JP2019001608A - ウエブの接続装置 - Google Patents
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Description
接続装置1のフレーム2について図1を参照して説明する。フレーム2の基台200の前部には左右一対の前縦枠材202が垂直に立設され、基台200の後部には左右一対の後縦枠材204が立設されている。なお、図1では左側の前縦枠材202と後縦枠材204とが記載されている。
上ユニット12について説明する。図1に示すように、上ユニット12は、フレーム2における搬送路の上方、すなわち、下ユニット14と旧ウエブW1の上方に配されている。図1に示すように、上ユニット12の本体(以下、「上本体」という)16は、前後方向(水平方向)に移動自在に配され、搬入側から巻付けロール18、上テープ貼付けロール20とより構成されている。
次に、下ユニット14について説明する。下ユニット14は、左右一対の上下部材60と、左右一対の上下部材60の間に架設された下本体40とよりなる。
重ねた旧ウエブW1と新ウエブW2とを同時に切断する切断装置46について図5と図6を参照して説明する。
切断装置46の構造を図5と図6を参照して説明する。第1下吸引部54と第2下吸引部56との間に図5に示すように切断装置46のカッター支持部88が設けられ、このカッター支持部88からカッター58が立設されている。
切断装置46の動作状態について図5と図6を参照して説明する。まず、第1下吸引部54と第2下吸引部56によって旧ウエブW1を水平に吸引して固定し、その上に新ウエブW2を配し、巻付けロール18によって旧ウエブW1と新ウエブW2とを重ねて挟んだ状態で固定する。このとき、旧ウエブW1と新ウエブW2の切断したい箇所は、カッター移動溝28と下移動溝部96によって囲まれた切断空間98,99内に位置している。
下テープ貼付けロール42について図1と図2を参照して説明する。図1と図2に示すように、上本体16と下本体40の下流側であって、搬出ロール5の下方近傍には下テープ貼付けロール42が設けられている。
次に、本実施形態の接続装置1の吸引装置100と負圧装置150の構造について図7を参照して説明する。吸引装置100は、負圧ポンプ110、動力シリンダ112、第1逆止弁108、第2逆止弁116、6個の二方弁118−1〜118−6、6個の負圧タンク114−1〜114−6、1個の吸引二方弁120−1、6個の吸引三方弁120−2〜120−6、6個の圧力計122−1〜122−6、塵吸引部102、旧ウエブ吸引部26、上テープ吸引部32、下テープ吸引部50、第1下吸引部54、第2下吸引部56の6系統からなる。
次に、負圧装置150が有する負圧ポンプ110によって負圧タンク114を設定負圧−P1にする動作状態について説明する。
6系統の各吸引部について図8を参照して説明する。
次に、6系統の中の1系統である第1下吸引部54が、新ウエブW2を吸引する方法について図7と図8を参照して説明する。
次に、接続装置1の電気的構造について図9のブロック図を参照して説明する。接続装置1には、コンピュータよりなる制御手段である制御装置10が設けられている。制御装置10は、旧ウエブW1と新ウエブW2の搬送開始、搬送速度での搬送、搬送停止を行う。
次に、接続装置1が旧ウエブW1と新ウエブW2を接続する工程について順番に説明する。
まず、接続作業を行う前の初期工程について説明する。
第1工程において、図1と図11に示すように、制御装置10が、下ユニット14の上面から突出したカッター58の位置に、上ユニット12の巻付けロール18のカッター移動溝28が位置するように、上本体16の位置を水平アクチュエータ38によって位置させる。以下、この位置を「初期位置」と呼ぶ。
第2工程において、図12に示すように、制御装置10は、旧ウエブW1の搬送を停止させる。
第3工程において、制御装置10は、図12に示すように、下吸引部44の第1下吸引部54と第2下吸引部56の吸引を開始し、新ウエブW2の下面を吸引する。また、これと同時に、制御装置10は、巻付けロール18の旧ウエブ吸引部26の吸引を開始する。このときに、図5に示すように、旧ウエブW1と新ウエブW2と重なった状態で巻付けロール18によって挟んで固定されたままである。
第4工程において、図5と図6に示すように、塵吸引部102の上塵吸引口104と下塵吸引口106を切断空間98,99の右側に接続し、制御装置10は、吸引二方弁120−1を開状態にして、切断空間98,99の吸引を開始する。
第5工程において、図14と図15に示すように、制御装置10は、水平アクチュエータ38によって上本体16を初期位置から搬入側へ上レール36,36に沿って移動させる。
第6工程において、図16と図17に示すように、旧ウエブW1の前端部が旧ウエブ吸引部26に吸引され巻付けられると、新ウエブW2の上面が露出する。新ウエブW2の前端部と、旧ウエブW1の後端部の接続位置を、後続の上テープ吸引部32が転がり、上テープ34が旧ウエブW1と新ウエブW2を跨ぐようにして接続する。すなわち、上テープ貼付けロール20の上テープ吸引部32に設けられている上テープ34の接着面が、切断された旧ウエブW1の後端部と新ウエブW2の前端部の上面に上から上テープ貼付けロール20によって押圧されて貼付けられる。制御装置10は、上テープ34を貼付けると、上テープ吸引部32の吸引を停止する。そして、制御装置10は、上本体16を引き続き移動させる。
第7工程において、図18に示すように、上本体16が引き続き移動すると、巻付けロール18は、旧ウエブW1の前端部の巻付けを引き続き行い、上テープ貼付けロール20は上テープ34を貼付けた後も反時計回りの方向に回転する。
第8工程において、図19に示すように、制御装置10は、下吸引部44の第1下吸引部54と第2下吸引部56の吸引を停止する。
第9工程において、図20と図21に示すように、旧ウエブW1に接続された新ウエブW2の搬送を再開する。すると、下テープ貼付けロール42が、新ウエブW2の搬送と共に回転する。
第10工程において、図22に示すように、旧ウエブW1と新ウエブW2の接続位置である上テープ34の位置が、下テープ貼付けロール42と搬出ロール5の挟む位置にくると、回転している下テープ貼付けロール42に吸引されている下テープ52が新ウエブW2の下面に貼付けられ、図23に示すように、旧ウエブW1と新ウエブW2の接続部分の両側がテープ34,52で固定される。
第11工程において、図23に示すように下テープ52が新ウエブW2に貼られると、制御装置10は、下テープ貼付けロール42の吸引を停止させ、また、上本体16を初期位置に復帰させる。そして、上ユニット12が初期位置に戻る。
第12工程において、図24に示すように、上ユニット12が初期位置に戻ると、制御装置10は、巻付けロール18の旧ウエブ吸引部26による旧ウエブW1の吸引を停止させる。そして、切断されて不要となった旧ウエブW1を、不図示の巻出し装置の古い芯を逆回転させて巻取って、巻付けロール18から取り除く。また、作業者は、下本体40から新ウエブW2の残りを取り除く。
次に、負圧装置150と吸引装置100の中で、第2下吸引部56が新ウエブW2を吸引する工程について、図7の説明図と図10のフローチャートを参照して説明する。
ステップS9において、第2下吸引部56の吸引空間59の内圧が−P2に下がっているので新ウエブW2の吸引を実行でき、ステップS10に進む。
本実施形態によれば、旧ウエブW1と新ウエブW2を接続するために、フレーム2に固定された下本体40に対し、上本体16のみが前後方向に移動するため、構造が簡単となり、接続装置1の全体を小型化できる。
上テープ貼付け体300は、左右一対の円板302と円板304とを有し、この左右一対の円板302と円板304との間には、直方体の箱体306が設けられている。この箱体306は、上面が開口している。円板302から回転軸308が突出し、実施形態1と同様に一方の移動板22を貫通して、貼付けプーリ82が設けられている。円板304には、箱体開口部310が設けられている。
巻付けロール18と上テープ貼付け体300との間で、かつ、移動板22の下辺に沿って設けられた補助ロール取付け部344が設けられ、この補助ロール取付け部344に2個の補助ロール342が、回動自在に設けられている。この補助ロール取り付け部344によって、2個の補助ロール342の高さ調整を行える。
次に、作業前に上テープ貼付け体300に上テープ34を取付ける作業について説明する。
本実施形態によれば、上テープ貼付け体300がロール形状でないため、製作しやすい。
Claims (12)
- フレームと、
前記フレームに設けられ、かつ、前後方向に搬送される旧ウエブの搬送路の上方にある初期位置に配された上本体と、
前記搬送路を挟んで前記初期位置にある下本体と、
前記下本体に設けられ、新ウエブの下面を吸引する下吸引部と、
前記上本体に回転自在に設けられ、搬送が停止された前記旧ウエブを前記新ウエブと共に前記下吸引部に押圧し、かつ、切断された前記旧ウエブのみを回転しながら巻付ける巻付けロールと、
前記下本体に設けられ、前記巻付けロールと前記下吸引部との間に挟まれた前記旧ウエブと前記新ウエブを重ねてカッターで切断する切断装置と、
前記上本体に回転自在に設けられ、上テープが吸引され、前記初期位置において、切断された前記旧ウエブと前記新ウエブの接続部分の上面に前記上テープを回転しながら貼付ける上テープ貼付け体と、
前記初期位置より下流における前記搬送路に設けられ、下テープが吸引され、前記旧ウエブと前記新ウエブの接続部分の下面に下テープを回転しながら貼付ける下テープ貼付けロールと、
前記下テープ貼付けロールの近傍に配された搬出ロールと、
を有し、
前記上本体は、前記初期位置から前記搬送路の上流に向かって移動することにより、前記巻付けロールと前記上テープ貼付け体を回転させ、
前記下本体は、前後方向に関しては前記初期位置に固定され、かつ、上下方向に関しては上下動自在に設けられ、
前記下テープ貼付けロールと前記搬出ロールで前記旧ウエブと前記新ウエブの接続部分を挟んで、前記下テープを前記接続部に貼り付ける、
ウエブの接続装置。 - 前記下テープ貼付けロールは、前記下テープの貼り付けのときのみ前記搬出ロールと接触する、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記下吸引部は、前記搬送路に沿って第1下吸引部と第2下吸引部に分割され、
前記切断装置のカッターは、前記第1下吸引部と前記第2下吸引部の間を移動し、
前記巻付けロールの外周の幅方向に沿ってカッター移動溝が設けられ、
前記巻付けロールが前記旧ウエブと前記新ウエブとを前記第1下吸引部と前記第2下吸引部に押圧した状態で、前記カッター移動溝の内部を前記カッターが移動する、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記巻付けロールと前記上テープ貼付け体との間に前記旧ウエブと前記新ウエブを前記下吸引部に押圧する補助ロールが設けられている、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記上テープ貼付け体は、ロール状である、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記上テープ貼付け体は、前記上テープを吸引する吸引部を有し、前記吸引部は直方体であり、前記吸引部の吸引面がアーチ型に形成されている、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記上テープ貼付け体は、
前記吸引部に加えて、前記吸引部を収納する箱体と、
前記箱体から前記吸引部を側方に引出す引出し装置と、
を有する請求項6に記載のウエブの接続装置。 - 前記箱体の一方の側部に円板が設けられ、
前記箱体の他側部の中心から回転軸が突出し、前記回転軸は前記巻付けロールと共に回転し、
前記円板の外周は、上本体に設けられた複数のコロの内周に回転自在に支持されている、
請求項7に記載のウエブの接続装置。 - 前記円板には、前記吸引部を引出す開口部が設けられている、
請求項8に記載のウエブの接続装置。 - 前記引出し装置は、
前記フレームの上部の左右方向に設けられた格納部と、
前記格納部に格納され、かつ、側方に引出し可能な引出し部と、
前記引出し部の先端に設けられた吊下げ部と、
前記吊下げ部の下端に設けられ、前記吸引部の側面に連結可能な連結部と、
を有する請求項8に記載のウエブの接続装置。 - 前記フレームの上部に左右一対のラックが前後方向に設けられ、
前記上本体に左右一対の駆動ギアが回転自在に設けられ、
前記駆動ギアが前記ラックを移動することにより、前記駆動ギアと前記巻付けロールと前記上テープ貼付け体とが一体に回転する、
請求項1に記載のウエブの接続装置。 - 前記フレームの上部にアクチュエータが設けられ、
前記アクチュエータによって前記上本体が前記フレームに対し前後方向に移動する、
請求項11に記載のウエブの接続装置。
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JP2016013885A (ja) * | 2014-07-01 | 2016-01-28 | 株式会社ヒラノテクシード | 接続装置及びその接続方法 |
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