JP2020529796A - 通信方法および通信デバイス - Google Patents

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Abstract

本出願は、通信方法および通信デバイスを提供する。本方法は、端末がネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送った後、端末とネットワークデバイスとの両方によって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、i番目の時間単位は、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位であり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、端末とネットワークデバイスとの間での通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量の整数倍に等しい、決定するステップを含む。したがって、端末がネットワークデバイスに複数のシステムパラメータのプリアンブルを送信するとき、これらの異なるプリアンブルを使用することによってRARの異なるスクランブル値が決定され、RARが異なるスクランブル値に従って正しく受信された後、RARに対応するプリアンブルとRACHリソースとが正確に区別され得、それによって、RAR検出精度を改善する。

Description

本出願の実施形態は、通信技術の分野に関し、特に、通信方法および通信デバイスに関する。
本出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、「COMMUNICATION METHOD AND COMMUNICATIONS DEVICE」と題する、2017年8月10日に中国特許庁に出願された中国特許出願201710682502.0の優先権を主張する。
競合ベースのランダムアクセスは、発展型ノードB(eNodeB、eNB)が端末に専用リソースを割り当てない場合に端末によってランダムに開始されるランダムアクセスプロシージャである。端末は、ユーザ機器(User Equipment、UE)とも呼ばれる。競合ベースのランダムアクセスプロシージャは、以下の4つのステップで実装される。端末は、基地局にプリアンブル(Msg1)を送信し、基地局は、受信されたプリアンブルに従って端末にランダムアクセス応答(Random Access Response、RAR)(Msg2)を送信し、次いで、端末と基地局とは、アップリンクスケジューリング伝送を初めて実行し(言い換えれば、Msg3を伝送し)、最後に、基地局は、端末に競合解消(Msg4)をフィードバックする。具体的には、基地局によって端末にRARを送信するプロセスは、以下の通りである。基地局は、プリアンブルが送信されるPRACH時間周波数リソースロケーションに従ってランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(Random Access Radio Network Temporary Identifier、RA−RNTI)を決定し、次いで、RA−RNTIを使用してRARをスクランブルし、端末にスクランブルされたRARを送信する。相応して、端末は、端末がプリアンブルを送信するPRACH時間周波数リソースロケーションに従ってRA−RNTIを決定し、次いで、RA−RNTIに従ってRARを取得する。したがって、正しいRARを取得するために、端末は、基地局におけるRA−RNTIと同じであるRA−RNTIを取得する必要がある。現在、端末と基地局とは、PRACH時間周波数リソースロケーション、たとえば、サブフレーム番号またはシステムフレーム番号を表すために使用される絶対時間インデックスに主に従ってRA−RNTIを決定する。UEが、異なるRACH伝送時点に複数のRACHリソースの構成をサポートする場合、RAR検出ウィンドウが終了する前に、ユーザ機器は、複数の構成されたRACH時間周波数リソースロケーションにプリアンブルを送信し得る。しかしながら、サブキャリア間隔が比較的大きい、たとえば、60kHzであるとき、1つのサブフレームは、異なる伝送時点ではあるが同じ周波数領域ロケーションに複数のRACHリソースを含み得る。このために、基地局と端末とがRA−RNTIを決定するとき、同じRA−RNTIは、同じサブフレーム中の異なるRACH時間周波数リソースロケーションに従って決定される。したがって、端末は、受信されたRARに対応するRACHリソースを区別することができず、RAR検出の多くのあいまいさを生じる。
本出願の実施形態は、RAR検出精度を改善するための通信方法および通信デバイスを提供する。
第1の態様によれば、本出願の一実施形態は、通信方法であって、
第1の通信デバイスによって、第2の通信デバイスに第1のプリアンブルを送信するステップであって、第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位である、送信するステップと、
第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARであり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータの1つのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、決定するステップと、
第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で第1の通信デバイスによって、第2の通信デバイスから第1のRARを受信するステップであって、RARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である、受信するステップと
を含む通信方法を提供する。
可能な設計では、本方法は、
第1の通信デバイスによって、RARの時間ウィンドウの長さに関する情報を第2の通信デバイスから受信するステップ
をさらに含む。
可能な設計では、時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである。
可能な設計では、第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第1の通信デバイスによって、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、
式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第1の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第1の通信デバイスによって、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第1のプリアンブルは、第2の通信デバイスに第1の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、第1のプリアンブルは、プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、第1の周波数領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる。
可能な設計では、本方法は、
第1の通信デバイスが第1のRARのスクランブル値に従って第1のRARを正常に受信した場合、第1の通信デバイスによって、第2の通信デバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信するステップと、第2の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止めるステップと
をさらに含む。
第2の態様によれば、本出願の一実施形態は、通信方法であって、
第2の通信デバイスによって、第1の通信デバイスから第1のプリアンブルを受信するステップであって、第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位である、受信するステップと、
第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARであり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、決定するステップと、
第2の通信デバイスによって、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で第1の通信デバイスに第1のRARを送信するステップであって、RARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である、送信するステップと
を含む通信方法を提供する。
可能な設計では、本方法は、
第2の通信デバイスによって、第1の通信デバイスにRARの時間ウィンドウの長さに関する情報を送信するステップ
をさらに含む。
可能な設計では、時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである。
可能な設計では、第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第2の通信デバイスによって、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、
式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第2の通信デバイスによって、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップは、
第2の通信デバイスによって、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定するステップであって、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定するステップ
を含む。
可能な設計では、第1のプリアンブルは、第1の通信デバイスに第2の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、第1のプリアンブルは、プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、第1の時間領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる。
可能な設計では、本方法は、
第2の通信デバイスによって、第1の通信デバイスからランダムアクセスメッセージ3を受信するステップと、
ランダムアクセスメッセージ3に従って第2の通信デバイスによって、K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを解放するステップ、またはランダムアクセスメッセージ3に従って第2の通信デバイスによって、別の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを割り当てるステップと
をさらに含む。
第3の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1の通信デバイスとして使用される通信デバイスであって、第2の通信デバイスに第1のプリアンブルを送信するように構成された送信モジュールであって、第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位である、送信モジュールと、
i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように構成された処理モジュールであって、第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARであり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、処理モジュールと、
第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で、第2の通信デバイスから第1のRARを受信するように構成された受信モジュールであって、RARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である、受信モジュールと
を含む通信デバイスを提供する。
可能な設計では、受信モジュールは、RARの時間ウィンドウの長さに関する情報を第2の通信デバイスから受信するようにさらに構成される。
可能な設計では、時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである。
可能な設計では、処理モジュールは、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、第1のプリアンブルは、第2の通信デバイスに第1の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、第1のプリアンブルは、プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、第1の周波数領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる。
可能な設計では、送信モジュールは、受信モジュールが第1のRARのスクランブル値に従って第1のRARを正常に受信した場合、第2の通信デバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信することと、第2の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止めることとを行うようにさらに構成される。
第3の態様における通信デバイスが端末または端末中のチップであり得ることに留意されたい。
第4の態様によれば、本出願の一実施形態は、第2の通信デバイスとして使用される通信デバイスであって、
第1の通信デバイスから第1のプリアンブルを受信するように構成された受信モジュールであって、第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位である、受信モジュールと、
i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように構成された処理モジュールであって、第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARであり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、処理モジュールと、
第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で第1の通信デバイスに第1のRARを送信するように構成された送信モジュールであって、RARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である、送信モジュールと
を含む通信デバイスを提供する。
可能な設計では、送信モジュールは、第1の通信デバイスにRARの時間ウィンドウの長さに関する情報を送信するようにさらに構成される。
可能な設計では、時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである。
可能な設計では、処理モジュールは、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
可能な設計では、処理モジュールは、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
可能な設計では、第1のプリアンブルは、第1の通信デバイスに第2の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、第1のプリアンブルは、プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、第1の時間領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる。
可能な設計では、受信モジュールは、第1の通信デバイスからランダムアクセスメッセージ3を受信するようにさらに構成され、
処理モジュールは、ランダムアクセスメッセージ3に従って、K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを解放すること、または別の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを割り当てることを行うようにさらに構成される。
第4の態様における通信デバイスがネットワークデバイスまたはネットワークデバイス中のチップであり得ることに留意されたい。
第5の態様によれば、本出願の一実施形態は、第1の通信デバイスとして使用される通信デバイスであって、プロセッサとトランシーバとを含み、プロセッサとトランシーバとは、第1の態様における本出願の任意の実施形態による通信方法を実行するように構成される、通信デバイスを提供する。
第6の態様によれば、本出願の一実施形態は、第2の通信デバイスとして使用される通信デバイスであって、プロセッサとトランシーバとを含み、プロセッサとトランシーバとは、第2の態様における本出願の任意の実施形態による通信方法を実行するように構成される、通信デバイスを提供する。
第7の態様によれば、本出願の一実施形態は、可読記憶媒体とコンピュータプログラムとを含む記憶媒体であって、コンピュータプログラムは、本出願の第1の態様による通信方法を実装するように構成される、記憶媒体を提供する。
第8の態様によれば、本出願の一実施形態は、可読記憶媒体とコンピュータプログラムとを含む記憶媒体であって、コンピュータプログラムは、本出願の第2の態様による通信方法を実装するように構成される、記憶媒体を提供する。
第9の態様によれば、本出願の一実施形態は、プログラム製品を提供する。プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、可読記憶媒体中に記憶され、第1の通信デバイスの少なくとも1つのプロセッサは、可読記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取り得、少なくとも1つのプロセッサは、通信デバイスが本出願の第1の態様による通信方法を実装するようにコンピュータプログラムを実行する。
第10の態様によれば、本出願の一実施形態は、プログラム製品を提供する。プログラム製品は、コンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、可読記憶媒体中に記憶され、第2の通信デバイスの少なくとも1つのプロセッサは、可読記憶媒体からコンピュータプログラムを読み取り得、少なくとも1つのプロセッサは、通信デバイスが本出願の第2の態様による通信方法を実装するようにコンピュータプログラムを実行する。
本出願の実施形態は、通信方法および通信デバイスを提供する。端末がネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送った後、端末とネットワークデバイスとの両方は、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位であり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、端末とネットワークデバイスとの間での通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しく、言い換えれば、複数の異なるシステムパラメータは、同じ最大時間ウィンドウ長値を使用する。本明細書では、異なるシステムパラメータに対応する時間単位が測定単位として使用されるとき、最大時間ウィンドウ長の値は同じになる。しかしながら、異なるシステムパラメータの最大時間ウィンドウ長の絶対持続時間は変化し得る。したがって、端末がネットワークデバイスに複数のシステムパラメータのプリアンブルを送信する場合であっても、端末は、これらの異なるプリアンブルのためのRARの異なるスクランブル値を決定する。したがって、異なるスクランブル値に従ってRARを正しく受信した後に、端末は、RARに対応するプリアンブルとRACHリソースとを正確に区別することができ、それによって、RAR検出精度を改善する。
本出願の一実施形態による、通信システムの概略図である。 本出願の一実施形態による、通信方法の流れ図である。 本出願の別の実施形態による、通信方法の流れ図である。 本出願の一実施形態による、RARの時間ウィンドウの概略図である。 本出願の一実施形態による、通信デバイスの概略構造図である。 本出願の一実施形態による、端末の概略構造図である。 本出願の別の実施形態による、通信デバイスの概略構造図である。 本出願の一実施形態による、ネットワークデバイスの概略構造図である。
図1は、本出願の一実施形態による、通信システムの概略図である。図1に示すように、通信システムは、ネットワークデバイスと少なくとも1つの端末とを含む。ネットワークデバイスと少なくとも1つの端末とは、本出願の以下の実施形態で提供される技術的解決策に従って互いに通信する。
以下では、当業者がより良い理解を有するのを助けるために本出願におけるいくつかの用語について説明する。
無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)デバイスとも呼ばれるネットワークデバイスは、ワイヤレスネットワークに端末を接続するデバイスであり、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)における発展型ノードB(Evolutional Node B、eNBまたはeノードB)、中継局もしくはアクセスポイント、または送信受信ポイント(Transmission and Reception Point、TRP)などの5Gネットワークにおける基地局、またはコントローラであり得る。本明細書では、限定を課さない。
端末は、ワイヤレス端末であり得るか、またはワイヤード端末であり得る。ワイヤレス端末は、ワイヤレストランシーバ機能を有するデバイスであり得、陸(たとえば、屋内もしくは屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス、または車載デバイス)上に展開され得るか、または水(たとえば、船舶)上に展開され得るか、または空(たとえば、飛行機、バルーン、または衛星)中に展開され得る。端末は、モバイルフォン(mobile phone)、タブレットコンピュータ(パッド)、ワイヤレストランシーバ機能を有するコンピュータ、バーチャルリアリティ(Virtual Reality、VR)端末、拡張現実(Augmented Reality、AR)端末、産業制御(industrial control)におけるワイヤレス端末、自己駆動(self driving)におけるワイヤレス端末、遠隔医療(remote medical)におけるワイヤレス端末、スマートグリッド(smart grid)におけるワイヤレス端末、輸送安全(transportation safety)におけるワイヤレス端末、スマート都市(smart city)におけるワイヤレス端末、スマートホーム(smart home)におけるワイヤレス端末などであり得る。本明細書では、限定を課さない。
図2は、本出願の一実施形態による、通信方法の流れ図である。図2に示すように、この実施形態における方法は、以下のステップを含み得る。
S201.端末は、ネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送信する。
この実施形態では、端末は、ネットワークデバイスへのランダムアクセスを開始する必要がある。したがって、端末は、ネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送信する。いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスへのランダムアクセスを開始するプロセスにおいて、端末は、ネットワークデバイスに複数のプリアンブルを送信する必要がある。第1のプリアンブルは、複数のプリアンブルのうちのいずれか1つであり得、第1のプリアンブルは、ランダムアクセスプロシージャの第1のステップにおける端末からのものであるランダムアクセスプリアンブル信号であり得る。第1のプリアンブルは、時間領域リソースと周波数領域リソースとを占有する。第1のプリアンブルによって占有された時間領域リソースは、第1の時間領域リソースと呼ばれる。第1のプリアンブルによって占有された周波数領域リソースは、第1の周波数領域リソースと呼ばれる。第1の時間領域リソースは、1つまたは複数の時間単位に対応し得る。第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位であると仮定し、言い換えれば、第1の時間単位のインデックス番号はiである。
たとえば、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位であり、時間単位の持続時間は、サブフレームの持続時間に等しくない。具体的に言えば、各システムフレームは、複数の時間単位に分割され、たとえば、システムフレームは、A個の時間単位に分割され得、システムフレームは、B個のサブフレームに分割され得る。時間単位の持続時間がサブフレームの持続時間に等しくないので、AはBに等しくない。この実施形態では、端末からネットワークデバイスへのプリアンブルによって占有された時間領域リソースは、サブフレームによってもはや表されない。いくつかの実施形態では、時間単位の持続時間は、サブフレームの持続時間に等しくなり得る。
相応して、ネットワークデバイスは、端末から第1のプリアンブルを受信する。
S202.端末は、i番目の時間単位の情報と、第1の周波数領域リソースの情報と、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。
この実施形態では、端末は、i番目の時間単位の情報と、第1の周波数領域リソースの情報と、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。本明細書における第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARである。概して、端末は、RARの時間ウィンドウの長さでRARを受信する。RARの時間ウィンドウの長さは、最大RAR時間ウィンドウ長以下である必要がある。この実施形態では、たとえば、システムフレームは、複数の時間単位に分割される。最大RAR時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、言い換えれば、M個の時間単位の持続時間は、最大時間ウィンドウ長に等しい。
Mは、端末とネットワークデバイスとの(たとえば、複数のいくつかの数秘学とも呼ばれる)複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい。代替として、Mは、端末とネットワークデバイスとの(たとえば、複数のいくつかの数秘学とも呼ばれる)複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の公倍に等しくなり得る。たとえば、15kHzに対応するシステムパラメータ(数秘学)の1つのシステムフレーム中の時間単位の量が10であるとき、30kHzに対応するシステムパラメータ(数秘学)の1つのシステムフレーム中の時間単位の量は20であり、60kHzに対応するシステムパラメータ(数秘学)の1つのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量は、40であり、120kHzに対応するシステムパラメータ(数秘学)の1つのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量は、80である。したがって、システム中でRACHによってサポートされ得るシステムパラメータ(数秘学)のセットが、{15,30,60,120}kHzであるとき、現在のプリアンブルの長さが127または139である場合、RACHによってサポートされ得るシステムパラメータ(数秘学)は、上記の4つのタイプのうちのいずれか1つであり、最大RAR時間ウィンドウ長は、a×80個の時間単位に等しく、ここで、aは、1以上の自然数である。最大RAR時間ウィンドウ長は、標準にあらかじめ定義されている80の整数倍のうちのいずれか1つであり得る。本明細書では、システムにおいてRACHによってサポートされ得るシステムパラメータ(数秘学)は、代替として、より大きいセット、たとえば、{1.25,5,7.5,15,30,60,120,240}kHz中のいずれか1つであり得る。
複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータの時間単位の長さは変化し得る。
S203.ネットワークデバイスは、i番目の時間単位の情報と、第1の周波数領域リソースの情報と、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。
この実施形態では、ネットワークデバイスは、受信された第1のプリアンブルによって占有される第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位(すなわち、i番目の時間単位)と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。最大RAR時間ウィンドウ長は、端末側の最大RAR時間ウィンドウ長と同様である。詳細については、上記の説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
S202およびS203を実行する順序はない。
S204.ネットワークデバイスは、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で端末に第1のRARを送信する。
この実施形態では、ネットワークデバイスは、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で端末に第1のRARを送信する。第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARである。たとえば、ネットワークデバイスは、第1のRARの決定されたスクランブル値に従って第1のRARをスクランブルし、次いで、RARの時間ウィンドウ中で端末にスクランブルされたRAR情報を送信する。この実施形態では、ネットワークデバイスから端末へのRARに対応するRARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である。
S203およびS204では、第1のRARのスクランブル値は、第1の時間領域リソースの情報と、第1の周波数領域リソースの情報と、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って決定される。したがって、S203で決定される第1のRARのスクランブル値とS204で決定される第1のRARのスクランブル値とは同じである。
S205.端末は、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で、ネットワークデバイスから第1のRARを受信する。
この実施形態では、端末は、第1のRARの決定されたスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中に、ネットワークデバイスから第1のRARを受信する。たとえば、端末は、RARの時間ウィンドウ中で、ネットワークデバイスから情報を受信し、ここで、情報は、スクランブルされたRAR情報である。次いで、端末は、第1のRARを正しく取得するために、第1のRARの決定されたスクランブル値に従って受信された情報をデスクランブルする。
この実施形態では、端末がネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送った後、端末とネットワークデバイスとの両方は、i番目の時間単位の情報と、第1の周波数領域リソースの情報と、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位であり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、端末とネットワークデバイスとの間での通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しく、言い換えれば、複数の異なるシステムパラメータは、同じ最大時間ウィンドウ長値を使用する。本明細書では、異なるシステムパラメータに対応する時間単位が測定単位として使用されるとき、最大時間ウィンドウ長の値は同じになる。しかしながら、異なるシステムパラメータの最大時間ウィンドウ長の絶対持続時間は変化し得る。したがって、端末がネットワークデバイスに複数のシステムパラメータのプリアンブルを送信する場合であっても、端末は、これらの異なるプリアンブルのためのRARの異なるスクランブル値を決定する。したがって、異なるスクランブル値に従ってRARを正しく受信した後に、端末は、RARに対応するプリアンブルとRACHリソースとを正確に区別することができ、それによって、RAR検出精度を改善する。
いくつかの実施形態では、ネットワークデバイスは、端末にRARの時間ウィンドウの長さに関する情報を送信する。相応して、端末は、RARの時間ウィンドウの長さに関する情報を受信する。具体的には、この実施形態では、RARの時間ウィンドウの長さは、ネットワークデバイスによって決定され、ネットワークデバイスによって決定されたRARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である。次いで、ネットワークデバイスは、端末にRARの時間ウィンドウの長さに関する決定された情報を送信する。いくつかの実施形態では、端末がネットワークデバイスに複数のプリアンブルを送信する場合、これらのプリアンブルに対応するRARは、同じRAR時間ウィンドウを共有する。したがって、1つのランダムアクセスプロシージャにおいて、ネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送った後に、端末は、ネットワークデバイスから、RARの時間ウィンドウの長さを受信する。具体的に言えば、端末がネットワークデバイスに複数のプリアンブルを送信するとき、これらのプリアンブルの各々に対応するRARの時間ウィンドウの開始ロケーションは第1のプリアンブルの後のk番目のサブフレームであり、ここで、kは、1以上の正の整数であり、kの特定の値は、ネットワークデバイスおよび/または端末の処理能力に関係づけられる。代替として、Kの値は、システム情報またはブロードキャストチャネルを使用することによって端末装置にネットワークデバイスによって通知される。
RARの時間ウィンドウの長さに関する情報は、システム情報を使用することによって端末にネットワークデバイスによって割り当てられ得る。たとえば、ネットワークデバイスは、端末にウィンドウ長情報を搬送する最小システム情報または物理ブロードキャストチャネルを送信する。
最大RAR時間ウィンドウ長の測定単位は時間単位であり、言い換えれば、最大RAR時間ウィンドウ長は、M個の時間単位である。RARの時間ウィンドウの長さの測定単位は、時間単位であってもよく、言い換えれば、RARの時間ウィンドウの長さは、N個の時間単位であり、ここで、N≦Mである。
いくつかの実施形態では、上記の時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔である。代替として、上記の時間単位はスロット(slot)である。言い換えれば、この実施形態では、第1の時間領域リソースは、プリアンブルによって占有されたサブフレームによってもはや表されず、第1の時間領域リソースは、プリアンブルによって占有されたスロットによって表される。したがって、複数のプリアンブルが同じサブフレームを占有するとき、1つのサブフレームが複数のスロットを含み、異なるプリアンブルが異なるスロットを占有するので、この実施形態における端末は、スロットによって表される時間領域リソースを使用することによってRARのスクランブル値を取得して、受信されたRARに対応するプリアンブルとRACHリソースとを正確に区別する。
実現可能な実装では、S202とS203との実現可能な実装は、以下の通りである。端末またはネットワークデバイスは、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。
いくつかの実施形態では、上記の実装の実装解決策は、以下の通りである。端末またはネットワークデバイスは、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定し、ここで、式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す。
現在のシステムパラメータは、端末がネットワークデバイスに第1のプリアンブルを送信するときに使用されるシステムパラメータであることに留意されたい。端末がネットワークデバイスに複数のプリアンブルを送信するとき、端末は、異なるシステムパラメータを使用し得るか、または同じシステムパラメータを使用し得る。端末がネットワークデバイスにプリアンブルを送信するために異なるシステムパラメータを使用する場合、端末が各プリアンブルに対応するRARのスクランブル値を決定するとき、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表す。現在のシステムパラメータは、プリアンブルを送信するために使用されるシステムパラメータである。Nframeの値は、異なるシステムパラメータで変化する。
maxは、RACH候補周波数領域リソースに関係するあらかじめ定義されたパラメータであり得る。たとえば、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量である。ただし、この実施形態は、それに限定されない。たとえば、Fmaxの値が6であるとき、式1は次のように表される。
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+6×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
別の実現可能な実装では、S202とS203との実現可能な実装は、以下の通りである。端末またはネットワークデバイスは、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。
いくつかの実施形態では、上記の実装の実装解決策は、以下の通りである。端末またはネットワークデバイスは、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定し、ここで、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す。
たとえば、サブキャリア間隔値は、15kHz、30kHz、60kHz、120kHzなどである。任意選択で、サブキャリア間隔値は、15よりも小さい別の値、たとえば、1.25kHz、5kHz、または7.5kHzであり得る。これは、本明細書では特に限定されない。現在のシステムパラメータについては、上記の実施形態における説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。基準システムパラメータは、複数のシステムパラメータのうちのいずれか1つであり得る。具体的に言えば、システムパラメータは、参照のために選択され、使用される。基準システムパラメータはあらかじめ定義されているので、現在のシステムパラメータが変化する場合でも、基準システムパラメータは変化しない。
図3は、本出願の別の実施形態による、通信方法の流れ図である。図3に示すように、この実施形態における方法は、以下のステップを含み得る。
S301.端末は、ネットワークデバイスにT番目のプリアンブルを送信する。
この実施形態では、端末は、ネットワークデバイスにK個のプリアンブルを送信する必要がある。この実施形態では、T番目のプリアンブルを送信することが一例として使用される。T番目のプリアンブルは、K個のプリアンブル中の任意のプリアンブルであり、ここで、1≦T≦Kである。さらに、T番目のプリアンブルの第1の時間単位のインデックス番号は、iTであり、T番目のプリアンブルは、(jT)番目の周波数領域リソースを占有する。iTの値は、Tの値とともに変化する。言い換えれば、各プリアンブルによって占有された時間領域リソースの第1の時間単位が変化する。
S302.端末は、(iT)番目の時間単位と、(jT)番目の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。
ここで、iTは、T番目のプリアンブルの第1の時間単位のインデックス番号であり、jTは、T番目のプリアンブルによって占有される周波数領域リソースのインデックス番号であり、最大RAR時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、端末とネットワークデバイスとの(たとえば、複数のいくつかの数秘学とも呼ばれる)複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい。
S303.ネットワークデバイスは、(iT)番目の時間単位と、(jT)番目の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定する。
第1のRARは、T番目のプリアンブルに対応するRARである。S302およびS303の特定の実装プロセスについては、上記の実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
S304.ネットワークデバイスは、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で端末に第1のRARを送信する。
S305.端末は、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で、ネットワークデバイスから第1のRARを受信する。
この実施形態におけるS304およびS305の特定の実装プロセスについては、上記の実施形態における関連説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
いくつかの実施形態では、RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位(すなわち、i1番目の時間単位)のインデックス番号i1に関係づけられる。この実施形態では、RARの時間ウィンドウの長さが取得された後、RARの時間ウィンドウを決定するために、RARの時間ウィンドウの開始時間単位と終了時間単位とが決定される必要がある。したがって、この実施形態では、開始時間単位が決定された後、RARの時間ウィンドウを決定するために、終了時間単位は時間ウィンドウの長さに従って決定され得る。次いで、RARは、RARの時間ウィンドウ中で受信される。従来技術では、端末は、RARを受信する前にすべてのK個のプリアンブルを送信する必要がある。言い換えれば、従来技術におけるRARの時間ウィンドウの開始時間単位はK番目のプリアンブルが送信される時間単位の後であり、端末によってRARを受信する際の遅延を増加させる。したがって、この実施形態では、RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位(すなわち、i1番目の時間単位)のインデックス番号i1に関係づけられるように設定される。たとえば、第1のプリアンブルに対応するi1番目の時間単位の後の3つ以上の時間単位である第1のダウンリンク時間単位が、RARの時間ウィンドウの開始時間単位として使用される。したがって、この実施形態では、RARを受信する前に端末がすべてのK個のプリアンブルを送信するのを待つ必要がない。端末は、第1のプリアンブルを送った後にRARを受信することができ、それによって、端末によってRARを受信する際の遅延を低減する。
いくつかの実施形態では、RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位(すなわち、(iK)番目の時間単位)のインデックス番号iKに関係づけられる。この実施形態では、RARの時間ウィンドウの長さが取得された後、RARの時間ウィンドウを決定するために、RARの時間ウィンドウの開始時間単位が決定される必要がある。したがって、この実施形態では、終了時間単位が決定された後、RARの時間ウィンドウを決定するために、開始時間単位は時間ウィンドウの長さに従って決定され得る。次いで、RARは、RARの時間ウィンドウ中で受信される。従来技術では、端末は、RARを受信する前にすべてのK個のプリアンブルを送信する必要がある。言い換えれば、従来技術におけるRARの時間ウィンドウの開始時間単位はK番目のプリアンブルが送信される時間単位の後であり、端末によってRARを受信する際の遅延を増加させる。したがって、この実施形態では、RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、K番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位(すなわち、(iK)番目の時間単位)のインデックス番号iKに関係づけられるように設定される。たとえば、RARの時間ウィンドウの第1のダウンリンク時間単位と終了時間単位との間にいくつかの時間単位があり、ここで、第1のダウンリンク時間単位は、K番目のプリアンブルに対応する(iK)番目の時間単位の後の3つ以上の時間単位である。このようにして、この実施形態では、K番目のプリアンブルが送信される時間とRARの時間ウィンドウの終了時間との間の時間差は、できる限り低減され得、端末がRARを受信する前にすべてのK個のプリアンブルを送信するのを待つ必要がない。端末は、第1のプリアンブルを送った後にRARを受信することができ、それによって、端末によってRARを受信する際の遅延を低減する。
たとえば、この実施形態におけるRARの時間ウィンドウを図4に示す。
S306.端末は、ネットワークデバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信する。ネットワークデバイスは、端末からランダムアクセスメッセージ3を受信する。
この実施形態では、端末が、第1のRARのスクランブル値に従って第1のRARを正常に受信する、具体的に言えば、T番目のプリアンブルに対応するRARを正常に受信する場合、端末は、ネットワークデバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信する。相応して、ネットワークデバイスは、端末からランダムアクセスメッセージ3を受信する。ランダムアクセスメッセージ3は、ランダムアクセスプロシージャの第3のステップ中の応答メッセージまたはRARに対する応答メッセージである。
S307.端末は、ネットワークデバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止める。
この実施形態では、端末は、ランダムアクセス成功率を改善するために、具体的に言えば、RAR受信成功率を改善するためにネットワークデバイスにK個のプリアンブルを送信する必要がある。端末がT番目のプリアンブルのRARを受信しているので、端末は、ネットワークデバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信する必要がない。次いで、端末は、ネットワークデバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止める。
S308.ランダムアクセスメッセージ3によれば、ネットワークデバイスは、K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたRACHリソースを解放するか、または別の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたRACHリソースを割り当てる。本明細書におけるRACHリソースは、時間領域リソースと、周波数領域リソースと、コード領域リソースとのうちの少なくとも1つを含み得る。
この実施形態では、ランダムアクセスメッセージ3を受信した後に、ネットワークデバイスは、端末がRARを正常に受信したと決定する。したがって、端末は、ネットワークデバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送らず、未送信のプリアンブルによって占有された時間領域リソースと、周波数領域リソースと、コード領域リソースとが端末に割り当てられる必要がない。したがって、ネットワークデバイスは、K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有された時間領域リソースと、周波数領域リソースと、コード領域リソースとを解放するか、またはネットワークデバイスは、別の通信デバイス(たとえば、別の端末)にK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有された時間領域リソースと、周波数領域リソースと、コード領域リソースとを割り当てる。したがって、この実施形態は、プリアンブルのリソース占有を低減し、ランダムアクセスリソースの利用率を改善することができる。
上記の実施形態では、端末によって実装される方法またはステップが、代替として、端末中のチップによって実装され得、基地局、たとえば、ネットワークデバイスによって実装される方法またはステップが、代替として、ネットワークデバイス中のチップによって実装され得ることが理解され得る。
図5は、本出願の一実施形態による、通信デバイスの概略構造図である。この実施形態における通信デバイスは、第1の通信デバイスとして使用される。第1の通信デバイスは、端末であり得るか、または端末中のチップであり得る。図5に示すように、通信デバイスは、送信モジュール11と、処理モジュール12と、受信モジュール13とを含み得る。
送信モジュール11は、第2の通信デバイスに第1のプリアンブルを送信することであって、第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位である、送信することを行うように構成される。
処理モジュール12は、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARであり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、決定することを行うように構成される。
受信モジュール13は、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で、第2の通信デバイスから第1のRARを受信することであって、RARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である、受信することを行うように構成される。
任意選択で、受信モジュール13は、RARの時間ウィンドウの長さに関する情報を第2の通信デバイスから受信するようにさらに構成される。
任意選択で、時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである。
任意選択で、処理モジュール12は、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレームに含まれる時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
任意選択で、処理モジュール12は、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
任意選択で、第1のプリアンブルは、第2の通信デバイスに第1の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、第1のプリアンブルは、プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、第1の周波数領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる。
任意選択で、送信モジュール11は、受信モジュールが第1のRARのスクランブル値に従って第1のRARを正常に受信した場合、第2の通信デバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信することと、第2の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止めることとを行うようにさらに構成される。
この実施形態における上記で説明した第1の通信デバイスは、上記の方法実施形態における端末または端末チップによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。第1の通信デバイスの実装原則および技術的効果は、方法実施形態におけるものと同様である。第1の通信デバイスの各モジュールの機能については、方法実施形態における対応する説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
図6は、本出願の一実施形態による、端末の概略構造図である。図6に示すように、この実施形態における端末は、プロセッサ21とトランシーバ22とを含み得る。プロセッサ21は、トランシーバ22に接続され、それと通信する。
ハードウェア実装形態では、送信モジュール11と受信モジュール13とは、この実施形態におけるトランシーバ22であり得る。代替として、トランシーバ22は、送信機と受信機とを含み、送信モジュール11は、トランシーバ22中の送信機であり得、受信モジュール13は、トランシーバ22中の受信機であり得る。処理モジュール12は、ハードウェアの形態で端末中のプロセッサ21中に埋め込まれ得るか、またはそれとは無関係であり得る。
トランシーバ22は、必要な無線周波通信デバイス、たとえば、周波数ミキサを含み得る。プロセッサ21は、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、マイクロコントローラユニット(Microcontroller Unit、MCU)、および特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit、ASIC)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field−programmable Gateアレイ(FPGA))のうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、この実施形態における端末は、メモリ23をさらに含み得る。メモリ23は、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサ21は、上記の解決策を実行するためにメモリ23中のプログラム命令を呼び出すように構成される。
プログラム命令は、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され得、独立した製品として販売または使用され得る。メモリ23は、任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体であり得る。そのような理解に従って、本出願の技術的解決策の全部または一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は、本出願の実施形態における端末のステップの全部または一部を実行するように、具体的にはプロセッサ21であり得るコンピュータデバイスを命令するためのいくつかの命令を含む。上記のコンピュータ可読記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
この実施形態における上記で説明した端末は、本出願の上記の方法実施形態における端末または端末中のチップによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。端末の実装原則および技術的効果は、方法実施形態におけるものと同様である。端末の各モジュールの機能については、方法実施形態における対応する説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
図7は、本出願の別の実施形態による、通信デバイスの概略構造図である。この実施形態における通信デバイスは、第2の通信デバイスとして使用される。第2の通信デバイスは、ネットワークデバイスであり得るか、またはネットワークデバイス中のチップであり得る。図7に示すように、通信デバイスは、受信モジュール31と、処理モジュール32と、送信モジュール33とを含み得る。
受信モジュール31は、第1の通信デバイスから第1のプリアンブルを受信することであって、第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、i番目の時間単位である、受信することを行うように構成される。
処理モジュール32は、i番目の時間単位と、第1の周波数領域リソースと、最大RAR時間ウィンドウ長とに従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、第1のRARは、第1のプリアンブルに対応するRARであり、最大時間ウィンドウ長は、M個の時間単位を含み、Mは、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、決定することを行うように構成される。
送信モジュール33は、第1のRARのスクランブル値に従ってRARの時間ウィンドウ中で第1の通信デバイスに第1のRARを送信することであって、RARの時間ウィンドウの長さは、最大時間ウィンドウ長以下である、送信することを行うように構成される。
任意選択で、送信モジュール33は、第1の通信デバイスにRARの時間ウィンドウの長さに関する情報を送信するようにさらに構成される。
任意選択で、時間単位は、第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである。
任意選択で、処理モジュール32は、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
任意選択で、処理モジュール32は、式1に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式1は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中に含まれる時間単位の量を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
任意選択で、処理モジュール32は、i番目の時間単位のインデックス番号と、第1の周波数領域リソースと、最大時間ウィンドウ長と、時間単位のうちの1つ中にあり第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値と、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って第1のRARのスクランブル値を決定するように特に構成される。
任意選択で、処理モジュール32は、式2に従って第1のRARのスクランブル値を決定することであって、
式2は、以下の通りであり、
RA−RNTI=1+i+Sreference×NSCS/Nreference×f_id+Fmax×Sreference(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
ここで、RA−RNTIは、第1のRARのスクランブル値であり、iは、現在のシステムパラメータの第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号を表し、Sreferenceは、基準システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、Nreferenceは、基準システムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、NSCSは、現在のシステムパラメータのサブキャリア間隔値を表し、Nframeは、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量を表し、f_idは、第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、Fmaxは、時間単位のうちの1つ中にあり、第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量であり、SFN_idは、第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号を表し、Wmaxは、最大時間ウィンドウ長を表す、
決定すること
を行うように特に構成される。
任意選択で、第1のプリアンブルは、第1の通信デバイスに第2の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、第1のプリアンブルは、プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位のインデックス番号はiTであり、値iTは、Tの値とともに変化し、第1の時間領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
RARの時間ウィンドウの開始時間単位は、プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
RARの時間ウィンドウの終了時間単位は、プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる。
任意選択で、受信モジュール31は、第1の通信デバイスからランダムアクセスメッセージ3を受信するようにさらに構成される。
処理モジュール32は、ランダムアクセスメッセージ3に従って、K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを解放すること、または別の通信デバイスにK個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを割り当てることを行うようにさらに構成される。
この実施形態における上記で説明した第2の通信デバイスは、上記の方法実施形態におけるネットワークデバイスまたはネットワークデバイス中のチップによって実行される技術的解決策を実行するように構成され得る。第2の通信デバイスの実装原則および技術的効果は、方法実施形態におけるものと同様である。第2の通信デバイスの各モジュールの機能については、方法実施形態における対応する説明を参照されたい。本明細書では、詳細を再び説明しない。
図8は、本出願の一実施形態による、ネットワークデバイスの概略構造図である。図8に示すように、この実施形態におけるネットワークデバイスは、プロセッサ41とトランシーバ42とを含み得る。プロセッサ41は、トランシーバ42に接続され、それと通信する。
ハードウェア実装形態では、受信モジュール31と送信モジュール33とは、この実施形態におけるトランシーバ42であり得る。代替として、トランシーバ42は、送信機と受信機とを含み、受信モジュール31は、トランシーバ22中の受信機であり得、送信モジュール33は、トランシーバ42中の送信機であり得る。処理モジュール32は、ハードウェアの形態でネットワークデバイス中のプロセッサ41中に埋め込まれ得るか、またはそれとは無関係であり得る。
トランシーバ42は、必要な無線周波通信デバイス、たとえば、周波数ミキサを含み得る。プロセッサ41は、CPU、DSP、MCU、ASIC、またはFPGAのうちの少なくとも1つを含み得る。
任意選択で、この実施形態におけるネットワークデバイスは、メモリ43をさらに含み得る。メモリ43は、プログラム命令を記憶するように構成される。プロセッサ41は、上記の解決策を実行するためにメモリ43中のプログラム命令を呼び出すように構成される。
プログラム命令は、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され得、独立した製品として販売または使用され得る。メモリ43は、任意の形態のコンピュータ可読記憶媒体であり得る。そのような理解に従って、本出願の技術的解決策の全部または一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。ソフトウェア製品は、本出願の実施形態におけるネットワークデバイスのステップの全部または一部を実行するように、具体的にはプロセッサ41であり得るコンピュータデバイスを命令するためのいくつかの命令を含む。上記のコンピュータ可読記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
この実施形態における上記で説明したネットワークデバイスは、本出願の上記の方法実施形態におけるネットワークデバイスの技術的解決策を実行するように構成され得る。実装原則および技術的効果は、方法実施形態におけるものと同様である。本明細書では、詳細を再び説明しない。
本出願の実施形態におけるモジュールの区分は、一例であり、論理機能区分にすぎず、実際の実装では別の区分方式があり得ることに留意されたい。本出願の実施形態における機能モジュールは、1つ処理モジュールに統合され得るか、またはモジュールの各々は、物理的に単独で存在し得るか、または2つ以上のモジュールは、1つのモジュールに統合される。統合されたモジュールは、ハードウェアの形態で実装され得るか、またはソフトウェア機能モジュールの形態で実装され得る。
統合されたモジュールがソフトウェア機能モジュールの形態で実装され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットは、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得る。そのような理解に従って、本質的に本出願の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実装され得る。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体中に記憶され、本出願の実施形態で説明する方法のステップの全部または一部を実行するように(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)コンピュータデバイスまたはプロセッサ(processor)に命令するためのいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得る。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態の全部または一部はコンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態によるプロセスまたは機能の一部もしくは全部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得るか、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送され得る。たとえば、コンピュータ命令は、ワイヤード(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)の方式でウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに伝送され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の使用可能な媒体、あるいは1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートディスクソリッドステートディスク(SSD))などであり得る。
ハードウェア実装形態では、受信モジュール31と送信モジュール33とは、この実施形態におけるトランシーバ42であり得る。代替として、トランシーバ42は、送信機と受信機とを含み、受信モジュール31は、トランシーバ42中の受信機であり得、送信モジュール33は、トランシーバ42中の送信機であり得る。処理モジュール32は、ハードウェアの形態でネットワークデバイス中のプロセッサ41中に埋め込まれ得るか、またはそれとは無関係であり得る。
上記の実施形態の全部または一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せを使用することによって実装され得る。ソフトウェアが実施形態を実装するために使用されるとき、実施形態の全部または一部はコンピュータプログラム製品の形態で実装され得る。コンピュータプログラム製品は、1つまたは複数のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされ、実行されるとき、本出願の実施形態によるプロセスまたは機能の一部もしくは全部が生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、または別のプログラマブル装置であり得る。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体中に記憶され得るか、またはコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体に伝送され得る。たとえば、コンピュータ命令は、ワイヤード(たとえば、同軸ケーブル、光ファイバ、またはデジタル加入者回線(DSL))またはワイヤレス(たとえば、赤外線、無線、またはマイクロ波)の方式でウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターから別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、またはデータセンターに伝送され得る。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータにアクセス可能な任意の使用可能な媒体、あるいは1つもしくは複数の使用可能な媒体を統合するサーバまたはデータセンターなどのデータストレージデバイスであり得る。使用可能な媒体は、磁気媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、または磁気テープ)、光媒体(たとえば、DVD)、半導体媒体(たとえば、ソリッドステートディスク(SSD))などであり得る。

Claims (42)

  1. 通信方法であって、
    第1の通信デバイスによって、第2の通信デバイスに第1のプリアンブルを送信するステップであって、前記第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、前記第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、システムフレーム中でインデックス番号iを有する時間単位である、送信するステップと、
    前記第1の通信デバイスによって、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のランダムアクセス応答RARのスクランブル値を決定するステップであって、前記第1のRARは、前記第1のプリアンブルに対応するRARであり、Mは、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、決定するステップと、
    前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARの時間ウィンドウ中で前記第1の通信デバイスによって、前記第2の通信デバイスから前記第1のRARを受信するステップであって、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの長さは、M個の時間単位以下である、受信するステップと
    を備える方法。
  2. 前記第1の通信デバイスによって、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの前記長さに関する情報を前記第2の通信デバイスから受信するステップ
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記時間単位は、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記第1の通信デバイスによって、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のRARのスクランブル値を決定する前記ステップは、
    前記第1の通信デバイスによって、前記時間単位の前記インデックス番号iと、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の前記量Mと、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、前記時間単位のうちの1つ中にあり前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、前記第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するステップ
    を備える請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の通信デバイスによって、前記時間単位の前記インデックス番号iと、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の前記量Mと、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、前記時間単位のうちの1つ中にあり前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、前記第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定する前記ステップは、
    前記第1の通信デバイスによって、式1に従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するステップであって、
    式1は、以下の通りであり、
    RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
    ここで、RA−RNTIは、前記第1のRARの前記スクランブル値であり、iは、前記現在のシステムパラメータの前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号を表し、Nframeは、前記現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の前記量を表し、Fmaxは、前記時間単位のうちの1つ中にあり、前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの前記最大量であり、f_idは、前記第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、前記第1の時間領域リソースが位置する前記第1のシステムフレームの前記インデックス番号を表し、Wmaxは、時間単位の前記量Mを表す、
    決定するステップ
    を備える請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1のプリアンブルは、前記第2の通信デバイスに前記第1の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、前記第1のプリアンブルは、前記プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、前記第1の周波数領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの開始時間単位は、前記プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの終了時間単位は、前記プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の通信デバイスによって、前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARを正常に受信するステップと、前記第2の通信デバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信するステップと
    をさらに備える請求項6に記載の方法。
  8. 前記第1の通信デバイスによって、前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARを正常に受信するステップと、前記第2の通信デバイスに前記K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止めるステップと
    をさらに備える請求項6に記載の方法。
  9. Mの値が80である請求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 通信方法であって、
    第2の通信デバイスによって、第1の通信デバイスから第1のプリアンブルを受信するステップであって、前記第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、前記第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、システムフレーム中でインデックス番号iを有する時間単位である、受信するステップと、
    前記第2の通信デバイスによって、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のランダムアクセス応答RARのスクランブル値を決定するステップであって、前記第1のRARは、前記第1のプリアンブルに対応するRARであり、Mは、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、決定するステップと、
    前記第2の通信デバイスによって、前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARの時間ウィンドウ中で前記第1の通信デバイスに前記第1のRARを送信するステップであって、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの長さは、M個の時間単位以下である、送信するステップと
    を備える方法。
  11. 前記第2の通信デバイスによって、前記第1の通信デバイスに前記第1のRARの前記時間ウィンドウの前記長さに関する情報を送信するステップ
    をさらに備える請求項10に記載の方法。
  12. 前記時間単位は、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記第2の通信デバイスによって、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のRARのスクランブル値を決定する前記ステップは、
    前記第2の通信デバイスによって、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の前記量Mと、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、前記時間単位のうちの1つ中にあり前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、前記第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するステップ
    を備える請求項10乃至12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記第2の通信デバイスによって、前記時間単位の前記インデックス番号iと、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の前記量Mと、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、前記時間単位のうちの1つ中にあり前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、前記第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定する前記ステップは、
    前記第2の通信デバイスによって、式1に従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するステップであって、
    式1は、以下の通りであり、
    RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
    ここで、RA−RNTIは、前記第1のRARの前記スクランブル値であり、iは、前記現在のシステムパラメータの前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号を表し、Nframeは、前記現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の前記量を表し、Fmaxは、前記時間単位のうちの1つ中にあり、前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの前記最大量であり、f_idは、前記第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、前記第1の時間領域リソースが位置する前記第1のシステムフレームの前記インデックス番号を表し、Wmaxは、時間単位の前記量Mを表す、
    決定するステップ
    を備える請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のプリアンブルは、前記第1の通信デバイスに前記第2の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、前記第1のプリアンブルは、前記プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、前記第1の時間領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの開始時間単位は、前記プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの終了時間単位は、前記プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる
    請求項10乃至14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記第2の通信デバイスによって、前記第1の通信デバイスからランダムアクセスメッセージ3を受信するステップと、
    前記ランダムアクセスメッセージ3に従って前記第2の通信デバイスによって、前記K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを解放するステップ、または前記ランダムアクセスメッセージ3に従って前記第2の通信デバイスによって、別の通信デバイスに前記K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを割り当てるステップと
    をさらに備える請求項15に記載の方法。
  17. Mの値が80である請求項10乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 第1の通信デバイスとして使用される通信デバイスであって、
    第2の通信デバイスに第1のプリアンブルを送信するように構成された送信モジュールであって、前記第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、前記第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、システムフレーム中でインデックス番号iを有する時間単位である、送信モジュールと、
    インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のランダムアクセス応答RARのスクランブル値を決定するように構成された処理モジュールであって、前記第1のRARは、前記第1のプリアンブルに対応するRARであり、Mは、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、処理モジュールと、
    前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARの時間ウィンドウ中で、前記第2の通信デバイスから前記第1のRARを受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの長さは、M個の時間単位以下である、受信モジュールと
    を備える通信デバイス。
  19. 前記受信モジュールは、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの前記長さに関する情報を前記第2の通信デバイスから受信するようにさらに構成される、請求項18に記載の通信デバイス。
  20. 前記時間単位は、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである請求項18または19に記載の通信デバイス。
  21. 前記処理モジュールは、前記時間単位の前記インデックス番号iと、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mと、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、前記時間単位のうちの1つ中にあり前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、前記第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するように特に構成された、請求項18乃至20のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  22. 前記処理モジュールは、式1に従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するように特に構成され、
    式1は、以下の通りであり、
    RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
    ここで、RA−RNTIは、前記第1のRARの前記スクランブル値であり、iは、前記現在のシステムパラメータの前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号を表し、Nframeは、前記現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の前記量を表し、Fmaxは、前記時間単位のうちの1つ中にあり、前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの前記最大量であり、f_idは、前記第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、前記第1の時間領域リソースが位置する前記第1のシステムフレームの前記インデックス番号を表し、Wmaxは、時間単位の前記量Mを表す、請求項21に記載の通信デバイス。
  23. 前記第1のプリアンブルは、前記第2の通信デバイスに前記第1の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、前記第1のプリアンブルは、前記プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、前記第1の周波数領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの開始時間単位は、前記プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの終了時間単位は、前記プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる
    請求項18乃至22のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  24. 前記受信モジュールは、前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARを正常に受信するようにさらに構成され、
    前記送信モジュールは、前記第2の通信デバイスにランダムアクセスメッセージ3を送信するようにさらに構成された、請求項23に記載の通信デバイス。
  25. 前記受信モジュールは、前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARを正常に受信するようにさらに構成され、
    前記処理モジュールは、前記第2の通信デバイスに前記K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルを送信するのを止めるようにさらに構成された、請求項23に記載の通信デバイス。
  26. Mの値が80である請求項18乃至25のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  27. 第2の通信デバイスとして使用される通信デバイスであって、
    第1の通信デバイスから第1のプリアンブルを受信するように構成された受信モジュールであって、前記第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、前記第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、システムフレーム中でインデックス番号iを有する時間単位である、受信モジュールと、
    インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のランダムアクセス応答RARのスクランブル値を決定するように構成された処理モジュールであって、前記第1のRARは、前記第1のプリアンブルに対応するRARであり、Mは、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しい、処理モジュールと、
    前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARの時間ウィンドウ中で前記第1の通信デバイスに前記第1のRARを送信するように構成された送信モジュールであって、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの長さは、M個の時間単位以下である、送信モジュールと
    を備える通信デバイス。
  28. 前記送信モジュールは、前記第1の通信デバイスに前記第1のRARの前記時間ウィンドウの前記長さに関する情報を送信するようにさらに構成された、請求項27に記載の通信デバイス。
  29. 前記時間単位は、前記第1の通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間でのデータ伝送のための時間間隔、またはスロットである請求項27または28に記載の通信デバイス。
  30. 前記処理モジュールは、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の前記量Mと、現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量と、前記時間単位のうちの1つ中にあり前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの最大量と、前記第1の時間領域リソースが位置する第1のシステムフレームのインデックス番号とのうちの少なくとも1つに従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するように特に構成された、請求項27乃至29のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  31. 前記処理モジュールは、前記第2の通信デバイスによって、式1に従って前記第1のRARの前記スクランブル値を決定するように特に構成され、
    式1は、以下の通りであり、
    RA−RNTI=1+i+Nframe×f_id+Fmax×Nframe(SFN_id mod(Wmax/Nframe))
    ここで、RA−RNTIは、前記第1のRARの前記スクランブル値であり、iは、前記現在のシステムパラメータの前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号を表し、Nframeは、前記現在のシステムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の前記量を表し、Fmaxは、前記時間単位のうちの1つ中にあり、前記第1のプリアンブルのものである候補周波数領域リソースの前記最大量であり、f_idは、前記第1の周波数領域リソースに対応する候補周波数領域リソースのインデックス番号を表し、SFN_idは、前記第1の時間領域リソースが位置する前記第1のシステムフレームの前記インデックス番号を表し、Wmaxは、時間単位の前記量Mを表す、請求項30に記載の通信デバイス。
  32. 前記第1のプリアンブルは、前記第1の通信デバイスに前記第2の通信デバイスによって送信される必要があるK個のプリアンブルのうちのいずれか1つであり、前記第1のプリアンブルは、前記プリアンブル中のT番目のプリアンブルであり、1≦T≦Kであり、前記第1の時間領域リソースに対応する前記第1の時間単位の前記インデックス番号はiTであり、iTの値は、Tの値とともに変化し、前記第1の時間領域リソースは、(jT)番目の周波数領域リソースであり、
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの開始時間単位は、前記プリアンブル中の第1のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号i1に関係づけられ、ならびに/または
    前記第1のRARの前記時間ウィンドウの終了時間単位は、前記プリアンブル中のK番目のプリアンブルに対応する第1の時間単位のインデックス番号iKに関係づけられる
    請求項27乃至31のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  33. 前記受信モジュールは、前記第1の通信デバイスからランダムアクセスメッセージ3を受信するようにさらに構成され、
    前記処理モジュールは、前記ランダムアクセスメッセージ3に従って、前記K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを解放し、または前記ランダムアクセスメッセージ3に従って、別の通信デバイスに前記K個のプリアンブル中の未送信のプリアンブルによって占有されたランダムアクセスリソースを割り当てるようにさらに構成された、請求項32に記載の通信デバイス。
  34. Mの値が80である請求項27乃至33のいずれか一項に記載の通信デバイス。
  35. トランシーバとプロセッサとを備えた通信デバイスであって、
    前記トランシーバは、第2の通信デバイスに第1のプリアンブルを送信するように構成され、前記第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、前記第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、システムフレーム中でインデックス番号iを有する時間単位であり、
    前記プロセッサは、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のランダムアクセス応答RARのスクランブル値を決定するように構成され、前記第1のRARは、前記第1のプリアンブルに対応するRARであり、Mは、前記通信デバイスと前記第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しく、
    前記トランシーバは、前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARの時間ウィンドウ中で、前記第2の通信デバイスから前記第1のRARを受信するようにさらに構成され、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの長さは、M個の時間単位以下である、通信デバイス。
  36. トランシーバとプロセッサとを備えた通信デバイスであって、
    前記トランシーバは第1の通信デバイスから第1のプリアンブルを受信するように構成され、前記第1のプリアンブルは、第1の時間領域リソースと第1の周波数領域リソースとを占有し、前記第1の時間領域リソースに対応する第1の時間単位は、システムフレーム中でインデックス番号iを有する時間単位であり、
    前記プロセッサは、インデックス番号iを有する前記時間単位と、前記第1の周波数領域リソースと、時間単位の量Mとに従って第1のランダムアクセス応答RARのスクランブル値を決定するように構成され、前記第1のRARは、前記第1のプリアンブルに対応するRARであり、Mは、前記第1の通信デバイスと第2の通信デバイスとの間の通信のための複数のシステムパラメータ中の各システムパラメータのシステムフレーム中の時間単位の量の整数倍に等しく、
    前記トランシーバは前記第1のRARの前記スクランブル値に従って前記第1のRARの時間ウィンドウ中で前記第1の通信デバイスに前記第1のRARを送信するようにさらに構成され、前記第1のRARの前記時間ウィンドウの長さは、M個の時間単位以下である、
    通信デバイス。
  37. 端末であって、前記端末はメモリと、1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記メモリは前記1つまたは複数のプロセッサに結合され、前記1つまたは複数のプロセッサは請求項1乃至9のいずれか一項に記載の通信方法を実行するように構成された、端末。
  38. ネットワークデバイスであって、前記ネットワークデバイスはメモリと、1つまたは複数のプロセッサとを備え、前記メモリは前記1つまたは複数のプロセッサに結合され、前記1つまたは複数のプロセッサは請求項10乃至17のいずれか一項に記載の通信方法を実行するように構成された、ネットワークデバイス。
  39. 命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータデバイスまたはプロセッサにより実行されると、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の通信方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
  40. 命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令がコンピュータデバイスまたはプロセッサにより実行されると、請求項10乃至17のいずれか一項に記載の通信方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
  41. プログラム製品であって、前記プログラム製品はコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは読み取り可能記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラムは少なくとも1つのプロセッサにより実行され、その結果、通信デバイスは請求項1乃至9のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、プログラム製品。
  42. プログラム製品であって、前記プログラム製品はコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは読み取り可能記憶媒体に記憶され、前記コンピュータプログラムは少なくとも1つのプロセッサにより実行され、その結果、通信デバイスは請求項10乃至17のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、プログラム製品。
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