JP2018538033A - 飲料用カプセル - Google Patents

飲料用カプセル Download PDF

Info

Publication number
JP2018538033A
JP2018538033A JP2018523435A JP2018523435A JP2018538033A JP 2018538033 A JP2018538033 A JP 2018538033A JP 2018523435 A JP2018523435 A JP 2018523435A JP 2018523435 A JP2018523435 A JP 2018523435A JP 2018538033 A JP2018538033 A JP 2018538033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
beverage
cavity
opening
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018523435A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6858772B2 (ja
Inventor
アンドレア、バルトーリ
ダビデ、カピティーニ
マッティア、ソリエリ
Original Assignee
サロング ソシエタ ペル アツィオニ
サロング ソシエタ ペル アツィオニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サロング ソシエタ ペル アツィオニ, サロング ソシエタ ペル アツィオニ filed Critical サロング ソシエタ ペル アツィオニ
Publication of JP2018538033A publication Critical patent/JP2018538033A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6858772B2 publication Critical patent/JP6858772B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8061Filters
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8046Pods, i.e. closed containers made only of filter paper or similar material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/06Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor
    • A47J31/0657Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines
    • A47J31/0668Filters or strainers for coffee or tea makers ; Holders therefor for brewing coffee under pressure, e.g. for espresso machines specially adapted for cartridges
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure
    • A47J31/34Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure
    • A47J31/36Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means
    • A47J31/3604Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure with hot water under liquid pressure with mechanical pressure-producing means with a mechanism arranged to move the brewing chamber between loading, infusing and ejecting stations
    • A47J31/3623Cartridges being employed

Abstract

【課題】熱成形可能なプラスチック材料を成形することによって形成されたカプセル本体(3)を含む、飲料を調製するためのカプセル(1、1a;1b;1c;1d)であって、
前記カプセル本体(3)は、
流体と組み合わせられて飲料形態の最終製品を得る初期製品(P)の収容に適したキャビティ(6)を形成するベース壁(4)及び側壁(5)の第1部分と、
前記ベース壁(4)とは反対側の前記キャビティ(6)の第1開口部(8)と、
前記側壁(5)の前記第1部分から延び、前記第1開口部(8)を取り囲む上縁部(7)と、
前記ベース壁(4)に形成された前記キャビティ(6)の第2開口部(9)とを含み、
前記第1開口部(8)は、前記縁部(7)に固定された、前記カプセル(1、1a;1b;1c;1d)を使用できるディスペンジングマシンの注入手段により穿孔できるカバーエレメント(10)によって密閉されており、
前記第2開口部(9)は、前記キャビティ(6)内の圧力が所定値を越えたときに裂けるのに適した密閉エレメント(11)によって密閉されており、前記カプセルは、更に、前記キャビティ(6)に関して前記ベース壁(4)の反対側に配置された、前記側壁の第2部分(13)及び前記カプセルの前記本体(3)の底壁(14)によって形成されたチャンバ(12)を含み、前記チャンバ(12)は、前記密閉エレメント(11)が裂けたときに前記第2開口部(9)を通して前記キャビティ(6)と連通でき、前記チャンバ(12)には、前記チャンバ(12)の内側で前記底壁(14)の中央に形成された第3開口部(15)が設けられており、ここには、前記飲料の出口速度を制御するための減衰エレメント(16;16a)が配置されている、カプセルを提供する。
【解決手段】前記減衰エレメント(16;16a)は、前記チャンバ(6)内の前記飲料の圧力の作用で、前記チャンバ(12)の内部で初期位置と最終位置との間で移動するように形成されていることを特徴とする、カプセルを提供する。

Description

本発明は、自動ディスペンジングマシンで、製品例えば飲料を調製するためのカプセル又は容器に関する。詳細には、本発明は、加圧された液体との相互作用によって最終製品を製造できる初期製品が入った一回容量の使い捨て密閉カプセルに関する。
ディスペンジングマシンで使用するようになった、液体及び気体に対して不透過性のプラスチック製の、ビーカー形状又はカップ形状の外ケーシングを含む、使い捨ての一回容量の容器を含むカプセルが公知である。ケーシングは、底壁と、上開口部を形成する側壁とを有する。飲料を得るため、上開口部を通して製品を入れることができる。上開口部は、容器内部の製品を密閉するため、カバーエレメント、代表的にはアルミニウムやプラスチックのフィルムによって密閉される。カバーエレメントは、一般的には、底壁とは反対側のケーシングのフランジ状環状周囲に固定され、上開口部の周囲に配置される。
底壁には、下開口部が形成されており、これを通して飲料が分配される。下開口部は、上開口部のカバーエレメントと同様に、密閉エレメント、代表的にはアルミニウムやプラスチックのフィルムによって密閉される。
カプセルは、代表的には水である加圧された液体をカプセル内に送出できるように穿孔可能である。詳細には、カバーエレメントは、加圧された液体をカプセル内に送出できるように、ディスペンジングマシンの適当な手段によって穿孔可能である。飲料は、カプセル内部の圧力が密閉エレメントの機械的抵抗で決まる所定値を越えたときに起こる密閉エレメントの破壊によって分配される。
この種のカプセルで起こる一つの問題点は、密閉エレメントの破壊により生じる。密閉エレメントの破壊により、いわゆる「ウォーターハンマー」をトリガする場合があるカプセルの内部の圧力の突然の変化が生じる。これは、カプセルを破裂する場合があり、またディスペンジングマシンの液圧回路を損傷する場合がある。これは、ウォーターハンマーによって発生した圧力波が、加圧液体をカプセルに送出するノズル内を伝播し、ノズルからディスペンジングマシンの全液圧回路に伝播するためである。
この種のカプセルで生じる別の問題点は、密閉エレメントが破壊した場合、加圧された液体がカプセルから高速で出て、飲料を受け入れるようになった容器に達することにより、飲料が容器から噴出し、ディスペンジングマシン及び容器の周囲のゾーンを汚損するということである。
上述の問題点を解決するため、下開口部の下流に一つ又はそれ以上のラビリンス経路が設けられたカプセルが設計されてきた。これらのラビリンス経路の目的は、カプセルを出る飲料を減速し、飲料を受け入れるようになった容器に飲料が達したときに噴出が形成されないようにし、下開口部の密閉エレメントの破壊時にカプセル内で圧力降下を生じる負荷損がいきなり起こることがないように、即ち徐々に起こるようにすることである。
それにも関わらず、これらのラビリンス経路の製造には費用が掛かり、密閉エレメントの破壊時にウォーターハンマーが起こらないことが完全には保証されないことに加え、カプセルの製造費を大幅に押し上げる。
更に、本願と同じ出願人の特許出願102014902241964から、飲料の出口速度を制御するために減衰エレメントが配置されたチャンバが下開口部の下に形成されたカプセルが公知である。
102014902241964
減衰エレメントは、密閉エレメントの破壊時にウォーターハンマーが発生する危険を低減できるが、完全にはなくさない。
本発明の目的は、公知のディスペンジングマシンで使用できる、カプセルの下開口部の密閉エレメントの破壊時に生じるウォーターハンマー現象をなくし、飲料の分配中に噴出が形成されないようにするカプセルを形成することである。
別の目的は、安価であり且つ製造が簡単なカプセルを提供することである。
本発明によれば、請求項1及びその従属項のうちの一つ又はそれ以上に記載の飲料用カプセルが提供される。
本発明は、本発明の幾つかの実施例を非限定的例として示す添付図面を参照することにより、更によく理解され、実施されるであろう。
図1は、飲料ディスペンジングマシンの受け部に挿入した、飲料分配開始前の本発明によるカプセルの第1実施例の概略断面図である。 図2は、飲料分配開始後の図1と同様の断面図である。 図3は、図2の拡大詳細図である。 図4は、カプセル本体だけの断面図である。 図5は、下密閉エレメントの固定の第1実施例を強調したカプセル内部の概略図である。 図6は、カプセル内に送出した液体の圧力の効果による、下密閉エレメントの引裂き線を強調した図5と同様の概略図である。 図7は、飲料ディスペンジングマシンの受け部に挿入した、飲料分配開始前の本発明によるカプセルの第2実施例の断面図である。 図8は、飲料分配開始後の図7と同様の断面図である。 図9は、下密閉エレメントの固定の第2実施例を示す、図5と同様の概略図である。 図10は、下密閉エレメントの固定の第3実施例を示す、図5と同様の概略図である。 図11は、飲料ディスペンジングマシンの受け部に挿入した、飲料分配開始前の本発明によるカプセルの第3実施例を示す、図5と同様の概略図である。 図12は、飲料分配開始後の図11と同様の断面図である。 図13は、図12の拡大詳細図である。 図14は、飲料ディスペンジングマシンの受け部に挿入した、飲料分配開始前の本発明によるカプセルの第4実施例の断面図である。 図15は、飲料分配開始後の図14と同様の断面図である。 図16は、図15の拡大詳細図である。 図17は、図15のXVII−XVII線の断面図である。 図18は、本発明によるカプセルの第5実施例の断面図である。 図19は、図18のXIX−XIX線の断面図である。 図20は、図18のカプセルの部分断面概略斜視図である。 図21は、図18のカプセルの別の部分断面概略斜視図である。 図22は、図18のカプセルの更に別の部分断面概略斜視図である。 図23は、図18の細部を異なる視点から見た斜視図である。 図24は、図18の細部を異なる視点から見た斜視図である。 図25は、図18の細部を異なる視点から見た斜視図である。 図26は、図18の拡大詳細図である。
図1乃至図6には、加圧した高温の流体、例えば水を注入することによって、最終製品、特にコーヒー、バーリー(大麦飲料)、ハーブティー、茶、ココア等の熱い飲料を製造するための自動ディスペンジングマシンで使用できる、本発明による飲料用カプセル1の第1実施例が示してある。カプセル1は、飲料を調製するためのシステムの自動ディスペンジングマシンの受け部2に挿入される。
本発明によるカプセル1は、外ケーシング即ち容器3を含む。この容器は、キャビティ6を形成するベース壁4及び側壁5の第1部分を含む。キャビティは開放しており、飲料形態の最終製品を得るために流体、代表的には水と組み合わせられる初期製品P、例えば溶解性又は浸出性の食品の収容に適している。ベース壁4及び側壁5の第1部分は、実質的にビーカー状又はカップ状のカプセル1の本体を形成する。
ベース壁4は、側壁5の第1部分と関連した環状第1肩部4a及び環状第2肩部4bを含む。添付図面に示すように、環状第2肩部4bの寸法は、環状第1肩部4aよりも小さく、環状第1肩部4aの下方に配置されており、これと関連している。
ケーシングは、更に、フランジ形状の上縁部7を含む。上縁部7は側壁5の第1部分に連結されており、ここから延びており、ベース壁4の反対側でキャビティ6の第1開口部8の周囲に配置されている。上縁部7は、更に、ベース壁4の反対側にあり、キャビティ6に関して外側に面している。
初期製品Pから調製した飲料を通し、キャビティ6から出す第2開口部9がベース壁4に形成されている。
ケーシング3は、実際には、初期製品から最終製品を調製するプロセスに適した、最高100℃の温度及び少なくとも最大5バールの圧力に変形無しで耐えることができる熱成形性プラスチック材料製の受け部を成形することによって製造されている。
このプラスチック受け部の厚さは15μm乃至1400μmであり、特に350μm乃至1200μmであり、ポリオレフィン、例えばポリプロピレンPP、及び/又はポリエチレンPE、及び/又はポリアミドPAで形成されている。
詳細には、受け部材料は、特に初期製品Pとの接触及び/又はその保存に適した、例えば水分不透過性のポリプロピレンPP製の第1材料層、初期製品Pと接触しない、気体不透過性材料製の、特に酸素に対して不透過性であり、随意であるが水分に対して不透過性の、バリヤ層として公知の第2材料層、及び第3外材料層を含んでいてもよい。
第1層と第2層との間に配置されたバリヤ層により、特に第1層が酸素に対して経時的に透過性である場合、キャビティ6の外部環境を完全に遮断する。バリヤ層の厚さは、2μm乃至100μmであり、特に15μm乃至70μmであり、例えば、酸素のみに対して気体不透過性のエチレンビニルアルコール(EVOH)、又は酸素及び水分の両方に対して気体不透過性のポリ塩化ビニリデン(PVDC)で形成されている。
シート材料の第1実施例(図示せず)によれば、第1層及び第3層は同じ材料、例えばポリプロピレンPPでできており、その間に配置されたバリヤ層に連結されている。これらの層は、厚さが同じ(例えば350μm)であってもよいし、異なっていてもよい(例えば第1層の厚さが500μmであってもよいのに対し、第3層の厚さは300μmであってもよい。
第2実施例(図示せず)によれば、第1層は支持体であり、ポリプロピレンPP製であり、第2層はバリヤ層(EVOH又はPVDC)であり、第3層は厚さが15μmに等しいポリプロピレンPP又はポリエチレンPEの押し出し層であり、第3層は、シート材料の製造プロセス中に第1層及び第2層に結合される。
次いで、第1及び第2の実施例の両方によるシート材料は、カプセルに収容された初期製品Pを水分及び酸素から経時的に保護するように選択される。
カプセルは、更に、キャビティ6の第1開口部8を密閉するため、ケーシング3の上縁部7に固定されたカバーエレメント10を含む。カバーエレメント10は、アルミニウムフィルム又は、注入手段(図示せず)で穿孔可能なバリヤ層が設けられたプラスチックフィルムでできている。注入手段により、飲料を製造するために加圧された液体、例えば水をキャビティ6の内部に注入する。
カバーエレメント10は、熱溶接又は超音波溶接によって、又は接着剤によってケーシング3の上縁部7に固定される。好ましくは、カバーエレメント10は熱溶接によってケーシング3に固定される。
ベース壁4の好ましくは円形形状の第2開口部9もまた、カバーエレメント10と同様の密閉エレメント11によって密閉されている。密閉エレメント11の周囲ゾーン11aは、キャビティ6の内部のベース壁4の第2肩部4bに第1熱溶接部又は超音波溶接部S1によって、又は接着剤によって固定されている。
カバーエレメント10及び密閉エレメント11は、キャビティ6を密閉し、キャビティに収容された初期製品Pを保存する。
密閉エレメント11は、加圧された液体をキャビティ6に送出した後、キャビティ6の内部の圧力が、密閉エレメント11を形成する材料の機械的抵抗で決まる所定値を越えたときに裂けるようになっている。密閉エレメント11が裂けると飲料がキャビティ6を出て、その後、以下に更に詳細に説明するように、飲料を受け入れるようになった例えばカップやグラス等の容器に入る。
キャビティ6の下部分には、ベース壁4の第1肩部4aに例えば接着剤で固定された例えば紙製の第1フィルタエレメント20と、密閉エレメント11の上でベース壁4の第2肩部4bに載った例えば不織布製の第2フィルタエレメント21が配置されている。製品Pが例えばコーヒーパウダー等の溶解性の製品でない場合、第1フィルタエレメント20及び第2フィルタエレメント21により、製品Pの粒子が飲料と一緒に出ることがないようにきる。
第2フィルタエレメント21は、飲料を調製するために加圧された液体がキャビティ6に送出されたときにキャビティ6内で発生した圧力の作用で大きく変形しないように、変形に対する抵抗が大きいのが有利である。
添付図面に示すように、ベース壁4の下には、第2開口部9を介してキャビティ6と連通できるチャンバ12が形成されている。チャンバ12は、側壁の第2部分13によって、及び中央に第3開口部15が形成された底壁14によって形成されている。チャンバ12の断面は好ましくは円形形状であるが、円形断面以外の、例えば楕円形断面又は多角形断面又はローブ状断面を備えていてもよい。
チャンバ12の内部には、減衰エレメント16が配置されている。減衰エレメント16の機能は、飲料の流出速度を制御することであり、詳細には、密閉エレメント11が裂けた瞬間のウォーターハンマー現象を阻止し、カプセルを破裂したりディスペンジングマシンの液圧回路を損傷することがあるウォーターハンマー現象によって発生する圧力波の形成を阻止することである。
減衰エレメント16は、更に、容器内への飲料の分配中に飲料が噴出しないようにする機能を果たす。
減衰エレメント16は、好ましくは矩形断面のディスク状上部分17を含む。ディスク状上部分17は、その外縁部18と側壁13の第2部分との間に第1通路19(図3参照)が形成されるような寸法を備えている。第1通路19の幅は、チャンバ12内で減衰エレメント16が摺動できるが、この通路を通過する飲料を大幅に減速し、通路19の入口と出口との間に大きな圧力差を発生するのに十分である。好ましくは、通路19の幅は1mm以下である。
減衰エレメント16は、更に、好ましくは矩形断面の下部分22を含む。この下部分22もまたディスク状である。下部分22は、その外縁部23と側壁13の第2部分との間に第2通路24を形成するような寸法を備えている。第2通路24の幅は、通路19の幅よりもかなり大きく、飲料が大きな負荷損を出すことなく通過できるのに十分である。減衰エレメント16の上部分17及び下部分22は、例えばコラム状の第1連結エレメント25によって互いに連結されている。
減衰エレメント16は、更に、ディスペンジングエレメント26を含む。カプセル1のキャビティ6に収容された製品Pで調製された飲料は、これを通って分配される。
ディスペンジングエレメント26は、第2連結エレメント27によって下部分22の下に固定されている。これらの第2連結エレメント27もまたコラム状である。
ディスペンジングエレメント26は、円筒形中空本体28を含む。円筒形中空本体28の上側には、円筒形中空本体28の外側に突出する環状縁部29が設けられている。
円筒形中空本体28は入口開口部32を備えている。飲料は、この入口開口部32を通って円筒形中空本体28に入ることができる。円筒形中空本体28には、更に、出口開口部33が設けられている。この出口開口部33を通して飲料をカプセル1から出すことができる。円筒形中空本体28は、カプセル1の底壁14の中央の第3開口部15に挿入される。
円筒形中空本体28の外径は、円筒形中空本体28が第3開口部15に僅かな干渉を伴って連結されるように選択される。その結果、円筒形中空本体28とカプセル1の底壁14との間から液体が漏れないようにするシールが形成されるが、円筒形中空本体28と底壁14との間の摩擦抵抗に打ち勝つのに十分な力が減衰エレメント16に加わった場合に円筒形中空本体28が第3開口部15に滑り込むことが妨げられない。
減衰エレメント16の下部分22の下には、ディスペンジングエレメント26の円筒形中空本体28の内側に延びる細長い突出部30が設けられている。細長い突出部30は飲料の流れを案内し、分配中に噴出が起こらないようにする。
上述のように周囲がベース壁4の第2肩部4bに固定された密閉エレメント11は、更に、その中央ゾーン11bが、第2溶接部S2、好ましくは熱溶接部によって減衰エレメント16の上部分17に固定されている。第2溶接部S2は、中央ゾーン11bの全面に形成されている。密閉エレメント11の周囲ゾーン11aと中央ゾーン11bとの間には、環状ゾーン11cが形成される。環状ゾーン11cには溶接部がなく、減衰エレメント16の上部分17と側壁13の第2部分との間の第1通路19を跨いでいる。環状ゾーン11cの幅は、第1通路19の幅とほぼ同じであってもよい。
カプセル1に収容された製品Pで飲料を調製し、飲料を容器に分配するため、カプセル1が挿入されたディスペンジングマシンのインジェクタがカバーエレメント10を穿孔し、カプセルのキャビティに加圧された液体、例えば水を送出し、これを製品Pと混合する。
加圧された液体は、密閉エレメント11及びその下の減衰エレメント16に力を加える。この力の値が円筒形中空本体28とカプセル1の底壁14との間の摩擦抵抗を越えると、減衰エレメント16は、図1に示す初期位置から、図2に示す最終位置まで下方に移動する。最終位置では、ディスペンジングエレメント26の環状縁部29がカプセル1の底壁14に載止する。
上述の移動中、減衰エレメント16は、減衰エレメント16の上部分17に固定された密閉エレメント11の中央ゾーン11bを下方に引っ張る。この際、周囲ゾーン11aは移動せず、ベース壁4に固定されている。これにより、徐々に増加する引っ張り応力が発生し、密閉エレメント11を破壊線31に沿って壊す。
密閉エレメント11が破壊された後、キャビティ6に収容された加圧された飲料がチャンバ12に入り、第1通路19を通した濾過を開始し、次いで第2通路24を横切って円筒形中空本体28に入り、入口開口部32を通過し、出口開口部33を通ってカプセル1を出る。
通路19を通した飲料の濾過が開始したとき、その圧力がカプセル1の側壁の第2部分13に作用する力を決定する。カプセルが挿入されたディスペンジングマシンの受け部2には、側壁の第2部分13が外方に徐々に変形し、かくして通路19を拡げることができるように、かくしてウォーターハンマー現象が確実に阻止されるようにカプセル5のチャンバ6内の圧力の急低下を引き起こすことなく飲料の通過を容易にするように、側壁の第2部分13を取り囲む空間34が形成されている。飲料が下のチャンバ12に徐々に通過することによりキャビティ6内部の圧力が低下し始めたとき、側壁13の第2部分の変形が小さくなり始め、第1通路19は、初期寸法に戻るまで収縮を開始する。一般的には、この時点で、チャンバ6内の圧力は、第1通路19内の負荷損を解消するには不十分であり、これにより飲料の送出を終了する。
図7乃至図10には、参照番号1aを付した本発明によるカプセルの第2実施例が示してある。
この第2実施例では、減衰エレメント16の上部分17のほぼ中央位置に通穴35が設けられている。更に、密閉エレメント11の中央ゾーン11bは、スポット溶接S3で減衰エレメント16の上部分17に固定されている。
カプセル1aは、その他は、図1乃至図6に示す第1実施例によるカプセル1と同じである。
キャビティ6内の飲料の圧力によって減衰エレメント16が下方に押されると、密閉エレメント11の中央ゾーン11bの、スポット溶接S3の影響を受けない部分が減衰エレメント16の上部分17から分離し、通路を形成する。これらの通路により、密閉エレメント11の破壊が発生したとき、飲料は、通穴35を通過することによってもチャンバ12に入ることができる。これによりキャビティ6を完全に空にすることができる。これは、飲料を第1通路19に通す上でキャビティ6内の圧力がもはや不十分な場合でも、飲料をキャビティ6からチャンバ12に通し続けることができるためである。
図10には、減衰エレメント16の上部分17への密閉エレメント11の固定の一態様が示してある。この態様では、密閉エレメント11の中央ゾーン11bは、実質的に半径方向に延びる複数の溶接部S4によって前記上部分17に固定されている。
キャビティ6内の飲料の圧力で減衰エレメント16が下方に押されたとき、密閉エレメント11の中央ゾーン11bの半径方向溶接部S4による影響を受けない部分が通路を形成し、密閉エレメント11の破壊が発生したとき、飲料は、通穴35を通過することによってもチャンバ12に入れることができ、かくして、キャビティ6を上文中に開示したように完全に空にできる。
図11乃至図13には、参照番号1bを付した本発明によるカプセルの第3実施例が示してある。
この第3実施例は、第1フィルタエレメント20及び第2フィルタエレメント21の代わりに、例えばプラスチック製のディスクでできた単一のフィルタエレメント36が設けられている点で、図1乃至図10に開示した第1及び第2の実施例と異なる。フィルタエレメント36には、複数の通穴が形成されている。これらの通穴の寸法は、飲料を通すことができるが固形粒子例えばコーヒー粉を通さず、飲料と一緒に分配されないように選択される。
その他は、図1乃至図6に示すカプセル1又は図7乃至図10に示すカプセル1aと同じである。
図14乃至図17には、参照番号1cを付した本発明によるカプセルの第4実施例が示してある。
この第4実施例は、側壁の第2部分13が外方に突出した複数の突出部37を持つローブ状であることが、図1乃至13に示す他の実施例と異なる。第1通路19及び第2通路24は、これらの突出部37のところで拡幅部38を夫々有する。固形物又は半固形物を含む、例えばスープ等の飲料の場合、これらの拡幅部38によりこれらの固形物を通すことができ、飲料と一緒に分配でき、及び/又は泡の形成を実質的に阻止できる。
その他は、図1乃至図6に示すカプセル1、又は図7乃至図10に示すカプセル1a、又は図11乃至図13に示すカプセル1bと同じである。
図示していない本発明によるカプセルの別の実施例では、密閉エレメント11が減衰エレメント16の上部分17に固定されていない。
この別の実施例では、加圧された液体がキャビティ6に送出されたとき、密閉エレメント11が減衰エレメント16の方向に変形し、密閉エレメント11が減衰エレメント16の第1部分17に載ったまま、減衰エレメント16を前記第1位置と前記第2位置との間で移動する。密閉エレメント11の変形により、このエレメントに引っ張り応力を発生し、これにより、密閉エレメント11を形成する材料の機械的抵抗を越えたとき、密閉エレメント11を引き裂く。密閉エレメント11の第1位置と第2位置との間の距離は、減衰エレメント16が前記第2位置に達する前に密閉エレメント11の引裂きが生じるように選択される。
密閉エレメント11の引裂きが生じた後、飲料は上文中に開示したように分配される。
図18乃至図26には、参照番号1dを付した本発明によるカプセルの第5実施例が示してある。
本発明によるカプセルの他の実施例と同様に、本発明によるカプセル1dは外ケーシング即ち容器3を含む。容器3は、解放しており且つ初期製品Pの収容に適したキャビティ6を形成するベース壁4と側壁5の第1部分とを含む。初期製品Pは、飲料形態の最終製品を得るため、流体、代表的には水と組み合わせられる、例えば溶解性又は浸出性の食品である。ベース壁4及び側壁5の第1部分は、実質的にビーカー状又はカップ状のカプセル1dの本体を形成する。
ベース壁4は、側壁5の第1部分と関連した環状第1肩部4a及び環状第2肩部4bを含む。添付図面に示すように、環状第2肩部4bの寸法は、環状第1肩部4aよりも小さく、環状第1肩部4aの下方に配置されており、これと関連している。
ケーシングは、更に、フランジ形状の上縁部7を含む。上縁部7は側壁5の第1部分に連結されており、ここから延びており、ベース壁4の反対側でキャビティ6の第1開口部8の内側に配置されている。上縁部7は、更に、ベース壁4の反対側にあり、キャビティ6に関して外側に面している。
初期製品Pから調製した飲料を通し、キャビティ6から出す第2開口部9がベース壁4に形成されている。
カプセルは、更に、キャビティ6の第1開口部8を密閉するため、ケーシング3の上縁部7に固定されたカバーエレメント10を含む。カバーエレメント10は、アルミニウムフィルム、又は注入手段(図示せず)で穿孔可能なバリヤ層が設けられたプラスチックフィルムでできている。注入手段により、飲料を製造するために加圧された液体、例えば水をキャビティ6の内部に注入する。
カバーエレメント10は、熱溶接又は超音波溶接によって、又は接着剤によってケーシング3の上縁部7に固定される。好ましくは、カバーエレメント10は、熱溶接によってケーシング3に固定される。
ベース壁4の好ましくは円形形状の第2開口部9もまた、カバーエレメント10と同様の密閉エレメント11によって密閉されている。密閉エレメント11の周囲ゾーン11aは、キャビティ6の内部のベース壁4の第2肩部4bに熱溶接又は超音波溶接によって、又は接着剤によって固定されている。
カバーエレメント10及び密閉エレメント11は、キャビティ6を密閉し、キャビティに収容された初期製品Pを保存する。
密閉エレメント11は、加圧された液体をキャビティ6に送出した後、キャビティ6の内部の圧力が、密閉エレメント11を形成する材料の機械的抵抗で決まる所定値を越えたときに裂けるようになっている。密閉エレメント11が裂けると飲料がキャビティ6を出て、その後、飲料を受け入れるようになった容器、例えばカップ又はビーカーに入る。
キャビティ6の下部分には、ベース壁4の第1肩部4aに例えば接着剤で固定された例えば紙製の第1フィルタエレメント20が配置されている。上文中に開示した第2フィルタエレメントと同様の第2フィルタエレメント(図示せず)が設けられていてもよい。第2フィルタエレメントは、第2フィルタエレメント21と同じ位置に設けられていてもよい。製品Pが例えばコーヒーパウダー等の溶解性の製品でない場合、第1フィルタエレメント20及び設けられている場合には第2フィルタエレメントにより、製品Pの粒子が飲料と一緒に出ることがないようにできる。
ベース壁4の下には、第2開口部9を通してキャビティ6と連通できるチャンバ12が形成されている。チャンバ12は、側壁の第2部分13によって、及び中央に第3開口部15が形成された底壁14によって形成されている。チャンバ12の断面は好ましくは円形形状であるが、円形以外の、例えば楕円形や多角形又はローブ状断面を備えていてもよい。チャンバ12の内部には、図1乃至図17に示す態様の減衰エレメント16である減衰エレメント16aが配置されている。
前に示したのと同様に、減衰エレメント16aの機能は、特に密閉エレメント11が裂けた瞬間にウォーターハンマー現象が発生しないようにし、ウォーターハンマー現象による圧力波が発生しないようにするため、飲料の出口速度を制御することである。圧力波によりカプセルが破裂し、ディスペンジングマシンの液圧回路を損傷する場合がある。
減衰エレメント16aは、更に、容器内への分配中に飲料が噴出しないようにする機能を果たす。
減衰エレメント16aは、好ましくは矩形断面のディスク状上部分17を含む。ディスク状上部分17は、その外縁部18と側壁の第2部分13との間に第1通路19(図26参照)が形成されるような寸法を備えている。第1通路19の幅は、チャンバ12内で減衰エレメント16aが摺動できるが、この通路19を通過する飲料を大幅に減速し、通路19の入口と出口との間に大きな圧力差を発生するのに十分な幅である。好ましくは、通路19の幅は1mm以下である。
減衰エレメント16aは、下部分22を更に含む。下部分22もまたディスク状であり、好ましくは矩形断面を有する。その外縁部23には、大きな負荷損を発生することなく飲料を通過させることができる寸法の前記外縁部23の凹所の形態の第2通路39が形成される。図18乃至図26に示す実施例では、開口部39の数は4であり、下部分22の外縁部23に沿って等間隔に分配されている。それにも関わらず、これらの開口部は、本発明の範疇から逸脱することなく、4個よりも少くても多くてもよく、外縁部23に沿って配置されていてもよい。
減衰エレメント16aの上部分17及び下部分22は、第1連結エレメント40、41によって互いに連結されている。これらの第1連結エレメント40、41は、実質的に上部分17及び下部分22の直径に沿って配置されたコラム形状の中央連結エレメント40及び二つの横連結エレメント41を含む。横連結エレメント41もまたコラム状又はリブ状であり、第1連結エレメント40と平行であり、第1連結エレメント40の両側に配置されている。上部分17及び下部分22は、更に、第3連結エレメント44によって互いに連結されている。第3連結エレメント44は、第1連結エレメント40、41と交差し、例えば第1連結エレメント40、41に対して実質的に垂直である。第1連結エレメント40、別の連結エレメント41、及び第3連結エレメント44は、飲料が前記上部分17と前記下部分22との間を自由に循環できるようにするため、好ましくは、減衰エレメント16aの上部分17及び下部分22の直径よりも小さい所定の長さを有する。
減衰エレメント16aの上部分17と下部分22との間には、第1通路19を通過した飲料が第2通路39に入る前に流入する空間42が形成される。
最後に、減衰エレメント16aは、ディスペンジングエレメント26を含む。カプセル1のキャビティ6に収容された製品Pにより調製された飲料は、ディスペンジングエレメント26を通って分配される。
ディスペンジングエレメント26は、第2連結エレメント27によって下部分22の下に固定されている。第2連結エレメント27もまた、例えばコラム状である。
ディスペンジングエレメント26は円筒形中空本体28を含む。円筒形中空本体28の外方に突出した環状縁部29が上側に設けられている。
円筒形中空本体28には入口開口部32及び出口開口部33が設けられており、飲料は、入口開口部32を通って円筒形中空本体28に入ることができ、出口開口部33を通ってカプセル1を出ることができる。円筒形中空本体28は、カプセル1の底壁14の中央に設けられた第3開口部15に挿入される。
円筒形中空本体28の外径は、円筒形中空本体28を第3開口部15に僅かに干渉した状態で連結できるように、円筒形中空本体28とカプセル1の底壁14との間で液体が漏れないようにするシールを形成するが、円筒形中空本体28と底壁14との間の摩擦抵抗を越えるのに十分な力が減衰エレメント16aに加わった場合に円筒形中空本体28が第3開口部15に滑り込むことが妨げられないように、規定される。
円筒形中空本体28の内部には、円筒形中空本体28の内半径r(図19参照)とほぼ同じ幅L(図24参照)を持つ、円筒形中空本体28の全長に沿って延びるバッフル43が配置されている。バッフル43は、カプセル1dを出る飲料の乱流を大幅に低減し、飲料を適当な容器に分配する際に飲料が噴出しないようにする。
図18乃至図26に示す第5実施例によるカプセル1dの作動は、図1乃至図17に開示した本発明によるカプセルの他の実施例の作動と同じである。
1 カプセル
3 外ケーシング即ち容器
4 ベース壁
4a 環状第1肩部
4b 環状第2肩部
5 側壁
6 キャビティ
7 上縁部
8 第1開口部
9 第2開口部
P 初期製品

Claims (25)

  1. 熱成形可能なプラスチック材料製のシートを成形することによって形成されたカプセル本体(3)を含む、飲料を調製するためのカプセル(1、1a;1b;1c;1d)であって、
    前記カプセル本体(3)は、
    流体と組み合わせられて飲料形態の最終製品を得る初期製品(P)の収容に適したキャビティ(6)を形成するベース壁(4)及び側壁(5)の第1部分と、
    前記ベース壁(4)とは反対側の前記キャビティ(6)の第1開口部(8)と、
    前記側壁(5)の前記第1部分から延び、前記第1開口部(8)を取り囲む上縁部(7)と、
    前記ベース壁(4)に形成された前記キャビティ(6)の第2開口部(9)とを含み、
    前記第1開口部(8)は、前記縁部(7)に固定された、前記カプセル(1、1a;1b;1c;1d)を使用できるディスペンジングマシンの注入手段により穿孔できるカバーエレメント(10)によって密閉されており、
    前記第2開口部(9)は、前記キャビティ(6)内の圧力が所定値を越えたときに裂けるのに適した密閉エレメント(11)によって密閉されており、前記カプセルは、更に、前記キャビティ(6)に関して前記ベース壁(4)の反対側に配置された、前記側壁の第2部分(13)及び前記カプセルの前記本体(3)の底壁(14)によって形成されたチャンバ(12)を含み、前記チャンバ(12)は、前記密閉エレメント(11)が裂けたときに前記第2開口部(9)を通して前記キャビティ(6)と連通でき、前記チャンバ(12)には、前記チャンバ(12)の内側で前記底壁(14)の中央に形成された第3開口部(15)が設けられており、ここには、前記飲料の出口速度を制御するための減衰エレメント(16;16a)が配置されている、カプセルであって、
    前記減衰エレメント(16;16a)は、前記チャンバ(6)内の前記飲料の圧力の作用で、前記チャンバ(12)の内部で初期位置と最終位置との間で移動するように形成されている、ことを特徴とするカプセル。
  2. 請求項1に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)において、
    前記減衰エレメント(1616a)は、第1連結エレメント(25;40、41)によって互いに連結された上部分(17)及び下部分(22)と、第2連結エレメント(27)によって前記下部分(22)に連結されたディスペンジングエレメント(26)とを含む、カプセル。
  3. 請求項2に記載のカプセル(1d)において、
    前記減衰エレメント(16a)の前記第1連結エレメント(40、41)は、前記第1連結エレメント(40)と平行であり且つ前記第1連結エレメント(40)の両側に配置された二つの横連結エレメント(41)によって、実質的に前記減衰エレメント(16a)の前記上部分(17)及び前記下部分(22)の直径に沿って配置された中央連結エレメント(40)を含む、カプセル。
  4. 請求項2又は3に記載のカプセル(1d)において、
    前記上部分(17)及び前記下部分(22)は、更に、前記第1連結エレメント(40、41)と交差する第3連結エレメント(44)によって互いに連結されている、カプセル。
  5. 請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)において、
    前記側壁の前記第2部分(13)と前記減衰エレメント(16;16a)の前記上部分(17)の外縁部(18)との間に前記飲料用の第1通路(19)が形成され、前記通路(19)の幅は1mm以下である、カプセル。
  6. 請求項5に記載のカプセル(1、1a;1b;1c)において、
    前記側壁の前記第2部分(13)と前記減衰エレメント(16;16a)の前記下部分(22)の外縁部(23)との間に、前記第1通路(19)の前記幅よりも大きい幅をもつ前記飲料用の第2通路(24)が形成される、カプセル。
  7. 請求項5に記載のカプセル(1d)において、
    前記減衰エレメント(16)の前記下部分(22)の外縁部(23)には、前記飲料用の少なくとも一つの第2通路(39)が形成される、カプセル。
  8. 請求項7に記載のカプセル(1d)において、
    前記少なくとも一つの第2通路(39)は、前記下部分(22)の前記外縁部(23)に沿って等間隔に配置された複数の通路(39)を含む、カプセル。
  9. 請求項2乃至8のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)において、
    前記ディスペンジングエレメント(26)は円筒形中空本体(28)を含み、円筒形中空本体(28)の上には外側に突出した環状縁部(29)が設けられており、前記円筒形中空本体(28)には、前記飲料を通して入れることができる入口開口部(32)及び前記飲料を通して前記カプセル(1、1a;1b;1c)から出すことができる出口開口部(33)が設けられ、前記円筒形中空本体(28)は、前記第3開口部(15)に挿入される、カプセル。
  10. 請求項9に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)において、
    前記円筒形中空本体(28)の外径は、前記円筒形中空本体(28)が前記第3開口部(15)に僅かな隙間を以て連結されるように規定される、カプセル。
  11. 請求項9又は10に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)において、
    前記減衰エレメント(16)の前記下部分(22)の下には、前記円筒形中空本体(28)の内部で延びる細長い突出部(30)が設けられている、カプセル。
  12. 請求項9又は10に記載のカプセル(1d)において、
    前記円筒形中空本体(28)の内側には、前記円筒形中空本体(28)の内径(r)とほぼ等しい幅(L)のバッフル(43)が配置されており、前記バッフルは、前記円筒形中空本体(28)のほぼ全長に亘って延びている、カプセル。
  13. 請求項1乃至12のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1a)において、
    前記減衰エレメント(16)の前記上部分(17)のほぼ中央部に通穴(35)が設けられている、カプセル。
  14. 請求項1乃至6のうちのいずれか一項に記載の、又は請求項1乃至6のうちのいずれか一項に従属する9乃至13のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1c)において、
    前記側壁の前記第2部分(13)は、外方に突出した複数の部分(37)を備えたローブ状平面形状を有し、前記突出部分(37)のところで、前記第1通路(19)及び前記第2通路(24)は、拡幅部(38)を夫々有する、カプセル。
  15. 請求項1乃至14のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)において、
    前記ベース壁(4)には、第1肩部(4a)及び第2肩部(4b)が設けられている、カプセル。
  16. 請求項15に記載のカプセル(1)において、
    前記密閉エレメント(11)の周囲ゾーン(11a)が、前記キャビティ(6)の内側の前記ベース壁(4)の前記第2肩部(4b)に第1溶接部(S1)によって固定されており、前記密閉エレメント(11)の中央ゾーン(11b)は、前記減衰エレメント(16)の前記上部分(17)に第2溶接部(S2)によって固定されており、前記密閉エレメント(11)の前記周囲ゾーン(11a)と前記中央ゾーン(11b)との間には、前記減衰エレメントが前記初期位置から前記最終位置まで移動するときに引裂かれるようになった、溶接部がない環状ゾーン(11c)が形成されている、カプセル。
  17. 請求項16に記載のカプセル(1)において、
    前記第2溶接部(S2)は、前記密閉エレメント(11)の前記中央ゾーン(11b)の全面に形成されている、カプセル。
  18. 請求項16に記載のカプセル(1a)において、
    前記第2溶接部は、スポット溶接部(S3)である、カプセル。
  19. 請求項16に記載のカプセル(1a)において、
    前記第2溶接部は、実質的に半径方向に延びる複数の溶接部(S4)を含む、カプセル。
  20. 請求項15乃至19のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1;1a;1c;1d)において、
    前記キャビティ(6)の前記下部分には、前記ベース壁(4)の前記第1肩部(4a)に固定された第1フィルタエレメント(20)が配置されている、カプセル。
  21. 請求項20に記載のカプセル(1;1a;1c;1d)において、
    前記キャビティ(6)の前記下部分には、前記ベース壁(4)の前記第2肩部(4b)に載った第2フィルタエレメント(21)が配置されている、カプセル。
  22. 請求項20に記載のカプセル(1;1a;1c;1d)において、
    前記第1フィルタエレメント(20)は紙製である、カプセル。
  23. 請求項21又は22に記載のカプセル(1;1a;1c;1d)において、
    前記第2フィルタエレメント(21)は、不織布製である、カプセル。
  24. 請求項1乃至19のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1b)において、
    前記キャビティ(6)の前記下部分には、前記飲料を通すが固形粒子を通さないように寸法が規定された複数の通穴が形成された単一のフィルタエレメント(36)が配置されている、カプセル。
  25. 請求項1乃至24のうちのいずれか一項に記載のカプセル(1、1a;1b;1c;1d)に収容された初期製品Pから飲料を調製するためのシステムであって、
    前記カプセル(1、1a;1b;1c)を受け入れるようになった受け部(2)が設けられたディスペンジングマシンを含み、該ディスペンジングマシンには、加圧流体を前記カプセル(1、1a;1b;1c;1d)内に注入する注入手段が設けられている、システムにおいて、
    前記受け部(2)には、側壁の前記第2部分(13)が前記空間(34)の外側に向かって徐々に変形できるように側壁の前記第2部分(13)を取り囲む空間(34)が設けられている、システム。
JP2018523435A 2015-11-09 2016-11-09 飲料用カプセル Active JP6858772B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITUB2015A005389A ITUB20155389A1 (it) 2015-11-09 2015-11-09 Capsula per bevande
IT102015000070588 2015-11-09
PCT/IB2016/056742 WO2017081622A1 (en) 2015-11-09 2016-11-09 Capsule for beverages

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018538033A true JP2018538033A (ja) 2018-12-27
JP6858772B2 JP6858772B2 (ja) 2021-04-14

Family

ID=55446878

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018523435A Active JP6858772B2 (ja) 2015-11-09 2016-11-09 飲料用カプセル

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10421605B2 (ja)
EP (1) EP3374287B1 (ja)
JP (1) JP6858772B2 (ja)
CN (1) CN108349646B (ja)
CA (1) CA3003099A1 (ja)
ES (1) ES2774125T3 (ja)
IT (1) ITUB20155389A1 (ja)
WO (1) WO2017081622A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110402226B (zh) 2017-03-17 2021-09-28 卡菲塔利系统股份有限公司 用于制备饮料的胶囊
IT201700029991A1 (it) * 2017-03-17 2018-09-17 Caffitaly System Spa Capsula per la preparazione di una bevanda
DE102017005363A1 (de) * 2017-06-07 2018-12-13 Georg Menshen Gmbh & Co. Kg Portionskapsel zum Herstellen eines Getränkes
IT201800006861A1 (it) * 2018-07-02 2020-01-02 Capsula per la preparazione di prodotti
DE102018218592A1 (de) * 2018-10-30 2020-04-30 Säntis Packaging Ag Öffnungseinheit
DE102019101538A1 (de) * 2019-01-22 2020-07-23 Melitta Single Portions Gmbh & Co. Kg Portionspackung und Maschine und Verfahren zur Zubereitung eines Brühgetränkes
IT202000002923A1 (it) * 2020-02-13 2021-08-13 Aroma System S R L Sistema di trasporto capsule con alloggiamenti intercambiabili
NL2030718B1 (en) 2022-01-26 2023-08-07 Euro Caps Holding B V A capsule with a targeted to-remain-attached part and a targeted to-be-opened part of a sealing seam
NL2033254B1 (en) 2022-10-07 2024-04-19 Euro Caps Holding B V A capsule comprising a spout body that is equipped with one or more free sagging locations in between sets of supporting ribs for controlled opening.

Family Cites Families (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2968560A (en) * 1959-02-06 1961-01-17 Sealpak Corp Infusion package for producing a coffee beverage
CH605293A5 (ja) * 1976-12-17 1978-09-29 Nestle Sa
CH668544A5 (fr) * 1986-04-24 1989-01-13 Nestle Sa Dispositif d'extraction de cafe de cartouches.
TW199884B (ja) * 1991-05-08 1993-02-11 Sociere Des Produits Nestle S A
US5897899A (en) * 1991-05-08 1999-04-27 Nestec S.A. Cartridges containing substances for beverage preparation
US5327815A (en) * 1991-07-05 1994-07-12 Nestec S.A. Device for use in beverage extraction machines
ATE129617T1 (de) * 1991-07-05 1995-11-15 Nestle Sa Gerät zum extrahieren von kartuschen.
DE69321209T2 (de) * 1992-07-20 1999-02-18 Nestle Sa Verfahren und vorrichtung zur extraktion undurchlässiger, verformbarer portionspackungen
US5325765A (en) * 1992-09-16 1994-07-05 Keurig, Inc. Beverage filter cartridge
US6079315A (en) * 1999-01-19 2000-06-27 Keurig, Inc. Beverage filter cartridge holder
ATE263086T1 (de) * 2000-09-26 2004-04-15 Nestle Sa Packung zur getränkezubereitung mit extraktion unter druck
US6644173B2 (en) * 2001-04-11 2003-11-11 Keuring, Incorporated Beverage filter cartridge holder
NZ544594A (en) * 2002-01-16 2007-09-28 Nestle Sa Method of improving hygiene in the preparation of a beverage
ES2256601T3 (es) * 2003-02-07 2006-07-16 Nestec S.A. Modulo de exctraccion con cierre lineal para preparar una bebida a presion a partir de una capsula.
ITTV20030058A1 (it) * 2003-04-02 2004-10-03 Hausbrandt Trieste 1892 S P A Capsula monodose in plastica per caffe' in polvere e simili.
ES2257621T3 (es) * 2003-07-23 2006-08-01 Monodor S.A. Procedimiento de preparacion de una bebida a partir de una capsula y dispositivo para la realizacion de dicho procedimiento.
EP1510158A1 (fr) * 2003-08-25 2005-03-02 Nestec S.A. Dispositif et méthode pour la préparation d'une boisson à partir d'une substance alimentaire contenue dans une capsule
EP1510159A1 (fr) * 2003-08-25 2005-03-02 Nestec S.A. Procédé de préparation d'un produit alimentaire
US7279188B2 (en) * 2003-12-01 2007-10-09 Nestec S.A. Capsule with foam conditioning feature
DE102004002004A1 (de) * 2004-01-14 2005-08-11 Schifferle, René Kaffeemaschine zum Aufbrühen von in einer Kapsel abgepacktem Pulverkaffee
DE102004002005A1 (de) * 2004-01-14 2005-08-11 Schifferle, René Portionskapsel mit gemahlenem Kaffee zur Herstellung eines Kaffeegetränks
US7490542B2 (en) * 2004-02-11 2009-02-17 I.T.A.Ca S.R.L. Cartridge for coffee and soluble products and relative method of producing a beverage and apparatus for extracting a beverage
EP1579793B1 (en) * 2004-03-26 2007-07-11 ILLYCAFFE' S.p.A. Beverage extraction assembly for extracting a beverage from a particulate substance contained in a cartridge
CA2829795C (en) * 2004-03-26 2014-08-05 Illycaffe' S.P.A. Integrated cartridge for extracting a beverage from a particulate substance
ITTO20040374A1 (it) * 2004-06-04 2004-09-04 Sgl Italia Srl Macchina percolatrice per la preparazione di una bevanda
EP1609398A1 (fr) * 2004-06-25 2005-12-28 Nestec S.A. Procédé d'amélioration de la production de mousse lors de la préparation de boissons à partir d'une cartouche et dispositif pour sa mise en oeuvre
RU2379225C2 (ru) * 2004-08-23 2010-01-20 Нестек С.А. Капсула для приготовления и подачи напитка путем впрыскивания жидкости под давлением в капсулу
EP1807318B1 (en) * 2004-09-17 2012-09-12 Tuttoespresso S.r.l. Disposable capsule for drinks
DE602004008113T3 (de) * 2004-10-25 2019-03-07 Nestec S.A. Getränkezubereitungssystem
DE102004056224A1 (de) * 2004-11-19 2006-05-24 Tchibo Gmbh System mit einer Kaffeemaschine und einer Portionskapsel
ITMI20042350A1 (it) * 2004-12-09 2005-03-09 Saeco Internat Group S P A Testa erogatrice per macchine per caffe'espresso
ITTO20050209A1 (it) * 2005-03-30 2006-09-30 Sgl Italia Srl Macchina percolatrice per la preparazione di una bevanda
US7861645B2 (en) * 2005-10-14 2011-01-04 Electrical And Electronics Limited Apparatus for preventing unintended or premature release of liquid in a beverage brewing device and method thereof
EP1785369A1 (en) * 2005-11-10 2007-05-16 Nestec S.A. Beverage ingredient containing capsule having several compartments
ITMI20060301A1 (it) * 2006-02-17 2007-08-18 Maddalena Ricotti Apparato per la produzione di un infuso di una bevanda aromatica
NL1031177C2 (nl) * 2006-02-17 2007-08-20 Meccano Asia Ltd Verpakking en inrichting voor het bereiden van een drank.
PL1839543T3 (pl) * 2006-03-31 2008-12-31 Nestec Sa Kapsuła z zewnętrznym materiałem uszczelniającym poddawanym ciśnieniu płynu
DE602006007548D1 (de) * 2006-04-24 2009-08-13 Nestec Sa Kapsel zur Getränkezubereitung mit Dichtungselement und Verfahren zu dessen Herstellung
ITMI20061503A1 (it) * 2006-07-28 2008-01-29 Illycaffe Spa Perfezionamenti di capsule contenenti una sostanza in polvere da cui estrarre una bevanda,preferibilmente caffe' espresso
ITFI20060194A1 (it) * 2006-08-04 2008-02-05 Saeco Ipr Ltd Dispositivo di infusione per la preparazione di bevande da capsule monodose
ATE474798T1 (de) * 2007-01-15 2010-08-15 Swiss Caffe Asia Ltd Kapsel, mittel zum penetrieren des bodens einer kapsel und vorrichtung für die zubereitung eines getränks
ITFI20070028A1 (it) * 2007-02-07 2008-08-08 Saeco Ipr Ltd Dispositivo di infusione per la preparazione di bevande da capsule monodose con un dispositivo di centraggio delle capsule.
EP1975087B2 (en) * 2007-03-19 2018-05-16 Nestec S.A. Capsule with flow regulating technology
CL2008000830A1 (es) * 2007-03-23 2009-01-23 Nestec Sa Capsula que contiene ingredientes en un compartimiento en donde la capsula posee una placa de apertura diseñada para abrir una cara en el compartimiento cuando una presion en el compartimiento presiona la cara contra la placa, la placa teniendo perforaciones capilares de paso que conectan ambos lados de la placa.
EP2266446A1 (de) * 2007-03-29 2010-12-29 Tchibo GmbH Getränkemaschine und Verfahren zum Zubereiten eines Getränks
DK1982933T3 (da) * 2007-04-18 2010-10-18 Illycaffe Spa Stift filter til kapsler egnet til udtrækning af drikkevarer, især espressokaffe
EP2000063B2 (en) * 2007-06-05 2019-06-05 Caffitaly System S.P.A. Method for preparing a drink and apparatus and capsule for application of this method
BRPI0812339B1 (pt) * 2007-06-05 2020-08-11 Société Des Produits Nestlé S.A Sistema e método para a preparação de um líquido alimentício e dispositivo para a preparação de alimento líquido
ATE504228T1 (de) * 2007-06-05 2011-04-15 Nestec Sa Verfahren zur herstellung eines getränks oder flüssigen nahrungsmittels
US8322271B2 (en) * 2007-07-02 2012-12-04 Brewl Technologies, Inc. Infusible material capsule for brewing a beverage
US8960076B2 (en) * 2008-03-18 2015-02-24 Nestec S.A. Cartridge for preparation of a liquid comprising puncturable delivery wall
FR2938417B1 (fr) * 2008-11-17 2013-07-12 Tirouvady Moutty Capsule pour percolation de produit aromatique tel que du cafe
US8227000B2 (en) * 2008-12-18 2012-07-24 Whirlpool Corporation Liquid flow control and beverage preparation apparatuses, methods and systems
US8166867B2 (en) * 2008-12-18 2012-05-01 Whirlpool Corporation Liquid flow control through a beverage preparation apparatus
ES2393296T3 (es) * 2009-01-22 2012-12-20 Nestec S.A. Cápsula con elemento de taladrado incorporado y sistema para la preparación de una bebida
US8474368B2 (en) * 2009-05-13 2013-07-02 Curwood, Inc. Mineral composite beverage brewing cup and cartridge
US9750370B2 (en) * 2009-05-29 2017-09-05 Keurig Green Mountain, Inc. Cartridge with filter guard
PL2367736T3 (pl) * 2009-06-17 2013-10-31 Douwe Egberts Bv Układ i sposób do przygotowywania z góry określonej ilości napoju
IT1403541B1 (it) * 2011-01-31 2013-10-31 Sarong Spa Macchina erogatrice per bevande
PT105599B (pt) * 2011-03-30 2020-03-30 Novadelta Comercio E Ind De Cafes Lda Cápsula incluindo elemento de actuação, método e dispositivo de processamento desta cápsula
WO2013043048A1 (en) * 2011-09-20 2013-03-28 Koninklijke Douwe Egberts B.V. Beverage filter systems and methods
ITMI20120247A1 (it) * 2012-02-20 2013-08-21 Illycaffe Spa Cartuccia per l'ottenimento di una bevanda.
ITMO20120043A1 (it) * 2012-02-22 2013-08-23 Sarong Spa Capsula per bevande
EP2838814B1 (en) * 2012-04-17 2016-11-23 Sarong Societa' Per Azioni Capsule and dispensing machine for beverages
AR094823A1 (es) * 2012-08-24 2015-09-02 Nestec Sa Cápsula para usar con una máquina para preparar alimentos
BR112015004539A2 (pt) * 2012-09-05 2017-07-04 Koninklijke Philips Nv cápsula de preparação de bebida; dispositivo de produção de bebida; sistema de produção de bebida a partir de uma cápsula; e método de preparação de bebida que utiliza uma cápsula de porção única
JP6240216B2 (ja) * 2012-12-27 2017-11-29 サロング ソシエタ ペル アツィオニ 飲料用カプセル
CA2937508C (en) * 2014-03-12 2022-08-02 Sarong Societa' Per Azioni Capsule for beverages

Also Published As

Publication number Publication date
CN108349646B (zh) 2020-04-14
CA3003099A1 (en) 2017-05-18
ITUB20155389A1 (it) 2017-05-09
JP6858772B2 (ja) 2021-04-14
ES2774125T3 (es) 2020-07-16
US10421605B2 (en) 2019-09-24
WO2017081622A1 (en) 2017-05-18
CN108349646A (zh) 2018-07-31
EP3374287A1 (en) 2018-09-19
EP3374287B1 (en) 2020-01-01
US20180327178A1 (en) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6858772B2 (ja) 飲料用カプセル
JP6629223B2 (ja) 飲料用カプセル
RU2693949C1 (ru) Одноразовая капсула для машин для выдачи заваренных напитков
JP7041635B2 (ja) 飲料調製用カプセル
KR102418324B1 (ko) 음료 제조용 캡슐
IT201800006861A1 (it) Capsula per la preparazione di prodotti
KR102321312B1 (ko) 음료 준비 캡슐
RU2749849C2 (ru) Капсула для приготовления напитков
US20210094753A1 (en) Beverage Preparation Capsule

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200904

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6858772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150