JP2018528004A - 磁気共鳴イメージング(mri)ファントムの較正方法 - Google Patents

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Abstract

本発明の目的は、MRIベースの治療、特にMRIベースの放射線療法を改善することである。この目的は、期待される幾何学的形状を有し、幾何学的不正確性を有すると分かっている前記幾何学的形状中の位置に少なくとも1つの磁気共鳴イメージング(MRI)検出可能部分を含むMRIファントムを較正する方法により達成される。本方法は次のステップを含む:ステップ1:前記MRI検出可能部分が前記磁気共鳴イメージングシステムの勾配系の対称平面内にあるように、前記ファントムを磁気共鳴システムの決められた位置に配置するステップと、ステップ2:第1のシーケンスにより前記ファントムのMRI検出可能部分のMRI画像を取得する、前記MRI画像は複数のスライスを含むステップと、ステップ3:前記MRI画像における前記部分の表現と位置とに基づいて前記MRIファントムのMRI検出可能部分の幾何学的不正確性を決定するステップとを含む。

Description

本発明は、磁気共鳴イメージングに関し、より具体的に、磁気共鳴イメージングの幾何学的精度の決定に関する。
あるアプリケーションでは、特に治療の分野では、磁気共鳴イメージングの幾何学的精度が重要である。磁気共鳴イメージング(MRI)スキャナの幾何学的精度を測定するため、位置がはっきりしたMRI可視物質のファントムが一般には使われる。直径200〜300mmの球形ボリュームのような限られた視野(FOV)に対して、そのようなファントムはしばらく存在していた。しかしながら、放射線療法の場合、幾何学的精度は、患者によりカバーされ、放射線治療計画に使用されるボリューム全体で特徴づけられる必要があり、皮膚の輪郭は直径500mmまでの球形または円筒形のボリュームを満たすことができる。
例えば、特許文献1は、放射線治療計画の分野で使用するためのファントムを記載している。ファントムのサイズは、260×260×280mm3である。
Stanescu et al、「Investigation of a 3D system distortion correction method for MR images」、Journal of applied clinical medical physics, vol 11(1), 2010
本発明の目的は、MRIベースの治療、特にMRIベースの放射線療法を改善することである。この目的は、期待される幾何学的形状を有し、幾何学的不正確性を有すると分かっている前記幾何学的形状中の位置に少なくとも1つの磁気共鳴イメージング(MRI)検出可能部分を含むMRIファントムを較正する方法により達成される。該方法は:
ステップ1:前記MRI検出可能部分が前記磁気共鳴イメージングシステムの勾配系の対称平面内にあるように、前記ファントムを磁気共鳴システムの決められた位置に配置するステップと、
ステップ2:第1のシーケンスにより前記ファントムのMRI検出可能部分のMRI画像を取得する、前記MRI画像は複数のスライスを含むステップと、
ステップ3:前記MRI画像における前記部分の表現と位置とに基づいて前記MRIファントムのMRI検出可能部分の幾何学的不正確性を決定するステップとを含む。
別の態様によれば、本発明は、請求項8に記載のコンピュータプログラム製品である。
MRIスキャナのイメージングボリューム全体(直径500mmの球形ボリュームなど)の幾何学的精度を測定するには、明確に定義された位置にMR可視的特徴を有する大きくかつ機械的に正確なファントムが必要である。本発明者らの洞察によると、このようなサイズの安定したファントムを製作することは困難である。さらに、本発明者らの洞察によれば、サブミリメートル精度のファントムの製作は困難である。機械的精度の要求を緩和するために、ファントムの期待される幾何形状からの偏差を決定するために、実際のMRI歪み測定の前に、独立した測定値で、ファントムを較正することができる。提案された較正方法を使用することにより、より大きなFOVにわたって幾何学的精度をより高い信頼性で決定することができ、MRI画像に基づく治療の精度を改善することができる。
較正手順は、いくつかの前提に基づく。MRIスキャナにおいて、x=0平面がゼロのx−歪みを有し、y=0平面がゼロのy−歪みを有し、z=0平面がゼロのZ−歪みを有すると仮定してもよい。これは、勾配コイル(x=0、y=0またはz=0に位置する)の対称平面のために仮定され得る。従って、較正されているファントムの部分が、この部分のMRI画像における対称平面から外れている場合、この偏差は機械的な不正確さに起因し、この不正確さは使用されるイメージングシーケンスによって引き起こされないと仮定することができる。ファントムの不正確さが決定された後、この情報は、その後のMRIスキャン、例えば、放射線治療計画を立てるために使用されるMRIスキャンの不正確さを決定するときに考慮に入れることができる。
ファントムの一部の、対称平面からの偏差を決定するために、複数のスライスをある方向に取得する必要がある。好ましくは、スライスは、1ミリメートル未満の厚さを有する。この目的のために、第1のシーケンスは3Dシーケンスであり得る。あるいは、複数の2Dスライスを取得することもできる。好ましくは、それらの複数の2Dスライスは離間していない。好ましくは、シーケンスは高速フィールドエコーまたはターボスピンエコーシーケンスである。
MRIファントムは、MRI適合材料でできており、そのような材料は、MRIシステムのB0フィールドに最小限の影響しか及ぼさないように選択される。しかし、常にいくらかのB0効果はある。したがって、本発明の実施形態によれば、画像取得の受信フェーズ中の第1のシーケンスにおいて、読み出し方向の高い信号帯域幅が使用される。このような高い信号帯域幅の使用は、較正プロセスにおけるB0ひずみの影響を無視できるようにするのに役立つ。本発明の他の実施形態によれば、読み出し方向は、対称平面内にあるように選択される。このようにして、結果として得られるMRI画像におけるB0効果が低減される。
一実施形態によれば、較正方法は、MRIファントムの複数の部分に適用される。このようにして、より大きな領域を較正することができる。較正方法をMRIファントムの複数の部分に適用することにより、ファントムのより大きな領域が、後続のMRI画像の幾何学的精度を決定するのに適している。ファントムを同時に複数の対称平面に沿って配置する(例えば、1つの部分をx=0平面内に配置し、1つの部分をy=0平面内に配置する)ことによって、複数の部分への適用を達成することができる。また、ファントムは、第1の部分と第2の部分との幾何学的不正確さの決定の間に移動させることができる。これは、例えば手動で交換するか、またはMRIシステムのスキャナテーブルを動かすことによって行うことができる。この動きは、コンピュータプログラムによって自動的に制御することもできる。このようにして、ファントムのより大きな部分を較正することができ、次により大きなFOVに対して後続のMRI画像の幾何学的精度(geometric accuracy)を決定することができる。放射線治療用途では、MRIシステムのz軸方向に300mm以上のFOVが有利である。これらの場合、好ましくは、ファントムの第1の部分の幾何学的精度を決定するために使用されるシーケンスは、ファントムの第2の部分の幾何学的精度を決定するために使用されるシーケンスと同じである。
他の一態様では、本発明は、長さが300mmより長く互いに離れている複数のプレートまたは平面構造を含む磁気共鳴イメージング(MRI)ファントムであり、前記プレートは、磁気共鳴イメージングシステムによって検出可能なマーカを含み、プレートのマーカは、プレート内の他のマーカに対する相対的な位置が分かっていて、それにより、プレートのお互いの相対位置は、プレート上のマーカの相対的位置よりも正確には分からない。この理由は、製作中に、プレート内のマーカ位置を正確にすることができ、プレートのお互いの相対位置を正確に製作することができないからである。
その大きさによって、ファントムは、多くの用途および患者において(放射線)治療目的のために使用されるMRI画像を較正するのに十分な大きさである。ファントムは、プレートまたは平面構造内のマーカの位置の精度が、MRI画像の幾何学的精度の決定の目的で使用されるのに十分に大きくなるように設計される。プレートの相対的な位置はそれほど正確ではなく、大きなファントムを作成するのがより簡単で安価になる。ファントム内のプレートを使用することにより、ファントムの部品(この場合はプレート)をMRIシステムの勾配系の対称平面内に配置することが可能になる。これにより、上述の較正手順が可能になる。
好ましくは、1つ以上のプレートの長さは、より大きなFOVをカバーするために、400mmよりも大きい。本発明の実施形態によれば、MRIファントムは、最初のプレートと最後のプレートとを含み、最初のプレートと最後のプレートとの間の距離は300mmより大きい。このようなファントムを用いて、MRIシステムのz方向に沿って300mmのFOVにわたって較正することができるので、有利である。
本発明の上記その他の態様を、以下に説明する実施形態を参照して明らかにし、説明する。
磁気共鳴イメージングMRIシステムの検査空間100を示す模式図である。 ファントムの一例を示す図である。 本発明によるファントムのMRI画像のスライスを示す図である。
図1は、磁気共鳴イメージングMRIシステムの検査空間100を示す模式図である。MRIシステムは、それぞれx、y、及びz方向に磁場勾配を印加するために、x、y、及びz勾配コイル系を備える。勾配コイルによって生成される勾配磁場には、いくらかの歪みが存在することがある。しかしながら、x=0平面112がゼロのx−歪みを有し、y=0平面114がゼロのy−歪みを有し、z=0平面110がゼロのZ−歪みを有すると仮定してもよい。これは、これらの面がMRIシステムの勾配コイル系の対称平面であるためである。さらに、図1では、アイソセンタ(isocenter)102が示されている。
図2は、検査空間100内に配置されるように構成されたファントム210の一例を示す模式図である。ファントム210は複数のプレートを含み、プレートは、MRIシステムのスキャナテーブル208に垂直に配置されたとき、z=0プレート110と平行である。プレートは、MRI検出可能マーカ214を含む。プレートは、互いに離れて220配置され、スキャナテーブル上に直接配置することができる。しかしながら、これらのプレートは、接続されているが離間しているように、接続部材240によって互いに接続されていることが好ましい。接続部材は好ましくは剛性である。接続部材は、使用中にスキャナテーブルに必ずしも接触していない。1つ以上のプレートの長さ230は300mm以上、好ましくは400mm以上である。第1のプレート212と最後のプレート215との間の距離260は、好ましくは200mmより大きく、より好ましくは300mmより大きい。
較正手順は、いくつかの前提に基づく。第1に、プレート212,215,216に対して、マーカ挿入(marker inserts)214のグリッド(単一のプレート上にのみ示されている)を正確にすることができると仮定する。この仮定は、マーカの面内間隔(in−plane spacing)に限定され、ファントムを組み立てる前に機械的測定によって確認することができる。具体的には、インサートの面内精度(through−plane accuracy)に関しては何も仮定されてなく、例えば、プレート212は曲げられてもよい。不正確さの別の原因は、プレートが互いに完全に整列されていなくてもよく、例えば、あるプレートのマーカーグリッド全体が、他のプレートのマーカーグリッドに対してxオフセットおよび/またはyオフセットを有してもよい。これらのオフセットおよびマーカプレートの曲率を測定するために、上記の仮定が必要である:x=0平面はゼロのx−歪みを有し、y=0平面はゼロのy−歪みを有し、z=0平面はゼロのz−歪みを有する。理想的には、これらの仮定は、勾配コイルの対称性のため正確に成り立つ。実際には、平坦であることが確認された単一の特徴のない、場合によっては厚くてかさばるプレートを製造することによって、これらの仮定を立証することができる。検証測定は、プレート212の表面にゲルパッドのようなMRI可視材料を付着させ、MRIシステムのz=0面においてプレートを1つずつ走査することによって行うことができる。
これらの前提を念頭に置いて、提案の較正手順は次のとおりである:
1. ファントムの第1のプレート(または部分)212をz=0平面110に移動する。
2. サブミリメータスライス(submillimeter slices)と読み取り方向の高い信号帯域幅でプレート(または一部)の3Dスキャンを行う。z勾配コイルの対称性に関する仮定のために、画像内で検出されるz歪みは、ファントムの機械的不正確性でなければならない。
3. 1つずつ、ファントムの後続のプレート(または部分)をz=0平面に移動し、前のステップを繰り返す。この移動は、スキャナテーブル208を動かすことによって自動的に達成することができる。
4. ファントムの中心プレート216がz=0平面にあるとき、x=0及びy=0平面112,114の周りの薄いスライスを有する3次元冠状及び矢状方向のスキャンも取る。y勾配コイルの対称性を考慮すると、これらの画像で検出される任意のxおよびyの歪みは、前述したマーカプレート間のxおよびyオフセットのためでなければならない。
5. 1つずつ、プレートの残りをz=0平面に移動し、ステップ2を繰り返す。
この方法により、ファントムの実際の幾何学的形状を決定することができる。この実際の幾何学的形状が分かれば、その後のMRI画像の幾何学的正確性を、ファントムを用いて決定できる。
理想的には、これらの仮定は、勾配コイルの対称性のため成り立つ。
実際には、平坦であることが確認された単一の特徴のない、場合によっては厚くてかさばるプレートを製造することによって、これらの仮定を立証することができる。検証測定は、平坦なプレートの表面にゲルパッドのようなMR可視材料を付着させ、スキャナ中心平面のそれぞれにおいて、プレートを1つずつスキャンすることによって行うことができる。
図3は、本発明によるファントムのMRI画像のスライス300を示す図である。MRIのスライス表現310中に、検出可能マーカ214が見える。右側画像の黒色領域320によって、プレートが対称平面110から逸脱していることが分かる。偏差の量および幾何学的不正確さは、MRI画像の3次元ボリュームを分析することによって決定することができる。
本発明を、図面と上記の説明に詳しく示し説明したが、かかる例示と説明は例であり限定ではなく、本発明は開示した実施形態には限定されない。

Claims (12)

  1. 期待される幾何学的形状を有し、幾何学的不正確性を有すると分かっている前記幾何学的形状中の位置に少なくとも1つの磁気共鳴イメージング(MRI)検出可能部分を含むMRIファントムの較正方法であって、
    ステップ1:前記MRI検出可能部分がMRIシステムの勾配系の対称平面内にあるように、前記MRIファントムを前記MRIシステムの決められた位置に配置するステップと、
    ステップ2:第1のシーケンスにより前記MRIファントムのMRI検出可能部分のMRI画像を取得する、前記MRI画像は複数のスライスを含むステップと、
    ステップ3:前記MRI画像における前記MRI検出可能部分の表現と位置とに基づいて前記MRIファントムのMRI検出可能部分の幾何学的不正確性を決定するステップとを含む、
    MRIファントムの較正方法。
  2. 前記MRI画像は読み出し方向において250Hz/mmより大きい受信帯域幅を用いて取得される、請求項1に記載のMRIファントムの較正方法。
  3. 方法ステップ1ないし3を前記MRIファントムの複数の部分に適用する、
    請求項1または2に記載のMRIファントムの較正方法。
  4. 前記MRIファントムは第1の部分の幾何学的不正確性の決定と、第2の部分の幾何学的不正確性の決定との間で動かされる、
    請求項3に記載のMRIファントムの較正方法。
  5. 前記MRIファントムは、前記MRIシステムのスキャナテーブル上に配置され、前記動きは前記スキャナテーブルの動きによって実行される、
    請求項4に記載のMRIファントムの較正方法。
  6. 前記MRIファントムの第1の部分は前記勾配系の第1の対称平面内にあり、前記MRI画像は前記第1の対称平面に沿って取得され、前記MRIファントムの第2の部分は前記勾配系の第2の対称平面内にあり、前記MRI画像は前記第2の対称平面に沿って取得される、
    請求項3に記載のMRIファントムの較正方法。
  7. 前記MRIファントムの部分を、決められた幾何学的不正確性と組み合わせて使用し、その後のイメージングシーケンスの幾何学的不正確性を決定するステップを含む、
    請求項1または2に記載のMRIファントムの較正方法。
  8. 磁気共鳴イメージング(MRI)ファントムの幾何学的正確性を決定するために用いるコンピュータプログラムであって、
    MRIシステムに、第1のシーケンスにより前記MRIファントムのMRI検出可能部分のMRI画像を取得させ、前記MRI画像は複数のスライスを含み、
    前記MRIファントムが前記MRIシステムの勾配系の対称平面内に配置されているとの仮定の下、コンピュータに、前記MRI画像の一部の表現及び位置に基づいて、前記MRIファントムのMRI検出可能部分の幾何学的不正確性を決定させる、
    コンピュータプログラム。
  9. 前記MRIシステムに読み出し方向で250Hz/mmより大きい受信帯域幅を用いて前記MRI画像を取得させる、請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  10. 前記MRIファントムの複数の部分の幾何学的不正確性を決定させる、
    請求項8に記載のコンピュータプログラム。
  11. 前記MRIシステムに、第1のシーケンスに基づく前記MRIファントムの第1の部分の幾何学的不正確性の決定と、第2のシーケンスに基づく第2の部分の幾何学的不正確性の決定との間に、前記MRIシステムのスキャナテーブルを移動させる、
    請求項10に記載のコンピュータプログラム。
  12. 前記MRIファントムの部分の決定された不正確性と組み合わせて、後続のシーケンスで読み出した前記MRIファントムの部分のMRI画像に基づき、後続のシーケンスの幾何学的正確性を決定させる、
    請求項8ないし11いずれか一項に記載のコンピュータプログラム。
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