JP2018536506A - 呼吸インターフェースデバイスのクッション用の支持部材 - Google Patents

呼吸インターフェースデバイスのクッション用の支持部材 Download PDF

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Abstract

患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスの封止アセンブリにおける使用のための支持部材。支持部材は、患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成された第1の端と、患者の顔と封止的に係合するように構成された或いは患者の顔と封止的に係合するように構成された封止フラップの下に位置するように構成された第2の端と、第1の端と第2の端との間に延在する側壁とを含む。側壁は、複数の材料のビーズで形成される。

Description

(関連出願の参照)
この特許出願は、2015年12月14日に出願された米国仮出願第62/266,834号の35U.S.C.§119(e)の下の優先権の利益を主張し、その内容を本明細書に参照として援用する。
本発明は、呼吸ガスの流れをユーザに給送する際に呼吸インターフェースデバイスにおいて使用する支持部材に関する。本発明は、支持部材を含む呼吸ガスの流れをユーザに給送する呼吸インターフェースデバイスにも関する。本発明は、呼吸ガスの流れをユーザに給送する呼吸インターフェースデバイスにおける使用のための支持部材を形成する方法にも関する。
呼吸ガスの流れを患者の気道に非侵襲的に、即ち、患者に挿管せずに或いは気管チューブを彼らの食道に外科的に挿入せずに給送することが必要な又は望ましい数多くの状況がある。例えば、非侵襲的換気(non-invasive ventilation)として知られている技法を使用して患者を換気することが知られている。気道陽圧(PAP)療法を供給して特定の医学的障害を治療することも知られており、その中で最も顕著なものはOSAである。既知のPAP療法は、患者の気道を副木で固定して開く(splint open)ために患者の気道に一定の陽圧を提供する持続性気道陽圧法(CPAP)と、患者の気道に提供する圧力が患者の呼吸周期に伴って変化する可変気道圧とを含む。そのような療法は、典型的には、患者が眠っている間の夜間に患者に提供される。
記載したばかりのような非侵襲的換気(non-invasive ventilation)及び圧力支持療法(pressure support therapies)は、柔軟でフレキシブルなクッションを有するマスクコンポーネントを含む患者インターフェースデバイスを患者の顔に配置することを含む。マスクコンポーネントは、非限定的に、患者の鼻を覆う鼻マスク、患者の鼻孔内に受け入れられる鼻突起を有する鼻クッション、患者の鼻及び口を覆う鼻/口腔マスク、又は患者の顔を覆うフルフェースマスクを含んでよい。そのような患者インターフェースデバイスは、額サポート、頬パッド及び顎パッドのような、他の患者接触コンポーネントを利用することもある。患者インターフェースデバイスをガス給送管又は導管に接続し、換気装置又は圧力支持デバイスを患者の気道とインターフェース接続するので、呼吸ガスの流れを圧力/流れ生成デバイスから患者の気道に給送することができる。そのようなデバイスを患者の頭の上/周りに適合するように構成された1以上(1つ又はそれよりも多く)のストラップを有するヘッドギアによって着用者の顔に維持することが知られている。
そのようなマスクは、典型的には、長期間に亘って着用されるので、様々な懸念が考慮されなければならない。例えば、CPAPを提供してOSAを治療するときに、患者は、眠っている間に、一晩中、患者インターフェースデバイスを着用するのが普通である。そのような状況における1つの懸念は、患者インターフェースデバイスが出来る限り快適であることであり、さもなければ、患者はインターフェースデバイスを着用することを避けて、所定の圧力支持療法の目的を挫くことがある。患者の顔の上で過度に煩わしくないように、インターフェースデバイスの全体的な大きさが最小限に抑えられることも重要である。
歴史的には、人口中に存在する多種多様な顔の大きさ及び構造に順応させるために、インターフェースデバイスは幾つかのサイズで製造されている。提供されるマスクサイズの数が増加すると、製造、貯蔵などに関連するコストも増加する。よって、本明細書に開示する着想が、容易に創り出すことができる並びに/或いはより良い適合をもたらすよう容易にカスタマイズすることができるインターフェースデバイスを提供することを、理解することができる。
従って、容易に製造することができ且つ特定のユーザに特別に適合する(custom fit)ことができるインターフェースデバイスを提供することが、本発明の目的である。この目的は、患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスのクッションにおける使用のための支持部材を提供することによって達成される。支持部材は、患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成される第1の端と、患者の顔に封止的に係合するように構成される或いは患者の顔に封止的に係合するように構成される封止フラップの下に位置するよう構成される第2の端と、第1の端と第2の端との間に延在する側壁とを含み、側壁は、複数の材料のビーズで形成される。
複数の材料のビーズは、第1の断面積を有する少なくとも第1のビーズと、第1の断面積とは異なる第2の断面積を有する少なくとも第2のビーズとを含んでよい。
第2の断面積は、第1の断面積とは異なる大きさであってよい。
第2の断面積は、第1の断面積とは異なる形状であってよい。
複数の材料のビーズは、第1の材料で形成される少なくとも1つのビーズと、第1の材料とは異なる第2の材料で形成される少なくとも第2のビーズとを含んでよい。
複数の材料のビーズのうちの少なくとも一部のビーズは、側壁内に少なくとも1つの空隙を定める方法において配置されてよい。
少なくとも1つの空隙は、支持部材が患者の顔に配置されるときに患者の鼻梁に隣接して配置されるよう、側壁内に位置付けられてよい。
少なくとも1つの空隙は、支持部材が患者の顔に配置されるときに患者の下唇に隣接して配置されるよう、側壁内に位置付けられてよい。
少なくとも1つの空隙は、第1の空隙と、第2の空隙とを含んでよく、第1の空隙は、支持部材が患者の顔に配置されるときに患者の口の第1の側に隣接して配置されるよう、側壁内に位置付けられ、第2の空隙は、支持部材が患者の顔に配置されるときに第1の側とは反対の患者の口の第2の側に隣接して配置されるよう、側壁内に位置付けられる。
第1の端は、側壁が連結される事前成形ベース部分を含んでよく、事前成形ベース部分は、患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成されてよい。
患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスを提供することが本発明の更に他の目的である。インターフェースデバイスは、剛的なフレーム部材と、前述のような支持部材を有する封止アセンブリとを含む。
患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスの封止アセンブリにおける使用のための支持部材を形成する方法を提供することが本発明の更なる目的である。方法は、第1の所定のパターンにおいて第1の設定可能な材料(settable material)の第1のビーズを作業形態(working form)の上に適用するステップと、第1のビーズに隣接して第2の所定のパターンにおいて第2の設定可能な材料の第2のビーズを適用するステップとを含み、第1のビーズは、第2のビーズとは異なる断面積を有すること、第2の設定可能な材料は、第1の設定可能な材料とは異なること、又は第2のビーズは、第1のビーズと第2のビーズとの間に空隙を形成するよう、第1のビーズからある距離だけ離間して適用されること、のうちの少なくとも1つである。
作業形態は、作業面を含んでよい。
作業形態は、患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成される事前形成ベース部分(pre-formed base portion)を含んでよい。
本発明のこれらの及び他の目的、構成及び特徴、並びに構造の関連要素の機能及び動作方法、部品の組み合わせ及び製造の経済は、添付の図面を参照するときに、以下の記述及び添付の請求項の考察からより明らかになり、図面の全ては、本明細書の一部を構成し、同等の参照番号は、様々な図における対応する部分を指し示す。しかしながら、図面は例示及び記述の目的のためだけであり、本発明の限界の定義を意図しないことが明確に理解されるべきである。
本発明の1つの例示的な実施形態に従った呼吸療法の摂生を患者に提供するように構成されたシステムを形成するよう(概略的に示す)ガス流/圧力生成システムに接続されて示される導管の部分及び患者インターフェースデバイスの正面等角図である。 図1の線2−2に沿って取られた図1のシステムの患者インターフェースデバイスの断面図である。 図1の線2−2に沿って取られた図1のシステムにおける使用のための患者インターフェースデバイスの代替的なバージョンの断面図である。 図1及び図2の患者インターフェースデバイスの後方等角分解図である。 本発明の1つの例示的な実施形態に従った作業面上に材料のビーズを配置することを示す支持部材を形成するシステムの部分的に概略的な等角図である。 図4の線5−5に沿って取られた図4のシステムの作業面上に配置された材料のビーズの断面図である。 本発明の1つの例示的な実施形態に従った作業面上に材料のビーズを更に配置することを示す図4のシステムの他の等角図である。 図6の線7−7に沿って取られた図6のシステムの作業面上に配置された材料のビーズの断面図である。 本発明の1つの例示的な実施形態に従った図4に示すようなシステムの輪郭付き作業面上の部分的に形成された支持部材の等角図である。 本発明の1つの例示的な実施形態に従った図4に示すようなシステムの輪郭付き作業面上の完全に形成された支持部材の等角図である。 輪郭付き作業面から上向きに分解された支持部材を示す図8Bの輪郭付き作業面上の完全に形成された支持部材の等角図である。 輪郭付き作業面上に配置された事前成形ベース上の部分的に形成された支持部材を示す点を除いて図8Aの構成と類似する等角図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 本発明の例示的な実施形態に従った支持部材の部分の部分的に概略的な断面図である。 支持部材内に形成された多数の空隙を(破線で)示す本発明の1つの例示的な実施形態に従った支持部材の患者に面する側の正面図である。 支持部材内に形成された空隙を(破線で)示す本発明の1つの例示的な実施形態に従った支持部材の側面図である。 支持部材内に形成された空隙を(破線で)示す本発明の1つの例示的な実施形態に従った支持部材の頂面図である。 支持部材内に形成された空隙を(破線で)示す本発明の1つの例示的な実施形態に従った支持部材の底面図である。
本明細書において使用するとき、単数形の表現は、文脈が他のことを明確に示さない限り、複数の参照を含む。本明細書において使用するとき、2以上(2つ又はそれよりも多く)の部品(parts)又はコンポーネント(components)が「連結される」(“coupled”)という記述は、リンクが生じる限り、部品が直接的に又は間接的に、即ち、1以上(1つ又はそれよりも多く)の中間部品又はコンポーネントを通じて互いに接合される或いは協働する(operate together)ことを意味する。本明細書で使用するとき、「直接的に連結される」(“directly coupled”)とは、2つの要素が互いに直接的に接触することを意味する。本明細書において使用するとき、「固定的に連結される」(“fixedly coupled”)又は「固定される」(“fixed”)とは、2つのコンポーネントが互いに対して一定の向きを維持しながら1つのものとして移動するように連結されることを意味する。
本明細書において使用するとき、「単一の」(“unitary”)という用語は、コンポーネントが一体成形品又はユニットとして創られることを意味する。即ち、別々に創られ、次に、ユニットとして連結される部分(piece)を含む、コンポーネントは、「単一の」コンポーネント又は本体でない。本明細書において利用するとき、2以上の部品又はコンポーネントが互いに「係合する」(“engage”)という記述は、これらの部品が直接的に又は1以上の中間部品又はコンポーネントを通じて互いに力を加えることを意味する。本明細書において利用するとき、「数」(“number”)という用語は、1又は1よりも大きい整数(即ち、複数)を意味する。
本明細書において使用するとき、「患者」(“patient”)又は「ユーザ」(“user”)という用語は、インターフェースデバイスが呼吸ガスの流れを給送している人を指すために交換可能に使用される。
例えば、非限定的に、頂、底、左、右、上方、下方、前方、後方、及びそれらの派生語のような、本明細書において使用する方向の成句は、図面に示す要素の向きに関し、請求項において明示的に列挙されない限り、請求項を限定しない。
本明細書において使用するとき、「ビーズ」(“bead”)という用語は、制御された方法において分配された(dispensed)ある量の材料を指すために使用される。典型的には、材料の「ビーズ」は、(本発明の範囲から逸脱することなく他の断面が使用されてよいが)概ね円形の断面を有し、その断面に対して垂直な方向にある距離だけ延びる。
本発明の1つの例示的な実施形態に従った患者に呼吸療法の摂生(regimen)を提供するように構成されたシステム2が図1に概ね示されている。システム2は、(概略的に示す)圧力生成デバイス4と、(部分的に概略的に示す)給送導管6と、流体連結導管10を有する患者インターフェースデバイス8とを含む。圧力生成デバイス4は、呼吸ガスの流れを生成するように構成され、換気装置、(持続性気道陽圧デバイス又はCPAPデバイスのような)定圧支持デバイス、可変圧力デバイス(例えば、Murrysville, PennsylvaniaのPhilips Respironicsによって製造販売させられているBiPAP(登録商標)デバイス、Bi−Flex(登録商標)デバイス、又はC−Flex(TM)デバイス)、及び自動滴定(auto-titration)圧力支持デバイスを含んでよいが、これらに限定されない。給送導管6は、圧力生成デバイス4からの呼吸ガスの流れを、例示の実施形態では肘コネクタである流体結合導管10を通じて、患者インターフェースデバイス8に伝達するように構成される。しばしば、給送導管6及びユーザインターフェースデバイス8を患者回路(patient circuit)と総称する。
BiPAP(登録商標)デバイスは、患者に提供される圧力が患者の呼吸周期に伴って変化する二重レベルデバイス(bi-level device)であるので、呼息中よりも吸息中により高い圧力が給送される。自動滴定圧力支持システムは、圧力が、患者が鼾をかいているか否か或いは無呼吸又は低呼吸を経験しているか否かのような、患者の状態に伴って変化するシステムである。本目的のために、圧力/流れ生成デバイス4をガス流生成デバイスとも呼ぶ。何故ならば、圧力勾配が生成されるときに、流れが生じるからである。本発明は、圧力/流れ生成デバイス4が、上で要約した圧力支持システム及び非侵襲的換気システムを含む、患者の気道にガスの流れを給送する或いは患者の気道でのガスの圧力を上昇させる任意の従来的なシステムであることを想定する。
図1に例示する例示的な実施形態において、患者インターフェースデバイス8は、流体連結導管10を介して導管6に連結される概ね剛的なフレーム部材14に連結されるユーザ封止アセンブリ12を含む鼻/口腔マスクとして描写されている。しかしながら、呼吸ガスの流れをユーザの気道に給送することを容易にする、非限定的に鼻マスク又はフルフェースマスクのような、他の種類の患者インターフェースデバイスが、本発明の範囲内に留まりながら、患者インターフェースデバイス8と置換されてよいことが理解されなければならない。導管6は、導管10のような、任意的な中間継手を使用せずに、患者インターフェースデバイス8に直接的に連結されてよいことも理解されなければならない。
図1の患者インターフェースデバイス8の断面図及び分解図をそれぞれ示す図2及び図3を参照すると、封止アセンブリ12は、モジュール式の設計であり、封止フラップ16を含み、封止フラップ16は、フレーム部材14と係合するように構成され且つフレーム部材14に連結させられるように構成される第1の端18と、ユーザの口腔オリフィス及び/又は鼻オリフィスのうちの1以上の周りでユーザ(図示せず)の顔と封止的に係合するように構成される反対側の第2の端20と、第1の端18と第2の端20との間に延在する連続的な側壁22とを有する。封止フラップ16は、典型的には、ユーザの顔の輪郭に概ね適応してユーザの顔の輪郭を封止するよう、薄い曲げやすい材料(例えば、非限定的に、シリコーン)で形成される。封止フラップ16をフレーム部材14に連結するのを支援するために、封止フラップ16は、第1の端18の周囲及びフレーム部材14の少なくとも部分の周りに概ね連結する保持リング24を更に含んでよい。代替的に、封止フラップ16は、如何なる他の連結要素をも使用せずに、第1の端18がフレーム部材14に直接的に連結するように、形成されてよい。
封止アセンブリ12は、支持部材26を更に含み、支持部材26は、概ね封止フラップ16の下に位置し、支持部材26は、封止アセンブリ16に構造的支持及び所定量の剛性を提供しながら、封止フラップ16がユーザの顔に押し付けられた状態に維持するようにも機能する。支持部材26は、フレーム部材14の部分と係合するように構成される第1の端28と、封止フラップ16の第2の端20の下に概ね位置する反対側の第2の端30と、第1の端28と第2の端30との間に延在する連続的な側壁32とを含む。図2の断面図から容易に理解できるように、支持部材26は、典型的には、封止フラップ16よりも大きな剛性を有するよう、封止フラップ16よりも大きな厚みtを有する側壁32で形成される。
本発明の1つの例示的な実施形態に従った代替的な封止アセンブリ12’の断面図が、(患者インターフェースデバイス8と概ね類似する)他の患者インターフェースデバイス8’の部分として図2Aに示されている。封止アセンブリ12とは異なり、封止アセンブリ12’は、上記で議論した封止フラップ16のような封止フラップを利用しない。代わりに、封止アセンブリ12’は、支持部材26を主要コンポーネントとして利用し、よって、支持部材26の反対側の第2の端30は、ユーザの顔に封止係合するように位置付けられ且つ構成される。封止アセンブリ12’は、フレーム部材14の少なくとも部分及び支持部材26の第1の端28の周りに概ね連結する保持リング24’を更に含んでよい。代替的に、支持部材26は、その第1の端28が如何なる他の連結要素をも使用せずにフレーム部材14に直接的に連結するように、形成されてよい。
封止アセンブリ12及び12’のそのような設計は、封止フラップ16又は支持部材26の一方又は両方をカスタマイズすること(customizing)によって、患者の特定の顔構造に対するそのようなアセンブリの潜在的な特別注文(customization)を可能にすることが理解されるべきである。図4〜図7は、本発明の1つの例示的な実施形態に従った、支持部材26のような支持部材を形成するためのシステム40及びその部分を例示している。
図4を参照すると、システム40は、作業面44の概ね上方に配置される分配ユニット42(dispensing unit)を含む。分配ユニット42は、多数の分配ノズル又はポート48を有するフレーム又はハウジング46を含み、多数の分配ノズル又はポート48を通じて選択的な材料のビーズ50を提供してよい。本発明の例示的な実施形態において、RTV(室温加硫)又はLSR(液状シリコーンゴム)のいずれかであるシリコーンゴムが利用されている。しかしながら、一般的には、あらゆる使い捨て可能なフレキシブルな材料、例えば、単一成分又は多成分のいずれかであるゴム及びエラストマポリマ材料(elastomeric polymer materials)が使用されてよいことが理解されるべきである。
図5は、作業面44上に配置された例示的な材料のビーズ50を通じた断面図を示している。そのようなビューから、このようなビーズは、概ね円形の断面を有し、よって、直径dによって概ね定めることができる断面積を有することを理解することができる。前述のように、本発明の範囲から逸脱することなく他の断面形状(例えば、非限定的に、楕円形、長方形、正方形など)が利用されてよいことが理解されるべきである。そのような断面形状は、使用されるポート48の形状を変更することによって、容易に選択されることがある。材料の供給は、ハウジング46内に提供されてよく、或いはハウジング46の外部にある適切な構成52(arrangement)内に概ね収容されて、1以上の導管54又は他の適切な手段を介してハウジング46に提供されてよい。図4に示す構成は、単一のポート48を供給する単一の導管54を例示しているに過ぎないが、そのような導管54又は(複数の)ポート48の量又はサイズのうちの1以上は、本発明の範囲から逸脱することなく変更されてよい。
引き続き図4を参照すると、分配ユニット42は、軸x,y,zのうちの1以上に沿って所定の方法において移動可能であってよい。代替的に又は追加的に、作業面44も、軸x,y,zのうちの1以上に沿って所望の方法において移動可能であってよい。分配ユニット42及び/又は作業面44のそのような動きは、好ましくは、コンピューティングデバイスの制御の下で、任意の適切な作動機構の使用を介して達成されることがある。ビーズ又は材料のビーズ50を分配する間の分配ユニット42及び作業面44の一方又は両方のそのような動きを通じて、三次元構造が作業面44上に容易に形成されることがある。軸x、y、及びzのうちのいずれかに沿って移動することに加えて及び/又は軸x、y、及びzのうちのいずれかに沿って移動することの代わりに、分配ユニット42及び/又は作業面44の一方又は両方は、本発明の範囲から逸脱することなく、軸x、y、及びzのうちのいずれか1以上について回転可能であってよい。
一般的に、システム40の全体的な機能は、「3Dプリンタ」(“3D printer”)と概ね類似することが理解されるべきである。しかしながら、供給材料を液滴に溶融させ、次に、液滴を表面上に「印刷」するために使用される、可動加熱溶融点を利用する一般的な「3Dプリンタ」とは異なり、システム40は、「印刷」材料(“printing” material)を溶融させる代わりに、(多成分材料の場合における)可動混合及び分配ユニット42を利用する。システム40において、材料は混合され且つ/或いは活性化(架橋)され、ビーズとして分配される。使用される材料に依存して、材料が周囲空気と接触するようになると、架橋が単に活性化されることがある。RTV−1(単一成分室温加硫シリコーンゴム)は、システム40において使用されてよいそのような材料の非限定的な例である。システム40において使用されてよい他の材料は、塩基(base)(水素イオンを受け入れることができる水性物質)のような湿気によって硬化する。システム40において使用されてよい一層更なる材料、例えば、非限定的に、RTV−2(付加硬化シリコーン)又はLSR(液状シリコーンゴム)を活性化させることができ、且つ/或いは、熱を加えることによってより速く硬化させることができる。そのような場合、システム40は、材料が分配ユニット42によって分配されるときに材料を加熱するよう相応して配置される熱源(例えば、非限定的に、熱風ガン、赤外線ヒータなど)を更に含んでよい。
図6及び図7は、前述したような方法において分配ユニット42及び/又は作業面44の一方又は両方を操作することを介して作業面44上に形成された構造60(structure)の一例を例示している。 そのような例において、構造60は、3つの類似の材料のビーズ50を概ね積み重ねることによって形成されている。図4及び図6では平面的な表面として概ね示されているが、作業面44は、図8A〜図8Dに示す作業面44のような、輪郭付き表面として提供されてもよいことが理解されるべきである。そのような一般的な記述から、システム40を使用して、概ねフレキシブルである、よって、患者インターフェースデバイスの封止アセンブリにおける使用に適した完成構造を提供する材料から、所望の三次元構造を概ね形成してよいことが理解されるべきである。
図8A〜図8Cは、それぞれ、簡略化された形態において、システム44の輪郭付き作業面44上に前述のような方法で形成された部分的に途中の(図8A)、作業面44上に完全に形成された(図8B)、作業面から分離された(図8C)、(前述のような)例示的な支持部材26を示している。作業面44上に直接的に形成する代わりに、支持部材26は、図8Dに例示する例示的な実施形態に示すように、事前成形ベース45上に代わりに形成されてよい。そのような事前成形ベース45は、フレーム部材14に(例えば、非限定的に、スナップ嵌め又は他の適切な構成によって)連結されるように構成されてよい。
図9A〜図9Iは、支持部材26の側壁32の部分のために利用されてよい様々な構造的構成の部分的に概略的な例示的な断面図を示している。より具体的には、図9Aは、単一の材料62から従来的な成形プロセスを介して形成された支持部材26のための側壁132の一例を示している。
図9Bは、図4〜図7及び図8A〜図8Dに関連して前述したようなシステムを用いて効果的に「積み重ねられた」(“stacked”)複数のビーズ64から形成された側壁232の一例を示している。ビーズ64の各々は、同じ材料から形成され、分配ユニット42のポート48によって概ね定められる同じ直径d(よって、同じ断面積A)を有する。一般的に、詳細な領域(即ち、より高い解像度を必要とする幾何学的に複雑な構造)では、より小さいビーズサイズが好ましい。例えば、本発明に従った支持部材26において、より高い解像度領域(resolution area)は、0.25〜0.50mmの直径のビーズサイズを必要とするが、より低い解像度領域(例えば、非限定的に、低い曲率を有する直線の壁)では、1.0〜3.0mmの直径のビーズサイズが望ましいことがある。
図9Cは、全てのビーズが図9Bに例示する構成と同様に同じ直径d(よって、同じ断面積A)を有する、複数のビーズ64,66から形成された、側壁332の一例を示している。しかしながら、図9Bに例示する構成とは異なり、各ビーズ64は、第1の材料から形成され、各ビーズ66は、第1の材料とは異なる第2の材料から形成される。側壁332内の異なる場所において異なる材料を利用することによって、側壁332の物理的特性は選択的に変更されてよい。例えば、図9Cに示す例示的な構成では、ビーズ64よりも低いデュロメータを有する材料でビーズ66を形成して、ユーザの顔に隣接して配置されるより柔らかい端を提供しながら、フレーム部材への取り付けのためのより剛的なベースを提供してよい。
図9Dは、ビーズ68の各々がビーズ64の直径d(及び面積A)よりも小さい直径d(及び面積A)を有することを除いて、図9Bに示す構成と類似する複数のビーズ68で形成された側壁432の一例を示している。より小さいビーズのサイジング(sizing)を利用することによって、完成した側壁においてより高い解像度がもたらされる場合があることが理解されるべきである。しかしながら、より小さいビーズのサイジングは、一般的には、より大きいビーズサイズと比較して、より長い製造時間を必要とする。
図9Eは、所定の方法において配置された少なくとも2つの異なる直径d及びdを有する複数のビーズ64,68で形成された側壁532の一例を示している。異なる直径のビーズ64,68を選択的に配置することによって、側壁532の特性(例えば、非限定的に、剛性)が、特定の用途、より重要なことには、患者の顔の幾何学的形状に適合するように選択的に調整されてよい。加えて、ビーズ64,68は、側壁532の特性の追加的な選択的な調整を提供するために同じ又は異なる材料で形成されてよいことが理解されるべきである。
図9Fは、側壁632が、ビーズ64と同じ直径dを有するが、第1の材料とは異なる第2の材料で形成される点を除いて、図9Eの側壁532と類似である側壁632の一例を示している。再び、異なる直径のビーズ64,66,68並びに異なる材料で形成されたビーズを選択的に配置することによって、側壁632の特性は、特定の用途に適合するように選択的に調整されてよい。加えて、ビーズ68のうちの選択的なビーズ68a、68bは、側壁632の特性を更に選択的に調整するために、異なる材料で形成されてよいことが理解されるべきである。
図9Gは、側壁732が、ビーズ64,66,68のうちの1以上によって概ね定められる空隙70(void)を更に含むことを除いて、図9Fの側壁632と類似である側壁732の一例を示している。側壁732内に1以上の空隙70を選択的に設けることによって、側壁732の特性は、特定の用途に適合するように選択的に調整されてよい。より具体的には、そのような空隙70を使用して所望の領域で改良されたクッション効果を提供して、快適性を最適化してよい。加えて、空隙70を使用して支持部材26を形成するのに必要な時間及び材料を削減してよい。
図9Hは、側壁832がビーズ64,68と同じ直径dのビーズ72を更に含むが、第1及び第2の材料とは異なる第3の材料で形成される点を除いて、図9Fの側壁632と類似である側壁832の一例を示している。再び、異なる直径のビーズ64,66,68並びに異なる材料で形成されたビーズを選択的に配置することによって、側壁832の特性は、特定の用途に適合するように選択的に調整されてよい。加えて、選択的なビーズ68a,68b,68cのうちの選択的な1以上は、側壁632の特性を更に選択的に調整するために異なる材料で形成されてよいことが理解されるべきである。
図9Iは、同じ形状であるが異なる大きさである断面積A,Aを有するビーズ66,68,72を含む側壁932の一例を示している。ビーズ66,68,72も異なる材料で形成される。側壁932は、概ね正方形である、よって、ビーズ66,68,72の断面積A,Aと異なる形状である、断面積Aを有するビーズ73を更に含む。
図9A〜図9Iに示す特定の構成は、例示的な目的のために提供されているに過ぎず、本発明の範囲から逸脱することなく、異なる材料、材料のサイジング、断面プロファイルなどの更なる組み合わせが利用されてよいことが理解されるべきである。例えば、非限定的に、引裂抵抗を提供するためにより高い引裂強度を備える材料が境界で利用されてよい。
本発明に従って形成されてよいコンポーネントの例示的な基本構造をこのように記載したが、図10〜図13は、そのような構造内に定められる、図9Gに関連して前述したような空隙の配置の例を例示している。より具体的には、図10は、支持部材126内に定められた多数の空隙128,130,132を(点線で)示す、本発明の例示的な1つの実施形態に従った支持部材126の患者に面する側の正面図を例示している。空隙128は、支持部材126が患者の顔と接触して配置されるときにユーザの鼻梁の近くに位置付けられるように、支持部材126内に定められている。空隙130は、支持部材126が患者の顔と接触して配置されるときにユーザの下唇の直ぐ下に位置付けられるように、支持部材126内に定められている。空隙132は、支持部材126が患者の顔と接触して配置されるときにユーザの口の両側又はその近くに概ね位置付けられるように、支持部材126内に定められている。図11は、空隙132のうちの1つの他の図を示す支持部材126の側面図である。図12は、空隙128の他の図を示す支持部材126の頂面図である。図13は、空隙130の他の図を示す支持部材126の底面図である。図10〜図13に例示する例示的な空隙は、例示的な目的のために提供されているに過ぎず、提供される空隙の量、配置及び形状のうちの1以上は、特定の用途の特定の必要に適合するように変更されてよいことが理解されるべきである。
請求項において、括弧内に配置される如何なる参照符号も、請求項を限定するものとして解釈されてならない。「含む」(comprising)又は「含む」(including)という用語は、請求項に列挙される要素又はステップ以外の要素又はステップの存在を排除しない。幾つかの手段を列挙するデバイスの請求項において、これらの手段のうちの幾つかは、1つの同じハードウェア品目によって具現されてよい。単数形の表現は、そのような要素が複数存在することを排除しない。幾つかの手段を列挙する任意のデバイスの請求項において、これらの手段のうちの幾つかは、1つの同じハードウェア品目によって具現されてよい。特定の要素が相互に異なる従属項に列挙されているという単なる事実は、これらの要素を組み合わせにおいて使用し得ないことを示さない。
最も実用的で好ましい実施形態であると現在考えられているものに基づいて例示の目的のために本発明を詳細に記載したが、そのような詳細はその目的のためだけにあり、本発明は開示の実施形態に限定されず、それとは逆に添付の請求項の精神及び範囲内にある修正及び均等な構成をカバーすることを意図することが理解されなければならない。例えば、本発明は、可能な限り、任意の実施形態の1以上の構成を任意の他の実施形態の1以上の構成と組み合わせ得ることを想定することが理解されなければならない。

Claims (15)

  1. 患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスの封止アセンブリにおける使用のための支持部材であって、
    前記患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成される第1の端と、
    患者の顔に封止的に係合するように構成される或いは患者の顔に封止的に係合するように構成される封止フラップの下に位置するよう構成される第2の端と、
    前記第1の端と前記第2の端との間に延在する側壁とを含み、
    該側壁は、複数の材料のビーズで形成される、
    支持部材。
  2. 前記複数の材料のビーズは、第1の断面積を有する少なくとも第1のビーズと、前記第1の断面積とは異なる第2の断面積を有する少なくとも第2のビーズとを含む、請求項1に記載の支持部材。
  3. 前記第2の断面積は、前記第1の断面積とは異なる大きさを有する、請求項2に記載の支持部材。
  4. 前記第2の断面積は、前記第1の断面積とは異なる形状を有する、請求項2に記載の支持部材。
  5. 前記複数の材料のビーズは、第1の材料で形成される少なくとも1つのビーズと、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成される少なくとも第2のビーズとを含む、請求項1に記載の支持部材。
  6. 前記複数の材料のビーズは、第1の材料で形成される少なくとも1つのビーズと、前記第1の材料とは異なる第2の材料で形成される少なくとも第2のビーズとを含む、請求項3に記載の支持部材。
  7. 前記複数のビーズのうちの少なくとも一部のビーズは、前記側壁内に少なくとも1つの空隙を定める方法において配置される、請求項1に記載の支持部材。
  8. 前記少なくとも1つの空隙は、前記支持部材が患者の顔に配置されるときに患者の鼻梁に隣接して配置されるよう、前記側壁内に位置付けられる、請求項7に記載の支持部材。
  9. 前記少なくとも1つの空隙は、前記支持部材が患者の顔に配置されるときに患者の下唇に隣接して配置されるよう、前記側壁内に位置付けられる、請求項7に記載の支持部材。
  10. 前記少なくとも1つの空隙は、第1の空隙と、第2の空隙とを含み、前記第1の空隙は、前記支持部材が患者の顔に配置されるときに患者の口の第1の側に隣接して配置されるよう、前記側壁内に位置付けられ、前記第2の空隙は、前記支持部材が患者の顔に配置されるときに前記第1の側とは反対の患者の口の第2の側に隣接して配置されるよう、前記側壁内に位置付けられる、請求項7に記載の支持部材。
  11. 前記第1の端は、前記側壁が連結される事前成形ベース部分を含み、該事前成形ベース部分は、前記患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成される、請求項1に記載の支持部材。
  12. 患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスであって、
    剛的なフレーム部材と、
    支持部材を有する封止アセンブリとを含み、
    前記支持部材は、
    前記フレーム部材に連結される第1の端と、
    患者の顔と封止的に係合するように構成される或いは患者の顔と封止的に係合するように構成される封止フラップの下に位置するように構成される第2の端と、
    前記第1の端と前記第2の端との間に延在する側壁とを含み、
    該側壁は、複数の材料のビーズで形成される、
    患者インターフェースデバイス。
  13. 患者の気道に呼吸ガスの流れを給送する患者インターフェースデバイスの封止アセンブリにおける使用のための支持部材を形成する方法であって、
    第1の所定のパターンにおいて第1の設定可能な材料の第1のビーズを作業形態の上に適用するステップと、
    前記第1のビーズに隣接して第2の所定のパターンにおいて第2の設定可能な材料の第2のビーズを適用するステップとを含み、
    前記第1のビーズは、前記第2のビーズとは異なる断面積を有すること、
    前記第2の設定可能な材料は、前記第1の設定可能な材料とは異なること、又は
    前記第2のビーズは、前記第1のビーズと前記第2のビーズとの間に空隙を形成するよう、前記第1のビーズからある距離だけ離間して適用されること
    のうちの少なくとも1つである、
    方法。
  14. 前記作業形態は、作業面を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記作業形態は、前記患者インターフェースデバイスのフレーム部材に連結されるように構成される事前形成ベース部分を含む、請求項13に記載の方法。
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