JP2018528677A - 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム - Google Patents

複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP2018528677A
JP2018528677A JP2018508217A JP2018508217A JP2018528677A JP 2018528677 A JP2018528677 A JP 2018528677A JP 2018508217 A JP2018508217 A JP 2018508217A JP 2018508217 A JP2018508217 A JP 2018508217A JP 2018528677 A JP2018528677 A JP 2018528677A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
random access
preamble
rnti
access device
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018508217A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6525104B2 (ja
Inventor
シ・ユィロォン
海博 徐
海博 徐
ジョウ・ホア
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JP2018528677A publication Critical patent/JP2018528677A/ja
Priority to JP2019089198A priority Critical patent/JP6958590B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6525104B2 publication Critical patent/JP6525104B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/08Non-scheduled access, e.g. ALOHA
    • H04W74/0833Random access procedures, e.g. with 4-step access
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/02Selection of wireless resources by user or terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W74/00Wireless channel access
    • H04W74/002Transmission of channel access control information
    • H04W74/004Transmission of channel access control information in the uplink, i.e. towards network

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システムを提供する。前記ランダムアクセス方法は、ユーザ装置が第一メッセージにより基地局にランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記ユーザ装置のTTI種類は、前記第一メッセージにより指示されており;及び、ユーザ装置が前記基地局から第二メッセージにより送信されたランダムアクセスレスポンスを受信し、そのうち、異なる種類のTTIは、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する。これにより、短TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャのレイテンシを大幅に低減することができる。

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に、LTE(Long Term Evolution)システムにおいて複数種類の伝送時間間隔(TTI、Transmission Time Interval)をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システムに関する。
次世代移動通信ネットワークに現れる自動運転、工業自動制御などのリアルタイムトラフィックは、伝送レイテンシへの要求がかなり高く、例えば、ピアツーピア(P2P)のレイテンシが1ms〜10msの間にあることを要する。これらのトラフィックは、LTEシステムによりキャリー(Carry)されるときに、ネットワークのレイテンシパフォーマンスに比較的大きな挑戦をもたらす。また、従来の伝送制御プロトコール(TCP、Transmission Control Protocol)トラフィックについて言えば、ピアツーピアのレイテンシを低減することで、システムのスループットを著しく向上させることができる。この2つの面から考慮して、LTEシステムでは、トラフィックのピアツーピアのレイテンシを低減することは至急必要がある。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)では、TTIを短縮することによってピアツーピアのレイテンシを低減する方法が研究されている。従来(legacy)のユーザ装置(UE、User Equipment)が採用するTTIは、1msであり、サブフレーム(subframe)の長さと同じであり、即ち、データをスケジューリングする基本時間単位は、1msである。最新リリースのUEにおいて、短縮されたTTI(短縮TTIとも言う)をサポートすれば、例えば、TTIが0.5msであり又はそれよりも短い時間であれば、トラフィックのピアツーピアのレイテンシは、著しく低下することがある。従来のシステムでは、ラウンドトリップタイム(RTT、Round Trip Time)が8つのTTIである。TTIが短縮された後に、RTTは、元の8msから4msに変わり、ひいてはより短くなることもある。
そのため、LTEのセルには、従来のUE(legacy UE)(例えば、1msのTTIを採用するUE)及び短TTIを有するUE(短TTIのUEとも言う)(shorter TTI UE。例えば、1msよりも短いTTIを採用するUE)が同時に存在する可能性がある。LTEシステムの設計は、後方互換性を保ち、従来のUE及び短TTIのUEが互いに影響せず同時にワーキングすることを保証する必要がある。
なお、上述の背景技術についての紹介は、本発明の技術案を明確且つ完全に説明し、且つ当業者がそれを理解しやすいためのものである。これらの案は、本発明の背景技術の部分に記述されているため、当業者にとって周知であると解釈すべきではない。
しかし、発明者は、次のようなことを発見した。即ち、複数種類のTTIのユーザ装置が従来のプロトコールに従ってランダムアクセスを行えば、基地局は、プリアンブル(Preamble)がどの種類のTTIのユーザ装置により送信されたかを区別することができない。また、ユーザ装置は、その受信したランダムアクセスレスポンス(RAR、Radom Access Response)を区別することができないため、RAR受信の多義性や誤りを引き起こしてしまうこともある。
本発明の実施例は、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システムを提供し、そのうち、短TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャにおけるメッセージが従来のUEのTTIよりも短い短TTIにより伝送されることが許される。
本発明の実施例の第一側面によれば、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法が提供され、それは、ユーザ装置に用いられ、前記ランダムアクセス方法は、
ユーザ装置が、第一メッセージにより、基地局に、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記ユーザ装置のTTI類型は、前記第一メッセージにより指示され;及び
ユーザ装置が、前記基地局から第二メッセージにより送信されたランダムアクセスレスポンスを受信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応することを含む。
本発明の実施例の第二側面によれば、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置が提供され、それは、ユーザ装置に構成され、前記ランダムアクセス装置は、
第一メッセージにより、基地局に、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信するためのランダム要求送信ユニットであって、前記ユーザ装置のTTI類型は、前記第一メッセージにより指示される、ランダム要求送信ユニット;及び
前記基地局から第二メッセージにより送信されたランダムアクセスレスポンスを受信するためのランダムレスポンス受信ユニットであって、異なるTTI類型が、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する、ランダムレスポンス受信ユニットを含む。
本発明の実施例の第三側面によれば、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法が提供され、それは、基地局に用いられ、前記ランダムアクセス方法は、
基地局が、第一メッセージにより、ユーザ装置から送信された、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを受信し、そのうち、前記ユーザ装置のTTI類型は、前記第一メッセージにより指示され;及び
基地局が、第二メッセージにより、前記ユーザ装置に、ランダムアクセスレスポンスを送信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応することを含む。
本発明の実施例の第四側面によれば、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置が提供され、それは、基地局に構成され、前記ランダムアクセス装置は、
第一メッセージにより、ユーザ装置から送信された、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを受信するためのランダム要求受信ユニットであって、前記ユーザ装置のTTI類型は、前記第一メッセージにより指示される、ランダム要求受信ユニット;及び
第二メッセージにより、前記ユーザ装置に、ランダムアクセスレスポンスを送信するためのランダムレスポンス送信ユニットであって、異なるTTI類型は、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する、ランダムレスポンス送信ユニットを含む。
本発明の実施例の第五側面によれば、通信システムが提供され、それは、複数種類のTTIをサポートし、前記通信システムは、
ユーザ装置及び基地局を含み、
前記ユーザ装置は、第一メッセージにより、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記ユーザ装置のTTI類型は、前記第一メッセージにより指示され;及び、第二メッセージにより送信されたランダムアクセスレスポンスを受信し、
前記基地局は、前記第一メッセージにより、前記ユーザ装置から送信された前記プリアンブルを受信し;及び、前記第二メッセージにより、前記ユーザ装置に、前記ランダムアクセスレスポンスを送信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、ユーザ装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、コンピュータに、前記ユーザ装置中で上述のようなランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、ユーザ装置中で上述のようなランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムが提供され、そのうち、基地局中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で上述のようなランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例の他の側面によれば、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体が提供され、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局中で上述のようなランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例の有益な効果は、次の通りであり、即ち、プリアンブルを送信する第一メッセージを用いてユーザ装置のTTI類型を指示することで、基地局は、プリアンブルがどの種類のTTIのユーザ装置により送信されたかを区別することができ、また、ユーザ装置は、受信したRARを区別することができ、そのため、RAR受信の多義性や誤りをもたらすことがない。これにより、短TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャのレイテンシを大幅に低減することができる。
後述の説明及び図面を参照することで、本発明の特定の実施形態を詳しく開示し、本発明の原理を採用し得る態様を示す。なお、本発明の実施形態は、範囲上ではこれらによって限定されない。添付した特許請求の範囲内であれば、本発明の実施形態は、様々な変更、修正及び代替によるものを含んでも良い。
また、1つの実施形態について説明した及び/又は示した特徴は、同じ又は類似した方式で1つ又は複数の他の実施形態に用い、他の実施形態中の特徴と組み合わせ、又は、他の実施形態中の特徴を置換することもできる。
なお、「含む/有する」のような用語は、本明細書に使用されるときに、特徴、要素、ステップ、又はアセンブルの存在を指すが、1つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ、又はアセンブリの存在又は付加を排除しないということも指す。
以下の図面を参照することで本発明の多くの側面をより良く理解することができる。なお、図面中の要素は、比例して描かれたものではなく、本発明の原理を示すためだけのものである。また、本発明の一部を便利に説明及び例示するために、図面中の対応する一部は、拡大又は縮小することがある。
また、本発明の1つの図面又は実施方式に記載の要素及び特徴は、1つ又は複数の他の図面又は実施方式に示す要素及び特徴と組み合わせることができる。さらに、図面では、類似した符号は幾つかの図面中の対応する要素を示し、また、複数の実施方式に使用される対応要素を示すために用いることもできる。
本発明の実施例1における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を示す図である。 本発明の実施例1における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を示す他の図である。 本発明の実施例1における長さが従来と異なるプリアンブルを示す図である。 本発明の実施例1における長さが従来と同じであるプリアンブルを示す図である。 本発明の実施例1における短TTIのUEが占用する64個のシーケンスの組分けを示す図である。 本発明の実施例2における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を示す図である。 本発明の実施例3における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す図である。 本発明の実施例3における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す他の図である。 本発明の実施例3におけるユーザ装置を示す図である。 本発明の実施例4における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す図である。 本発明の実施例4における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す他の図である。 本発明の実施例4における基地局を示す図である。 本発明の実施例5における通信システムを示す図である。
添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施方式を開示しているが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施方式を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施方式に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内での全ての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
LTEのランダムアクセスプロシージャ(競合に基づくランダムアクセスを例として説明する)は、主に、4つのステップ、即ち、UEが、メッセージ1によりプリアンブルを送信することで、基地局(例えば、eNB)に対してランダムアクセスプロシージャを発起し;基地局が、メッセージ2によりRARを送信することで、UEのためにタイミング同期及び上りリソースグラント(UL Grant)を提供し;UEが、メッセージ3により、基地局にID(identification)を、他のUEと競合解決を行うために提供し;及び基地局が、メッセージ4により、アクセス成功のUEに対して通知することを含む。
ランダムアクセスプロシージャでは、RARの送信は、メッセージ1の後の3つのTTIから開始され、メッセージ3は、RARを受信した後の6つのTTIから送信される。レイテンシの角度から考慮して、短TTIのUEがランダムアクセスプロシージャ中の上述の4つのメッセージにおいて短縮TTIを採用して伝送を行えば、ランダムアクセスプロシージャのレイテンシは、著しく低下することがある。
同期が喪失した接続状態のUEを例とすると、従来のランダムアクセスプロシージャの下り及び上りレイテンシは、それぞれ、13.5ms及び10.5msである。ランダムアクセスプロシージャにおいて0.5msのTTIを採用して伝送することができるなら、該プロシージャのレイテンシは、約、元の値の半分、即ち、6.5ms及び5msまで減少させることができる。これは、同期が喪失したUEが上り又は下りデータの伝送を行うときのレイテンシの低減にとって重要な意義を有する。よって、ランダムアクセスプロシージャにおいて、複数種類のTTIをサポートするUEが同時にネットワークにアクセスし、且つ互換性を保証することを要する。
セル内の全てのUEが既に、セル報知(broadcast)のシステム情報により、基地局のサポートするTTI類型を把握しており、且つ短TTIのUEが既に、1種類の短TTIのモード下でワーキングするように選択しているとする。このときに発起したランダムアクセスプロシージャは、従来のUEからのものである可能性があり、短TTIのUE(複数種類の短TTIのUEが存在する可能性もあり、例えば、TTIは、0.5ms、0.14msなどである)からのものである可能性がある。
しかし、従来のプロトコールに規定のUEビヘイビア(behavior)によれば、メッセージ1においてUEが送信するpreambleが使用するランダムアクセスチャネルリソース及び使用可能なpreambleシーケンスは、すべて、基地局が全てのUEのために統一構成したものである。基地局は、構成したリソース位置上で出現可能なpreambleシーケンスを検出し、また、検出したpreambleが所在する時間周波数リソース位置及びシーケンス特徴に基づいて異なるRARを行う。しかしながら、今のところ、これらのリソース及びシーケンスは、ともに、従来のUEのために定義されるものである。基地局は、検出したpreambleがどの種類のTTIのUEからのものであるかを区別することができない。
また、UEは、メッセージ1を送信した後に、1つの受信ウィンドウ内で、到達し得るRARを受信することができる。しかし、従来のUE及び短TTIのUEが選択したランダムアクセス時間周波数リソース位置及びpreambleシーケンスが同じであれば、RARのスクランブリングシーケンス、即ち、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(RA-RNTI)及びそのフラグRAPIDフィールドは、全く同じである。あるUEが、受信したRARが従来のUEか、それとも、短TTIのUEに送信されたものであるかを区別することができない場合、RAR受信の多義性や誤りを引き起こしてしまうことがある。
よって、複数種類のTTIのUEをサポートするよう、ランダムアクセスプロシージャのために独自の方法を設計する必要があり、主に、preambleによりUEのTTI類型を区別する方法、及び、異なるTTI類型のUEに送信されるRARを区別する方法を含む。
本発明では、一方では、基地局がRARを送信するときに短TTIのUEに対してそれ相応の短TTIのモード下で伝送し得るために、基地局に、ランダムアクセスを発起するUEの類型をできるだけ早めに通知することができる。言い換えると、メッセージ1においてUEのTTI類型の情報をキャリー(Carry)することにより、基地局は、該preambleがどの種類のUEにより送信されたかを区別することができる。他方では、基地局は、異なる類型のUEに異なる類型のRARメッセージを送信し、また、対応するUEがその対応するRARを正確に受信し得るように保証することができる。
以下、競合に基づくランダムアクセスを例として本発明について説明を行うが、本発明は、これに限定されず、例えば、非競合のランダムアクセスプロシージャに適用することもできる。
本発明の実施例は、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を提供し、それは、ユーザ装置に用いられる。
図1は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を示す図であり、ユーザ装置側の状況を示している。図1に示すように、前記ランダムアクセス方法は、次のようなステップを含む。
ステップ101:ユーザ装置が第一メッセージにより基地局に、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記第一メッセージにより、前記ユーザ装置のTTI類型を指示し;
ステップ102:ユーザ装置が、前記基地局から第二メッセージにより送信されたRARを受信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なるRARに対応する。
図2は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を示す他の図であり、競合に基づくランダムアクセスプロシージャを採用するときのユーザ装置と基地局との交互(やり取り)の状況を示している。図2に示すように、前記ランダムアクセス方法は、次のようなステップを含む。
ステップ201:ユーザ装置が第一メッセージにより基地局に、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記第一メッセージにより前記ユーザ装置のTTI類型を指示し;
ステップ202:基地局が第二メッセージによりユーザ装置にRARを送信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なるRARに対応する。
図2に示すように、オプションとして、前記ランダムアクセス方法は、さらに、次のようなステップを含んでも良い。
ステップ203:ユーザ装置が第三メッセージにより前記基地局にユーザ装置識別子(ID)を競合解決のために送信し;
ステップ204:基地局が第四メッセージによりユーザ装置に競合結果情報を送信する。
本実施例では、前記ユーザ装置は、第一TTI類型を使用する第一ユーザ装置及び第二TTI類型を使用する第二ユーザ装置を含み、そのうち、前記第一TTI類型及び前記第二TTI類型に対応するTTIは、異なり、且つ1ms以下である。
そのうち、第一ユーザ装置は、第一TTI類型を使用する1つ又は複数の1種類のユーザ装置であっても良く、第二ユーザ装置は、第二TTI類型を使用する1つ又は複数の1種類のユーザ装置であっても良い。基地局は、ある種類のユーザ装置のためにリソースを統一構成する。
以下、第一ユーザ装置が1msのTTIのユーザ装置(即ち、従来のUE)であり、第二ユーザ装置が1msよりも小さいTTI(例えば、0.5ms)のユーザ装置(即ち、短TTIのUE)であることを例として説明を行う。そのうち、複数種類の短TTIのUEが存在する可能性がある。
ユーザ装置がランダムアクセスを開始するときに、1つの使用可能なリソース上で1つのプリアンブルを第一メッセージ(メッセージ1)として送信し、基地局は、全てのプリアンブルの時間周波数リソース上で該プリアンブルを検出して受信する。ユーザ装置のTTI類型は、プリアンブルが使用するリソースにより区別することができ、プリアンブルのフォーマット又は内容により区別することもできる。
1つの実施方式(即ち、実施方式1.1)では、前記プリアンブルが占用するリソースにより、複数種類のTTIを区別しても良い。前記リソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース及びシーケンスリソースのうちの1つ又は任意の組み合わせを含んでも良い。
具体的には、UEは、基地局により構成された使用可能な時間領域リソース、使用可能な周波数領域リソース、及び選択可能なZC(Zadoff-Chu)シーケンス(トータルで64個)を選択して、プリアンブルを送信する。よって、次のような3つの方法を用いて、異なるTTI類型のUEのプリアンブルを区別することができ、即ち、短TTIのUEのために独占の時間領域リソースを割り当て;短TTIのUEのために独占の周波数領域リソースを割り当て;短TTIのUEのために独占のZCシーケンスを割り当てる。この3つの方法は、そのうちの任意の1つを使用しても良く、又は、複数種類の方法を同時に組み合わせて使用しても良い。
<実施方式1.1.1>
前記第一ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する時間領域リソースと、前記第二ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する時間領域リソースとは、異なり、且つ互いに直交する。
例えば、前記第一ユーザ装置は、第一時間領域リソース表を使用し、前記第二ユーザ装置は、第二時間領域リソース表を使用する。前記第一時間領域リソース表及び前記第二時間領域リソース表には、同じ物理ランダムアクセスチャネル(PRACH、Physical Random Access Channel)構成インデックス(Configuration Index)が、異なるサブフレーム順番号(subframe number)に対応する。
具体的には、従来のUEは、基地局により構成されたパラメータprach-ConfigIndexに基づいて、TS 36.211プロトコールにおける表5.7.1-2中の使用可能なサブフレーム順番号、即ち、時間領域リソースをルックアップ(Look up)する。
表1は、従来のUEが使用する時間領域リソース表(TS 36.211のTable 5.7.1-2と同じ)である。
従来のUEと区別するために、短TTIのUEが使用する時間領域リソース(即ち、サブフレーム順番号)は、同じprach-ConfigIndex下での対応する従来のUEが使用可能な時間領域リソースと互いに直交すべきである。言い換えると、基地局は、全てのUEのために同じprach-ConfigIndexを構成するが、従来のUE及び短TTIのUEが指示する使用可能なサブフレーム順番号の集合は、全く異なる(即ち、共通集合が無い)。
実現方法の1つは、1つの新しい時間領域リソース表を定義しても良く、それは、例えば、表2に示すように、TS 36.211プロトコールにおける表5.7.1-2と並列に対応する。短TTIのUEは、プリアンブルを送信する時間領域リソースを選択するときに、表2のみにおいてルックアップを行う。なお、表の具体的な内容は、表2に限定されず、従来のUEのルックアップ表と直交する条件を満足することができれば良い。同様に、実現方式は、独自の時間領域リソース表を構成する方法に限定されず、短TTIのUEが選択する時間領域リソースと、従来のUEが選択する時間領域リソースとが互いに直交するようにさせることができる任意の方法は、本発明の範囲に属する。
表2は、短TTI UEが使用する時間領域リソース表(本発明で新しく定義されるもの)である。
なお、表2は、本発明が時間領域リソースを採用してプリアンブルを区別するケースのみを示しているが、本発明は、これに限定されず、例えば、表2の具体的な内容を適切に調整しても良い。
<実施方式1.1.2>
前記第一ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースと、前記第二ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースとは、異なり、且つ互に直交する。
例えば、前記第一ユーザ装置は、第一パラメータを用いて、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択し、前記第二ユーザ装置は、第二パラメータを用いて、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択する。
具体的には、従来のUEは、基地局が構成したパラメータprach-FreqOffset(第一パラメータ)に基づいて、プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択する。システムのバンド幅が1.4MHzよりも大きい場合、短TTIのUEのために、新しい周波数領域リソースを追加することができ、それは、従来のUEが使用する周波数領域リソースと互に直交する。
基地局は、パラメータPRACH-Configにおいて新しいパラメータprach-FreqOffset-shorterTTI(第二パラメータ)を、短TTIのUEが使用する周波数領域を指示するために追加し、パラメータの範囲は、例えば、0乃至94である。従来のUEは、該パラメータprach-FreqOffset-shorterTTIを無視しても良い。
<実施方式1.1.3>
前記第一ユーザ装置が送信する前記プリアンブルにおけるZCシーケンスと、前記第二ユーザ装置が送信する前記プリアンブルにおけるZCシーケンスとは、異なる。
例えば、64個のZCシーケンスのうちの第一部分は、前記第一ユーザ装置に対応し、前記64個のZCシーケンスのうちの第二部分は、前記第二ユーザ装置に対応する。
具体的には、従来のUEは、基地局が構成したパラメータに基づいて、64個のZCシーケンスのうちから1つをプリアンブルとして送信する。非競合ランダムアクセス用のシーケンスを除いて、numberOfRA-Preambles個のシーケンスは、従来のUEが使用し、そのうち、sizeOfRA-PreamblesGroupA個のシーケンスは、GroupAに属し、残りは、GroupBである。
セルに従来のUE及び短TTIのUEが同時に存在すれば、基地局は、新しいパラメータを、短TTIのUEが使用し得るZCシーケンスを表すために追加し、これらのシーケンスは、従来のUEが使用可能なシーケンス以外の部分に属すべきである。
例えば、第1種類の短TTIのUEのために、パラメータnumberOfRA-Preambles-TTItype1を定義し、また、sizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype1を定義し;第2種類の短TTIのUEのために、パラメータnumberOfRA-Preambles-TTItype2を定義し、また、定義sizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype2を定義する。同様に、より多くの種類の短TTIのUEのために、複数グループのパラメータを、その使用するZCシーケンスの範囲を規定するために定義しても良い。
これにより、従来のUE及び異なる種類のTTIのUEの間は、使用するZCシーケンスが互いに重なり合わない。例えば、64個のシーケンスのうちの最初のnumberOfRA-Preambles個のシーケンスは、従来のUEが使用し、その後のnumberOfRA-Preambles-TTItype1個のシーケンスは、第1種類の短TTIのUEが使用し、また、その後のnumberOfRA-Preambles-TTItype2個のシーケンスは、第2種類の短TTIのUEが使用する。各種類のTTIのUEが使用するZCシーケンスのうちの前の部分は、GroupAに属するように定義され、その大小(サイズ)は、パラメータsizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype1、sizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype2などにより定義される。また、この種類のUEが使用するシーケンスの後半の部分は、GroupBに属する。
他の実施方式(即ち、実施方式1.2)では、前記プリアンブルのフォーマット又は内容により、複数種類のTTIを区別することができる。
具体的には、従来のUEは、基地局が構成したprach-ConfigIndexに基づいて、TS 36.211プロトコールにおける表5.7.1-2中の使用すべきプリアンブルフォーマットをルックアップし、それは、format0、format1、format2、format3などを含む。新しいプリアンブルフォーマットを、短TTIのUEが専用するために設計することで、従来のUEと区別することができる。新しいフォーマットは、従来のプリアンブルと非常に良い相互相関性を有すべきであり、従来フォーマット及び新しいフォーマットを、互に干渉がとても少ないように、同時に伝送することができる。そのうち、新しいフォーマットと従来フォーマットのプリアンブルの長さは、必ずしも同じである必要がない。新しいプリアンブルフォーマットの具体的な設計については、本発明の範囲に属せず、以下、3種類の新しいフォーマットの特徴を例として、異なるフォーマットについてそれ相応のランダムアクセス方法を定義する。
<実施方式1.2.1>
前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さとは、異なる。
そのうち、前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さは、1ms、2ms又は3msであり、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さは、0.5msであり、また、前記第二ユーザ装置は、複数の使用可能なタイムスロットのうちから1つのタイムスロットをランダムに選択して前記プリアンブルを送信する。
具体的には、短TTIのUEが専用する1種類の新しいフォーマットformat5が存在し、且つ従来のフォーマットformat0、format1、format2、format3との間に相互相関性が非常に良く、存在する干渉がとても小さいとする。format5が占用する時間長さは、0.5msであり、そのうち、サイクリックプレフィックス(CP、Cyclic Prefix)、ガードタイム(GT、Guard Time)、ZCシーケンスの長さについては、限定しない。
図3は、本発明の実施例における長さが従来フォーマットと異なるプリアンブルを示す図である。図3に示すように、format5が占用する時間長さは、0.5msである。なお、図3は、フォーマットが従来のプリアンブルフォーマットと異なる新しいフォーマットのみを示しているが、本発明は、これに限定されず、例えば、他の長さのフォーマットであっても良い。
短TTIのUEは、基地局により構成されたフォーマットがどの種類のもの(例えば、構成されたのは、format0、format1、format2又はformat3である)であるかにもかかわらず、すべて、format5を採用してプリアンブルを送信する。基地局の構成に基づいて、短TTIのUEは、1つの開始サブフレームを選択する。基地局により構成されたプリアンブルがサブフレーム数を占用すべき(即ち、取得した時間領域リソース)状況に基づいて、複数種類の使用可能なタイムスロットリソースのうちから、1つの0.5msタイムスロットをランダムに選択してpreambleを送信する。
状況1:基地局により構成されたのがformat0(長さが1msであり、即ち、2個のタイムスロットである)の場合、UEは、開始サブフレームの後の2個のタイムスロットのうちから1つのタイムスロットをランダムに選択して送信し;
状況2:基地局により構成されたのがformat1、2(長さが2msであり、即ち、4個のタイムスロットである)の場合、UEは、開始サブフレームの後の4個のタイムスロットのうちから1つのタイムスロットをランダムに選択して送信し;
状況3:基地局により構成されたのがformat3(長さが3msであり、即ち、6個のタイムスロットである)の場合、UEは、開始サブフレームの後の6個のタイムスロットのうちから1つのタイムスロットをランダムに選択して送信する。
本実施方式では、UEがプリアンブルを送信するに使用するリソースは、基地局の構成に従う。UEは、自分が何個目のタイムスロットを選択して送信するかを記録し、s_id(0<s_id≦6)と記し、即ち、s_idは、短TTIのUEが、選択可能な時間領域リソースにおいてプリアンブルを送信するタイムスロットの位置を示す。該s_idの値は、後述のRA-RNTIの計算に用いられる。
<実施方式1.2.2>
前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さとは、同じであるが、フォーマットは、異なる。
例えば、短TTIのUEが専用する幾つかの新しいフォーマットformat0a(長さが1msであり、format0に対応する)、format1a(長さが2msであり、format1に対応する)、format2a(長さが2msであり、format2に対応する)、format3a(長さが3msであり、format3に対応する)が存在し、且つ対応する従来のフォーマットformat0、format1、format2、format3との間に相互相関性が非常に良く、存在する干渉がとても小さいとする。新しいフォーマットが占用する時間長さは、対応する従来フォーマットと同じであり、そのうち、CP、GT、ZCシーケンスの長さについては、限定しない。
図4は、本発明の実施例における長さが従来フォーマットと同じであるプリアンブルを示す図である。図4に示すように、format0a、format1a、format2a、format3aが占用する時間長さは、それぞれ、format0、format1、format2、format3と同じであるが、内容(例えば、CP、GT、ZCの長さ)は、異なる。
短TTIのUEは、基地局により構成されたprach-ConfigIndexパラメータに規定のプリアンブルフォーマットに基づいて、それに対応する新しいフォーマットを選択する。即ち、従来のUEがformat0を選択すれば、短TTIのUEは、format0aを選択し、従来のUEがformat1を選択すれば、短TTIのUEは、format1aを選択し、これに基づいて類推することができる。UEがプリアンブルを送信するに使用するリソースは、基地局の構成に従う。UEは、このときに、s_id=1を記録し、それは、後述のRA-RNTIの計算に用いられる。
<実施方式1.2.3>
前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブル中のZCシーケンスと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブル中のZCシーケンスとは、異なり、そのうち、前記第一ユーザは、64個の第一ZCシーケンスに対応する。また、前記第二ユーザ装置のために、異なる64個の第二ZCシーケンスを生成する。
具体的には、無線リソース制御(RRC、Radio Resource Control)メッセージにより構成されたrootSequenceIndexパラメータに基づいて、まず、ルートシーケンスを用いて、従来のUEのために64個のシーケンスを生成し、64個未満の場合、TS 36.211 Table 5.7.2-4に定義のルートシーケンスの順序に従って、次の1つのルートシーケンスを用いて、より多くのZCシーケンスを、64個に達するまで生成し、その順番号indexは、0〜63である。
本実施方式では、従来のUEのために生成された64個のZCシーケンス(第一ZCシーケンス)の後に、さらに、ルートシーケンスの順序に従って、他のルートシーケンスにより、64個のZCシーケンス(第二ZCシーケンス)を、短TTIのUEが専用するように生成し、その順番号(preamble index)も、0〜63であり、従来のUEと同じである。即ち、0〜63の順番号は、1つの従来シーケンス(第一ZCシーケンス)及び1つの新しいシーケンス(第二ZCシーケンス)に対応する。生成されたこの128個のZCシーケンスは、基地局及びUEに知られているものである。また、この128個のZCシーケンスの間は、相互相関性が非常に良い。
短TTIのUEは、基地局の構成に基づいてそれ相応のプリアンブルフォーマットを選択し、従来のUEと同じであるフォーマットを使用するが、送信シーケンスは、短TTIのUEの専用の64個のシーケンスを使用する。プリアンブルを送信するに使用するリソースは、基地局の構成に従う。UEは、このときに、s_id=1を、後述のRA-RNTIを計算するために記録する。
本実施例では、さらに、短TTIのUEのためにZCシーケンスのグループ分けを行っても良く、これは、本発明の上述の実施方式1.1.3以外の全ての実施方式に適用することができる。時間周波数リソース及びプリアンブルフォーマットという2種類の方式で(ZCシーケンスのグループ分けに依存せず)従来のUE及び短TTIのUEを区別することができるときに、短TTIのUEは、64個のZCシーケンスを占用することができる。短TTIのUEのためにグループ分けを行うことは、従来のUEに対してのグループ分けに影響を与えず、両者は、互に独立である。
短TTIのUEが占用するこの64個のシーケンスは、異なる長さの短TTIのUEの使用に供する必要がある。ここで、非競合に基づくシーケンスは、従来のUE及び短TTIのUEが共有すると仮定する。グループ分けにより、異なるTTI類型(例えば、0.5ms、0.1msなど)のUEのために、各々の類型のGroupA及びGroupBシーケンスを区分する。
例えば、短TTI類型1のUEのために、パラメータnumberOfRA-Preambles-TTItype1、sizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype1を定義し、短TTI類型2のUEのために、パラメータnumberOfRA-Preambles-TTItype2、sizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype2を定義し、これに基づいて、各種類の特定の短TTI類型のためにパラメータを定義し、これにより、該類型のUEが使用可能なシーケンス範囲を限定する。そのうち、numberOfRA-Preambles-TTItypeiは、第i種類の短TTIのUEが使用可能なZCシーケンスの個数を示し、sizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItypeiは、第i種類の短TTIのUEが使用可能なシーケンスのうち、そのGroupAに属するシーケンスの個数を示し、残りのシーケンスは、GroupBに属する。
図5は、本発明の実施例における短TTIのUEが占用する64個のシーケンスに対してのグループ分けを示す図である。図5に示すように、第1種類の短TTIのUEは、順番号が0からnumberOfRA-Preambles-TTItype1-1までの間のシーケンスを使用することができ、そのうち、前のsizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype1個のシーケンスは、GroupAに属し、残りのシーケンスは、GroupBに属し、第2種類の短TTIのUEは、順番号がnumberOfRA-Preambles-TTItype1からnumberOfRA-Preambles-TTItype1+numberOfRA-Preambles-TTItype2-1までの間のシーケンスを使用することができ、そのうち、前のsizeOfRA-PreamblesGroupA-TTItype2個のシーケンスは、GroupAに属し、残りはGroupBであり、これに基づいて類推することができる。
本実施例では、ユーザ装置は、前記TTI類型を指示する第一メッセージの送信に失敗した場合、さらに、前記TTI類型を指示しない第一メッセージを送信しても良い。
例えば、短TTIのUEが上述の方法に従ってプリアンブルを送信して基地局にそのTTI類型を通知するときに、複数回の試みがすべて失敗した場合、短TTIのUEは、従来のUEの送信方法に従ってプリアンブルを送信すべきである。関連するTTI類型の情報は、後続のシグナリングにより搬送されても良く(例えば、メッセージ3中でTTI類型の情報をキャリーする)、この期間では、従来のTTIを用いて伝送を行う。
以上、ステップ101又は201について例示的に説明したが、以下、ステップ102又は202について説明する。
本実施例では、ユーザ装置は、前記プリアンブルを送信した後の3個のTTIが終了するときに、RA-RNTIによりスクランブル(scramble)された物理下り制御チャネル(PDCCH、Physical Downlink Control Channel)をモニタし始める。
例えば、UEは、プリアンブルを送信した後に、“RAR時間ウィンドウ”内でRA-RNTIによりスクランブルされたPDCCHをモニタして、自分のRA-RNTIに対応するRARを受信する。このRAR時間ウィンドウ内で基地局により送信されたRARを受信することができない場合、今回のランダムアクセスプロシージャに失敗したことを意味する。
従来のUEについて言えば、RAR時間ウィンドウは、プリアンブルを送信するサブフレームの後の3個のサブフレームからである(開始する)。短TTIのUEについて言えば、RAR時間ウィンドウは、プリアンブルを送信した後の3個のTTIからであり(例えば、0.5msのTTIについて言えば、1.5ms後にRARを受信し始めても良い)、また、ra-ResponseWindowSize個のTTIの長さだけ持続する。
実施方式1.1では、前記第一ユーザ装置及び第二ユーザ装置は、ともに、第一RA-RNTI(即ち、従来のRA-RNTI)に対応することができる。実施方式1.2では、前記第一ユーザ装置は、第一RA-RNTIに対応し、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、前記第二ユーザ装置は、第一RA-RNTIと異なる第二RA-RNTIに対応する。
例えば、従来のUEがRA-RNTIを計算する方法は、RA-RNTI=1+t_id+10*f_idであり、そのうち、t_idは、UEがプリアンブルを送信するに選択したランダムアクセスチャネルリソースの第1個目のサブフレーム順番号(0≦t_id<10)であり、f_idは、UEがプリアンブルを送信するに選択したランダムアクセスチャネルの周波数領域(0≦f_id<6)である。RA-RNTIは、異なる時間周波数リソースを用いてpreambleを送信するUEに対応するRARを区別するために用いられる。
本実施例では、従来のUE及び短TTIのUEが同じプリアンブルリソースを使用するときに、且つ同じZCシーケンス又は同じZCシーケンス順番号(実施例1.2.3について、順番号indexは、最大で64個を示すが、ZCシーケンスは、128個ある)を使用可能な時に、RA-RNTIにより、従来のUE及び短TTIのUEに対応するRARを区別することができる。
よって、本発明の実施例は、短TTIのUEのために1種類の新しいRA-RNTI計算方法を定義する。短TTIのUEに対応するRA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース、周波数領域リソースに関するだけでなく、さらに前記プリアンブルを送信するタイムスロット位置に関する可能性もある。
本実施例では、前記第二RA-RNTIの値は、前記第一RA-RNTIの値に60の正整数倍を加算したものであって良い。
例えば、短TTIのUEは、次のような方法を採用してRA-RNTIを計算し、即ち、RA-RNTI=1+t_id+10*f_id+60*s_idである。そのうち、s_idのデフォルト値は、1であり、前述のように、s_idは、短TTIのUEが選択可能な時間領域リソースにおいてプリアンブルを送信するタイムスロット位置を示す。なお、従来のRA-RNTI計算公式は、s_id=0のときの特殊なケースであると見なしても良い。
なお、以上、RA-RNTIの計算方法を例示的に説明したが、本発明は、これに限定されない。実際の状況に応じて上述の計算公式について適切に調整しても良い。新しいRA-RNTI及び従来のRA-RNTIの数値範囲を異ならせても良く、共通集合が全く存在しなければ良い。
本実施例では、基地局は、メッセージ1により、プリアンブルを送信するUEのTTI類型を知ることができ、又は、基地局は、コアネットワークなどの他の方式でUEのTTI類型を把握することができ、基地局は、異なる類型のUEのためにそれ相応のRARを送信すべきである。例えば、基地局は、第一ユーザ装置のRARについて、第一RA-RNTIを使用してPDCCHに対してスクランブルを行い、第二ユーザ装置のRARについて、第二RA-RNTIを使用してPDCCHに対してスクランブルを行う。各ユーザ装置は、自分のRA-RNTIに基づいて、PDCCHに対してデスクランブル(descramble)を行っても良い。なお、本発明は、これに限定されず、基地局は、第一RA-RNTIを用いて各ユーザ装置に対してスクランブルを行う場合もあり、その具体的な内容は、実施例2を参照することができる。
また、基地局が、プリアンブルを送信するUEのTTI類型を知らない可能性があり、このような場合、基地局は、受信した1つのプリアンブルについて、前記複数種類のTTIに対応する複数のRARを送信しても良い。例えば、検出した各プリアンブルについて、2つのRAR(それぞれ、従来のUE及び0.5msのTTIのUEに対するもの)を送信する。
ユーザ装置は、次のような方式でRARを得ることができる。第一ユーザ装置は、第一RA-RNTIを用いてPDCCHに対してデスクランブルを行い、第二ユーザ装置は、第二RA-RNTIを用いてPDCCHに対してデスクランブルを行い、また、さらにPDCCHの指示に基づいて物理下り共有チャネル(PDSCH、Physical Downlink Shared Channel)に対してデコードを行っても良い。
例えば、基地局が、受信した1つのプリアンブルに対して2つのRARを送信した場合、UEは、次のような2種類の方式で自分に対応するRARを正確に受信することができる。
方式1:従来のUEは、従来のRA-RNTI計算方法を採用し、短TTIのUEは、本発明で新しく定義されるRA-RNTI計算方法を採用する。基地局は、RARに対してそれぞれ異なるRA-RNTIを用いてスクランブルを行う。UEは、RA-RNTIを用いてPDCCHをデスクランブルするときに、従来のUEのRAR及び短TTIのUEのRARを区別することができる。
方式2:UEは、RAR時間ウィンドウ内での全てのRARを受信し、自分のTTI類型に従ってPDSCHチャネルを解読(decrypt)する。送信されてきたものが自分のTTI類型に対応するRARでない場合、データに誤りがあることを意味し、該RARを捨て、そうでなければ、該RARが自分のTTI類型に対応するものであると見なす。
ステップ103及びステップ104では、さらに、次のような操作を行っても良い。
ユーザ装置は、前記RARを受信した後の6個のTTIが終了するときに、前記基地局に前記第三メッセージを送信する。例えば、従来のUEは、RARを受信した後の第6個目のサブフレームにてメッセージ3(Msg3)を送信することができるが、短TTIのUEは、RARを受信した後の第6個目のTTIの後にメッセージ3を送信すべきである。
一旦、メッセージ3を送信したら、UEは、1つの競合解決タイマーmac-ContentionResolutionTimerを起動させるべきであり、該タイマーの数値は、基地局により構成される。従来のUEについて、該タイマーの数値の単位は、サブフレームであるが、短TTIのUEについて、該タイマーの数値の単位は、TTI(0.5ms又はより短いもの)である。
なお、ランダムアクセスプロシージャの後続操作は、従来のランダムアクセスプロシージャに類似したので、ここでは、その詳しい説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、プリアンブルを送信する第一メッセージを用いて、ユーザ装置のTTI類型を指示することで、基地局は、プリアンブルがどの種類のTTIのユーザ装置により送信されたかを区別することができ、且つユーザ装置は、その受信したRARを区別することもできるため、RAR受信の多義性や誤りを引き起こしてしまうことがない。これにより、短TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャのレイテンシを大幅に低減することができる。
本発明の実施例は、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を提供し、それは、基地局に用いられる。本発明の実施例の、実施例1と同じである内容は、省略される。
図6は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を示す図であり、基地局側の状況を示している。図6に示すように、前記ランダムアクセス方法は、次のようなステップを含む。
ステップ601:基地局は、第一メッセージにより、ユーザ装置から送信された、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを受信し、そのうち、前記ユーザ装置のTTI類型は、前記第一メッセージにより指示されており;
ステップ602:基地局は、第二メッセージにより、前記ユーザ装置にRARを送信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なるRARに対応する。
本実施例では、競合に基づくランダムアクセスプロシージャであっても良く、また、ランダムアクセス方法は、さらに、基地局が、ユーザ装置により第三メッセージを用いて送信されたユーザ装置識別子を受信し、及び、基地局が、第四メッセージにより、ユーザ装置に競合結果情報を送信することを含んでも良い。なお、本発明は、これに限定されず、他の類型のランダムアクセスプロシージャに適用することもできる。
本実施例では、基地局は、構成された時間周波数リソース位置上で存在可能なプリアンブルを検出し、そして、検出したプリアンブルに対してレスポンス、即ち、RARを行う。そのうち、基地局は、プリアンブルを受信した後の3個のTTIが終了するときに、RARを、RA-RNTIによってスクランブルされたPDCCHにて、前記ユーザ装置に送信することができる。
本実施例では、前記ユーザ装置は、第一TTI類型を使用する第一ユーザ装置及び第二TTI類型を使用する第二ユーザ装置を含んでも良く、そのうち、前記第一TTI類型及び前記第二TTI類型に対応するTTIは、異なり、且つ1ms以下である。
上述の実施方式1.1の場合、前記第一ユーザ装置及び前記第二ユーザ装置は、ともに、従来のRNTI(即ち、第一RA-RNTI)に対応することができる。上述の実施方式1.2の場合、前記第一ユーザ装置は、第一RA-RNTIに対応することができ、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、前記第二ユーザ装置は、第一RA-RNTIと異なる第二RA-RNTIに対応することができる。上述の内容の具体的な実現については、実施例1を参照することができる。
以下、2つのケースを分けて基地局の関連操作を説明する。
<実施方式2.1>
基地局が、メッセージ1により、プリアンブルを送信するUEのTTI類型を知り、又は、基地局が、コアネットワークなどの他の方式でUEのTTI類型を把握することができる場合、基地局は、異なる類型のUEにそれ相応のRARを送信すべきである。
[実施方式1.1の場合]
基地局は、構成された時間周波数リソース及びZCシーケンスのグループ分けの状況を知っているため、プリアンブルを検出した時間周波数リソースの位置及びZCシーケンスに基づいて、プリアンブルに対応するUE類型を判断し、そして、異なるRARを送信することができる。このときに、従来のRA-RNTI(即ち、第一RA-RNTI)計算方法を採用する。
[実施方式1.2の場合]
実施方式1.2.1について、基地局は、先ず、従来のプリアンブルフォーマットを検出し、その後、フォーマットformat5を検出し、これにより、それぞれ、従来のUE及び短TTIのUEからの可能なプリアンブルを検出し、そして、異なるRARを送信する。このときに、本発明で新しく定義されるRA-RNTI(即ち、第二RA-RNTI)計算方法を採用する。
実施方式1.2.2及び実施方式1.2.3について、基地局は、従来のプリアンブルフォーマットの検出を採用して、従来のUE及び短TTIのUEからの可能なプリアンブルを同時に検出し、そして、異なるRARを送信することができる。このときに、本発明で新しく定義されるRA-RNTI(即ち、第二RA-RNTI)計算方法を採用する。
基地局は、プリアンブルを検出した後に、3個のTTIの後にRARを、検出したUEに送信することができる(従来のUEについては、3msであり、短TTIのUEについては、より短い時間である)。
本実施例では、RAR中のランダムアクセスプリアンブル識別子(RAPID、Random Access Preamble IDentifier)フィールドは、ZCシーケンスの順番号を示し、その値は、0〜63であり、新しい64個のZCシーケンスは、従来の64個のZCシーケンスとこの64個の順番号を共有する。上りグラント(UL Grant、Uplink Grant)フィールドは、UEのためにスケジューリングされたリソース位置であり、短TTIのUEに送信するRAR中のUL Grantは、短縮TTIに従ってスケジューリングされる。バックオフ指示(BI、Backoff Indicator)フィールドは、UEのバックオフ時間を示し、短TTIのUEについては、比較的小さい値と構成されるべきである。
<実施方式2.2>
基地局がメッセージ1により、プリアンブルを送信するUEのTTI類型を知ることができない場合、基地局は、検出した各プリアンブルに対して2つのRAR(それぞれ、従来のUE及び0.5msのTTIのUEに対するものである)を送信することができる。なお、本発明は、これに限定されず、例えば、より多くのRARを送信しても良い。
基地局は、一部(又は、全部)の時間周波数リソース及びZCシーケンスリソースを、従来のUE及び短TTIのUEにシェアさせても良い。基地局は、このようなリソース上でのプリアンブルを検出した後に、プリアンブルを送信する従来のUE及び短TTIのUEが同時に存在する可能性があると見なす。基地局は、同時に従来のUE及び短TTIのUEのために上りグラント(UL Grant)を割り当て、そのうちの1つのリソースは、浪費される可能性がある。
例えば、基地局が、受信した1つのプリアンブルに対して2つのRARを送信した場合、UEは、次のような2種類の方式で自分に対応するRARを正確に受信することができる。
方式1:従来のUEは、従来のRA-RNTI(第一RA-RNTI)計算方法を採用し、短TTIのUEは、本発明で新しく定義されるRA-RNTI(第二RA-RNTI)計算方法を採用する。基地局は、RARに対して、それぞれ、異なるRA-RNTIを用いてスクランブルを行う。UEは、RA-RNTIを用いて、PDCCHをデスクランブルするときに、従来のUEのRAR及び短TTIのUEのRARを区別することができる。
方式2:UEは、RAR時間ウィンドウ内での全てのRARを受信し、自分のTTI類型に基づいてPDSCHチャネルを解読(復号)する。送信されて来たものが自分のTTI類型に対応するRARでない場合、データに誤りがあることを意味し、該RARを捨て、そうでない場合、該RARが自分のTTI類型に対応するものであると見なす。
上述の実施例から分かるように、プリアンブルを送信する第一メッセージを用いて、ユーザ装置のTTI類型を指示することで、基地局は、プリアンブルがどの種類のTTIのユーザ装置により送信されたかを区別することができ、且つユーザ装置は、その受信したRARを区別することができ、そのため、RAR受信の多義性や誤りを引き起こしてしまうことがない。これにより、短TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャのレイテンシを大幅に低減することができる。
本発明の実施例は、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を提供し、それは、ユーザ装置に構成される。本発明の実施例は、実施例1のランダムアクセス方法に対応するため、同じ内容は、省略される。
図7は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す図である。図7に示すように、前記ランダムアクセス装置700は、次のようなものを含む。
ランダム要求送信ユニット701:第一メッセージにより、基地局に、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記ユーザ装置のTTI類型が前記第一メッセージにより指示されており;
ランダムレスポンス受信ユニット702:前記基地局が第二メッセージにより送信したRARを受信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なるRARに対応する。
図8は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す他の図である。図8に示すように、前記ランダムアクセス装置800は、ランダム要求送信ユニット701及びランダムレスポンス受信ユニット702を上述のように含む。
また、図8に示すように、前記ランダムアクセス装置800は、さらに、次のようなものを含んでも良い。
識別子送信ユニット801:第三メッセージにより、前記基地局にユーザ装置識別子を競合のために送信し;
結果受信ユニット802:前記基地局が第四メッセージにより送信した競合結果情報を受信する。
本実施例では、前記ユーザ装置は、第一TTI類型を使用する第一ユーザ装置及び第二TTI類型を使用する第二ユーザ装置を含み、そのうち、前記第一TTI類型及び前記第二TTI類型に対応するTTIは、異なり、且つ1ms以下である。
1つの実施方式では、前記プリアンブルが占用するリソースにより、複数のTTI類型を区別し、前記リソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース及びシーケンスリソースのうちの1つ又は任意の組み合わせを含む。
例えば、前記第一ユーザ装置が送信する前記プリアンブルの時間領域リソースと、前記第二ユーザ装置が送信する前記プリアンブルの時間領域リソースとは、異なり、且つ互に直交する。そのうち、前記第一ユーザ装置は、第一時間領域リソース表を使用し、前記第二ユーザ装置は、第二時間領域リソース表を使用し、前記第一時間領域リソース表及び前記第二時間領域リソース表において、同じ物理ランダムアクセスチャネル構成インデックスは、異なるサブフレーム順番号に対応する。
また、例えば、前記第一ユーザ装置が送信する前記プリアンブルの周波数領域リソースと、前記第二ユーザ装置が送信する前記プリアンブルの周波数領域リソースとは、異なり、且つ互に直交する。そのうち、前記第一ユーザ装置は、第一パラメータを使用して、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択し、前記第二ユーザ装置は、第二パラメータを使用して、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択する。
また、例えば、前記第一ユーザ装置が送信する前記プリアンブル中のZCシーケンスと、前記第二ユーザ装置が送信する前記プリアンブル中のZCシーケンスとは、異なり、そのうち、64個のZCシーケンス中の第一部分は、前記第一ユーザ装置に対応し、前記64個のZCシーケンス中の第二部分は、前記第二ユーザ装置に対応する。
もう1つの実施方式では、前記プリアンブルのフォーマット又は内容により、複数のTTI類型を区別する。
例えば、前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さとは、異なり、そのうち、前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さは、1ms、2ms又は3msであり、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さは、0.5msであり、また、前記第二ユーザ装置は、複数の使用可能なタイムスロットにおいて1つのタイムスロットをランダムに選択して前記プリアンブルを送信する。
また、例えば、前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さとは、同じであるが、フォーマットは、異なる。
また、例えば、前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブル中のZCシーケンスと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブル中のZCシーケンスとは、異なり、そのうち、前記第一ユーザ装置は、64個の第一ZCシーケンスに対応する。また、前記第二ユーザ装置のために異なる64個の第二ZCシーケンスを生成する。
本実施例では、前記ランダム要求送信ユニット701は、TTI類型を指示する第一メッセージの送信に失敗した場合、さらにTTI類型を指示しない第一メッセージを送信しても良い。
本実施例では、前記ランダムレスポンス受信ユニット702は、前記ランダム要求送信ユニット701が前記プリアンブルを送信した後の3個のTTIが終了するときに、RA-RNTIによってスクランブルされたPDCCHをモニタし始める。
前記識別子送信ユニット801は、前記ランダムアクセスレスポンスを受信した後の6個のTTIが終了するときに、前記基地局に前記第三メッセージを送信する。
本実施例では、上述の実施方式1.1の場合、前記第一ユーザ装置及び第二ユーザ装置は、ともに、第一RA-RNTIに対応することができる。前記第一ユーザ装置及び前記第二ユーザ装置は、ともに、前記第一RA-RNTIを用いてPDCCHに対してデスクランブルを行うことができる。
上述の実施方式1.2の場合、前記第一ユーザ装置は、第一RA-RNTIに対応することができ、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、前記第二ユーザ装置は、第一RA-RNTIと異なる第二RA-RNTIに対応することができる。前記第一ユーザ装置は、前記第一RA-RNTIを用いてPDCCHに対してデスクランブルを行うことができ、前記第二ユーザ装置は、前記第二RA-RNTIを用いてPDCCHに対してデスクランブルを行うことができる。また、さらにPDCCHの指示に基づいてPDSCHに対して復号化を行っても良い。
本発明の実施例は、さらに、ユーザ装置を提供し、その中には、上述のようなランダムアクセス装置700又は800が構成される。
図9は、本発明の実施例におけるユーザ装置を示す図である。図9に示すように、該ユーザ装置900は、中央処理装置100及び記憶器140を含み、記憶器140は、中央処理装置100に接続される。なお、該図は、例示に過ぎず、さらに他の類型の結構を以て該構造に対して補充又は代替を行い、電気通信機能又は他の機能を実現しても良い。
1つの実施方式では、ランダムアクセス装置700又は800の機能は、中央処理装置100に統合しても良い。そのうち、中央処理装置100は、実施例1に記載のような複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を実現するように構成されても良い。
もう1つの実施方式では、ランダムアクセス装置700又は800は、中央処理装置100と別々で構成されても良く、例えば、ランダムアクセス装置700又は800を、中央処理装置100に接続されるチップとして構成し、中央処理装置の制御により、ランダムアクセス装置700又は800の機能を実現しても良い。
図9に示すように、該ユーザ装置900は、さらに、通信モジュール110、入力ユニット120、音声処理器130、記憶器140、カメラ150、表示器160、電源170を含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能は、従来技術に類似したので、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、ユーザ装置900は、必ずしも図9における全ての部品を含む必要がない。また、ユーザ装置900は、さらに図9にないものを含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、プリアンブルを送信する第一メッセージを用いて、ユーザ装置のTTI類型を指示することで、基地局は、プリアンブルがどの種類のTTIのユーザ装置により送信されたかを区別することができ、且つユーザ装置は、受信したRARを区別することができるため、RAR受信の多義性や誤りを引き起こしてしまうことがない。これにより、TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャのレイテンシを大幅に低減することができる。
本発明の実施例は、複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を提供し、それは、基地局に構成される。本発明の実施例は、実施例2のランダムアクセス方法に対応し、同じ内容は、省略される。
図10は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す図である。図10に示すように、前記ランダムアクセス装置1000は、次のようなものを含む。
ランダム要求受信ユニット1001:第一メッセージにより、ユーザ装置が送信したランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを受信し、そのうち、前記第一メッセージにより前記ユーザ装置のTTI類型が指示されており;
ランダムレスポンス送信ユニット1002:第二メッセージにより、前記ユーザ装置にRARを送信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なるRARに対応する。
図11は、本発明の実施例における複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス装置を示す他の図である。図11に示すように、前記ランダムアクセス装置1100は、ランダム要求受信ユニット1001及びランダムレスポンス送信ユニット1002を上述のように含む。
また、図11に示すように、前記ランダムアクセス装置1100は、さらに、次のようなものを含んでも良い。
識別子受信ユニット1101:ユーザ装置が第三メッセージにより送信したユーザ装置識別子を受信し;及び
結果送信ユニット1102:第四メッセージにより、ユーザ装置に競合結果情報を送信する。
本実施例では、前記ランダムレスポンス送信ユニット1002は、前記ランダム要求受信ユニット1001が前記プリアンブルを受信した後の3個のTTIが終了するときに、前記RARを、RA-RNTIによってスクランブルされたPDCCHにより、前記ユーザ装置に送信する。
本実施例では、前記ユーザ装置は、第一TTI類型を用いる第一ユーザ装置及び第二TTI類型を用いる第二ユーザ装置を含んでも良く、そのうち、前記第一TTI類型及び前記第二TTI類型に対応するTTIは、異なり、且つ1ms以下である。
本実施例では、上述の実施方式1.1の場合、前記第一ユーザ装置及び第二ユーザ装置は、ともに、第一RA-RNTIに対応することができる。上述の実施方式1.2の場合、前記第一ユーザ装置は、第一RA-RNTIに対応することができ、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、前記第二ユーザ装置は、第一RA-RNTIと異なる第二RA-RNTIに対応することができる。
本実施例では、前記ランダムレスポンス送信ユニット1002は、さらに、受信された1つのプリアンブルに対して、前記複数種類のTTIに対応する複数のRARを送信することができる。
本発明の実施例は、さらに、基地局を提供し、その中には、上述のようなランダムアクセス装置1000又は1100が構成される。
図12は、本発明の実施例における基地局の構成図である。図12に示すように、基地局1200は、中央処理装置(CPU)200及び記憶器210を含んでも良く、記憶器210は、中央処理装置200に接続される。そのうち、該記憶器210は、各種類のデータを記憶することができ、また、さらに情報処理用のプログラムを記憶することができ、且つ中央処理装置200の制御下で該プログラムを実行することができる。
そのうち、ランダムアクセス装置1000又は1100の機能は、中央処理装置200に統合することができる。中央処理装置200は、実施例2に記載のような複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を実現するように構成されても良い。
また、図12に示すように、基地局1200は、さらに、送受信機220及びアンテナ230などを含んでも良く、そのうち、これら部品の機能は、従来技術に類似したので、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、基地局1200は、必ずしも図12中の全てのものを含む必要がない。また、基地局1200は、さらに図12にないものを含んでも良いが、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、プリアンブルを送信する第一メッセージを用いて、ユーザ装置のTTI類型を指示することで、基地局は、プリアンブルがどの種類のTTI類型のユーザ装置により送信されたかを区別することができ、且つユーザ装置は、その受信したRARを区別することができるので、RAR受信の多義性や誤りを引き起こしてしまうことがない。これにより、短TTIのユーザ装置のランダムアクセスプロシージャのレイテンシを大幅に低減することができる。
本発明の実施例は、さらに、通信システムを提供し、それは、複数種類のTTIをサポートすることができる。なお、本発明の実施例の、実施例1〜4と同じである内容は、省略される。
図13は、本発明の実施例における通信システムを示す図である。図13に示すように、前記通信システム1300は、基地局1301及びユーザ装置1302を含む。
そのうち、ユーザ装置1302は、第一メッセージにより、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、そのうち、前記第一メッセージにより前記ユーザ装置1302のTTI類型が指示されており、基地局1301は、前記第一メッセージにより、前記ユーザ装置1302が送信した前記プリアンブルを受信し、また、基地局1301は、第二メッセージにより、前記ユーザ装置1302にRARを送信し、そのうち、異なるTTI類型は、異なるRARに対応し、ユーザ装置1302は、第二メッセージにより送信されたRARを受信する。
本発明の実施例は、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、ユーザ装置中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、コンピュータに、前記ユーザ装置中で実施例1に記載の複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例は、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、ユーザ装置中で実施例1に記載の複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例は、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、基地局中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、コンピュータに、前記基地局中で実施例2に記載の複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の実施例は、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、コンピュータに、基地局中で実施例2に記載の複数種類のTTIをサポートするランダムアクセス方法を実行させる。
本発明の以上の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は更に下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述の装置又は構造部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサー、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は更に、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
また、図面に記載の機能ブロックのうちの一つ又は複数及び/又はその機能ブロックの一つ又は複数の組み合わせは、本発明に記載の前記機能を実行するための汎用処理装置、デジタル信号処理装置(DSP)、専用集積回路(ASIC)、FPGA(field-programmable gate array)又は他のプログラマブル論理素子、論理ゲート又はトランジスタ論理素子、ハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組み合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの一つ又は複数及び/又はその機能ブロックの一つ又は複数の組み合わせは、計算装置の組み合わせ、例えば、DSPとマイクロプロセッサーとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPと通信可能に接続される一つ又は複数のマイクロプロセッサー又は任意の他の構成として実現されても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。

Claims (24)

  1. ユーザ装置に構成され、複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス装置であって、
    第一メッセージにより、基地局に、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信するためのランダム要求送信ユニットであって、前記ユーザ装置の伝送時間間隔種類が、前記第一メッセージにより指示される、ランダム要求送信ユニット;及び
    前記基地局から第二メッセージにより送信されたランダムアクセスレスポンスを受信するためのランダムレスポンス受信ユニットであって、異なる種類の前記伝送時間間隔が、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する、ランダムレスポンス受信ユニットを含む、ランダムアクセス装置。
  2. 請求項1に記載のランダムアクセス装置であって、
    第三メッセージにより前記基地局にユーザ装置識別子を競合解決のために送信するための識別子送信ユニット;及び
    前記基地局から第四メッセージにより送信された競合結果情報を受信するための結果受信ユニットをさらに含む、ランダムアクセス装置。
  3. 請求項1に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記ユーザ装置は、第一種類の伝送時間間隔を使用する第一ユーザ装置及び第二種類の伝送時間間隔を使用する第二ユーザ装置を含み、
    前記第一種類の伝送時間間隔及び前記第二種類の伝送時間間隔に対応する伝送時間間隔は、異なり、且つ1ms以下である、ランダムアクセス装置。
  4. 請求項3に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記プリアンブルが占用するリソースにより、複数種類の伝送時間間隔を区別し、
    前記リソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース及びシーケンスリソースのうちの1つ又は任意の組み合わせを含む、ランダムアクセス装置。
  5. 請求項4に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する時間領域リソースと、前記第二ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する時間領域リソースとは、異なり、且つ互に直交し、
    前記第一ユーザ装置は、第一時間領域リソース表を使用し、前記第二ユーザ装置は、第二時間領域リソース表を使用し、前記第一時間領域リソース表及び前記第二時間領域リソース表では、同じ物理ランダムアクセスチャネル構成インデックスが、異なるサブフレーム順番号に対応する、ランダムアクセス装置。
  6. 請求項4に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースと、前記第二ユーザ装置が前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースとは、異なり、互に直交し、
    前記第一ユーザ装置は、第一パラメータを使用して、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択し、前記第二ユーザ装置は、第二パラメータを使用して、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソースを選択する、ランダムアクセス装置。
  7. 請求項4に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置が送信する前記プリアンブル中のZCシーケンスと、前記第二ユーザ装置が送信する前記プリアンブル中のZCシーケンスとは、異なり、
    64個のZCシーケンスのうちの第一部分は、前記第一ユーザ装置に対応し、前記64個のZCシーケンスのうちの第二部分は、前記第二ユーザ装置に対応する、ランダムアクセス装置。
  8. 請求項3に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記プリアンブルのフォーマット又は内容により、複数種類の伝送時間間隔を区別する、ランダムアクセス装置。
  9. 請求項8に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さとは、異なり、
    前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さは、1ms、2ms又は3msであり、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さは、0.5msであり、また、前記第二ユーザ装置は、複数の使用可能なタイムスロットのうちから1つのタイムスロットをランダムに選択して前記プリアンブルを送信する、ランダムアクセス装置。
  10. 請求項8に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブルの長さとは、同じであるが、フォーマットは、異なる、ランダムアクセス装置。
  11. 請求項8に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置が採用するプリアンブル中のZCシーケンスと、前記第二ユーザ装置が採用するプリアンブル中のZCシーケンスとは、異なり、
    前記第一ユーザ装置は、64個の第一ZCシーケンスに対応し、
    前記第二ユーザ装置のために、異なる64個の第二ZCシーケンスを生成する、ランダムアクセス装置。
  12. 請求項1に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記ランダム要求送信ユニットは、前記伝送時間間隔種類を指示する第一メッセージの送信に失敗した場合に、前記伝送時間間隔種類を指示しない第一メッセージを送信する、ランダムアクセス装置。
  13. 請求項2に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記ランダムレスポンス受信ユニットは、前記ランダム要求送信ユニットが前記プリアンブルを送信した後の3個の伝送時間間隔が終了するときに、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子即ちRA-RNTIによってスクランブルされた物理下り制御チャネルをモニタし始め、
    前記識別子送信ユニットは、前記ランダムアクセスレスポンスが受信された後の6個の伝送時間間隔が終了するときに、前記基地局に前記第三メッセージを送信する、ランダムアクセス装置。
  14. 請求項4に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置及び前記第二ユーザ装置は、ともに、第一RA-RNTIに対応し、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、
    前記第一ユーザ装置及び前記第二ユーザ装置は、ともに、前記第一RA-RNTIを用いて、物理下り制御チャネルに対してデスクランブルを行う、ランダムアクセス装置。
  15. 請求項8に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置は、第一RA-RNTIに対応し、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、前記第二ユーザ装置は、前記第一RA-RNTIと異なる第二RA-RNTIに対応し、
    前記第一ユーザ装置は、前記第一RA-RNTIを用いて、物理下り制御チャネルに対してデスクランブルを行い、前記第二ユーザ装置は、前記第二RA-RNTIを用いて、物理下り制御チャネルに対してデスクランブルを行う、ランダムアクセス装置。
  16. 請求項15に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第二RA-RNTIの値は、前記第一RA-RNTIの値に60の整数倍を加算したものである、ランダムアクセス装置。
  17. 請求項15に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一RA-RNTIは、1+t_id+10*f_idにより計算され、
    前記第二RA-RNTIは、1+t_id+10*f_id+60*s_idにより計算され、
    t_idは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース情報であり、f_idは、前記プリアンブルを送信する周波数領域リソース情報であり、s_idは、1、又は、前記プリアンブルを送信するタイムスロットの位置である、ランダムアクセス装置。
  18. 基地局に構成され、複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス装置であって、
    第一メッセージにより、ユーザ装置により送信された、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを受信するためのランダム要求受信ユニットであって、前記ユーザ装置の伝送時間間隔種類が、前記第一メッセージにより指示される、ランダム要求受信ユニット;及び
    第二メッセージにより、前記ユーザ装置にランダムアクセスレスポンスを送信するためのランダムレスポンス送信ユニットであって、異なる種類の前記伝送時間間隔が、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する、ランダムレスポンス送信ユニットを含む、ランダムアクセス装置。
  19. 請求項18に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記ランダムレスポンス送信ユニットは、前記ランダム要求受信ユニットが前記プリアンブルを受信した後の3個の伝送時間間隔が終了するときに、前記ランダムアクセスレスポンスを、ランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子即ちRA-RNTIによってスクランブルされた物理下り制御チャネルにより、前記ユーザ装置に送信する、ランダムアクセス装置。
  20. 請求項19に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記ユーザ装置は、第一種類の伝送時間間隔を使用する第一ユーザ装置及び第二種類の伝送時間間隔を使用する第二ユーザ装置を含み、前記第一種類の伝送時間間隔及び前記第二種類の伝送時間間隔に対応する伝送時間間隔は、異なり、且つ1ms以下である、ランダムアクセス装置。
  21. 請求項20に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第一ユーザ装置及び前記第二ユーザ装置は、ともに、第一RA-RNTIに対応し、前記第一RA-RNTIは、前記プリアンブルを送信する時間領域リソース及び周波数領域リソースにより確定され、又は
    前記第一ユーザ装置は、前記第一RA-RNTIに対応し、前記第二ユーザ装置は、前記第一RA-RNTIと異なる第二RA-RNTIに対応する、ランダムアクセス装置。
  22. 請求項21に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記第二RA-RNTIの値は、前記第一RA-RNTIの値に60の整数倍を加算したものである、ランダムアクセス装置。
  23. 請求項18に記載のランダムアクセス装置であって、
    前記ランダムレスポンス送信ユニットは、さらに、受信された1つのプリアンブルについて、前記複数種類の伝送時間間隔に対応する複数のランダムアクセスレスポンスを送信する、ランダムアクセス装置。
  24. 複数種類の伝送時間間隔をサポートする通信システムであって、
    ユーザ装置及び基地局を含み、
    前記ユーザ装置は、第一メッセージにより、ランダムアクセスを要求するためのプリアンブルを送信し、前記ユーザ装置の伝送時間間隔種類は、前記第一メッセージにより指示され、また、第二メッセージにより送信されたランダムアクセスレスポンスを受信し、
    前記基地局は、前記第一メッセージにより、前記ユーザ装置から送信された前記プリアンブルを受信し、また、前記第二メッセージにより、前記ユーザ装置に前記ランダムアクセスレスポンスを送信し、異なる種類の前記伝送時間間隔は、異なる前記ランダムアクセスレスポンスに対応する、通信システム。
JP2018508217A 2015-08-19 2015-08-19 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム Active JP6525104B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019089198A JP6958590B2 (ja) 2015-08-19 2019-05-09 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2015/087502 WO2017028273A1 (zh) 2015-08-19 2015-08-19 支持多种传输时间间隔的随机接入方法、装置以及通信系统

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019089198A Division JP6958590B2 (ja) 2015-08-19 2019-05-09 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018528677A true JP2018528677A (ja) 2018-09-27
JP6525104B2 JP6525104B2 (ja) 2019-06-05

Family

ID=58051446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018508217A Active JP6525104B2 (ja) 2015-08-19 2015-08-19 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US10440754B2 (ja)
EP (1) EP3340504B1 (ja)
JP (1) JP6525104B2 (ja)
KR (1) KR102054357B1 (ja)
CN (1) CN107852266B (ja)
WO (1) WO2017028273A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020529796A (ja) * 2017-08-10 2020-10-08 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 通信方法および通信デバイス

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6797807B2 (ja) * 2015-08-21 2020-12-09 株式会社Nttドコモ 端末及び無線通信方法
CN106550480B (zh) * 2015-09-21 2021-09-17 中兴通讯股份有限公司 一种随机接入方法、装置及系统
US10128998B2 (en) * 2015-10-06 2018-11-13 Lg Electronics Inc. Method and device for performing channel estimation in wireless communication system
WO2017078373A1 (ko) 2015-11-02 2017-05-11 엘지전자 주식회사 하향링크 채널 수신 방법 및 사용자기기와, 하향링크 채널 전송 방법 및 기지국
CN107770871B (zh) * 2016-08-22 2021-09-14 华为技术有限公司 消息收发方法、终端设备和网络设备
EP3574703A1 (en) * 2017-01-24 2019-12-04 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Control plane latency reduction in a wireless communications network
WO2018160046A1 (ko) * 2017-03-03 2018-09-07 엘지전자 주식회사 임의 접속 프리앰블을 전송하는 방법과 사용자기기, 및 임의 접속 프리앰블을 수신하는 방법 및 기지국
US11652522B2 (en) * 2017-08-11 2023-05-16 Qualcomm Incorporated Methods and apparatus for SRS antenna switching in carrier aggregation
CN111770584B (zh) * 2017-11-14 2022-05-31 Oppo广东移动通信有限公司 用于竞争随机接入的方法、网络设备和终端设备
CN110035557B (zh) * 2018-01-12 2022-08-02 中兴通讯股份有限公司 一种随机接入方法、装置、存储介质及电子设备
US20200383137A1 (en) * 2018-02-23 2020-12-03 Lg Electronics Inc. Method for performing initial access in wireless communication system and apparatus therefor
CN112534948A (zh) * 2018-08-01 2021-03-19 Oppo广东移动通信有限公司 一种随机接入的方法、设备及计算机存储介质
CN111435861B (zh) * 2019-02-21 2023-01-17 维沃移动通信有限公司 一种信息发送方法及终端
WO2020194759A1 (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社Nttドコモ ユーザ装置及び通信方法
US11903039B2 (en) * 2019-04-02 2024-02-13 Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. Random access method and random access apparatus
CN112584507B (zh) * 2019-09-30 2022-05-17 华为技术有限公司 一种数据处理方法、装置及存储介质
CN116602040A (zh) * 2021-01-14 2023-08-15 华为技术有限公司 一种通信方法及装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090262681A1 (en) * 2007-01-09 2009-10-22 Lg Electronics Inc. Method of performing random access procedure in wireless communication system
WO2013110683A1 (en) * 2012-01-26 2013-08-01 Nokia Siemens Networks Oy Method and apparatus for determining the transmission time interval length
US20130208668A1 (en) * 2011-08-16 2013-08-15 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Enhanced Dedicated-Channel Signaling in a CELL_FACH State
EP2680651A1 (en) * 2011-04-02 2014-01-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, base station device, terminal device, and communication system for channel resource allocation
EP2770790A1 (en) * 2011-12-09 2014-08-27 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and device for indicating transmission time interval

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2475969C9 (ru) * 2007-04-30 2013-06-20 Нокиа Сименс Нетворкс Ой Координированный циклический сдвиг и скачкообразная перестройка частоты последовательности для последовательности задова-чу, модифицированной последовательности задова-чу и последовательности поблочного расширения
RU2469512C2 (ru) * 2008-02-11 2012-12-10 Нокиа Корпорейшн Ответ на преамбулу канала произвольного доступа при гибком выделении ресурсов восходящей линии связи
WO2010110522A1 (en) * 2009-03-22 2010-09-30 Lg Electronics Inc. Random access response processing
CN102387600B (zh) * 2010-09-06 2014-03-26 普天信息技术研究院有限公司 一种宽带集群通信系统中随机接入的方法
CN102811496B (zh) * 2011-05-31 2015-06-10 普天信息技术研究院有限公司 一种随机接入方法
CN102891741B (zh) * 2011-07-22 2016-03-30 华为技术有限公司 上行公共e-dch资源的选择方法及用户设备、网络侧设备
WO2013109177A1 (en) * 2012-01-17 2013-07-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Support of switching tti bundling on/off
CN103326804A (zh) * 2012-03-19 2013-09-25 华为技术有限公司 传输时间间隔tti类型的指示和获取方法及装置
WO2014110767A1 (zh) * 2013-01-17 2014-07-24 华为技术有限公司 获取随机接入参数和资源对应关系的方法和装置
US9300451B2 (en) * 2013-03-13 2016-03-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Transmission of sounding reference signals for adaptively configured TDD communication systems
WO2015090382A1 (en) * 2013-12-18 2015-06-25 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) A network node and method for enabling interference alignment of transmissions to user equipments
CN104780617B (zh) * 2014-01-09 2019-09-17 中兴通讯股份有限公司 一种非竞争随机接入方法、节点设备及系统
CN104468030B (zh) 2014-08-26 2018-06-05 上海华为技术有限公司 一种数据传输方法、用户设备及基站
CN107005423B (zh) * 2014-10-20 2020-11-03 Oppo广东移动通信有限公司 网络节点提供、无线装置接收广播多播服务的方法及装置
US20160270038A1 (en) * 2015-03-11 2016-09-15 Samsung Electronics Co., Ltd Transmissions of downlink control channels for low cost ues
CN107624255B (zh) * 2015-06-11 2021-04-13 苹果公司 系统信息获取的方法、装置和介质及其ue和基站
JP2018527768A (ja) * 2015-07-17 2018-09-20 インテル アイピー コーポレイション セルラIoTのためのNB−PRACH送信及び受信技術(狭帯域物理ランダムアクセスチャネル技術)
US10575334B2 (en) * 2015-08-13 2020-02-25 Electronics And Telecommunications Research Institute Method and apparatus for fast access and method of supporting fast access in communication system

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20090262681A1 (en) * 2007-01-09 2009-10-22 Lg Electronics Inc. Method of performing random access procedure in wireless communication system
EP2680651A1 (en) * 2011-04-02 2014-01-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, base station device, terminal device, and communication system for channel resource allocation
US20130208668A1 (en) * 2011-08-16 2013-08-15 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Enhanced Dedicated-Channel Signaling in a CELL_FACH State
EP2770790A1 (en) * 2011-12-09 2014-08-27 Huawei Technologies Co., Ltd. Method and device for indicating transmission time interval
WO2013110683A1 (en) * 2012-01-26 2013-08-01 Nokia Siemens Networks Oy Method and apparatus for determining the transmission time interval length

Non-Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
3GPP: "E-UTRA and E-UTRAN Overall description Stage 2(Release 11)", 3GPP TS 36.300 V11.7.0, JPN6018051352, 19 September 2013 (2013-09-19), pages 73 - 74, ISSN: 0003948194 *
ETRI: "Consideration on Random Access for Heterogeneous TTIs in a Carrier[online]", 3GPP TSG-RAN WG2#91 R2-153548, JPN6018051353, 15 August 2015 (2015-08-15), pages 1 - 3, ISSN: 0003948195 *
QUALCOMM INCORPORATED: "Open Issues on concurrent deployment of 2ms and 10ms TTI in a cell in CELL_FACH[online]", 3GPP TSG-RAN WG2#77 R2-120588, JPN6018051351, 31 January 2012 (2012-01-31), pages 1 - 8, ISSN: 0003948193 *

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020529796A (ja) * 2017-08-10 2020-10-08 華為技術有限公司Huawei Technologies Co.,Ltd. 通信方法および通信デバイス
US11178703B2 (en) 2017-08-10 2021-11-16 Huawei Technologies Co., Ltd. Communication method and communications device
JP7237929B2 (ja) 2017-08-10 2023-03-13 華為技術有限公司 通信方法および通信デバイス

Also Published As

Publication number Publication date
JP6525104B2 (ja) 2019-06-05
US10440754B2 (en) 2019-10-08
EP3340504A4 (en) 2019-03-20
KR102054357B1 (ko) 2019-12-11
KR20180037233A (ko) 2018-04-11
CN107852266B (zh) 2020-09-15
EP3340504A1 (en) 2018-06-27
WO2017028273A1 (zh) 2017-02-23
EP3340504B1 (en) 2020-09-09
US20180167980A1 (en) 2018-06-14
CN107852266A (zh) 2018-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6525104B2 (ja) 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム
US10448430B2 (en) Group based random access method device and system
CN107113150B (zh) 用于发送上行链路信号的方法和用户设备、以及用于接收上行链路信号的方法和基站
JP6204599B2 (ja) ランダムアクセスにおいてリソースを事前決定するための方法、ユーザ機器、および基地局
CN111132366B (zh) 无线电通信网络中用于处理随机接入信道上前置码传送的用户设备、网络节点及其中的方法
US20210136770A1 (en) Terminal apparatus, base station apparatus, and communication method
US11641669B2 (en) Apparatus and methods for LBT in a BWP
TW201611652A (zh) 供無線通信系統中裝置對裝置使用者設備的資料傳輸的裝置及方法
CA2949347A1 (en) Data transmission method and apparatus by device to device terminal in wireless communication system
WO2018199240A1 (ja) 端末装置、基地局装置、および、通信方法
EP3780808A1 (en) Terminal device, base station device, and communication method
WO2017128889A1 (zh) 前导序列的发送和接收方法、装置及系统
US11284442B2 (en) Random access method, user equipment, base station, and random access system
KR20240017345A (ko) 무선 네트워크에서의 커버리지 향상을 위한 방법 및 시스템
JP2020526084A (ja) 無認可スペクトルにおける制限を有する送信
JP6958590B2 (ja) 複数種類の伝送時間間隔をサポートするランダムアクセス方法、装置及び通信システム
WO2020059419A1 (ja) 端末装置、基地局装置、および、通信方法
JP7005371B2 (ja) 端末装置、基地局装置、および、通信方法
WO2020054358A1 (ja) 端末装置、基地局装置、および、通信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190409

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6525104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150