JP2018530249A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. ビデオデータを復号する方法であって、
   現在ピクチャの現在ブロックに対して、前記現在ブロックの隣接ブロックの動き情報をマージ候補リストに追加するステップであって、前記動き情報が、前記隣接ブロックの動きベクトルを備え、前記動きベクトルが、前記現在ピクチャを参照する、ステップと、
   前記マージ候補リストからマージ候補を示すインデックスを受け取るステップと、
   前記インデックスが前記隣接ブロックの前記動き情報に対応する前記マージ候補を示すことに応答し、かつ前記動き情報に対する参照ピクチャが前記現在ピクチャに対応するとの判断に応答して、前記動きベクトルを分数ピクセル精度のブロックベクトルから整数ピクセル精度に丸めるとともに、前記隣接ブロックの前記動きベクトルの丸めバージョンを表す、丸められた動きベクトルを使用して前記現在ブロックを予測するステップとを含む、
   方法。
2. 前記方法が、フラグを受信するステップをさらに含み、
   前記フラグの第1の値が、前記現在ブロックの動きベクトル精度が整数ピクセル精度であることを示し、前記フラグの第2の値が、前記現在ブロックの前記動きベクトル精度が前記整数ピクセル精度または分数ピクセル精度のうちの1つであることを示す、
   請求項１に記載の方法。
3. 前記丸められた動きベクトルを使用して前記現在ブロックを予測するステップが、前記フラグが前記第2の値を有することにさらに応答する、
   請求項２に記載の方法。
4. 前記隣接ブロックが、空間隣接ブロックを備える、
   請求項１に記載の方法。
5. 前記動き情報が、前記現在ピクチャに対応する参照インデックスをさらに備える、
   請求項４に記載の方法。
6. 前記隣接ブロックが、時間隣接ブロックを備える、
   請求項１に記載の方法。
7. 前記現在ブロックの前記隣接ブロックの前記動き情報をマージ候補リストに追加するステップが、
   前記隣接ブロックの前記動きベクトルを前記マージ候補リストに追加するステップと、前記動きベクトルを前記現在ピクチャに対応する参照インデックスと関連付けるステップとを含む、
   請求項６に記載の方法。
8. ビデオデータを符号化する方法であって、
   現在ピクチャの現在ブロックに対して、前記現在ブロックの隣接ブロックの動き情報をマージ候補リストに追加するステップであって、前記動き情報が、前記隣接ブロックの動きベクトルを備え、前記動きベクトルが、前記現在ピクチャを参照する、ステップと、
   前記マージ候補リストからマージ候補を選択するステップと、
   前記選択されたマージ候補が前記隣接ブロックの前記動き情報に対応することに応答し、かつ前記動き情報に対する参照ピクチャが前記現在ピクチャに対応するとの判断に応答して、前記動きベクトルを分数ピクセル精度のブロックベクトルから整数ピクセル精度に丸めるとともに、前記隣接ブロックの前記動きベクトルの丸めバージョンを表す、丸められた動きベクトルを使用して前記現在ブロック用の予測ブロックを位置決めするステップと、
   前記予測ブロックを使用して前記現在ブロックを符号化するステップとを含む、
   方法。
9. 前記方法が、フラグを生成するステップをさらに含み、
   前記フラグの第1の値が、前記現在ブロックの動きベクトル精度が整数ピクセル精度であることを示し、前記フラグの第2の値が、前記現在ブロックの前記動きベクトル精度が前記整数ピクセル精度または分数ピクセル精度のうちの1つであることを示す、
   請求項８に記載の方法。
10. 前記丸められた動きベクトルが、整数ピクセル精度の動きベクトルを備える、請求項１または８に記載の方法。
11. 前記動きベクトルが、分数ピクセル精度の動きベクトルを備える、
    請求項１または８に記載の方法。
12. 前記丸められた動きベクトルを使用して前記現在ブロックを予測するステップが、
    前記現在ピクチャ内の予測ブロックを位置決めするステップを含み、
    前記方法が、
    前記予測ブロックを前記ビデオデータの対応する元のブロックと比較するステップと、
    前記比較に基づいて残差データを生成するステップと、
    前記残差データを符号化するステップとをさらに含む、
    請求項８に記載の方法。
13. ビデオデータを復号するデバイスであって、前記デバイスが、
    前記ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
    1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサが、
    現在ピクチャの現在ブロックに対して、前記現在ブロックの隣接ブロックの動き情報をマージ候補リストに追加することであって、前記動き情報が、前記隣接ブロックの動きベクトルを備え、前記動きベクトルが、前記現在ピクチャを参照する、ことと、
    前記マージ候補リストからマージ候補を示すインデックスを受け取ることと、
    前記インデックスが前記隣接ブロックの前記動き情報に対応する前記マージ候補を示すことに応答し、かつ前記動き情報に対する参照ピクチャが前記現在ピクチャに対応するとの判断に応答して、前記動きベクトルを分数ピクセル精度のブロックベクトルから整数ピクセル精度に丸めるとともに、前記隣接ブロックの前記動きベクトルの丸めバージョンを表す丸められた前記隣接ブロックの前記動きベクトルの丸めバージョンを表す、丸められた動きベクトルを使用して前記現在ブロックを予測することとを行うように構成される、
    デバイス。
14. ビデオデータを符号化するデバイスであって、前記デバイスが、
    前記ビデオデータを記憶するように構成されたメモリと、
    1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記1つまたは複数のプロセッサが、
    現在ピクチャの現在ブロックに対して、前記現在ブロックの隣接ブロックの動き情報をマージ候補リストに追加することであって、前記動き情報が前記隣接ブロックの動きベクトルを備え、前記動きベクトルが、前記現在ピクチャを参照する、ことと、
    前記マージ候補リストからマージ候補を選択することと、
    前記選択されたマージ候補が前記隣接ブロックの前記動き情報に対応することに応答し、かつ前記動き情報に対する参照ピクチャが前記現在ピクチャに対応するとの判断に応答して、前記動きベクトルを分数ピクセル精度のブロックベクトルから整数ピクセル精度に丸めるとともに、前記隣接ブロックの前記動きベクトルの丸めバージョンを表す、丸められた動きベクトルを使用して前記現在ブロック用の予測ブロックを位置決めすることと、
    前記予測ブロックを使用して前記現在ブロックを符号化することとを行うように構成される、
    デバイス。
15. 1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、請求項１〜１２のいずれか一項に記載の方法を前記1つまたは複数のプロセッサに行わせる命令を記憶する、コンピュータ可読記憶媒体。