JP2018528688A - オーバーライディングリンク優先度を用いたワイヤレスリンクの干渉管理のための方法および装置 - Google Patents

オーバーライディングリンク優先度を用いたワイヤレスリンクの干渉管理のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本開示の態様は、オーバーライディングリンク優先度を用いたワイヤレスリンクの干渉管理のための方法および装置に関する。切り替えられたワイヤレスリンクまたは接続は、切り替えられていないまたはスケジュールされたリンクよりも低いまたは高い優先度を有し得る。リンク間の優先順序は、一定の条件でオーバーライドされ得る。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2015年8月24日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願第62/209,156号、および2016年2月19日に米国特許商標庁に出願された非仮特許出願第15/048,829号の優先権および利益を主張するものであり、それらの内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。
以下で説明する技術は、一般にワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、オーバーライディングリンク優先度を用いたワイヤレスリンクの干渉管理に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストなどの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用いることができる。そのような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムがある。
様々なワイヤレス通信システムでは、複数のワイヤレスリンク、接続、またはキャリアは、アップリンク通信および/またはダウンリンク通信に利用され得る。アップリンク通信は、一般に、ユーザ機器から基地局への信号送信を指す。ダウンリンク通信は、一般に、基地局からユーザ機器への信号送信を指す。2つのワイヤレスリンクの周波数が同じであるかまたは互いに近いとき、一方のワイヤレスリンク上での送信は、他方のワイヤレスリンクに対する望ましくない干渉を引き起こす可能性がある。したがって、干渉管理は、ワイヤレス通信システムにおける重要な態様である。いくつかのワイヤレス通信システムでは、ワイヤレスリンクは優先順序に関連付けられ得る。したがって、いくつかの干渉するワイヤレスリンクがあるとき、低優先度ワイヤレスリンクは、それらの相対優先度に基づいて、高優先度リンクに負ける場合がある。一般に、低優先度リンクが高優先度リンクに対する著しいまたは望ましくない干渉を引き起こす可能性がある場合、低優先度リンクは高優先度リンクに負ける。
以下では、説明する技術の基本的理解を与えるために本開示のいくつかの態様を要約する。この概要は、本開示のすべての企図された特徴の広範な概観ではなく、本開示のすべての態様の主要または重要な要素を識別するものでもなく、本開示のいずれかまたはすべての態様の範囲を定めるものでもない。その唯一の目的は、後で提示するより詳細な説明の前置きとして、本開示の1つまたは複数の態様のいくつかの概念を概要の形で提示することである。
本開示の態様は、オーバーライディングリンク優先度を用いたワイヤレスリンクの干渉管理のための方法および装置に関する。切り替えられたまたは再構成されたワイヤレスリンクまたは接続は、切り替えられていないまたはスケジュールされたリンクよりも低いまたは高い優先度を有し得る。本開示のいくつかの態様では、リンク間の優先順序は、サブフレームまたは送信時間間隔ごとに一定の条件でオーバーライドされ得る。
本開示の一態様は、第1のスケジューリングエンティティを利用するワイヤレス通信の方法を提供する。本方法によれば、第1のスケジューリングエンティティは、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して第1のユーザ機器(UE)と通信する。第1のスケジューリングエンティティは、同じサブフレームの間に第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように第1の接続を再構成し、その結果、再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる。第1のスケジューリングエンティティは、第2の接続と再構成された第1の接続との間の干渉の間に再構成された第1の接続の送信が第2の接続よりも優先するように、サブフレームの間に再構成された第1の接続のリンク優先度を第2の接続のリンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を第2のスケジューリングエンティティに送信する。
本開示の別の態様は、第1のユーザ機器を利用するワイヤレス通信の方法を提供する。本方法によれば、第1のユーザ機器(UE)は、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して第1のスケジューリングエンティティと通信する。第1のUEは、同じサブフレームの間に第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように第1の接続を再構成し、その結果、再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる。第1のUEは、第2の接続と再構成された第1の接続との間の干渉の間に再構成された第1の接続の送信が第2の接続よりも優先するように、サブフレームの間に再構成された第1の接続のリンク優先度を第2の接続のリンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を第2のUEに送信する。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のために構成された第1のスケジューリングエンティティを提供する。第1のスケジューリングエンティティは、第1のユーザ機器(UE)と通信するように構成された通信インターフェースと、実行可能コードを記憶するように構成されたメモリと、通信インターフェースおよびメモリに動作可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサは、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して第1のUEと通信するように実行可能コードによって構成される。プロセッサは、同じサブフレームの間に第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように第1の接続を再構成するようにさらに構成され、その結果、再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる。プロセッサは、第2の接続と再構成された第1の接続との間の干渉の間に再構成された第1の接続の送信が第2の接続よりも優先するように、サブフレームの間に再構成された第1の接続のリンク優先度を第2の接続のリンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を第2のスケジューリングエンティティに送信するように構成される。
本開示の別の態様は、ワイヤレス通信のために構成された第1のユーザ機器(UE)を提供する。第1のUEは、第1のスケジューリングエンティティと通信するように構成された通信インターフェースと、実行可能コードを記憶するように構成されたメモリと、通信インターフェースおよびメモリに動作可能に結合された少なくとも1つのプロセッサとを含む。プロセッサは、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して第1のスケジューリングエンティティと通信するように構成される。プロセッサは、同じサブフレームの間に第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように第1の接続を再構成するように構成され、その結果、再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる。プロセッサは、第2の接続と再構成された第1の接続との間の干渉の間に再構成された第1の接続の送信が第2の接続よりも優先するように、サブフレームの間に再構成された第1の接続のリンク優先度を第2の接続のリンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を第2のUEに送信するように構成される。
本発明のこれらおよび他の態様は、以下の詳細な説明を検討すれば、より十分に理解されよう。添付の図とともに本発明の特定の例示的な実施形態の以下の説明を検討すれば、本発明の他の態様、特徴、および実施形態が当業者に明らかとなろう。本発明の特徴について、以下のいくつかの実施形態および図に対して説明する場合があるが、本発明のすべての実施形態は、本明細書で説明する有利な特徴のうちの1つまたは複数を含むことができる。言い換えれば、1つまたは複数の実施形態について、いくつかの有利な特徴を有するものとして説明する場合があるが、そのような特徴のうちの1つまたは複数は、本明細書で説明する本発明の様々な実施形態に従って使用される場合もある。同様に、例示的な実施形態について、デバイス、システム、または方法の実施形態として以下で説明する場合があるが、そのような例示的な実施形態は、様々なデバイス、システム、および方法において実装され得ることを理解されたい。
本開示のいくつかの態様による、処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 本開示の一態様による、ワイヤレスアクセスネットワークの一例を示す図である。 本開示の一態様による、2つのユーザ機器と通信している2つの基地局および通信リンク間の干渉管理を示すブロック図である。 本開示のいくつかの態様による、ダウンリンク(DL)とアップリンク(UL)の切替えおよび優先度管理の一例を示す図である。 本開示の一態様による、DLからULへの切替え例のためのサブフレーム構造を示す図である。 本開示の一態様による、別のDLからULへの切替え例のためのサブフレーム構造を示す図である。 本開示のいくつかの態様による、ULからDLへの切替えおよびリンク優先度管理の一例を示す図である。 本開示の一態様による、ULからDLへの切替え例のためのサブフレーム構造を示す図である。 本開示の一態様による、別のULからDLへの切替え例のためのサブフレーム構造を示す図である。 本開示の一態様による、切り替えられたアップリンク(UL)接続のリンク優先度を管理する方法を示すフローチャートである。 本開示の一態様による、リンク優先度に基づいて干渉を管理する方法を示すフローチャートである。 本開示の一態様による、切り替えられたDL接続のリンク優先度を管理する方法を示すフローチャートである。 本開示の一態様による、リンク優先度に基づいて干渉を管理する方法を示すフローチャートである。
添付の図面に関して以下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明する概念が実践され得る唯一の構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を与えるための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践される場合があることは当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形態で示される。
次に、様々な装置および方法を参照しながら、電気通信システムのいくつかの態様が提示される。これらの装置および方法について、以下の詳細な説明において説明し、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用して実装されてもよい。そのような要素がハードウェアとして実装されるか、ソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課される設計制約に依存する。
図1は、処理システム114を用いる装置100のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。本開示の様々な態様によれば、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサ104を含む処理システム114を用いて実装され得る。いくつかの例では、装置100は、図2〜図4および図7のうちのいずれか1つまたは複数に示すようなユーザ機器(UE)であってもよい。他の例では、装置100は、図2〜図4および図7のうちのいずれか1つまたは複数に示すような基地局であってもよい。プロセッサ104の例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。すなわち、装置100内で利用されるようなプロセッサ104は、以下で説明し、図4、図7、および図10〜図13に示すプロセスまたは手順のうちのいずれか1つまたは複数を実装するために使用され得る。
この例では、処理システム114は、バス102によって概略的に表されるバスアーキテクチャを用いて実装され得る。バス102は、処理システム114の特定の適用例および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含み得る。バス102は、(プロセッサ104によって概略的に表される)1つまたは複数のプロセッサ、メモリ105、および(コンピュータ可読媒体106によって概略的に表される)コンピュータ可読媒体を含む様々な回路を互いにリンクさせる。バス102は、タイミングソース、周辺機器、電圧調整器、および電力管理回路などの様々な他の回路をリンクさせることもできるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがって、これ以上は説明しない。バスインターフェース108は、バス102とトランシーバ110との間のインターフェースを提供する。トランシーバ110は、送信媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。たとえば、トランシーバ110は、他のワイヤレスデバイスと通信するための1つまたは複数の受信機(RX)および送信機(TX)を含み得る。装置の性質に応じて、ユーザインターフェース112(たとえば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカー、マイクロフォン、ジョイスティック、タッチスクリーン、タッチパッド)も設けられ得る。
例として、要素、または要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実装され得る。プロセッサの例としては、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、状態機械、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアがある。処理システムの中の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行してもよい。ソフトウェアは、ソフトウェア、コード、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、コンピュータ実行可能コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数などを意味するように広く解釈されるべきである。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体上に存在してもよい。コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ可読媒体であってもよい。非一時的コンピュータ可読媒体は、例として、磁気ストレージデバイス(たとえば、ハードディスク、フロッピーディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(たとえば、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク(BRD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(たとえば、カード、スティック、キードライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、ならびにコンピュータによってアクセスされ読み取られ得るソフトウェアおよび/または命令を記憶するための任意の他の適切な媒体を含む。コンピュータ可読媒体は、処理システム内に常駐してもよく、処理システムの外部にあってもよく、または処理システムを含む複数のエンティティにわたって分散
されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータプログラム製品において具現化され得る。例として、コンピュータプログラム製品は、パッケージング材料の中のコンピュータ可読媒体を含み得る。当業者は、特定の適用例および全体的なシステムに課される全体的な設計制約に応じて、本開示全体にわたって提示される説明した機能を実装する最良の方法を認識されよう。
本開示のいくつかの態様では、プロセッサ104は、干渉管理ブロック120と、ダウンリンク/アップリンク(DL/UL)切替えブロック122と、優先度オーバーライディングブロック124と、図4〜図13に関して説明する様々な機能およびプロセスを実行するように構成され得る他の回路構成とを含み得る。本開示の一態様では、コンピュータ可読媒体106において記憶されたソフトウェアは、コンピュータ実行可能コードを含む。たとえば、コードは、プロセッサ104を構成するための、DL/UL切替えコードと、優先度オーバーライディングコードと、干渉管理コードとを含む。干渉管理ブロック120は、UEと基地局との間の近くの通信リンクからの干渉に起因する基地局および/またはUEにおける干渉を判定するためのプロセスを実行するように構成され得る。一例では、干渉は信号対干渉比(SIR)であってもよい。
DL/UL切替えブロック122は、サブフレームまたはタイムスロットにおいて、スケジュールされたダウンリンク(DL)接続を切り替えられたアップリンク(UL)接続に、またはスケジュールされたUL接続を切り替えられたDL接続に切り替えるためのプロセスを実行するように構成され得る。優先度オーバーライディングブロック124は、別のDL/UL接続に対するDL接続またはUL接続の優先度をオーバーライドするためのプロセスを実行するように構成され得る。スケジュールされたDL接続は、ある一定の時間期間(たとえば、送信時間間隔(TTI)、タイムスロット、またはサブフレーム)の間にDLであるように最初にセットアップされた、基地局とUEとの間の接続または通信リンクを示す。スケジュールされたUL接続は、ある一定の時間期間(たとえば、TTI、タイムスロット、サブフレーム)の間にULであるように最初にセットアップされた、基地局とUEとの間の接続または通信リンクを示す。切り替えられたUL接続は、同じ時間期間の少なくとも一部分の間にUL接続(切り替えられたUL)として再利用されるかまたはそれに切り替えられる、ある一定の時間期間におけるスケジュールされたDL接続を示す。切り替えられたDL接続は、同じ時間期間の少なくとも一部分の間にDL接続(切り替えられたDL)として再利用されるかまたはそれに切り替えられる、ある一定の時間期間におけるスケジュールされたUL接続を示す。
プロセッサ104はまた、バス102の管理と、コンピュータ可読媒体106上に記憶されたソフトウェアの実行を含む一般的な処理とを担う。ソフトウェアは、プロセッサ104によって実行されると、処理システム114に、任意の特定の装置のための以下で説明する様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104によって操作されるデータを記憶するために使用され得る。たとえば、データは、通信リンク間の干渉を判定するための干渉しきい値およびアルゴリズムを含み得る。
図2は、本開示の一態様による、ワイヤレスアクセスネットワークの一例を示す図である。この例では、ワイヤレスアクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割されている。1つまたは複数の低電力クラス基地局208、212は、それぞれ、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210、214を有し得る。低電力クラス基地局208、212は、フェムトセル(たとえば、ホームeノードB(HeNB))、ピコセル、またはマイクロセルであってもよい。高電力クラスまたはマクロ基地局204(たとえば、eノードB)は、セル202に割り当てられ、セル202内のすべてのUE206にアクセスポイントを提供するように構成される。基地局204およびUE206は、図1の装置100を使用して実装され得る。本開示のいくつかの態様では、集中型コントローラ220が代替構成において使用され得る。基地局204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、リンク優先度、干渉管理、およびサービングゲートウェイ(図2に図示せず)への接続性を含む、すべての無線関連機能を担うことができる。集中型コントローラ220が使用されるとき、集中型コントローラ220は基地局間に1つまたは複数の通信チャネルを提供することができ、コントローラ220は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、リンク優先度、干渉管理、およびサービングゲートウェイへの接続性を含む、いくつかの無線関連機能を担うことができる。
アクセスネットワーク200によって用いられる変調方式および多元接続方式は、展開されている特定の電気通信規格に応じて異なる場合がある。本開示のいくつかの態様では、周波数分割複信(FDD)および/または時分割複信(TDD)は、アップリンク(UL)接続およびダウンリンク(DL)接続に使用され得る。特定の例では、基地局およびUEは、TDD UL接続およびTDD DL接続を使用して通信することができる。隣接基地局のうちのいくつかは、同じトラフィック方向(DLまたはUL)でそれらの対応するUEと通信する(すなわち、同じサブフレーム内のトラフィック方向で同期する)ことができる。一定の条件下では、DL/UL接続は、ある一定の時間期間、サブフレームまたはタイムスロットにおいてUL/DL接続に切り替えられ得る。
当業者が以下の詳細な説明から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、様々な変調技法および多元接続技法を用いる他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)またはCDMA2000に拡張され得る。EV-DOおよびCDMA2000は、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形態を用いるユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いるモバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを用いる発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびFlash-OFDMに拡張され得る。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTEおよびGSM(登録商標)は、3GPP団体からの文書に記載されている。いくつかの例では、説明するリンク干渉管理技法は、第5世代(5G)ネットワークに拡張され得る。用いられる実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、特定の適用例およびシステムに課される全体的な設計制約に依存する。
図3は、本開示の一態様による、対応するUEと通信している2つの基地局および通信リンク間の干渉を示すブロック図である。いくつかの例では、基地局はスケジューリングエンティティと呼ばれることがあり、UEは従属エンティティまたはスケジュールされたエンティティと呼ばれることがある。スケジューリングプロセスでは、スケジューリングエンティティは、スケジューリングエンティティと従属エンティティとの間の所望の通信リンクまたは接続をサポートするために割り振られるかまたは割り当てられるべきリソースを決定する。このプロセスはスケジューリングと呼ばれることがあり、TTI、サブフレーム、タイムスロット、または任意の適切な時間間隔ごとに事前スケジューリングブロックまたは要求を従属エンティティに送ることによって実行され得る。従属エンティティは、事前スケジューリングブロックに応答して、スケジューリングプロセスを完了するために、スケジューリング応答をスケジューリングエンティティに送り返すことができる。図3の概念は、基地局とUEとの間の通信に限定されない。本開示の他の態様では、この概念はピアツーピア(P2P)デバイスおよびメッシュネットワークを用いて実装され得る。P2P通信およびメッシュネットワークでは、デバイスは、基地局、中央コントローラ、または同様のネットワークデバイスを伴うことなしに、互いと通信することができる。P2Pデバイスまたはメッシュネットワークデバイスは、スケジューリングエンティティ、従属エンティティまたはその両方として構成され得る。
ある一定のサブフレームまたはタイムスロットにおいて、第1の基地局302は第1のUE304とのスケジュールされたDL接続310を有してもよく、第2の基地局306は第2のUE308とのスケジュールされたDL接続312を有してもよい。図3の基地局およびUEは、図1および図2に示す基地局およびUEのうちのいずれかであってもよい。この例では、第1の基地局302と第1のUE304との間の通信リンク(接続)は、高優先度リンク(第1のリンク310)であってもよく、第2の基地局306と第2のUE308との間の通信リンクは、第1のリンク310に対する低優先度リンク(第2のリンク312)であってもよい。他の例では、相対的優先度が異なる(たとえば、逆である)場合がある。一般に、低優先度リンク上でのデータ送信は、一定の干渉条件下では、高優先度リンクに負ける(yield)場合がある。
低優先度リンクの送信機(たとえば、第2の基地局306)から高優先度リンクの受信機(たとえば、第1のUE304)への干渉を判定するために、一組の送信機要求信号(たとえば、TR1およびTR2)と受信機応答信号(たとえば、RR1およびRR2)が、送信機(たとえば、BS1およびBS2)と受信機(たとえば、UE1およびUE2)との間で交換され得る。第1の基地局302および第2の基地局306の各々は、送信機要求(TR)信号を送信するように構成された送信機(たとえば、図1のトランシーバ110)を含み得る。第1のUE304および第2のUE308の各々は、送信機要求信号を受信するように構成された受信機(たとえば、図1のトランシーバ110)を含み得る。一例では、基地局302は送信機要求信号(たとえば、TR1)をUE304に送信し、UE304は、受信されたTR1に基づいて、その直接リンク受信電力(DLRP:direct link received power)を判定することができる。判定されたDLRPは、UEにおいてその関連する基地局から受信された信号(TR1)の電力を示す。第1のUE304は受信機応答(たとえば、RR1)を第1の基地局302に送信し、RR1はDLRPの情報を搬送する。たとえば、RR1は、DLRPの量子化されたバージョンを搬送し得る。次いで、低優先度リンクの送信機(たとえば、基地局306)は、高優先度リンクのRR1を受信および測定することによって、高優先度リンクの受信機(たとえば、UE304)に対するその干渉を判定することができる。
一例では、第1のリンク310は、第2のリンク312よりも高い優先度を有する。第1の基地局302は第1の送信機要求(TR1)を第1のUE304に送信してもよく、第2の基地局306は第2の送信機要求(TR2)を第2のUE308に送信してもよい。TR1およびTR2は、ある一定の電力Pまたは所定の電力で送信され得る。いくつかの例では、TR1およびTR2は異なる電力レベルで送信され得る。第1のUE304は、TR1を受信し、DLRPをh11*P(すなわち、Pの一部分、ここで、h11は0から1の間の値である)として測定する。次いで、第1のUE304は、電力Pまたは所定の電力で受信機応答(RR1)を送信する。RR1は、DLRPの情報を含む。たとえば、RR1は、DLRPの符号化された値(量子化されたまたはデジタル化された値)を搬送し得る。
第2の基地局306は、電力h21*P(h21は0から1の間の値である)で第1のUE304のRR1を受信し得る。すなわち、第2の基地局306によって受信されたRR1の電力はh21*P(すなわち、Pの一部分)に等しい。受信されたRR1から、第2の基地局306は第1のリンクのDLRP(たとえば、h11*P)を判定し得る。したがって、第1の基地局302と第2の基地局306が両方とも一緒にまたは同時に送信する場合、第1のUE304はh11/h21の信号対干渉比(SIR)を有すると判定され得る。したがって、より低い優先度リンクの第2の基地局306は、送信し得るかどうかをSIRに基づいて判定することができる。たとえば、第2の基地局306は、SIRがある一定の値(たとえば、所定の値)よりも大きいかどうかを判定し得る。リンクの相対優先度が逆である場合、第2のUE308におけるSIRを判定するために、TR2およびRR2を使用して同様の動作がDL接続310について実行され得る。本開示の他の態様では、異なるULとDLの組合せおよび相対優先度について2つのリンクまたは接続間の干渉を判定するために、同様の動作が基地局またはUEにおいて実行され得る。
本開示の一態様では、近くのセルは、最初はトラフィック方向で同期し得る。たとえば、TDDネットワークのサブフレーム、タイムスロット、またはTTIごとに、近くのセル(たとえば、BS1 302およびBS2 306)はアップリンク(UL)またはダウンリンク(DL)のいずれかのために構成され得る。しかしながら、サブフレーム、タイムスロット、またはTTIの間にトラフィック方向が切り替えられ得る(たとえば、ULからDLへの切替えまたはDLからULへの切替え)シナリオがある。たとえば、ある一定のDLサブフレームの間、セルまたは基地局がDLデータをもたない場合、基地局は、スペクトル効率を高めるために、スケジュールされたDLを切り替えられたULに切り替えてもよい。ULからDLへの同様の切替えが行われてもよい。しかしながら、このDLからULへの切替えまたはULからDLへの切替えは、考慮および管理される必要がある干渉パターンをもたらす場合がある。
図4は、本開示の様々な態様による、DLとULの切替えおよびリンク優先度管理の一例を示す図である。ある一定のサブフレーム、TTI、またはタイムスロットにおいて、第1の基地局402は第1のUE404とのスケジュールされた(切り替えられていない)ダウンリンク接続403を有し、第2の基地局406は第2のUE408とのスケジュールされたDL接続407を有する。一定の条件下では、スケジュールされたDL接続407はUL接続410(切り替えられたUL)に切り替えられ得る。たとえば、第2の基地局406は、そのサブフレームの間に送信のためのDLデータをもたない場合があり、その結果、スペクトル効率を高めるためにDLからULへの切替えが実行され得る。この例では、DLからULへの切替えは、基地局とUEとの間で一定のDLからULへの干渉およびULからDLへの干渉を引き起こす場合がある。本開示の一態様では、第1の基地局402は、第2の基地局406が高優先度である場合、第2の基地局406におけるDLからULへの切替えについてオーバーライド信号412から知ることができる。第2の基地局406が低優先度である場合、第1の基地局402はBS2 406におけるDLからULへの切替えを監視する必要がなくてもよい。
別の例では、第1の基地局402は第1のUE404とのULからDLに切り替えられたダウンリンク接続を有してもよく、第2の基地局406は第2のUE408とのスケジュールされた(切り替えられていない)アップリンク接続を有する。同様に、ULからDLへの切替えは、基地局とUEとの間でDLからULへの干渉およびULからDLへの干渉を引き起こす場合がある。本開示の一態様では、切り替えられたリンクまたは接続は、切り替えられていないまたはスケジュールされたリンクよりも低いまたは高い優先度を有し得る。本開示のいくつかの態様では、リンク間の優先順序は、一定の条件でオーバーライドされ得る。いくつかの例では、低優先度リンクが、ある一定のタイムスロットまたはサブフレームにおいて送信すべきミッションクリティカルなデータ、時間的制約のあるデータ、または他の高優先度データを有する場合、遅延耐性データまたは低優先度データを有する高優先度リンクは、低優先度リンクに負ける(すなわち、優先度オーバーライドされる)ことがある。本開示全体にわたって、リンクおよび接続は、2つのワイヤレスエンティティ(たとえば、BSおよびUE)の間のワイヤレス通信接続を示し、別段に明記されていない限り、これらの用語は互換的に使用され得る。
図5は、本開示の一態様による、DLからULへの切替え例のための2つのサブフレーム構造500を示す図である。これらのサブフレーム構造500は、任意の基地局およびUE、たとえば、図1〜図4に示すものによって、ワイヤレス通信に利用され得る。図5では、上のサブフレーム構造はスケジュールされた(切り替えられていない)DL接続に使用されてもよく、下のサブフレーム構造はDLからULに切り替えられた接続(切り替えられたUL)に使用されてもよい。1つの特定の例では、図4の基地局およびUEはサブフレーム構造500を利用し得る。この例では、第1の基地局402(BS1)と第1のUE404(UE1)との間の接続または通信リンクはスケジュールされた(切り替えられていない)DLであり、第2の基地局406(BS2)と第2のUE408(UE2)との間の接続または通信リンクは切り替えられたULである。最初は、スケジュールされた(切り替えられていない)DLは、切り替えられたULよりも高い優先度であってもよい。たとえば、サブフレームの開始部分において、スケジュールされたDLは、切り替えられたULよりも高い優先度であってもよい。したがって、第1の基地局402(BS1)および第1のUE404(UE1)は、切り替えられたUL接続の送信、たとえば、切り替えられたULのTR(送信機要求)およびRR(受信機応答)をリッスンする必要がなくてもよい。
図5では、スケジュールされたDLのためのサブフレーム構造は、DL事前スケジューリングブロック502と、DLスケジュールされた応答ブロック504と、DL許可ブロック506と、DLデータ508と、肯定応答(ACK)510とを含む。基地局は、DL事前スケジューリングブロック502と、DL許可ブロック506と、DLデータ508とを送信する。UEは、DLスケジュールされた応答ブロック504と、ACK510とを送信する。本開示の一態様では、DL事前スケジューリングブロック502およびDL許可ブロック506は、切り替えられていないDLのTRとして働くことができ、DLスケジューリング応答ブロック504は、RRとして働くことができる。RRの後に、第1の基地局402はDLデータ508を第1のUE404に送信し、第1のUE404からACK510を受信し得る。スケジュールされたDL接続の様々なブロックは、ガード期間(GP)512によって分離され得る。切り替えられたUL接続では、第2の基地局406は、このサブフレームがUL事前スケジューリングブロック514においてDLからULに切り替えられることを第2のUE408に通知する。次いで、第2の基地局406および/または第2のUE408は、切り替えられたULが切り替えられていないDLに負ける必要があり得るかどうかを判定するために、スケジュールされたDLのTRおよびRR(たとえば、DL事前スケジューリングブロック502、DL許可ブロック506、およびDLスケジューリング応答ブロック504)をリッスンし得る。
本開示の一態様では、切り替えられたULに起因する第1のUE404(UE1)における信号対干渉比(SIR)(ULからDLへの干渉)は、図3に関して説明した方法と同様の方法を使用して、DL接続のTRおよびRRに基づいて判定され得る。第2の基地局406(BS2)および/または第2のUE408(UE2)は、UL接続がDL接続に負けるかどうかを判定するために、第1のUE404における判定されたSIRを利用し得る。負けないと判定された場合、DL通信が進行中である間、切り替えられたULはアップリンク送信を実行し得る。たとえば、UL送信は、ULスケジューリング応答ブロック516と、UL許可ブロック518と、ULデータ520と、UL ACK522とを含み得る。一例では、SIRがある一定のしきい値よりも大きい場合、切り替えられたULはスケジュールされたDLに負けないことがある。一例では、しきい値は10dBまたは他の適切な値であり得る。
図6は、本開示の一態様による、DLからULへの切替え例のための2つのサブフレーム構造600を示す図である。これらのサブフレーム構造600は、たとえば、図1〜図4に示す任意の基地局およびUEによって、ワイヤレス通信に利用され得る。図6では、上のサブフレーム構造はスケジュールされた(切り替えられていない)DL接続に使用されてもよく、下のサブフレーム構造はDLからULに切り替えられた接続(たとえば、図4の切り替えられたUL410)に使用されてもよい。1つの特定の例では、サブフレーム構造600は、図4の基地局およびUEによって利用され得る。この例では、第1の基地局402(BS1)と第1のUE404(UE1)との間の接続または通信リンクはスケジュールされた(切り替えられていない)DLであり、第2の基地局406(BS2)と第2のUE408(UE2)との間の接続または通信リンクは切り替えられたULである。この場合、切り替えられたUL接続は、スケジュールされたDL接続よりも高い優先度であり得る。
DLサブフレームは、DL事前スケジューリングブロック602と、1つまたは複数のDLスケジューリング応答ブロック604と、1つまたは複数のDL許可ブロック606と、DLデータ606と、肯定応答(ACK)608とを含み得る。第1の基地局402は、DL事前スケジューリングブロック602と、DL許可ブロック606と、DLデータ606とを第1のUE404に送信する。第1のUE404は、DLスケジューリング応答ブロック604と、ACK608とを第1の基地局402に送信する。
切り替えられたULサブフレームは、UL事前スケジューリングブロック610と、スケジューリング応答ブロック612と、ULスケジューリング応答ブロック614と、UL許可ブロック616と、ULデータ618と、ACK620とを含み得る。以下でより詳細に説明するように、スケジューリング応答ブロック612は、オーバーライド信号を第1の基地局402に送ってリンク優先度をオーバーライドするために再利用される。第2の基地局406は、UL事前スケジューリングブロック610と、UL許可ブロック616とを第2のUE408に送信する。第2のUE408は、ULスケジューリング応答ブロック614を第2の基地局406に送信する。
本開示の一態様では、切り替えられたULは、ある一定のサブフレーム、TTI、またはタイムスロットにおいてミッションクリティカルなトラフィック、時間的制約のあるデータ、または他の高優先度データを送信するために利用され得る。高優先度データの一例は、厳しい遅延制約を有するミッションクリティカルなデータであり得る。この例では、第1の基地局402のDL送信が第2のUE408からUL送信を受信している第2の基地局406への望ましくない干渉を引き起こす可能性がある場合、スケジュールされたDLは切り替えられたULに負ける。切り替えられたULがより高い優先度であることをDL基地局に知らせるために、切り替えられたUL基地局は、DLスケジューリング応答ブロック612において優先度オーバーライディング信号(たとえば、図4の優先度オーバーライド412)をDL基地局に送信し得る。優先度オーバーライディング信号はまた、DLからULへの切替えが発生したことを受信基地局に通知し得る。優先度オーバーライディング信号は、切り替えられた基地局からのインバンドシグナリングを使用して送られ得る。
この優先度オーバーライド信号412を受信した後、DL基地局(第1の基地局402)は、より高い優先度を有する切り替えられたULがあることに気付く。したがって、DL基地局は、より高い優先度を有する切り替えられたULがあることを、DL許可606において第1のUE404に通知し得る。たとえば、DL許可606は、高優先度を示すためにある一定の値に設定され得る1つまたは複数のビットを含み得る。切り替えられたULでは、第2のUE408は、TRとして働き得るアップリンクスケジューリング応答614を送信する。応答して、UL基地局は、RRとして働き得るアップリンク許可616を送信する。その間に、DL基地局(第1の基地局402)および/またはDL UE(第1のUE404)は、図3に関して説明した方法と同様の方法を使用して、スケジュールされたDLに起因する第2の基地局406における干渉(たとえば、SIR)を判定するためにUL TR614信号およびUL RR616信号をリッスンし得る。干渉がある一定のしきい値よりも大きい場合、DL接続はULに負ける。負けないと判定された場合、DL基地局およびそのDL UEは、切り替えられたUL接続が進行中である(すなわち、ULデータを送信している)間、ダウンリンク送信を継続または再開することができる。一例では、第2の基地局406における判定されたSIRがある一定のしきい値よりも大きくない場合、DL接続は切り替えられたULに負ける。一例では、しきい値は10dBまたは他の適切な値であり得る。
図7は、本開示の様々な態様による、ULからDLへの切替えおよびリンク優先度管理の一例を示す図である。ある一定のサブフレーム、TTI、またはタイムスロットにおいて、第1の基地局702は第1のUE704とのスケジュールされた(切り替えられていない)UL接続701を有し、第2の基地局706は第2のUE708とのスケジュールされたUL接続710を有する。一定の条件下では、スケジュールされたUL接続701は切り替えられたDL接続703(切り替えられたDL)に切り替えられ得る。たとえば、第1のUE704は、ある一定のサブフレームの間にUL送信のためのデータをもたない場合があり、その結果、スペクトル効率を高めるためにULからDLへの切替えが実行され得る。この例では、ULからDLへの切替えは、基地局とUEとの間で一定のDLからULへの干渉およびULからDLへの干渉を引き起こす場合がある。
本開示の一態様では、切り替えられたリンクまたは接続(たとえば、切り替えられたDL703)は、切り替えられていないまたはスケジュールされたリンク(たとえば、スケジュールされたUL710)よりも低いまたは高い優先度を有し得る。本開示のいくつかの態様では、リンクまたは接続間の優先順序は、一定の条件でオーバーライドされ得る。いくつかの例では、低優先度リンクが、ある一定のタイムスロットまたはサブフレームにおいて送信すべきミッションクリティカルなデータ、時間的制約のあるデータ、または他の高優先度データを有する場合、遅延耐性データまたは低優先度データを有する高優先度リンクは、低優先度リンクに負ける(すなわち、優先度オーバーライドされる)ことがある。
図8は、本開示の一態様による、ULからDLへの切替え例のための2つのサブフレーム構造800を示す図である。これらのサブフレーム構造800は、たとえば、図1〜図3および図7に示す任意の基地局およびUEによって利用され得る。一例では、サブフレーム構造800は、第1の基地局702(BS1)と第1のUE704(UE1)との間の切り替えられたDL接続703(図7参照)、および第2の基地局706(BS2)と第2のUE708(UE2)との間のスケジュールされた(切り替えられていない)UL接続710に利用され得る。ULサブフレーム構造は、UL事前スケジューリングブロック802と、ULスケジューリング応答ブロック804と、UL許可ブロック806と、ULデータ808と、ACK810とを含み得る。DLサブフレーム構造は、UL事前スケジューリングブロック812と、DL事前スケジューリングブロック814と、1つまたは複数のDLスケジューリング応答ブロック816と、DLデータ818と、ACK820とを含み得る。
この例では、スケジュールされたUL710はより高い優先度である。したがって、第2の基地局706および第2のUE708は、切り替えられたDL703のTR信号およびRR信号をリッスンしなくてもよい。本開示の一態様では、アップリンクスケジューリング応答ブロック804およびUL許可ブロック806は、それぞれ、UL接続のTRおよびRRとして働き得る。より低い優先度である、切り替えられたDLでは、第1の基地局702は、このサブフレームがUL事前スケジューリングブロック812においてDLに切り替えられることを第1のUE704に通知する。次いで、第1の基地局702および/またはその第1のUE704は、切り替えられたDLがスケジュールされたULに負けるかどうかをULとDLとの間の干渉に基づいて判定するために、スケジュールされたULのTRおよびRR(たとえば、アップリンクスケジューリング応答ブロック804およびUL許可ブロック806)をリッスンする。
本開示の一態様では、切り替えられたDLに起因する第2の基地局706におけるSIR(干渉)は、図3に関して説明した方法と同様の方法を使用して、スケジュールされたULのTRおよびRRに基づいて判定され得る。第1の基地局702および/または第1のUE704は、DL接続がULに負けるかどうかを判定するために、UL基地局におけるSIRを利用し得る。負けないと判定された場合、UL通信が進行中である間、切り替えられたDLはDL送信を実行し得る。たとえば、SIRが所定のしきい値よりも大きい場合、DLはULに負ける必要がない。
図9は、本開示の一態様による、ULからDLへの切替え例のための2つのサブフレーム構造900を示す図である。これらのサブフレーム構造900は、たとえば、図1〜図3および図7に示す任意の基地局およびUEによって利用され得る。本開示の一態様では、図9のDLサブフレーム構造は、図7の第1の基地局702(BS1)と第1のUE704との間の切り替えられたDL接続に利用されてもよく、図9のULサブフレーム構造は、図7の第2の基地局706(BS2)と第2のUE708(UE2)との間のスケジュールされたUL接続に利用されてもよい。この例では、切り替えられたDL接続は、スケジュールされた(切り替えられていない)UL接続よりも高い優先度を有する。たとえば、切り替えられたDLは、ある一定のサブフレーム、TTI、またはタイムスロットにおいてミッションクリティカルなトラフィック、時間的制約のあるデータ、または高優先度データを送信するために利用され得る。図9を参照すると、ULサブフレームは、UL事前スケジューリングブロック902と、ULスケジューリング応答ブロック904と、UL許可ブロック906と、ULデータ908と、ULデータのためのACK910とを含み得る。切り替えられたDLサブフレームは、UL事前スケジューリングブロック912と、UL許可ブロック914と、DL事前スケジューリングブロック916と、DLスケジューリング応答ブロック918と、DL許可ブロック919と、DLデータ920と、ACK922とを含み得る。
本開示の一態様では、UL送信が切り替えられたDLへの望ましくない干渉を引き起こす場合、スケジュールされたULは、切り替えられたDLに負けることがある。切り替えられたDLが高優先度であることを第2のUE708(UL UE)に知らせるために、第1のUE704(DL UE)は、UL許可ブロック914において優先度オーバーライディング信号(たとえば、図7のオーバーライディング信号712)を第2のUE708に送信し得る。たとえば、オーバーライディング信号は、インバンドシグナリングであり得る。このオーバーライディング信号を受信した後、第2のUE708は、より高い優先度を有する切り替えられたDL接続があることを知る。応答して、UL送信が切り替えられたDLへの望ましくない干渉を引き起こす可能性がある場合、第2のUE708はDLに負けることがある。第1の基地局702によって送信されたDL事前スケジューリングブロック916は、TRとして働き得る。TRに応答して、第1のUE704は、RRとして働き得るDLスケジューリング応答ブロック918を送信する。その間に、第2のUE708(UL UE)は、ULとDLとの間の干渉を判定するために、TR信号および/またはRR信号をリッスンする。干渉が所定のしきい値よりも大きい場合、スケジュールされたULは切り替えられたDLに負ける。負けないと判定された場合、DL通信が進行中である間、UL UEはULデータの送信を継続または再開することができる。
図10は、本開示の一態様による、リンク優先度に基づいて通信リンク間の干渉を管理する方法1000を示すフローチャートである。図10の方法は、たとえば、図4に示す任意のスケジューリングエンティティおよびUEを用いて実行され得る。たとえば、スケジューリングエンティティは、基地局、P2Pデバイスまたはメッシュネットワークデバイスであってもよい。ブロック1002において、第1のスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局406)は、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続(たとえば、スケジュールされたDL407)を介して第1のUE(たとえば、UE408)と通信する。同じサブフレームの間に、第2のスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局402)は、第2の接続(たとえば、スケジュールされたDL403)を介して第2のUE(たとえば、UE404)と通信し得る。一例では、第1のスケジューリングエンティティは、第1のUEと通信するように構成されたワイヤレストランシーバ(たとえば、図1のトランシーバ110)を利用し得る。
ブロック1004において、第1のスケジューリングエンティティは、同じサブフレームの間に第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように第1の接続を再構成し、その結果、再構成された第1の接続(たとえば、切り替えられたUL410)のリンク優先度が最初は、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続(たとえば、スケジュールされたDL403)のリンク優先度よりも低くなる。スケジューリングエンティティとUEとの間の接続(たとえば、第1の接続)の再構成は、スケジューリングが接続を開始する、確立する、維持する、および/または解放するためにスケジューリングエンティティおよび/またはUEのリソースを割り振る、再割り振りする、削除する、割り当てる、および/または再割り当てすることができるような、スケジューリングエンティティとUEとの間のメッセージまたはシグナリングの1つまたは複数の交換を含み得る。リソースは、チャネル、キャリア、シグナリングベアラ、無線ベアラ、データベアラ、無線アクセス技術、モデムなどを含み得る。
一例では、第1のスケジューリングエンティティは、ペイロードデータ方向がDLデータからULデータに切り替えられるかまたは反転されるように、スケジュールされたDL接続407を切り替えられたUL410に再構成し得る。この場合、低優先度の再構成された第1の接続の送信が高優先度の第2の接続への著しいまたは望ましくない干渉を引き起こす可能性がある場合、低優先度の再構成された第1の接続(たとえば、切り替えられたUL410)は、高優先度の第2の接続(たとえば、スケジュールされたDL403)に負ける。一例では、第1のスケジューリングエンティティは、第1の接続を再構成して第1の接続のペイロードデータ方向を反転させる(たとえば、反対のトラフィック方向)ように構成された図1のDL/UL切替えブロック122を利用し得る。一例では、再構成された第1の接続(たとえば、切り替えられたUL410)および第2の接続(たとえば、スケジュールされたDL403)は、同じサブフレームにおいて時間同期する。
ブロック1006において、第1のスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局406)は、再構成された第1の接続と第2の接続との間の干渉の間に再構成された第1の接続の送信が第2の接続よりも優先するように、サブフレームの間に再構成された第1の接続のリンク優先度を第2の接続のリンク優先度よりも高くなるように修正する(たとえば、上げる)ために、優先度オーバーライド信号(たとえば、優先度オーバーライド412)を第2のスケジューリングエンティティ(たとえば、基地局402)に送信する。一例では、第1のスケジューリングエンティティは、優先度オーバーライド信号を第2のスケジューリングエンティティに送信するように構成された優先度オーバーライディングブロック(たとえば、図1の優先度オーバーライディングブロック124)を利用し得る。本開示の一態様では、第1のスケジューリングエンティティは、第1のUEと通信するために図6のULサブフレーム構造600を利用してもよく、第2のスケジューリングエンティティは、第2のUEと通信するために図6のDLサブフレーム構造600を利用してもよい。
図11は、本開示の一態様による、リンク優先度に基づいて通信リンク間の干渉を管理する方法1100を示すフローチャートである。方法1100は、たとえば、図4に示す任意のスケジューリングエンティティおよびUEを用いて実行され得る。たとえば、スケジューリングエンティティは、基地局、P2Pデバイスまたはメッシュネットワークデバイスであってもよい。ブロック1102において、第1のスケジューリングエンティティ402は、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続(たとえば、第1のスケジュールされたDL接続403または切り替えられていないDL)を介して第1のUE404と通信するためにトランシーバ110(図1参照)を利用し得る。同じサブフレームの間に、第2のスケジューリングエンティティ406は、第2の接続(たとえば、第2のスケジュールされたDL接続407)を介して第2のUE408と通信し得る。最初は、第1の接続(たとえば、第1のDL接続403)は、第2の接続のリンク優先度よりも高いリンク優先度を有し得る。
ブロック1104において、第1のスケジューリングエンティティ402は、第2のスケジューリングエンティティ406から優先度オーバーライド信号412を受信するためにトランシーバ110を利用し得る。優先度オーバーライド信号は、第2の接続(たとえば、DL接続407)が反転したペイロードデータ方向(たとえば、反対のトラフィック方向)を有するように同じサブフレームにおいて再構成され、再構成された第2の接続(たとえば、切り替えられたUL接続410)が第1の接続(たとえば、DL接続403)よりも高い優先度を有することを示し得る。ブロック1106において、第1のスケジューリングエンティティ402は、再構成された第2の接続(たとえば、切り替えられたUL接続410)と第1の接続(たとえば、DL接続403)との間の干渉を判定するために、干渉管理ブロック120(図1参照)を利用し得る。たとえば、第1のスケジューリングエンティティ402は、DL接続403(第1の接続)によって引き起こされる第2のスケジューリングエンティティ406における干渉(たとえば、SIR)を判定するために、切り替えられたUL接続410(再構成された第2の接続)のTRおよびRR(たとえば、図6のTR614およびRR616)を利用し得る。一例では、干渉は、図3に関して上記で説明した方法を使用して判定されるSIRであってもよい。
ブロック1108において、干渉が所定のしきい値よりも大きい(たとえば、SIRが所定のしきい値よりも小さい)場合、第1のスケジューリングエンティティ402は、再構成された第2の接続(たとえば、切り替えられたUL接続410)に負けるように第1の接続(たとえば、DL接続403)を再構成するために、優先度オーバーライディングブロック124(図1参照)を利用し得る。本開示の一態様では、第1のスケジューリングエンティティ402は、第1のスケジューリングエンティティ402が切り替えられたUL410に負けるとき、その送信を遅延させるかまたは一時停止することができる。別の例では、第1のスケジューリングエンティティ402は、第1のスケジューリングエンティティ402が切り替えられたUL410に負けるとき、DL接続の送信電力を低減することができる。
図12は、本開示の一態様による、リンク優先度に基づいて通信リンク間の干渉を管理する方法1200を示すフローチャートである。方法1200は、たとえば、図7に示す任意のUEおよびスケジューリングエンティティを使用して実行され得る。たとえば、スケジューリングエンティティは、基地局、P2Pデバイスまたはメッシュネットワークデバイスであってもよい。ブロック1202において、第1のUE704は、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続701)を介して第1のスケジューリングエンティティ702と通信する。同じサブフレームの間に、第2のUE708は、第2の接続(たとえば、UL接続710またはスケジュールされたUL)を介して第2のスケジューリングエンティティ706と通信し得る。一例では、第1のUE704は、第1のスケジューリングエンティティ702と通信するように構成されたワイヤレストランシーバ(たとえば、図1のトランシーバ110)を利用し得る。
ブロック1204において、第1のUE704は、同じサブフレームの間に第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように第1の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続701)を再構成し、その結果、再構成された第1の接続(たとえば、切り替えられたDL接続703)のリンク優先度が最初は、第2のスケジューリングエンティティ706と第2のUE708との間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる。したがって、低優先度リンクの送信が高優先度リンクに対する著しいまたは望ましくない干渉を引き起こす可能性がある場合、低優先度の切り替えられたDL接続703は高優先度のUL接続710に負ける。一例では、第1のUE704は、第1の接続(たとえば、UL接続701)を再構成してそのペイロードデータ方向を反転させる(たとえば、反対のトラフィック方向)ように構成されたダウンリンク/アップリンク切替えブロック(たとえば、図1のDL/UL切替えブロック122)を利用し得る。一例では、再構成された第1の接続(たとえば、切り替えられたDL接続703)および第2の接続(たとえば、UL接続710)は、同じサブフレームにおいて時間同期する。
ブロック1206において、第1のUE704は、第2の接続と再構成された第1の接続との間の干渉の間に再構成された第1の接続の送信が第2の接続よりも優先するように、同じサブフレームの間に再構成された第1の接続(たとえば、切り替えられたDL接続703)のリンク優先度を第2の接続(たとえば、UL接続710)のリンク優先度よりも高くなるように修正する(たとえば、上げる)ために、優先度オーバーライド信号712を第2のUE708に送信する。一例では、第1のUE704は、優先度オーバーライド信号を第2のUE708に送信するように構成された優先度オーバーライディングブロック(たとえば、図1の優先度オーバーライディングブロック124)を利用し得る。本開示の一態様では、第1のUE704は、第1のスケジューリングエンティティ702と通信するために図9のDLサブフレーム構造を利用してもよく、第2のUE708は、第2のスケジューリングエンティティ706と通信するために図9のULサブフレーム構造を利用してもよい。
図13は、本開示の一態様による、リンク優先度に基づいて通信リンク間の干渉を管理する方法1300を示すフローチャートである。方法1300は、たとえば、図7に示す任意のスケジューリングエンティティおよびUEによって実行され得る。たとえば、スケジューリングエンティティは、基地局、P2Pデバイスまたはメッシュネットワークデバイスであってもよい。ブロック1302において、第1のUE708(UE2)は、通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続710または切り替えられていないUL)を介して第1のスケジューリングエンティティ706(たとえば、BS2)と通信するためにトランシーバ110(図1参照)を利用し得る。同じサブフレームの間に、第2のUE704は、第2の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続701)を介して第2のスケジューリングエンティティ702と通信し得る。最初は、第1の接続(たとえば、UL接続710)は、第2の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続701)のリンク優先度よりも高いリンク優先度を有し得る。
ブロック1304において、第1のUE708は、第2のUE704から優先度オーバーライド信号712を受信するためにトランシーバ110を利用し得る。優先度オーバーライド信号は、第2の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続701)が、第2の接続が反転したペイロードデータ方向(たとえば、反対のトラフィック方向)を有するように再構成され、再構成された第2の接続(たとえば、切り替えられたDL接続703)が第1の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続710)よりも高い優先度を有することを示し得る。ブロック1306において、第1のUE708は、再構成された第2の接続(たとえば、切り替えられたDL接続703)と第1の接続(たとえば、スケジュールされたUL接続710)との間の干渉を判定するために、干渉管理ブロック120(図1参照)を利用し得る。たとえば、第1のUE708は、スケジュールされたUL接続710によって引き起こされる第2のUE704における干渉を判定するために、切り替えられたDL接続703のTRおよびRR(たとえば、図9のTR916およびRR918)を利用し得る。一例では、干渉は、図3に関して上記で説明した方法を使用して判定されるSIRであってもよい。
ブロック1308において、干渉が所定のしきい値よりも大きい(たとえば、SIRが所定のしきい値よりも小さい)場合、第1のUE708は、再構成された第2の接続(たとえば、切り替えられたDL接続703)に負けるように第1の接続(たとえば、UL接続710)を再構成するために、優先度オーバーライディングブロック124(図1参照)を利用し得る。本開示の一態様では、第1のUE708は、第1のUE708が切り替えられたDL703に負けるとき、その送信を遅延させるかまたは一時停止することができる。別の例では、第1のUE708は、第1のUE708が切り替えられたDL703に負けるとき、スケジュールされたUL接続710の送信電力を低減することができる。
開示したプロセスにおけるステップの特定の順序または階層は、例示的な手法の例示であることを理解されたい。設計上の選好に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序または階層は再構成される場合があることを理解されたい。添付の方法クレームは、様々なステップの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
前述の説明は、いかなる当業者も本明細書で説明する様々な態様を実践できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な修正は当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義する一般原理は他の態様に適用され得る。したがって、特許請求の範囲は、本明細書に示す態様に限定されるものではなく、クレーム文言と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への参照は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は、1つまたは複数を指す。当業者に知られているか、後で知られることになる、本開示全体にわたって説明する様々な態様の要素のすべての構造的および機能的等価物は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されるものとする。さらに、本明細書で開示したものは、そのような開示が特許請求の範囲に明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されるものではない。いかなるクレーム要素も、要素が「ための手段」という句を使用して明確に列挙されていない限り、または方法クレームの場合、要素が「ためのステップ」という句を使用して列挙されていない限り、米国特許法第112条(f)の規定の下で解釈されるべきではない。
100 装置
102 バス
104 プロセッサ
105 メモリ
106 コンピュータ可読媒体
108 バスインターフェース
110 トランシーバ
112 ユーザインターフェース
114 処理システム
120 干渉管理ブロック
122 ダウンリンク/アップリンク(DL/UL)切替えブロック、DL/UL切替えブロック
124 優先度オーバーライディングブロック
200 ワイヤレスアクセスネットワーク、アクセスネットワーク
202 セルラー領域(セル)、セル
204 高電力クラスまたはマクロ基地局、基地局
206 UE
208、212 低電力クラス基地局
210、214 セルラー領域
220 集中型コントローラ、コントローラ
302 第1の基地局、基地局、BS1
304 第1のUE、UE
306 第2の基地局、基地局、BS2
308 第2のUE
310 スケジュールされたDL接続、第1のリンク、DL接続
312 スケジュールされたDL接続、第2のリンク
402 第1の基地局、基地局、第1のスケジューリングエンティティ
403 スケジュールされたダウンリンク接続、スケジュールされたDL、第1のスケジュールされたDL接続、第1のDL接続、DL接続
404 第1のUE、UE
406 第2の基地局、BS2、基地局、第2のスケジューリングエンティティ
407 スケジュールされたDL接続、スケジュールされたDL、第2のスケジュールされたDL接続、DL接続
408 第2のUE、UE
410 UL接続、切り替えられたUL、切り替えられたUL接続
412 オーバーライド信号、優先度オーバーライド、優先度オーバーライド信号
502 DL事前スケジューリングブロック
504 DLスケジュールされた応答ブロック、DLスケジューリング応答ブロック
506 DL許可ブロック
508 DLデータ
510 肯定応答(ACK)、ACK
512 ガード期間(GP)
514 UL事前スケジューリングブロック
516 ULスケジューリング応答ブロック
518 UL許可ブロック
520 ULデータ
522 UL ACK
600 サブフレーム構造
602 DL事前スケジューリングブロック
604 DLスケジューリング応答ブロック
606 DL許可ブロック、DLデータ
608 肯定応答(ACK)、ACK
610 UL事前スケジューリングブロック
612 スケジューリング応答ブロック、DLスケジューリング応答ブロック
614 ULスケジューリング応答ブロック、アップリンクスケジューリング応答、UL TR、TR
616 UL許可ブロック、アップリンク許可、UL RR、RR
618 ULデータ
620 ACK
701 スケジュールされたUL接続、UL接続
702 第1の基地局、第1のスケジューリングエンティティ、第2のスケジューリングエンティティ
703 切り替えられたDL接続、切り替えられたDL
704 第1のUE、第2のUE
706 第2の基地局、第2のスケジューリングエンティティ、第1のスケジューリングエンティティ
708 第2のUE、第1のUE
710 スケジュールされたUL接続、スケジュールされたUL、UL接続
712 オーバーライディング信号、優先度オーバーライド信号
800 サブフレーム構造
802 UL事前スケジューリングブロック
804 ULスケジューリング応答ブロック、アップリンクスケジューリング応答ブロック
806 UL許可ブロック
808 ULデータ
810 ACK
812 UL事前スケジューリングブロック
814 DL事前スケジューリングブロック
816 DLスケジューリング応答ブロック
818 DLデータ
820 ACK
900 サブフレーム構造
902 UL事前スケジューリングブロック
904 ULスケジューリング応答ブロック
906 UL許可ブロック
908 ULデータ
910 ACK
912 UL事前スケジューリングブロック
914 UL許可ブロック
916 DL事前スケジューリングブロック、TR
918 DLスケジューリング応答ブロック、RR
919 DL許可ブロック
920 DLデータ
922 ACK
1000 方法
1100 方法
1200 方法
1300 方法

Claims (28)

  1. スケジューリングエンティティを利用するワイヤレス通信の方法であって、
    通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して第1のユーザ機器(UE)と通信するステップと、
    同じサブフレームの間に前記第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように前記第1の接続を再構成するステップであって、その結果、前記再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる、ステップと、
    前記第2の接続と前記再構成された第1の接続との間の干渉の間に前記再構成された第1の接続の送信が前記第2の接続よりも優先するように、前記サブフレームの間に前記再構成された第1の接続の前記リンク優先度を前記第2の接続の前記リンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を前記第2のスケジューリングエンティティに送信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記サブフレームの間に送信機要求(TR)を前記第1のUEに送信するステップと、
    前記サブフレームの間に前記TRに対応する受信機応答(RR)を受信するステップと
    をさらに備え、
    前記TRおよび前記RRは、前記第2の接続の送信によって引き起こされる前記再構成された第1の接続への干渉を判定するために、前記第2のスケジューリングエンティティによって利用されるように構成される、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記再構成された第1の接続および前記第2の接続が、前記同じサブフレームにおいて同期する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記同じサブフレームの間に、
    事前スケジューリングブロックを前記第1のUEに送信するステップと、
    前記優先度オーバーライド信号を前記第2のスケジューリングエンティティに送信するステップと、
    前記第1のUEからスケジューリング応答を受信するステップと、
    許可ブロックを前記第1のUEに送信するステップと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記事前スケジューリングブロックがUL事前スケジューリングブロックを備え、前記スケジューリング応答がULスケジューリング応答を備える、請求項4に記載の方法。
  6. 優先度オーバーライド信号を送信する前記ステップが、
    前記再構成された第1の接続がミッションクリティカルなトラフィック、時間的制約のあるデータ、または高優先度データのうちの少なくとも1つを送信するように構成される場合、前記優先度オーバーライド信号を送信するステップ
    を備える、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1の接続がダウンリンク(DL)接続を備え、前記再構成された第1の接続が切り替えられたアップリンク(UL)接続を備え、前記第2の接続がDL接続を備える、
    請求項1に記載の方法。
  8. ユーザ機器を利用するワイヤレス通信の方法であって、
    通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して第1のスケジューリングエンティティと通信するステップと、
    同じサブフレームの間に前記第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように前記第1の接続を再構成するステップであって、その結果、前記再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のユーザ機器(UE)との間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる、ステップと、
    前記第2の接続と前記再構成された第1の接続との間の干渉の間に前記再構成された第1の接続の送信が前記第2の接続よりも優先するように、前記サブフレームの間に前記再構成された第1の接続の前記リンク優先度を前記第2の接続の前記リンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を前記第2のUEに送信するステップと
    を備える方法。
  9. 前記サブフレームの間に前記第1のスケジューリングエンティティから送信機要求(TR)を受信するステップと、
    前記サブフレームの間に前記TRに対応する受信機応答(RR)を送信するステップと
    をさらに備え、
    前記TRおよび前記RRは、前記第2の接続の送信によって引き起こされる前記再構成された第1の接続への干渉を判定するために、前記第2のUEによって利用されるように構成される、
    請求項8に記載の方法。
  10. 前記再構成された第1の接続および前記第2の接続が、前記同じサブフレームにおいて同期する、請求項8に記載の方法。
  11. 前記同じサブフレームの間に、
    前記第1のスケジューリングエンティティから第1の事前スケジューリングブロックを受信するステップと、
    前記優先度オーバーライド信号を前記第2のUEに送信するステップと、
    前記第1のスケジューリングエンティティから第2の事前スケジューリングブロックを受信するステップと、
    スケジューリング応答ブロックを前記第1のスケジューリングエンティティに送信するステップと
    をさらに備える、請求項8に記載の方法。
  12. 前記第1の事前スケジューリングブロックがUL事前スケジューリングブロックを備え、前記第2の事前スケジューリングブロックがDL事前スケジューリングブロックを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 優先度オーバーライド信号を送信する前記ステップが、
    前記再構成された第1の接続がミッションクリティカルなトラフィック、時間的制約のあるデータ、または高優先度データのうちの少なくとも1つを送信するように構成される場合、前記優先度オーバーライド信号を送信するステップ
    を備える、請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1の接続がアップリンク(UL)接続を備え、前記再構成された第1の接続が切り替えられたダウンリンク(DL)接続を備え、
    前記第2の接続がUL接続を備える、
    請求項8に記載の方法。
  15. スケジューリングエンティティであって、
    第1のユーザ機器(UE)と通信するように構成された通信インターフェースと、
    実行可能コードを記憶するように構成されたメモリと、
    前記通信インターフェースおよび前記メモリに動作可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、
    前記プロセッサが、前記実行可能コードによって、
    通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して前記第1のUEと通信することと、
    同じサブフレームの間に前記第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように前記第1の接続を再構成することであって、その結果、前記再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる、再構成することと、
    前記第2の接続と前記再構成された第1の接続との間の干渉の間に前記再構成された第1の接続の送信が前記第2の接続よりも優先するように、前記サブフレームの間に前記再構成された第1の接続の前記リンク優先度を前記第2の接続の前記リンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を前記第2のスケジューリングエンティティに送信することと
    を行うように構成される、スケジューリングエンティティ。
  16. 前記プロセッサが、
    前記サブフレームの間に送信機要求(TR)を前記第1のUEに送信し、
    前記サブフレームの間に前記TRに対応する受信機応答(RR)を受信する
    ようにさらに構成され、
    前記TRおよび前記RRは、前記第2の接続の送信によって引き起こされる前記再構成された第1の接続への干渉を判定するために、前記第2のスケジューリングエンティティによって利用されるように構成される、
    請求項15に記載のスケジューリングエンティティ。
  17. 前記再構成された第1の接続および前記第2の接続が、前記同じサブフレームにおいて同期する、請求項15に記載のスケジューリングエンティティ。
  18. 前記プロセッサが、
    前記同じサブフレームの間に、
    事前スケジューリングブロックを前記第1のUEに送信し、
    前記優先度オーバーライド信号を前記第2のスケジューリングエンティティに送信し、
    前記第1のUEからスケジューリング応答を受信し、
    許可ブロックを前記第1のUEに送信する
    ようにさらに構成される、請求項15に記載のスケジューリングエンティティ。
  19. 前記事前スケジューリングブロックがUL事前スケジューリングブロックを備え、前記スケジューリング応答がULスケジューリング応答を備える、請求項18に記載のスケジューリングエンティティ。
  20. 前記プロセッサが、
    前記再構成された第1の接続がミッションクリティカルなトラフィック、時間的制約のあるデータ、または高優先度データのうちの少なくとも1つを送信するように構成される場合、前記優先度オーバーライド信号を送信する
    ようにさらに構成される、請求項15に記載のスケジューリングエンティティ。
  21. 前記第1の接続がダウンリンク(DL)接続を備え、前記再構成された第1の接続が切り替えられたアップリンク(UL)接続を備え、
    前記第2の接続がDL接続を備える、
    請求項15に記載のスケジューリングエンティティ。
  22. ユーザ機器(UE)であって、
    第1のスケジューリングエンティティと通信するように構成された通信インターフェースと、
    実行可能コードを記憶するように構成されたメモリと、
    前記通信インターフェースおよび前記メモリに動作可能に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備え、
    前記少なくとも1つのプロセッサが、
    通信送信におけるサブフレームの間に第1の接続を介して前記第1のスケジューリングエンティティと通信することと、
    同じサブフレームの間に前記第1の接続のペイロードデータ方向を反転させるように前記第1の接続を再構成することであって、その結果、前記再構成された第1の接続のリンク優先度が、第2のスケジューリングエンティティと第2のUEとの間の第2の接続のリンク優先度よりも低くなる、通信することと、
    前記第2の接続と前記再構成された第1の接続との間の干渉の間に前記再構成された第1の接続の送信が前記第2の接続よりも優先するように、前記サブフレームの間に前記再構成された第1の接続の前記リンク優先度を前記第2の接続の前記リンク優先度よりも高くなるように修正するために、優先度オーバーライド信号を前記第2のUEに送信することと
    を行うように構成される、ユーザ機器(UE)。
  23. 前記プロセッサが、
    前記サブフレームの間に前記第1のスケジューリングエンティティから送信機要求(TR)を受信し、
    前記サブフレームの間に前記TRに対応する受信機応答(RR)を送信する
    ようにさらに構成され、
    前記TRおよび前記RRは、前記第2の接続の送信によって引き起こされる前記再構成された第1の接続への干渉を判定するために、前記第2のUEによって利用されるように構成される、
    請求項22に記載のユーザ機器。
  24. 前記再構成された第1の接続および前記第2の接続が、前記同じサブフレームにおいて同期する、請求項22に記載のユーザ機器。
  25. 前記プロセッサが、
    前記同じサブフレームの間に、
    前記第1のスケジューリングエンティティから第1の事前スケジューリングブロックを受信し、
    前記優先度オーバーライド信号を前記第2のUEに送信し、
    前記第1のスケジューリングエンティティから第2の事前スケジューリングブロックを受信し、
    スケジューリング応答ブロックを前記第1のスケジューリングエンティティに送信する
    ようにさらに構成される、請求項22に記載のユーザ機器。
  26. 前記第1の事前スケジューリングブロックがUL事前スケジューリングブロックを備え、前記第2の事前スケジューリングブロックがDL事前スケジューリングブロックを備える、請求項25に記載のユーザ機器。
  27. 前記プロセッサが、
    前記再構成された第1の接続がミッションクリティカルなトラフィック、時間的制約のあるデータ、または高優先度データのうちの少なくとも1つを送信するように構成される場合、前記優先度オーバーライド信号を送信する
    ようにさらに構成される、請求項22に記載のユーザ機器。
  28. 前記第1の接続がアップリンク(UL)接続を備え、前記再構成された第1の接続が切り替えられたダウンリンク(DL)接続を備え、
    前記第2の接続がUL接続を備える、
    請求項22に記載のユーザ機器。
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