JP2018538111A - 自己結紮ブラケット - Google Patents

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Abstract

歯列矯正ブラケットは、ブラケットボディの上面上にリセスを有するブラケットボディと、歯列矯正ワイヤの受け入れに適応するアーチワイヤスロットとを含んでいる。また、歯列矯正ブラケットは、その底面上に突起を有する結紮部材を含んでいる。結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際に、歯列矯正ワイヤをアーチワイヤスロット内に保持するために、結紮部材は、ブラケットボディに移動可能に接続している。また、オープンポジションからクローズドポジションまで結紮部材を移動させるための力を必要とするよう、歯列矯正ブラケットは、ブラケットボディ上のリセスに配置される離散スプリングを含んでいる。【選択図】なし

Description

歯列矯正ブラケットは、不正咬合等の顔面および歯科の不規則性を予防および治療する目的で、歯列矯正医により用いられる。歯列矯正医からの処理を求める患者は、歯並びの悪い歯の存在に関心を持っており、または、より詳しくは歯の密生、フレア形成、歯列の不規則性、不満足な歯状、「ガミー」スマイル、ならびに、咀嚼の困難などに関心を持っている。
歯科矯正治療は、他の美容および口腔の不規則性および問題を治療することができるだけでなく、上記に列挙される問題を修正することができる。上下の歯列弓を収容する支持骨構造の間の相違の結果により、歯科矯正治療を必要とする問題となる場合がある。長期安定性を実現しつつ、魅力的なスマイルおよび適切な咀嚼作用を提供するため、歯科矯正治療はこれらの矛盾に対応することができる。熟練した経験豊かな歯列矯正医は、歯科患者に対し、様々な技術および関連した機器と製品を用いて、これらのゴールに到達しようとしている。
歯および顎の不規則性および問題を修正するために歯列矯正医に広範囲に使用される、その製品の一つは、歯列矯正ブラケットである。歯列矯正ブラケットを患者の歯に固定して、歯列矯正医によって使用して、患者の歯を並び直し、動かし、または移動する。歯列矯正ブラケットは、少なくとも2つの基本目標を実現するように設計されており:それは、歯への結合を提供することと、歯列矯正アーチワイヤを保持することとである。歯列矯正ブラケットは、歯列矯正アーチワイヤを歯に接続させることにより、中間体のように機能する。
弾性を有する歯列矯正アーチワイヤを、曲げまたは捻る際に、ブラケットの歯への結合が、歯に力を伝え、その後、ブラケットとかみ合うようになる。患者の歯に装着した歯列矯正ブラケットに結合するアーチワイヤは、患者の歯に力を順に伝達させるように作用する機械力システムを提供し、従って、歯列矯正医の作業により、歯を適切な位置にあてがう。
従来の歯列矯正ブラケット設計は、ブラケットの結合ウイングのまわりを包むエラストマー結紮またはワイヤ結紮を用いた結紮により、アーチワイヤがアーチワイヤスロットに関与できるようにする。アーチワイヤの除去を予防する目的で、ブラケットスロット中にアーチワイヤを確保するためには、結紮またはある種の締結手段が重要である。
歯列矯正医および患者におけるワイヤ結紮の使用において、いくつかの問題が存在する。結紮ワイヤの適用には、歯列矯正医の側の顕著な技術と、長い患者のチェアタイムとが必要となる。更に、処理過程での曲げまたは交換のために、アーチワイヤを、適宜、歯列矯正ブラケットから取り出す必要があり、反復的な結紮運転および患者/歯列矯正医の時間の増加を必要とする。
同様に、従来のワイヤ結紮は他の不利を有している。ワイヤによる結紮は、食物小片の原因および歯石の蓄積になるような厳しい口腔環境に率直にさらしてしまう、好ましくない隅および割れ目を形成する。また、アーチワイヤに沿って歯の移動が生じるため、ワイヤ結紮によるアーチワイヤの結合は好ましくなく、なぜなら、結合により、歯科矯正治療の間に不必要な耐性力が供給されることがあるからである。歯列矯正医は、結紮ワイヤによって与えられるこれらの不必要な応力を説明する必要がある。慎重な治療なしに、歯列矯正機械力により意図した調整的な歯の移動が、危険にさらされる場合がある。
また、エラストマー結紮も不利になる。エラストマー結紮は、変色する傾向があり、この弾力を迅速に失うこと場合がある。従って、歯列矯正ブラケットにアーチワイヤを固定する場合のエラストマー結紮の効率が、経時的に減少する。エラストマー結紮は、非効果的または失敗する場合があり、頻度が高い交換を必要とする場合がある。
従来の結紮方法および製品の不利益に対処する1つの方法に、結紮ワイヤ、エラストマー結紮などが十分に除去されない場合に、その必要性を減少させうるように、迅速のアーチワイヤ保持およびリリースメカニズムを取り入れることがある。自己結紮ブラケット式は、従来の結紮方法および製品の不利に対応しようとし、ここで、ブラケットは、別々の結紮ワイヤまたはエラストマー結紮の必要なしに、アーチワイヤを保持することが可能である。自己結紮ブラケットを、オープン位置に配置して、アーチワイヤのアーチワイヤスロットへの挿入または取り出しができるようにし、クローズドポジションに配置して、アーチワイヤスロットの中にアーチワイヤを保持することができるようにする。
既知の自己結紮ブラケットにおいて、問題が存在する。歯列矯正ブラケットにかかわる生産および組み立て工程の複雑さが原因で、摺動結紮部材を有する自己結紮ブラケットの生産を、費用効果に優れ効率的な方式で行うことが難しい。多くの既存自己結紮のデザインは、高いスクラップ率で罹患する。
また、既知の自己結紮ブラケットを製造および組立てに関する困難さが、歯科矯正治療における使用に対する困難さを生じる場合もある。自己結紮ブラケットが摺動結紮部材を含むデザインにおいて、可動結紮部材は、結紮部材がアーチワイヤスロットを被覆するような位置に保持される必要がある。既存の自己結紮デザインは、結紮部材をオープンポジションからクローズドポジションへ移動させるサイクルが数サイクル後、しばしば機能しなくなる。さらに、既知の結紮部材をオープンするおよびクローズするために必要な力を、種々の問題に対して、大いに変化させる場合がある。結紮部材を移動させるために必要な力が小さすぎるケースでは、結紮部材がクローズドポジションに十分に保持されない場合があり、このため、アーチワイヤを確実に保持することができない。結紮部材をクローズドポジションに移動させるために必要な力が大きすぎるケースでは、歯列矯正医は、結紮部材をクローズすることができない場合があり、または、治療の間に患者に対する不快感に変化させるように、結紮部材をクローズさせてしまう場合がある。
従って、上述の不利益および問題の1つ以上に対応する改良した自己結紮ブラケットの必要性が存在する。一実施形態では、本開示は、別々のワイヤまたはエラストマー結紮の必要なしにアーチワイヤを保持する、信頼できる方法を含んだ、自己結紮ブラケットを記載する。また、本開示は、より容易に製造され、かつ、スクラップ率を、既存のデザインのスクラップ率よりも減少させる、自己結紮ブラケットを記載する。またさらに、本開示は、結紮部材を、オープンなまたはクローズドなポジションに保持するまたはバイアスをかけるための、反復可能な、耐久性のあるデザインを含んでいる。
さらに別の利点としては、臨床環境における使いやすさがある。これは特に、リンガル歯列矯正ブラケットの場合に歴然としている。大部分の歯列矯正ブラケットは、患者の唇の組織に対向する領域または一般に外に見える領域である歯の外面(唇の表面)に配置され、ある患者は、治療に対して美容上のアプローチを選択する。リンガルブラケットは、歯科矯正治療を考慮し、可視的に他には見えず、ここで、ブラケットは歯の舌(リンガル)表面に結合する。リンガルブラケットは、患者の口内との接触が限定されていることが原因で、特に歯列矯正医により操作することが困難である。本開示は、歯列矯正医により結紮部材の簡単な操作を可能にする、使いやすい自己結紮ブラケットを記載する。
一実施形態では、歯列矯正ブラケットは、その上面上にリセスを含むブラケット体と、矯正線を受け入れるように適応されるアーチワイヤスロットとを含んでいる。
また、歯列矯正ブラケットは、底面からブラケット体上のリセスに延伸する突起を有する結紮部材を含んでいる。結紮部材は、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際に、アーチワイヤスロット内で矯正線を保持するよう、ブラケット体に移動可能に接続している。また、オープンポジションからクローズドポジションへ結紮部材を移動するために力が必要となるよう、歯列矯正ブラケットは、ブラケット体上でリセス内に配置される離散スプリングを含んでいる。
別の実施形態では、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際に、歯列矯正ブラケットの突起は、リセスにまで伸びて、離散スプリングに接触する。
別の実施形態では、離散スプリングは、環状、円板状、卵状、ヘリカル状、円状または、湾曲状の、形状である。
別の実施形態では、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動される際、リセスは離散スプリングの移動を制限する。
別の実施形態では、歯列矯正ブラケットのブラケット体の上面上のリセスは、円弧端を有するスプリング部分と、線状端を有する誘導部分とを含んでいる。
別の実施形態では、歯列矯正ブラケットのリセスは、離散ばねの一部と同心の円弧端を有するスプリング部分を含んでいる。
また、リセスは、オープンポジションからクローズドポジションまでの突起の動程軌道に平行した線状端を有する誘導部分を含んでいる。
別の実施形態では、歯列矯正ブラケットのリセスは、また、第2の円弧端を有するリリーフ部分を含んでいることにより、離散スプリングが、突起により圧縮される際に、リリーフ部分に伸びるようになる。
別の実施形態では、歯列矯正ブラケットのリセスの深度は、離散スプリングの厚さよりも大きい。
別の実施形態では、リセスのリリーフ部分は、楕円状に成形され、リセスのスプリング部分に重なり合っており、ここで、主軸は、オープンポジションからクローズドポジションまでの突起の動程の軌道に平行である。
別の実施形態では、歯列矯正ブラケットは、リセスを有する表面を含んでおり、ここで、リセスは、円弧とすることができる第1端を有するスプリング部分と、線状とすることができる第2端を有する誘導部分とを含んでいる。リセスは、リセスのバネ部分に、離散スプリングを更に含んでいる。突起は、第2の表面から第2の端に隣接したリセスに伸び、ここで、離散スプリングが、第1の表面および第2の表面が互いに関連して移動する際に突起により圧縮されるように、ブラケットは構成される。
別の実施形態では、歯列矯正ブラケットは、上面から伸びる突起およびアーチワイヤを受け入れることに適するアーチワイヤスロットを有するブラケット体と、底面上のリセスを含む結紮部材とを含んでいる。結紮部材は、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際に、歯列矯正ワイヤをアーチワイヤスロット内に保持するために、ブラケット体に移動可能に接続している。また、歯列矯正ブラケットは、結紮部材上のリセスに配置される離散スプリングを含んでいるため、オープンポジションからクローズドポジションへ結紮部材を移動させるために力が必要となる。
所定の実施形態が、図面に示される。しかしながら、本開示は、添付の図面に示される構成および手段に限定されないことが、理解される。
図1は、自己結紮ブラケットの実施形態を例示する図である。
図2は、アーチワイヤで歯の唇側面上に装着される、本開示の自己結紮ブラケットの実施形態の上面図である。
図3は、アーチワイヤで歯の舌表面上に装着される、本開示の自己結紮ブラケットの実施形態の側面図である。
図4は、クローズドポジションにおける自己結紮ブラケットの実施形態の側面図である。
図5は、オープンポジションにおける自己結紮ブラケットの実施形態の側面図である。
図6は、自己結紮ブラケットの実施形態の正面断面図である。
図7は、結紮部材のない自己結紮ブラケットの実施形態の正面断面図である。
図8は、結紮部材のない自己結紮ブラケットの実施形態の等角図である。
図9は、隠線で示すスプリングおよび突起を有する自己結紮ブラケットの実施形態の等角図である。
図10は、スプリングのないリセスの図である。
図11は、スプリングを有する結紮部材の実施形態の下面図である。
図12は、クローズドポジションで結紮部材を有する自己結紮ブラケットの実施形態の上面図である。
図13は、オープンポジションとクローズドポジションとの間の中間における、結紮部材を有する自己結紮ブラケットの実施形態の上面図である。
図14は、オープンポジションにおいて結紮部材を有する自己結紮ブラケットの実施形態の上面図である。
図15は、自己結紮ブラケットの他の実施形態の正面断面図である。
図16は、結紮部材のない自己結紮ブラケットの他の実施形態の等角図である。
図17は、ブラケット体から結紮部材を取り外した他の実施形態の自己結紮ブラケットの側面図である。
図18は、リセスおよびスプリングを有する結紮部材の他の実施形態の図である。
ここに開示される原理を推進し理解するため、図面に例示される好ましい実施形態が行われ、同一を記載するために具体的な言語が用いられる。それにもかかわらず、範囲の制限は、そのためには意図されていないことが、理解される。例示されたデバイスにおけるこの改変および更なる変形と、ここに例示されるように開示された法則の更なる応用とが、この開示が関連する当業者に一般に生じるように、考慮される。
図1に示すように、自己結紮ブラケット1の実施形態は、歯面への結合のためのブラケットベース3と、アーチワイヤの関与および保持のための様々な構造を有するブラケットボディ5とを含んでいてもよい。ブラケットベース3は、凹状の輪郭の表面を有してもよく、歯へのその結合を強化するためのインデントされた底部を含んでいてもよい。ブラケットベース3とブラケットボディ5とは、互いに接続しており、一体的に形成されてもよく、一緒に成形されてもよく、または、溶接されてもよい。
自己結紮ブラケット1は、ブラケットボディ5を含んでいてもよい。ブラケットボディ5は、歯肉の拡張17と、咬合せの拡張19と、アーチワイヤスロット11を明確化する支持表面7とを、を含んでいてもよい。アーチワイヤスロット11は、歯列矯正アーチワイヤを受け入れるようにサイズ設定され、アーチワイヤスロットベース9の端部と中央端部および末端端部の側部とに、ベベルエッジ15を含んでいる。それがアーチワイヤスロット11の中に受け入れられる際、15が医薬品有効成分ベベルエッジは歯列矯正ワイヤが損傷したようになるという見込みを減少する。アーチワイヤスロット11が咬合平面(前歯の端部と臼歯の犬歯とをつなぐことにより構成される仮想平面)に対して略平行に動作するように、歯肉の拡張17と、咬合せの拡張19と、支持体表面7とが構成される。アーチワイヤスロット11は、規範的なトルク、先端および角形成につき必要に応じて、ブラケットを横切って角度配向してもよい。
ブラケットボディ5の歯肉拡張17と咬合拡張19とは、ブラケットベース3から上方に伸びる。歯肉拡張17または咬合拡張19は、少なくとも1つの結合ウイングを含んでいてもよい。結合ウイングは、ブラケットボディ5の歯肉側と咬合側の一方又は双方に配置することが可能である。一実施形態では、ブラケットボディ5は、歯肉拡張17に歯肉結合ウイング33を含んでいてもよい。歯肉結合ウイング33は、図3に表すように、歯の表面の方へと角度をつけることが可能である。
前述のとおり、ブラケットボディ5は、アーチワイヤスロット11を画定する歯肉拡張17、咬合拡張19および支持表面7を含んでいてもよい。さらに具体的に、歯肉拡張17は、横方向に配向する歯肉隔壁21を含んでおり、咬合拡張19は、支持表面7と共にアーチワイヤスロット11を画定する咬合隔壁23を含んでいる。アーチワイヤスロット11内に受け入れられる歯列矯正ワイヤは、これらの3つの表面により囲まれる。アーチワイヤスロット11は、結紮部材25がオープンポジションにある際に、歯列矯正アーチワイヤを受けるまたは取り出すために、オープンである。さらに記載するように、結紮部材25がクローズドポジションに移動する際に、結紮部材25はアーチワイヤスロット11を被覆し、受け入れた歯列矯正ワイヤを保持する。アーチワイヤスロット11は、円形、長方形または四角型の歯列矯正アーチワイヤに適合するように構成される。
歯肉拡張17上の歯肉結合ウイング33に戻り、歯肉結合ウイング33は、開口ツールまたはスケーラ等のツールの挿入のために十分に大きい歯肉インデント29(図1で示すように)を含んでいてもよい。歯肉インデント29は、歯肉拡張17の上面に沿った隙間であり、この歯肉拡張17は、ブラケットベース3に向かって下方に伸び、結紮部材25がクローズドポジションにある際は結紮部材25の一端に接触ができるようにする。歯肉インデント29は、歯列矯正医または他の臨床医に対して、アーチワイヤスロット11を開く際に、力を適用し、結紮部材25を咬合方向に移動させることができるようにする。アーチワイヤスロット11の閉環は、歯肉拡張17に向かう方向で咬合端部31上に結紮部材25を押圧することにより実現することが可能である。結紮部材25の閉環は、歯科ツールまたは臨床医の指先で達成することが可能である。
また、自己結紮ブラケット1は、結紮部材25を含んでいる。結紮部材25は、咬合拡張19においてブラケットボディ5に移動可能に接続している。図1に示すように、結紮部材25は、略長方形の部材であってもよい。結紮部材25は、(図6で示すように)結紮部材導管27の優遇部分に受け入れられる1つ以上のレールを含んでいてもよい。図1の中に示される実施形態に示すように、結紮部材25の上面が、咬合拡張19上の2本の支柱20の上面と、同一平面となるように、または少なくとも同じ高さになるように、結紮部材25のレールは構成される。咬合拡張19の上の2本の支柱20は、結紮部材25が結紮部材導管27に受け入れられる際に、結紮部材25上で一部のレールを被覆するため、結紮部材が、咬合歯肉方向のみに移動できるようになる。
一実施形態では、結紮部材25は、ブラケットボディ5の外面と共面である滑らかな凸面外側表面を、有していてもよい。結紮部材25の滑らかな、光沢のある表面は、細菌の粘着およびプラーク蓄積を抑止しつつ、良い口腔衛生を維持しやすいように設計される。結紮部材25は、マーク35を結紮部材25の中心線に沿って含むことにより、ブラケット接着手順の間に、臨床医に対してブラケットを臨床歯冠歯の軸の傾斜角に合わせることを支援する。マーク35は、結紮部材25上に成形、機械加工、または塗布される、永続的なまたは当面の指標であることが可能である。
図2は、患者の上側歯の唇側面37に配置される自己結紮ブラケット1の実施形態を示している。示されるように、自己結紮ブラケット1は、結紮部材25がクローズドである際に、アーチワイヤ13をアーチワイヤスロット11内に保持することが可能である。自己結紮ブラケット1は、フック39を含んでいてもよい。他の補助デバイスが、自己結紮ブラケット1上に含まれていてもよい。
図3は、患者の下歯の舌表面41に配置される、自己結紮ブラケット1の実施形態を示している。この図では、自己結紮ブラケット1は、アーチワイヤ13とのクローズドポジションにより、歯面に装着されていることが示されている。理解可能なように、結紮スライド25は、アーチワイヤ13がアーチワイヤスロット11から取り出されないように予防する。図4では、結紮スライド25はクローズドポジションにあり、アーチワイヤ13はアーチワイヤスロット11から取り出されている。図5では、結紮スライド25は、オープンポジションにあり、アーチワイヤ13はアーチワイヤスロット11から取り出されている。
図6〜7に示すように、自己結紮ブラケット1は、一実施形態では、結紮部材25を結紮部材導管27に受け入れように構成される。結紮部材導管27を、咬合拡張19の中心前部に配置することが可能である。結紮部材導管27を、2本の支柱の下に位置する咬合拡張19の上に位置する、2つの対立した内心突出側壁により、画定してもよい。結紮部材導管27に受け入れられた結紮部材25は、結紮部材25が歯肉拡張17の咬合接面に遭遇するまで、結紮部材導管27に沿って歯肉拡張17の方へ、略直鎖運動で移動することができるようになる。結紮部材導管27は、2つの内心対向スロットを有する広い正面開放端を示してもよく、結紮部材25およびそこに含まれるレールを、オープンポジションからクローズドポジションへ進行するように、保持し可能にするようになる。結紮部材導管27は、結紮部材25上の適切な優遇な形状または特徴を有する、他の適切な形状および特徴を有していてもよい。
理解可能なように、結紮部材25は、結紮部材導管27内でオープンポジションからクローズドポジションへ移動することが可能である。臨床医の要求に従い、たとえば治療間にオープンポジション内に、または、たとえばアーチワイヤが治療訪問と治療訪問の間で間挿した後にクローズドポジション内に、スライドを保持することが望ましい。オープン位置またはクローズド位置の中に結紮部材を維持するため、自己結紮ブラケット1は保持メカニズムを含んでおり、この保持メカニズムは、スプリング51と突起53とを含んでいてもよい。スプリング51と突起53とは、相互作用して、結紮部材25のブラケットボディ5に対する不要な移動を予防する。
一実施形態では、スプリング51は、離散環状弾性部材である。この実施形態では、スプリング51は、結紮部材25の一部としてまたは自己結紮ブラケット1の他の要素として非一体的に形成されるまたは機械加工される別々の部材である。好ましい実施形態では、スプリング51は、外径が0.5〜1.5mmであり、0.15〜2mmの高さを有し、ニッケル−チタン合金で製造される。このスプリング51の寸法は、自己結紮ブラケットのサイズおよびブラケットを用いようとしている歯のサイズにより、変化してもよい。スプリング51は、ワイヤの断片、1枚の物質からの切断、またはチューブのスライスから形成されてもよい。スプリング51の生産におけるさらに別の方法も、考慮される。更に、
他の実施形態において、
スプリング51は、たとえば円板状、卵状、ヘリカル状、半円状、円状または湾曲状、またはその他の適切な構成等の、他の形状を有することが可能である。スプリング51は、他の適切な金属、合金、プラスチック、ゴム、複合体または他の弾力のある天然物質または合成物質により作製することも可能である。
前述のように、そして図7に示すように、ブラケットボディ5は、ブラケットボディ5の上面より伸びる突起53を含んでいてもよい。突起53は、結紮部材25内でリセス43とスプリング51とに調和するように適応する。一実施形態では、突起53は、ブラケットボディ5と一体的に形成される、またはブラケットボディ5内に成形される、円筒形のピンである。突起53は、しかしながら、適切な形状または性質に作製されてもよく、ブラケットボディ5と独立して結合してもよい。突起53がリセス43の中を移動してスプリング51に接触するようになるため、さらに説明していくように、突起53が滑らかな表面になることが望ましい。
図10〜14に示すように、突起53はリセス43と調和し、スプリング51と相互作用する。一実施形態では、リセス43は、結紮部材25の底面に配置され、その結紮部材25は、その上に突起53が属するブラケットボディ5の上面に隣接して設置される。リセス43は、スプリング部分45を含んでもよく、このスプリング部分45は、第1の端部55と誘導部分47とによりある程度画定され、この第1の端部55と誘導部分47とは、第2の端部63によりある程度画定される。一実施形態では、第1の端部55は円弧であってもよく、第2の端部63は直鎖であってもよい。図10に示すように、スプリング部分45は、スプリング51を配置するための、領域を提供する。リセス43の第1端部55は、スプリング51の一部と同心であってもよく、そのために、スプリング51をリセス43内に適切に位置決めし調整するための表面を提供する。一実施形態では、スプリング51の高さは、スプリング部分45においてリセス43の深度より低いため、位置に保持されない限り、スプリング51はリセス43に「浮く」ことができる。この構成は、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際の抵抗性を最小にし、その逆もまた同じである。図6に示す実施形態で示すように、高さがリセス43の深度より低いスプリング51は、スプリングが、ブラケットボディ5の唇の接面より上に「自由フロート」することを、本質的に可能にする。ここに用いられる場合において、語「自由フロート」とは、スプリングが自己結紮ブラケット1のいかなる部分にも取り付けられないことを意味する。むしろ、スプリングは、リセス43内に移動することができるようになる。
浮動性のスプリングを有することについての長所の1つは、この構造は、スプリングの全体に沿って、ストレス点を減少させるまたは最小にすることにより、バネ破損物の場合を減少させることにある。図11に示す実施形態では、スプリング51は、スプリング部分45またはリセス43内に自由に移動または回転する。
他の実施形態において、リセス43の誘導部分47は、結紮部材におけるただのリセスの代わりに、結紮部材における貫通穴であることが可能である。
他の実施形態において、スプリング51とリセス43とは、他の相対構造を有することが可能である。一実施形態では、スプリング51は、スプリング部分45内のプレス・フィットである。別の実施形態では、スプリング51は、配置される際に最初は縮み、それがリセスの第1の端部55に対して接するまで、本質的に伸びまたは広がる。このアプローチは特に有用であり、ここでスプリングは、一旦ブラケット1に組立てられれば、スプリング部分45に展開する機会を有している。別の実施形態では、スプリング51は、区画プロセスまたは類似プロセスで適所に保持されてもよく、そこでは、スプリング部分45の端部は変形し、1つ以上の突起は、第1の端部55から、またはリセス43の内部表面から、スプリング部分45に伸び、スプリング51を適所に保持する。
図11〜14に示すように、リセス43は、少なくとも第3の端部57により画定するリリーフ部分49をさらに含んでおり、この第3の端部57は円弧であってもよい。理解可能なように、スプリング51が突起53により縮む際に、スプリング51はリリーフ部分49に伸びる。さらに図11〜14に示すように、リリーフ部分49を、オープンポジションからクローズドポジションへの突起53の動程の方向に平行に、長軸を有する楕円の一部として成形することが可能である。リリーフ部分49の他の適切な構造を、(例えば、図18に表すように)用いることも可能である。リリーフ部分49により、大きな応力集中を形成することなく縮む際に、スプリング51がリリーフ部分49に延びることができるようになる。さらに、リリーフ部分49は、第3の端部57により画定するハードストップを提供することにより、スプリング51が、どれ程度拡張領域の長軸に沿って膨張することができるかを制限する。
また、リセス43は、誘導部分47を含んでいる。突起53は、誘導部分47と調和する。図12〜14に示すように、結紮部材25がオープンポジションからクローズドポジションに移動する際、突起53は、第2の端部63と略平行に、誘導部分47に沿って進行する。別の実施形態では、第2の端部63は、結紮部材導管27の中心軸と略平行である。突起53は、リセス43の誘導部分47へ伸びる。別の実施形態では、誘導部分47は、クローズドポジションからオープンポジションへ移動する際に、結紮部材の動程を限定するハードストップとして機能し、ここで、突起53は、誘導部分の内面に接して、ブラケットボディ5内に結紮部材25を保持する(図14に示される)。さらに、誘導部分47が、スプリング部分45に十分に重なり合うため、突起53が動程の軌道に沿って、スプリング51を妨げるようになる。理解可能なように、突起53が、結紮部材25のオープンポジションに対応する第1の位置から、結紮部材25のクローズドポジションに対応する第2の位置に移動する際、スプリング51はリリーフ部分49に圧縮し伸び、突起53が第1の位置から第2の位置まで進行するができるようになる。突起53がオープンポジションからクローズドポジションへ移動できるようにするために、十分な力でスプリングを圧縮するための力が必要とされており、その逆もまた同じである。このように、リセス43と、スプリング51と突起53とは、結紮部材をオープンポジションまたはクローズドポジションにいずれかに保持するための、保持メカニズムとして相互作用する。
自己結紮ブラケット1の保持メカニズム要素の相互作用が、図12〜14に例示される。図12は、クローズドポジションの中に結紮部材を表している。スプリング51は、第1の位置で、突起53を半圧縮した状態または圧縮しない状態にある。保持メカニズムのリセスとスプリングとが、クローズドポジションでアーチワイヤスロットの上に横になっていてもよい。図13は、オープンポジションとクローズドポジションの中間における結紮部材を表している。スプリング51は、突起53が、動程の軌道における第1の位置から第2の位置までの中間で圧縮した状態にある。図示のように、スプリング51は、この状態でリリーフ部分49に伸びた。リセス43は、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動した際の離散スプリングの移動を制限する。一実施形態では、この制限は、結紮部材25の動程の軌道に直交する方向にある。図14は、オープンポジションにおける結紮部材を表している。スプリングは、第2の位置では、突起53で半圧縮した状態または圧縮しない状態にある。
前述のとおり、突起53は、ブラケットボディ5上に設置され、リセス43とスプリング51とは、結紮部材25上に配置される。この構造は、他の実施形態において、逆にすることも可能である。具体的に、突起53は、一体的に形成することが可能であり、または結紮部材25に接続することが可能であり、スプリング51を有するリセス43は、ブラケットボディ5に配置することが可能である。この逆の構造では、図15〜17に示すように、保持メカニズムを相互作用させて、同一作用を実行させる。突起53を、結紮部材25の一部として成形してもよく、または、溶接結合、接着結合、機械結合、または他の手段により、その後結合してもよい。図15および16は、リセス43のスプリング部分45と、リリーフ部分57と、誘導部分47とをさらに表している。構造にかかわりなく、本発明は、結紮部材25を有するブラケット組立体のためのアーチワイヤ保持メカニズムであり、ここで、リセス43を有する第1の表面は、リセス内に設置されるスプリング51と、第2の表面からリセスへと伸びる突起とを含んでいるため、第1の表面と第2の表面とが相互に動く際に、スプリングが突起により圧縮されるようになる。図17は、ブラケット組立体を表す部分破断図であり、ここで、結紮部材25は、ブラケットボディ5から取り外され、保持メカニズムのそれぞれの部品をさらに明示する。
図18は、スプリング部分45と、リリーフ部分49と、誘導部分47とを備えるリセスを示す、保持メカニズムのさらにもう一つの実施形態である。ここで、リセス43は、様々な構造においても、結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際に、スプリング部分45におけるスプリング51の移動を制限する。図18では、突起53により圧縮される際に、スプリング51はリリーフ部分49に伸びる(図示されず)。これは、スプリング部分45におけるリセス43の端部65が、(図13と同様に)圧縮される際に、スプリング51の移動を制限するハードストップを提供するようになる。リセス43が結紮部材25内に属するような、この実施形態の構造を示してきたが、リセスがブラケットボディ5内に属し、突起は結紮部材内に属するように、構造を逆にしてもよい。本開示は、添付の図面に示す構成および手段に限定されないことが、理解される。
自己結紮ブラケット1は、機械加工、鋳造、金属射出成形(MIM)、プラスチック射出成形(PEVI)、またはセラミック射出成形(CIM)を含む適切な製造法を用いて製造することが可能である。自己結紮ブラケット1は、ステンレス鋼、金、ニッケルチタン、ニッケルフリーチタン合金、セラミック、コバルトクロム、プラスチックまたはその混合物等の、適切な物質で作製することが可能である。好適な具体例では、自己結紮ブラケット1は、ステンレス鋼で作製される。
歯列矯正ブラケット1は、ここに別段に示されない限り、前歯の唇側面に結合される参照フレームを用いて、ここに記載される。従って、ここに用いる場合において、ブラケットを記載するために用いられる唇、舌、近心、末端、咬合および歯肉等の語が、選択された参考文献フレームに関連している。本発明の実施形態は、しかしながら、選択された参考文献フレームおよび記述用語に限定され、なぜなら、歯列矯正ブラケットは、他の歯上、および口腔中の他の配向に用いられてもよい。例えば、ブラケットは、歯の舌表面に結合されてもよく、また、本発明の範囲内にあってもよい。ここに用いられる記述用語が、参照フレームに対して変更が存在することを直接適用しなくてもよいことを、当業者は認識する。それにもかかわらず、本発明の実施形態は、口腔内での位置および配向に対して独立であることと、歯列矯正ブラケットの実施形態を記載するために用いられる相対語が、図面中で、実施形態の明らかな説明を単に提供するだけであることとが、意図されている。このように、相対語、唇、舌、近心、末端、咬合および歯肉は、特定の位置または配向に対して本発明をなんら限定するものではない。
前述の明細書中に用いられた用語および表現が、その中で、説明の用語として用いられるものの、限定でなく、この用語と、示される特徴の同等性を除外する表現力と、その記載された部分との使用には、意図はなく、本発明の範囲は、追従する特許請求の範囲によってのみ画定され限定されることが認識される。

Claims (20)

  1. 歯列矯正ブラケットであって:
    上面上のリセスと、アーチワイヤスロットとを含むブラケットボディと;
    底面からリセスまで伸びる突起を含む結紮部材であって、前記結紮部材は、アーチワイヤスロット内に歯列矯正ワイヤを保持するためにブラケットボディに移動可能に接続する、前記結紮部材と;
    オープンポジションからクローズドポジションまで結紮部材を移動するために力が必要となるよう、リセス内に配置される離散スプリングとを備えることを特徴とする、歯列矯正ブラケット。
  2. 結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへと移動する際に、突起はリセスに伸び、離散スプリングに接触することを特徴とする、請求項1に記載の歯列矯正ブラケット。
  3. 離散スプリングが、環状、円板状、卵状、ヘリカル状、円状または、湾曲状の、形状であることを特徴とする、請求項1に記載の歯列矯正ブラケット。
  4. 結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへ移動する際、リセスが離散スプリングの移動を制限することを特徴とする、請求項1に記載の歯列矯正ブラケット。
  5. リセスが、第1の端部により画定されるスプリング部分と、第2の端部により画定される誘導部分とを含むことを特徴とする、請求項1に記載の歯列矯正ブラケット。
  6. 第1の端部が、離散スプリングの一部と同心であり、第2の端部が、オープンポジションからクローズドポジションまでの突起の動程軌道に平行であることを特徴とする、請求項5に記載の歯列矯正ブラケット。
  7. リセスが、少なくとも第3の端部により画定するリリーフ部分をさらに含み、突起により圧縮される際に、離散スプリングがリリーフ部分に伸びるように、構成されることを特徴とする、請求項5に記載の歯列矯正ブラケット。
  8. リセスの深度が、離散スプリングの厚さによりも深いことを特徴とする、請求項5に記載の歯列矯正ブラケット。
  9. 第3の端部が、楕円状に成形され、オープンポジションからクローズドポジションまでの突起の動程方向と平行な主軸でスプリング部分に重なり合うことを特徴とする、請求項7に記載の歯列矯正ブラケット。
  10. 歯列矯正ブラケットであって:
    リセスを有する第1の表面であって、前記リセスは、第1の端部により画定するスプリング部分と、第2の端部により画定する誘導部分とを含む、前記第1の表面と;
    リセスのスプリング部分に設置される離散スプリングと;
    第2の端部に隣接して第2の表面から伸びるリセスに突起と;
    を備え、
    第1の表面と第2の表面とが相互に動く際に、離散スプリングが突起により圧縮されるように、ブラケットは構成されることを特徴とする、歯列矯正ブラケット。
  11. 突起により圧縮される際に、離散スプリングがリリーフ部分に伸びるように構成される、第3の端部により画定するリリーフ部分を、リセスがさらに含むことを特徴とする、請求項10に記載の歯列矯正ブラケット。
  12. リセスの深度が、離散スプリングの厚さによりも深いことを特徴とする、請求項10に記載の歯列矯正ブラケット。
  13. 離散スプリングが、環状、円板状、卵状、ヘリカル状、半円状、円状形、または湾曲状であることを特徴とする、請求項10に記載の歯列矯正ブラケット。
  14. 第1の表面が第2の表面に対して移動する際に、リセスが離散スプリングの移動を制限することを特徴とする、請求項10に記載の歯列矯正ブラケット。
  15. 第1の端部が、離散スプリングの一部と同心であり、第2の端部が、直鎖の形状であり、オープンポジションからクローズドポジションへの突起の動程軌道と平行であることを特徴とする、請求項10に記載の歯列矯正ブラケット。
  16. 第2の端部が、突起の動程方向に平行である長軸でスプリング部分に重なり合う楕円であることを特徴とする、請求項11に記載の歯列矯正ブラケット。
  17. 歯列矯正ブラケットであって:
    ブラケットボディの上面から伸びる突起と、歯列矯正ワイヤを受け入れることに適応したアーチワイヤスロットとを含む、ブラケットボディと;
    底面上にリセスを含む結紮部材であって、前記結紮部材は、オープンポジションからクローズドポジションまで結紮部材が移動される際に、アーチワイヤスロット内の歯列矯正ワイヤを保持するために、ブラケットボディに移動可能に接続する、前記結紮部材と;
    オープンポジションからクローズドポジションまで結紮部材を移動させる力が必要になるよう、リセス内に配置される、離散スプリングと;
    を備えることを特徴とする、歯列矯正ブラケット。
  18. 結紮部材がオープンポジションからクローズドポジションへと移動する際に、突起がリセスに伸び、離散スプリングに接触することを特徴とする、請求項17に記載の歯列矯正ブラケット。
  19. リセスが、第1の端部により画定するスプリング部分と、第2の端部により画定する誘導部分とを含んでいることを特徴とする、請求項17に記載の歯列矯正ブラケット。
  20. 第1の端部が、離散スプリングの一部と同心であり、直鎖端部が、オープンポジションからクローズドポジションまでの突起の動程軌道に平行であることを特徴とする、請求項19に記載の歯列矯正ブラケット。
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