JP2019002352A - 圧縮機 - Google Patents

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安隆 上埜
英太郎 中谷
Eitaro Nakatani
英太郎 中谷
杉山 徹
Toru Sugiyama
徹 杉山
壮一 中村
Soichi Nakamura
壮一 中村
朋子 水口
Tomoko Mizuguchi
朋子 水口
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Hitoshi Shibata
仁 柴田
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Abstract

【課題】ショートによる故障を防ぐことができる圧縮機を提供する。【解決手段】圧縮機は、ケーシング(1)に設けられた接続端子部(2)と、ケーシング(1)に接続端子部と間隔をあけて立設されたスタッドピン(3A,3B)と、接続端子部(2)とスタッドピン(3A,3B)を覆う絶縁性を有するターミナルカバー(4)と、ケーシング(1)においてターミナルカバー(4)に覆われた表面領域を覆うと共に、絶縁性を有するシート(51)と、スタッドピンを覆うと共に、絶縁性を有する筒状の弾性部材(52A,52B)とを備える。【選択図】図1

Description

この発明は、例えば空気調和機などに搭載される圧縮機に関する。
従来、圧縮機としては、ケーシングに設けられた接続端子部と、この接続端子部を覆うターミナルカバーとを備えている(例えば実開昭63−123784号公報(特許文献1)参照)。
上記ターミナルカバー内におけるケーシングの表面には、接続端子部と間隔をあけて金属製のスタッドピンが立設されている。このスタッドピンの外周面にはネジが形成されている。また、上記スタッドピンは、ターミナルカバーを貫通して、先端部がターミナルカバー外に突出している。この先端部にナットを螺合させて締め付けることにより、ターミナルカバーがケーシングに固定されている。
また、上記ターミナルカバー内では、接続端子部の周囲の領域がシートで覆われている。このシートの外周縁部は、ターミナルカバーとケーシングとで挟持されている。
実開昭63−123784号公報
ところで、上記従来の圧縮機では、接続端子部が、挿通孔を有する端子ボディ部と、この挿通孔に挿通されるターミナルロッドとを有し、端子ボディ部の挿通孔とターミナルロッドとの間にガラスを充填することがある。このとき、上記ガラスが破損すると、ターミナルロッドがケーシング内の高圧流体によって外方に押されて挿通孔から抜けてしまう。その結果、上記ターミナルロッドがスタッドピンに接触してショートした場合、圧縮機が故障してしまうという問題が生じてしまう。
そこで、この発明の課題は、ショートによる故障を防ぐことができる圧縮機を提供することにある。
この発明の一態様に係る圧縮機は、
ケーシングに設けられた接続端子部と、
上記ケーシングに上記接続端子部と間隔をあけて立設されたスタッドピンと、
上記接続端子部と上記スタッドピンを覆う絶縁性を有するターミナルカバーと、
上記ケーシングにおいて上記ターミナルカバーに覆われた表面領域を覆うと共に、絶縁性を有するシートと、
上記スタッドピンを覆うと共に、絶縁性を有する筒状の弾性部材と
を備える。
上記構成によれば、上記接続端子部が破損した場合、仮に、接続端子部の一部が接続端子部の他の部分から分離してスタッドピン側に向かって移動したとしても、絶縁性を有する筒状の弾性部材がスタッドピンを覆うので、接続端子部の一部とスタッドピンがショートする可能性は低い。したがって、上記接続端子とスタッドピンのショートによる故障を防ぐことができる。
また、その場合、仮に、上記接続端子部の一部が接続端子部の他の部分から分離して上記表面領域側に移動したとしても、絶縁性を有するシートが上記表面領域を覆うので、接続端子部の一部とケーシングがショートする可能性は低い。したがって、上記接続端子とケーシングのショートによる故障も防ぐことができる。
一実施形態の圧縮機では、
上記シートと上記ターミナルカバーによって上記筒状の弾性部材が挟持されている。
上記実施形態によれば、上記筒状の弾性部材がシートとターミナルカバーとで挟持されるので、スタッドピンに対する筒状の弾性部材の移動を規制することができる。したがって、上記スタッドピンの露出を防ぐことができる。
また、外部からの衝撃がターミナルカバーに加わった場合、筒状の弾性部材が外部からの衝撃を吸収するので、ケーシングの破損を防ぐことができる。
また、上記シートとターミナルカバーの間の距離が製造誤差で設計値よりも短くなった場合、弾性部材は上記製造誤差を吸収することができる。
一実施形態の圧縮機では、
上記シートと上記筒状の弾性部材が一体に形成されている。
上記実施形態によれば、上記シートと筒状の弾性部材を一体に形成することにより、部品点数が減るので、製造し易くなる。
一実施形態の圧縮機では、
上記接続端子部は、
挿通孔を有する端子ボディ部と、
上記挿通孔に挿通されたターミナルロッドと、
上記挿通孔の内周面と上記ターミナルロッドの外周面との間に設けられ、ガラスからなるガラス絶縁部と
を有し、
上記シートは、上記端子ボディ部およびガラス絶縁部以外の領域を少なくとも覆っている。
上記実施形態によれば、仮に、上記ターミナルロッドが挿通孔から抜けたとしても、シートが端子ボディ部およびガラス絶縁部以外の領域を少なくとも覆うので、ターミナルロッドと上記領域がショートする可能性を確実に下げることができる。
一実施形態の圧縮機では、
上記接続端子部は、
挿通孔を有する端子ボディ部と、
上記挿通孔に挿通されたターミナルロッドと、
上記挿通孔の内周面と上記ターミナルロッドの外周面との間に設けられ、ガラスからなるガラス絶縁部と
を有し、
上記シートは、上記ガラス絶縁部以外の領域を少なくとも覆っている。
上記実施形態によれば、仮に、上記ターミナルロッドが挿通孔から抜けたとしても、シートがガラス絶縁部以外の領域を少なくとも覆うので、ターミナルロッドと上記領域がショートする可能性を確実に下げることができる。
一実施形態の圧縮機は、
上記ケーシングに上記接続端子部を囲むように設けられ、上記ターミナルカバーが着脱可能に取り付けられたターミナルガードを備える。
上記実施形態によれば、上記ターミナルガードは、ケーシングに接続端子部を囲むように設けられるので、外部からの衝撃が接続端子部に及ぶのを防ぐことができる。
この発明の圧縮機によれば、ショートによる故障を防ぐことができる圧縮機を提供する。
この発明の第1実施形態の圧縮機の上部の模式断面図である。 上記圧縮機の接続端子部の模式斜視図である。 上記圧縮機の変形例の上部の模式断面図である。 この発明の第2実施形態の圧縮機の上部の模式断面図である。 上記圧縮機の変形例の上部の模式断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図において共通する部分には同一の参照番号を付している。
〔第1実施形態〕
図1は、この発明の第1実施形態の圧縮機の上部を鉛直面で切った模式断面図である。また、図2は、上記圧縮機の接続端子部を斜め上方から見た模式斜視図である。なお、図2では、ガラス絶縁部23の図示を省略している。
上記圧縮機は、図1,図2に示すように、ケーシングの一例としての金属製の密閉容器1と、接続端子部2と、スタッドピンの一例としての金属製の第1,第2スタッドボルト3A,3Bと、ターミナルカバー4と、絶縁シート5とを備えている。なお、図示しないが、密閉容器1内には、圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動するためのモータとが配置されている。
密閉容器1内は、圧縮機構部の駆動時、圧縮機構部が排出した高圧流体で満たされる。密閉容器1の上部には吐出管(図示せず)が設けられており、この吐出管を介して密閉容器1内の空間と密閉容器1外の空間とが互いに連通する。すなわち、上記吐出管は密閉容器1内の高圧流体を吐出する。
接続端子部2は、3つの挿通孔21a,21a,21a(図1では2つのみ示す)を有する端子ボディ部21と、この3つの挿通孔21a,21a,21aに挿通された3本のターミナルロッド22,22,22(図1では2つの示す)と、ガラスからなるガラス絶縁部23とを有する。
端子ボディ部21は、例えば金属を用いて有底筒状に形成されている。この端子ボディ部21は、底部が上側に位置するように、密閉容器1の上部の貫通孔1aに嵌合されている。また、端子ボディ部21は、密閉容器1の気密性を確保するため、貫通孔1aの周縁部に全周に渡って溶接されている。
ターミナルロッド22,22,22は、それぞれ、導電性材料からなり、下端部が密閉容器1内に位置する。この各下端部は、電気配線(図示せず)を介して、密閉容器1内のモータに電気的に接続されている。一方、ターミナルロッド22,22,22の上端部は、ターミナルカバー4で覆われる空間内に位置し、電気配線(図示せず)を介して、密閉容器1外の三層電源(図示せず)に電気的に接続されている。また、各ターミナルロッド22は、ガラス絶縁部23を介して、端子ボディ部21に固定されている。
ガラス絶縁部23は、各挿通孔21aの内周面と各ターミナルロッド22の外周面との間に設けられている。すなわち、各挿通孔21aの内周面と各ターミナルロッド22の外周面との間は、ガラス絶縁部23でシールされている。
第1,第2スタッドボルト3A,3Bは、それぞれ、接続端子部2と間隔を空けて密閉容器1に立設されている。より詳しくは、第1,第2スタッドボルト3A,3Bは、頭部が密閉容器1の上部に例えば溶接で固定されて、密閉容器1の上面においてターミナルカバー4で覆われた領域から上方に向かって延在し、軸部がターミナルカバー4を貫通している。このターミナルカバー4から露出する第1,第2スタッドボルト3A,3Bの軸部にはナット(図示せず)が螺合する。上記ナットを締め付けると、ターミナルカバー4が密閉容器1側に押し付けられて密閉容器1に固定される。
ターミナルカバー4は、接続端子部2と、第1,第2スタッドボルト3A,3Bの大部分とを覆っている。このターミナルカバー4は、例えばポリプロピレン樹脂で形成されて、絶縁性を有する。
絶縁シート5は、例えばニトリルゴムで形成されて、絶縁性および弾性を有する。より詳しくは、絶縁シート5は、シートの一例としてのシート本体51と、弾性部材の一例としての第1,第2筒部52A,52Bとで構成されている。
シート本体51は、端子ボディ部21およびガラス絶縁部23を覆わず、密閉容器1においてターミナルカバー4に覆われた表面領域を覆っている。このシート本体51の外周縁部は、全周に渡って、密閉容器1の上部とターミナルカバー4の下部との間に位置する。これにより、密閉容器1の上部とターミナルカバー4の下部との間からターミナルカバー4内の空間に水などが浸入するのを防ぐことが可能となっている。
第1,第2筒部52A,52Bはシート本体51と一体に筒状に形成されている。この第1筒部52Aの軸方向の長さは第2筒部52Bの軸方向の長さよりも長い。また、第1,第2筒部52A,52Bは、シート本体51とターミナルカバー4によって挟持されている。そして、第1,第2筒部52A,52Bは、第1,第2スタッドボルト3A,3Bにおいて密閉容器1とターミナルカバー4との間に位置する部分を覆っている。すなわち、第1,第2スタッドボルト3A,3Bの大部分は第1,第2筒部52A,52B内に挿入されている。
上記構成の圧縮機によれば、ガラス絶縁部23が破損した場合、ターミナルロッド22が挿通孔21aから抜けて第1,第2スタッドボルト3A,3B側に向かって移動する可能性がある。仮に、そのような移動があっても、絶縁性の第1,第2筒部52A,52Bが第1,第2スタッドボルト3A,3Bを覆うので、ターミナルロッド22と第1,第2スタッドボルト3A,3Bのショートを防ぐことができる。したがって、ターミナルロッド22と第1,第2スタッドボルト3A,3Bのショートによる故障の発生を低減することができる。
また、ガラス絶縁部23が破損した場合、密閉容器1においてターミナルカバー4に覆われた表面領域側にターミナルロッド22が移動する可能性もある。仮に、そのような移動があっても、絶縁性のシート本体51が上記表面領域を覆うので、ターミナルロッド22と密閉容器1がショートするのを防ぐことができる。したがって、ターミナルロッド22と密閉容器1のショートによる故障の発生も低減することができる。
また、第1,第2筒部52A,52Bがシート本体51とターミナルカバー4とで挟持されるので、第1,第2スタッドボルト3A,3Bに対する第1,第2筒部52A,52Bの移動を規制することができる。したがって、第1,第2スタッドボルト3A,3Bの露出を防ぐことができる。
また、外部からの衝撃がターミナルカバー4に加わった場合、第1,第2筒部52A,52Bが外部からの衝撃を吸収するので、密閉容器1の破損を防ぐことができる。
また、仮に、シート本体51とターミナルカバー4の間の距離が製造誤差で設計値よりも短くなったとしても、第1,第2筒部52A,52Bが弾性を有するので、製造誤差を吸収することができる。
また、シート本体51と第1,第2筒部52A,52Bを一体に形成することにより、部品点数が減るので、製造し易くなる。
また、仮に、ターミナルロッド22が挿通孔21aから抜けたとしても、絶縁性のシート本体51が端子ボディ部21およびガラス絶縁部23以外の領域を覆うので、ターミナルロッド22と上記領域がショートする可能性を確実に下げることができる。
また、上記シート本体51は、端子ボディ部21およびガラス絶縁部23を覆う場合よりも、シート本体51の材料を節約することができる。
上記第1実施形態の圧縮機は、冷凍システムの一例としての空気調和機を構成するために使用されてもよい。この場合、上記圧縮機の圧縮機構部は、冷媒ガスを吸入して圧縮する。この圧縮されて高圧になった冷媒ガスは、モータが有する隙間を通って上方へ流れて、密閉容器1の上部の吐出管から密閉容器1外に出る。なお、上記空気調和機は、圧縮機以外に、凝縮器、膨張機構および蒸発器を備える。
上記第1実施形態では、第1,第2スタッドボルト3A,3Bを密閉容器1に立設していたが、外周面にネジが形成されていない軸部を有するスタッドピンを密閉容器に立設してもよい。
上記第1実施形態では、シート本体51は、端子ボディ部21およびガラス絶縁部23を覆わなかったが、ガラス絶縁部23を覆わないが、端子ボディ部21を覆うようにしてもよい。
例えば、絶縁シート5に換えて、図3に示す絶縁シート105を用いてもよい。この絶縁シート105は、シートの一例としてのシート本体151と、弾性部材の一例としての第1,第2筒部52A,52Bとで構成されている。
シート本体151は、ガラス絶縁部23を覆わず、密閉容器1においてターミナルカバー4に覆われた表面領域と、端子ボディ部21とを覆っている。
このような絶縁シート105を用いることにより、仮に、ターミナルロッド22が挿通孔21aから抜けたとしても、絶縁性のシート本体51がガラス絶縁部23以外の領域を覆うので、ターミナルロッド22と上記領域がショートする可能性を確実に下げることができる。
〔第2実施形態〕
図4は、この発明の第2実施形態の圧縮機の上部を鉛直面で切った概略断面図である。
上記圧縮機は、ケーシングの一例としての密閉容器201と、ターミナルカバー204と、シートの一例としての絶縁シート205と、弾性部材の一例としての筒部材252と、ターミナルガード206とを備える点が、上記第1実施形態の圧縮機と異なる。
密閉容器201は、上記第1実施形態の密閉容器1にネジ穴201aを追加したものに相当する。
ターミナルカバー204は、ターミナルガード206に着脱可能に取り付けられて、接続端子部2と、スタッドボルト203の大部分とを覆っている。このターミナルカバー204は、例えばポリプロピレン樹脂で形成されて、絶縁性を有する。また、ターミナルカバー204の側部の外側表面には、外方に向かって突出する突出部204aが複数設けられている。
スタッドボルト203は軸部だけからなり、この軸部の下端部は密閉容器201のネジ穴201aに螺合して固定されている。一方、上記軸部の上端部は、ターミナルカバー20から突出している。この軸部の上端部にはナット210が螺合している。
絶縁シート205は、例えばポリプロピレン樹脂で形成されて、絶縁性を有する。この絶縁シート205は、ターミナルガード206に取り付けられていると共に、ガラス絶縁部23を覆わずに、密閉容器201においてターミナルカバー4に覆われた表面領域と、端子ボディ部21とを覆っている。また、絶縁シート205は上記表面領域との間に間隔を有する。
筒部材252は、例えばニトリルゴムで形成されて、絶縁性および弾性を有する。より詳しくは、筒部材252は、絶縁シート205とは別体に形成され、筒状を呈する。また、筒部材252は、絶縁シート205とターミナルカバー204によって挟持されている。そして、筒部材252は、スタッドボルト203において絶縁シート205とターミナルカバー204との間に位置する部分を覆っている。すなわち、スタッドボルト203の大部分は筒部材252内に挿入されている。
ターミナルガード206は、例えば金属で筒状に形成されて、接続端子部2を囲んでいる。このターミナルガード206は貫通孔206aを複数有する。この各貫通孔206aの周縁部にはターミナルカバー204の各突出部204aが係止する。また、ターミナルガード206の内周面には、絶縁シート205を支持する支持部206bが設けられている。
また、図示しないが、絶縁シート205には、ターミナルロッド22,22,22(図4では2つのみ示す)が挿通される挿通孔が設けられている。
上記構成の圧縮機は、上記第1実施形態で記載した作用効果と同様の作用効果を奏すると共に、ターミナルガード206が接続端子部2を囲むので、外部からの衝撃から接続端子部2を守ることができる。
上記第2実施形態では、絶縁シート205を用いていたが、図5に示す絶縁シート305を用いてもよい。
絶縁シート305は、例えばニトリルゴムで形成されて、絶縁性および弾性を有する。より詳しくは、絶縁シート305は、絶縁シート205と同様に、ガラス絶縁部23を覆わずに、密閉容器201においてターミナルカバー4に覆われた表面領域と、端子ボディ部21とを覆っている。また、絶縁シート305は上記表面領域との間に間隔を有する。
また、絶縁シート305の外周縁部には、ターミナルガード206の内周面に対して全周に渡って密接する壁部305aが設けられている。
ターミナルガード206にターミナルカバー204を取り付けたとき、ターミナルカバー204の下端部が絶縁シート305の壁部305aに全周に渡って当接する。これにより、ターミナルカバー204の各突出部204aが各貫通孔206aの周縁部に押し付けられるので、ターミナルカバー204からターミナルカバー204が意図せずに外れるのを防ぐことができる。
この発明の具体的な実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
例えば、この発明を適用する圧縮機としては、スクロール圧縮機、ロータリ圧縮機、スイング圧縮機などがある。すなわち、この発明は様々なタイプの圧縮機に適用できる。
圧縮機は、いわゆる1シリンダ構成の圧縮機でもよいし、いわゆる2シリンダ構成の圧縮機でもよい。
1,201 密閉容器
2 接続端子部
3A,3B 第1,第2スタッドボルト
4,204 ターミナルカバー
5,205,305 絶縁シート
21 端子ボディ部
22 ターミナルロッド
23 ガラス絶縁部
51,151 シート本体
52A 第1筒部
52B 第2筒部
203 スタッドボルト
252 筒部材
206 ターミナルガード

Claims (6)

  1. ケーシング(1,201)に設けられた接続端子部(2)と、
    上記ケーシング(1,201)に上記接続端子部(2)と間隔をあけて立設されたスタッドピン(3A,3B,203)と、
    上記接続端子部(2)と上記スタッドピン(3A,3B,203)を覆う絶縁性を有するターミナルカバー(4,204)と、
    上記ケーシング(1,201)において上記ターミナルカバー(4,204)に覆われた表面領域を覆うと共に、絶縁性を有するシート(51,151,205,305)と、
    上記スタッドピン(3A,3B,203)を覆うと共に、絶縁性を有する筒状の弾性部材(52A,52B,252)と
    を備えたことを特徴とする圧縮機。
  2. 請求項1に記載の圧縮機において、
    上記シート(51,151,205,305)と上記ターミナルカバー(4,204)によって上記筒状の弾性部材(52A,52B,252)が挟持されていることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1または2に記載の圧縮機において、
    上記シート(51,151)と上記筒状の弾性部材(52A,52B)が一体に形成されていることを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の圧縮機において、
    上記接続端子部(2)は、
    挿通孔(21a,21b,21c)を有する端子ボディ部(21)と、
    上記挿通孔(21a,21b,21c)に挿通されたターミナルロッド(22)と、
    上記挿通孔(21a,21b,21c)の内周面と上記ターミナルロッド(22)の外周面との間に設けられ、ガラスからなるガラス絶縁部(23)と
    を有し、
    上記シート(51)は、上記端子ボディ部(21)およびガラス絶縁部(23)以外の領域を少なくとも覆っていることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の圧縮機において、
    上記接続端子部(2)は、
    挿通孔(21a,21b,21c)を有する端子ボディ部(21)と、
    上記挿通孔(21a,21b,21c)に挿通されたターミナルロッド(22)と、
    上記挿通孔(21a,21b,21c)の内周面と上記ターミナルロッド(22)の外周面との間に設けられ、ガラスからなるガラス絶縁部(23)と
    を有し、
    上記シート(151,205,305)は、上記ガラス絶縁部(23)以外の領域を少なくとも覆っていることを特徴とする圧縮機。
  6. 請求項1から5までのいずれか一項に記載の圧縮機において、
    上記ケーシング(201)に上記接続端子部(2)を囲むように設けられ、上記ターミナルカバー(204)が着脱可能に取り付けられたターミナルガード(206)を備えたことを特徴とする圧縮機。
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