JP2018536358A - 偏波共用平面超広帯域アンテナ - Google Patents

偏波共用平面超広帯域アンテナ Download PDF

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Abstract

平坦な基板(13)の第1の面(131)上に位置する第1の(モノポール)サブアンテナとして作用するように、第1の信号供給線(14)によって駆動されるモノポール要素(11)と、同じく、基板(13)の第2の面(132)に位置する励振部分またはリングアンテナとして作用する第1の接地導体(12)であって、第1の接地導体(12)は第2の信号供給線(15)に接続されている、第1の接地導体(12)と、第2の(リング)サブアンテナを形成することができる、基板(13)の第1の面(131)上に位置する第2の接地導体(16)とを有する小型平面アンテナが記載される。【選択図】図7A

Description

本発明は、アンテナに関し、より具体的には、例えば無線通信において使用されるようなGHz範囲で動作可能な小型で平面型のアンテナに関する。
理論上のモノポールアンテナは、名目上無限大またはほぼ無限大のグランドプレーンに対して垂直に配置されたモノポールを含む。また、名目上無限大のグランドプレーンがモノポールと同一平面上に配置されており、ともに(誘電体)基板の表面に取り付けられているほぼ平面のモノポールアンテナもある。モノポールアンテナの励振素子または能動要素は、中心導体を有する平面導波管として実現可能な信号供給線、または、接地供給線によって両面がシールドされた信号供給線によって送信および/または受信装置の他の部分にリンクされる。多くの設計において、モノポールアンテナの励振素子は、それをアンテナ構成要素の残りの部分に接続する信号供給線の幅と比較して、増大した幅を有する。例えば、モノポールアンテナの励振素子は、アンテナの供給点から三角形状に広がり、または、円形、長方形、または他の形状に広がり得る。この広がりは、通常、より広い帯域幅を有することを目的として生成される。例えば、S.M. Naveenらによる「Compact Wideband Rectangular Monopole Antenna for Wireless Applications」(Wireless Engineering and Technology, 2012, 3, 240−243 http://dx.doi.org/10.4236/wet.2012.34034 Published Online October 2012)を参照されたい。
さらなるアンテナ設計は、例えば、R. Lechらによる「Coplanar Waveguide Fed Ultra−Wideband Antenna Over the Planar and Cylindrical Surfaces」(The 8th European Conference on Antennas & Propagation, 2014 (EuCAP 2014), Hague, Netherlands, 6−11 April 2014, pp. 3737−3740にて公開のもの)に記載されている。
非特許文献1S.M.Naveen et al.「Compact Wideband Rectangular Monopole Antenna for Wireless Applications」(Wireless Engineering and Technology,2012,3,240−243 http://dx.doi.org/10.4236/wet.2012.34034 Published Online October 2012)
非特許文献2R.Lech et al.「Coplanar Waveguide Fed Ultra−Wideband Antenna Over the Planar and Cylindrical Surfaces」(The 8th European Conference on Antennas&Propagation,2014(EuCAP 2014),Hague,Netherlands,6−11 April 2014,pp.3737−3740にて公開のもの)
上記の引用文献は既知の設計のいくつかの例を示しているに過ぎず、非常に多様な他のものが刊行されている文献に記載されていることを理解されたい。しかし、このようなアンテナを設計する一般的な原理は知られているが、例えば、電話、ルータ、中継局などのようなより小型の移動および固定通信装置に対する要求を満たすために、より小型でより能力の高いアンテナを導き出すことが引き続き目的となっている。さらに、MIMO(多重入出力)通信モードをサポートするための新規の小型アンテナを設計することが望ましいと考えられている。
図面の少なくとも1つに実質的に示されているような、および/または、図面の少なくとも1つに関連して説明されているような、また、特許請求の範囲においてより完全に説明されているような、MIMO通信および他の目的に適した広帯域小型アンテナが提供される。
本発明のこれらおよび他の利点、態様および新規の特徴ならびにその例示されている実施形態の詳細は、以下の説明および図面からより完全に理解されるであろう。
本発明は、例として与えられ、図面によって示される実施形態の説明を用いてよりよく理解されるであろう。
従来技術のアンテナの上面図である。 図1の断面II−IIを示す図である。 図1の断面III−IIIを示す図である。 本発明の一例によるアンテナの例示的な上面図である。 図4のアンテナの底面図である。 図5の詳細を示す図である 本発明のさらなる例によるアンテナの底面図である。 本発明のさらなる例によるアンテナの底面図である。
典型的な平面アンテナ10を図1から図3に示す。図1は上面図を示し、一方で、図2は断面図II−IIを示し、図3は断面図III−IIIを示す。この構成における接地平面は、内側領域を取り囲む円形のリング状接地導体2によって形成される。円形モノポール導体1が、接地導体2の内側半径r2内で基板3上に取り付けられている。両者は、基板3の同じ面31に同一平面上に配置され、基板の反対面32には、導電構造がない。
アンテナ10の励振素子または能動素子を形成すると考えられ得る円形モノポール導体1は、信号供給線4および同軸コネクタ6の中央ピン8を介して、送信/受信回路(図示せず)に電気的に結合することができる。接地導体2は、接地供給線5および同軸コネクタ6のシールド7によって、送信/受信回路の接地に同様に電気的に結合される。接地導体2および接地コネクタ線5は、リング状接地導体2の開口部に配置されているモノポール導体1に結合された信号供給線4をシールドする。アンテナ特性は、主として、接地導体2とモノポール導体1との間の分離距離、特に、以下の幾何学的パラメータ、すなわち、モノポール導体1の半径r1、リング状接地導体2の外側半径r3および内側半径r2、モノポール導体1の供給点101から環状接地導体2の内部境界21までの距離Df、ならびに、両側における信号供給線4と接地コネクタ線5との間の距離Dgに依存する。モノポール導体1の供給点101は、モノポール導体1が信号供給線4の(例えば一定の)幅から広がり始める点として定義される。供給線4およびモノポール導体1は1つの物理的導体/構成要素であることが多いため、言い換えれば、供給点101は信号供給線4からモノポール導体1への移行点として理解することができる。
図4および図5は、本発明の一例によるアンテナ10の一実施形態の概略図である。図4は、アンテナ10の実施形態の上面図を示し、一方で、図5は、同じアンテナ10の対応する底面図を示す。アンテナ10の導電領域は、それぞれの図で見えるときは斜線で示され、それぞれの図で(隠れた)面に位置するときは破線で輪郭を描かれるように示されている。
図4および図5のアンテナ10は、第1の面131および第2の面132を有する基板13を備える。第1の(上)面131には、供給点141においてモノポール導体11に合流または結合されている第1の信号供給線14を有する第1の励振素子またはモノポール導体11が示されている。さらに、第1の面131には、第2の接地導体16として参照される、アンテナ10の接地電位への接続が示されており、これは、内側境界160へと延伸する、例えば、モノポール導体11の左側または右側の、第1の面131の1つの縁に沿った、またはそれに平行な導電性材料のストリップであってもよい。また、面131には、第1の接地導体の内周d1および外周d2が、第1の接地導体12が基板13の他方の(底)面132に取り付けられているものとして、点線として示されている。
第1の接地導体12とともに、供給点151において第1の接地導体12に接続する第2の信号供給線15が、基板13の第2の面132に取り付けられている。第1の接地導体12には、接地コネクタ125も接続されており、これは、接地導体を基板の縁部に(さらに、図示されていないコネクタまたはピンを介してアンテナ10の接地電位に)接続する導電性材料のストリップであってもよい 。
第1の供給点141または第2の供給点151である供給点は、それぞれ信号供給線14,15がモノポール導体11および領域第1の接地導体12へと合流/広がるおおよその領域を示すことができる。
基板13は、一般に、誘電体材料からなる。基板13およびその寸法、特にその厚さは、所望の用途に応じて選択される。基板13の電磁特性、特にその誘電率も、アンテナ10の特性に影響を及ぼす。したがって、アンテナの他の設計パラメータを選択する際には、基板13の特性を考慮する必要がある。この例の基板13は、対向する主面または表面131,132を有する、平坦なシートまたはボードのような、薄い平面型の矩形の直方体または平行六面体である。好ましくは、第1の面131および第2の面132は、互いに平行かつ/または平坦である。しかしながら、基板13はまた、特定の用途のために湾曲した形状であってもよい。図示の実施形態では、基板13は、例えば一定の厚さを有する剛性プレートであってもよい。しかし、基板13はまた、箔のような可撓性材料であってもよく、かつ/または、様々な厚さであってもよい。基板13の厚さは、第1の面131と第2の面132との間の分離距離を指す。
図4および図5に示すように、面131上の第1の励振素子またはモノポール導体11は、導電性材料の中実のまたは少なくとも連続した層で覆われた拡張領域であってもよい。特に、モノポール導体11は、図示のように中実のほぼディスク形状の領域であってもよいが、他の形状も企図されてもよい。用語「モノポール」は、本明細書においては排他的に厳密な技術用語としてではなく、モノポールが最も広く普及して使用されているすべてのタイプの小型励振アンテナ素子を含む用語として使用されることに留意されたい。モノポール導体11としてまた、小型ダイポールまたはより多くの寄生衛星を伴う複雑なアンテナ素子を用いてもよい。
したがって、モノポール導体11の形状は、当業者には明らかであるように、円形に限定されない。形状は、楕円体、三角形、矩形、多角形、フラクタル、または任意の他の形状であってもよい。例えば、モノポール導体11の外周d0は、第1の接地導体12の外周d2および/または内周d1のいずれかと同様の形状とすることができる。モノポール導体11の形状はまた、接地導体12と異なっていてもよい。第1のモノポール導体11の面積、したがってその外周d0の大きさは、第1の接地導体12の内周d1の投影内に入るように最良に選択される。
第1の接地導体12は、基板13の第2の面132上に層として堆積された導電性材料を含む。反対側132の第1の接地導体12は、導電性材料の中実のまたは少なくとも連続した層で覆われた拡張領域であってもよい。以下で詳細に説明するように、第1の接地導体12によって覆われる領域は、導電性材料を含まない中央領域または内部領域を囲むことができる。第1の接地導体12は、ほぼ環状である。当業者であれば、表面132の中央領域を実質的に囲む任意の他の形状の第1の接地導体12を使用することができることが理解されよう。囲まれる領域は、楕円形、三角形、矩形、多角形、または他のおおよそまたはほぼ閉じた形状であってもよい。
図示された実施形態では、第1の接地導体12は、それぞれ内周d1および外周d2を有する2つの同心円の境界によって画定される。したがって、第1の接地導体12は実質的にリング形状であってもよい。アンテナ10の励振素子として使用される場合、第1の接地導体12はリングアンテナ要素と考えることができる。
モノポール供給線14、第2の信号供給線15および接地コネクタ125は、導電性材料から作成され、その近端上で、モノポール導体11および第1の接地導体12にそれぞれ接続され、その遠端上で、図4および図5に示されているアンテナ10の要素を越えた構造および要素、特に信号ポートおよび接地電位にそれぞれ接続される。
アンテナ10の特性、例えば入力インピーダンスまたは反射係数は、とりわけ、基板13の厚さ、基板13の電磁特性、ならびに、接地導体12およびモノポール導体11の幾何学的配置および形状に依存する。示された例では、幾何学的配置のパラメータは、とりわけ、d0、d1およびd2である。基板13の電磁特性としては、例えば、誘電率、透磁率、および損失正接が挙げられる。
図4および図5の様々な導電性要素または構造が基板13の両面131,132に取り付けられているが、アンテナ10の性能を最適化するために、互いに対するそれらの配置に関する特定の制約が適用されてもよい。
そのような制約の1つは、第1の信号供給線14および第2の信号供給線15が、おおよそモノポール導体11と第1の接地導体12の中心から延伸するそれらのそれぞれの軸を基準にして、80〜100度の角度で、またはさらには85〜95度の角度で、実質的に垂直に向けられることであり得る。換言すれば、信号供給線の1つ、例えば、供給線14が、基板13の1つの縁部の実質的に中央に位置する細い導電性材料ストリップとして形成される場合、第2の信号供給線15は、(基板の反対側に配置されることに加えて)実質的に、基板の2つの隣接する縁部のうちの1つの中央に位置する同様のストリップであり得る。供給線14,15は、2つの直交偏波を生じさせるために実質的に垂直であり、したがって、2つの信号供給線14,15(ひいては、アンテナ10の信号入力ポート)間の望ましい分離を達成する。
さらに、基板13の底面132の第1の接地導体12は、基板13の他方の(上)面131上に位置するモノポール導体11の外周d0を完全に囲む第1の接地導体12の部分を含まない領域を囲む内周d1を有してもよい。
別の制約は、第2の接地導体16と第2の信号供給線15とが基板13の(異なる面上にはあるが)同じ縁部に位置することであり得る。
別の制約は、第2の接地導体16が、基板13の縁部から基板13の中央に向かって境界線160まで延伸することができるが、そのような境界線160は、例えば、第1の面131に投影され、図4に破線で示されているように、第1の接地導体12の外径d2に接触せず、または重なることもないということであり得る。
別の制約は、例えば、第1の面131に投影され、図4に破線で示されているように、供給点141が第1の接地導体12の内径d1に近いか、またはさらには、内側にあるということであり得る。
例えば、供給点141または供給点151における入力インピーダンスは、所望のインピーダンスに一致するように設計することができる。所望のインピーダンスは、典型的には、送信および/または受信回路(図示せず)と一致するように選択される。よく使用される値は、例えば、50オームまたは75オームである。
アンテナ10を2つの実質的に独立した(サブ)アンテナとして、特に相互に交差偏波された受信/送信特性を有する2つのアンテナとして動作させることが望ましい場合がある。このような(サブ)アンテナの第1のものは、第1のモノポール供給線14および第1の接地導体12とともに第1のモノポール導体11によって形成することができる。このようなアンテナの第2のものは、寄生素子を有するリングアンテナとして動作する、第2のモノポール供給線15を備えた第1の接地導体12、および、第2の接地導体16によって形成することができる。
言い換えれば、上記の例は、1つの(サブ)アンテナの接地の少なくとも一部が第2の(サブ)アンテナの励振素子として作用する、2つの(サブ)アンテナとして設計および動作させることができる小型アンテナを記述している。
2つの(サブ)アンテナからなるシステムとしてのアンテナ10の可能な動作が、図6にさらに示されている。図6は、図5の供給点領域151の詳細を示す。第1の接地導体12、供給点151および第2の信号供給線15は、図4および図5に記載されている要素と実質的に同様であってもよい。図6には、第1の接地導体12、第2の信号供給線15、および供給点151の断面が示されている。さらに、第1の信号供給線14および第1の接地導体12を有するモノポール導体11によって形成される第1の(サブ)アンテナの動作によって生成される電流10,11,12が示されている。誘導される電流I0は、第1の接地導体12内のインピーダンスZ1および第2のモノポール供給線15の供給点151内のインピーダンスZ2に従って、供給点151において2つに分かれる。
上記構成は、上述した構造の材料、位置および寸法が、第1の接地導体12が接地として動作する第1の(サブ)アンテナの動作によって生成されるような、第1の接地導体12内を流れる任意の電流I0について、接地導体12の他の部分における複素インピーダンスZ1よりも、信号供給線15を通る供給点151における電流のインピーダンスZ2が実質的に高くなるように設計されることによって、所望されるように動作することができる。このとき、電流I0は、第2のモノポール供給線15に漏れることなく、接地導体12内に効果的に閉じ込められる。言い換えると、電流I2は、I0=I1+I2の供給点151におけるノードの後の総電流I0および電流I1の両方に比べて無視できる。供給線15に印加される信号に対して、インピーダンスは公称入力インピーダンス、例えば、50オームとなるように設計され、一方で、インピーダンスZ1の大きさは、例えば、約0.01オームであり得る。
第2の信号供給線15を介して第1の接地導体12をリングアンテナとして駆動または供給する場合、第2の接地導体16は、第2の供給線15および第1の接地導体12のための接地として作用する。第1の接地導体12の半径、その寸法ならびに接地コネクタ125の位置および寸法は、所与の動作周波数範囲において、接地コネクタ125が開回路に見えるように、すなわち、接地コネクタの位置に(実質的にリングアンテナであるような第1の接地コネクタ12の周りの両方向において)RF波の波長の4分の奇数の波長を有するように設計することができる。
さらに、第2の信号供給線15は、典型的には、内部モノポールアンテナ11(基板13の他方の面131上)に容量的または誘導的に結合される。この結合は、第1の信号供給線または信号入力ポート14を励起し、したがってより広い帯域幅を達成するとき、アンテナの全サイズを縮小するか、またはモノポール導体11に対する第1の接地導体12の影響を部分的に除去するのを助ける。しかしながら、誘導電流の少ない部分が、線14を通って流れる。このようにして線14を介して漏れる電流の量は、2つの信号供給線または入力ポート14,15の間の分離の指標と考えることができる。上述の一般的な設計パラメータに応じて、例えば、約2.0〜2.7GHzの広い帯域幅内で入力ポート間の30dBの分離よりも良好な分離を達成することが可能である。周波数範囲が1.7GHz〜2.0GHzの場合、分離は依然として22dBよりも良好であり得る。
さらに、広範囲の周波数にわたって信号入力ポート15の分離が、アンテナ10の底面132の接地導体12にブラインドまたは寄生導電路延長部を追加することによってさらに改善され得ることが判明した。
図7A、図7Bの例では、基板13の第2の面132に取り付けられている第1の接地導体12、供給点151において第1の接地導体12に接続する第2の信号供給線15が示されている。第1の接地導体12には、接地コネクタ125も接続されており、これは、接地導体を基板の縁部に(さらに、図示されていないコネクタまたはピンを介してアンテナ10の接地電位に)接続する導電性材料のストリップであってもよい 。加えて、接地導体12は、導電路延長部126をさらに含む。図7Aに示す導電路延長部126は、ブラインド延長部または寄生素子として接地導体12の外周から分岐する導電性材料のストリップとすることができる。
導電路延長部126が接地導体12に接続されている位置は、例えば、供給点151から接地導体12の周に沿って160〜200度の範囲内で、実質的に供給点151の反対側に位置していてもよい。
図7Bに示されるような導電路延長部127は、導電性材料の蛇行するストリップを含むことによって、図7Aの導電路延長部126と比較して、さらに拡張することができる。
経路延長部はまた、例えば接地導体12の断面に、図示の中実形態の代わりに蛇行形態を与えることによって、接地導体12の内部で実現することもできる。
接地導体12は、特に、導電路延長部126,127の位置に分離間隙(図示せず)をさらに含むことができ、間隙は、接地導体12を2つの分岐に分割する。
本発明の様々な実施形態を上述したが、これらの実施形態は、単なる例として提示されており、本発明を限定するものではないことを理解されたい。同様に、様々な図は、本発明に含まれ得る特徴および機能の理解を助けるためになされる、本発明の例示的な構造または他の構成を示すことができる。
さらに、個々の実施形態の1つまたは複数に記載された様々な特徴、態様、および機能は、それらが記載された特定の実施形態への適用可能性に限定されず、代わりに、単独で、または様々な組み合わせにおいて、本発明の他の実施形態の1つまたは複数に適用することができることは理解されたい。特に、「実質的」などの近似的な用語が使用される場合、厳密な幾何学的形状または向きから例えば10パーセント以下の小さな変化が含まれることが理解される。

Claims (15)

  1. 基板(13)の第1の面(131)上に位置する、第1の信号供給線(14)に接続されているモノポール導体(11)と、前記基板(13)の第2の面(132)上に位置する、接地コネクタ(125)を通じて接地電位に接続されている第1の接地導体(12)とを備える平面アンテナ(10)であって、前記第1の接地導体(12)は第2の信号供給線(15)にさらに接続されており、前記アンテナは、前記基板(13)の前記第1の面(131)に位置する接地電位に接続されている第2の接地導体(16)をさらに備える、平面アンテナ(10)。
  2. 2つの相互に交差偏波したモードにおいて放射を送信/受信するように設計されている、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記第1の信号供給線(14)と前記第2の信号供給線(15)とは、実質的に互いに直交するように配向されている、請求項1または2に記載のアンテナ。
  4. 動作時、供給点(151)における、前記接地導体(12)を通じて前記供給線(15)に流れる電流(I2)のインピーダンス(R2)が、前記接地導体(12)を通じて流れる電流(I0,I1)よりも実質的に高い、請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ。
  5. 前記第1の接地導体(12)が、導電性材料のリングを含む、請求項1〜4のいずれかに記載のアンテナ。
  6. 前記モノポール導体(11)が実質的に円形の導電構造を含む、請求項1〜5のいずれかに記載のアンテナ。
  7. (同じ表面上に垂直に投影されたときに)前記モノポール導体(11)が前記第1の接地導体(12)によって完全に囲まれるように、前記モノポール導体(11)の外径(d0)が、前記第1の接地導体(12)の内径(d1)よりも小さい、請求項5および6に記載のアンテナ。
  8. 前記第2の接地導体(16)は、前記第1の信号供給線(14)を有する前記基板(13)の縁部に隣接かつ/または直交して、前記基板(13)の2つの縁部のうちの一方に沿って配置されている導電性材料のストリップである、請求項1〜7のいずれかに記載のアンテナ。
  9. 第2の接地導体(16)が、前記基板(13)の縁部から前記基板(13)の中央に向かって境界線(160)まで延伸するが、前記境界線(160)は、前記第1の接地導体(12)の前記外径d2に接触せず、または重なることもない、請求項8に記載のアンテナ。
  10. 前記供給点(151)と実質的に反対側の位置において前記第1の接地導体(12)の外周から分岐するさらなる寄生導電路延長部(126,127)を有する、請求項1〜9のいずれかに記載のアンテナ。
  11. 前記さらなる寄生導電路延長部(127)は、導電性材料の蛇行するストリップを含む、請求項10に記載のアンテナ。
  12. 前記第1の信号供給線および前記第2の信号供給線(14,15)は、同じ公称入力インピーダンスを有するように設計されている、請求項1〜11のいずれかに記載のアンテナ。
  13. 動作時、前記モノポール導体(11)は前記第1の信号供給線(14)ならびに前記第1の接地導体(12)および前記接地コネクタ(125)とともに第1のサブアンテナを形成し、前記第1の接地導体(12)は前記第2の信号供給線(15)および前記第2の接地コネクタ(16)とともに、2つの相互に交差偏波した信号を放出/受信するための第2のサブアンテナを形成する、請求項1〜12のいずれかに記載のアンテナ。
  14. 前記モノポール導体(11)は前記第1の信号供給線(14)ならびに前記第1の接地導体(12)および前記接地コネクタ(125)とともに、実質的に、モノポールアンテナを形成し、前記第1の接地導体(12)は前記第2の信号供給線(15)および前記第2の接地導体(16)とともに、実質的に、リングアンテナを形成する、請求項1〜13のいずれかに記載のアンテナ。
  15. 広帯域アンテナである、請求項1〜14のいずれかに記載のアンテナ。
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