JP2018527767A - スイッチングマトリクスがバッファリングされたマクロスイッチ - Google Patents

スイッチングマトリクスがバッファリングされたマクロスイッチ Download PDF

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Abstract

マクロスイッチを記載する。マクロスイッチは対向する集積回路を含む。当該集積回路のうちの一方は、光信号を伝達する光導波路を実現し、他方は、複数のスイッチ部の各々において制御論理、電気スイッチおよびメモリバッファを実現する。さらに、マクロスイッチは、スイッチ部同士の間に完全接続型トポロジを有する。さらに、各々のスイッチ部におけるメモリバッファは、スケジューリング/ルーティングを過度に複雑にすることなく、パケットをバッファリングして輻輳を軽減する。結果として、マクロスイッチは、任意に大型のスイッチングマトリクス(すなわち、任意数のスイッチ部および/またはスイッチング段)にスケーリングされ得る。

Description

背景
分野
本開示は、光信号を伝達するための技術に関する。より具体的には、本開示は、スイッチングマトリクスがバッファリングされた光学式クロスポイントマクロスイッチ(optical cross-point macro-switch)に関する。
関連技術
多段式のClosパケットスイッチングネットワークは、コンピューティングおよび電気通信スイッチングおよびルーティングシステムにおいて広く用いられており、これらのシステムにおいて多くの別個のエンドポイントまたはポート間で共有される相互接続性を提供している。特に、これらのパケットスイッチングネットワークは、典型的には、何千ものポートにスケーリングすることのできる空間分割スイッチとして実現されている。しかしながら、入出力ポートが競合するので、非ブロッキングClosネットワークにおいても、このようなシステムがスケールアップされると、しばしば効率損失が生じる。この競合は、各々の段内でバッファリングされたスイッチングノードを用いることによって排除することができるので、すべての中間ノードがパケットを格納することができ、これにより、ヘッド・オブ・ラインブロッキング(head-of-line blocking)および/または出力ポートブロッキングを軽減することができる。
バッファリングされたスイッチの作製は、通常、困難であり費用がかかってしまい、このようなアーキテクチャをスケーリングすることも困難である可能性があるが、スイッチの前および/または後におけるパケットバッファの使用が実証されてきた。前者は、通常、「入力待ち行列」または「仮想出力待ち行列」と称されており、典型的には、ヘッド・オブ・ラインブロッキングを排除するので、特定の入力ポートからルーティングされ得るいずれのパケットも、最初にルーティングされるべき他の宛先ポート向けの他のパケットのための待ち行列において待機する必要がなくなる。結果として、このアプローチは入力ポートにおける輻輳を緩和し得る。さらに、後者の技術では、待ち行列は、出力ポートの輻輳に起因するネットワーク内の輻輳を減じるためにスイッチの後に用いられている。このようなメモリバッファはまた、ヘッド・オブ・ラインブロッキングを減らすために、かつ、出力ポートブロッキングに起因するスイッチ競合を減らすために、ネットワークの前および/または後に用いられてもよい。しかしながら、ネットワークの効率は概して制限されており、ネットワークが過負荷状態になったりその限界負荷を超えて非効率的なオペレーティングレジームへと推進されてしまったりすることを確実に防ぐために、綿密な(比較的複雑な)スケジューリング技術が必要になる可能性がある。
スイッチにおけるすべての段においてメモリバッファを使用することによりスイッチを100%利用することが可能となることは公知である。しかしながら、このようなスイッチを実現することは困難であることが判明した。なぜなら、各々の段が、単にルーティングおよび転送機能を有し得るだけではなく、メモリバッファと、先行するスイッチング/ルーティング段および後続のスイッチング/ルーティング段に対して十分な接続性をも有し得るからである。さらに、各々の段におけるメモリの必要性は、1段当たりのスイッチの数および実現可能な段の数と、直接、競合する可能性がある。したがって、スイッチにおけるすべての段においてメモリバッファを使用することで、スイッチのスケーラビリティが制限されてしまう可能性がある。
これらの難題のせいで、純粋な空間分割スイッチングでは、典型的には、スイッチングネットワークの段内におけるパケット間に多大な競合をもたらしてしまい、全体のシステム性能を損なってしまう可能性がある。スケーラビリティおよびパケットルーティング/スケジューリングの複雑さを犠牲にしてこのブロッキングを軽減するために、スイッチの前および/または後にバッファメモリが用いられることがある。さらに、VLSI技術には制限があるので、完全にバッファリングされたスイッチは、通常、スケーラブルではなく実現するには実用的ではない。
研究者らは、これらのスケーラビリティ制限のうちのいくつかに対処するために、光学相互接続(optical interconnects)や、フォトニック・スイッチング(photonic switching)の使用を研究している。たとえば、VLSIスイッチにおける光学相互接続は、高速通信を提供することができ、たとえば、より小型の電気スイッチを光ファイバーリンクと接続することによって、大型のClosパケットスイッチングネットワークを集約することを可能にし得る。このアーキテクチャは、より大型のClosパケットスイッチングネットワークの実現を容易にし得るが、典型的には、上述されたスイッチング競合の性質を変化させるものではない。実際には、結果として得られるClosパケットスイッチングネットワークは、通常、より大きなスケールであっても、やはり輻輳および非能率性を呈する。
代替的には、フォトニック・スイッチング(または光スイッチング)製品は、「トランスペアレントな」光スイッチを優先して、電気スイッチング段を排除することができる。この場合、データパケットは、光線により任意の入力ポートから任意の出力ポートに送信される。これらのフォトニック・スイッチング製品の送信のための速度およびレイテンシは低く、依然として、入力ポートと出力ポートとの競合の問題(と、これにより非能率性)とが残されている。
したがって、上述の問題を伴わないスイッチが必要とされている。
概要
本開示の一実施形態は、第1の集積回路を含むマクロスイッチを提供する。この第1の集積回路は表面を有し、第1のスイッチ部を含む。第1のスイッチ部の各々は、第1の制御論理および第1のメモリバッファを含む。第1の集積回路はさらに、第2のスイッチ部を含む。第2のスイッチ部の各々は第2の制御論理および第2のメモリバッファを含む。さらに、マクロスイッチは、上記表面に面する第2の表面を有する第2の集積回路を含む。第2の集積回路は、光源に結合することができる光ポートと、光ポートおよび第1のスイッチ部に光学的に結合された光導波路と、第1のスイッチ部および第2のスイッチ部に光学的に結合された第2の光導波路とを含む。なお、マクロスイッチが第1のスイッチ部と第2のスイッチ部との間に完全接続型トポロジを有することに留意されたい。
たとえば、マクロスイッチはクロスポイントスイッチを含み得る。さらに、マクロスイッチは非ブロッキングとなり得る。
動作中、所与の第1のスイッチ部における第1の制御論理は、所与の第1のスイッチ部についての所与の第1のスイッチングスケジュールを決定し得るとともに、所与の第2のスイッチ部における第2の制御論理は、所与の第2のスイッチ部についての所与の第2のスイッチングスケジュールを決定し得る。なお、所与の第1のスイッチングスケジュールが第1のスイッチ部および第2のスイッチ部についての他のスイッチングスケジュールからは独立して決定され得ること、かつ、所与の第2のスイッチングスケジュールが第1のスイッチ部および第2のスイッチ部についての他のスイッチングスケジュールからは独立して決定され得ること、に留意されたい。
さらに、所与の光ポートと所与の第1のスイッチ部との間の光導波路は、動作中に所与の光ポートから所与の第1のスイッチ部に情報を伝達する1つの光導波路と、動作中に所与の第1のスイッチ部から所与の光ポートに情報を伝達する別の光導波路とを含み得る。
付加的には、所与の第1のスイッチ部と所与の第2のスイッチ部との間の第2の光導波路は、動作中に所与の第1のスイッチ部から所与の第2のスイッチ部に情報を伝達する1つの光導波路と、動作中に所与の第2のスイッチ部から所与の第1のスイッチ部に情報を伝達する別の光導波路とを含み得る。
なお、光結合は、回折格子、ミラーおよび/または光近接通信を含み得る。
さらに、所与の第1のスイッチ部は、動作中に、入力光信号を入力電気信号に変換し、出力電気信号を出力光信号に変換するトランシーバを含み得る。さらに、所与の第2のスイッチ部は、動作中に、第2の入力光信号を第2の入力電気信号に変換し、第2の出力電気信号を第2の出力光信号に変換する第2のトランシーバを含み得る。
いくつかの実施形態においては、第2の集積回路は、基板と、基板上に配置された埋込み酸化物(buried-oxide:BOX)層と、BOX層上に配置された半導体層とを含む。この場合、光導波路および第2の光導波路は、半導体層において少なくとも部分的に実現されている。たとえば、基板、BOX層および半導体層は、シリコン・オン・インシュレータ技術を構成し得る。
別の実施形態は、プロセッサと、プログラムモジュールを格納するメモリと、マクロスイッチと含むシステムを提供する。動作中、プログラムモジュールがプロセッサによって実行される。
別の実施形態は、マクロスイッチを用いて光信号を切替えるための方法を提供する。動作中、マクロスイッチは、マクロスイッチにおける第2の集積回路内の光導波路で光信号を伝達する。次いで、マクロスイッチは、光導波路からの光信号を、マクロスイッチにおける第1の集積回路内のスイッチ部同士の間で光学的に結合する。この場合、所与のスイッチ部は、制御論理およびメモリバッファを含み、制御論理は、マクロスイッチにおける他のスイッチ部からは独立してスイッチングスケジュールを決定する。さらに、所与のスイッチ部において、マクロスイッチは、光信号を電気信号に変換し、スイッチングを実行し、電気信号を光信号に変換する。この場合、電気信号は、マクロスイッチにおける競合を回避するためにメモリバッファに選択的に格納されている。
この概要は、単に、この明細書中に記載された主題のうちのいくつかの局面の基本的な理解をもたらすために、いくつかの例示的な実施形態を示す目的で提供されているにすぎない。したがって、上述の特徴が単なる例に過ぎす、この明細書中に記載される主題の範囲または精神を多少なりとも狭めるものと解釈されるべきでないことが認識されるだろう。この明細書中に記載される主題の他の特徴、局面および利点は、以下の詳細な説明、添付の図および請求項から明らかになるだろう。
本開示の一実施形態に従ったマクロスイッチを上から見たブロック図である。 本開示の一実施形態に従った、図1のマクロスイッチを側面から見たブロック図である。 本開示の一実施形態に従った、図1のマクロスイッチにおけるスイッチ部のレイアウトを示すブロック図である。 本開示の一実施形態に従った、図1のマクロスイッチにおける集積回路を示すブロック図である。 本開示の一実施形態に従った、図1のマクロスイッチを含むシステムを示すブロック図である。 本開示の一実施形態に従った、マクロスイッチを用いて光信号を切替えるための方法を示すフローチャートである。
なお、添付の図面全体を通じて、同様の参照番号が対応する部分を指していることに留意されたい。さらに、同一部分の複数の例は、ダッシュ記号によって例番号から分離された共通の接頭辞によって指定されている。
詳細な説明
マクロスイッチ、マクロスイッチを含むシステム、およびマクロスイッチを用いて光信号を切替えるための技術についての実施形態が記載される。マクロスイッチは、対向する集積回路を含み得る。当該集積回路のうち一方は、光信号を伝達する光導波路を実現し、他方の集積回路は、複数のスイッチ部の各々において制御論理(ロジック)、電気スイッチおよびメモリバッファを実現する。さらに、マクロスイッチは、スイッチ部同士の間に完全接続型トポロジを有し得る。さらに、各スイッチ部におけるメモリバッファは、スケジューリング/ルーティングを過度に複雑にすることなく、パケットをバッファリングし、輻輳を軽減する。
結果として、マクロスイッチは、任意に大型のスイッチングマトリクス(すなわち、任意の数のスイッチ部および/またはスイッチング段)にスケーリングされ得る。たとえば、マクロスイッチは、(既存のフォトニック・スイッチよりも6700倍大きい)4096×4096のスイッチングマトリクスを有する可能性もある。さらに、マクロスイッチは、実装面積が小さくなり得るとともに高いスイッチ性能を有し得る。特に、マクロスイッチは、低出力、高帯域幅、集積回路(チップ)に実装された非ブロッキングの電気光学スイッチを提供し得る。
以下の説明においては、折返しClos(ファットツリー)パケットスイッチングネットワークがマクロスイッチにおける具体例として用いられている。しかしながら、スイッチング技術は多種多様なスイッチ設計およびアーキテクチャと共に用いられてもよい。
ここで、マクロスイッチの実施形態を記載する。図1は、集積回路110および112を備えたマクロスイッチ100を上から見たブロック図を示す。集積回路110は、(「リーフスイッチ部」と称されることもある)複数のスイッチ部114を含み得る。複数のスイッチ部114の各々は、制御論理(C.L.)116およびメモリバッファ(M.B.)118のインスタンスを含むか、または当該インスタンスに関連付けられている。集積回路110はさらに、(「スパイン・スイッチ部と称されることもある)複数のスイッチ部120を含み得る。複数のスイッチ部120の各々は、制御論理(C.L.)122およびメモリバッファ(M.B.)124のインスタンスを含むか、または当該インスタンスに関連付けられている。さらに、集積回路112は光導波路126および128を含み得る。これらの光導波路は、(光ファイバまたは追加の光導波路に、より一般的には光信号のソースおよびシンクに光学的に結合することができる)光ポート(O.P.)130と、スイッチ部114とを光学的に結合し得る。さらに、光導波路128はスイッチ部114および120を光学的に結合し得る。
マクロスイッチ100を側面から見たブロック図を呈する図2に示されるように、集積回路110および112は、それぞれ、互いに向かい合う表面210および212を有する。(スイッチ部114−1などの)図1におけるスイッチ部114における所与のスイッチ部は、(図2における光導波路126−1などの)図1における光導波路126の少なくとも1つによって、(光ポート130−1などの)図1における光ポート130のうちの所与の1つに光学的に結合され得る。たとえば、光ポート130−1とスイッチ部114−1との間で光信号を伝達する1つの光導波路と、スイッチ部114−1と光ポート130−1との間で光信号を伝達する別の光導波路とが存在していてもよい。これにより、光導波路126および128(図1)は光信号を一方向に伝達し得る。(しかしながら、他の実施形態においては、図1における光導波路126および128は光信号を双方向に伝達する。)
入力光信号は、光カプラによって集積回路112から集積回路110に光学的に結合されてもよい。たとえば、光導波路126−1を用いて伝達された入力光信号は、光カプラ(O.C.)210−1によってスイッチ部114−1に光学的に結合されてもよい。この光カプラは、回折格子および/またはミラーを含み得る。いくつかの実施形態においては、光結合は光近接通信を伴う。この場合、集積回路110と集積回路112との間の垂直方向の空間は、集積回路110と集積回路112との間で光学的に結合されている光信号の1つ以上のキャリア波長よりも短いか、または1つ以上のキャリア波長と同じオーダである。
さらに、スイッチ部114(図1)において、入力光信号がトランシーバによって電気信号に変換されてもよい。たとえば、光カプラ210−1からの入力光信号は、トランシーバ(TR.)212−1によって電気信号に変換されてもよい。図3に関して以下にさらに記載されるように、この電気信号に関連付けられた1つ以上のパケットは、制御論理116(図1)のインスタンスによって処理されてもよく、マクロスイッチ100における競合を回避するためにメモリバッファ118(図1)のインスタンスに選択的に格納されてもよい。
マクロスイッチ100が(たとえば、スイッチ部114−1のスイッチングスケジュールに基づいて)特定のパケットについての準備ができると、制御論理116(図1)のインスタンスは、(図1におけるスイッチ(SW.)132におけるスイッチ132−1などの)スイッチ部114−1におけるスイッチの適切なルーティングまたはスイッチング状態を設定し、任意には、メモリバッファ118(図1)のインスタンスにおけるパケットにアクセスし、関連付けられた電気信号を出力し得る。この電気信号はトランシーバ212−2によって光信号に変換されてもよい。
さらに、この光信号は、光カプラ210−2によって集積回路110から(図2における光導波路128−1などの)図1における光導波路128のうち少なくとも1つに光学的に結合されてもよい。次いで、光導波路128−1は、(スイッチ部120−1などの)図1におけるスイッチ部120における所与のスイッチ部に光信号を伝達してもよい。
次に、光信号は、光カプラ210−3によって集積回路112からスイッチ部120−1に光学的に結合されてもよい。さらに、スイッチ部120−1において、光信号がトランシーバ212−3によって電気信号に変換されてもよい。図3に関して以下にさらに記載されるように、この電気信号に関連付けられた1つ以上のパケットが、制御論理122(図1)のインスタンスによって処理されてもよく、マクロスイッチ100における競合を回避するためにメモリバッファ124(図1)のインスタンスに選択的に格納されてもよい。
マクロスイッチ100が(たとえば、スイッチ部120−1のスイッチングスケジュールに基づいて)特定のパケットについての準備ができると、制御論理122(図1)のインスタンスは、(図1におけるスイッチ(SW.)134におけるスイッチ134−1などの)スイッチ部120−1におけるスイッチの適切なルーティングまたはスイッチング状態を設定し、任意には、メモリバッファ124(図1)のインスタンスにおけるパケットにアクセスし、関連付けられた電気信号を出力し得る。この電気信号は、トランシーバ212−4によって光信号に変換されてもよい。
さらに、この光信号は、光カプラ210−4によって、集積回路110から、図1における光導波路128のうち(光導波路128−1とは異なり得るかまたは光導波路128−1以外の)少なくとも1つの光導波路に光学的に結合されてもよい。
次いで、光信号がスイッチ部114(図1)のうち別のスイッチ部114に伝達されるのに応じて、上述の動作が繰返されてもよい。この場合、当該光信号は、最終的には、出力光信号として光ポート130(図1)のうちの1つにルーティングされる。上述したように、一般に、図1におけるスイッチ部120−1から光ポート130のうち1つの光ポート130への復帰路は、図1における光導波路126および128における別の光導波路ならびにスイッチ部114のうち別のスイッチ部を含み得る。
ここで図3を再び参照すると、スイッチ部114内の所与のスイッチ部における制御論理116のインスタンスは、この(ローカルな)スイッチ部についての所与のスイッチングスケジュールを決定し得るとともに、スイッチ部120内の所与のスイッチ部における制御論理122のインスタンスは、この(ローカルな)スイッチ部についての所与のスイッチングスケジュールを決定し得る。なお、スイッチングスケジュールは、互いから独立して(すなわち、マクロスイッチ100における他のいずれのスイッチングスケジュールからも独立して)決定され得ることに留意されたい。
いくつかの実施形態においては、マクロスイッチ100は、スイッチ部114とスイッチ部120との間に完全接続型トポロジを提供する。たとえば、マクロスイッチ100はクロスポイントスイッチを含み得る。クロスポイントスイッチは、スイッチ部114とスイッチ部120との間における一対多接続や、さらには網羅的(all-to-all)(フルメッシュ:full-mesh)な接続をサポートし得る。(光導波路の交差を回避するために、光導波路126および128がマクロスイッチ100において同心円状に配置され得ることに留意されたい。)さらに、メモリバッファ118および124を用いることにより、マクロスイッチ100は非ブロッキングになり得るため、高スループットを提供し得る。
例示的な実施形態においては、マクロスイッチは、(エンタープライズデータセンタまたは最新のスーパーコンピュータなどの)分散型計算環境において用いられる。このような計算環境においては、計算ノード間の通信は帯域幅およびレイテンシの両方の障害になり得る。レイテンシおよび輻輳を最小限にするために、全二分割帯域幅を備えた折返しClos(ファットツリー)ネットワークなどの非ブロッキングネットワーク構成がしばしば用いられる。
しかしながら、(多くのデータセンタアプリケーションにおいて発生するような)局所性の低いアプリケーションの場合、ネットワーク帯域幅が性能を抑制することのないシステムを構築するために、ネットワークスイッチングは、システム全体の電力消費のうちかなり大きな要素、またはさらには主要な要素になり得る。
最新の分散型計算環境は、典型的には、既存のインフィニバンド(Infiniband)電子スイッチなどの電子スイッチを用いている。たとえば、既存のインフィニバンド電子スイッチは、(以下にさらに記載されるように、マクロスイッチ100のいくつかの実施形態とほぼ等しくなり得る)スイッチング容量が130Tbpsである非ブロッキング全二分割帯域幅を提供することができる。代替的には、研究者らは、光入力を光出力にするために、(MEMS、音響光学、磁気光学などの)さまざまなスイッチング技術に基づいたフォトニック・スイッチングを研究している。たとえば、50の入力ポートを50の出力ポートに切替えることができるMEMSベースのシリコン・フォトニック・スイッチが実証されてきた。しかしながら、これはマクロスイッチ100よりも桁が小さく、MEMSベースのシリコン・フォトニック・スイッチは、典型的には、マクロスイッチ100において用いられる電気光学スイッチ部の有効な切替え速度よりも2〜3桁遅いサブマイクロ秒の切替え時間を有する。
マクロスイッチ100は、いずれか2つのスイッチ部同士の間に直接的なポイント・ツー・ポイント接続を提供する(光導波路などの)シリコン・フォトニクス・リンクと、任意に大型のスイッチングマトリクス(すなわち、1段当たり任意数のスイッチおよび任意数の段)を構築するための各スイッチ部におけるスイッチングノードと、スケジューリング/ルーティングを過度に複雑にすることなく、パケットをバッファリングし、輻輳を軽減するための、各スイッチ部におけるメモリバッファと、を用い得る。結果として、低出力、高帯域幅、非ブロッキングの電気光学式スイッチ・オン・チップとなり得る。たとえば、4096の入力を4096の出力に切替えることができる、131Tbpsのスイッチング容量を備えたマクロスイッチは、単一の20×20cmシリコン基板上に配置することができ、従来のシステムよりも電力が11倍節約され得る。なお、スイッチングモジュールにメモリを配置することができるので、マクロスイッチ100の性能を著しく向上させ得ることに留意されたい。
特に、マクロスイッチ100は、各スイッチ部におけるスイッチングおよびメモリと、フォトニック・ポイント・ツー・ポイント相互接続と、スイッチ部にわたって論理的に分布している入出力ポートとを含み得る。さらに、各スイッチ部における(プロセッサまたはロジック回路などの)制御論理は、各々の着信パケットを調べ、パケット宛先を参照し、ルーティング情報に基づいてパケットをどこに送信すべきかを決定し、パケットをいつ送信すべきかを決定し、暫定的にローカルメモリにパケットを選択的に格納し、送信する準備ができると、ルーティングテーブル情報に基づいて適切な送出フォトニック・リンクを選択し得る。
いくつかの実施形態においては、ポイント・ツー・ポイント相互接続がシリコン・フォトニクスを用いて実現され、波長分割多重方式の埋込み型光導波路を採用している。さらに、スイッチ部におけるメモリバッファは、DRAM、SRAM、EEPROM、フラッシュ、別のタイプの不揮発性メモリ、および/または、別のタイプの揮発性メモリなどのさまざまなタイプのメモリのうち1つ以上を用い得る。
なお、電力コストを低く維持しながらも高帯域幅を達成するために、マクロスイッチ100が電子機器とシリコン・フォトニクスとの組合せを用い得ることに留意されたい。特に、マクロスイッチ100は、光導波路によって光学的に接続されるスイッチ部のオンチップ・ネットワークを用いてもよい。(アウトバウンド光ファイバ接続と併用されて、9.16kWの電力を消費し得る)既存のインフィニバンド電子スイッチとは対照的に、(アウトバウンド光ファイバ接続と併用される)マクロスイッチ100は、同等のスイッチング容量に関して(11分の1である)835Wの電力を消費し得る。加えて、マクロスイッチ100は単一の基板を用いて実現され得る一方で、既存のインフィニバンド電子スイッチは、ほぼ0.5メートルトン(496kg)の重量を有する28Uシャーシを必要とし得る。
マクロスイッチの例示的な実施形態は、一片が20cmである正方形のシリコン基板を用いて実現されてもよい。結果として、このマクロスイッチの周囲長は合計で800mmになり得る。推定される有効な光ファイバーピッチが300μmであれば、これは、合計約2500の光ファイバが(チップの角部に約6mmのバッファを残した状態で)周囲長に沿って接続されることを可能にし得る。これらの光ファイバのうちの826の光ファイバを用いることにより、マクロスイッチの内部光導波路に外部レーザパワーが供給され得る。残りの光ファイバのうち1536の光ファイバを用いることにより、512の入出力光ファイバ対が提供され得るとともに、各対ごとに第3の光ファイバで、出力ファイバのために外部レーザパワーが供給され得る。さらに、入出力光ファイバの各々は、合計4096の入出力キャリア波長対のために、キャリア波長ごとに16Gbpsで8つのキャリア波長を伝達または搬送し得る。これにより、マクロスイッチごとに合計で65.5Tbpsの入力帯域幅に加えて65.5Tbpsの出力帯域幅が提供され得る。
図1を再び参照すると、マクロスイッチ100は、折返しClos(ファットツリー)内部接続を有し得る。(なお、図1が実際の物理的配置ではなくマクロスイッチ100の機能のブロック図を示すように意図されていることに留意されたい。)特に、マクロスイッチ100の内部構造は、シリコン・フォトニクス光導波路と接続される(43個のリーフスイッチ部および24個のスパイン・スイッチ部を含む)67個のスイッチ部を含み得る。光近接通信は、集積回路112における光層にスイッチ部を光学的に結合して、内部の光導波路および外部の光ファイバの両方のために光リンクをルーティングし得る。先に述べたように、オンチップ・シリコン・フォトニクス相互接続ネットワークのための電力は、光ファイバを介して接続されているオフ・マクロスイッチ・レーザによってマクロスイッチの側に提供されてもよい。
さらに、内部のマクロスイッチトポロジは、非ブロッキング全二分割帯域幅をもたらすためにスイッチ部同士の間で折返しClos(ファットツリー)を用いてもよい。いくつかの実施形態においては、スイッチ部のうちのいずれか2つのスイッチ部の間における各々の接続は双方向であり、各々の方向に指定数の光導波路およびキャリア波長がある。たとえば、マクロスイッチは、各々が128のキャリア波長を伝達する16の光ファイバに対する16の光ポートと、光ポートとリーフスイッチ部との間における各方向への43の光導波路と、を備え得る。光導波路の各々は(合計192のキャリア波長に対して)4つのキャリア波長を伝達する。マクロスイッチはさらに、リーフスイッチ部とスパイン・スイッチ部との間に各方向への192の光導波路を備え得る。192の光導波路の各々は、(同様に、合計192のキャリア波長に対して)1つのキャリア波長を伝達する。これにより、各々のリーフスイッチ部および各々のスパイン・スイッチ部は最大192までの双方向キャリア波長対を接続することができる。
図3は、マクロスイッチ100(図1および図2)におけるスイッチ部300のレイアウトを示すブロック図である。このスイッチ部は、192の光シリアライザ/デシリアライザ(serializers/deserializers:SERDES)を含み得る。双方向キャリア波長対ごとに1つの光シリアライザ/デシリアライザが設けられている。さらに、スイッチ部300は、各々の送出メッセージまたはパケットの宛先を調べてルーティングテーブルに基づいて送出キャリア波長を選択し得る送信器(transmitter:Tx)ルーティングまたは制御論理を含み得る。キャリア波長が選択されると、メッセージがその待ち行列に送信され得るとともに、シリアライザが、メッセージビットまたはデータに基づいてキャリア波長を変調し始め得る。
さらに、スイッチ部300は、受信器(receiver:Rx)ルーティングまたは制御論理を含み得る。受信器(Rx)ルーティングまたは制御論理は、各々の受信メッセージまたはパケットの宛先を調べ、入出力(input/output:I/O)スクラッチパッドにメッセージをコピーし、メッセージ内の情報を送信器ルーティング論理のための待ち行列にコピーし得る。
なお、スイッチ部300におけるルーティング(routing:RTG)テーブルが、宛先部識別子と、宛先に関連付けられてメッセージまたはパケットを宛先に伝達するために用いられる1つ以上のキャリア波長との間においてマッピングを提供し得ることに留意されたい。加えて、入出力スクラッチパッドは、メッセージのために直接アドレス指定可能なストレージを提供するSRAMベースのスクラッチパッドであってもよい。たとえば、入出力スクラッチパッドは3MBであってもよい。高スループットをもたらすために、入出力スクラッチパッドは12個のバンクに編成されてもよい。この場合、各々のバンクは、独立して、受信器および送信器のマルチプレクサにデータを供給することができる。(なお、これらのバンクが完全にパイプライン化された態様で同時にアクセスされ得ることに留意されたい。)
さらに、スイッチ部300は、シリアライザ/デシリアライザと入出力スクラッチパッドとの間に入出力クロスバーを含み得る。
例示的な実施形態においては、マクロスイッチにおける各スイッチ部は約20mmを占めると推測され、8W未満を消費する。
内部スイッチネットワークを非ブロッキングにするために、各々のリーフスイッチ部は、外部光ファイバに接続する96個の双方向キャリア波長対と、スパイン・スイッチ部に接続する96個の双方向キャリア波長対とを有し得る。マクロスイッチの周囲長が合計4096個の双方向キャリア波長対を有し得るので、外部の光ファイバ接続に接続するために合計43個のリーフスイッチ部が必要となるかもしれない。(なお、各々が96個の外部の双方向キャリア波長対を備えている43個のリーフスイッチ部が最大4128個までの双方向キャリア波長対に接続し得ることに留意されたい。)
さらに、非ブロッキング全二分割帯域幅を提供するために、各リーフスイッチ部のうち(各方向への)残りの96個の波長は、スパイン・スイッチ部のすべてにわって分散されていてもよい。さらに、各々のスパイン部は1つの光導波路を有してもよい。1つの光導波路は、各々のリーフ部に接続された(各方向ごとに)4つのキャリア波長を含むかまたは伝達する。スパイン・スイッチ部が一方向への192の波長で最大の接続性を有し得るので、マクロスイッチは、非ブロッキング全二分割帯域幅構成ですべてのリーフスイッチを接続するために合計24個のスパイン・スイッチを必要とする可能性がある。さらに、各スイッチ部を通じて最大の総トラヒックが384GB/sであり得るので、各スイッチ部が1GHzの公称周波数で動作すると想定すると、各スイッチ部は、12個のバンク付きの3MB入出力スクラッチパッド(256KB/バンク)を必要とする可能性がある。
なお、スイッチ部を内部接続するために必要とされる光導波路の総数がマクロスイッチについての数の約半分になり得ることに留意されたい。さらに、内部の光導波路のために必要な電力を含むが送出光ファイバのために必要な電力を除いた1マクロスイッチ当たりの消費電力合計は、約759Wとなり得る。冷却のために10%の追加電力が含まれている場合、1マクロスイッチ当たりの電力消費は約835Wとなる。
マクロスイッチを設計する際の1つの検討事項はフォトニック・リンクに電力を供給するためのレーザ源の位置である。これらのレーザ源は、マクロスイッチの外側に、またはマクロスイッチ内のオンチップ・レーザとして、配置することができる。オンチップ・レーザが用いられると、追加の電力を節約することができる。特に、完全接続型のポイント・ツー・ポイントアーキテクチャであるために、典型的には、オン・マクロスイッチ・ポイント・ツー・ポイントリンクのサブセットだけがいずれの所与の時点においても使用されるので、Nのチャネル波長分割多重リンク当たり1セットのMの波長可変レーザをプロビジョニングして(MはN未満である)、適切なセットのキャリア波長に合わせることにより、M個のリンクからなる任意のサブセットに対して電力を送達することができる。リンクは、MがNにほぼ等しくなるように(すなわち、波長可変レーザ出力の数が任意の所与の時点においてほぼすべてのリンクに電力を供給するのに十分となり得るように)ほぼ完全にプロビジョニングされ得るか、または、概して、レーザ(これにより、電力)利用が最適化されるように、波長可変レーザ出力Mの数が選択されるように最適にプロビジョニングされ得る。なお、M個のチャネルを必要なキャリア波長に調整することに伴って生じる(たとえば100ns未満の)調整遅延が発生し得ることに留意されたい。概して、このアプローチでは、有効な帯域幅のために電力効率を犠牲にすることが可能となり得る。
先に述べたように、マクロスイッチは、フォトニック集積回路などの集積回路において実現される光導波路を含み得る。図4は、集積回路400を示すブロック図である。この集積回路は、基板410と、基板410上に配置された埋込み酸化物(BOX)層412と、埋込み酸化物層412上に配置された半導体層414とを含む。光導波路などの光学部品が、埋込み酸化物層412および半導体層414に少なくとも部分的に含まれていてもよい。例示的な実施形態においては、基板410および半導体層414はシリコンを含み、埋込み酸化物層412は二酸化ケイ素を含む。このため、基板410、埋込み酸化物層412および半導体層414はシリコン・オン・インシュレータ技術を構成し得る。
さらに、半導体層414は、(0.2μm〜0.3μmなどの)1未満μmである厚さ416を有し得る。さらに、埋込み酸化物層412は、(0.8μmなどの)0.3μm〜3μmの厚さ418を有し得る。なお、光導波路の幅が400nm〜3000nmであり得ることに留意されたい。例示的な実施形態においては、光導波路は、1.3μmまたは1.55μmの基本波長を有する光信号などの、1.1μm〜1.7μmの波長を有する光信号(すなわち光)を伝達する。
マクロスイッチ100(図1および図2)はシステムおよび/または電子デバイスに含まれていてもよい。これは、マクロスイッチ100を含むシステム500を示すブロック図を呈する図5に示されている。いくつかの実施形態においては、システム500は、(1つ以上のプロセッサを備えた)処理サブシステム510および(メモリを備えた)メモリサブシステム512を含む。
概して、集積回路およびシステム500の機能は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて実現され得る。これにより、システム500は、動作中に、処理サブシステム510によって実行され得る(DRAMまたは別のタイプの揮発性もしくは不揮発性コンピュータ読取可能メモリなどの)メモリサブシステム512に格納された1つ以上のプログラムモジュールまたは命令のセットを含み得る。なお、1つ以上のコンピュータプログラムがコンピュータプログラムメカニズムを構成し得ることに留意されたい。さらに、メモリサブシステム512におけるさまざまなモジュール内の命令は、高レベルの手続き型言語、オブジェクト指向型プログラミング言語で、および/または、アセンブリもしくはマシン言語で、実現され得る。なお、プログラミング言語がコンパイルされ得るかまたは翻訳され得ること、たとえば、処理サブシステムによって実行されるように構成可能であるかまたは構成され得ることに留意されたい。
システム500内のコンポーネントは信号ライン、リンクまたはバスによって結合されてもよい。これらの接続は、信号および/またはデータの電気通信、光通信または電気光通信を含み得る。さらに、上述の実施形態においては、互いに直接接続されたいくつかのコンポーネントが示されており、中間コンポーネントを介して接続された他のコンポーネントも示されている。各インスタンスにおいては、相互接続または「結合」の方法により、2つ以上の回路ノード間に何らかの所望の通信、または端子が設けられる。このような結合は、当業者によって理解され得るように、いくつかの回路構成を用いて頻繁に実現される可能性があり、たとえば、交流結合および/または直流結合が用いられてもよい。
いくつかの実施形態においては、これらの回路、コンポーネントおよび装置における機能が、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit:ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array:FPGA)および/または1つ以上のデジタル信号プロセッサ(digital signal processor:DSP)の1つ以上において実現され得る。さらに、前述の実施形態における機能は、当該技術において公知であるように、ソフトウェアにおいてよりもハードウェアにおいてより実現され得るか、または、ハードウェアにおいてよりもソフトウェアにおいてより実現され得る。概して、システム500は、1つの位置にあってもよく、または、複数の地理的に分散した位置に分布されていてもよい。
システム500は、VLSI回路、スイッチ、ハブ、ブリッジ、ルータ、(波長分割多重通信システムなどの)通信システム、ストレージエリアネットワーク、データセンタ、(ローカルエリアネットワークなどの)ネットワーク、および/または、(多重コアプロセッサコンピュータシステムなどの)コンピュータシステムを含み得る。さらに、コンピュータシステムは、(マルチソケットのマルチラックサーバなどの)サーバ、ラップトップコンピュータ、通信装置またはシステム、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム・コンピュータ、ブレード、エンタープライズコンピュータ、データセンタ、タブレットコンピュータ、スーパーコンピュータ、ネットワーク接続ストレージ(network-attached-storage:NAS)システム、ストレージエリアネットワーク(storage-area-network:SAN)システム、(MP3プレイヤなどの)メディアプレイヤ、機器、サブノートブック/ネットブック、タブレットコンピュータ、スマートフォン、携帯電話、ネットワーク機器、セットトップ・ボックス、携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)、玩具、コントローラ、デジタル信号プロセッサ、ゲーム機、装置コントローラ、機器内の計算エンジン、家電用電子機器、携帯用コンピューティングデバイスもしくは携帯用電子デバイス、パーソナルオーガナイザ、および/または、別の電子デバイスを含み得るが、これらに限定されない。いくつかの実施形態においては、マクロスイッチ100および/またはシステム500は、スイッチ、ハブ、ブリッジ、および/または、ルータの機能を実行する。
さらに、マクロスイッチ100および/またはシステム500の実施形態が含み得るコンポーネントはより少なくても、またはより多くてもよい。これらの実施形態はいくつかの別々のアイテムを有するものとして示されているが、これらの光学部品、集積回路およびシステムは、この明細書中に記載される実施形態の構造的な概要ではなく、存在し得るさまざまな特徴の機能を説明するものとして意図されている。結果として、これらの実施形態においては、2つ以上のコンポーネントが単一のコンポーネントに組合わされてもよく、および/または、1つ以上のコンポーネントの位置が変更されてもよい。加えて、マクロスイッチ100および/またはシステム500の前述の実施形態における機能は、当該技術において公知であるように、ソフトウェアにおいてよりもハードウェアにおいてより実現され得るか、または、ハードウェアにおいてよりもソフトウェアにおいてより実現され得る。
前述の実施形態が特定の要素および複合物と共に例示されているが、当業者に公知であるように、(化学量論的組成および非化学量論的組成を含む)多種多様な材料および組成が用いられてもよい。このように、シリコン光導波路が前述の実施形態において例示されているが、スイッチング技術は、当業者に公知であるように、他の材料と共に用いられてもよい。さらに、半導体層はポリシリコンまたはアモルファスシリコンを含んでもよい。加えて、マクロスイッチにおける材料および化合物は、蒸着、スパッタリング、分子線エピタキシ、化学気相成長、(フォトリソグラフィまたは直接書込みリソグラフィなどの)ウェットエッチングまたはドライエッチング、研磨などを含む多種多様な処理技術を用いて作製されてもよい。より概略的には、マクロスイッチ100におけるコンポーネントは、アディティブ法(すなわち材料堆積)および/またはサブトラクティブ法(すなわち材料除去)を用いて規定されてもよく、これらのコンポーネントは、半導体、金属、ガラス、サファイア、二酸化ケイ素、有機材料、無機材料、樹脂および/またはポリマーを含む多種多様な材料を用いて作製されてもよい。加えて、多種多様な光学部品はマクロスイッチ100において、またはマクロスイッチと共に用いられてもよい。
ここで、方法の実施形態を説明する。図6は、マクロスイッチ100(図1および図2)などのマクロスイッチを用いて光信号を切替えるための方法600を例示するフローチャートを示す。動作中、マクロスイッチは、マクロスイッチにおける第2の集積回路内の光導波路で光信号を伝達する(動作610)。次いで、マクロスイッチは、光導波路からの光信号を、マクロスイッチにおける第1の集積回路内のスイッチ部の間で光学的に結合する(動作612)。この場合、所与のスイッチ部は、制御論理およびメモリバッファを含み、制御論理は、マクロスイッチにおける他のスイッチ部からは独立してスイッチングスケジュールを決定する。さらに、所与のスイッチ部において、マクロスイッチは、光信号を電気信号に変換し(動作614)、スイッチングを実行し(動作618)、電気信号を光信号に変換する(動作620)。ここで、電気信号は、マクロスイッチにおける競合を回避するためにメモリバッファに選択的に格納される(動作616)。
方法600のいくつかの実施形態においては、より多くの動作またはより少ない動作が行われてもよい。さらに、動作の順序は変更されてもよく、および/または、2つ以上の動作が1回の動作に組合わされてもよい。
前述の記載においては、「いくつかの実施形態」と称している。なお、「いくつかの実施形態」が実現可能なすべての実施形態のサブセットを説明しているが、常に同じサブセットの実施形態を指定しているとは限らないことに留意されたい。
上述の記載は、いずれの当業者であっても開示を作製および使用することが可能となるように意図されたものであって、特定の応用例およびその要件の文脈において提供されている。さらに、本開示の実施形態の上述の記載は例示および説明だけを目的として提示されたものであって、網羅的となるよう意図されたものではなく、または本開示を開示された形態に限定するように意図されたものではない。したがって、多くの変更例および変形例が当業者にとって明らかになり得るとともに、この明細書中に規定された一般原則は、本開示の精神および範囲から逸脱することなく他の実施形態および応用例に適用され得る。加えて、前述の実施形態の説明は、本開示を限定するように意図されたものではない。このため、本開示は、図示される実施形態に限定されるように意図されたものではなく、この明細書中に開示されている原理および特徴と一致する最も広い範囲が与えられるはずである。

Claims (21)

  1. マクロスイッチであって、
    表面を有する第1の集積回路を含み、前記第1の集積回路は、
    第1のスイッチ部を含み、前記第1のスイッチ部の各々は第1の制御論理および第1のメモリバッファを含み、前記第1の集積回路はさらに、
    第2のスイッチ部を含み、前記第2のスイッチ部の各々は第2の制御論理および第2のメモリバッファを含み、前記マクロスイッチはさらに、
    前記表面に面する第2の表面を有する第2の集積回路を含み、前記第2の集積回路は、
    光源に結合するように構成された光ポートと、
    前記光ポートおよび前記第1のスイッチ部に光学的に結合された第1の光導波路と、
    前記第1のスイッチ部および前記第2のスイッチ部に光学的に結合された第2の光導波路とを含み、前記マクロスイッチは、前記第1のスイッチ部と前記第2のスイッチ部との間に完全接続型トポロジを有する、マクロスイッチ。
  2. 前記マクロスイッチはクロスポイントスイッチを含む、請求項1に記載のマクロスイッチ。
  3. 前記マクロスイッチは非ブロッキングとなる、請求項1または2に記載のマクロスイッチ。
  4. 動作中、所与の第1のスイッチ部における前記第1の制御論理は、前記所与の第1のスイッチ部についての所与の第1のスイッチングスケジュールを決定し、
    動作中に、所与の第2のスイッチ部における前記第2の制御論理は、前記所与の第2のスイッチ部についての所与の第2のスイッチングスケジュールを決定する、請求項1から3のいずれか一項に記載のマクロスイッチ。
  5. 前記所与の第1のスイッチングスケジュールは、前記第1のスイッチ部および前記第2のスイッチ部についての他のスイッチングスケジュールから独立して決定され、
    前記所与の第2のスイッチングスケジュールは、前記第1のスイッチ部および前記第2のスイッチ部についての前記他のスイッチングスケジュールから独立して決定される、請求項4に記載のマクロスイッチ。
  6. 所与の光ポートと所与の第1のスイッチ部との間における前記第1の光導波路は、動作中に、前記所与の光ポートから前記所与の第1のスイッチ部に情報を伝達する1つの光導波路と、動作中に、前記所与の第1のスイッチ部から前記所与の光ポートに情報を伝達する別の光導波路とを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載のマクロスイッチ。
  7. 所与の第1のスイッチ部と所与の第2のスイッチ部との間における前記第2の光導波路は、動作中に、前記所与の第1のスイッチ部から前記所与の第2のスイッチ部に情報を伝達する1つの光導波路と、動作中に、前記所与の第2のスイッチ部から前記所与の第1のスイッチ部に情報を伝達する別の光導波路とを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のマクロスイッチ。
  8. 光結合は、回折格子、ミラーおよび光近接通信のうちの1つを含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のマクロスイッチ。
  9. 所与の第1のスイッチ部は、動作中に、入力光信号を入力電気信号に変換し、出力電気信号を出力光信号に変換するトランシーバを含み、
    所与の第2のスイッチ部は、動作中に、第2の入力光信号を第2の入力電気信号に変換し、第2の出力電気信号を第2の出力光信号に変換する第2のトランシーバを含む、請求項1から8のいずれか一項に記載のマクロスイッチ。
  10. 前記第2の集積回路は、
    基板と、
    前記基板上に配置された埋込み酸化物(BOX)層と、
    前記BOX層上に配置された半導体層とを含み、前記第1の光導波路および前記第2の光導波路は、前記半導体層において少なくとも部分的に実現される、請求項1から9のいずれか一項に記載のマクロスイッチ。
  11. 前記基板、前記BOX層および前記半導体層はシリコン・オン・インシュレータ技術を構成する、請求項10に記載のマクロスイッチ。
  12. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されて、動作中に前記プロセッサによって実行されるプログラムモジュールを格納するメモリと、
    請求項1から11のいずれか一項に記載の前記マクロスイッチと含む、システム。
  13. プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されて、動作中に前記プロセッサによって実行されるプログラムモジュールを格納するメモリと、
    マクロスイッチとを含むシステムであって、前記マクロスイッチは、
    表面を有する第1の集積回路を含み、前記第1の集積回路は、
    第1のスイッチ部を含み、前記第1のスイッチ部の各々は第1の制御論理および第1のメモリバッファを含み、前記第1の集積回路はさらに、
    第2のスイッチ部を含み、前記第2のスイッチ部の各々は第2の制御論理および第2のメモリバッファを含み、前記マクロスイッチはさらに、
    前記表面に面する第2の表面を有する第2の集積回路を含み、前記第2の集積回路は、
    光源に結合するように構成された光ポートと、
    前記光ポートおよび前記第1のスイッチ部に光学的に結合された第1の光導波路と、
    前記第1のスイッチ部および前記第2のスイッチ部に光学的に結合された第2の光導波路とを含み、前記マクロスイッチは、前記第1のスイッチ部と前記第2のスイッチ部との間に完全接続型トポロジを有する、システム。
  14. 前記マクロスイッチはクロスポイントスイッチを含み、
    前記マクロスイッチは非ブロッキングとなる、請求項13に記載のシステム。
  15. 動作中、所与の第1のスイッチ部における前記制御論理は、前記所与の第1のスイッチ部についての所与の第1のスイッチングスケジュールを決定し、
    動作中、所与の第2のスイッチ部における前記第2の制御論理は、前記所与の第2のスイッチ部についての所与の第2のスイッチングスケジュールを決定する、請求項13または14に記載のシステム。
  16. 前記所与の第1のスイッチングスケジュールは、前記第1のスイッチ部および前記第2のスイッチ部についての他のスイッチングスケジュールから独立して決定され、
    前記所与の第2のスイッチングスケジュールは、前記第1のスイッチ部および前記第2のスイッチ部についての前記他のスイッチングスケジュールから独立して決定される、請求項15に記載のシステム。
  17. 所与の光ポートと所与の第1のスイッチ部との間における前記第1の光導波路は、動作中に、前記所与の光ポートから前記所与の第1のスイッチ部に情報を伝達する1つの光導波路と、動作中に、前記所与の第1のスイッチ部から前記所与の光ポートに情報を伝達する別の光導波路とを含む、請求項13から16のいずれか一項に記載のシステム。
  18. 所与の第1のスイッチ部と所与の第2のスイッチ部との間における前記第2の光導波路は、動作中に、前記所与の第1のスイッチ部から前記所与の第2のスイッチ部に情報を伝達する1つの光導波路と、動作中に、前記所与の第2のスイッチ部から前記所与の第1のスイッチ部に情報を伝達する別の光導波路とを含む、請求項13から17のいずれか一項に記載のシステム。
  19. 所与の第1のスイッチ部は、動作中に、入力光信号を入力電気信号に変換し、出力電気信号を出力光信号に変換するトランシーバを含み、
    所与の第2のスイッチ部は、動作中に、第2の入力光信号を第2の入力電気信号に変換し、第2の出力電気信号を第2の出力光信号に変換する第2のトランシーバを含む、請求項13から18のいずれか一項に記載のシステム。
  20. 前記第2の集積回路は、
    基板と、
    前記基板上に配置された埋込み酸化物(BOX)層と、
    前記BOX層上に配置された半導体層とを含み、前記光導波路および前記第2の光導波路は、前記半導体層において少なくとも部分的に実現されている、請求項13から19のいずれか一項に記載のシステム。
  21. マクロスイッチを用いて光信号を切替える方法であって、
    前記マクロスイッチにおける第2の集積回路内の光導波路で光信号を伝達するステップと、
    前記光導波路からの前記光信号を、前記マクロスイッチにおける第1の集積回路内のスイッチ部の間で光学的に結合するステップとを含み、所与のスイッチ部は制御論理およびメモリバッファを含み、前記制御論理は、前記マクロスイッチにおける他のスイッチ部からは独立してスイッチングスケジュールを決定し、前記方法はさらに、
    前記所与のスイッチ部において、光信号を電気信号に変換し、スイッチングを実行し、前記電気信号を前記光信号に変換するステップを含み、前記電気信号は、前記マクロスイッチにおける競合を回避するために前記メモリバッファに選択的に格納される、方法。
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