JP2019001612A - 乗客コンベアー故障監視システム - Google Patents
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Abstract
【課題】乗客コンベアーの故障時において、故障した乗客コンベアーを速やかに封鎖することができ、施設管理者の負荷を軽減することができる乗客コンベアー故障監視システムを提供する。
【解決手段】乗客コンベアーの運行状況を監視する遠隔監視装置と、遠隔監視装置と通信により接続され、遠隔監視装置から乗客コンベアーの運行状況を受信する管制センターとを備える。管制センターが、遠隔監視装置から乗客コンベアーの故障情報を受信した場合には、管制センターは、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口にロボットを出動させると共に、故障した乗客コンベアーを封鎖する指令を発信する。
【選択図】図3
【解決手段】乗客コンベアーの運行状況を監視する遠隔監視装置と、遠隔監視装置と通信により接続され、遠隔監視装置から乗客コンベアーの運行状況を受信する管制センターとを備える。管制センターが、遠隔監視装置から乗客コンベアーの故障情報を受信した場合には、管制センターは、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口にロボットを出動させると共に、故障した乗客コンベアーを封鎖する指令を発信する。
【選択図】図3
Description
本発明は、乗客コンベアー故障監視システムに関する。
近年、公共施設や、宿泊施設、商業施設では道案内などのサポートを必要とする利用者に対し、接客や案内などのサービスを行うロボットの開発がなされている。さらには、建物内を走行し、目的の場所まで移動して必要な作業を行うロボットが開発されている。特許文献1では、警備の強化や警備人の負荷を減らす目的で、建物内を巡回する警備ロボットが提案されている。特許文献1では、警備ロボットは、複数階からなる建物内において階段を昇降可能に構成されており、1台の警備ロボットによる警備範囲の拡大化が図られている。
このように、建物内におけるロボットの運用は人員の負荷を軽減することができるため、様々な場面においてロボットの活用が望まれている。
ところで、一般的に、エスカレーター等の乗客コンベアーは、公共施設、宿泊施設及び商業施設等、多くの人が利用する建物内に設置されている。このため、乗客コンベアーが故障した際には、多くの利用者に対して、故障した乗客コンベアー内への進入禁止の案内や、迂回経路の案内を速やかに行う必要がある。
従来、乗客コンベアーが故障などで非常停止した場合、施設管理者が乗客コンベアーの乗り口及び降り口に進入禁止の案内柵を設置するなどの対処が為されている。したがって、乗客コンベアーの故障時には、施設管理者が現場に出動して対処する必要があり、手間がかかっていた。
また故障した乗客コンベアー内への進入禁止の案内や、迂回経路の案内は、乗客コンベアーを修理する保全作業員の到着前に行われるのが好ましい。したがって、乗客コンベアーの故障が判明した場合、速やかに、利用者に対して、乗客コンベアー内への進入禁止を案内できるシステムが望まれている。
そこで、本発明の目的は、乗客コンベアーの故障時において、故障した乗客コンベアーを速やかに封鎖することができ、施設管理者の負荷を軽減することができる乗客コンベアー故障監視システムを提供することにある。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の乗客コンベアー故障監視システムは、乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を監視する監視装置と、監視装置から送信される乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を受信する管制センターとを備える。管制センターが、監視装置から乗客コンベアーの故障による停止に係る情報を受信した場合には、管制センターは、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口への出動指令、及び、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口の封鎖指令をロボットに発信する。
また、本発明の乗客コンベアー故障監視システムは、建物内に配置される乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を監視する監視装置と、監視装置から送信される前記乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を受信する管制センターと、建物内を走行可能なロボットとを備える。管制センターが、監視装置から乗客コンベアーの故障による停止に係る情報を受信した場合には、管制センターは、ロボットに、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口への出動指令、及び、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口の封鎖指令を発信し、ロボットは、指令を受信すると、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口に出動し、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口を封鎖する。
本発明によれば、乗客コンベアーの故障時において、施設管理者が故障した乗客コンベアーに出動することなく、速やかに乗客コンベアーを封鎖し、利用者が故障した乗客コンベアー内に進入するのを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施形態に乗客コンベアー故障監視システムの一例を、図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態は以下の順で説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。
1.第1の実施形態(各階に配置されたロボットで乗客コンベアーを封鎖する例)
1−1.乗客コンベアー故障監視システムの構成
1−2.乗客コンベアー故障監視システムの動作
2.第2の実施形態(1台のロボットで乗客コンベアーを封鎖する例)
1.第1の実施形態(各階に配置されたロボットで乗客コンベアーを封鎖する例)
1−1.乗客コンベアー故障監視システムの構成
1−2.乗客コンベアー故障監視システムの動作
2.第2の実施形態(1台のロボットで乗客コンベアーを封鎖する例)
1.第1の実施形態(各階に配置されたロボットで乗客コンベアーを封鎖する例)
1−1.乗客コンベアー故障監視システムの構成
図1は、本実施形態の乗客コンベアー故障監視システムの構成を示す図である。また、図2は、本実施形態の乗客コンベアー故障監視システムの動作時において乗客コンベアーの下階から上階を見た図である。また、図3は、本実施形態に係る乗客コンベアー故障監視システムをより詳細に示したブロック図である。本実施形態では、館内の各階にロボットが配置されている場合について説明する。
1−1.乗客コンベアー故障監視システムの構成
図1は、本実施形態の乗客コンベアー故障監視システムの構成を示す図である。また、図2は、本実施形態の乗客コンベアー故障監視システムの動作時において乗客コンベアーの下階から上階を見た図である。また、図3は、本実施形態に係る乗客コンベアー故障監視システムをより詳細に示したブロック図である。本実施形態では、館内の各階にロボットが配置されている場合について説明する。
図1に示すように、本実施形態の乗客コンベアー故障監視システム1は、乗客コンベアー10と、第1ゲート部4と、第2ゲート部5と、撮像部7と、遠隔監視装置2(本発明の監視装置に相当)と、管制センター3とで構成される。さらに、乗客コンベアー故障監視システム1は、ロボットIT基盤6と、第1ロボット8と、第2ロボット9とで構成されている。
乗客コンベアー10は、本実施形態においてはエスカレーターであって、利用者を乗せて1階分又は複数階分を移動可能な階段状のステップと、そのステップと共に移動する手すり部とで構成されている。なお、乗客コンベアー10としては、ここで例示するエスカレーターの他に、例えば移動歩道などであってもよい。
本実施形態では、説明をわかりやすくするため、乗客コンベアー10を下の階から上の階に移動する構成とし、下の階の乗客コンベアー10への乗降口を「乗り口」、上の階における乗客コンベアー10の乗降口を「降り口」と記載する。
撮像部7は、動画又は/及び静止画像を撮像可能なカメラで構成されている。撮像部7は、乗客コンベアー10の乗り口付近に設置されており、乗客コンベアー10に乗り込む利用者、乗客コンベアー10に乗っている利用者、及び、乗客コンベアー10の運行状況を撮像可能に取り付けられている。本実施形態では、撮像部7は、乗客コンベアー10の乗り口の上部位置における天井部に取り付けられる例としているが、降り口の上部位置における天井部にも設けられていてもよい。撮像部7は、乗客コンベアー10内の利用者の流れ及び乗客コンベアー10の運行状況を撮像することができる構成であればよい。
図3に示すように、本実施形態では、撮像部7は、後述するロボットIT基盤6からの信号に応じて、乗客コンベアー10の乗り口近傍を撮像し、撮像された画像を随時ロボットIT基盤6に送信する。
第1ゲート部4は、乗客コンベアー10の乗り口近傍に配置されている。また、第2ゲート部5は、乗客コンベアー10の降り口近傍に配置されている。図2に示すように、第1ゲート部4及び第2ゲート部5は、それぞれ利用者が通り抜け可能な間隔を有して立設される2本のポール12と、利用者の通り抜けを阻止するように2本のポール12間に配置される進入防止柵11とを備える。進入防止柵11は、例えば細長い板状部材で構成されており、2本のポール12のそれぞれに収納可能に取り付けられている。進入防止柵11は、図示を省略するゲート制御部によってポール12に対して回動するように駆動制御される。ゲート制御部は、例えば、後述する遠隔監視装置2からの指令に応じて、進入防止柵11を駆動制御する。
第1ゲート部4及び第2ゲート部5の構成は、これに限られるものではなく、遠隔監視装置2からの指令に応じて乗り口及び降り口を封鎖することができる構成であれば、種々の態様が可能である。さらに、第1ゲート部4及び第2ゲート部5には、緊急停止ボタンなどが設置されていてもよい。
[遠隔監視装置]
遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の運行状況を監視する装置であり、乗客コンベアー10の乗り口又は降り口近傍に設けられた機械室の内部に配置されている。また、機械室には、乗客コンベアー10を駆動制御する乗客コンベアー制御部(図示を省略する)も配置されており、遠隔監視装置2は、乗客コンベアー制御部から、随時、乗客コンベアー10の運転又は停止の情報を受信している。また、遠隔監視装置2は、管制センター3に対して通信可能に接続されている。乗客コンベアー10において、運転が故障などにより非常停止した際には、遠隔監視装置2が、乗客コンベアー10の停止を管制センター3に通報する。
遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の運行状況を監視する装置であり、乗客コンベアー10の乗り口又は降り口近傍に設けられた機械室の内部に配置されている。また、機械室には、乗客コンベアー10を駆動制御する乗客コンベアー制御部(図示を省略する)も配置されており、遠隔監視装置2は、乗客コンベアー制御部から、随時、乗客コンベアー10の運転又は停止の情報を受信している。また、遠隔監視装置2は、管制センター3に対して通信可能に接続されている。乗客コンベアー10において、運転が故障などにより非常停止した際には、遠隔監視装置2が、乗客コンベアー10の停止を管制センター3に通報する。
また、遠隔監視装置2は、前述したように、第1ゲート部4及び第2ゲート部5を駆動制御するゲート制御部(図示を省略する)に接続されており、第1ゲート部4及び第2ゲート部5の封鎖状況を監視する。このような遠隔監視装置2は、建物内の複数台の乗客コンベアー10を一括監視する構成であってもよく、また、各乗客コンベアーに備えられていてもよい。
[管制センター]
管制センター3は、図3に示すように、遠隔監視装置2、ロボットIT基盤6、第1ロボット8及び第2ロボット9に対して通信可能に接続されている。管制センター3は、遠隔監視装置2からの信号を受信して、それに応じた指令をロボットIT基盤6、第1ロボット8、及び、第2ロボット9に発信する。このように、管制センター3は、第1ロボット8及び第2ロボット9に直接指令を発信して第1ロボット8及び第2ロボット9を制御することも可能である。しかしながら、本実施形態では、管制センター3は、ロボットIT基盤6を介して第1ロボット8及び第2ロボット9に必要な指令を発信し、第1ロボット8及び第2ロボット9を制御するものとして説明する。
管制センター3は、図3に示すように、遠隔監視装置2、ロボットIT基盤6、第1ロボット8及び第2ロボット9に対して通信可能に接続されている。管制センター3は、遠隔監視装置2からの信号を受信して、それに応じた指令をロボットIT基盤6、第1ロボット8、及び、第2ロボット9に発信する。このように、管制センター3は、第1ロボット8及び第2ロボット9に直接指令を発信して第1ロボット8及び第2ロボット9を制御することも可能である。しかしながら、本実施形態では、管制センター3は、ロボットIT基盤6を介して第1ロボット8及び第2ロボット9に必要な指令を発信し、第1ロボット8及び第2ロボット9を制御するものとして説明する。
[ロボットIT基盤]
ロボットIT基盤6は、例えば、建物の管理室などに設置されるものであり、建物内に配置される複数のロボット(本実施形態では、第1ロボット8及び第2ロボット9)を同時又は別々に制御するものである。ロボットIT基盤6による第1ロボット8及び第2ロボット9の制御は、例えばWi−Fi(登録商標)等の規格による近距離無線通信によって行われる。また、ロボットIT基盤6は、管制センター3に対して通信可能に接続されており、管制センター3から送信されてくる信号に応じて、第1ロボット8及び第2ロボット9に必要な指令を発信し、第1ロボット8及び第2ロボット9を制御する。
ロボットIT基盤6は、例えば、建物の管理室などに設置されるものであり、建物内に配置される複数のロボット(本実施形態では、第1ロボット8及び第2ロボット9)を同時又は別々に制御するものである。ロボットIT基盤6による第1ロボット8及び第2ロボット9の制御は、例えばWi−Fi(登録商標)等の規格による近距離無線通信によって行われる。また、ロボットIT基盤6は、管制センター3に対して通信可能に接続されており、管制センター3から送信されてくる信号に応じて、第1ロボット8及び第2ロボット9に必要な指令を発信し、第1ロボット8及び第2ロボット9を制御する。
さらに、ロボットIT基盤6は、撮像部7に通信を介して接続されている。撮像部7で撮像された画像は必要に応じてロボットIT基盤6に送信される。ロボットIT基盤6では、撮像部7から得られた画像を解析し、乗客コンベアー10における利用者の流れや、乗客コンベアー10の運行状況を検知する。
[第1ロボット、第2ロボット]
第1ロボット8及び第2ロボット9は、例えば、図2に示すように、ボディ部81と、脚部84と、アーム部82とを備える。本実施形態では、建物内において、第1ロボット8は、乗客コンベアー10の乗り口が設けられた階に配置されており、第2ロボット9は乗客コンベアー10の降り口が設けられた階に配置されている。
第1ロボット8及び第2ロボット9は、例えば、図2に示すように、ボディ部81と、脚部84と、アーム部82とを備える。本実施形態では、建物内において、第1ロボット8は、乗客コンベアー10の乗り口が設けられた階に配置されており、第2ロボット9は乗客コンベアー10の降り口が設けられた階に配置されている。
ボディ部81には、後述する表示部83が設けられており、この表示部83には利用者に対する館内向けのサービス情報や、案内などが表示される。脚部84は、ボディ部81の下方に設けられており、本実施形態では、2本の脚部84でボディ部81を地面に対して支持するように設けられている。脚部84は、移動可能な機構(本実施形態では、車輪)によって構成されており、建物のフロア内を走行可能に構成されている。アーム部82は、ボディ部81の上方に回動可能に取り付けられており、必要に応じて、ボディ部81から離れる方向に回動移動し、所定の動作を行う。
このような第1ロボット8及び第2ロボット9は、管制センター3又はロボットIT基盤6から送信される指令に基づき、所定の場所まで走行して必要な作業を行う。また、第1ロボット8及び第2ロボット9は、館内向けのサービスを提供するため、ロボットIT基盤6との通信により乗客コンベアー10の停止/運行情報を得る。第1ロボット8と第2ロボット9の制御系の構成は同じであるため、以下では、代表して第1ロボット8の制御系について説明する。
図4は、第1ロボット8の制御系を示すブロック図である。図4に示すように、第1ロボット8は、制御部13と、HDD17と、センサ部18と、アーム部82と、脚部84と、表示部83と、音声部85と、通信部19とを備える。制御部13は、CPU(Central Processing Unit)14と、CPU14が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)15と、CPU14の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)16とを有する。なお、ROM15としては、通常電気的に消去可能なプロマブルROMが用いられる。HDD(Hard disk drive)17は、大容量記憶装置であり、第1ロボット8に入力されたデータを記憶する。本実施形態では、HDD17には、例えば、館内向けのサービスの情報や、乗客コンベアー10の位置情報などが記憶されている。
センサ部18は、例えばカメラなどで構成されており、制御部13の制御の下、第1ロボット8周辺の画像を取得する。アーム部82は、制御部13の制御の下、ボディ部81に対して回動するように駆動される。脚部84は、制御部13の制御の下、前進、後退、又は回転するように駆動される。これにより、第1ロボット8は、所定の位置まで走行移動する。なお、第1ロボット8の走行時には、制御部13は、随時、センサ部18で取得された画像を解析し、その解析によって得られた信号を元に、第1ロボット8が障害物に衝突しないように脚部84を制御する。これにより、第1ロボット8は、障害物への衝突を避けながら目的地までの移動することが可能である。
音声部85は、例えばスピーカーなどで構成されており、制御部13の制御の下、利用者へ向けた所望の音声案内を発信する。
表示部83は、例えば液晶画像装置等の画像表示装置で構成されている。表示部83は、制御部13の制御の下、建物内の利用者に必要な情報を提示する。通信部19は、制御部13の制御の下、ロボットIT基盤6及び/又は管制センター3との間の通信を行う。ロボットIT基盤6及び/又は管制センター3から送信された指令は、通信部19に受信され、制御部13は、その指令に基づいて第1ロボット8を駆動制御する。また、第1ロボット8で得られた画像などの情報は、通信部19を介してロボットIT基盤6及び/又は管制センター3に送信される。
1−2.乗客コンベアー故障監視システムの動作説明
次に、乗客コンベアーの故障時における乗客コンベアー故障監視システムの動作について説明する。何らかの要因で乗客コンベアー10が非常停止したとする。そうすると、図示を省略する乗客コンベアー制御部からの停止信号を受け、遠隔監視装置2が、管制センター3に乗客コンベアー10の停止を通報する。また、遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の故障情報(故障内容)を管制センター3に通報する。
次に、乗客コンベアーの故障時における乗客コンベアー故障監視システムの動作について説明する。何らかの要因で乗客コンベアー10が非常停止したとする。そうすると、図示を省略する乗客コンベアー制御部からの停止信号を受け、遠隔監視装置2が、管制センター3に乗客コンベアー10の停止を通報する。また、遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の故障情報(故障内容)を管制センター3に通報する。
管制センター3は、遠隔監視装置2からの通報を受け、乗客コンベアー10の点検、修理を行う保全会社に保全作業員の現場への出動指令を発信する。これと共に、管制センター3は、ロボットIT基盤6に、第1ロボット8及び第2ロボット9の現場への出動指令及び、故障した乗客コンベアー10の号機情報及び故障情報を発信する。
ロボットIT基盤6は、第1ロボット8及び第2ロボット9に対する故障した乗客コンベアー10への出動指令を受けた場合、故障した乗客コンベアー10の号機情報を第1ロボット8及び第2ロボット9に送信する。
第1ロボット8及び第2ロボット9は、それぞれ、館内の地図データを有している。したがって、第1ロボット8及び第2ロボット9は、ロボットIT基盤6から故障した乗客コンベアー10の号機情報を受信すると、制御部13において地図データと号機情報を照らし合わせ、現在位置から目的地となる故障した乗客コンベアー10までの経路を決定する。第1ロボット8の制御部13は、現在位置から故障した乗客コンベアー10の乗り口までの経路を決定し、その経路にしたがって脚部84を制御し、第1ロボット8を走行移動させる。一方、第2ロボット9の制御部13は、現在位置から故障した乗客コンベアー10の降り口までの経路を決定し、その経路にしたがって脚部84を制御し、第2ロボット9を走行移動させる。
なお、本実施形態では、第1ロボット8及び第2ロボット9のそれぞれが、制御部13において、目的地までの経路を決定する構成としたが、ロボットIT基盤6において、第1ロボット8及び第2ロボット9のそれぞれの経路を決定する構成としてもよい。この場合には、第1ロボット8及び第2ロボット9では、それぞれの制御部13がロボットIT基盤6から送信されてくる経路情報にしたがってそれぞれの脚部84を制御し、第1ロボット8及び第2ロボット9を走行移動させる。
また、ロボットIT基盤6は、管制センター3から第1ロボット8及び第2ロボット9に対する故障した乗客コンベアー10への出動指令を受けると、故障した乗客コンベアー10に設置してある撮像部7から、故障した乗客コンベアー10の画像を取得する。ロボットIT基盤6は、撮像部7から送信された画像情報を解析し、人流を検知する。
ロボットIT基盤6は、撮像部7から送信された画像を解析し、乗客コンベアー10内における利用者の有無を確認する。ロボットIT基盤6が乗客コンベアー10内に利用者が居ないことを確認し、かつ、第1ロボット8及び第2ロボット9がそれぞれ乗客コンベアー10の乗り口及び降り口に到着したことを検知した場合、ロボットIT基盤6は、第1ロボット8及び第2ロボット9に、それぞれ乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を封鎖する指令(封鎖指令)を発信する。
第1ロボット8及び第2ロボット9は、ロボットIT基盤6からの指令を受けて、それぞれ、乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を封鎖するように動作する。
図2に示すように、第1ロボット8及び第2ロボット9は、それぞれ、制御部13の制御の元、アーム部82を例えば水平方向に回動移動させることで、故障した乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を封鎖する。そして、この動作と連動して、制御部13の制御の下、表示部83は故障中であること、及び、他の乗客コンベアー、エレベーター、又は階段への迂回経路を表示する。また、乗客コンベアー10に乗り込もうとした利用者S1(図1参照)をセンサ部18で検知した場合には、制御部13の制御の下、音声部85が例えば「エスカレーター故障です。迂回経路は・・・です」というアナウンスを発信する。
また、第1ロボット8及び第2ロボット9が故障した乗客コンベアー10を封鎖する動作に連動して、遠隔監視装置2は、図示を省略するゲート制御部にゲート封鎖指令を送信する。ゲート制御部は、封鎖指令を受信すると、第1ゲート部4及び第2ゲート部5のそれぞれにおいて、ポール12から進入防止柵11を回動移動させて乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を封鎖する。これにより、進入防止柵11と第1ロボット8及び第2ロボット9によって、乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を2重に封鎖することができる。
なお、本実施形態では、アーム部82を回動移動させて故障した乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を封鎖する構成としたが、封鎖の際に、必ずしもアーム部82を回動移動させて乗り口及び降り口を塞ぐ必要はない。第1ロボット8及び第2ロボット9が乗客コンベアーの乗り口及び降り口に待機した状態であれば、乗客コンベアー10に進入しようとする利用者に対して第1ロボット8及び第2ロボット9が障害となるため、利用者の進入を防ぐことができる。したがって、第1ロボット8及び第2ロボット9が、それぞれ、乗客コンベアー10の乗り口及び降り口に待機している状態も本発明の「封鎖」に相当する。
その後、管制センター3からの出動指令によって出動した保全作業員S2(図1参照)が到着した場合、第1ロボット8及び第2ロボット9は、遠隔監視装置2から管制センター3及びロボットIT基盤6を介して受信した故障情報を表示部83に表示する。保全作業員S2は、表示部83に表示された故障情報を元に、乗客コンベアー10の修繕、点検を行う。
保全作業員S2による作業が終了すると、保全作業員S2は、乗客コンベアー10を再度起動させる。そして、遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の再起動を確認すると、乗客コンベアー10の運転開始の情報を管制センター3に通報する。これと同時に、遠隔監視装置2は、ゲート制御部に封鎖解除指令を送信する。これにより、ゲート制御部は、第1ゲート部4及び第2ゲート部5において、進入防止柵11を回動移動させ、第1ゲート部4及び第2ゲート部5による乗客コンベアーの乗り口及び降り口の封鎖を解除する。
管制センター3は、運転開始の通報を受信すると、ロボットIT基盤6に、第1ロボット8及び第2ロボット9に対する通常業務への復帰指令を発信する。
ロボットIT基盤6は、管制センター3から第1ロボット8及び第2ロボット9に対する通常業務への復帰指令を受信すると、第1ロボット8及び第2ロボット9をそれぞれの通常業務に復帰させる。第1ロボット8及び第2ロボット9は、それぞれ、フロア内の所定の位置に移動して、通常の利用者向け館内サービスの提供等を行う。
以上のように、本実施形態では、乗客コンベアー10の故障時において、保全作業員S2の到着前に、第1ロボット8及び第2ロボット9により故障した乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を速やかに封鎖することができる。これにより、施設管理者が故障した乗客コンベアー10を封鎖する手間を省くことができ、施設管理者の労力の削減を図ることができる。また、到着した保全作業員S2は、乗客コンベアー10の修理、点検に専念することができる。
さらに、本実施形態では、第1ロボット8及び第2ロボット9により、故障した乗客コンベアー10への進入禁止の案内及び迂回経路の案内を提示することができるため、館内サービスの向上が図られる。
また、本実施形態では、故障内容を第1ロボット8及び第2ロボット9の表示部83に表示し、到着した保全作業員S2に提示することが可能である。このため、保全作業員S2は、保全作業を円滑に進めることができる。
なお、本実施形態では、管制センター3からロボットIT基盤6に第1ロボット8及び第2ロボット9の現場への出動指令を発信し、ロボットIT基盤6が第1ロボット8及び第2ロボット9に指令を発信する構成とした。しかしながら、これに限られるものではなく、管制センター3から、第1ロボット8及び第2ロボット9に直接、現場への出動指令を発信する構成としてもよい。
また、本実施形態では、各階にロボットを一台ずつ待機させておき、故障した乗客コンベアー10の乗り口に第1ロボット8を出動させ、降り口に第2ロボット9を出動させる構成としたが、1台のロボットで故障した乗客コンベアー10を封鎖する構成としてもよい。以下に、第1ロボット8のみで故障した乗客コンベアー10を封鎖するときの動作について説明する。
2.第2の実施形態(1台のロボットで乗客コンベアーを封鎖する例)
本発明の第2の実施形態に係る乗客コンベアー故障監視システムの動作について説明する。本実施形態では、第2ロボット9を用いず、乗客コンベアー10の乗り口階に配置された第1ロボット8のみを用いて故障した乗客コンベアー10を封鎖する例について説明する。本実施形態では、図1〜図4において、第2ロボット9が配置されない点でのみ、第1の実施形態と異なるため、図示を省略する。
本発明の第2の実施形態に係る乗客コンベアー故障監視システムの動作について説明する。本実施形態では、第2ロボット9を用いず、乗客コンベアー10の乗り口階に配置された第1ロボット8のみを用いて故障した乗客コンベアー10を封鎖する例について説明する。本実施形態では、図1〜図4において、第2ロボット9が配置されない点でのみ、第1の実施形態と異なるため、図示を省略する。
なんらかの要因で乗客コンベアー10が非常停止したとする。そうすると、図示を省略する乗客コンベアー制御部からの停止信号を受け、遠隔監視装置2が、管制センター3に乗客コンベアー10の停止を通報する。また、遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の故障情報(故障内容)を管制センター3に通報する。
管制センター3は、遠隔監視装置2からの通報を受け、乗客コンベアー10の点検、修理を行う保全会社に保全作業員の現場への出動指令を発信する。これと共に、管制センター3は、ロボットIT基盤6に、第1ロボット8の現場への出動指令及び、故障した乗客コンベアー10の号機情報及び故障情報を発信する。
ロボットIT基盤6が、第1ロボット8に対する故障した乗客コンベアー10への出動指令を受けると、ロボットIT基盤6は、故障した乗客コンベアー10の号機情報を第1ロボット8に送信する。本実施形態では、図2に示すように、第1ロボット8は、制御部13の制御の下、故障した乗客コンベアー10の乗り口に移動する。第1ロボット8の移動経路は、第1の実施形態と同様にして決定される。また、本実施形態において、第1ロボット8が、例えば、故障した乗客コンベアー10の降り口など他の階に配置されていた場合にも、何らかの昇降手段により故障した乗客コンベアー10の乗り口に到達するように移動経路が決定される。
第1ロボット8が故障した乗客コンベアー10の乗り口に到着すると、ロボットIT基盤6は、第1ロボット8に、故障した乗客コンベアー10の乗り口を封鎖するように指令を発信する。この指令を受け、第1ロボット8は、制御部13の制御の元、アーム部82を回動移動させることで、故障した乗客コンベアー10の乗り口を封鎖する。そして、この動作と連動して、制御部13の制御の下、表示部83は故障中であること及び迂回経路を表示する。また、乗客コンベアー10に乗り込もうとした利用者S1をセンサ部18で検知した場合には、制御部13の制御の下、音声部85が「エスカレーター故障です。迂回経路は・・・です」というアナウンスを発信する。
また、ロボットIT基盤6は、管制センター3から第1ロボット8に対する故障した乗客コンベアー10への出動指令を受けると、故障した乗客コンベアー10に設置してある撮像部7から、故障した乗客コンベアー10の画像を取得する。ロボットIT基盤6は、撮像部7から送信されてきた画像情報を受信、解析し、故障した乗客コンベアー10内の人流を検知する。
ロボットIT基盤6が、撮像部7から送信された画像を解析し、乗客コンベアー10内に利用者がいないことを検知すると、ロボットIT基盤6はゲート封鎖指令を、管制センター3を介して遠隔監視装置2に送信する。遠隔監視装置2は、ゲート封鎖指令を受けると、図示を省略するゲート制御部にその封鎖指令を送信する。ゲート制御部は、封鎖指令を受信すると、第1ゲート部4及び第2ゲート部5のそれぞれにおいて、ポール12から進入防止柵11を回動移動させて乗客コンベアー10の乗り口及び降り口を封鎖するように動作させる。
その後、管制センター3からの出動指令によって出動した保全作業員が到着すると、第1ロボット8は、遠隔監視装置2から管制センター3及びロボットIT基盤6を介して受信した故障情報を表示部83に表示する。保全作業員は、表示部83に表示された故障情報を元に、乗客コンベアー10の修繕、点検を行う。
保全作業員による作業が終了した場合、保全作業員が、乗客コンベアー10を再度起動させる。遠隔監視装置2は、乗客コンベアー10の再起動を確認すると、乗客コンベアー10の運転開始の情報を管制センター3に通報する。これと同時に、遠隔監視装置2は、ゲート制御部に封鎖解除指令を送信することで、ゲート制御部は、第1ゲート部4及び第2ゲート部5において、進入防止柵11を回動移動させ、第1ゲート部4及び第2ゲート部5による乗客コンベアー10の乗り口及び降り口の封鎖を解除する。
管制センター3は、運転開始の通報を受信すると、ロボットIT基盤6に、第1ロボット8に対して通常業務への復帰指令を発信する。
ロボットIT基盤6は、管制センター3から、第1ロボット8に対する通常業務への復帰指令を受信すると、第1ロボット8をそれぞれの通常業務に復帰させる。第1ロボット8は、フロア内の所定の位置に移動して、通常の利用者向け館内サービスの提供等を行う。
このように、館内のいずれかの階にのみロボットが配置されている、又は、複数階毎に1体ずつロボットが配置されている場合にも、ロボットを用いて、故障した乗客コンベアーの封鎖及び利用者への迂回経路の情報提供を行うことができる。
このように、各階にロボットが配置されていない場合には、少なくとも、乗客コンベアー10の乗り口側にロボットを配置することで、進入禁止及び迂回経路の案内を利用者S1に提示することができる。
そして、本実施形態においても、乗客コンベアー10の故障時において、保全作業員S2の到着前に、故障した乗客コンベアー10を封鎖すると共に、利用者への迂回経路の案内を提示することができる。これにより、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態においても、第1ロボット8における故障した乗客コンベアー10の封鎖のタイミングや第1ゲート部4及び第2ゲート部5による故障した乗客コンベアー10の封鎖のタイミングはこれに限られるものではない。保全作業員の到着前に、速やかに利用者に対する進入禁止の案内及び迂回経路の案内を提示することができる構成であれば種々の変更が可能である。
なお、乗客コンベアー10の故障が発生した後、最短時間で故障した乗客コンベアー10にロボットを到着させるためには、館内の各階にロボットを1台以上設置しているのが好ましい。
また、上述した第1及び第2の実施形態において、ロボットIT基盤6は、撮像部7からロボットIT基盤6に送信される画像を解析して、乗客コンベアー10の停止を確認することもできる。したがって、管制センター3又はロボットIT基盤6から発信される出動指令に先立ち、ロボットIT基盤6が撮像部7からの画像によって乗客コンベアー10の停止を確認した場合には、該当するロボットに出動準備態勢を取らせる構成としてよい。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。また、上述した実施形態例は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…乗客コンベアー故障監視システム、2…遠隔監視装置、3…管制センター、4…第1ゲート部、5…第2ゲート部、6…ロボットIT基盤、7…撮像部、8…第1ロボット、9…第2ロボット、10…乗客コンベアー、11…進入防止柵、12…ポール、13…制御部、18…センサ部、19…通信部、81…ボディ部、82…アーム部、83…表示部、84…脚部、85…音声部
Claims (7)
- 乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を監視する監視装置と、
前記監視装置から送信される乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を受信する管制センターとを備え、
前記管制センターが、前記監視装置から乗客コンベアーの故障による停止に係る情報を受信した場合には、前記管制センターは、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口への出動指令、及び、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口の封鎖指令をロボットに発信する
乗客コンベアー故障監視システム。 - 前記管制センターから発信される指令は、前記ロボットを制御するロボットIT基盤を介してロボットに送信される
請求項1に記載の乗客コンベアー故障監視システム。 - さらに、前記乗客コンベアー、及び、前記乗客コンベアーの利用者を撮像する撮像部を備え、
前記ロボットIT基盤は、前記撮像部から受信した信号に基づいて、前記ロボットを制御する
請求項2に記載の乗客コンベアー故障監視システム。 - 前記ロボットIT基盤は、前記ロボットに、前記故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口への出動指令を発信した後、前記撮像部から受信した信号に基づき故障した乗客コンベアーに利用者が居ないことを確認してから、前記ロボットに、前記故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口の封鎖指令を発信する
請求項2に記載の乗客コンベアー故障監視システム。 - 前記ロボットIT基盤は、複数台のロボットを制御する
請求項2に記載の乗客コンベアー故障監視システム。 - 前記乗客コンベアーの乗り口及び降り口に配置され、該乗り口及び降り口を封鎖可能なゲート部を備え、
前記ゲート部は、前記管制センターから発信された前記封鎖指令に基づいて、前記故障した乗客コンベアーの乗り口及び降り口を封鎖する進入防止柵を有する
請求項1に記載の乗客コンベアー故障監視システム。 - 建物内に配置される乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を監視する監視装置と、
前記監視装置から送信される前記乗客コンベアーの運転及び停止に係る情報を受信する管制センターと、
建物内を走行可能なロボットとを備え、
前記管制センターが、前記監視装置から乗客コンベアーの故障による停止に係る情報を受信した場合には、前記管制センターは、前記ロボットに、故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口への出動指令、及び、前記故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口の封鎖指令を発信し、
前記ロボットは、前記指令を受信すると、前記故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口に出動し、前記故障した乗客コンベアーの乗り口及び/又は降り口を封鎖する
乗客コンベアー故障監視システム。
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-
2017
- 2017-06-15 JP JP2017118084A patent/JP2019001612A/ja active Pending
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JP7323087B2 (ja) | 2021-04-22 | 2023-08-08 | 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 | 乗客コンベアの清掃システム、移動体、および乗客コンベアの清掃方法 |
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