の間に軸方向へ挟み込んで取り付けられる表示部材と、を備え、
前記締め付け部材は、前記ニップルに対する相対的な接近移動に伴って前記管体の前記外表面を前記挿入部に向け押し付ける押圧部を有し、
前記表示部材は、前記ニップルに対する前記締め付け部材の相対的な接近移動に伴って軸方向又は径方向へ変形する変形部を有することを特徴とする管継手。 - 前記ニップルに対して前記締め付け部材が最も接近移動した状態で、前記表示部材が軸方向へ圧縮変形して径方向へ重なり合う変形部を有することを特徴とする請求項1記載の管継手。
- 前記表示部材が径方向へ重なり合って内方に隠れる目印部を有することを特徴とする請求項2記載の管継手。
- 前記ニップルに対して前記締め付け部材が最も接近移動した状態で、前記表示部材がその強度以上に径方向及び周方向へ拡径変形する変形部を有することを特徴とする請求項1記載の管継手。
- 前記表示部材が、径方向及び周方向へ拡径変形に伴って破断する変形部を有することを特徴とする請求項4記載の管継手。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017115786A JP6561340B2 (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 管継手 |
EP18818939.3A EP3640515A4 (en) | 2017-06-13 | 2018-06-11 | PIPE CONNECTION |
CN201880039170.7A CN110753815B (zh) | 2017-06-13 | 2018-06-11 | 管接头 |
PCT/JP2018/022227 WO2018230503A1 (ja) | 2017-06-13 | 2018-06-11 | 管継手 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017115786A JP6561340B2 (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 管継手 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019002437A true JP2019002437A (ja) | 2019-01-10 |
JP2019002437A5 JP2019002437A5 (ja) | 2019-06-20 |
JP6561340B2 JP6561340B2 (ja) | 2019-08-21 |
Family
ID=64659274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017115786A Active JP6561340B2 (ja) | 2017-06-13 | 2017-06-13 | 管継手 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP3640515A4 (ja) |
JP (1) | JP6561340B2 (ja) |
CN (1) | CN110753815B (ja) |
WO (1) | WO2018230503A1 (ja) |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1361372A (en) * | 1972-03-13 | 1974-07-24 | Weatherhead Co | Tube couplings |
JP2500549Y2 (ja) * | 1989-10-13 | 1996-06-05 | 株式会社リケン | 管継手 |
JP4172935B2 (ja) * | 1999-09-13 | 2008-10-29 | スウエイジロク・カンパニー | 表示装置をもつ継手 |
JP2006329214A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Hitachi Metals Ltd | 管継手 |
JP4790035B2 (ja) * | 2009-03-13 | 2011-10-12 | 日本ピラー工業株式会社 | 樹脂管継手 |
KR100987334B1 (ko) * | 2010-02-11 | 2010-10-12 | 주식회사 비엠티 | 조임량 확인이 가능한 튜브 피팅 구조 |
JP5879368B2 (ja) | 2011-02-01 | 2016-03-08 | パルケル・ハンニフイン・マニユフアクチユリング・ジヤーマニー・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシヤフト | 組立て認識装置を持つ導管又はホース用接続装置 |
JP5360619B2 (ja) * | 2011-12-12 | 2013-12-04 | Smc株式会社 | 管継手 |
-
2017
- 2017-06-13 JP JP2017115786A patent/JP6561340B2/ja active Active
-
2018
- 2018-06-11 WO PCT/JP2018/022227 patent/WO2018230503A1/ja unknown
- 2018-06-11 EP EP18818939.3A patent/EP3640515A4/en not_active Withdrawn
- 2018-06-11 CN CN201880039170.7A patent/CN110753815B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP3640515A1 (en) | 2020-04-22 |
CN110753815B (zh) | 2021-11-05 |
WO2018230503A1 (ja) | 2018-12-20 |
EP3640515A4 (en) | 2021-04-07 |
JP6561340B2 (ja) | 2019-08-21 |
CN110753815A (zh) | 2020-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3126096B1 (en) | Interface device for tensioning a nut and a bolt assembly | |
EP2470817B1 (en) | Press-connect fitting with improved grab-ring function | |
US7195287B2 (en) | Pipe fitting for liquid or steam | |
JP2013545043A (ja) | 導管継手を口輪と連結するプッシュ | |
JP5541624B2 (ja) | 薄肉ステンレス鋼管の拡管装置 | |
US10816116B2 (en) | Tube with compression fitting and flared fitting used with connection body and method of making same | |
US20130025341A1 (en) | Tube compression fitting and flared fitting used with connection body and method of making same | |
WO2015156198A1 (ja) | 管継手 | |
US11262013B2 (en) | Tube fitting | |
US20210301953A1 (en) | Hammerless and Torqueless union Connection | |
JP6561340B2 (ja) | 管継手 | |
JP2015203439A5 (ja) | ||
KR101452360B1 (ko) | 청각적 또는 촉각적으로 인지가능한 인지부재를 갖는 관이음 조립체 | |
JP6257738B1 (ja) | バルジ加工装置 | |
US8887543B2 (en) | Tube flaring tool | |
JP2011069484A (ja) | ホース継手 | |
JP6421993B2 (ja) | 管継手 | |
JP2019002437A5 (ja) | ||
JP6725140B2 (ja) | 管継手 | |
JP2018017333A5 (ja) | ||
JP5725525B1 (ja) | 配管固着部剥がし工具及び配管固着部剥がし方法 | |
US20210041045A1 (en) | Axial swaged fitting | |
US2797726A (en) | Flanging tool for forming radial flanges | |
WO2023199770A1 (ja) | 管継手 | |
KR20100061952A (ko) | 금속 파이프용 이음구 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190520 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190520 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20190520 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20190521 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190611 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190625 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6561340 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |