JP2018534003A - パイプ加熱装置 - Google Patents

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Abstract

耐圧消火剤容器4と、耐圧消火剤容器4の外壁に配置された少なくとも1つの開口部と、開口部内に配置されたパイプ6とを含む消火システム2に関する。平らな加熱手段がパイプの側面の周りに少なくとも部分的に係合することにより、強化された作動即応性が達成される。【選択図】図8

Description

本主題は、加熱手段を有する消火システムに関する。
本主題に含まれる移動式消火システムにおいては、水溶性消火剤が使用されるとき、消火剤が凍結する危険が常にある。本主題に従って消火剤として水が使用されるとき、特に本主題による高圧水霧システムにおいては、消火剤が非常に低い温度で、特に0℃より低い温度で、凍結することがある。これは2つの問題をもたらす。第1に、水は凍結するとき膨張するので、消火剤容器、消火剤容器の出口に配置されているバルブ、または消火システム内の他のデバイスが破裂する危険がある。第2に、消火剤が凍結してしまっていれば消火はもはや不可能である。代わりに、消火システムを待機状態にするためにまず消火剤を解凍しなければならない。
従来、消火システムにおいては、本主題の場合もそうであるが、消火剤、例えば水、を中に貯蔵しておく少なくとも1つの消火剤容器が使用される。ここで、本主題に含まれる2つのシステムがある。すなわち、第1に、消火剤を消火剤容器の中に永久的に加圧下に貯蔵しておくいわゆるワンボトルシステムがある。このシステムは、消火剤を消火剤容器の外へ排出するポンプまたは他の推進剤を必要とせずに、独立して作動させることができる。いわゆるツーボトルシステムにおいては、消火剤を非加圧状態で1つのボトルに貯蔵し、第2のボトルは推進剤、特に気体推進剤、例えば窒素を、加圧下に蓄える。起動時に、推進剤が消火剤を消火剤容器の外へ排出するように、2つのボトルの間のバルブが開かれる。
しかし、両方のシステムにおいて消火剤が凍結する危険性があり、この危険性は阻止しなければならない。今日、この問題は、特に高圧消火剤容器の場合、消火剤容器の外壁に配置された加熱マットによって解決される。しかし、従来通りにスチールシリンダが消火剤容器として使用される、いわゆるスチール圧力シリンダであるとき、シリンダ内に貯蔵されている消火剤を熱するために、まずシリンダを熱する必要がある。普通、いわゆる「ライナ」、すなわち内側プラスチック層、がスチールシリンダ内の内壁に配置されるので、加熱マットと熱せられるべき消火剤との間にさらなる絶縁層が存在する。このことは、一方においては、消火剤の加熱におけるエネルギー消費を増大させ、他方においては、消火剤が温まるまでの時間の長さを長くする。さらに、過剰なエネルギーの流れはライナを損傷させる結果となり得るので、ライナは、導入されるべきエネルギーも制限する。
しかし、特に鉄道車両に用いられる場合、それも本主題に従って含まれるのであるが、鉄道車両の始動時に即時に消火システムが作動可能であることが保証されなければならない。例えば寒い中で車両が一晩中停車していて消火剤が凍結していれば、作動開始時に、鉄道車両を実際に旅客輸送に使えるようになるまでに不必要に長い時間待つ必要がある。つまり、消火システムが使用可能になって初めて、すなわち消火剤が解凍して初めて、鉄道車両を実際に旅客輸送に使えるようになる。
従って、本主題の目的は、消火システムをより急速に作動させ得るようにするとともに消火媒体をよりエネルギー効率よく液体状態に保てるようにすることであった。
この目的は、本主題に従って、請求項1に記載の消火システムによって成し遂げられる。
消火システムは、耐圧消火剤容器を含む。このタイプの消火剤容器は、例えば、加圧下にまたは加圧せずに消火剤、例えば水、を中に貯蔵しておけるスチールシリンダであり得る。スチールシリンダの内壁を腐食から保護するいわゆるライナをスチールシリンダ内に設けることが可能である。さらに、消火剤容器は、例えば、複合容器であり得、その複合容器は、例えばプラスチック複合材料、好ましくはプラスチック繊維複合材料から成る。このことに関してはタイプ4複合容器が特に適している。繊維複合材料は、例えばガラス繊維複合材料または炭素繊維複合材料であり得る。
好ましくは少なくとも1つの開口部が消火剤容器に配置される。その開口部は、普通は出口としてボトルの首に設けられるが、好ましくは複合容器の場合、開口部は消火剤容器の他の任意の領域に設けられてもよい。開口部は、出口として構成され得るだけではなくて、本主題による開口部は入口であるか、または単に、加熱手段および/もしくはセンサを消火剤容器の中へ導入するサービス開口部としても形成されることが可能である。入口を介して消火剤容器の中に消火剤を導入することができ、あるいは、ツーボトルシステムの場合には、消火剤を消火剤容器の外へ排出するために推進ガスを消火剤容器の中へ推進させることができる。
好ましくは開口部にパイプが配置される。開口部が出口であるときに、このパイプは好ましくは消火剤容器内においてライザーパイプとして形成され、このライザーパイプを介して消火剤容器から消火剤を排出することができる。ライザーパイプは、開口部においてアダプター部材の中に至り、消火剤容器の外で出口パイプに転換される。ライザーパイプと出口パイプとは1個の部材でも、数個の部材でもあり得る。アダプター部材は、パイプが容器の内部へ耐圧式に案内されるように、好ましくは開口部にあるパイプのシールとして構成され得る。
本主題においては、消火剤は、消火剤自体が貯蔵されている場所で、すなわち消火剤に対して直接に、熱せられるのが一番良いということが分かっている。このことに関して、加熱システムを消火剤容器の内部に配置することが提案される。しかし、消火剤容器の耐圧性を最適化するためには、消火剤容器になるべく少ない開口部を設けるのが有利である。消火剤容器には、とにかく出口開口部が設けられるのであるから、その開口部に配置されるパイプに加熱手段を設け、これにより、その開口部を通して消火剤容器の内部へ案内される加熱手段およびパイプの二重パイプを作るのが好都合である。
パイプおよび加熱手段が好ましくは1つのアセンブリを形成するように、加熱手段はパイプ上に直接配置される。平らな加熱手段は、パイプの側面上に配置され、少なくとも部分的にその側面の周りに係合する。加熱手段は、好ましくは、均一な基板において少なくとも1つの加熱抵抗器を案内する平らな部品として形成される。展開された状態において、加熱手段は、パイプの周りに巻き付けることのできる平らな部品であり得る。加熱手段を開口部に、特にアダプター部材によって、クランプすることができ、ひいては開口部をパイプおよび加熱手段に関して密封できるように、少なくとも加熱手段の内部の領域においては空隙が存在しないことが好ましい。
加熱手段が加熱スリーブとして形成されるときには加熱手段をパイプ全周に巻き付けるのが有利であることが分かっている。加熱スリーブは、好ましくは中実材料から形成される平らな部品として形成され得る。中実材料の中で少なくとも1つの加熱抵抗器が加熱コイルとして案内され得る。
1つの実施形態により、加熱スリーブがパイプ全周に係合することが提案される。特にパイプの縦軸に沿って部分的に、特に開口部の領域で、全周にわたって係合させれば、開口部が密封され得ることを保証することができる。さらに、周りに係合させれば、消火剤を熱するための加熱スリーブの表面を出来得る限り大きくすることができる。
1つの実施形態によれば、パイプの周りに巻かれる加熱ワイヤから加熱手段を形成することもできる。パイプは、好ましくはライザーパイプである。加熱手段を、パイプの側面の周りにワイヤ形加熱手段として巻くことができる。ワイヤ形加熱手段を少なくとも部分的にパイプの中に配置して固定することもできる。
さらに、加熱スリーブは、少なくとも開口部の領域と消火剤容器の内部とにおいてパイプの周りに係合することができる。加熱スリーブが消火剤容器の内部でパイプの周りに係合すれば、有効加熱表面が最大となる。加熱スリーブが開口部の領域でパイプの周りに係合するならば、前述のように、消火剤容器を加熱スリーブと開口部の内周との間で気密におよび/または液密に密封することができる。
1つの実施形態によれば、パイプは、加熱手段を伴う二重壁パイプを形成することができる。加熱手段はパイプの周りに配置された外側パイプであり得、好ましくはパイプとその外側パイプとの間に環状のスペースが形成される。外側パイプは好ましくは金属性であり、少なくとも1つの、好ましくは2つの加熱抵抗器がパイプと外側パイプとの間の環状スペース内において案内される。加熱抵抗器は好ましくはパイプと外側パイプとの間の環状スペースにおいて巻かれる。
1つの実施形態により、環状スペース内の加熱抵抗器により満たされない容積を非電導性材料で満たすことが提案される。ここで好ましくは非伝導性金属合金または金属酸化物、特にマグネシウム合金もしくは酸化マグネシウムまたはそれぞれの合金の酸化物が適している。
1つの実施形態により、加熱手段を平らな基本体から形成することが提案され、この基本体の中には少なくとも1つの加熱抵抗器が配置されている。加熱手段は好ましくは中実材料の平らな部分から形成され、その材料の中を加熱抵抗器が案内される。この目的のために、加熱抵抗器を基本体の中実材料に埋め込むことができる。基本体の中実材料は好ましくは非導電性である。
1つの実施形態により、加熱手段が金属性加熱スリーブであることが提案される。加熱スリーブは金属性であるから、スリーブと開口部の内周との間の開口部を特に容易に密封することができる。なぜならば、開口部に配置されたライザーパイプを従来密封していたのと同じ方法で例えば圧縮嵌め(compression fitting)またはOリングを用いて金属性加熱スリーブを適宜密封することができるからである。
スリーブは、特に非伝導性金属合金または非伝導性金属酸化物から、例えばマグネシウム成分を伴って、形成される。加熱抵抗器は、好ましくは加熱スリーブの材料の中に配置され、好ましくは加熱スリーブの材料に埋め込まれて全周にわたり加熱スリーブの材料により係合される。
加熱スリーブまたは加熱抵抗器および加熱スリーブの材料は、好ましくは、破壊されずに塑性変形され得る材料から形成される。特に、その塑性変形能は、加熱スリーブを破壊させずにパイプの周囲に巻き付け得るような塑性変形能である。従って、パイプまたはパイプの半径が、加熱スリーブの材料により可能にされる最小曲げ半径を決定する。加熱スリーブは好ましくはパイプの周りに曲げられまたは巻かれる。加熱スリーブをパイプの周りに巻くことに加え、パイプを消火剤容器の中で曲げることができる。従って、パイプと共に、加熱スリーブも消火剤容器の内部で曲げることができる。好ましくは、パイプは消火剤容器の外壁の方向に曲げられる。
前述のように、特に開口部が出口開口部であるならば、普通、消火剤容器内にライザーパイプを設ける。このことに関して、1つの実施形態によれば、パイプはライザーパイプである。
1つの実施形態により、加熱手段を少なくとも開口部の領域および消火剤容器の内部においてパイプ上に配置することが提案される。加熱手段を開口部の領域に配置すれば密封が容易となり、加熱手段を消火剤容器の内部に配置すれば加熱手段は消火剤に直接作用し得るようになる。
1つの実施形態により、好ましくは消火剤出口である開口部にバルブを配置することが提案される。特に、消火剤容器の内部のパイプまたはライザーパイプはアダプター部材を介してバルブの中に至る。パイプはバルブを介して開閉され得る。加熱手段は、パイプに沿ってバルブから開口部を介して消火剤容器の内部へ延びることができる。従って加熱手段はバルブから開口部を介して消火剤容器の内部へ延びる。加熱抵抗器は、消火剤容器の外で、特にバルブまたはアダプター部材の領域で、電気的に接続され得る。
加熱手段は、好ましくは、まず初めに、加熱が行われるべき領域での電気抵抗より小さい電気抵抗を有する給電線を有するように形成される。従って、加熱手段は好ましくは給電線領域と加熱領域とを有し、両方の領域が好ましくはパイプ上に同じ方法で、しかし異なる電気抵抗を有するように、配置される。給電線領域は、好ましくは、パイプ長さの最大10%、特に最大15%、容器の内部へ延びる。このことは、容器が100%未満、特に約90%の充填度で充填されるに過ぎないとき、特に好ましい。従って、加熱装置は、上側領域、すなわち作動中消火剤と接触しない上側領域、が熱せられないように、構成されるべきである。給電線領域での電気的接続は最小限の電力損失を有するべきである。
1つの実施形態により、パイプと加熱手段とを、両者が互いに直に接しているように、据え付けることが提案される。「互いに直に接している」という表現は、特にパイプと加熱手段との間に空隙が存在しないことを意味する。好ましくは、加熱手段とパイプの側面との間に、加熱手段をパイプに接着または張り付けることにより密封効果を生じさせる接着剤が設けられる。
消火流体が漏れないようにして、消火剤容器を消火流体で満たし、さらに、消火剤容器内にガス圧を確立できるようにするためには、開口部を密封することが必要である。パイプ自体は好ましくはバルブによって密封される。加熱スリーブの外壁は、消火剤容器の開口部に対して密封されなければならない。1つの実施形態により、この密封は好ましくは液密および/または気密である。
1つの実施形態により、加熱手段は、パイプと共に、二重壁シリンダを形成する。加熱手段は、その側面上で開口部においてシールを通って案内される。このことにより、消火剤容器がそのシールにおいて液密および/または気密に密封されるように、加熱手段の側面と開口部または開口部の内周との間のシールが可能になる。
すでに言及したように、加熱手段は好ましくは加熱抵抗器である。1つの実施形態により、この加熱抵抗器に消火剤容器の外で電気接続を与えることができるので、この電気接続を介して加熱抵抗器に電力を供給することができる。
目的達成のために、消火システムも提案され、このシステムでは、加熱手段は、互いに独立して接続され得る少なくとも2つの加熱回路を有する。互いに独立して接続可能な2つの加熱回路の結果として、それぞれの環境条件に依存して消火剤を加熱し得ることが分かっている。ここで、普通は、正常作動時に消火剤が冷えることを比較的小さな電源によって防止することができる。凝固点のあたりの周囲温度で消火剤が冷えるのを防ぐために50Wから数百Wの加熱電力を用いれば十分であり得る。
周囲温度に自動的に適合させられる様々な発熱量を加熱手段に供給することも提案される。
しかし、例えば鉄道車両において、好ましくは移動式消火装置が比較的長い時間にわたって静止している間、消火剤を非常に低い温度で液体状態に保つことはもはや不可能である。そのとき消火剤は凍結し、消火システムを速やかに作動可能にし得るように急速に解凍されなければならない。この目的のために、第2加熱回路をオンに切り替えまたは電気エネルギーを供給することができ、その第2加熱回路を第1加熱回路より大きな電力で作動させることができる。さらに、環境条件に適合させてケースバイケースで電気加熱エネルギーを供給することができる。
特に、それらの加熱回路を、異なる線断面積の加熱抵抗器を用いて作動させることができる。小さい方の線断面積を有する加熱抵抗器をより小さな電力向けに構成することができ、それに対応する抵抗率の故にこの加熱抵抗器は比較的小さな電力を用いた場合にも電気エネルギーを効率よく加熱エネルギーに変換することができる。より大きな線断面積の加熱抵抗器を有する加熱回路は、高速加熱処置のために使用され得る。この場合、より小さな線断面積を有する加熱導体における電流強度は大きすぎて、その加熱導体は破壊されてしまうであろう。従って、より大きな電流強度向けに構成されている第2加熱回路。
2つの加熱回路は、互いに独立して接続され得るけれども、できる限り大きな発熱量を達成するように同時に電力を供給されてもよい。
1つの実施形態により、加熱回路がそれぞれ少なくとも1つの加熱抵抗器を持つことが提案される。加熱抵抗器は、好ましくは発熱量および/または線断面積にそれぞれ適合した抵抗率を有する加熱ワイヤである。線断面積は、特に、好ましくは2つの加熱抵抗器について異なるアンペア容量に関連する。
1つの実施形態により、第1加熱抵抗器が第2加熱抵抗器より小さい抵抗率を持つことが提案される。より小さい電気抵抗を有する加熱抵抗器は、より大きな電流を伝導し、好ましくはより大きな電力で作動させられる。従って、熱出力に変換される加熱抵抗器を介しての電力損失は、この加熱抵抗器においては、より大きな抵抗率を有する加熱抵抗器においてよりも大きい。
2つの加熱抵抗器は、好ましくは、それぞれ自身に加えられる電気発熱量または電力に関して、それらの加熱抵抗器の融点が好ましくは互いに異なるように、構成される。異なる加熱抵抗器により、発熱量をそれぞれの発熱量に、特にそれぞれに供給される電力に、適合させることが可能である。
既に言及したように、2つの加熱回路を各場合に異なる発熱量、特に異なる電力で、作動させることができる。このことに関して、第1加熱抵抗器を第1電圧源に接続し、第2加熱抵抗器を第2電圧源に接続するのが得策である。それらの電圧源の少なくとも1つは好ましくは直流電圧源である。
既に言及したように、本主題による消火システムは特に消火流体を様々な状況において加熱するのに適するので、加熱抵抗器に異なる電圧が供給されるように電圧源を異なる電圧で作動させるのが有利である。このことに関して、電圧は好ましくは直流電圧である。
消火流体の特定の温度を長時間にわたって維持するために低い直流電圧、例えば24Vまたは110Vの直流電圧が適する。110Vの直流電圧は解凍目的にも使用することができ、24Vは液体状態を保つために使用することができる。両方の電圧が例えば蓄電池から供給され得る。第2直流電圧は好ましくは車載供給システムの電圧供給であり得る。特に、第2直流電圧は380Vまたは400Vであり得る。この高い方の電圧は、例えば加熱エネルギーを制御するために、パルス状に供給され得る。
加熱回路は、好ましくは加熱手段の共通ハウジングに封入される。特に、加熱回路は加熱スリーブ内に配置される。加熱手段は、消火剤容器の中におよび/または消火剤容器上に配置され得る。特に、加熱スリーブは、消火剤容器の中でライザーパイプ上に配置され得る。加熱スリーブを消火剤容器の外側面上に配置することができ、特に加熱スリーブを加熱マットの形で消火剤容器の周りに巻くことも可能である。
加熱手段を、単に消火剤容器の開口部の領域でアダプターまたはアダプター頭部上に配置することもできる。加熱手段を単に消火剤容器の外側に配置する場合、熱輸送をより良くするためにパイプの、特にライザーパイプの、改善された熱伝導率を用いることができる。この理由から、金属材料、好ましくはステンレススチール製のライザーパイプより大きな熱伝導率を有する銅材料、からライザーパイプを形成することも提案される。アダプター頭部だけに加熱手段を配置することは、独立であると見なされるべきであるが、本明細書に記載されるように、他の全ての特徴と組み合わされてもよい。
1つの実施形態により、少なくとも1つの温度センサを消火剤容器の中または消火剤容器上に配置することが提案される。温度センサにより、消火剤容器の温度および/または消火剤の温度を検出することが可能である。温度センサにより測定された温度を評価することにより、加熱手段のスイッチングオンを制御することができる。
この理由から、1つの実施形態により、制御手段が少なくとも1つの温度センサにより検出された温度に依存して加熱抵抗器への電圧印加を制御することが提案される。例えば、或る限界温度より下がったならば加熱回路をオンに切り替え、その第1限界温度より高い第2限界温度を超えたならば加熱回路をまたオフに切り替えるように、ヒステリシスを制御手段にプログラムすることができる。
消火システムに、好ましくは高圧水霧システムに用いるために、消火剤容器は耐圧性でなければならない。ここで、特に5バール、好ましくは50バール、特に100バールの耐圧性が可能である。
1つのさらなる態様は消火システムを作動させる方法である。この方法においては、消火剤容器のおよび/または消火剤容器内の消火剤の少なくとも1つの温度が記録される。測定された温度が第1限界温度より下がると、初めに第1加熱回路だけが起動される。測定された温度が、第1限界温度より低い第2限界温度より下がると、第2加熱回路が起動される。第2加熱回路を、第1加熱回路に加えてまたは第1加熱回路の代わりに、起動させることができる。
ヒステリシス制御を形成することにより、第2限界温度を超えると、第2加熱回路は初めは、第2限界温度より高い第3限界温度に到達するまで、起動したままであり、その後に初めて第2加熱回路は停止される。第1限界温度より高い第4限界温度を超えて初めて第1加熱回路が停止されるように、第1限界温度についてまたは第1加熱回路についてヒステリシス制御を確立することもできる。
加熱回路が起動されると、加熱回路は各々電圧を加えられる。特に、それらの電圧のうちの1つは鉄道車両の車載供給システムであり得る。
消火剤を様々な温度で使用するために、第1加熱回路を第2加熱回路より小さな発熱量で作動させることは有意義である。
次に、実施形態を示す図面を参照して本主題をより詳しく記載する。
消火システムを示す。 加熱スリーブを伴うパイプの略図である。 加熱スリーブの略平面図である。 加熱スリーブの断面図である。 加熱手段のさらなる実施形態の断面図である。 パイプの周りへの加熱手段の巻き付けを示す。 消火剤容器上への加熱手段の配置を示す。 電圧源を伴う電気加熱手段の略配置を示す。 温度センサおよびライザーパイプを伴う出口の略図である 本主題による消火システムの作動モードを示す。 本主題による消火装置を有する鉄道車両の略図である。
図1は、消火剤容器4を有する消火システム2を示す。アダプター部材8を介してバルブ10の中に至るライザーパイプ6が消火剤容器4の中に設けられる。アダプター部材8は、消火剤容器4の出口開口部12の領域に配置され、そこに好ましくは密封式にねじ込まれる。
示されている変形においては、消火剤容器4は、消火剤容器4の材料を腐食から保護するためにプラスチックのライナ14を内面上に有するスチールシリンダである。ここでは水の形の消火流体16は消火剤容器4内に加圧下に貯蔵される。消火剤容器4は、好ましくは、5バールより高い、好ましくは20バールより高い、特に100バールより高い休止圧力で待機モードである。バルブ10を開くことにより、消火流体16はライザーパイプ6を介して消火剤容器4から排出され、その後、例えば高圧水霧システムを介してまたは対応する高圧霧ノズルを介して施され得る。しかし、本消火システムを在来のスプリンクラーシステムにおいて使用することも考えられる。その理由は、在来のスプリンクラーシステムにも凍結の問題があるからである。
本主題による加熱装置は、示されている消火システム2において使用され得る。
図2は、加熱スリーブ18により被覆されているライザーパイプ6を示す。加熱スリーブ18は、パイプ6の外壁に直接接続され、例えば接着剤により接着される。加熱スリーブ18とライザーパイプ6との接続は、好ましくは、パイプ6の外壁と加熱スリーブ18との間に空隙が形成されないような結合である。特に、加熱スリーブ18とライザーパイプ6との接続は、加熱スリーブ18とライザーパイプ6との間を気体または液体が流れることができないような接続である。
見て分かるように、少なくとも1つの加熱抵抗器20が加熱スリーブ18の中に設けられる。加熱抵抗器20は、加熱スリーブ18に封入され、組み立て後の状態においてはライザーパイプの周りに巻かれている。加熱スリーブ18の材料は、好ましくは中実材料であり、特に非伝導性金属合金からまたは非伝導性金属酸化物から形成される。加熱ワイヤの形の少なくとも1つの加熱抵抗器20が加熱スリーブ18の内部を案内される。加熱スリーブ18の材料の絶縁特性の故に、加熱抵抗器20(1つまたは複数)は加熱スリーブ18の材料の中を直接案内され得る。
図3aは、加熱スリーブ18の展開平面図である。互いに別々に接続され得る2つの加熱抵抗器20a、20bが加熱スリーブ18内を案内される。加熱抵抗器20a、20bがそれぞれ2つの電気接続部22(22a’、22a”および22b’、22b”)を有することが分かる。加熱ワイヤとして構成され得る加熱抵抗器20a、20bは、それぞれこれらの2つの電気接続部22を介して、異なり得るそれぞれの電圧を加えられ得る。加熱抵抗器20a、20bが異なる発熱量を得ることができるように、加熱抵抗器22a、22bに供給される電力は異なり得る。
加熱スリーブ18および加熱抵抗器20a、20bの材料が塑性変形し得るならば、加熱スリーブ18をライザーパイプ6の周りに巻くことができる。特に、ライザーパイプ6の外側半径により最小曲げ半径を予め定めることができる。そのような曲げ半径に至るまで加熱スリーブ18および加熱抵抗器20a、20bの材料は破壊されずに塑性変形可能であるべきである。
図3bは、加熱スリーブ18の横断面を示す。加熱抵抗器20a、20bの導体横断面のサイズは様々であり得、その結果として、特に異なるアンペア容量において、異なる発熱量がもたらされるということが分かる。加熱抵抗器20a、20bの材料の融点も異なり得る。
図4は、ライザーパイプ6上の加熱手段24のさらなる実施形態を示す。加熱手段24が外側パイプ24aと、外側パイプ24aおよびライザーパイプ6の間の環状スペース24bに配置されたフィラー材料24cと、少なくとも1つの加熱抵抗器20とから形成されることが分かる。フィラー材料24は、好ましくは非導電性であり、従って加熱抵抗器20を絶縁する。一方、その材料は、加熱抵抗器20の発熱量が外側パイプ24aを介して顕著な遅れを伴わずに消火剤16へ放出され得るように、好ましくは良好な熱伝導性を有する。
加熱スリーブ18を、図3aに示されているように、図5に示されている形でライザーパイプ6の周りにコイル状に巻きまたは巻き付けることができる。
さらに、パイプの周りに加熱ワイヤを巻き付けることができる。単一の加熱ワイヤをライザーパイプの周りに巻き付けることができる。非伝導性酸化物を有する外側層から加熱ワイヤを形成することができ、その中に加熱ワイヤは導電性ワイヤを有する実際の加熱素子を有することができる。加熱ワイヤは好ましくは塑性変形可能であり、これにより、破壊や損傷無しにワイヤを曲げ得る曲げ半径はおおよそパイプの外側半径に一致し得る。加熱ワイヤ自体は、ライザーパイプの周りに巻き付けることができるように可撓性である。
代わりに、ワイヤをパイプ上に直接据え付けるのではなくて、パイプに固定されているホルダ上に据え付けることも可能である。
加熱手段は必ずしもライザーパイプ6上に配置されなくてもよく、アダプター部材8(図示されていない)上に、さらに消火剤容器6の外側面上に加熱手段を配置することもできる。図6は、互いに別々に切り替えされ得る2つのスイッチング抵抗器20(図示されていない)を有する加熱マット26を示す。消火剤容器6または消火剤容器6に貯蔵されている消火剤16の温度に依存して一方の加熱抵抗器だけを、または2つの加熱抵抗器を作動させることができるように、互いに別々に装備され得る電気接続部22(図示されていない)を介して、それらの加熱抵抗器を異なるときに異なる電力で作動させることができる。
図7は、加熱抵抗器20a、20bへの電気供給の接続および切断を示す。図7において、例えば24V直流電圧源28は蓄電池として示されている。これの隣に整流器30が設けられ、この整流器は、例えば鉄道車両である車両の電圧源に接続されて、自身の出力を介して380Vまたは400Vの直流電圧を提供する。蓄電池28および整流器30は、それぞれのスイッチ32、34を介して加熱抵抗器20a、20b(図示されていない)の電気接続部22に接続される。
温度センサ(図示されていない)から、制御回路36は温度信号38を受信して評価する。温度信号38の評価に基づいて、制御回路36はスイッチ32、34を開きまたは閉じる。従って、第1限界温度、例えば10℃、より下がると、スイッチ32を閉じることができるが、スイッチ34は開いたままである。加熱抵抗器20aは比較的小さな電力で作動させられ、消火剤16の温度は単に維持される。しかし、外部温度がさらに下がると、この小さな発熱量は不十分となるであろう。そのとき消火剤16の温度は第2限界温度より下がる。2つの加熱システムが完全に切断されている間、例えば車両の運転休止中にも、消火剤16の温度は、第1限界温度より低い第2限界温度より下がることがある。そのような温度は対応する温度信号38をトリガし、この信号はスイッチ34が閉じられるように制御回路36により評価される。スイッチ34は、スイッチ32に加えてまたはスイッチ32の代わりに閉じられ得る。
スイッチ34が閉じられると、整流器30から加熱抵抗器20bに電力が供給され、この電力は蓄電池28からの電力より相当大きい。そのために加熱抵抗器20bにおいて熱放散がより大きくなり、その結果として消火剤16がより速く温められる。特に、もし消火流体16が凍結していれば、例えば温度信号38が0℃の温度値を示していれば、このタイプの急速加熱処置を起動することができる。
図8は、消火剤容器4の開口部4aの詳細図を示す。アダプター部材8が開口部4の口とネジ結合されていることが分かる。第1温度センサ40aをアダプター部材8の外側に配置することができる。第2温度センサ40bを消火剤容器4の内部に配置することができる。温度センサ40a、40bは温度信号38を制御手段36に送信することができる。
加熱ワイヤを、開口部4aの領域でライザーパイプから解放し、別々に密封してバルブボディを通して外へ案内し、そこでエネルギー源に接続することも可能である。内側の加熱素子例えば加熱ワイヤは、バルブボディを通して外へ、またはライザーパイプ内に、案内され得る。バルブ上で、加熱ワイヤは電圧源への電気接続部を持つことができ、その際、外部プラグコネクタを有する耐圧クロージャを使用することが可能である。そのとき、電気接続は外側で実現され得る。
さらに、加熱スリーブ18がライザーパイプ6上に直接配置されていることが分かる。ライザーパイプ6は、好ましくは少なくともその外面が金属から形成される加熱スリーブ18と共に、アダプター部材8を通って案内される。加熱スリーブ18はアダプター部材8に密封式に受け入れられ、そのことはOリング8aおよび8bにより概略的に示されている。このシールは十分に良く知られているので、これ以上は記載されない。消火剤容器4の外側に電気接続部22aおよび22bが設けられ、これらの電気接続部を介して加熱スリーブ18の加熱抵抗器20a、20bに電気的に接触することができる。
スイッチングの頻度を減らすとともに、凍結した消火剤容器4を確実に解凍し得るように、加熱抵抗器20a、20bはヒステリシスを用いて作動させられる。図9において、温度値は℃単位でX軸にプロットされている。さらに、スイッチング状態1および2はY軸にプロットされている。スイッチング状態1は1つの加熱抵抗器だけが起動されることを意味し、スイッチング状態2は両方の加熱抵抗器が起動されることを、すなわちそれらの加熱抵抗器に電力が加えられることを意味する。温度が下がって、例えば5℃の温度に達すると、第1加熱抵抗器が起動される。例えば、それは、小さい方の電力を加えられる抵抗器であり得る。
温度が0℃と10℃との間を動いている限り、第1加熱抵抗器は接続されたままである。温度が10℃を超えると初めてスイッチング状態1が終わり加熱抵抗器はまたオフにされる。
しかし、スイッチング状態1において温度がさらに下がって例えば0℃に到達すると、スイッチング状態2が接続される。スイッチング状態2において、好ましくは両方の加熱抵抗器に電力が加えられ、その際、第2加熱抵抗器には第1加熱抵抗器よりも相当大きな電力が加えられる。温度がさらに下がると、スイッチング状態2のままである。しかし、第2加熱抵抗器は、温度が5℃を超えて初めてまたオフにされる。スイッチングの頻度は、このヒステリシスにより少なくされる。
図10は、パイプラインシステム44および水霧ノズル46a〜46cを有する鉄道車両42を示す。パイプラインシステム44は2つの消火剤容器4に連結されている。消火剤容器4は、火災警報センター(図示されていない)に接続されている中央制御手段36により制御される。火災の際は、バルブ10が中央制御36を介して開かれて消火剤がノズル46a〜46cから噴出する。
制御手段36はさらに消火剤容器4の温度を監視し、その温度に基づいて、例えば鉄道車両42の中央エネルギー供給に結合されているエネルギー供給50を制御する。消火剤容器またはその中の加熱システムは、上記のように制御される。
2 消火システム
4 消火剤容器
6 ライザーパイプ
8 アダプター
10 バルブ
12 出口開口部
14 ライナ
16 消火流体
18 加熱スリーブ
20 加熱抵抗器
22 電気接続部
24 加熱手段
24a 外側パイプ
24b 環状スペース
24c フィラー材料
28 蓄電池
30 整流器
32、34 スイッチ
36 制御回路
38 温度信号
40 温度センサ
42 鉄道車両
44 パイプラインシステム
46 ノズル
50 エネルギー供給

Claims (15)

  1. − 耐圧消火剤容器、
    − 前記消火剤容器の外壁に配置された少なくとも1つの開口部、および
    − 前記開口部内に配置されたパイプ、
    を含む消火システムであって、
    − 平らな加熱手段が前記パイプの側面の周りに少なくとも部分的に係合すること、
    を特徴とする、消火システム。
  2. − 前記加熱手段は加熱スリーブであり、または前記加熱手段は加熱ワイヤであり、特に前記加熱ワイヤは前記パイプの周りに巻かれること、
    を特徴とする、請求項1に記載の消火システム。
  3. − 前記加熱スリーブは前記パイプの周りに完全に係合しおよび/または前記加熱スリーブは前記開口部の領域および前記消火剤容器の内部において前記パイプの周りに係合すること、
    を特徴とする、請求項1または2に記載の消火システム。
  4. − 前記加熱手段は前記パイプの周りに配置された外側パイプから形成され、前記外側パイプは金属性であって少なくとも1つの加熱抵抗器が前記パイプおよび前記外側パイプの間の環状スペースにおいて案内されること、
    を特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載の消火システム。
  5. − 前記環状スペースは非導電性材料の、特に金属合金の、特にマグネシウム合金の充填材で満たされること、
    を特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載の消火システム。
  6. − 前記加熱手段は、平らな基本体から形成され、前記基本体中には少なくとも1つの加熱抵抗器が配置されていること、
    を特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載の消火システム。
  7. − その加熱手段は金属性加熱スリーブであり、前記加熱スリーブは、特に、中に少なくとも1つの加熱抵抗器が配置されている非伝導性金属合金から形成されること、
    を特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載の消火システム。
  8. − 前記加熱スリーブは破壊されることなく塑性変形可能であり、前記加熱スリーブは前記パイプの周りに曲げられ、および/または前記加熱スリーブは、前記パイプと共に、前記消火剤容器の前記内部で曲げられること、
    を特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の消火システム。
  9. − 前記パイプはライザーパイプであること、
    を特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の消火システム。
  10. − 前記加熱手段は少なくとも前記開口部の前記領域および前記消火剤容器の前記内部において前記パイプ上に配置されること、
    を特徴とする、請求項1〜9の何れか一項に記載の消火システム。
  11. − 好ましくは消火剤出口である前記開口部上にバルブが配置され、および/または前記加熱手段は前記パイプ上で前記バルブから前記開口部を介して前記消火剤容器の前記内部へ延びること、
    を特徴とする、請求項1〜10の何れか一項に記載の消火システム。
  12. − 前記パイプと前記加熱手段とは互いに直に接していて、特に前記加熱手段は前記パイプの前記側面に接着され、および/または前記加熱手段は前記開口部の前記領域に受け入れられ、前記消火剤容器を密封すること、
    を特徴とする、請求項1〜11の何れか一項に記載の消火システム。
  13. − 前記パイプおよび前記加熱手段は相互に液密および/または気密に結合されていること、
    を特徴とする、請求項1〜12の何れか一項に記載の消火システム。
  14. − 前記加熱手段は、前記パイプと共に、二重壁シリンダを形成し、前記加熱手段の側面は、前記消火剤容器が前記開口部におけるシールにおいて液密および/または気密に密封されるように、前記シールを通って案内されること、
    を特徴とする、請求項1〜13の何れか一項に記載の消火システム。
  15. − 前記加熱手段は前記消火剤容器の外側に前記少なくとも1つの加熱抵抗器の電気接続部を有すること、
    を特徴とする、請求項1〜14の何れか一項に記載の消火システム。
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