JP2018527802A - ビーム参照信号の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末 - Google Patents

ビーム参照信号の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2018527802A
JP2018527802A JP2018503757A JP2018503757A JP2018527802A JP 2018527802 A JP2018527802 A JP 2018527802A JP 2018503757 A JP2018503757 A JP 2018503757A JP 2018503757 A JP2018503757 A JP 2018503757A JP 2018527802 A JP2018527802 A JP 2018527802A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brs
information
candidate beam
candidate
reference signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018503757A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6546692B2 (ja
Inventor
ギョウリン コウ
ギョウリン コウ
ウェイ シー
ウェイ シー
チョンニン ナ
チョンニン ナ
ホイリン ジャン
ホイリン ジャン
加山 英俊
英俊 加山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Publication of JP2018527802A publication Critical patent/JP2018527802A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6546692B2 publication Critical patent/JP6546692B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/24Cell structures
    • H04W16/28Cell structures using beam steering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

本発明は、ビーム参照信号(BRS)の送信方法、ビーム選択方法、並びに、上記方法を実行する基地局およびユーザ端末(UE)を提供している。ここで、BRSの送信方法は、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶し、各候補ビーム毎に、該候補ビームのビーム情報と、該候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、該候補ビームに対応するBRSを生成し、各候補ビームに対応するBRSをそれぞれユーザ端末(UE)に送信する、ことを含む。上記の構成によれば、基地局は、ビームインデックスが搭載されたBRSをUEに送信して、UEによるビーム選択に供することができる。

Description

本願は、2015年7月31日に中国特許庁に提出された、出願番号が201510462905.5であり、発明の名称が「ビーム参照信号の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末」である中国特許出願に基づき優先権を主張し、その全ての内容は参照することにより本願に組み込まれる。
本発明は、無線通信技術に関し、特に、ビーム参照信号(BRS:Beamformed Reference Signal)の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末(UE:User Equipment)に関する。
現在、第4世代移動通信(4G)が大規模な商用段階に入るにつれて、未来の第5世代移動通信(5G)が全世界の研究開発のホットスポットとなっている。
大規模多入力多出力(Massive MIMO)技術が、5Gの肝心な技術および研究のホットスポットの1つとなっている。現在、MIMO技術は、長期的進化(LTE)システム、WIFI(Wireless−Fidelity)などの各分野に幅広く用いられている。理論的には、アンテナが多ければ、システムのスペクトル効率および伝送の信頼性が高くなる。大規模MIMO技術は、高価でなく電力消耗が低い若干のアンテナモジュールによって実現することができ、高周波数帯域で移動通信を行うことに広い将来性を与え、無線スペクトル効率を倍的に向上させ、ネットワークカバレッジおよびシステム容量を強化し、通信事業者が最大限に既存のサイトおよびスペクトルリソースを利用するのを助けることができる。また、アクティブアンテナシステム(AAS)の導入により、基地局は、3次元空間で信号の空間分布特性を制御することができる一方、アンテナアレイが2次元方向に拡張することをサポートし、大規模MIMO技術の発展を推進し、システム性能を大幅に向上させることになる。実際の応用では、特に、高周波数帯域において、AASと大規模MIMO技術とを組み合わせた基地局は、ビームフォーミング時に、もっと多く且つ広さがもっと狭いビームを生じることができ、目標UEにおける信号対干渉雑音比(SINR)およびデータスループットを大幅に向上させることができる。
このように、大規模MIMOおよびAAS技術を使用する場合、UEは、多数の候補ビームの中から、品質が良いビームを如何に選択するかが、ビームフォーミングの実現に解決すべき肝心な課題となっている。
上記の課題を解決するために、本発明の実施例では、ビーム参照信号(BRS)の送信方法およびビーム選択方法を提供している。
本発明の実施例におけるBRSの送信方法は、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶し、各候補ビーム毎に、前記候補ビームのビーム情報と、前記候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、前記候補ビームに対応するBRSを生成し、各候補ビームに対応するBRSをそれぞれUEに送信する、ことを含む。
ここで、BRS情報は、基本シーケンス構造と、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置と、を含み、前記ビーム情報は、ビームインデックスとビームフォーミングパラメータとの対応関係である。
ここで、前記候補ビームに対応するBRSを生成することは、前記候補ビームのビーム情報を決定し、予め記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係に基づいて、前記候補ビームに対応するBRS情報を決定し、決定されたBRS情報の基本シーケンス構造に基づいて、基本シーケンスを生成し、前記基本シーケンスに基づいて、前記候補ビームの参照信号シーケンスを決定し、決定されたビーム情報のビームフォーミングパラメータに基づいて、前記参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行って、候補ビームに対応するBRSシーケンスを得、決定されたBRS情報の、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置に基づいて、得られたBRSシーケンスに対してリソースマッピングを行って、前記候補ビームに対応するBRSを得る、ことを含む。
上記BRS情報は、基本シーケンスの循環シフト(CS)値をさらに含み、前記基本シーケンスに基づいて、前記候補ビームの参照信号シーケンスを決定することは、BRS情報のCS値に基づいて、生成された基本シーケンスに対して位相回転を行って、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスを得ることを含む。
上記方法は、下りシグナリングを介して、BRS情報にCS処理が含まれることおよびCS処理のパラメータをUEに通知することをさらに含む。
前記ビームフォーミングは、アナログビームフォーミング、デジタルビームフォーミング、および混合ビームフォーミングのいずれか1つを含み、および/または、前記リソースマッピングは、ブロック型マッピング、または、コーム型マッピングである。
本発明の実施例におけるビーム選択方法は、システムで設定された、基地局がBRSを送信するための時間−周波数リソースの位置において、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出し、抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理して、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータを得、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータに基づいて、抽出されたBRSの中から、N個(Nは自然数)のBRSを選択し、選択されたN個のBRSに対応するBRS情報を決定し、予め設定されたBRS情報とビームインデックスとの関係に基づいて、上記選択されたN個のBRSに対応するN個のビームインデックスを決定し、決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックする、ことを含む。
上記BRSの品質パラメータは、BRSのチャネル状態情報(CSI)であり、上記抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理することは、抽出されたBRSに対してチャネル推定を行って、BRSのCSIを得る、ことを含み、前記抽出されたBRSの中から、N個のBRSを選択することは、抽出されたBRSの中から、振幅が最大となるN個のBRSを選択する、ことを含む。
上記BRSの品質パラメータは、BRSの参照信号受信電力(RSRP)であり、上記抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理することは、抽出されたBRSに対して電力測定を行って、BRSのRSRPを得ることを含み、前記抽出されたBRSの中から、N個のBRSを選択することは、抽出されたBRSの中から、電力が最大となるN個のBRSを選択することを含む。
上記決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックすることは、N個のビームインデックスを符号化して、バイナリーシーケンスを得、ビームビットマップの形で前記バイナリーシーケンスを基地局にフィードバックすることを含む。
本発明の実施例における基地局は、各候補ビームのビーム情報、および、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶する設定手段と、各候補ビーム毎に、前記候補ビームのビーム情報と、前記候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、前記候補ビームに対応するBRSを生成するBRS生成手段と、各候補ビームに対応するBRSをそれぞれユーザ端末(UE)に送信する送信手段と、を含む。
上記BRS生成手段は、前記候補ビームのビーム情報を決定し、予め記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係に基づいて、前記候補ビームに対応するBRS情報を決定する情報決定モジュールと、決定されたBRS情報の基本シーケンス構造に基づいて、基本シーケンスを生成する基本シーケンス生成モジュールと、前記基本シーケンスに基づいて、参照信号シーケンスを決定する参照信号シーケンス決定モジュールと、決定されたビーム情報のビームフォーミングパラメータに基づいて、参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行って、前記候補ビームに対応するBRSシーケンスを得るビームフォーミングモジュールと、決定されたBRS情報の、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置に基づいて、生成されたBRSシーケンスに対してリソースマッピングを行って、前記候補ビームに対応するBRSを得るリソースマッピングモジュールと、を含む。
前記BRS情報は、循環シフト(CS)値をさらに含み、前記参照信号シーケンス決定モジュールは、BRS情報のCS値に基づいて、前記基本シーケンスに対して位相回転を行って、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスを得る。
上記基地局は、下りシグナリングを介して、BRS情報にCS処理が含まれることおよびCS処理のパラメータをUEに通知する通知手段をさらに含む。
本発明の実施例におけるUEは、システムで設定された、基地局がBRSを送信するための時間−周波数リソースの位置において、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出する受信手段と、抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理して、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータを得る信号品質検出手段と、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータに基づいて、抽出されたBRSの中から、N個のBRSを選択し、選択されたN個のBRSに対応するBRS情報を決定し、予め設定されたBRS情報とビームインデックスとの関係に基づいて、上記選択されたN個のBRSに対応するN個のビームインデックスを決定するビーム選択手段と、決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックするフィードバック手段と、を含む。
上記の構成から分かるように、上述した基地局側のビーム参照信号の送信過程およびUE側のビーム選択過程によって、基地局は、有効なビームフォーミングを実現し、AASおよび大規模MIMO技術による、数が多く且つ指向性が良いビームを活用して、目標UEにおけるSINRおよびデータスループットを大幅に向上させることができる。これとともに、本発明の実施例は、異なる基本シーケンス、異なるCS値、および異なる時間−周波数リソースの位置などの組み合わせを用いることにより、搭載可能なビームインデックスの数を拡張し、単に直交する時間−周波数リソースによってBRSを伝送するような方式に比べると、BRSのオーバヘッドを大幅に低減させるとともに、ビーム選択の時間遅延を縮減させ、高速なビームフォーミングを実現することができる。
本発明の実施例におけるビーム参照信号の送信方法のフローチャートである。 本発明の実施例における各候補ビームに対応するBRSを生成する方法のフローチャートである。 本発明の実施例におけるビーム選択方法のフローチャートである。 本発明の実施例における基地局の内部構成の模式図である。 本発明の実施例におけるBRS生成手段の内部構成の模式図である。 本発明の実施例におけるUEの内部構成の模式図である。 本発明の実施例における基地局の内部構成の模式図である。 本発明の実施例におけるUEの内部構成の模式図である。
本発明の目的、解決手段およびメリットをさらに明確にするために、以下、図面および実施例を参照して、本発明をさらに詳しく説明する。理解すべきものとして、ここで説明する具体的な実施例は、本発明を解釈するものにすぎず、本発明を限定するものではない。
前述したように、AASと大規模MIMO技術とを組み合わせることにより、基地局は、ビームフォーミング時に、数がもっと多く且つ広さがもっと狭いビームを生じることができる。これらビームの指向性がもっと良いため、UEにおけるSINRを大幅に向上させることができ、UEのデータスループットを向上させる。一方、基地局は、UEが多数の候補ビームの中から品質の良いビームを選択するのを助けて、有効なビームフォーミングを完成するために、まず、各ビームに関する情報が搭載されるビーム参照信号(BRS:Beamformed Reference Signal)をUEに送信して、UEによるビーム選択に供する必要がある。このため、本発明の実施例では、ビーム参照信号の送信方法を提供している。
まず、各候補ビームを識別するために、システムでは、各候補ビーム毎に、ビームインデックス(Beam Index)と呼ばれる1つのインデックスが設定される。ここで、ビームインデックスと候補ビームとは、一対一対応する。1組のビームフォーミングパラメータによって、1つのビームを一意に決めることができるので、各候補ビームそれぞれは、1組のビームフォーミングパラメータと一対一対応するものでもある。本発明の実施例では、ある候補ビームのビームインデックスと該候補ビームのビームフォーミングパラメータとの対応関係が、該候補ビームのビーム情報と呼ばれる。ビームフォーミングを完成するために、各基地局は、いずれも各候補ビームのビーム情報を予め記憶すべきである。例えば、システムの初期設定時に、基地局側で候補ビームのビーム情報を予め設定してもよい。
また、前述したように、基地局は、UEによるビーム選択を助けるために、各候補ビームを介して若干の信号をUEに送信して、UEによる測定および選択に供する必要がある。この目標を実現するために、本発明の実施例では、各候補ビームのビームインデックスが、具体的に、各候補ビームに対応するBRS情報によって搭載され、UEに送信される。具体的には、上記BRS情報は、BRS自身に搭載される内容および送信方式に関する情報を意味し、少なくとも、BRS自身に搭載される基本シーケンスの構造、および、該BRSの送信時に使用する時間−周波数リソースの位置などを含む。さらに、BRS情報に搭載可能なビームインデックスの数を拡張するために、上記BRS情報は、BRS自身に搭載される基本シーケンスの循環シフト(CS:Cyclic Shift)値を含んでもよい。ここで、基本シーケンスは、基本となるシーケンスであり、この基本シーケンスに対して異なる循環シフトを行うことにより、複数の異なる参照信号シーケンスを得ることができる。
各候補ビームのビームインデックスを搭載するために、BRS情報とビームインデックスとの一対一対応関係を予め定義し、即ち、各種のBRS情報のそれぞれが1つのビームインデックスと一意に対応することを保証する必要がある。ビーム選択のために、基地局側およびUE側は、両方とも、上述したBRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶すべきである。基地局側について、システムの初期設定時に関連設定を行ってもよい。UE側について、同様にシステムの初期設定時に関連設定を行ってもよく、或いは、システムの起動後に、準静的なシグナリングを介して、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を基地局からUEに送信してもよい。UEは、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を受信した後に、この対応関係を記憶する。
以下、例を挙げて、異なる場合でのBRS情報とビームインデックスとの対応関係を詳しく説明する。
前述したように、BRS情報は、BRS自身に搭載される基本シーケンスの構造、この基本シーケンスに対してCS処理を行うためのCS値、および、このBRSの送信時に使用する時間−周波数リソースの位置を含んでもよい。このように、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を確立する際に、異なる基本シーケンスと、異なるCS値と、異なる時間−周波数リソースの位置との組み合わせは、それぞれ、異なるビームインデックスに対応する。例えば、現在使用している基本シーケンスが2個であり、CS値が4個であり、BRSの伝送に使用可能な異なる時間−周波数リソースが8個であると仮定すると、合計2×4×8=64個のBRS情報があり得る。これら64個のBRS情報は、それぞれ、64個の候補ビームのビームインデックスに一対一対応する。例えば、現在使用している基本シーケンスが1個のみであるが、CS値が4個であり、BRSの伝送に使用可能な異なる時間−周波数リソースが8個であると仮定すると、合計4×8=32個のBRS情報があり得る。これら32個のBRS情報は、それぞれ、32個の候補ビームのビームインデックスに一対一対応する。
BRS情報は、基本シーケンス構造、および、このBRSの送信時に使用する時間−周波数リソースのみを含むが、基本シーケンスに対してCS処理を行うためのCS値を含まない場合、即ち、基本シーケンスに対してCS処理を行わない場合、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を確立する際に、異なる基本シーケンスと、異なる時間−周波数リソースの位置との組み合わせは、それぞれ、異なるビームインデックスに対応する。例えば、現在使用している基本シーケンスが2個であり、循環シフトがなく、BRSの伝送に使用可能な時間−周波数リソースが8個であると仮定する。この場合、2×8=16個のみのBRS情報があり、それぞれ、16個の候補ビームのビームインデックスに一対一対応することしかできない。
上記の対応関係から分かるように、異なる候補ビームのビームインデックスを搭載するために、異なる候補ビームに対応するBRS情報が異なる。つまり、BRS情報の基本シーケンス構造が同じであり、且つ基本シーケンスに対してCS処理を行わない場合、異なる候補ビームに対応するBRSシーケンスは、異なる時間−周波数リソース(即ち、直交する時間−周波数リソース)にマッピングされるべきである。例えば、この場合、64個のビームインデックスを搭載する必要があると、合計64個の直交する時間−周波数リソースが必要となる。この場合、BRSのオーバヘッドは、候補ビームの数に正比例する。本発明の実施例では、BRS情報に基本シーケンスの異なる構造、および/または、基本シーケンスに対するCS値などのパラメータも含まれるので、本発明の実施例では、直交する時間−周波数リソース以外に、異なる基本シーケンスを使用して、または、同一の基本シーケンスに対して異なる循環シフトを使用して、BRSシーケンスを送信してもよい。この場合、異なるBRSシーケンスは、同一の時間−周波数リソースを使用することができ、BRSのオーバヘッドを低減させる目的を達成することができる。例えば、この場合、合計8個の基本シーケンスが選択可能であり、且つ選択に供するためのCS値も8個であれば、1個のみの時間−周波数リソースだけで、これら64個の候補ビームに対応するBRSシーケンスを同時に搭載することができ、BRSのオーバヘッドを大幅に低減させる。これとともに、UE側では、BRSシーケンスの並行受信を実現することができ、ビーム選択時間を効果的に低減させ、時間遅延を縮減させる。
上記の構成により、本発明の実施例では、基地局がビーム参照信号を送信する方法が提供されている。この方法の具体的な実現フローは、図1に示す通りであり、主に下記のステップを含む。
ステップ101で、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶する。
ステップ102で、各候補ビーム毎に、該候補ビームのビーム情報と、該候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、該候補ビームに対応するBRSを生成する。
ステップ103で、各候補ビームに対応するBRSをそれぞれUEに送信する。
以下、さらに図面を参照して、上記ステップ102の実現方法を詳しく説明する。図2には、本発明の実施例による各候補ビームに対応するBRSを生成する方法が示されている。基地局は、各候補ビーム毎に、図2に示す処理を実行する。図2に示すように、この方法は、主に、下記のステップを含む。
ステップ1021で、該候補ビームのビーム情報を決定する。
前述したように、ビーム情報は、具体的に、ビームインデックスとビームフォーミングパラメータとの対応関係である。
ステップ1022で、予め記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係に基づいて、該候補ビームに対応するBRS情報を決定する。
前述したように、BRS情報は、BRS自身に搭載される基本シーケンスの構造、および、該BRSの送信時に使用する時間−周波数リソースの位置を含む。BRS情報は、基本シーケンスに対してCS処理を行うためのCS値を含んでもよい。
上記BRS情報に基本シーケンスに対してCS処理を行うためのCS値が含まれる場合、基地局は、下りシグナリングを介して、BRS情報にCS処理が含まれることをUEに通知し、即ち、ビーム選択過程においてさらに基本シーケンスのCS処理を検出する必要があることをUEに通知する必要もある。また、基地局は、UEによるCS検出のために、下りシグナリングを介して、CS処理のパラメータ、例えば、最大のCS数または実際のCS数をUEに通知する必要もある。
ステップ1023で、決定されたBRS情報の基本シーケンス構造に基づいて、基本シーケンスを生成する。
具体的には、本ステップにおいて、各候補ビームに対応するBRSにおける基本シーケンスが全て同じである場合、基地局により各候補ビーム毎に生成された基本シーケンスが全て同じであり、各候補ビームに対応するBRSにおける基本シーケンスが全て異なる場合、基地局により各候補ビーム毎に生成された基本シーケンスが全て異なり、各候補ビームに対応するBRSにおける基本シーケンスに、同じなものもあるし、異なるものもある場合、基地局により各候補ビーム毎に生成された基本シーケンスは、一部が同じであるが、一部が異なる。
ステップ1024で、基本シーケンスに基づいて、候補ビームの参照信号シーケンスを決定する。
具体的には、決定されたBRS情報にCS値が含まれる場合、該CS値に基づいて、基本シーケンスに対して位相回転を行って、該候補ビームに対応する参照信号シーケンスを得る、ことを含む。決定されたBRS情報にCS値が含まれない場合、該ステップを実行する必要がなく、ステップ1023において、基本シーケンスを直接に、該候補ビームに対応する参照信号シーケンスとする。
具体的には、本ステップにおいて、決定されたBRS情報にCS値が含まれる場合、該CS値に基づいて、生成された基本シーケンスに対して位相回転を行う。具体的な処理方式は、次の数式1を参照すればよい。
Figure 2018527802
ステップ1025で、決定されたビーム情報のビームフォーミングパラメータに基づいて、参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行って、該候補ビームに対応するBRSシーケンスを得る。
具体的には、本ステップにおいて、基地局は、アナログビームフォーミング、デジタルビームフォーミング、および混合ビームフォーミングなどのビームフォーミング方式によって、参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行ってもよい。
ステップ1026で、決定されたBRS情報の、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置に基づいて、生成されたBRSシーケンスに対してリソースマッピングを行って、該候補ビームに対応するBRSを得る。
ここから分かるように、上述したビーム参照信号の送信方法によれば、基地局は、ビームインデックスが搭載されるビーム参照信号を、各ビームを介してUEに送信して、UEによるビーム選択に供することができる。
本発明の実施例では、BRSシーケンスのリソースマッピングを行う際に、基地局は、ブロック型マッピング(連続BRS)、または、コーム型マッピング(Comb−type BRS)を採用してもよい。コーム型マッピングを採用する場合、基地局は、下りシグナリングを介して、コーム間隔(Comb Interval)および周波数オフセット(Frequency Offset)をUEに通知して、UEによるBRSの検出に供する必要もある。
次に、図3を参照して、UE側がビーム選択を行う方法を詳しく説明する。
図3には、本発明の実施例におけるUEがビーム選択を行う方法が示されている。図3に示すように、この方法は、主に、下記のステップを含む。
ステップ301で、UEは、システムで設定された、基地局がBRSを送信するための時間−周波数リソースの位置において、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出する。
システムは、初期設定時に、基地局がBRSを送信するための時間−周波数リソースの位置を予め決定する。また、基地局およびUEには、上記情報が設定される。つまり、基地局は、どの時間−周波数リソースで各候補ビームのBRSを送信するかを予め知り、UEも、基地局がどの時間−周波数リソースで各候補ビームのBRSを送信するかを予め知る。このため、本ステップにおいて、UEは、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出することができる。
ステップ302で、UEは、抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理して、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータを得る。
本ステップにおいて、上記BRSの品質パラメータは、BRSのチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)、または、BRSの参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)であってもよい。
具体的には、BRSの品質パラメータがBRSのCSIである場合、本ステップにおいて、UEは、抽出されたBRSに基づいてチャネル推定を行って、BRSのCSIを得る。BRSの品質パラメータがBRSのRSRPである場合、本ステップにおいて、UEは、受信電力測定を行って、BRSのRSRPを得る。
UEは、受信信号からBRSを抽出すると、BRSシーケンスを得る。UEは、基地局が使用可能な基本シーケンスの集合を予め知るので、まず、検出によって、該BRSシーケンスに搭載された実際の基本シーケンスを決定することができる。次いで、UEは、抽出されたBRSシーケンスを、決定された基本シーケンスの共役と乗算してから、高速フーリエ逆変換(IFFT)を用いて、処理後のBRSシーケンスを時間領域に変換してもよい。この時、異なるCSを有するBRSシーケンスの時間領域チャネルインパルス応答が互いに分離しているため、UEは、一回に複数のBRSシーケンスのCSIまたはRSRPを並行して得ることができる。上述したBRSシーケンスの検出過程から分かるように、本発明の実施例では、基地局側は、基本シーケンスに対してCS処理を導入することにより、UE側で並行したビーム選択を実現することができ、BRSのオーバヘッドの低減およびビーム選択の時間遅延の縮減という目的を達成する。
ステップ303で、UEは、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータに基づいて、抽出されたBRSの中から、N個のBRSを選択する。
本ステップにおいて、上記Nは、自然数であり、予め設定された、UEが選択可能な候補ビームの数である。実際の応用では、Nの具体的な値は、経験によって設定されるものであってもよい。
具体的には、BRSの品質パラメータがBRSのCSIである場合、本ステップにおいて、UEは、その中から、振幅が最大となるN個のBRSを選択する。BRSの品質パラメータがBRSのRSRPである場合、本ステップにおいて、UEは、その中から、電力が最大となるN個のBRSを選択する。
ステップ304で、UEは、選択されたN個のBRSに対応するBRS情報を決定する。
UEは、N個のBRSを選択すると、上記ステップにおける信号処理過程によって、少なくとも、BRSに搭載された基本シーケンス、この基本シーケンスに対してCS処理を行うためのCS値、および該BRSを送信するための時間−周波数リソースなどの情報を得ることができる。前述したように、上記情報は、BRSに対応するBRS情報である。
具体的には、前述したように、UEは、基地局がどの時間−周波数リソースで各候補ビームのBRSを送信するかを予め知るので、各候補ビームに対応するBRS情報の時間−周波数リソース情報は、UEにとって決定できるものである。また、前述したように、UEは、基地局が使用可能な基本シーケンスの集合およびCS値の集合を予め知るので、UEは、受信されたBRSを検出することにより、実際に該BRSに対応する基本シーケンスおよびCS値を決定し、各BRSに対応するBRS情報をそれぞれ決定することができる。
ステップ305で、UEは、N個のBRSに対応するBRS情報、および、予め設定されたBRS情報とビームインデックスとの関係に基づいて、上記選択されたN個のBRSに対応するN個のビームインデックスを決定する。
前述したように、UEには、BRS情報とビームインデックスとの対応関係が予め記憶されているので、UEは、N個のBRSを選択して、これらのN個のBRSに対応するBRS情報を決定した後に、さらに、自局に記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係によって、これらのN個のBRS情報に対応するビームインデックスを決定することができる。
ステップ306で、UEは、決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックする。
本ステップにおいて、UEは、直接に上りシグナリングを介して、決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックしてもよい。UEは、まず、N個のビームインデックスを符号化して、バイナリーシーケンスを得てから、ビームビットマップ(bitmap)の形で、このバイナリーシーケンスを基地局にフィードバックしてもよい。bitmapの形でビームインデックスをフィードバックするような方式の利点は、シグナリングのオーバヘッドが小さいことにある。特に、Nが大きい場合、bitmapを用いた方式のシグナリングオーバヘッドは、大幅に低減することになる。
UEが選択されたビームインデックスを基地局にフィードバックした後に、基地局は、UEからフィードバックされたビームインデックスに基づいて、UEで選択されたビームのビームフォーミングパラメータを決定することができる。次いで、該UEにデータを送信する際に、UEで選択されたビームのビームフォーミングパラメータに基づいて、該UEへ送信しようとするデータに対してビームフォーミングを行って、UEで選択された信号品質の良いビームを形成し、有効なデータ伝送を行うことができる。
上述したビーム参照信号の送信方法に対応して、本発明の実施例では、基地局も提供されている。その内部構成は、図4に示す通りであり、主に、各候補ビームのビーム情報、および、BRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶する設定手段401と、各候補ビーム毎に、該候補ビームのビーム情報と、該候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、該候補ビームに対応するBRSを生成するBRS生成手段402と、各候補ビームに対応するBRSをそれぞれUEに送信する送信手段403と、を含む。
ここで、BRS生成手段402の内部構成は、図5に示す通りであり、主に、該候補ビームのビーム情報を決定し、予め記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係に基づいて、該候補ビームに対応するBRS情報を決定する情報決定モジュール4021と、決定されたBRS情報の基本シーケンス構造に基づいて、基本シーケンスを生成する基本シーケンス生成モジュール4022と、前記基本シーケンスに基づいて、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスを決定する参照信号シーケンス決定モジュール4023と、決定されたビーム情報のビームフォーミングパラメータに基づいて、参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行って、該候補ビームに対応するBRSシーケンスを得るビームフォーミングモジュール4024と、決定されたBRS情報の、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置に基づいて、生成されたBRSシーケンスに対してリソースマッピングを行って、該候補ビームに対応するBRSを得るリソースマッピングモジュール4025と、を含む。
BRS情報に基本シーケンスに対してCS処理を行うためのCS値が含まれる場合、上記基地局は、UEによるCS検出のために、下りシグナリングを介して、BRS情報にCS処理が含まれることおよびCS処理のパラメータ、例えば、最大のCS数または実際のCS数などを通知する通知手段も含む。
一実施例では、BRS情報は、循環シフト(CS)値をさらに含む。
これに相応して、参照信号シーケンス決定モジュール4023は、BRS情報のCS値に基づいて、基本シーケンスに対して位相回転を行って、該候補ビームに対応する参照信号シーケンスを得る。
上述したビーム選択方法に対応して、本発明の実施例では、上記方法を実行するUEも提供されている。その内部構成は、図6に示す通りであり、主に、システムで設定された、基地局がBRSを送信するための時間−周波数リソースの位置において、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出する受信手段601と、抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理して、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータを得る信号品質検出手段602と、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータに基づいて、抽出されたBRSの中から、N個のBRSを選択し、選択されたN個のBRSに対応するBRS情報を決定し、予め設定されたBRS情報とビームインデックスとの関係に基づいて、上記選択されたN個のBRSに対応するN個のビームインデックスを決定するビーム選択手段603と、決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックするフィードバック手段604と、を含む。
上記信号品質検出手段602の具体的な実現方法は、上記ステップ302の具体的な処理を参照すればよいが、ここで説明を省略する。
上記ビーム選択手段603の具体的な実現方法は、上記ステップ303〜305の具体的な処理を参照されたいが、ここで説明を省略する。
上記フィードバック手段の具体的な実現方法は、上記ステップ306を参照されたいが、ここで説明を省略する。
UEが選択されたビームインデックスを基地局にフィードバックした後に、基地局は、UEからフィードバックされたビームインデックスに基づいて、UEで選択されたビームのビームフォーミングパラメータを決定することができる。次いで、該UEにデータを送信する際に、UEで選択されたビームのビームフォーミングパラメータに基づいて、該UEへ送信しようとするデータに対してビームフォーミングを行って、UEで選択された信号品質の良いビームを形成し、有効なデータ伝送を行うことができる。
図7は、本発明の一実施例で提供された基地局の構成の模式図である。図7に示すように、この基地局は、1つまたは複数のプロセッサ701と、メモリ702と、メモリ702に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ701によって実行される1つまたは複数の指令ユニット703と、を含む。指令ユニット703は、設定手段401と、BRS生成手段402と、送信手段403と、を含んでもよい。これらの仮想手段は、それぞれの機能を実現するための指令を含む。このように、プロセッサ701がメモリ702と通信し、指令を読み取って実行すると、基地局は、相応の機能を実現することができる。
図8は、本発明の一実施例で提供されたUEの構成の模式図である。図8に示すように、このUEは、1つまたは複数のプロセッサ801と、メモリ802と、メモリ802に記憶され、1つまたは複数のプロセッサ801によって実行される1つまたは複数の指令ユニット803と、を含む。指令ユニット803は、受信手段601と、信号品質検出手段602と、ビーム選択手段603と、フィードバック手段604と、を含んでもよい。これらの仮想手段は、それぞれの機能を実現するための指令を含む。このように、プロセッサ801がメモリ802と通信し、指令を読み取って実行すると、UEは、相応の機能を実現することができる。
上記の構成から分かるように、上述した基地局側のビーム参照信号の送信過程およびUE側のビーム選択過程によって、基地局は、有効なビームフォーミングを実現し、AASおよび大規模MIMO技術による、数が多く且つ指向性が良いビームを活用して、目標UEにおけるSINRおよびデータスループットを大幅に向上させることができる。これとともに、本発明の実施例は、異なる基本シーケンス、異なるCS値、および異なる時間−周波数リソースの位置などの組み合わせを用いることにより、搭載可能なビームインデックスの数を拡張し、単に直交する時間−周波数リソースによってBRSを伝送するような方式に比べると、BRSのオーバヘッドを大幅に低減させるとともに、ビーム選択の時間遅延を縮減させ、高速なビームフォーミングを実現することができる。
上記は、本発明の好ましい実施例に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
401 設定手段
402 BRS生成手段
403 送信手段
4021 情報決定モジュール
4022 基本シーケンス生成モジュール
4023 参照信号シーケンス決定モジュール
4024 ビームフォーミングモジュール
4025 リソースマッピングモジュール
601 受信手段
602 信号品質検出手段
603 ビーム選択手段
604 フィードバック手段
701 プロセッサ
702 メモリ
703 指令ユニット
801 プロセッサ
802 メモリ
803 指令ユニット

Claims (15)

  1. ビーム参照信号(BRS)の送信方法であって、
    BRS情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶し、
    各候補ビーム毎に、前記候補ビームのビーム情報と、前記候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、前記候補ビームに対応するBRSを生成し、
    前記各候補ビームに対応する前記BRSをそれぞれユーザ端末(UE)に送信する、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記BRS情報は、基本シーケンス構造と、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置とを含み、前記ビーム情報は、ビームインデックスとビームフォーミングパラメータとの対応関係である、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記候補ビームに対応するBRSを生成することは、
    前記候補ビームのビーム情報を決定し、
    予め記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係に基づいて、前記候補ビームに対応するBRS情報を決定し、
    決定されたBRS情報の基本シーケンス構造に基づいて、基本シーケンスを生成し、
    前記基本シーケンスに基づいて、前記候補ビームの参照信号シーケンスを決定し、
    決定されたビーム情報のビームフォーミングパラメータに基づいて、前記候補ビームの参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行って、前記候補ビームに対応するBRSシーケンスを得て、
    決定されたBRS情報の、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置に基づいて、得られたBRSシーケンスに対してリソースマッピングを行って、前記候補ビームに対応するBRSを得る、
    ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記BRS情報は、循環シフト(CS)値をさらに含み、
    前記基本シーケンスに基づいて、前記候補ビームの参照信号シーケンスを決定することは、決定されたBRS情報のCS値に基づいて、生成された基本シーケンスに対して位相回転を行って、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスを得ることを含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 下りシグナリングを介して、BRS情報にCS処理が含まれることおよびCS処理のパラメータをUEに通知することをさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記ビームフォーミングは、アナログビームフォーミング、デジタルビームフォーミング、および混合ビームフォーミングのいずれか1つを含み、および/または、
    前記リソースマッピングは、ブロック型マッピング、または、コーム型マッピングである、
    ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. ビーム選択方法であって、
    システムで設定された、基地局がビーム参照信号(BRS)を送信するための時間−周波数リソースの位置において、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出し、
    抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理して、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータを得て、
    各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータに基づいて、抽出されたBRSの中から、N個(Nは自然数)のBRSを選択し、
    選択されたN個のBRSに対応するBRS情報を決定し、予め設定されたBRS情報とビームインデックスとの関係に基づいて、上記選択されたN個のBRSに対応するN個のビームインデックスを決定し、
    決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックする、
    ことを含むことを特徴とする方法。
  8. 前記BRSの品質パラメータは、BRSのチャネル状態情報(CSI)であり、
    前記抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理することは、抽出されたBRSに対してチャネル推定を行って、BRSのCSIを得ることを含み、
    前記抽出されたBRSの中からN個のBRSを選択することは、抽出されたBRSの中から振幅が最大となるN個のBRSを選択することを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記BRSの品質パラメータは、BRSの参照信号受信電力(RSRP)であり、
    前記抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理することは、抽出されたBRSに対して電力測定を行って、BRSのRSRPを得ることを含み、
    前記抽出されたBRSの中から、N個のBRSを選択することは、抽出されたBRSの中から、電力が最大となるN個のBRSを選択することを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  10. 前記決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックすることは、N個のビームインデックスを符号化して、バイナリーシーケンスを得て、ビームビットマップ(bitmap)の形で、前記バイナリーシーケンスを基地局にフィードバックすることを含む、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  11. 基地局であって、
    各候補ビームのビーム情報、および、ビーム参照信号(BRS)情報とビームインデックスとの対応関係を予め記憶する設定手段と、
    各候補ビーム毎に、前記候補ビームのビーム情報と、前記候補ビームのビームインデックスに対応するBRS情報とに基づいて、前記候補ビームに対応するBRSを生成するBRS生成手段と、
    各候補ビームに対応するBRSをそれぞれユーザ端末(UE)に送信する送信手段と、
    を含むことを特徴とする基地局。
  12. 前記BRS生成手段は、
    前記候補ビームのビーム情報を決定し、予め記憶されたBRS情報とビームインデックスとの対応関係に基づいて、前記候補ビームに対応するBRS情報を決定する情報決定モジュールと、
    決定されたBRS情報の基本シーケンス構造に基づいて、基本シーケンスを生成する基本シーケンス生成モジュールと、
    前記基本シーケンスに基づいて、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスを決定する参照信号シーケンス決定モジュールと、
    決定されたビーム情報のビームフォーミングパラメータに基づいて、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスに対してビームフォーミングを行って、前記候補ビームに対応するBRSシーケンスを得るビームフォーミングモジュールと、
    決定されたBRS情報の、BRSを伝送するための時間−周波数リソースの位置に基づいて、生成されたBRSシーケンスに対してリソースマッピングを行って、前記候補ビームに対応するBRSを得るリソースマッピングモジュールと、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載の基地局。
  13. 前記BRS情報は、循環シフト(CS)値をさらに含み、
    前記参照信号シーケンス決定モジュールは、BRS情報のCS値に基づいて、前記基本シーケンスに対して位相回転を行って、前記候補ビームに対応する参照信号シーケンスを得る、
    ことを特徴とする請求項12に記載の基地局。
  14. 下りシグナリングを介して、BRS情報にCS処理が含まれることおよびCS処理のパラメータをUEに通知する通知手段をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の基地局。
  15. ユーザ端末(UE)であって、
    システムで設定された、基地局がビーム参照信号(BRS)を送信するための時間−周波数リソースの位置において、受信された信号から、各候補ビームに対応するBRSを抽出する受信手段と、
    抽出された各候補ビームに対応するBRSを処理して、各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータを得る信号品質検出手段と、
    各候補ビームに対応するBRSの品質パラメータに基づいて、抽出されたBRSの中からN個のBRSを選択し、選択されたN個のBRSに対応するBRS情報を決定し、予め設定されたBRS情報とビームインデックスとの関係に基づいて、上記選択されたN個のBRSに対応するN個のビームインデックスを決定するビーム選択手段と、
    決定されたN個のビームインデックスを基地局にフィードバックするフィードバック手段と、
    を含むことを特徴とするユーザ端末。

JP2018503757A 2015-07-31 2016-07-12 ビーム参照信号の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末 Active JP6546692B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201510462905.5 2015-07-31
CN201510462905.5A CN106412942A (zh) 2015-07-31 2015-07-31 波束参考信号的发送方法、波束选择方法、基站及用户终端
PCT/CN2016/089766 WO2017020688A1 (zh) 2015-07-31 2016-07-12 波束参考信号的发送方法、波束选择方法、基站及用户终端

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018527802A true JP2018527802A (ja) 2018-09-20
JP6546692B2 JP6546692B2 (ja) 2019-07-17

Family

ID=57942400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018503757A Active JP6546692B2 (ja) 2015-07-31 2016-07-12 ビーム参照信号の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6546692B2 (ja)
CN (2) CN106412942A (ja)
WO (1) WO2017020688A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6636059B2 (ja) 2017-01-06 2020-01-29 華碩電腦股▲ふん▼有限公司 無線通信システムにおけるビーム管理のための方法及び装置
CN107980209B (zh) * 2017-02-16 2021-06-25 香港应用科技研究院有限公司 大规模mimo通信系统中报告信道状态信息(csi)的方法和装置
US10277296B2 (en) 2017-02-16 2019-04-30 Hongkong Applied Science And Technology Research Institute Co., Ltd. Method and apparatus for channel state information (CSI) reporting in a massive MIMO communications system
CN106888042B (zh) * 2017-03-01 2020-06-02 北京小米移动软件有限公司 基于波束赋形的波束选取方法及装置、基站和终端
US11039454B2 (en) 2017-03-23 2021-06-15 Ntt Docomo, Inc. User terminal and radio communication method
CN108633026B (zh) * 2017-03-24 2021-06-25 北京紫光展锐通信技术有限公司 一种波束恢复方法及装置
WO2018171694A1 (zh) * 2017-03-24 2018-09-27 华为技术有限公司 一种信息传输方法和装置
CN108632841B (zh) * 2017-03-24 2021-12-03 华为技术有限公司 一种信息传输方法和装置
CN115884380A (zh) * 2017-03-30 2023-03-31 上海朗帛通信技术有限公司 一种用户设备、基站中的被用于多天线传输的方法和装置
CN109150273B (zh) * 2017-06-28 2022-06-10 捷开通讯(深圳)有限公司 波束管理方法及装置
EP3523885A1 (en) * 2017-07-04 2019-08-14 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (PUBL) Ue rx beam switching during ue beam training
WO2019006745A1 (en) * 2017-07-07 2019-01-10 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) METHOD AND APPARATUS FOR RECEIVING BEAMFORMING
CN109302720B (zh) * 2017-07-25 2021-03-23 华为技术有限公司 一种选择波束的方法及设备
CN111165004B (zh) * 2017-08-11 2023-03-28 苹果公司 用于波束报告、指示和数据发射的调度的装置和方法
US10477553B2 (en) 2017-10-31 2019-11-12 Qualcomm Incorporated Aggressive beam selection during handover procedure
CN111357213B (zh) * 2017-11-07 2022-04-05 华为技术有限公司 无线网络中波束恢复的方法和设备
CN114710247A (zh) 2017-11-17 2022-07-05 中兴通讯股份有限公司 信息发送、接收方法及装置、存储介质、处理器
CN110401501A (zh) * 2018-04-24 2019-11-01 索尼公司 用于无线通信系统的电子设备、方法和存储介质
WO2020029293A1 (zh) * 2018-08-10 2020-02-13 株式会社Ntt都科摩 无线通信方法、用户设备和基站
CN112994761B (zh) * 2019-12-12 2022-06-07 大唐移动通信设备有限公司 一种波束确定方法及装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297750A (ja) * 2002-09-20 2004-10-21 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム
WO2008013173A1 (fr) * 2006-07-24 2008-01-31 Panasonic Corporation Dispositif de réception, dispositif de transmission et procédé de communication
WO2008126378A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Panasonic Corporation 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
JP2012222722A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Sharp Corp 無線通信システム、移動局装置および基地局装置
JP2014526837A (ja) * 2011-09-16 2014-10-06 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるビーム割り当て装置及び方法
JP2014527749A (ja) * 2011-08-10 2014-10-16 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるビーム固定装置及びその方法
WO2015029604A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 ソニー株式会社 通信制御装置、通信制御方法及び端末装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102378383B (zh) * 2010-08-09 2014-04-02 华为技术有限公司 发送与接收探测参考信号的方法、基站和用户设备
CN103812546B (zh) * 2012-11-07 2017-08-25 华为技术有限公司 一种基于天线阵列的参考信号映射方法、装置及系统
KR102039535B1 (ko) * 2013-10-22 2019-11-01 삼성전자 주식회사 무선 자원 할당 방법 및 장치
CN104734758A (zh) * 2013-12-20 2015-06-24 中兴通讯股份有限公司 一种同步波束成形信号的发送、接收方法、基站和终端
CN104184561B (zh) * 2014-01-13 2019-04-30 中兴通讯股份有限公司 预编码导频处理方法、装置、基站及终端

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004297750A (ja) * 2002-09-20 2004-10-21 Mitsubishi Electric Corp 無線通信システム
WO2008013173A1 (fr) * 2006-07-24 2008-01-31 Panasonic Corporation Dispositif de réception, dispositif de transmission et procédé de communication
WO2008126378A1 (ja) * 2007-03-30 2008-10-23 Panasonic Corporation 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法
JP2012222722A (ja) * 2011-04-13 2012-11-12 Sharp Corp 無線通信システム、移動局装置および基地局装置
JP2014527749A (ja) * 2011-08-10 2014-10-16 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるビーム固定装置及びその方法
JP2014526837A (ja) * 2011-09-16 2014-10-06 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるビーム割り当て装置及び方法
WO2015029604A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 ソニー株式会社 通信制御装置、通信制御方法及び端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN107925461B (zh) 2020-12-18
JP6546692B2 (ja) 2019-07-17
CN106412942A (zh) 2017-02-15
WO2017020688A1 (zh) 2017-02-09
CN107925461A (zh) 2018-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018527802A (ja) ビーム参照信号の送信方法、ビーム選択方法、基地局、およびユーザ端末
US11108444B2 (en) Transmitter, receiver, wireless communication network and methods for operating the same
KR102345352B1 (ko) 무선 통신 시스템에서 빔포밍을 위한 가중치 결정 방법 및 이를 위한 장치
CN107431944B (zh) 终端、基站、无线通信系统和通信方法
EP3101942B1 (en) Improvement of reference signals measurement using synchronisation signals
JP6199654B2 (ja) 無線基地局装置、およびスケジューリング方法
TWI595759B (zh) Hybrid beamforming transmission method and network equipment
US10804990B2 (en) Base station and user equipment
KR102239227B1 (ko) 1차원 csi 피드백에 의한 전차원 mimo를 위한 장치 및 방법
US11791870B2 (en) Radio communication system and radio base station apparatus
US20150341097A1 (en) CSI Feedback with Elevation Beamforming
JP7123914B2 (ja) アンテナビーム管理のための方法および関連装置
KR20160026792A (ko) 채널 방향 정보 획득을 위한 방법 및 장치
US10382110B2 (en) Adaptive user-specific beam forming
US10574308B2 (en) Managing of channel state information in a multiple-antenna communication system
KR102146177B1 (ko) 무선-네트워크 노드, 무선 장치 및 이들에서 수행된 방법
JP7422738B2 (ja) 偏波情報共有のための方法
US20220069879A1 (en) A Scalable Method for Obtaining UE-Specific CSI
JPWO2019111376A1 (ja) 無線装置および無線通信制御方法
KR20230071765A (ko) 통신 시스템에서 신호 송수신 방법 및 장치
KR20230095035A (ko) 통신 시스템에서 신호 송수신 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190528

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190621

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6546692

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250