JP2019000958A - 電動工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】出力軸の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能な電動工具を提供する。【解決手段】動力伝達部4に接続される一端部71と、出力軸51に接続される他端部72と、一端部71と他端部72との間に位置する中間部73とを一体的に有し、出力軸51を一方向及び一方向とは反対方向のいずれかに付勢するスプリング7と、出力軸51と動力伝達部4との間に位置し、スプリング7により出力軸51と常時係合するとともに、動力伝達部4に対して係合・離脱可能に設けられ、動力伝達部4に係合している状態で動力伝達部4の一方向の回転を出力軸51に伝達するとともに、動力伝達部4から離反した状態で動力伝達部4と出力軸51との接続を遮断する円柱キー6と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は電動工具に関する。
従来から、モータの回転力(ロータの回転力)で先端工具を回転又は振動させ、当該先端工具の回転又は振動によって研磨、切削、切断等を行う電動工具が広く用いられている。特許文献1には、このような電動工具の一例として、モータの回転力を伝達する歯車部と、弾性部材を介して歯車部と係合することによって回転し先端工具である砥石が締結部材によって固定されたスピンドルとを有するディスクグラインダが開示されている。このように、弾性部材を介して歯車部とスピンドルとが係合するため、歯車部から発生する騒音を低減することができるという利点があった。
しかしながら、上記したディスクグラインダでは、弾性部材を介して回転伝達を行うように構成しているため、弾性部材のバネ定数を高くする必要があり、大きな振動、反動を吸収する性能が不十分であった。特に、急激にスピンドルの回転が減速した場合において、砥石(先端工具)及び締結部材がスピンドルに対して相対的にスピンドルと締結部材との締結が緩む方向に回転するため、砥石(先端工具)及び締結部材が電動工具本体から脱落してしまう可能性があった。
そこで本発明は、出力軸の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能な電動工具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明は、ハウジングと、前記ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、前記ハウジング内に回転可能に支承され、先端工具が着脱可能な出力軸と、前記ハウジング内で前記モータと前記出力軸との間に介在し、前記回転軸の回転力を前記出力軸に伝達し前記出力軸を一方向に回転させる動力伝達部と、前記動力伝達部に接続される一端部と、前記出力軸に接続される他端部と、前記出力軸の軸方向で前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部とを一体的に有し、前記出力軸を前記一方向及び前記一方向とは反対方向のいずれかに付勢する弾性部材と、前記出力軸と前記動力伝達部との間に位置し、前記弾性部材により前記出力軸と常時係合するとともに、前記動力伝達部に対して係合・離脱可能に設けられ、前記動力伝達部に係合している状態で前記動力伝達部の前記一方向の回転を前記出力軸に伝達するとともに、前記動力伝達部から離反した状態で前記動力伝達部と前記出力軸との接続を遮断する係合部材と、を有することを特徴とする電動工具を提供している。
上記構成の電動工具では、出力軸と常時係合する係合部材が動力伝達部に対して係合・離脱可能に設けられている。そして、出力軸が動力伝達部に対して弾性部材によって出力軸の回転方向と同一方向に付勢されている場合においては、モータが駆動を開始した際に係合部材が動力伝達部から離反することによって、出力軸の回転の急激な加速が抑制され、好適に反動を吸収することが可能となる。また、出力軸が動力伝達部に対して弾性部材によって出力軸の回転方向とは反対方向に付勢されている場合においては、ブレーキによってモータからの駆動力が遮断された際に係合部材が動力伝達部から離反することによって、出力軸の回転の急激な減速が抑制され、好適に反動を吸収することが可能となる。
上記構成において、前記動力伝達部は、前記出力軸の軸方向視において円環状に形成され、前記出力軸の回転軸心と同軸の回転軸心を有するギヤを有し、前記出力軸は、前記ギヤに挿通され、前記ギヤの内周面であって前記出力軸と面する面には、所定周長に亘り溝が形成され、前記係合部材は、前記溝内を移動可能に設けられて前記ギヤに係合・離脱することが好ましい。
このような構成によれば、ギヤの所定周長に亘り形成された溝を係合部材が移動可能に構成されているため、係合部材が当該溝を移動することによって、動力伝達部と出力軸との接続を遮断することが可能となる。これにより、出力軸の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能となる。
また、前記一端部と前記中間部とは、前記出力軸の半径方向において前記係合部材の外側に設けられ、前記中間部は、前記出力軸の半径方向に弾性変形することが好ましい。
このような構成によれば、出力軸の半径方向に弾性変形する中間部が、出力軸の半径方向において係合部材の外側に設けられているため、中間部が出力軸の半径方向において係合部材と同位置に位置する場合と比較してより広く中間部の変形領域を確保することが可能となる。これにより、比較的バネ定数の小さい弾性部材を配置することができるため、出力軸の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能となる。
また、前記弾性部材は、捩りバネであることが好ましい。
このような構成によれば、出力軸の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能となる。
また、前記モータを起動・停止させるスイッチと、前記スイッチを切断した際に前記モータの前記回転軸を停止するブレーキと、をさらに有することが好ましい。
このような構成によれば、出力軸が動力伝達部に対して弾性部材によって出力軸の回転方向とは反対方向に付勢されている場合においては、ブレーキによってモータからの駆動力が遮断された際に係合部材が弾性部材から弾性力を受けながら動力伝達部から離反することによって、出力軸の回転の急激な減速が抑制され、好適に反動を吸収することが可能となる。
また、前記一端部と前記他端部とは、前記出力軸の軸方向において異なる位置に位置することが好ましい。
このような構成によれば、一端部と他端部とが出力軸の軸方向において異なる位置に位置しているため、上下方向において幅(厚み)のある中間部を有するスプリングを配置することが可能となる。
本発明による電動工具によれば、出力軸の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能である。
本発明の実施の形態による電動工具の一例であるディスクグラインダ1について、図1乃至図7を参照しながら説明する。ディスクグラインダ1は、円盤状に形成された先端工具(砥石等)を用いて被加工材の研削、切断等を行うための電動式の電動工具である。
以下の説明においては、図1に示されている「上」を上方向、「下」を下方向、「前」を前方向、「後」を後方向と定義する。また、ディスクグラインダ1を後から見た場合の「右」を右方向、「左」を左方向と定義する。本明細書において寸法、数値等について言及した場合には、当該寸法及び数値等と完全に一致する寸法及び数値だけでなく、略一致する寸法及び数値等(例えば、製造誤差の範囲内である場合)を含むものとする。「同一」、「直交」、「平行」、「一致」、「面一」等についても同様に「略同一」、「略直交」、「略平行」、「略一致」、「略面一」等を含むものとする。
図1に示されているように、ディスクグラインダ1は、ハウジング2、モータ3、動力伝達部4、砥石Pを着脱可能に保持する出力軸部5、円柱キー6、スプリング7及び交流電源(例えば、図6及び図7に示されている商用交流電源E)に接続可能な電源コード8を主に備えている。
ハウジング2は、ディスクグラインダ1の外郭をなし、モータハウジング21と、モータハウジング21の前方に設けられたギヤハウジング22と、モータハウジング21の後方に設けられたリアハウジング23とを備えている。本実施の形態においては、ハウジング2は前後方向に並んだ3つの部分より構成されているが、これに限られない。例えば、モータハウジング21とリアハウジング23とを一体に構成しても良いし、その他の分割形状でも良い。ハウジング2は、本発明における「ハウジング」の一例である。
モータハウジング21は、樹脂製または金属製であり、モータ3を収容している。モータハウジング21は、外郭部21A及び軸受ホルダ部21Bを有している。また、モータハウジング21の側面には、図示せぬ駆動スイッチが設けられている。作業者は、当該駆動スイッチを外部からオンオフ操作することが可能である。
外郭部21Aは、ディスクグラインダ1が使用される際にユーザによって把持される部分であり、前後方向に延びる略円筒形状をなしている。軸受ホルダ部21Bは、外郭部21A内部の後端部に設けられており、前後方向に延びる円筒形状をなしている。軸受ホルダ部21Bは、その内周面によってボールベアリング21Cの外輪を支持している。外郭部21Aの側面には、図示せぬ駆動スイッチが設けられている。作業者は、当該駆動スイッチを外部からオンオフ操作することが可能である。
ギヤハウジング22は、例えば、アルミニウム等の金属の一体成形によって製造されており、動力伝達部4、円柱キー6及びスプリング7を収容するとともに出力軸部5を回転可能に支承している。ギヤハウジング22の下端部後部には、ホイールガード22Dが設けられている。
リアハウジング23は、樹脂製であり、前後方向に延びる略円筒形状をなしている。リアハウジング23の後端部からは電源コード8が後方に延出している。
モータ3は、ACブラシ付モータであり、回転軸31、ロータ32(図6及び図7参照)及びステータ33を有している。ギヤハウジング22の後部には、ボールベアリング22Aが支持されている。
回転軸31は、前後方向に延び、ボールベアリング21C及びボールベアリング22Aによって回転可能に支承されている。回転軸31の前部には、冷却ファン31Aが設けられている。
次に、図2乃至図5を参照しながら、動力伝達部4、出力軸51を有する出力軸部5、円柱キー6及びスプリング7について説明する。円柱キー6は、金属製であり、上下方向に延びる略円柱形状をなしている。円柱キー6の位置及びディスクグラインダ1の各構成要素との関係については、各構成要素の説明内において言及する。円柱キー6は、本発明における「係合部材」の一例である。
動力伝達部4は、ハウジング2内でモータ3と出力軸51との間に介在し、モータ3の回転軸31の回転を減速して出力軸51に伝達し、平面視において出力軸51を時計回り方向に回転させることが可能に構成されている。動力伝達部4は、互いに噛合するピニオンギヤ41(図1)と、ベベルギヤ42とを有している。動力伝達部4は、本発明における「動力伝達部」の一例である。平面視における時計回り方向は、本発明における「一方向」の一例である。
ピニオンギヤ41は、前後方向に延びる略円筒形状に形成され、回転軸31と同軸一体回転するように回転軸31の前端部に固定されている。ピニオンギヤ41は、複数のギヤ歯41Aを有している。複数のギヤ歯41Aは、ピニオンギヤ41の外周面において周方向に所定の間隔で設けられている。
ベベルギヤ42は、平面視において円環状に形成され、ピニオンギヤ41の回転軸心と略直交する方向(上下方向)に延びる軸心を中心に回転可能に構成されている。ベベルギヤ42は、第1円筒部42A及び第2円筒部42Bを有している。ベベルギヤ42は、本発明における「ギヤ」の一例である。
第1円筒部42Aは、上下方向に延びる略円筒形状をなしている。第1円筒部42Aの上部には、複数のギヤ歯42Cが設けられている。複数のギヤ歯42Cは、第1円筒部42Aの上面上において周方向に所定の間隔で設けられている。複数のギヤ歯42Cは、ピニオンギヤ41の複数のギヤ歯41Aと噛合している。
第2円筒部42Bは、上下方向に延びる略円筒形状をなしている。図2に示されているように、第2円筒部42Bの上部は、第1円筒部42Aと接続されている。第2円筒部42B内周面には、遊合溝部42aが形成されている。遊合溝部42aは、本発明における「溝」の一例である。
遊合溝部42aは、上下方向に延び、第2円筒部42Bの内周面から径方向外方へ窪んでいる。図3乃至図5に示されているように、遊合溝部42aは、出力軸51の外周面に面し、第2円筒部42Bの所定周長に亘り形成されている。遊合溝部42aは、第1係合端部42b、第2係合端部42c及びキー移動部42dを有している。
第1係合端部42b及び第2係合端部42cは、それぞれ、第2円筒部42Bの周方向における遊合溝部42aの一端部及び他端部をなす。図4に示されているように、第1係合端部42b及び第2係合端部42cは、平面視において、円柱キー6の曲率と略同一の曲率を有するように形成されている。
キー移動部42dは、第2円筒部42Bの周方向に延び、第1係合端部42bと第2係合端部42cとの間に位置している。本実施の形態においては、キー移動部42dは、第2円筒部42Bの内周において第2円筒部42Bの略四半周(略4分の1周)に亘り形成されている。
図1に示されているように、出力軸部5は、出力軸51と、砥石Pを着脱可能に保持するワッシャ52及びナット53とを有している。
図1に示されているように、出力軸51は、上下方向に延びる略円柱形状をなし、ニードルベアリング22B及びボールベアリング22Cを介してギヤハウジング22に回転可能に支承されている。図2に示されているように、出力軸51は、小径部51B、中径部51C、大径部51D及び雄ネジ部51Aを有している。出力軸51は、本発明における「出力軸」の一例である。
小径部51Bは、出力軸51の上部に位置し、上下方向に延びている。小径部51Bは、ニードルベアリング22Bによって回転可能に支承される部分である。
中径部51Cは、小径部51Bの下方に位置し、上下方向に延びている。中径部51Cは、小径部51Bよりも大きい外径を有している。中径部51Cには、キー溝51a及び溝51bが形成されている。図4及び図5に示されているように、平面視において中径部51Cのキー溝51aが形成された部分を除いた部分の外径は、ベベルギヤ42の第2円筒部42Bの遊合溝部42aが形成された部分を除いた部分の内径と略同一に構成されている。図2に示されているように、中径部51Cは、第2円筒部42Bに挿通され、中径部51Cの上部は、第2円筒部42Bの上面から上方に突出している。中径部51Cが第2円筒部42Bに挿通された状態で、出力軸51は、ベベルギヤ42に対して相対回転可能に構成されている。
図2に示されているように、キー溝51aは、上下方向に延びている。図4及び図5に示されているように、キー溝51aは、ベベルギヤ42の第2円筒部42Bの遊合溝部42aと対向している。キー溝51aは、平面視において、円柱キー6の曲率と略同一の曲率を有するように形成されている。キー溝51aには、円柱キー6が係合している。円柱キー6は、キー溝51aを規定する面に対して滑らかに摺動することができ、自己の軸心を中心に滑らかに自転(回転)することが可能である。これにより、出力軸51は、円柱キー6がベベルギヤ42の遊合溝部42aの範囲で移動するのに伴い、滑らかにベベルギヤ42に対して相対回転することが可能である。
図2に示されているように、溝51bは、上下方向に延びている。溝51bは、ボールベアリング22Cの内周面と対向するように構成されている。
また、中径部51Cの上部には、中径部51Cの径方向内方に僅かに窪む溝51cが形成されている。溝51cには、図2及び図3に示されているように、止め輪5Aが嵌合されている。止め輪5Aの外径は、第2円筒部42Bの内径よりも大きく構成されている。これにより、中径部51C(出力軸51)がベベルギヤ42に対して下方に抜け落ちてしまうことが防止される。また、図2に示されているように、止め輪5Aの下面と円柱キー6の上面とが対向している。これにより、円柱キーがベベルギヤ42及び出力軸51に対して上方に飛び出してしまうこと及びガタついてしまうことを抑制することが可能となる。
大径部51Dは、中径部51Cの下方に位置し、上下方向に延びている。大径部51Dは、中径部51Cよりも大きな外径を有している。大径部51Dの上面は、ボールベアリング22Cの内輪の下面と対向している。また、ボールベアリング22Cの上面はベベルギヤ42の下面と対向しているため、出力軸51はベベルギヤ42に対して相対的に上方に移動することが抑制されている。
雄ネジ部51Aは、大径部51Dの下方に位置し、上下方向に延びている。雄ネジ部51Aの外周面には、上下方向に所定のピッチで雄ネジが切られている。
図1に示されているワッシャ52は、出力軸51の下部に設けられており、底面視において略円形状をなす円板部と当該円板部の底面視略中央から下方に延出する円筒部とを有している。円筒部の内径は、雄ネジ部51Aの外径と略同一に構成され、雄ネジ部51Aが円筒部に挿通されている。
ナット53は、出力軸51の雄ネジ部51Aに螺合可能に構成されている。砥石Pの出力軸51への固定は、砥石Pの平面視中央に形成された貫通孔にワッシャ52の円筒部を挿通させ、砥石Pの上面をワッシャ52の円板部の底面に当接させた状態で、雄ネジ部51Aにナット53を螺合することにより行う。また、砥石Pの出力軸51からの取外しは、雄ネジ部51Aとナット53との螺合を解除することにより行う。なお、本実施の形態においては、雄ネジ部51A及びナット53には、右ネジが形成されている。具体的には、底面視において雄ネジ部51A(出力軸51)に対して時計回り方向にナット53を回転させながら螺合させることによって、ナット53を雄ネジ部51Aに締結することが可能である。
砥石Pは、例えば、平面視略円形状の直径100mmのレジノイドフレキシブル砥石、フレキシブル砥石、レジノイド砥石、サンディングディスク等の砥石であり、用いる材質や砥粒の種類の選択により金属、合成樹脂、大理石、コンクリート等の表面研磨、曲面研磨が可能である。砥石Pの後方側の径方向外方は、砥石Pが出力軸51に固定された状態で、ギヤハウジング22の下端部後部に設けられたホイールガード22Dに覆われる。なお、本実施の形態においては、出力軸部5に砥石Pを取付けたがこれに限られない。例えば、ベベルワイヤブラシ、不織布ブラシ、ダイヤモンドホイール等のその他の先端工具も出力軸51に取付可能である。砥石Pは、本発明における「先端工具」の一例である。
スプリング7は、トーションバネであり、一端部71と、他端部72と、中間部73とを有している。スプリング7は、本発明における「弾性部材」の一例である。スプリング7は、本発明における「捩りバネ」の一例である。
一端部71は、スプリング7の巻回方向における一端部に設けられ、上下方向に延びている。一端部71は、ベベルギヤ42の下部に圧入等の方法により固定されている。一端部71は、出力軸51の径方向において円柱キー6の外側に設けられている。一端部71は、本発明における「一端部」の一例である。
他端部72は、一端部71よりも下方に位置し、スプリング7の巻回方向における他端部に設けられ、上下方向に延びている。他端部72は、出力軸51に形成された溝51bに挿通され、溝を規定する出力軸51の外周面とボールベアリング22Cの内輪との間に出力軸51に対して相対移動不能に嵌め込まれている。一端部71と他端部72とが上下方向において異なる位置に位置しているため、上下方向において所定の幅(厚み)のある中間部を有するスプリングを配置することが可能となる。他端部72は、本発明における「他端部」の一例である。
中間部73は、一端部71と他端部72との間に位置している。中間部73は、出力軸51の径方向に弾性変形可能に構成されている。本実施の形態においては、モータ3が駆動している状態(図4参照)からモータ3の回転軸31にブレーキが掛かった状態(図5参照)に移行するのに伴い、出力軸51がベベルギヤ42に対して相対的に回転した際に、中間部73は、出力軸51の径方向内方に弾性変形(縮径)するように構成されている。中間部73は、出力軸51の軸方向において、第1円筒部42Aの下側(砥石側)に設けられている。このように中間部73を出力軸51の軸方向において第1円筒部42Aの下側に設けることによって、中間部73が第1円筒部の径方向内方(すなわちギヤ歯42Cより径方向内側に位置するベベルギヤ42の内部空間)に位置する場合と比較して、中間部73の弾性変形領域を確保することができる。また、中間部73は、出力軸51の径方向において、円柱キー6の外側に設けられている。このように中間部73を出力軸51の径方向において円柱キー6の外側に設けることによって、中間部73が円柱キー6と同位置に位置する場合と比較してより広く中間部73の変形領域を確保することができるため、比較的バネ定数の小さい弾性部材を配置することが可能となる。さらに、第1円筒部42Aから下方に延出する第2円筒部42Bの径方向外方に中間部73が位置しているので、第2円筒部42Bより大径かつ第1円筒部より小径のスプリングであれば設置可能となり、スプリング7の径寸法に関して選択の範囲が広く、設計自由度を確保することができる。中間部73は、本発明における「中間部」の一例である。
次に、出力軸51、ベベルギヤ42及び円柱キー6の係合関係について、図4及び図5を参照しながら説明する。
図4及び図5に示されているように、非作業時、モータ3起動時、モータ3運転時及びモータ3停止時のいずれの場合においても、円柱キー6は中径部51C(出力軸51)と係合している。
スプリング7は、出力軸51(出力軸部5)をベベルギヤ42に対して平面視において反時計回り方向に付勢している。図4に示されているように、非作業時、モータ起動時及びモータ運転時には、出力軸51がスプリング7によって平面視において反時計回り方向に付勢されることによって、円柱キー6とベベルギヤ42の遊合溝部42aの第1係合端部42bとが係合している。
図5は、ベベルギヤ42及び出力軸部5を示す平面図であり、ブレーキ時(モータ3停止時)における出力軸51及び円柱キー6とベベルギヤ42との位置関係が示されている。本実施の形態では、ブレーキ時(モータ3停止時)において、円柱キー6が第1係合端部42bから離れ(離脱し)、円柱キー6の外周面とキー移動部42dとが接触するように構成されている。
なお、本明細書において、「非作業時」とは作業者が作業を行っておらず駆動スイッチがオフにされている状態のことをいい、「モータ3起動時」とは作業者が駆動スイッチをオンに切替えモータ3の回転軸31が回転を開始した直後の状態のことをいい、「モータ3運転時」とはモータ3の起動後に単位時間当たりの回転軸31の回転が略一定となった状態のことをいい、「ブレーキ時(モータ3停止時)」とは作業者が駆動スイッチをオフに切替えモータ3の回転軸31に正転時とは逆方向の負荷がかかった直後の状態のことをいう。
次に、モータ3の電気的構成について図6及び図7を参照しながら説明する。図6は、ディスクグラインダ1のモータ3の電気的構成を示す図であり、モータ3起動時及びモータ3運転時の回路構成が示されている。図7は、ディスクグラインダ1のモータ3の電気的構成を示す図であり、モータ3停止時の回路構成が示されている。
図6及び図7に示されているように、モータ3は、ロータ32及びステータ33を備えている。また、ディスクグラインダ1は、内部にスイッチ35を有している。
ロータ32は、円環状の薄い鉄板を前後方向に多数積層して形成された回転子であり、図示せぬ複数のロータコイルを有している。ロータ32は、回転軸31に固定されており、回転軸31と一体回転するように構成されている。
ステータ33は、円環状の薄い鉄板の積層構造を有する固定子である。図6及び図7に示されているようにステータ33は、複数の駆動用コイル33A及び複数のブレーキ用コイル33Bを有している。
スイッチ35は、共通端子35A、第1端子35B及び第2端子35Cを有している。スイッチ35は、モータハウジング21の側面に設けられた図示せぬ駆動スイッチのオンオフに対応して機械的に切替わる。具体的には、作業者が駆動スイッチをオンに切替えた場合には、図6に示されているように、共通端子35Aと第1端子35Bとが電気的に接続され、商用交流電源E、ロータ32及び複数の駆動用コイル33Aにより閉回路が構成される。このように、商用交流電源E、ロータ32及び複数の駆動用コイル33Aにより閉回路が構成された状態が、本明細書中の「モータ起動時」、「モータ運転時」における回路構成に対応している。また、作業者が駆動スイッチをオフに切替えた場合には、図7に示されているように、共通端子35Aと第2端子35Cとが電気的に接続され、ロータ32及び複数のブレーキ用コイル33Bにより閉回路が構成される。このように、ロータ32及び複数のブレーキ用コイル33Bにより閉回路が構成された状態が、本明細書中の「非作業時」、「ブレーキ時(モータ停止時)」における回路構成に対応している。
次に、図1乃至7を参照しながらディスクグラインダ1による被削材に対する研削作業について本発明の効果に言及しつつ説明する。
電源コード8を商用交流電源に接続した状態で、作業者がモータハウジング21の側面に設けられた図示せぬ駆動スイッチをオンに切替えると、図6に示されているように、商用交流電源E、ロータ32及び複数の駆動用コイル33Aにより閉回路が構成される。
この状態において、駆動用コイル33A(ロータコイル)に電流が流れることによって発生する磁場によって、ロータ32を後面視において時計回り方向に回転させる方向の力が働く。つまり、複数のロータコイルに働く電磁力によりロータ32は、後面視において時計回り方向に回転を開始する。
回転軸31が回転すると、回転軸31に固定されたピニオンギヤ41も同軸回転する。この状態において、ピニオンギヤ41の複数のギヤ歯41Aとベベルギヤ42の複数のギヤ歯42Cとが噛合しているため、ベベルギヤ42が平面視において、時計回り方向に回転を開始する。ベベルギヤ42は、ピニオンギヤ41の回転速度が減速されて回転する。
この状態において、図4に示されているように、スプリング7が出力軸51をベベルギヤ42に対して平面視において反時計回り方向に付勢することによって、ベベルギヤ42の遊合溝部42aの第1係合端部42bと係合している円柱キー6が回動を開始する。同時に、円柱キー6が常時係合する出力軸51が平面視において時計回り方向に回転を開始する。この状態において、出力軸51に固定されている砥石Pが回転を開始する。砥石Pが回転する事によって被加工材に対して研削等の加工が可能となる。
当該出力軸51が回転を開始した段階において、出力軸51が平面視において時計回り方向に回転する一方、ナット53及び砥石Pは慣性力によりその回転位置に止まろうとし、出力軸51に対して相対的に反時計回り方向へ回転する。つまり、右ネジが切られているナット53及び雄ネジ部51Aにおいて、ナット53が雄ネジ部51Aに螺合する方向に力が働くため砥石Pが脱落することなく好適に作業をすることが可能である。
このときに、ベベルギヤ42は、平面視において、時計回りに回転する。その一方、スイッチを入れた瞬間には、砥石P及び砥石Pが固定された出力軸部5は、慣性力によりその回転位置に止まろうとし、ベベルギヤ42に対して相対的に反時計回り方向へ回転する。すなわち、締まる方向に力が働くため砥石が脱落することなく好適に作業をすることが可能となる。
作業を終了する場合には、作業者は、モータハウジング21の側面に設けられた図示せぬ駆動スイッチをオフに切替える。この場合には、図7に示されているように、ロータ32及び複数のブレーキ用コイル33Bにより閉回路が構成される。
この状態において、ロータ32が慣性力により回転を続けることによって、ブレーキ用コイル33Bに電流(誘導電流)が発生する。このときに、ブレーキ用コイル33Bに電流が流れることによって発生する磁場と、ロータ32の図示せぬ複数のロータコイルを流れる電流によって後面視において反時計回り方向に回転させる方向の力が働く。つまり、複数のロータコイルに働く電磁力によりロータ32の後面視における時計回り方向の回転は、急速に減速させられる。
この状態において、回転軸31に固定されているピニオンギヤ41も急速に回転を停止し、ピニオンギヤ41と噛合するベベルギヤ42も急速に回転を停止する。
その一方、円柱キー6、砥石P及び出力軸部5は、慣性力によりベベルギヤに対して、相対的にスプリング7の弾性力を受けながら時計回りの方向に回転する。図5に示されているように、円柱キー6がベベルギヤ42の遊合溝部42aの第1係合端部42bから離反しキー移動部42dを移動することによって、出力軸51とベベルギヤ42との接続が遮断される。
ここで、出力軸51が減速する場合には、慣性力により砥石P及びナット53は、平面視において出力軸51に対して相対的に時計回り方向に回転する。つまり、右ネジが切られているナット53及び雄ネジ部51Aにおいて、ナット53の雄ネジ部51Aに対する螺合を解消する方向に力が働くため、砥石Pが脱落してしまう可能性がある。
しかしながら、本実施の形態においては、図5に示されているように、遊合溝部42aを円柱キー6がスプリング7の弾性力を受けながら移動し、出力軸51が回転を続けることによって、急激な出力軸の減速が抑制されるため、ナット53及び砥石Pの電動工具本体からの脱落を防止することが可能となる。また、スプリング7が出力軸51をベベルギヤ42に対して相対的に平面視における反時計回り方向に付勢しているため、円柱キー6は、遊合溝部42aの第2係合端部42cに当接することはなく、仮に円柱キー6が遊合溝部42aの第2係合端部42cに当接する場合でも衝撃が最小限に抑制され、反動を吸収しつつ好適に出力軸を減速させることが可能となる。また、本実施の形態においては、キー移動部42dが第2円筒部42Bの内周において第2円筒部42Bの略四半周(略4分の1周)に亘り形成され、スプリング7として比較的バネ定数の小さい捩りバネを用いているため、出力軸51の回転速度の急激な変化により発生する反動を好適に吸収することが可能である。
このように、本発明の実施の形態によるディスクグラインダ1は、動力伝達部4に接続される一端部71と、出力軸51に接続される他端部72と、一端部71と他端部72との間に位置する中間部73とを一体的に有し、出力軸51をベベルギヤ42に対して相対的に平面視における反時計回り方向に付勢するスプリング7と、出力軸51と動力伝達部4との間に位置し、スプリング7により出力軸51と常時係合するとともに、動力伝達部4に対して係合・離脱可能に設けられ、動力伝達部4に係合している状態で動力伝達部4の一方向の回転を出力軸51に伝達するとともに、動力伝達部4から離反した状態で動力伝達部4と出力軸51との接続を遮断する円柱キー6とを有している。このため、モータからの駆動力が遮断された際に、出力軸51の回転方向とは反対方向に出力軸51が弾性部材によって付勢されているため、出力軸の回転の急激な減速が抑制され、好適に反動を吸収することが可能となる。また、円柱キー6が動力伝達部4から離反することによって、出力軸の回転の急激な減速が抑制され、好適に反動を吸収することが可能となる。
本発明による電動工具は、上述の実施の形態に限定されず特許請求の範囲に記載された範囲内で種々の変形や改良が可能である。
上述の実施の形態においては、モータ3のロータ32(回転軸31)の回転を停止させるために、ブレーキ用コイル33Bに発生する誘導起電力を利用する電磁ブレーキを用いたが、種々のモータ回転軸に対するブレーキ手段を用いることが可能である。他のブレーキ手段としては、モータの回転軸に他の部材を押しあてて止める機械式のブレーキ等が考えられる。
上述の実施の形態においては、スプリング7が出力軸51をベベルギヤ42に対して付勢する方向がベベルギヤ42の回転方向とは反対方向であったが、これに限られず、スプリング7が出力軸51をベベルギヤ42に対してベベルギヤ42の回転方向と同一の方向に付勢するように構成することも可能である。すなわち、モータ3の駆動前は円柱キー6がベベルギヤ42の遊合溝部42aの第2係合端部42cと当接しており、モータ3が駆動したさいにスプリング7を弾性変形させながら円柱キー6が第1係合端部42bに当接してベベルギヤ42からの回転力が出力軸51に伝達されるように構成してもよい。このように構成すれば、モータ3が駆動を開始した際に円柱キー6がベベルギヤ42の遊合溝部42aの第2係合端部42cから離反することによって、出力軸の回転の急激な加速が抑制され、好適に反動を吸収することが可能となる。また、この際スプリング7は径方向外方に拡径するように弾性変形するが、中間部73を第1円筒部42Aの下方かつ第2円筒部42Bの径方向外方の空間に位置するように配置させているので、弾性変形する空間は十分に確保することができる。
本実施の形態においては、ディスクグラインダ1を例に説明したが、本発明はディスクグラインダ以外のモータで駆動される電動工具、例えば、丸鋸や電動ドリル等の電動工具にも適用可能である。この場合、ブレーキ機能付き工具であれば本発明をより効果的に実施できる。
また、本実施の形態においては、回転動力を伝達する部材は円柱形状(円柱キー6)であったが、角柱形状でも、球状でもよい。また、ブラシレスモーターを使用する工具であってもよい。ブラシレスモーターの場合、ブレーキ用のコイルを別途用意する必要がないため、コストアップを抑制できる。
1…ディスクグラインダ 2…ハウジング 3…モータ 4…動力伝達部 5…出力軸部 6…円柱キー 7…スプリング 8…電源コード
Claims (6)
- ハウジングと、
前記ハウジングに収容され、回転軸を有するモータと、
前記ハウジング内に回転可能に支承され、先端工具が着脱可能な出力軸と、
前記ハウジング内で前記モータと前記出力軸との間に介在し、前記回転軸の回転力を前記出力軸に伝達し前記出力軸を一方向に回転させる動力伝達部と、
前記動力伝達部に接続される一端部と、前記出力軸に接続される他端部と、前記出力軸の軸方向で前記一端部と前記他端部との間に位置する中間部とを一体的に有し、前記出力軸を前記一方向及び前記一方向とは反対方向のいずれかに付勢する弾性部材と、
前記出力軸と前記動力伝達部との間に位置し、前記出力軸と常時係合するとともに、前記動力伝達部に対して係合・離脱可能に設けられ、前記動力伝達部に係合している状態で前記動力伝達部の前記一方向の回転を前記出力軸に伝達するとともに、前記動力伝達部から離反した状態で前記動力伝達部と前記出力軸との接続を遮断する係合部材と、を有することを特徴とする電動工具。 - 前記動力伝達部は、前記出力軸の軸方向視において円環状に形成され、前記出力軸の回転軸心と同軸の回転軸心を有するギヤを有し、
前記出力軸は、前記ギヤに挿通され、
前記ギヤの内周面であって前記出力軸と面する面には、所定周長に亘り溝が形成され、
前記係合部材は、前記溝内を移動可能に設けられて前記ギヤに係合・離脱することを特徴とする請求項1に記載の電動工具。 - 前記一端部と前記中間部とは、前記出力軸の半径方向において前記係合部材の外側に設けられ、
前記中間部は、前記出力軸の半径方向に弾性変形することを特徴とする請求項1又は2に記載の電動工具。 - 前記弾性部材は、捩りバネであることを特徴とする請求項3に記載の電動工具。
- 前記弾性部材が前記出力軸を前記一方向とは反対方向に付勢するように構成されている場合において、
前記モータを起動・停止させるスイッチと、
前記スイッチを切断した際に前記モータの前記回転軸を停止するブレーキと、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の電動工具。 - 前記一端部と前記他端部とは、前記出力軸の軸方向において異なる位置に位置することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の電動工具。
Priority Applications (1)
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JP2017119151A JP2019000958A (ja) | 2017-06-16 | 2017-06-16 | 電動工具 |
Publications (1)
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JP2019000958A true JP2019000958A (ja) | 2019-01-10 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2017119151A Pending JP2019000958A (ja) | 2017-06-16 | 2017-06-16 | 電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2019000958A (ja) |
-
2017
- 2017-06-16 JP JP2017119151A patent/JP2019000958A/ja active Pending
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